人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

cyclo.exblog.jp

四国の旅 19日目 今治〜観音寺

四国の旅19日目となる11月4日は、
いよいよ観音寺をめざしました。
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17125625.png
およそ100kmの行程。
そのほとんどが市街と工業地帯なので、
輪行ですっ飛ばしても悔いのない区間ではあるのですが、
高松から1500km走って観音寺へ行く、
という己に課した目的であり夢を果たすために走りました。
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17152124.jpg
7時に大角海浜公園を出発。
ぐっすり寝ていて気がつきませんでしたが、
未明までまとまった量の雨が降っていたようです。
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17152656.jpg
次第に青空が広がり、
来島海峡大橋を見納めしてからどんどん先へ。
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17153812.jpg
雨上がりの朝日に照らされた今治城。
お堀越しに見るだけですが、美しいお城です。
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17154504.jpg
伊予西条あたりで、ついに「観音寺」の
表記が現れました。さすがに胸が高まります。
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17211647.jpg
新居浜の沿道で見かけた模型店。
ウインドウにはかなりの力作が展示しており、
吸い込まれそうになりましたが、
ぐっとがまん。
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17220156.jpg
どんどん観音寺が近づいてきて、
鼓動が早くなります。が、落ち着かなければなりません。
国道を行こうが県道を行こうが
交通量が多い工場地帯が続くエリアなので、
走ることに集中しなければなりません。
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17234771.jpg
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17234977.jpg
ふと立ち寄った多喜浜駅に
お弁当屋さんがあり、がっつりと昼食。
ここも唐揚げがおいしい。
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17250968.jpg
多喜浜駅の少し先で150mほど上ると
(ほぼ唯一の上り)
川之江の工場群が遠望できました。
あの先が、ついに観音寺です。
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17262539.jpg
川之江は国道沿いの狭い範囲に
製紙工場が密集しており、トラック銀座の様相。
路肩も狭くて緊張することしばし。
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17272293.jpg
駅前の商店街はいい感じです。
「紙のまち」とあって、自分のように出版界の片隅に
いる者は足を向けて寝れない街ですが、
印刷用紙よりもティッシュペーパーなど日用品としての
製紙が盛んなようです。
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17294382.jpg
ついに香川県、ついに観音寺です。
感無量。なにもかも懐かしい沖田艦長の気分w
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17303912.jpg
道の駅 とよはま。
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17310174.jpg
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17310492.jpg
やっと来れました。
大好きなアニメの舞台です。
結局それか、と言われそうですが、
好きなものは好き。
緊急事態宣言中は律儀に外出を自粛してましたから、
いっそう感慨深いです。

ちょうど第3期が放映中の「ゆゆゆ」ですが、
道の駅の様相は以前と変わってません。
それにほっとするような、せっかくなら
新バージョンも見たかったような。
なんにせよ、ここ5年ほど毎年のように
観音寺を訪れているので
「帰ってきた」感に包まれます。
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17333934.jpg
館内のゆゆゆコーナー。
グッズはいろいろと新しい製品が登場してました。
まとめ買いしたくなりますが、
Tシャツもメッセンジャーバッグも
アクキーも法被も文房具も持ってるので、
ぐっとこらえて、手ぬぐいの更新だけにします。
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17360279.jpg
観光案内の四国全図。
観音寺が上半分を占めていて微笑ましい。
僕の心の地図も同じですよ。
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17364884.jpg
15時前には一の宮公園に到着。
謎の引力を感じるように走ったので、
速い速い。
観音寺の中心街から5kmほど南にある
美しい公園です。
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17382126.jpg
一の宮公園には、わずか100円(観音寺市民は50円)で
利用できるすばらしいキャンプ場があります(予約も不要)。
もちろん連泊確定。それを伝えると
炊事棟にある電源を解放してくれました。
受付の方がとても優しいのです。
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17395535.jpg
すぐ近くの豊浜港へ。
長くて潮通しのよさそうな波止があるので
しばし釣りの時間。
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17404374.jpg
小一時間ほど竿を振るっていると、
にわかに夕立のような豪雨に見舞われ、
あわててキャンプ場へ戻るもののびしょ濡れ……。
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17413669.jpg
陽が傾く頃には急速に雨が上がり、
一の宮公園名物の夕映えが広がりました。
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17420913.jpg
すっかりウェアを濡らして体が冷えてしまいましたが、
なんの心配もありません。
距離3kmほど走れば立派な入浴施設があります。
通称「ゆゆゆの湯」。
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17425456.jpg
キャンプ場の目の前にはコインランドリーも。
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17431584.jpg
大きなマルナカもあります。
ここまで便利な立地のキャンプ場は
自分の狭い見聞の範囲では
茨城県の大洗くらいではないでしょうか。

