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シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

cyclo.exblog.jp

久しぶりのブルベ

こんにちは、田村です。

ようやく涼しい日も増えてきた今日この頃、
みなさんお元気ですか。
しばらく放置していた当ブログですが、
グーグル・クロームというブラウザを入れたら
割とサクサク更新できるようなりました。

編集者はパソコンに強い、というイメージを持つ人も
いるようですが、自分はめっぽう苦手です。
スマホも同様です。
最近までツイッターのアイコンが四角形をしており、
自分は何の疑問も持ってなかったのですが、
その画面を見た仲間が「古すぎる!」といって
バージョンアップしてくれたほどです。

さて、ブログを更新してない間にも
当然ながらいろんなことがあったのですが、
先の日曜日(9月16日)には、
まったく久しぶりにブルベを走ってきました。
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ランドヌ東京が開催した「BRM916東京300 朝霧高原」です。
いちおう自分、この主催クラブのスタッフではあるのですが、
近年はほとんどまったく何もしてないユーレイ部員。
ブルベ自体、仲間と走る年一度のフレッシュ以外は
ご無沙汰ですから……。
数年来、ブルベに対するモチベーションが下がったままで、
フツーのサイクリングとかキャンプツーリングを
優先しておりましたが、このブルベのスタート&ゴール受付の
スタッフが不足しているとの知らせがあり、
ちょうど予定がない日だったのでスタッフに手を上げることに。
そして、せっかくなら実走してみるかな……と
なかば衝動的に思った次第です。
当然ながら、300kmなんていう距離を走った経験は
一昨年のフレッシュ以来、皆無です。
(今年はDNFして100kmちょっとしか走ってない。汗)

今年に入ってから、200km近い距離を二回ほど走ってますが
(沼津行ったり、あと沼津行ったり)
個人的なサイクリングだと、そのくらいの距離が
現実的には目一杯ではないでしょうか。
300km以上となると、ブルベでないと
なかなか体験できない距離になります。
はっきり言って、自分はその体験を忘れてます(汗)。
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5時20分頃、スタート地点の駒沢公園へ。
すでに多くの参加者が集まっており、40分くらいから
ブリーフィング(走行前説明)。
参加者は70人くらいでしょうか。
こんなに大勢の方が、富士山の向こうまで行って帰ってくるなんて
にわかには信じられません。
いろいろ忘れていて、懐かしいを通り越して新鮮。
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スタートは6時。300kmなので制限時間は20時間です。
出走する際の装備チェックをお手伝いして、
走り出すみなさんをお見送り。
自分がせっせとブルベを走っていた3、4年前と
装備の傾向はだいたい同じですが、
シートバッグ(サドルバッグ)は
多様になりましたね。以前はオルトリーブ・サドルバッグLの
寡占状態でしたが、
この日はいろんなモデルを見かけました。
フレームバッグも珍しくないですね。
ライトはキャットアイのボルトが主流になり、
乾電池式のライトは本当に少なくなってます。
あと、思いのほか、ディスクロードは浸透してないです。
まだまだリムブレーキが主流。

この日の自分は、キャノンデール・CAAD12ディスクで
参加です。
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一般の参加者から遅れること5分くらいのスタートでしたが、
20kmくらい走ると多くの参加者に追いつきました。
スタート後しばらくは交通量の多い道が続くので、
あまり長い列を作るのもあれかと思い、
30人くらい一気に追い抜きましたが、
振り返ると明らかにオーバーペース。
このあたりのペース配分をすっかり忘れてます。
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50kmほど走って、津久井のPC1に到着。
コンビニ前に参加者が集まる様子が懐かしい。
ブルベってレシート集めなんだよな、と思い出しました(汗)。
ここで、自宅近辺のコンビニでは品切れだった
クリアファイルを見つけ、気分が上がります。
対象商品となるチョコ菓子など買って再スタート。
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道志みちを淡々と西進します。
山中湖まで右左折のない道が40km以上続くので、
上り基調ではありますが気が楽です。
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道志みちがオリンピックのロードコースになったことを
あちこちで周知してました。
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トンネル手前でクッと勾配が増す山伏峠。
展望もなにもない、通過地点でしかない峠ですが、
さすがに標高が1000mを超えるだけあり、
わずかに紅葉がはじまっていました。
序盤のオーバーペースで軽く疲労を感じましたが、
キャンプ道具なしの自転車はやっぱり軽い(笑)。
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山中湖へ下りますが、あいにく富士山は雲の中。
お陰で陽射しが柔らかく走りやすいので文句ないですが、
富士山の眺望を楽しみにしていた方は残念だったでしょう。
ここから朝霧高原へ向かいます。
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リアにがっつり荷物を積んだキャンプツーリストと遭遇。
朝霧高原でキャンプするとのこと。
自分もそうしたいと思いつつ、先を急ぎます。
しかし、荷物多いですね。大型のテントやタープを
用意しているのでしょうか。

