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シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

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SAGAキャンプツーリング 2/2

こんにちは、田村です。
半月前に決行した、
SAGAキャンプツーリングの続きでございます。二日目の午後、
アニメの舞台が集中する唐津市外を後にして
波戸岬のキャンプ場を目指して走り出すと……
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猛烈な雨に遭遇。
レインウエアは上から下まで一式用意していたものの、
それらを着てまで走り続ける必要もない行程なので、
しばし雨宿り。スマホで雨雲レーダーを見ると、
30分もせずに通り過ぎそうなので、
適当な軒下で待機。
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小雨になったら移動開始。
17時前には波戸岬キャンプ場に滑り込み、
見晴らしのよいサイトに設営。
この天気なので視界は広がりませんが、
海を見下ろす絶好のロケーションでした。
少し手前に、呼子というイカ刺しで有名な港町が
あったのですが、スーパーで買い出ししただけで
スルーしちゃいました。
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この日も肉を買ったのですが、
焼くだけの調理も飽きるので、
すき焼きのタレを買い、それを沸かして
なんちゃってしゃぶしゃぶ風にして
いただきました。味が濃いので、
ビールのツマミには合います。

この晩には、アニメ「ゾンビランドサガ」の
最終話がネットTVで放送されたので、
テントの中でしっかり視聴しました。
唐津が舞台のアニメ、しかも最終話を
唐津(波戸岬も唐津市)で見るという、
この旅における最大の目的を達成しました。なかなか酔狂な行為だとは思いますが、
スマホのおかげで可能になった
モダンなキャンプだとは思います(笑)。
その最終話は期待以上に感動させてくれ、
満ち足りた気分で寝入ることができました。
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三日目の朝も小雨がぱらつく
生憎の天候が続きました。テントを乾かすこともできずに収納し、この日は70kmほど南の有田を目指します。
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名護屋城跡を見学。
壮大な石垣が残っています。
秀吉の朝鮮出兵における基地になった城です。
石垣を見る限り、大坂城や江戸城をも超える
規模の大きさに驚きました。
周辺の複雑で狭隘な地形のなかには、
全国から参集した武将たちの陣屋跡が
点在し、さながら「信長の野望」の最終盤を
思わせました。盛岡とか津軽からも参陣していて、
天下人の力って凄いんだなと実感。
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玄海町に入って、原発もある海外沿いを
淡々と南下。西伊豆のようにアップダウンが多くて
ペースは上がりませんでしたが、途中には
見事な棚田があったりして、飽きないエリアです。
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伊万里まで進んだところで、
本日のメインステージに到着。
「ドライブイン鳥」です。
例のアニメでひと際印象的だったお店なので、
ぜひとも寄りたかったのです。
このへんに土地勘がある人には有名な店のようで、
「“ドラ鳥”か〜。ほんと、ただのドライブインだよ(笑)」って
位置付けの気取らない店らしいですが、僕にとっては
夢にまでみたい舞台なのであります。
ちょうどお昼時で、駐車場にクルマも多かったので
待たされるかと思いきや、
すぐに席へ通してもらうことができました。
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一人でもこんな席。渋い。
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人気の「一番定食」をいただきます。
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佐賀で焼肉と言えば鳥、らしいです。
定食とは言え、自分で網焼きするのがワイルド。
タレで食べても塩をふっても美味。
鳥飯とスープも絶妙な味わい。
まったく観光客向けではなく、
ガテン系と思われるお兄さんたちや
お子さん連れのご婦人が続々と来店してました。
仲間と一緒に訪れて、宴会でもしたら楽しそう。
この時ばかりは、ビールが飲めないサイクリング中であることが
少し恨めしく思えましたよ。
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たぶん、今ごろは最終回を見て盛り上がった
オタクたちでますます繁盛しているのではないでしょうか。
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すっかり満たされて伊万里の市街へ。
地方都市の宿命なのか、国道沿いは店が多くても、
駅近の中心部は寂れた印象が拭えません。
そんな中、コインランドリーを見つけたので洗濯開始。
いつも着替えはワンセットしか持たないので
(バッグに入らない)
3日目になると洗濯必須です。
所要小一時間と500〜600円必要ですが、
それで一番かさ張る荷物である着替えを減らせるので、
効率がよいとも思います。
洗濯待ち中、少し街を歩いてみましたが、
特に気をそそられる対象もなかったので、
早めに戻って洗濯完了を待ってました。
すると、居合わせた見るからにヒマそうで
おしゃべりなご婦人から質問攻め……。
例の脱獄囚がらみの懸念を一番恐れてましたが、