不便さを楽しむのがキャンプの本質だとは思いますが、
やはり便利なのは助かります。
入浴してからコインランドリーへ寄って洗濯、
洗濯中にマルナカで買い出ししてから
再びコインランドリーへ寄って乾燥、
といった効率の良いワークフローが構築できます。
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17450652.jpg
讃岐おでん。うどんだけじゃない香川県です。
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17454530.jpg
うまい、うまい。
一味だけはふんだんに持ってきてます。
四国の旅 19日目 今治〜観音寺_d0211129_17460087.jpg
伊吹島産の「いりこ」(にぼし)を
入れる「炙りいりこ酒」。
しっかり熱燗にしてから付属のいりこを投入すると、
いい香りが立ち上がり、口にすると
深い風味が広がります。リピート確定。

まさか19日間もかかるとは思いませんでしたが、
ようやく観音寺に着くことができて感無量。
すっかり満ち足り、ここで旅を終えてもいいくらいに満足。
とはいえ、せっかく観音寺に来たのですから、
思う存分に連泊して、香川ライフを
エンジョイしたいと思います。

続く。


# by cyclotourist | 2021-11-15 18:09 | おしらせ | Comments(0)

四国の旅 18日目 松山〜今治

四国の旅18日目となる11月3日は、
松山市街から今治市の北部、大角海浜公園まで
77kmほどを走りました。
四国の旅 18日目 松山〜今治_d0211129_14295204.png
市街を抜けて三津の渡しを利用し、
北条から先は国道196号をシンプルに北上。
この行程も坂はほとんどなく、
それでいて走行距離は控えめ。
道中で釣りをしても余裕ある時間に
キャンプ場入りできる癒しの行程となりました。
四国の旅 18日目 松山〜今治_d0211129_14334753.jpg
松山に行ったら見るべし、と鉄の先輩に
教えていただいた平面交差。
鉄道線と路面電車の軌道が
直角に交差するのは全国でも唯一だとか。
四国の旅 18日目 松山〜今治_d0211129_14344463.jpg
複線同士が交差するのでダイヤがいっぱい。
なかなか壮観でした。
四国の旅 18日目 松山〜今治_d0211129_14352209.jpg
大きな釣具店で
新しい竿を購入し、メタルジグや仕掛けも補充。
この日は祝日だったので、ずいぶん早くから
営業していて助かりました。
四国の旅 18日目 松山〜今治_d0211129_14360993.jpg
四国の旅 18日目 松山〜今治_d0211129_14361205.jpg
JRと伊予鉄道の駅舎を見比べながら先へ。
後者は近年まで渋い駅舎が残っていたそうですが、
すっかり現代的な様相に変わってました。
四国の旅 18日目 松山〜今治_d0211129_14370059.jpg
松山港の端を小さく横断する
三津の渡し。距離にしてわずか80m、1分の船旅。
なんでも室町時代から存在したようで
たいへん由緒ある渡しとのこと。
四国の旅 18日目 松山〜今治_d0211129_14383607.jpg
今は市道の一部だそうで無料。
木造を模したレトロな渡船でした。
これで、徳島県、高知県、愛媛県の
それぞれで渡船を利用したことになりました。
渡船もサイクリングのテーマになるかもしれません。
四国の旅 18日目 松山〜今治_d0211129_14395211.jpg
しばらく伊予鉄道に沿って北上。
海が見える峠に高ぶってきましたが、
海が見える踏切というのも絵になります。
四国の旅 18日目 松山〜今治_d0211129_14410526.jpg
松山観光港を過ぎると、
県道が堤防を兼ねている海際を進みます。
四国の旅 18日目 松山〜今治_d0211129_14434514.jpg
多くの方がエギングをしていたので、
自分も挑戦。30分ほど投げてみましたが
イカが寄ってくる様子が見られなかったので、
先へ進みます。
四国の旅 18日目 松山〜今治_d0211129_14451692.jpg
瓦の製造で有名な菊間。
四国の旅 18日目 松山〜今治_d0211129_14454222.jpg
駅舎も瓦ぶきで大変に立派でした。
こんな風にちょこちょこ寄り道しても、
道が平坦で風向きも悪くないので、
あっという間に今治市に入りました。
四国の旅 18日目 松山〜今治_d0211129_14463697.jpg
波方に長い堤防が伸びた漁港を見かけたので、
ふたたび釣りの時間。
エギとメタルジグの双方を試しましたが、
いずれもアタリなし。
柏島での夢の再現は難しいようです。