シートバッグでのキャンプツーリングを
実践している自分ですが、世の中的には
まだサイドバッグ派が多いようです。
富士五湖周辺のようにクルマが多い道だと、
左右に張り出すサイドバッグは不安要素になると
思えますが、そんなことを心配している
余裕がブルベ中の自分にあるわけありません(汗)。
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朝霧高原に差しかかると、笑っちゃうほどの濃霧。
富士山どころか、左右に広がってるはずの
草原すら見えません。時おりは霧雨も降り出し、
ディスクブレーキでよかったぜと胸を撫で下ろします。
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135kmほど走って、PC2に指定された道の駅に到着。
変わったバイクラックだな〜と思いましたが、
それが富士山を模したものだと気付かないほど、
富士山は一瞬たりとも見えませんでした(笑)。
ここには13時に着いたので、平均時速は19kmと
まずまずのペース。ここからは下りが増えるので、
もしかしたら平均時速20kmくらいに上がって、
深夜になる前にゴールできるかも……
なんて甘い考えが浮かんだりしたものでしたよ。
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道の駅でご当地グルメの焼きそばでも食べたいと思いましたが、
混んでいたので諦め、近くのコンビニにあらためて寄って、
小さめのお弁当をいただきました。
ブルベ中にグルメを楽しむなんて
やっぱり自分には無理なんだとあらためて悟った次第。
しかし、こんな風に、PC外で止まるようになると
平均速度はぐんぐん下がります……。
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指定ルートが国道を逸れてくれるので、
朝霧高原以降、しばらくはクルマに気を使わずに
済みました。
CAAD12は、最近になってメカを
アルテグラDi2に替えました。それまで使ってた
機械式変速のSTI(ST-RS505)に比べると、
実に300gも軽くなるので、ハンドリングが
さすがに軽快です。見た目もスッキリ。
別にバッテリーなどが付くので、
トータルでは200gほどの軽量化に留まりましたが、
油圧ディスクブレーキの場合、STIをコンパクトにできる
電動変速メカが理想的ですね。
ただし、STIと前後ディレイラー、バッテリーなど
換装に最低限必要なモノだけでも15万円以上したので、
費用対効果的には微妙ですね……。
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富士山の南麓を東進するのですが、
意外と上りがシンドイ……。決して上りが嫌いじゃない自分ですが、
まるでペースが上がりません。
過去のおぼろげな記憶では、平地で抜かれることが多くても
上りで抜かれることは少なかったように思えるのですが
(単に記憶を美化しているのかも知れませんが)
どんどん抜かれて行きます。
一昨年の骨折以来、贅肉に変換された筋肉が
回復してないことを痛感します(汗)。
そして、序盤にペースを上げたことを悔やみます。
あと、このシーズン後半のブルベに出る参加者って、
走り慣れているというか、体ができてる感が
ありますね。
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裾野市に入って道が下りに転じ、
十里木で自販機を見つけた時は心底ホッとしました。
ちなみに今回、カブトのフレアーという
新しいヘルメットを導入しました。
カブト的に最軽量(公称185g)だそうで、
確かに頭が心なしか軽く、いつもより肩凝りが
軽減された気がします。フィット感もまずまずで、
やっぱり頭が軽いと楽です。
中身があんまり軽いとまずいですが(汗)。
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御殿場方面に下って行くと、半ば本能的に沼津へ
行きたくなる昨今ですが、グッとこらえて
指定コースどおり山北へ。駿河小山のPC3に着いたのは
17時近く。下りも多かったはずなのに、
まったくペースは上がらず。
でも、PCごとに多くの参加者と一緒になれるのは、
普段のサイクリングとは違う安心感があります。
走行中はソロが多くても、前後に仲間がいるんだなと実感でき、
「お疲れ〜」「お先に〜」なんて会話を交わすだけでも
元気が出てきます。これがブルベの魅力というか、
普段は絶対に走らないような距離が走れてしまう
理由なのかも知れません。
もっとも、頭の中では常に輪行(イコールDNF)する
言い訳を探していたりするのですが……。
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ルート沿いに伸びる御殿場線は、大昔は
東海道線の本筋だっただけあって、渋い駅舎が存在します。
だから輪行の誘惑も感じるのですが、
ちょっと駅舎を見ただけで我慢しました。
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湘南エリアを淡々と走り、江ノ島が見えた頃は
とっぷりと日が暮れて、深々とナイトランに突入。
早くゴールするなんていう傲慢な考えはとっくに捨てており、
折りをみて自転車を止めては一服。
明らかにダメなパターンですが、後半になって
平坦が続いたことと信号が増えてきたことで、
脚の疲労は回復してきました。
終始、風が穏やかなことにも助けられました。
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大船あたりのイヤなアップダウンを乗り越え、
ようやく横浜へ。「夜景がきれいですね」と話す相手もなく、
とぼとぼと走り出します。
いつもの感覚なら、横浜から東京まで
走るだけでも大仕事と感じますが、ブルベだと
「あとちょっと」と思えるのが不思議。

しかし、この終盤に及んで、お尻が痛くなってきました。
多くの方を悩ますお尻の痛みですが、
幸いなことに自分はあまり経験したことがありませんでした。
この日も、パッドクリーム代わりにメンソレータムを
塗っていて、肌の擦れなどは抑えられていたと
思うのですが、刺激的な痛みを感じるようになり、
無駄にダンシングしたくなります。
すると、わずかですが骨折した左足首に
違和感が出たりもします。

どうもこの痛みは、お尻の重要箇所に生えている
毛が原因ではないかと思い当たります。
それが肌を擦るせいで、局所的に痛むのです。
以前、某重量級ランドヌールに
「ケツ毛を剃るといいぜ」と教えられ、
一度だけ試したのですが、チクチクする感覚がいやで、
二度と試さなかったのですが、再検討する価値がありそう。
もっとも、以前はブルベでも痛まなかったので、
やはり無駄な肉がついて、肌がなまってるんでしょうね。
まさに「髀肉の嘆」ですよ……。
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なにはともあれ駒沢公園に帰着、完走しました。
所要時間は17時間29分でした。
まるで速くもなく、かといってギリギリでもDNFでもないという
なんとも面白くない結果です(汗)。
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続々と帰着される参加者のゴール受付をお手伝い。
時間が遅くなるほど、力走の疲れと達成感を強く
感じさせる方が多く、軽く胸を熱くしてくれます。
そして、自分も完走してますから、いまだ帰着しない
参加者の完走を、心底から強く願うことができます。
これが、自分がDNFでスタッフをやってたりすると、
「ちくしょう、みんなDNFしちまえ」みたいな
ドス黒い感情が湧いたりしたものなんですが(汗)。

そして、「本、読んでますよ」「また出してください」なんて
声をかけてくれる方も多く……本当に読者とは
ありがたく、期待に応えたいものです。

こうして、制限時間に達する午前2時までには
ほとんどの参加者が現れ、事故もなく開催は終了しました。

当然ながら、サイクリングの楽しみはブルベだけじゃ
ないです。むしろ特殊でS&Mみたいな世界であり、
(SもMも自分自身だけど…)
シンプルな峠越えとかキャンプとか舞台めぐりを楽しみたい気分が
勝っている自分ですが、たまにはブルベも悪くないな、と
再確認できました。

一緒に走っていただいた皆様、そして主催者の石黒さんはじめ
スタッフのみなさま、お疲れさまでした!