さすがにそれはなく、でも、なんで一人で
ブラブラしてるのか? が気になるようです。
「ゾンビランドサガにハマって……」などと
説明するのも野暮なので、
「ちょっと仕事がヒマになったので気分転換に……」
なんて適当に答えていたら、それはそれで
疑念を招いたようで「彼女おらんの?」なんて
聞かれる始末(汗)。
「彼女どころか、妻子がいますよ」と答えたら
「それで一人で遊んでるんかい? どぎゃんこと?」と
ますます突っ込まれてしまいました。
世の中の常識的には、妻子持ちのオッサンが
一人で自転車旅してるなんて理解不能なんだな〜と
痛感してしまいましたよ。
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三日目のキャンプ場は、有田町の龍門キャンプ場。磁器の街からダム湖へ上り、ひときわ深閑とした山中にあります。
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ちょうど16時に到着。
今回、どのキャンプ場も利用者は自分一人で貸し切り状態。
自分が到着するまで管理人さんが待っていたので、
なんだか申し訳ない気持ちにもなりながら、
ありがたく利用させていただきました。
ちなみに、このようにサイトが区切られているキャンプ場だと
自立式のテントじゃないと張りにくいので、
今回はツエルトにしなくてよかったゼと胸を撫で下ろしました。
毎晩、雨が降りましたし……。
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さすがに牛肉も飽きてきたので、
ネギとしめじ、お豆腐が多めの鳥鍋にしました。
小さなクッカーと100円ショップの固形燃料でも、
自分ひとりなら必要にして十分。
特に固形燃料は現地で調達しやすく、
かさばらず(使えば消滅する)、安いので
理想的な燃料です。
ただし、仲間とわいわいやりながら
次から次にツマミを焼くような宴会になると、
火力・持続時間の双方でガスバーナーが
いいなあとは思います。
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明けていよいよ最終日。
磁器のお店が並ぶ有田ですが、
そちらに詳しくないので通り過ぎるのみ。
朝方なので営業前でもありますし。
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一歩裏道に入ると、一層すてきな街並。
この日は嬉野を経て距離70kmを走り
14時までに空港に着かないとならないので、
少し気は焦ります。
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佐賀県は平坦、というイメージもありましたが、
内陸部はそれなりにアップダウン。
高い峠は今回のコースにないものの、
変化に富んでいて新鮮。
気に入ったエリアを何度も走るのも悪くないですが、
始めて走るエリアはやはりワクワクするものです。
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嬉野温泉です。
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満喫。
ディズニーランドなど足下にも及ばないようなリアルさ。
現実の風景だから当然なのですが(笑)、
なにかこう、自分だけが楽しめるスペシャルな
アトラクションのようにも感じます。
二次元の世界を三次元の現実で追体験できる……
これが舞台めぐりの醍醐味でしょう。
しかも、最終日にして、ようやく晴れてきましたよ。
この日は土曜日だったこともあって、
佐賀で始めて同好の士、つまり舞台めぐりを
してると思しきお兄ちゃんを数人見かけました。
足湯と観光案内所には「ゾンビ」のポスターもありましたが、
それだけ。あまりにもダークホース的なアニメだったので
(そりゃまあ、ゾンビだし、佐賀だし……)
自治体もその魅力を活かす準備ができてないように思えます。
しかし、うわさでは秋アニメの覇権とったようですし(!?)
フランシュシュの声優さんたちは
佐賀県PR大使に任命されたそうですし、
これから全国から続々と好き者たちが
集まってくるのではないでしょうか。
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嬉野の温泉街を離れると、
真っ新な高架を見かけました。長崎新幹線でしょうか。
これが開通すれば、関東から陸路で
佐賀を訪れるのも現実的になるかも。
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山間部を抜けたら、平野を
淡々と空港めざして走ります。
沿道ではレンコンの収穫が行われていたりして
どこか茨城あたりを思わせます。
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時間に余裕をもって佐賀空港に到着。
空港公園に展示されているYS-11を眺めた後、
自転車を袋にしまってサイクリング終了です。
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空港にもひっそりと(?)
「ゾンビランドサガ」のポスターが掲示されてました。

今回、三泊四日も家を留守にしたとはいえ、
見所が多い上に佐賀県内の広域に点在していたので、
駆け足気味になってしまったのが
少々心残りではあります。
それでも、大好きなキャンプ泊を楽しみながら
主要な舞台をめぐることができ、
大きな充実感を得ることができました。
今度は仲間も誘って(来てくれるかは別にして)
賑やかに再訪したいところです。

最後に、冬のキャンプは悪くない! と声を大にして
言っておきたいと思います。
寝袋などの防寒装備さえ気温に合っていれば、
夏よりも快適で清潔感のあるキャンプが楽しめます。
また、自転車それ自体もそうですが、せっかく用意した
道具の数々を、シーズン限定でしか使わないなんて
もったいないですよ〜。