しかし、堤防から海や街を見るといった
経験はこれまでの旅で皆無でしたので、
釣りのおかげでたくさんの光景に出会えたことは
間違いありません。
何度も訪れたことがあるエリアですが、
初めての時と同じように新鮮に楽しめました。
四国の旅 18日目 松山〜今治_d0211129_14513095.jpg
14時半には大角海浜公園に到着。
来島海峡大橋を望むキャンプ場です。
今治市にはキャンプ場が数多く存在し、
そのうち6つは無料です。ここも無料。
ありがたい限りです。
今治エリアでは、しまなみ海道にある
見近島のキャンプ場が特に有名で
今回も行くかどうか少し迷いましたが、
四国の外へ足を踏み入れると帰ってこれなくなりそうなので、
自重しました。
四国の旅 18日目 松山〜今治_d0211129_14544419.jpg
さっそく設営。
以前に利用した時は気にもとめませんでしたが、
目の前に足場がよい波止があります。
1時間ほどエギとルアーを投げましたが、
やはり無反応。柏島で運を使い切ったのか……。
四国の旅 18日目 松山〜今治_d0211129_14555018.jpg
砂浜も広がっているので、
ふたたびキス釣りに挑戦。
しかし、またも仕掛けを喪失したので、
あきらめました。
どうも仕掛けを使う釣りは自分には
向かないようです。準備が面倒な上に、
失った時のやるせなさに耐えられません。
エギもメタルジグもしょっちゅうなくしますが、
簡単に付け替えられるので再起が容易です。
四国の旅 18日目 松山〜今治_d0211129_14580099.jpg
キャンプ場の北側には磯も広がってます。
自分は磯では竿を出しませんが、
釣り人にとっては天国のようなキャンプ場です。
まあ、釣れませんでしたけど……。
四国の旅 18日目 松山〜今治_d0211129_14585782.jpg
しばらく釣れない釣りをしてから
テントサイトに戻ると、もう一人サイクリストが到着してました。
バッグのセレクトが自分とほぼ同じで
(違うのはフロントバッグだけ)
お互いに驚きました。
オルトリーブのパニアバッグを使ってる人は多いですが、
バイクパッキングシリーズを
フル装備している人にお会いしたのは初めて。
しばし会話してから、自分は買い出しへ。
四国の旅 18日目 松山〜今治_d0211129_15022662.jpg
5kmほど走るとスーパーやコンビニがあります。
このスーパーはしまなみ海道の入り口に近く、
サイクリスト向けの休憩スペースもあります。
四国の旅 18日目 松山〜今治_d0211129_15033104.jpg
大角海浜公園に戻ると、
来島海峡大橋のライトアップが始まっており、
なんだか華やいだ気分になりました。
四国の旅 18日目 松山〜今治_d0211129_15044576.jpg
初心に帰ってモツ鍋。
最近は地方のスーパーでも
お一人様用のカット野菜などが充実していて、
それは都会のような独りモン向けではなく
高齢者の需要が多いのかもしれませんが、
ぼっちキャンプがずいぶんと
便利になったのは間違いありません。