# by cyclotourist | 2018-09-18 13:11 | おしらせ | Comments(5)

近況報告?

こんにちは、田村です。

しばらくブログ放置状態でしたが、
息災でございます。
この夏は異様に暑い日が続きますね。

そんななか、中禅寺湖で再三キャンプしたり、
愛機のメカをアルテグラDi2にしたり、
ときどき仕事したり、ワンフェスに出たりしておりました。
それらで忙しかったのがブログを更新しなかった
理由なのですが、それともうひとつ、
自分のパソコンで自分のブログが
うまく表示されなくなったのです(汗)。
写真のアップもなぜかできません。

そんなわけで、またしばらくブログ放置します。
そのうち、パソコンの調子もよくなるのではと
思ってます(笑)。

# by cyclotourist | 2018-08-15 18:40 | おしらせ | Comments(1)

珍しく二日目もがんばった

こんにちは、田村です。
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キャンプは間違いなく楽しい。
それが自転車で行った場合だとすると、
「オレ、がんばって走った」という自己満足と
自転車に詰めるだけの装備で快適に夜を過ごすことの
自己陶酔が相まって、日帰りや宿泊まりの
ツーリングとは次元の異なる達成感が得られます。

実はそれがけっこうワナだったりして、
思わず飲み過ぎたり、やりきった感が出ちゃったりして
翌日はさほど走らず家路へ直行、なんてことが
間々あります。それはそれでいいのですが(汗)、
今回は珍しく、二日目もちゃんと(自分比)走りました。
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6時過ぎに目覚めると、昨日の梅雨空が
嘘のような晴天が迎えてくれました。
さいわい二日酔いでもありませんし、
走らない言い訳がありません。
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適当にパスタを茹で、お腹いっぱいいただきます。
しょぼいメニューでも、暖かいものを食べると
元気が出ます。
起床、まずカフェオレ、水を追加で汲んできて調理、
使ったクッカー類をざっくり洗って……という
一連の流れにだいたい小一時間を費やして、
撤収作業をはじめていきます。
設営が簡単で、とっとと撤収できるのが、
モノが限られる自転車キャンプのメリットでもあります。
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食事さえ終えれば、10分で撤収、急速発進することも
可能ですが、せっかくのお日様に恵まれたので、
前日に濡れたすべての装備を乾かしながら、
ゆっくり作業を進めました。
濡れたままだと重いので、少しでも
軽くしたいという心理が働きます。
ただ、ほとんどのギアに使われているナイロンは、
基本的に紫外線で劣化するので、無駄に長時間
日にさらすのは避けたいと思ってます。
あんまり気にしてもしょうがないところですが。
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各装備をバッグに収める前に記念撮影。
この時はこうだったな〜と、後々参考になったりします。
赤いのが今回のワンポールテント用品と、
衣類を入れたスタッフバッグ。
いかにテントと着替えが場所を取ることか……。
着替えナシというストロングスタイルが
軽量化・省スペース化には絶大な効果を発揮しますが、
最近の自分はそこまで割り切れません。
一泊でも、キャンプ場で着るウェアと、
翌日に着るサイクルウェア一式を用意しています。
見た目を気にしていると言うよりも、
そのほうが結果的にリラックスできて、
体が楽になるからです。もっとも、この日は
昨日のいろは坂ノンストップ走行が効いて
けっこう足が重かったです……。
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出立の準備が完了したのは8時過ぎ。
いくらでも早立ちできるのがキャンプのメリットでもありますが、
予定している行程に余裕があれば、
キャンプ場でダラダラするのも素敵です。
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しかし、結果的にけっこう欲張った(自分比)
行程を走ることに。
中禅寺湖から北上し、山王峠を経て川俣湖に出て、
そこから栗山郷まで東進し、霧降高原へ
上り返して日光まで。そこで終えるつもりでしたが、
杉並木が素敵だったので鹿沼まで走りました。
距離は100km。キャンプ二日目にこんなに
走ったのは久しぶりです。それだけ、日光エリアが
魅力的だったことと、昨日とは打って変わっての
晴天に心が躍ったのでした。
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中禅寺湖を離れるとすぐにクイッと上り、
戦場ヶ原を抜けます。
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道なりに直進すると金精峠に至りますが、
日光湯元の手前で右へ曲がり、
奥鬼怒林道に入ります。路面は舗装で走りやすく、
極端にエグい勾配もありません。
なにより、緑陰が濃く、涼しいのが助かります。
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10kmほどじわじわ上って、標高1700mほどの
山王峠へ。ここは初めて(たぶん)の峠越えでしたが、
思いのほか飽きさせない道のり。
峠=信州くらいに思ってましたが、
栃木県あなどれませんね。今さら!? という感じですが、
『シクロツーリストVol.10』でも
このあたりの峠を先輩サイクリストにたくさん
紹介していただきました。
自分の実体験不足にあらためて汗顔しきりですが、
これからはこのあたりも積極的に走りたいなあ、と
素直に思わせてくれる峠でした。
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小さな上り返しが二回ほどありながら、
基本的にはスムーズに川俣湖へ下降。
この橋のたもとには、さらなる林道の入り口があるのですが、
今日は素直に県道で栗山郷へ進みます。
グラベルロードで来てますし、
そっちの林道に行こうかなとも思っていたのですが、
前日の雨を思うと進む気になれませんでした。
霧降高原が未体験なので、それに引かれたのも理由です。
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川俣湖(ダム湖)の先に続く瀬戸合峡へ。
トンネルを避けて旧道を進むと、サドルの上からでも
その偉容の一端を拝むことができました。
谷が深いこと深いこと……。
峡谷を目の当たりにできる遊歩道もあるみたいですが、
一昨年の骨折以来、徒歩がおぼつかないので(汗)
あまり自転車を降りないようにしています。
ちなみに、このあたりの茶店では
山椒魚の薫製、という張り紙を見かけたのですが、
どんな味なんでしょうね。自分は試す気に
なれませんでしたが……。
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栗山郷に着いたのはお昼過ぎ。
ちょうど物産センターがあったので、ソバを
いただきました。いつもコンビニばかりの自分ですが、
そういえば昨日の午後から存在しません。たまには
地元ならではのグルメもいいかなと入りました。
これが期待以上に美味しく、のど越しが爽やか。
これから霧降高原へ上り返すことを考えもせず、
大盛りをぺろっといただきました。
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栗山郷からけっこうな急勾配が続きます。
大笹牧場のレストハウスから先は
オートバイのライダーがたいへん多いです。
景観は九州のやまなみハイウェイを思わせる絶景ですが、
無駄に飛ばすオートバイがうるさいのと、木陰がない
大味な上り坂に疲労困憊……。
初めて来ましたが、たぶん、関東屈指の
絶景ロードだと思います。が、もう一度走るかと
聞かれたら微妙……。
個人的には、山王峠のような渋い峠越えのほうが
楽しいと感じますね。
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かなり疲弊して霧降高原を抜ける最高所へ。
栗山郷で標高700mほどまで下った後、
標高1400mほどまで上り返しました。
もう使わない(この日は)キャンプ道具を抱えて
上ることの後悔と陶酔が共に我にあり……。
でもまあ、それがいいんです。