# by cyclotourist | 2019-01-07 15:27 | Comments(0)

SAGAキャンプツーリング 1/2

こんにちは、田村です。

あけましておめでとうございます。
年があけても今しばらくは平成ですが、
時の移り変わりを感じざるを得ない今日この頃です。
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さて、もう十日ちょっと前になりますが、
12月19日〜22日の三泊四日で、
佐賀県をぐるっとツーリングしてまいりました。
本ブログをご覧いただいてるサイクリストであれば、
佐賀ってどこ? なんて方はいないと思いますが、
自分にとって佐賀はサイクリング経験の
空白地帯ではありました。
いつか走りたいと思ってる間に
平成も終わりかけてしまったわけですが、
佐賀を舞台としたアニメ「ゾンビランドサガ」に
はまったおかげで、モチベーションが湧いて
佐賀を訪問してまいりました。
このアニメでは、佐賀市、唐津、伊万里、嬉野と
佐賀のあちこちが舞台として描かれています。
必然的に、最東部の鳥栖あたりを除く佐賀の広域を
訪れることになりました。
佐賀県の面積は、全国で6番目に小さいそうですが、
それでも東京や神奈川より広く、前述のような舞台を
一発で走ろうとすると300km近い距離になります。
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三泊ともキャンプすることにして、
自転車と装備を整えました。
今回、季節柄と天候の予報を鑑みて、
ひさしぶりにテントを採用しました。
ツエルトに比べ1kgも重く、かさばるのがネックですが、
居住性が高いのは言うまでもありません。
その代わり、イスやテーブルは割愛し、
なんとかシートバッグとフロントバッグに
装備一式を収めました。寝袋や着替えがかさばるのが
この季節の悩ましいところですが、
キャンプがもたらす行程の自由度と
一人寂しくも楽しく過ごす夜の魅力のほうが勝ります。
結果として、三晩とも雨に降られたのですが、テントのお陰で熟睡できました。
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旅のスタートは成田空港。
格安航空会社ご用達の第三ターミナルへ。
スカイライナーのおかげで成田も近くなりましたが、
第三ターミナルの不便な立地は如何ともし難く。
しかしまあ、安い便が選べるから仕方ないです。
今回、スプリングジャパンという
聞き慣れない航空会社を利用しました。
成田〜佐賀便がえらい安いです。
しかし、自転車持ち込みに4000円もかかるのは
ちょっと残念。ちなみに、
自分は飛行機輪行でも軽量な輪行袋を
そのまま使ってます。
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機材はボーイング737-800で、
機齢が若いようでキレイです。
非常口の席を選んだので、足下も広々。
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飛行時間は2時間半。
途中、見事な富士山を拝むことができました。しかし、西へ進むにつれ雲海が発達。天気が悪いのは覚悟してましたが……。
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定刻どおり佐賀空港に到着。
到着して空港ビルを歩いていると、
ちょうど自分の輪行袋が搬出される
様子を見ることができました。
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自転車を受け取り、走行準備を整えるともう15時。中途半端な時間に着くのも格安航空会社にありがちですが、致し方ないです。この日は、空港から距離20kmほどのキャンプ場へ走るだけ。
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空港周辺は真っ平らで干潟が広がります。
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ムツゴロウ型のトイレが微笑ましい
海遊パークのキャンプ場。
この季節、隣接する施設でノリを乾かすそうで、
その音が夜もしますよと言われてましたが、
ビールさえ飲めば絶対に眠れるので問題ないです。
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少し離れた肥前山口の
ショッピングモールに出向き、
今宵の食材と固形燃料などを調達。
佐賀牛ですよ、佐賀牛。
シンプルな調理器具と拙い調理技術でも、
素材がよければ問題ありません。
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固形燃料は全国どこにでもある
100円ショップで手に入りますし、
ソロでちまちま調理する分には
十分な火力があります。
案の定、夜が更けると共に雨が降ってきましたが、ほどよく酔って熟睡。
気温は0度くらいまで下がることも覚悟して
装備を整えてきましたが、そこまで下がることはなく
せいぜい5度くらいでしょうか。快眠できました。
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翌朝、まだ小雨が降るなかを
7時過ぎには撤収を完了し、とっととスタート。
110kmほど走る予定で、途中の見所も多い日なので、
気が少し焦ります。
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まずは佐賀城へ。
天守閣は残ってませんが、きれいな石垣とヤグラ、
御殿などが見所。
アニメ劇中と同じアングルの光景を
見ることができるだけで無上の喜びを感じます。
維新の立役者である肥前鍋島藩の城下町なので、
維新150周年をことのほか祝ってます。
先日に訪れた長岡は「賊軍」とされた城下町で、
どこもかしこも恨み節でした。
だから、印象の違いがことのほか鮮明です。
維新は150年も前のことなのに、
街に与えている影響は絶大なんだなと感じました。
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穏やかな峠を越えて唐津市へ。
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道なりに下っていくと、
鏡山が見えてきました。
南側から林道で上ることにします。
標高280mほどですが、低地に突き出た独立峰なので、思いのほか高度感があります。
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虹の松原ごしに唐津湾が眼下に広がります。
時おり小雨が降る残念な天候ですが、
上ってよかったと思えるダイナミックな眺望です。
なお、展望台周辺は車両通行止めですが、
自転車を押して歩くのはいいよ、と言われました。
地元の人と話す度、濃厚な佐賀弁を聞くことができて新鮮。
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唐津、見所が多いこと多いこと……。
やっぱり唐津市街に宿を取ればよかったなと思いつつ、
後ろ髪ひかれる思いで波戸岬のキャンプ場へ。