続く。

# by cyclotourist | 2021-11-15 15:15 | おしらせ | Comments(0)

四国の旅 17日目 伊方〜松山

四国の旅も17日目となる11月2日、
連泊した伊方の室鼻公園を出発し、
松山市街へ77kmほど走りました。
四国の旅 17日目 伊方〜松山_d0211129_12350946.png
室鼻公園から伊方市街へ出る間に標高差60mの丘越えと、
伊方市街から国道に出るまでに少々の上りがありますが、
全体としては鏡のように滑らかな平坦路が続き、
点々と現れる見どころでゆっくりしても、
感覚的にはあっという間に松山に到着した一日でした。
四国の旅 17日目 伊方〜松山_d0211129_12382404.jpg
7時前には撤収を終え、
再びフル装備となったレネゲードC2。
四国の旅 17日目 伊方〜松山_d0211129_12382709.jpg
室鼻公園から伊方の中心へ出る途中に
ひときわ個性的な交通安全の碑がありました。
銘板を読むと、交通事故で愛娘を亡くした
お父上が建てられたとか……自分にも
娘がいるので、心が痛みます。
旅でも日常でも、安全第一であることを
あらためて肝に銘じ、伊方を後にしました。
四国の旅 17日目 伊方〜松山_d0211129_12383135.jpg
国道197号に出ると、伊方と八幡浜の間にも
メロディー区間がありました。
伊方に限りませんが、地方でも
朝の通勤時間帯は意外と交通量が多いので、
メロディーが錯綜してなにがなんだか……。
四国の旅 17日目 伊方〜松山_d0211129_12383492.jpg
国道378号に入ると、途端に静けさが戻りました。
すっかり秋めいた沿道の様子が印象的。
四国の旅 17日目 伊方〜松山_d0211129_12383868.jpg
長い瞽女トンネルを抜けると、
あっという間に伊予灘へ。
四国の旅 17日目 伊方〜松山_d0211129_12384245.jpg
このあたりは本州まで距離があり離島もないので、
どこまでも青い海が広がります。
四国の旅 17日目 伊方〜松山_d0211129_12475002.jpg
肱川に架かる長浜大橋。
工事中で車両は通行止めでしたが、
歩行者と自転車は通行可能。
四国の旅 17日目 伊方〜松山_d0211129_12475389.jpg
昭和10年に完成した長浜大橋は、
現役の架道橋としては国内最古となる重要文化財。
中央で持ち上がってる箱は、
桁をスムーズに動かすためのカウンターウェイトだそうです。
全体に傷だらけですが、なかには
グラマンによる機銃掃射の跡もあるそうです。
四国の旅 17日目 伊方〜松山_d0211129_12475875.jpg
橋から続く長浜の商店街。
四国の旅 17日目 伊方〜松山_d0211129_12480492.jpg
龍馬が宿泊したという
お屋敷が健在です。
隣接して新しい休憩所が整備されており、
ウオッシュレットのきれいなトイレがありました。
四国の旅 17日目 伊方〜松山_d0211129_12552466.jpg
伊予長浜駅。
ここからは予讃線の旧線と並走する
国道378号へ。西向きなので「夕やけこやけライン」という
愛称があるものの、一度も夕暮れ時に走る機会がありません。
(鉄道の旅では夕暮れ時もありました)
今回も午前中の通過です。
駅の近くには大きな港とコンビニが2件あり、
補給に困ることはない区間です。
四国の旅 17日目 伊方〜松山_d0211129_12580049.jpg
鉄道沿いに出て気が緩んだ……というわけでもないでしょうが
パンクしてしまいました。
歩道をお借りして、ささっと修復。
エアボリュームの大きなタイヤなので
ポンピングの回数はかさむものの、
せいぜい4気圧まで入れれば十分なので
より高圧が求められるロードバイクよりも
パンク修理は楽かもしれません。
四国の旅 17日目 伊方〜松山_d0211129_12590114.jpg
みんな大好き下灘駅。
海に一番近い駅として、青春18きっぷの
ポスターなどで知られるようになりました。
いまは海との間に国道が通じているので
厳密に言えば海に一番近い駅でもないのですが、
ちょっと高台にあるので見晴らしは抜群。
素朴なホームが大人気で、写真には写ってませんが、
この日も老若男女が入れ替わり立ち替わり訪れ、
記念撮影に興じてました。
四国の旅 17日目 伊方〜松山_d0211129_13015757.jpg
駅舎もかわいらしい下灘駅。
一度はここで「駅寝」などして
思う存分に夕映えや夜景を堪能してみたいですが、
事案になりそうなので控えざるをえません(汗)。
意外とキャンプ場が見当たらないエリアでもあります。
四国の旅 17日目 伊方〜松山_d0211129_13095435.jpg
ちょっと進むと道の駅 ふたみ。
以前はかなりボロかった記憶がありますが、
すっかりリニューアルされて多くの人が
立ち寄ってました。
四国の旅 17日目 伊方〜松山_d0211129_13100153.jpg
ラーメンと唐揚げのセットをいただきました。
ラーメンはもちろん、唐揚げがジューシーで
たいへん美味しゅうございました。
四国の旅 17日目 伊方〜松山_d0211129_13112462.jpg
明治2年に作られたという
石組みの灯台が残る萬安港。
立派な堤防もあり、竿を出したくなりましたが、
一昨日のオニオコゼの重みで折ってしまったので、
見送るしかありません。
四国の旅 17日目 伊方〜松山_d0211129_13141824.jpg
伊予鉄道の松前(まさき)駅。
明治の開業時に作られたといわれる
豪壮な駅舎です。
こうした私鉄を見ると、
いよいよ大都会・松山が近づいてきたことを実感。
四国の旅 17日目 伊方〜松山_d0211129_13165022.jpg
再開発が期待されているようですが、
いまの駅舎のほうが何倍も素晴らしいと思われ……。
四国の旅 17日目 伊方〜松山_d0211129_13173665.jpg
14時半には松山の中心に着きました。
松山城に上るかと思いましたが、見上げると思いのほか
高いので、あきらめました。
(ロープウェイもあります)
四国の旅 17日目 伊方〜松山_d0211129_13184152.jpg
伊予鉄道は路面電車もいい感じ。
特に旧型の車両がかわいらしいです。
網の目のように路線が伸び、鉄道線と
交錯しながら市街を網羅してます。
四国の旅 17日目 伊方〜松山_d0211129_13192663.jpg
松山中心街のビジネスホテルにチェックイン。
昨日の時点で、この日は松山でホテルに泊まろうと決めていて、
自宅に連絡して補給物資を送ってもらいました。
この中に予備の竿を入れていたはずなので、
あらためて買うよりはホテル代のほうが安いだろうと……。