実のところ、自転車キャンプでの軽量化を突き詰めるなら、
現地レンタル、他人からレンタル、
使ったら捨てるor送り返す……
ということに行き着くのですが、
それをやったらオシマイよ、なんですよ。
とはいえ、食材だけは現地で買わせてください(汗)。
そのほうが単純に楽しいので。
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ピークを越えれば、あっという間に日光市街へ。
ものの30分もかかりません。
自分的にはディスクブレーキさまさま。
リムブレーキの自転車に比べると、
楽に、疲れず、安心して、
より速く(自分比)下ることができます。
だからこそ、最近の自分はディスクブレーキの自転車しか
乗らなくなっちゃったんですよね……。
たまにはランドナーやスポルティーフ、従来のロードにも
乗りたいと思うのですが、下りの性能差を
思うとなかなか選べません……。

さて、当初は東武日光駅から輪行で
帰るつもりだったのですが、下りで期待以上に
休めたので、もうちょっと走る気になりました。
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日光から下界へ下る国道の脇には、
石畳や地道が続く見事な杉並木が保存されています。
これをつたいながら、ゆるゆると進むことに。
こうした街道が整備され、いまも大切に残されていることが、
いかに日光が特別な場所だったことを物語っています。
ただ、寺社地区であれだけいた観光客は皆無。
自分はうれしいですが、なにかもったない気もします。
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杉並木は断続的に続きます。
さきほどの絵に描いたような街道はごく短いですが、
舗装の国道でも、旧道を進むと見事な杉並木が続きます。
しかも、日光まで下ってもまだ標高が500m以上残っているので、
基本、下り基調。ご褒美です。
下界に下ると気温が30℃に達しましたが、並木のおかげで
木陰が続くのも嬉しいところ。そのために先人が
植えたんだなと実感します。
途中、杉並木は途切れ途切れですが、日光市街から鹿沼まで
実に30kmくらい往時の街道風情が楽しめます。
自然と走行距離が100kmに及び、
一泊二日のキャンプツーリングに達成感を上乗せしてくれました。
今回はご一緒できなかった仲間とも、
次は同行したいし、自信をもって
連れ出せるな〜と思った行程でした。
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東武線の新鹿沼駅で自転車を輪行袋にしまいました。
この駅もそうでしたが、鹿沼では
ポンプを置くなど自転車向けの取り組みが進んでいるようです。
いいじゃん、栃木! と、にわか栃木&東武ファンに
なったのでした。