以下、またあらためてリポートします。
今年もいろんなところへ行けるといいな!

# by cyclotourist | 2019-01-03 20:00 | おしらせ | Comments(2)

近況報告

こんにちは、田村です。
またしてもブログを放置してしまいました。
サイクリングと模型作りの双方とも
それなりに充実した月日を過ごしてますし、
ブログを更新できないほど忙しい、ということは
まったくないのですが(むしろヒマ。汗)、
最近はツイッターでちょろっと呟くだけで
自己承認欲求が満足されちゃうんですよね(笑)。

とはいえ、ブログに行動記録を残しておくと、
自分的にも後で役立つことが多いので、
さくっとここ一ヵ月ほどの出来事を
振り返ってみたいと思います。
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いきなり自転車以外の話題で恐縮ですが(汗)、
ここのところ戦車プラモがマイブーム。
写真は「戦場のヴァルキュリア」というゲームに
出てくる架空の戦車ですが、その複雑極まるカラーリングと
内装まで再現されたキットのこだわりが相まって
なかなか作りごたえありました。
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11月10日、11日には新幹線輪行で新潟を訪れました。
新潟ご出身の輪友、ばっきー氏が
お得なきっぷを取得してくれ、
いつもの仲間4人で繰り出しました。
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弥彦山の麓にある公園で
色づいた紅葉を鑑賞。しかし、雨が降ったりやんだりで
輪行してばかりの一日でした。
この季節、降雨のなかを走っても
いいことないので、それはそれでよかったなあと。
新潟駅前に宿泊して、夜はメイドバーを訪れたのは
言うまでもありません(汗)。
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二日めは、ばっきー氏の
ご案内で新潟市街から阿賀野市へ向い、
「やまびご通り」なる林道へ。
無数の歌碑が建ち、ピークからは
越後平野を一望できる好コースでした。
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一週おいて11月23〜25日は、
伊豆半島に繰り出しました。
尊敬するベテランサイクリスト、高地さんが
主催する「南伊豆グルメオフ」です。
オフ会(?)とはいえ、各自で宿に集合するので、
特に往路は自由にソロで走ります。
そこで、珍しく(?)ダート混じりの道を選んで
戸田峠をめざしました。
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戸田峠の先に伸びる西伊豆スカイライン。
残念ながら富士山はほとんど見えませんでしたが、
何度走っても満足度の高い道です。
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妻良の定宿に4人が集まり、
お楽しみの海鮮グルメ宴会。
このお宿が今季で休業されることもあって、
ひときわ胸に染み入るような美味しさでした。
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二日めは素晴らしい快晴。
石廊崎あたりの海岸美は全国屈指だと実感します。
この日は南伊豆かいわいを軽く流して宿に戻り、
高地さんと二人だけの連泊。
特に自分は酒癖がよろしくないと評判なので
どうなることかと思いましたが、
無事に一夜を過ごすことができました……たぶん。
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三日目は、妻良から松崎に出た後に
大鍋越で河津に抜けました。
拳くらいの石がごろんごろんしていて
かなり荒れた印象でしたが、高地さんと二人で
のんびり進むのも楽しいものです。
本音を言えば、自分は南の河津ではなく
北へ向って沼津に抜けたかったのですが、
沼津に特段の愛着がない高地さんには
無理強いできませんでした(笑)。
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なぜその色? と突っ込まざるを得ない
高地さんの輪行袋(写真左)。
サイズに余裕があるのでランドナー用としても
人気があるマルト・RK-02ですが、たまたま
ピンクしか店頭になかったそうです。
自分が緑色のを持っているので、今度お会いしたら
譲りますよ、などと語りつつ車中の人となったのでした。
ちなみに、自分は
オーストリッチ・ウルトラSL-100輪行袋を
激しく愛用中。この軽さ、小ささに慣れてしまうと、
もう従来の輪行袋を使う気になれません。
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こうして来し方を振り返っていると、
このオヤジ、本当に遊んでばっかりだなあと
我ながら苦笑せざるを得ませんが、たまには
娘とサイクリングしたりもします。
浮間舟戸の風車公園へ行きたいというので、
荒サイを交えてお付き合いしましたよ。
さすがに24インチのロードも小さくなってきたので、
新車を用意してやりたいなと思ったものです。
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12月4日から5日にかけては、
ナイトラン一発で自宅から沼津まで走ってみました。
サイスポ誌で紹介したいと思っていたゴツいライトを
買ったので、その力試しも兼ねての奇行です(笑)。
しかし、1ページの記事を書くために、
2万5000円もするライトを自腹で買って、
一晩ナイトランして150km走るなんていうのも
我ながらトチ狂ってるなあとは思います。
シゴトとしては成立しません(笑)。
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でも、マンホールを見ただけで満足だったりします。
早朝の沼津港でいただいた海鮮丼も
けっこう美味しかったなあ。