しかし、自分の勘違いで、竿は入ってませんでした(汗)。
いよいよボケてきた感がいなめませんが、
竿は明日にでも釣具店で買うことにしましょう。
四国の旅 17日目 伊方〜松山_d0211129_13215321.jpg
部屋は9階にあり、まるで空撮のように
路面電車を撮影できました。こんなんでオタクは大満足。
フツーならこれに乗って道後温泉へ繰り出すところですが、
自分は温泉への興味が薄いので、
部屋風呂で十分に満足。
洗濯や充電なども済ませて寝入ったのでした。

続く。


# by cyclotourist | 2021-11-15 13:32 | おしらせ | Comments(0)

四国の旅 16日目 佐田岬往復

四国の旅16日目となる11月1日、
いよいよ佐田岬へ向かいます。
日本一細長いといわれる半島の突端であり、
四国最西端です。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_09525590.png
伊方市街〜三崎港までは佐田岬メロディー道路こと
国道197号をシンプルに進み、
その先は県道や農道です。
当初は国道を避けて小さな漁港をつなぐつもりでしたが、
それだと距離140km近くになるため、
往復とも国道を利用して距離98kmほどとしました。

Ride With GPSでコースを引くときは
楽観的で強気ですが、現地では「そんなに走れねーよ」と
弱気というか堅実な選択をすることも多くなり、
理想と現実が乖離することが増えてきました。
佐田岬半島は5年ほど前にも走ったことがあり、
けっこうアップダウンが多かった記憶があるのも
最短経路にした理由のひとつです。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_10163089.jpg
6時、空が少しずつ明るくなってきました。
四国の西側にいると、日の出が山にさえぎられ、
明るくなるのがゆっくりです。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_10163209.jpg
補給食とお守りを入れた
コックピットパック(トップチューブバッグ)以外の
バッグをすべて外しました。
レインジャケットはウェアのバックポケットに入れ、
完全に日帰り快走モードで出発。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_10163670.jpg
伊方市街のローソンで
軽い朝食を済ませ、国道に上ります。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_10163916.jpg
国道は尾根筋に伸びているので、
まずは標高200mくらいまでアップ。
トンネルが現れるたびに小さなアップダウンを
繰り返しながら進んでいきます。
トンネルが多いだけに上り量はさほどでも
ないのですが、あらためて走ってみると
岬への往路はトンネルの多くが上り基調となり、
抜けるのに時間がかかって、けっこう気をつかいます。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_10171006.jpg
伊方きらら館という道の駅。
まだ8時前で入館できませんでした。
ここでクロスバイクに乗られた方に追いつくと
「お兄さん強いねー」なんて声をかけられましたが、
まったく強くありません(汗)。
レネゲードC2という、自分史上もっとも快適な
自転車に乗っているにも関わらず、
早くも疲労を感じつつあります。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_10270088.jpg
長い国道197号は佐田岬メロディー道路と呼ばれ、
二箇所ほど音楽を奏でる区間があります。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_10270437.jpg
路面に計算された溝が掘られており、
クルマの走行音がメロディーになるのです。
沿道に民家がほとんどなく、半ば観光道路のような
道筋だから可能な仕掛けでしょう。
ただし、自転車では鳴りません。
行き交う自転車が奏でるのを聞くのみです。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_10315166.jpg
淡々と30kmほど走ると三崎港。
佐賀関からの国道九四フェリーが就航している港町です。
「佐田岬はなはな」という大掛かりな
観光施設が誕生していました。
しかし、三崎の入り口にある馴染みの(?)ローソンで
補給したばかりだったので、
特に中には入らず先へ進みました。
三崎で国道はとぎれ、ぐっと細くなる県道で
佐田岬へ向かいます。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_10315384.jpg
三崎港へ進む九四フェリーが遠望できました。
以前の佐田岬訪問では、
これを利用して九州から三崎に上陸したので、
わずかな往復区間だけで佐田岬に至ることができました。
今回のようにガッツリ往復するのは、
あんまり賢くないような気もします(汗)。
三崎の周辺にもキャンプ場があるのですが、
事前に電話したところ閉鎖中とのことで、
それも室鼻公園を利用した理由です。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_10420669.jpg
三崎から先の県道もアップダウンは多いのですが、
メロディーラインのように直線的な造りではないので、
個人的には走りやすく感じます。
景色の変化にも富むので好印象です。
クルマやオートバイだと、メロディーラインのように
ガーッと飛ばせる道が好都合なのかもしれませんが、
自転車はくねくねした細道のほうが楽しいです。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_10421034.jpg