# by cyclotourist | 2018-06-27 22:53 | おしらせ | Comments(0)

中禅寺湖でソロキャン△

こんにちは、田村です。
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梅雨時ではありますが、しばらく
ツーリングとキャンプをしないでいると、
無性に出かけたくなる時があるもんです。
そんな先の週末、日光・中禅寺湖へ出かけてまいりました。
直前まで仲間と一緒に行く予定だったのですが、
みなバタバタと休日出勤や用事が入ってしまい、
寂しくも優雅な一人旅となりました。
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往路は栃木駅スタートとしました。
北関東のこのあたりは、東武鉄道が利用できるので
JRより随分とリーズナブルに移動できます。
初夏を迎えると、気分はどうしても信州に向かいますが、
たまには北関東を走ってみようかと思いました。
少し前に、小六の娘が移動教室とやらで
日光へ行っており、その様子を楽しそうに話していたので
そうか、日光って手もあるな、と思いついた次第。
栃木からは、国道で北上するだけでは芸がないので
(といいつつ、復路で国道のよさも再発見。後述)
前日光の山麓を進んで滝ヶ原峠を越えることに。
そして、いろは坂の向こうにある中禅寺湖の
キャンプ場をめざします。距離は80kmほどになります。
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池袋から特急「日光」に乗り込みます。
池袋と言えば東武東上線があるのですが、これは
日光方面とつながってません。
でも、池袋からJR経由で東武日光線に入る特急があり、
利用することにしました。
すると、きっぷも車両もJRのものでちょっとガッカリ?
浅草まで自走して、そこからフル東武鉄道のほうが
賢かったように思います……。
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成田エクスプレスだった車両(たぶん)のせいか、
荷物スペースはたっぷり。他の利用客も少なかったので
輪行袋を余裕で置くことができました。
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一時間少々で栃木駅に到着。
天気予報通りの曇天。夜は弱雨という予報でしたが、
日中さえ降らなければ御の字です。9時過ぎに走行開始。
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大通りを一本外して巴波川(うずまがわ)沿いを進むと、
「蔵の街」にふさわしい街並が現れます。
先日訪れた下総の佐原に似てます。
栃木は日光街道の宿場町として栄えたそうです。
それはそうと、県名と市名が同じだと、
どこを指してるか余所者には伝わりづらくて
少しややこしい。全国的に多いですが……。
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序盤は関東平野らしいド平坦が続きますが、
県道14号に入るとジワジワ上り出します。
川に鮎釣りの方が点々と立つ長閑な光景が続きますが、
予報と期待に反して、お昼くらいから
ポツポツと雨が落ちてきました。
残念に思いつつも、今日の愛機(メルクス・ストラスブール71)
にはアルミのフルガードを付けておいたので
ちょっと嬉しくもあります。
かんかん照りよりはマシだと思い、
淡々と進んで行きます。この道はロード乗りの
練習コースにもなってるようで、悪天候にも関わらず
5、6人の軽装で速いサイクリストとすれ違いました。
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滝ヶ原峠へ続く県道277号に入ると、
次第に勾配が増して行きます。小川沿いに杉林が続く
癒し系の峠越えです。
透湿性に優れたモンベルのサイクルドライシェルを
着て雨を凌いでいたのですが、進むにつれ緑陰が濃くなり、
雨をさえぎってくれるので脱ぎました。
いくら蒸れにくいとは言え、やはりこの季節で上りだと
蒸れますからね。
ガードのおかげで、シューズやウェアが水跳ねで
濡れることが少ないのが救いです。
輪行が面倒だから、と外してしまうことが多い
ガードですが、今回は付けてきて大正解。
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標高800mほどの滝ヶ原峠。終盤でぐっと勾配がきつくなり、
小さな切り通しでピークを越えると、
眼下に日光の街並を望むポイントが現れます。
ディスクブレーキに感謝しつつ、一気に
下って行きます。
ガードなしのリムブレーキだったら、峠の前に
イヤになって引き返していたかもしれません(汗)。
いまだに賛否両論あるディスクロードですが、
自分のようなツーリング用途では
手放しでオススメできます。少し重い、少し輪行が面倒、
そして少し価格が上がるなど
デメリットも確かにありますが、
それを遥かに上回るメリットがあります。
雨の下りなんていう今回のようなシーンでは
この上なく頼もしいです。
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ちょうど14時にいろは坂へ進入。
いろは坂は勾配が緩く、上りと下りでルートが異なる
一方通行なので、クルマは多いものの
ストレスなく進んで行くことができます。
入り口は標高900m、最高所となる明智平は1270mほど。
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いろは坂は、「弱虫ペダル」屈指の名シーンを生んだ
舞台でもあります。
ルックに乗る天才肌のクライマーと、
キャノンデールに乗る努力家凡人クライマーが
激闘を繰り広げ、全国の腐女子(妻子含む)の
お涙をしぼりとったものです。
ルックもキャノンデールも持ってる自分ですが、
ココで乗ってしまうと
「うわ、オッサンがコスプレしてる」とか
笑われそうで乗る勇気がありません(汗)。
もっとも、こんな天気なので
サイクリストは一人も見かけませんでしたが。
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所要45分で明智平に到着。
さすがに涼しく、自転車を降りると
あっという間に体が冷え出したので
あわててレインジャケットを着込みます。
自分のペースだと、標高差100mにつき所要10分が
目安になるのですが、それより時間がかかりました。
今回、ツェルトの替わりにテントを持ってきたので、
(フツーはテントが標準ではありますが)
キャンプ道具一式の重量は6kgくらい。
いつもより2kg近く重いので、上りに時間が
かかるのは致し方ありません。
ま、遅いことの言い訳ですな(汗)。
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少し下ると中禅寺湖。
雨でも外人サンがそぞろ歩きしてる観光地です。
予定では16時くらいに着くかと踏んでましたが、
幸いにも15時に到着したので、ゆっくりと買い出ししてから
キャンプ場へおもむくことができます。
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湖畔から一本裏に入った道筋に
スーパーがあります。ここで今晩と明朝に
消費する食料と飲料を調達。
自分のように比較的軽装でキャンプツーリングを実践する場合、
食料やビールを長距離携行することは諦めざるを得ませんし、
だからこそ、走りが楽しめる範囲の荷物重量に収まります。
最大の問題は、ひと晩過ごすために
ビールを3リットルも要する己の体質なのですが(汗)。
そのため、利用するキャンプ場を選ぶ際は、
ロケーションのよしあしや料金と同じかそれ以上に、
付近に商店があるかどうかが基準になります。

買い出した食材とビールは、キャンプ道具でパンパンの
サドルバッグやフロントバッグには入りませんので、
あらかじめ持参したポケッタブルリュックを用います。
走行中は空けておいた背中が、
プラスαの荷物スペースとなるわけです。