その後、青春18きっぷで一人で新潟へ行ったり、
自走砲のプラモデルを作ったり。
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ナースホルンというドイツ軍の自走砲。
タミヤのプラモなので組み立てやすさ抜群だし、
一度、東部戦線の冬季迷彩って塗ってみたかったんですよね。
そしてついに……
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半年ぶりに女の子フィギュアを
作り出してしまいました(笑)。
最近、あんまりハマるアニメがなかったんですが、
久々に現れちゃったんですよ、名作が。
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先週、その舞台である佐賀へ
行ってまいりました。
グラベルバイクで三泊四日のキャンプツーリング。
冬にキャンプ? と思われる方も多いと思いますが
意外といいんですよ。
虫が少ないですし、食べ物美味しいですし、
キャンプ場はどこも空いてますし。
そして寒さは、服・寝袋などの装備と
コース設定・キャンプ場選びで
いかようにも対応できます。
佐賀は自分にとってサイクリングの空白エリアでしたが、
好きなアニメのおかげで訪れるモチベーションが生まれ、
かなり広範囲を見て回ることができました。
そのリポートは、またあらためて。

以上、近況報告でした。
季節柄、忘年会なんかがあることもあって、妻には
「遊んでばかりしていたいなら、家を出たら」と
毎日のように言われております。
仕事もしてるんだけどね。くわばら、くわばら(汗)。


# by cyclotourist | 2018-12-26 17:05 | おしらせ | Comments(3)

ひとりビワイチ

こんにちは、田村です。
先月末、思い立って「ビワイチ」してきました。
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一周ほぼ200km。
湖畔沿いの道はだいたい経験済みですが、
そう言えば一日でしっかり一周したことはなかったです。