佐田岬が見えてきました。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_10421566.jpg
クルマやオートバイは岬から1.8kmほど手前の
駐車場までしか進めませんが、
自転車なら奥まで進んでいくことができます。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_10462651.jpg
遊歩道ですが舗装されているので、
乗車できる区間がほとんどです。
ただし、鋭角的なカーブが多く、
歩いてる方も少なくないので、無理せずに
押し歩いたほうがよいでしょう。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_10474652.jpg
灯台の手前には開けたスペースがあり、
小さな堤防もあります。
昔はここにキャンプ場があったらしいです。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_10484682.jpg
ついに佐田岬に到着。
九州が目の前。これで四国最西端にも
立ち寄ったことにもなりました。
その小さな自己満足のために一日を
費やすわけです。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_10502470.jpg
展望台に設置されていた
「愛のモニュメント ラブリング」。
こういうのを絶景の地に設ける感覚が
自分には理解できません。
仮にパートナーと訪れたとしても
(そんなこと自分には金輪際ありませんが)
なんか照れくさいだけのような気がします。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_10552578.jpg
豊後水道に突き出した佐田岬は
海防上の要地でもあり、旧軍が作った
探照灯の格納庫などが残っています。
呉から出撃した連合艦隊を見守ったことでしょう。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_10592570.jpg
佐田岬の沖合を往復していた
US-2。望遠レンズがないのでちっこいですが、
日本が誇る飛行艇を見ることができて得した気分。
愛のモニュメントには何も共感できない自分ですが、
史跡とか軍用機には心がくすぐられます。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_11025111.jpg
佐田岬からの復路は、わずかな距離ですが
農免農道へ。風車が林立してます。
ようやく紅葉もはじまってきたようです。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_11035798.jpg
初見では絶対に読めない地名、「よぼこり」。
伊豆もそうですが、半島には難読地名が多いです。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_11050524.jpg
復路は多少走りやすくなるメロディーラインを
淡々と進み、伊方の道の駅に戻ってきました。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_11060577.jpg
館内には「サイクルオアシス」なるスペースがあって、
サイクルウェアとロードバイク、パンフレットなどが
置いてありました。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_11070211.jpg
展望デッキに出ると、伊方原発が
ちらりと見えました。
原子炉が3基あって、すべて停止中。
そのうち2基は廃止措置に入っており、40年かけて解体するとか。
一度でも原発ができた町は、末長く原発の町です……。
道の駅の裏手に原発の資料館もあるので
ちょっと覗いてみたかったですが、
すでに16時近かったので、キャンプ地をめざしました。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_11131422.jpg
メロディーラインを挟んで
対岸にある伊方の町に戻ってきました。
スーパーに立ち寄ってから、
キャンプ地へ。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_11150232.jpg
軽装でも十分に走りごたえがありました。
荷物を下ろすと、しばらくは
圧倒的な軽快感がうれしいものです。
それに浮かれて脚を使いすぎるのは要注意ですが、
ここぞというタイミングで連泊して
周回もしくは往復コースを設定するのは
なかなか賢い選択だと自画自賛するのでした。
さっきはフェリーのほうが……とか書いてて、
我ながら矛盾してます(汗)。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_11145600.jpg
八幡浜のおでんを買ってきました。
やはり牛すじは追加したいところ。
四国の旅 16日目 佐田岬往復_d0211129_11150543.jpg
汁が同梱されてませんでしたが、
手持ちの「鍋キューブ」で煮込み、
おいしくいただきました。

四国一周において、もっとも手強いといえる
佐田岬を往復しましたので、
この日は深い安堵に包まれました。
フロントのインナーギヤを使うのも
今日が最後でしょう。それくらい、
この先の海沿いルートは平坦が続きます。
何度も訪れたエリアなので、土地勘もあります。

と、安堵しつつも、また大変なことをやらかさないよう
自重して行動しなければなりません。
走行中はもちろんですが、キャンプや釣りの最中も
こぼさない、倒さない、溶かさない、折らない、転ばない……
一挙手一投足に気を配るんだぞ、と
自分に言い聞かせた夜でした。