今回利用した菖蒲ヶ浜キャンプ場は、スーパーから
5kmほど先にあるのですが、その間は平坦なのが幸いです。
もっと近かったり、キャンプ場がスーパーの手前にあれば、
いったんキャンプ場で荷を下ろし、
設営を済ませてから空身の自転車で
買い出しに向かうこともあります。

もちろん、ロケーション優先で店が近くにない
キャンプ場を利用することもあります。
状況に応じた行動を事前に想定しつつ、
現地では臨機応変、スムーズに買い出しと設営をこなすことが
快適なツーリングとキャンプの
両立には欠かせないでしょう。

あるていど長期のキャンプツーリングだと、
半ば行き当たりばったりになり、それはそれで
発見が多くて面白いのですが、
今回のように一泊だけの週末キャンプツーリングの場合は、
その一泊が失敗に終わるとすべてが
台無しなので、計画性が大切です。
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菖蒲ヶ浜キャンプ場に到着。
予約不要なのがうれしい。料金は1080円。
スタッフが親切かつ的確に利用方法を
説明してくれました。
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屋根付きの広い炊事棟あり。
ベンチとテーブルも完備。お風呂もあり、設備は十分。
テントサイト全域とトイレも清潔。ここは当たりです。
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16時前には着いたのですが、
木陰に恵まれた湖畔沿いのスペースは
ほとんど埋まってました。この天気なのに。
やはり、かなり人気があるキャンプ場のようです。
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湖畔に小さく突き出した岬のようなスペースに
テントを張ることにしました。
あんまり吹きさらしなのは考えものですが、
雨は降っているものの、ほとんど無風なので
大丈夫でしょう。
さっそくテントを広げます。
今回は、雨天でも過ごしやすいように、
前室が広いワンポールテントを持ってきました。
重量が2kgもあって、かなりかさ張りもするのですが、
居住性の高さが魅力なのです。
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いかにもテント、という可愛らしい見た目のワンポールテント。
テンマクデザインのパンダ、という製品です。
ちなみに、価格も2万円ほどと手頃です。
構造上、風には強くないですしペグを打たないと自立しません。
また、インナーはメッシュなので、保温力も限定的。
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それでも今回これを選んだのは、
圧倒的に前室が広いため、テントに入ったまま
調理などがしやすいのが理由です。つまり、雨天対策ですね。

ここ数年、自分は下記三種のシェルター類を使い分けてます。
当ブログや自分の著書・記事でなんども紹介してますが、
あらためて列記してみます。

・ツェルト(ファイントラック・ツエルト1)
・自立型テント(アライテント・トレックライズゼロ)
・ワンポールテント(テンマクデザイン・パンダ)

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圧倒的に出番が多いのはツェルトです。
これを選べば、サドルバッグ+フロントバッグの
限られた容量でも余裕が生まれ、必要なら冬用シュラフや
イス、テーブルまで収めることができます。
非常にコンパクトで軽いので(ペグなど含んでも330gくらい)
それで浮いた容量と重量を他に回せますし、
回さないで軽量を突き詰めれば走りが軽快です。
昨年はこれで一ヶ月キャンプツーリングしましたから、
耐久性も問題なし。結露も少ないですし、寝る分には
雨天でも耐えられます。虫も意外と入ってきません。
ただし、当然ながら狭いので、なかで飲食したり
着替えたり何かしたりというのには向きません。
必然的に、寝るとき以外は
外で過ごすことになります。

一般的なテントに比べると安いのもツェルトの魅力で、
ガイライン(張り綱)・ペグ(杭)含めても
価格は2万円ほどとリーズナブルでもあります。
もっとも、ツェルト本体はシンプルな一枚布なので、
これでこの価格!? と思う方もいますが、
実際に使うと非常に優れた製品です。
なお、自分はポールを用意しないので、設営には
適当な間隔の立木が必要です。片方を自転車で代用することも
できますが、設営場所を選ぶのがツェルトの
宿命ではあります。自分の経験では、95%以上の
キャンプ場で設営することができました。
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自立型テントは、文字通り2本のポールだけで自立するので
ウッドデッキだろうとコンクリの上だろうと
設営できます(通常はペグも打ちます)。
耐風性・保温力なども申し分なし。
写真は、とある駐車場で天体観測した際の様子です。
トレックライズゼロは1300gと重量もまずまず。
価格は4万円弱。
前室もあり、気をつければテント内に身を入れたまま
調理もできます。
これがいちばん万能的ではあるのですが、
それなりにかさ張るので、自分のバイクパッキングスタイル
(フレームバッグを使わない)だと、
イスやテーブルなどを持ち出すのは難しくなります。
最近、ファイントラックが発売した自立型軽量テント、
カミナドーム1が気になってるのですが、6万円もするので
躊躇してます。サイクリング仲間のばっきー氏
導入したので、今度ご一緒した際は
チェックしてやろうと狙ってます(笑)。

で、ワンポールテントなのですが、
デカくて重い(汗)。自転車で使ってる人は
他に見たことがありません。
一式で2kgあり、これは同種のテントでは軽いほうですが、
上り坂に差し掛かる度に軽く後悔します。
それでも使うのは、前述したように雨でも中で
十分に快適な時間を過ごすことができるからです。
しかし、これを選ぶとバッグはパンパン。
イスもテーブルも諦め、かさばらない夏用シュラフが
選べる時しか収めることができません。
ですので、たまにしか出番はありませんが、
キャンプ場での過ごし方における選択肢を増やしてくれる
アイテムではあります。
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右の赤い袋三つがワンポールテント、
左の二つが自立型テント、
左下のオレンジ色の袋がツェルトで、
黒い小さな袋にペグとガイラインが入ってます。
こう比べると、狭かろうと張る場所を選ぼうと、
ツェルトを選ぶことが多い理由が分かると思います。