とある先日、とある関西の方とお会いした時に
「近畿でサイクリングするんなら、やっぱりビワイチが定番や」と
当然のように言われました。
自分としては、渋い先輩のご指導もあり、
近畿エリアなら北山や若狭方面、
もしくは京都アニメーション諸作品の舞台(笑)が
ハイライトなのかと思ってましたが、
一般的にはビワイチが人気らしいです。
ロングライド志向の人が多い証なんでしょう。
「そうですか〜、ビワイチですか〜」と答えた自分でしたが、
経験が浅いのでピンと来ませんでした。
そこで、ちょうどヒマで天気がよさそうな日を
見計らって、パパッと体験してみることにしました。
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東京駅6時発の「のぞみ」に乗って、
名古屋で「ひかり」に乗り換え。
すると8時ちょうどくらいに米原に到着。
新幹線の速さ、恐るべし。この前は夜行バスに乗ったばかりだったので、
よけいに新幹線の速さを実感します。
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琵琶湖側の出口で輪行袋を開きました。
今回から、オーストリッチの新型軽量輪行袋である
ウルトラSL-100を使うことにしました。
さすがに小さく軽くなり、少しでも荷物を減らしたい時は
嬉しいモノです。生地は極薄なので
取り扱い注意ですが、今のところ無傷です。
そして、8時10分くらいにはスタート。
米原からは、21時過ぎまで東京へ向う新幹線があるので、
あまり寄り道などをしなければ、
まあなんとか日帰りできるだろうと予測。
ちなみに、輪行袋を立てかけたベンチは、
座面を外すとカマドになるという
工夫が施されたもので、イベントや災害時の
利用を考慮してるようです。
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コイツを見ると、滋賀県に来たなあと実感します。
コンビニに寄って補給食と飲料を調達してから、
湖畔に出ます。
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すぐにこんな風景が広がります。
はじめのうちは、お〜と思いますが、
景観も勾配も変化しないので、すぐに飽きます(汗)。
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ところどころにビワイチのマークがあります。
自転車走行帯の表示もほとんど完璧で、
GPSがなくても迷う心配はないでしょう。
ちなみに、自転車走行帯は湖側にしかなく、
「ビワイチ」は反時計回り一択です。
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20kmほど進むと、道が湖畔から離れ、
風景に変化が出てきます。
日曜と言うこともあり、前後にサイクリストを
よく見かけました。
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賤ヶ岳のふもとから、
国道のトンネルを回避するための山道へ。
標高アップは100mほどですが、
なかなかの見晴らしが広がります。
スタートから30km地点ほど。いま思えば、
ここが景観のハイライトでした。
奥びわ湖パークウェイは一方通行のようで、
反時計回りのビワイチでは通ることができません。
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渋いマキノの街並。
湖北の道には消雪装置があり、
冬の雪深さを思わせます。
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コンビニが点々とあるので、
補給に困ることはありません。
どこもサイクルラックがあり、利用者も多いです。
ロードで練習系の人もいれば、クロスバイクや小径車で
のんびり進む人も多いです。
コンビニがあるのは助かるのですが、
手頃なご当地グルメが見当たらないのが
琵琶湖の寂しいところかもしれません。
鮒ずしとかブラックバスには、さすがに
食指が動きませんし……。
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湖上に建つ、白鬚神社の鳥居。
ほかにめぼしいスポットもなく、
淡々と南下していきます。
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湖西線沿いに進みます。
立派な高架線で、まるで新幹線のよう。
以前、湖西線に乗った時は、琵琶湖を望む車窓に
釘付けになったものですが、自転車からだと
湖南エリアはまるで展望が広がりません。
いい加減飽きてくるのですが、寄り道すると
終電に間に合わないかも……という焦りもあり、
淡々と進みます。まあ、そういう時間的な
制約があるブルベ的な走りを採らないと、
一日で200kmを走るなんておぼつきません。
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14時過ぎには大津へ。
坂がないので、自分でも平均時速20kmほどをキープできます。
万一時間が押すようなら琵琶湖大橋か近江大橋を渡り、
湖南をショートカットすることも考えてましたが、
キチンと一周できそうです。
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瀬田の唐橋を渡りました。
このあたりに来ると、
下がっていたモチベーションが高まります。
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好きなアニメの舞台があるから(笑)。
道中、寄り道らしい寄り道は
ここくらい。むしろ、ここに寄りたいから
ビワイチする気になった、と断言できます(汗)。
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東岸を北上していくと、草津あたりから
湖岸公園に沿った自転車道が続きます。
一般道はクルマが多いエリアなので助かります。
こういう一周コースの場合、どこかで向かい風に
遭遇するものですが、この日は風が穏やかで助かりました。
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守山には「自転車の聖地」なる碑ができたそうで、
よし見てやろう、と思ってましたが、
それがある公園は倒木があったようで立ち入り禁止……。
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碑そのものは、車道沿いの歩道から
遠望できました。守山市長キモ入りで建立したそうですが、
ちょっとヘン……かな?  しまなみ海道にも
自転車の聖地を謳う碑がありますが、
やらしい(名古屋弁で「恥ずかしい」という意味らしい)
感じがしないでもありません。
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近江八幡で夕暮れ。
見事な夕焼けですが、やっぱりナイトラン突入か……と
少し気が重くなりました。
もちろん、近江八幡の街並など見てる余裕はありません。
本当に日が短くなったものです。
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18時過ぎには米原駅に到着。
ちょうど10時間ほどでビワイチ完了。
結果的に、自分としては望外の好ペースで
走ることができました。

やっぱり、一日で200kmも走ると
「俺、がんばった」と自画自賛したくなります。
達成感があるのは間違いないです。
これだけ走りやすい200kmコースは貴重ではあります。
一方で、「走るだけだった」という
一抹の寂しさがあるのも事実。
ずいぶんな交通費をかけてやってきたのに、
マキノの美林や彦根城、近江八幡の街並みなど
まったく見ていません。食事はすべてコンビニ……。
「中二病」の舞台を見たことだけが救いです。
やっぱり、湖北で見かけたキャンプ場で夜を過ごしたり、
一周にこだわらず、敦賀や宇治へ足を延ばすほうが
変化のあるサイクリングが楽しめたとも思えます。
走行距離と旅情を両立させるのは
自分にはなかなか難しいのです。

後日、ビワイチが定番やで、と話した
関西の方と再会したのですが、
「ビワイチしたんか? 達成感“しか”ないやろ」と
言われました。
まさにそのとおり。みんな知ってるんやな(笑)。