続く。


# by cyclotourist | 2021-11-15 11:34 | おしらせ | Comments(0)

四国の旅 15日目 宇和島〜伊方

四国の旅も15日目、10月31日となりました。
夜半から明け方まで雨が降っていたようですが、
ホテル泊なので何事もなく、
出発する頃には雨も上がりました。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_16551395.png
この日は宇和島から北上し、
個人的に四国ナンバーワンの絶景峠、
法華津峠を越えてから海へ向かって国道378号に出て、
八幡浜を過ぎて伊方町までという行程にしました。
距離は88kmほど。

伊方町の中心市街から4kmほどと近い
室鼻公園は、夏場のハイシーズン以外は
無料で利用できるキャンプできる穴場的スポットです。
四国もここまでやってくると、
佐田岬半島がラスボスとして迫ってきます。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_17014314.jpg
7時にホテルを出て、
まだ曇天の宇和島を後にしました。
街のあちこちから宇和島城の天守閣を
望むことができ、ちょっと登ってみたくなりますが……。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_17014510.jpg
近づいてみると、豪壮な石垣と急傾斜の登り口。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_17014880.jpg
15分も登り道をいくのはしんどいので
(前述のように歩くのが苦手)
不審者と思われないうちに立ち去りました。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_17015138.jpg
国道56号を北上してくと、
すぐに吉田町。少し国道を逸れて街中を進むと
たいへん趣のある通りが延びていました。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_17015594.jpg
ほどなくして法華津峠の入り口。
国道56号の旧道にある峠です。
ここだけは旧道を見送るわけにはいきません。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_17020839.jpg
現国道はいくつものトンネルで
山中を抜けていきます。それを見下ろしながら、
緩い勾配の細道をじわじわと上っていきます。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_17021209.jpg
南に面した宇和島側は、峠のすぐ下まで
みかん畑が続いてます。みかん運搬用の
モノレールが険しい斜面に延びています。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_17021426.jpg
旧道は見晴らしのよい区間が多く、
たびたび現国道やJR予讃線が目に入ります。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_17105009.jpg
沿道に実ったみかんから、よい香りがします。
標高430mまで上る道のりですが、
重装備でもまったく苦になりません。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_17105263.jpg
旧道入口から小一時間でピークに到着。
この奥に展望台があります。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_17130186.jpg
どうよ、この絶景! と、まるで
自分のモノのように自慢したくなる峠です。
青空も広がってきて、山並みと海の共演が
まばゆいばかり。海が見える峠はどこも高揚しますが、
ここは全国的にもトップクラスに高ぶります。
やはり素晴らしい峠です。
四国一周はもちろん、南予でサイクリングするなら、
ぜひ訪れて欲しい峠です。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_17152495.jpg
北向き斜面となる卯之町側は、
うっそうとした杉林が続きます。
以前はこちらから上りましたが、
南から上るほうが圧倒的におすすめです。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_17164632.jpg
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている
卯之町の街並み。
宇和島と大洲を結ぶ宿場として栄えたそうです。
豪壮な造り酒屋や町家が軒を連ねています。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_17164437.jpg
高野長英の隠れ家も残っています。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_17212781.jpg
愛媛県内に入るとブルーラインの
案内が詳細になり、都市名だけでなく
道の駅なども明示するようになります。
若干おせっかい気味ですが、安心感はあります。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_17222239.jpg
国道56号を離れ、海沿いの国道378号へ。
水平線を覆い隠す大陸のようなシルエットは
佐田岬半島。長い……。
八幡浜へ向かう国道378号は、
きっちり海沿いを進みながらもアップダウンがほとんどなく、
快走できる好ルートです。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_17241669.jpg
しかし沿道にお店が少なく、
頼みのつなのヤマザキショップも日曜日なのでお休み。
道の駅には食事どころがなく、
かなりお腹が減りました。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_17250900.jpg
路肩にスミ跡が散見されます。
国道から直でイカ釣りをし、がっつり釣れている証拠。
なんともうらやましい環境です。
竿を出したくなりますが、
まだ伊方町まで距離があるのでグッと我慢。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_18134356.jpg
視線を海から山へ向けると
全山をみかん畑にしたような光景。
棚田ならぬ棚みかんです。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_18162724.jpg
造船所の大きなクレーンが見えてくると
八幡浜。たいへん賑わってる道の駅があったので、
吸い込まれて食事処へ。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_18170420.jpg
名物の一つ、ちゃんぽんをいただきました。
格別にうまい! というわけでもありませんが、
空腹に染み渡ります。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_18174914.jpg
八幡浜から「四国一周」のブルーラインは
松山を示します。佐田岬は割愛するんですね……。
だが俺は向かう!
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_18184846.jpg
八幡浜の市街を抜けた先、保内の集落では
ハイカラな擬洋風と呼ばれる建築が目を引きました。
愛媛初の銀行ができたり、四国初の紡績会社ができたりと、
明治の文明開化をリードした街ということです。
まったく知らないことばかりだ……。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_18225224.jpg
国道197号の旧道で伊方へ。
もはや目的を失った三角形の標識が点在。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_18240047.jpg
伊方町へ進んでいくと、目に入る
道や漁港の堤防が非常に高規格です。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_18244103.jpg
役場やなにかしらの庁舎も
町レベルを超えた立派さ。
もちろん原発がある町だと知ってるので、
なんとなく腑に落ちる立派さです。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_18265161.jpg
沿道に墓地があることは別に珍しくないですが、
伊方町では軍人として故人を祀った
墓石が多いように見受けられました。
関東の墓地では軍籍を記した墓石をあまり見ないので
このあたりは英霊に対する崇敬が
篤い土地柄なのかもしれません。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_18294420.jpg
役場がある中心街から4kmほど、
標高60mほどまで上って海際に降りる
道筋なので若干の労力を要しますが、
小さな岬の突端にプールまである
立派な公園に着きました。
この室鼻公園がキャンプ地です。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_18303200.jpg
樫西園地のような高度感こそありませんが、
ここも海に臨んだ格別のロケーション。
さっそくテントを設営し、ひと安心です。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_18313204.jpg
目の前は砂利混じりの浜なので、
宇和島で買ったキス釣り仕掛けを投げてみます。
しかし、一投目で根がかりして仕掛けを喪失し、
どうにもなりません。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_18332348.jpg
買い出しのために街へ戻りつつ、
いい感じの波止が目に入ったので
降り立ってみます。
しっかりスミ跡があるので、エギを放り込むことしばし。
当たりないなーとエギを
波止の近くまで巻き戻していると、
ゆらーっと魚影が近づいてきて……
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_18355898.jpg
なんか凄いのがかかりました。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_18362251.jpg
全身に装甲をまとったような迫力あるお姿。
まさかエギに魚がかかるとは思いませんでした。
しかも、釣ったことがない魚です。
とりあえず、ツイッターに写真を投稿して
自己顕示欲を満たしつつ……
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_18372208.jpg
もう一度持ち上げて、あらためて
「釣ったぞ」的な写真でも撮るかと
余計な行動をしたら、あっさり竿が折れました。
やはり安物はダメ……というか、自分の
不注意な行動がダメすぎる。自重しろと何度も……。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_18382524.jpg
一匹でバケツが埋まるボリューム。
たぶんカサゴではないかと思えたので、
キャンプ場で食べることにします……。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_18390276.jpg
そのままではジップロックに入らない大きさなので、
波止で頭を落とし、ざっくり3枚開きにして収納。
表皮も骨も硬いこと硬いこと……。
ずっしり重くなったジップロックをフロントバッグに入れ、
最寄りのコンビニでビールなど買ってから
キャンプ場に戻りました。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_18483287.jpg
伊方の街明かりが見えます。