こういうことを書いているとキリがないので(汗)
閑話休題。
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小雨に打たれるテントにこもって、ちまちま調理。
チタン製の小さなクッカーと固形燃料で
ベーコンをあぶったり、おでんを温めるくらいですが、
ビールさえあれば幸せです。
標高が1200mもあるため、不快な蒸し暑さとは無縁。
むしろ涼しいくらい。キャンプ場で着るために
長袖のシャツとタイツを持ってきて正解でした。
仲間と過ごすキャンプが楽しいのは当然ですが、
ひとりも悪くないです。何度も見たアニメを再び見て、
それでも泣きそうになったりしても
ひとりだけなら恥ずかしくないです(汗)。
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19時過ぎて日が落ちて行くと、少しだけ夕映えが見えました。
これなら明日は晴天が期待できるかもしれないと思いつつ、
ビールを飲み続けます。利用者が多いキャンプ場ですが、
あまり気になるほどうるさい人がいなかったのは幸い。
21時過ぎには寝落ち。
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日付が変わる頃、催したので目を覚まし、
トイレへ行くために外へ出ると
月が煌煌と輝き、湖面を照らしてました。
星もいくつか瞬き出し、三脚を持ってくればよかったなあと
思えるような夜景を見ることができました。
日光、いいじゃん!

妙に長くなってしまったので、
翌日のサイクリングはまたあらためて
リポートしたいと思います。



# by cyclotourist | 2018-06-26 12:51 | おしらせ | Comments(6)

大洗キャンプ

こんにちは、田村です。
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先の週末は、ひさしぶりに大洗でキャンプを
楽しみました。大洗の訪問は、
いったい何度目のことか思い出せないほどですが、
今年はまだ二回目、四ヶ月ぶりの訪問です。

今回は総勢で7名という大所帯でのキャンプとなりました。
自分のキャンプ好きぶりを見て興味を持ってくれた
はじ〜さん、そのお友達のちばさん、
そして常連の(?)ばっきーさん、YUKI隊長、トシさん。
さらに、まんが『南鎌倉高校女子自転車部』の作者である
松本先生も飛び入り参加されました。
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キャンプするとはいえ、サイクリストの我々ですから
サイクリングそのものがメインテーマです。
しかし、この日は午前中いっぱい娘の運動会を見学。
小学生最後ともあって(もう6年生なのです)、
主要な演目がある午前中だけは見に行くことに。
自分同様に団体行動が嫌いな娘だけあって、
100m走は一着になったものの、騎馬戦では
あっさり負けておりました。
そして、「家事にも娘にも興味ないのに、
キャンプだけはせっせと準備するのね」と、
妻の辛口で人権を蹂躙されながら、
上野駅に向かったのでした。

さて、水戸行きの特急に乗ったのはすでに12時過ぎ。
本来は土浦駅から走る予定でしたが、
この時間での輪行アクセスでは大洗に着くのが
遅くなりすぎるので、
水戸まで列車に乗り続け、
大洗までほんの少しだけサイクリングすることに。

常磐線の特急は、いつも上野から利用するのですが、
日中だと8番線ホームでの発着が多いんですね。
上野駅と言えば、13番線に代表される
頭端式の地平ホームから発着する特急が
風物詩でしたが、品川へも行く特急が増えたことで
上野駅はますます単なる途中駅になってしまいました……。
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14時過ぎに輪行解除。
ちょうど同じようなタイミングで到着した
ばっきー氏と共に大洗をめざすことになりました。
氏も土浦から走る予定でしたが、
自宅にスルーアクスルのシャフトを置き忘れたとかで、
取りに帰ったりしたため水戸からの遅いスタートに。
くわしくは氏のブログに書いてありますが、
スルーアクスルは各種の規格が混在しており、
半ば個々の自転車フレーム専用品となっているため、
現地調達がほぼ不可能です。

このあたりは従来からあるクイックレリーズに
比べると不安材料ではありますが、
根本的には、自宅内で輪行の準備をした、という
ばっきー氏の不徳の致すところですね(ばっさり)。
自宅から駅までがわずかな距離であっても、
そこを自走することが、自転車の最終点検となります。
不調や忘れ物があれば、すぐに自宅に戻れますし。
もっとも、駅で収納する際に忘れ物をしたり、
列車の網棚にバッグなどを置き忘れることも
あるわけですが(もちろん経験済み。汗)。
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国道を避けた細道を伝いながらも、
ほぼ最短経路で大洗キャンプ場へ直行。
すでにほかのみなさんは到着して設営済み。
今回はツェルト3人に対して、テントが4名です。
はじめて一緒にキャンプする面々は、
装備が自分とかなり違うので、いろいろと
参考になります。
特に松本先生はクルマで現地入りしたため、
薪ストーブなどの装備なども用意されており、
新鮮ではありました。
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自転車の荷を下ろし、設営を終えて一服したら、
定番の行動に移ります。
入浴→海鮮市場で買い出し→ウスヤさんで串カツ購入→
スーパーでもろもろ買い出し、です。
久しぶりの大洗でも、変わることなく大勢の同好の士が
散策しており、なんとはなく落ち着きます。

そのウスヤさんですが……
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お隣の駐車場スペースに
バイクラックが新設されておりました。
サドルを引っ掛けて駐輪するアレです。
鉄パイプを地面に立てた豪快な造りですが、
それだけにしっかりしており、我々の自転車を
ドンドンかけても余裕ある強度とスペースがあります。
ついにウスヤさんにもバイクラックが登場か……と
感慨深いものがあります。
で、ご店主に「いつ設置したんですか?」と
聞いてみたところ……
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「自転車の雑誌に載ったんだけど、それまでバイクラックなんて
知らなくて。せっかくだから作ってみた」とのこと。
その雑誌が、店頭にもあったサイクルスポーツ誌3月号です。
ウスヤさん紹介記事を書いたのは……自分でした(笑)。