# by cyclotourist | 2018-11-13 17:46 | おしらせ | Comments(3)

高速バスで輪行

こんにちは、田村です。先週の頭まで没頭していたのが、八重洲出版から発売されるムック「輪行がよくわかる本」です。その名の通りの内容なのですが、あらためて輪行について一冊にまとめてみると、自分の経験がいかに限られているか、痛感させられることが多々ありました。そのひとつが「バス輪行」です。基本的にダメ、とまとめてしまえば記事としては楽で無難なのですが、そんな本は自分でも買いたいと思えませんから、この機会にバス輪行について調べたり、体験してみました。すると、やっぱり基本的にはダメなのですが(笑)、ごく一部の路線バスでサイクルラックを導入していたり、鉄道の代行バスはOKだったり、空港へ向うリムジンバスもOKであることが多いなど、例外もあることが分かってきました。実際には、現地で車掌さんに頼んだら載せてくれた、なんて路線バスも多いかとは思いますが、そういう例外的な個別の運用に関しては事例としては紹介しにくいです。昔はずいぶんしたものですが……。また、輪行で利用価値が高いと思えるのは、長距離を移動する高速・夜行バスですが、こちらも公式に輪行がOKな運行会社は皆無に近いです。わずかな例外が、ブルーライナーという運行会社。ホームページで、輪行OKであることをPRしてみます。そこで、利用してみることにしました。
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新宿の「バスタ」から出る、名古屋行きの夜行バスを選んでみました。今回、バスで輪行すること自体が目的。目的地に目的はないと言って過言ではないので、とにかく安い便を選んだ結果です。輪行する場合、ネットから予約はできず、電話で予約するのが少々面倒でしたが、運賃は2500円と激安。これに輪行袋積み込み料として+1500円が必要。計4000円ですから、新幹線の半額以下。もっとも、夜行バスの料金は時価みたいなものなので、休前日などは値段が跳ね上がるようです。
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0時25分発のアミー号というのに乗り込みます。
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バスタを利用するのは初めてでしたが、ずいぶん賑わってます。
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ご自身で積んでくださいと言われたので、自分で突っ込みました。輪行袋はバス1台につき2個までOKです。当然ながら、輪行袋に収めないと積んでくれません。輪行袋を載せて身を引く際に、ドアに頭をぶつけました。いかんせん勝手が分かりません。
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4列シートの車内はほぼ満席。前面も含め、カーテンで完全に遮光されているので、もう寝るしかない状況。シートピッチは新幹線よりは狭いけど、格安航空会社よりは広いくらい。となりにも人が座りましたが、さほど気になりません。寝台特急だと、車内で酒盛りというのがお約束ですが、「飲酒はご遠慮ください」とアナウンスがありました。パーソナルスペースが狭いからやむを得ないですね。なにはともあれ、定刻どおり出発。
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酔ってないと寝付きがわるい体質なので、しばらくアニメなど見て眠気を待ちます。当然イヤホンをしてるのですが、耳栓としても有効です。
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1時間くらい走って、海老名SAで最初の休憩。夜のSAは夜行バスばかり。トイレがないバスなので、どうなることかと不安もありましたが、これ以降もちょくちょくSAに寄ったので問題ないです。止まるたびにどうしても目が覚めてしまうので眠りが浅いものの、2〜3時間は眠ることができたでしょうか。
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定刻どおり5時半に名古屋へ着きました。金山なので、鉄道駅が近いのがメリット。たった4000円で、こんな早朝から行動できるという事実に胸が高まります。少し眠いのは否めませんが(笑)。
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目的地に目的はないと言いつつ、まったくサイクリングしないのでは何のための輪行か空しくなってしまうので、知多半島と伊良湖あたりを少し走ってみることにました。
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名古屋市街を走るなんて避けたいので、名鉄の金山駅から輪行を続けます。
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名鉄のネットワークすごい。路線のイメージがわかず、自分が地方からやってきたお上りさんのように思えます。名古屋でこれですから、初めて東京へ来た人はかなり戸惑うんだろうなあ……。
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ありきたりの通勤電車なのでしょうが、田舎者(笑)には何もかも新鮮。
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かなり飛ばしますね。こんなメーターを付けてるくらいだから、俊足が自慢なのかもしれません。
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内海駅で降車。なんということはない高架駅ですが、初めて降りる駅はどこだってワクワクします。
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7時すぎには走行開始。夜行バスのおかげで持て余すくらい時間があります。
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海岸線を小一時間も走ると、知多半島先端の師崎につきました。ここの岬はSKE48のPVに出たそうですが、三次元の女性に興味がない自分は一瞥しただけで船乗り場へ。
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昭和感あるきっぷ売り場と待合室。まだお店などが開いてないこともあり、しみじみとした場末感が漂っています。
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師崎から伊良湖へ渡ります。直行する便はなくて、篠島で乗り継ぎます。次の便に乗っても、篠島でずいぶん待ちますよ、ときっぷ売り場で教えてもらいましたが、それはそれで問題ないので乗船。
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小さな高速船なので、自転車は再び輪行袋に収めます。