さて、キャンプ場に着いてスマホを見ると、
たくさんのメッセージが……。ついで電話の着信があり、
あわてて出ると、釣りの先輩からでした。

「それ、オニオコゼかもだから、素手で触っちゃダメ」

幸い、魚つかみを使ってさばいていたので
事なきを得ましたが、ヒレに毒があるとのことでした。
本当に知らないということは恐ろしい事です。
心配させてしまった先輩には
申し訳ない限りです。
ヒレさえ切り落とせば、
美味しくいただける高級魚とのことでした。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_18493069.jpg
ヒレをハサミで切り落として
慣れない手つきでお刺身に。ずいぶんと肉厚です。
四国の旅 15日目 宇和島〜伊方_d0211129_18521409.jpg
オニオコゼは淡白な白身ながらプリッとした歯ごたえがあり、
軽い磯の香りが広がるような
独特な味わいを楽しみました。

こうして、かなり際どい体験を教訓として残しつつ、
イカに続く海鮮にありつくことができました。

この室鼻公園には連泊する予定。
そして、バッグ類をパージした最軽量モードで
ジェイミス・レネゲードC2の性能を見せてもらいつつ、
四国最西端となる佐田岬の往復に挑もうと思います。

続く。


# by cyclotourist | 2021-11-14 19:09 | おしらせ | Comments(0)