この時は、編集部から、北関東でどこかサイクリスト向けの店を
紹介してと依頼され、迷うことなくウスヤさんを
選んだのでした。ほかにあんまりお店を知りませんし(汗)、
ウスヤさんが特にサイクリスト向けのお店じゃないのは
当然ながら分かってましたが、串カツが美味しくて
安いのは間違いないですから、ちょっとした補給食にも最適です。
記事執筆当時、バイクラックはもちろんなかったのですが、
「自転車の人が寄ってくれるなら」と、
ラックを新設するという心意気がうれしいものです。
このホスピタリティが、大洗にファンが集まる
理由なんだなあと、あらためて実感しました。
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サイスポを見ながら、ご店主と談笑するトシさん。
紹介記事の写真にもトシさんが写っていたりします。
ついに我々は、この大洗に影響を与える存在になったのだ、
と有頂天になります(笑)。
そして、大量に串カツを買わせていただき、
スーパー経由でキャンプ場に戻りました。
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宴の開始。めいめいが好きなモノを買って、
好きなように調理して食べます。共同調理とかしないのが
我々のスタイルですが、自然と各自の食材が行き来し、
ツマミが尽きることはありません。
だからビールが進む進む……。
前回の信州キャンプでは、寒さ故に自然と
飲み過ぎが抑えられましたが、暖かい季節は危険です。
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イカの丸焼き。
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早くも即身成仏状態のばっきー氏。
自分は何時まで起きていたのか記憶にございません。
たしかにたくさんのビールを飲んだと思いますが、
全体としては飲み過ぎと言うには当たらないと思います。
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いつもは5時過ぎには自然と目が覚めますが、
この日は8時過ぎまで爆睡。
もうほとんどの人が撤収まで終えていて驚きました。
あたふたと自分も片付けを済ませ、
走り出せる用意を整えます。
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自分の自転車は、グラベルロードのメルクス・ストラスブール71。
先日、テールフィンというサイドバッグも導入しましたが、
あるていど軽量指向で荷をまとめるなら、
やはり大型サドルバッグ+フロントバッグが気に入ってます。
これでも折りたたみのイスやテーブルも入っているので、
昨今のキャンプ道具が実現した小ささと軽さは偉大です。
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ブルベの達人、ちばさんはマキノのオーダーメイドロード。
魚肉カラーが素敵。サドルバッグの左右には、
振れ留めを兼ねるケージラックを増設してます。
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同じくブルベの達人で、AJ宇都宮の副代表でもある
はじ〜さんの自転車は、フォーカス・パラレーン。
ツーリング指向のディスクロードとしては、現時点で
決定版ともいえる高性能モデルです。
大型サドルバッグのクリアランス確保には
苦慮しているようですが、リュックを併用することで
大きめのテントや寝袋をきっちり収納してました。
ちばさんもはじ〜さんの自転車も、
複数のライトやGPS類が充実したハンドル周り、
ダウンチューブ下のツールボトルなどが特徴的。
ブルベを楽しんでる方の自転車らしい装いです。
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クルマで来られた松本先生と、九十九里方面へ向かうちばさんとは
キャンプ場でお分かれし、4名で筑波方面へ向かいます。
快晴で追い風という好条件。水田も青々と眼に眩しく、
格好のサイクリング日和なのですが、
キャンプ二日目に5割ほどの確率で発症する
謎の倦怠感に襲われた自分はペースが上がりません。
天気がよすぎて、軽い熱中症だったのかもしれません(汗)。
みなさんも積極的に筑波山系を越えようとは
思わなかったようで、何とはなしに土浦駅へ
直行することに。平坦で60kmほどの軽い
サイクリングとなりました。
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距離が短いと当然ながら時間に余裕が生まれるので、
アドリブで細道に走り込んだりもできます。
で、想定どおりには道が続いてなく、
あえなく引き返すというありがちな経験もしますが、
それはそれで楽しいものです。
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お昼過ぎには土浦駅に到着。
いつもは利用しない西口に到着しましたが、
全面的にリニューアルされてました。
今年3月から「サイクリングリゾート」と銘打ち、
自転車に配慮された動線が確保され、サイクルショップや
駐輪場が登場しています。
来年には「サイクリングホテル」も開業するそうです。
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自転車を転がしていくレーンがペイントされ、
このように店内、駅ビル内へ入っていくことができます。
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なかなかシュールな体験です。
サイクリストに配慮している、という設備を実感するのは
気持ちがよいものですが、ちょっと
やりすぎで実用性が伴っていない感がなくはない。
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お洒落系自転車チェーン店もオープン。
レンタル自転車もあります。僕らみたいな、ある意味で
擦れちゃってるサイクリストにはビビッと来ませんが、
これからサイクリング楽しみたい! という人の背中を押す
きっかけにはなるのではないでしょうか。
自分たちにとっての土浦エリアは、
そこが目的と言うよりも、大洗や筑波方面へ足を延ばす際の
入り口か出口でしかないのですが、
こうした立派な施設ができると、なんとなく
うれしいものです。
先のブログで紹介したB.B.BASEみたいなサイクルトレインが
品川・上野〜土浦・水戸などを走れば一層面白いのですが、
あんまり高望みしちゃいけませんね。
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それぞれ輪行袋に自転車を収め、家路に。
あんまり走らなかった(走れなかった)二日間でしたが、
充実した週末を過ごすことができました。
梅雨入り前に、またキャンプしたいものです。




# by cyclotourist | 2018-05-30 11:46 | おしらせ | Comments(3)