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乗務員に聞いた上で、適当なスペースに輪行袋を置きました。
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ちょっと心配になるくらい利用客は少ないです。
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平たい日間賀島を眺めなら、およそ10分の船旅。
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篠島に上陸。
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師崎とは一転して、妙にモダンな乗り場。こちらにも軽食やお土産を扱うお店がありましたが、一時間以上も待ち時間があるので、せっかくなので街へ繰り出すことにします。観光案内所で食事処を尋ねたところ、この時間(9時過ぎ)でもやってる店があるとのこと。自転車に乗るまでもない近さなので、輪行袋を放置して歩いて向います。
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大漁旗を掲げた漁船たち。船首に描かれた独特の文様が篠島にもやう漁船の特徴だそうです。
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ヘルメットを被らず、スクーターで行き交う人々。以前、日間賀島を訪れた際も同じ光景を見ました。このあたりの道路交通法はちょっと変わってるのかも知れませんね(汗)。
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篠島はシラスの水揚げが日本一とのこと。せっかくなので釜揚げシラス丼をいただきました。ほくほくした食感が心地よく、醤油をかけなくても淡い塩味があってとても美味でした。たまたま寄っただけの島でしたが、このシラス丼目当てでも訪れる価値がありますね。
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伊良湖への便も小さな高速船。乗客はついに自分一人だけ……。
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こうした船内でもハンディGPSがあると速度などが分かって面白いです。
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伊良湖へも10分ほどで到着。師崎〜篠島よりも揺れが激しく、外洋が近いことを実感させてくれました。
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ちょっと走れば伊良湖岬灯台。灯台がある岬っていいですよね。先端に着いた、って実感があります。もっとも、この日は交通機関で移動してばかりですが。
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自転車道へ進んでいきます。少し内陸に入る区間は、ほどよく寂れていてよい雰囲気です。
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しかし、海岸線に出ると砂が自転車道を覆っていて、走りにくいばかり。早々に一般道にシフトします。
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三河田原駅からとっとと輪行。まだ13時過ぎでしたが、この先は市街地が続きますし、もういいかなあと。やっぱり眠いのでダルいのが正直なところ。結局、自転車で走ったのは50kmに満たないくらいでした。
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豊橋から新幹線、というのもさすがにもったない時間なので、新所原から天竜浜名湖鉄道に乗ることにしました。古い駅舎が多いことで知られるローカル線です。
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駅舎に食堂があったり、カフェが入っていたりします。
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天竜二俣駅に到着。ここで車両を増結するので、10分くらい止まります。
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列車から出て、駅舎を見学。構内には転車台も残ってます。
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掛川まで乗り通すのがもったいなくなって、遠州森という駅で降りてみました。時間に余裕があるのはいいものです。
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渋い……。昭和10年に建てられた駅舎が、ほとんど改変されることなく残ってます。
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ここで「貸し出し用の輪行バッグ」という世にも稀なモノを見せていただきました。いくつかの駅に備えており、保証金1000円で貸してくれるそうです。同線内で返せば保証金は戻ってきます。自転車をそののまま積める「サイクルトレイン」を実施しているローカル線はかなり増えましたが、輪行袋を貸すというのは寡聞にして初めて知りました。しかし、天竜浜名湖鉄道の区間だけ輪行できることにどんなメリットがあるんでしょう……。遠来の人はそもそも輪行でしょうし、地元の人が輪行袋に入れてまで自転車を列車に載せたいと思うのか……。スポーツ車じゃないと実質的に輪行できませんし。実際、借りる人はほとんどいないみたいです。サイクリスト向けに何かしたい、という思いは伝わりますが、誰か「意味ないよ」って止めなかったんですかね。もっとも、「THR」とロゴがプリントされたホイールバッグは結構カッコいいなと思いました。貸すんじゃなくて、売ればいいのかも(笑)。天竜浜名湖鉄道は、元は国鉄の二俣線なので、「JNR」でもいいかも。そのロゴが入った輪行袋なんてあったら、絶対に買っちゃいますね。
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湘南カラーの列車も走ってます。自分もこれに乗って掛川へ。
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そして新幹線に乗り換えて帰京。さすがに復路までバスは体力・気力的に無理。結果として、夜行バス輪行は有益だなと思いました。安いこと以上に、現地着が早いのがいい。プランニングの幅が広がります。しかし、やはり眠りの質が落ちるのは如何ともしがたく、せっかくの早着を活かせるほどサイクリングする体力・気力が自分にはありませんでした(汗)。お金がないのはよくあることなので、そんな時でも遠くへ行きたい時はまた利用するかもしれませんが、もう走らなくていい復路で利用するのがいいのかな……と思いました。
# by cyclotourist | 2018-10-30 14:24 | おしらせ | Comments(5)