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シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

cyclo.exblog.jp

ハンドメイド自転車の黄金時代

こんにちは。田村です。

シクロツーリストのバイブルとも言える名著、
『THE GOLDEN AGE OF HANDBUILT BICYCLES』。
フランスを中心とした、華麗なるツーリング車を美しい写真で
解説している洋書です。
ハンドメイド自転車の黄金時代_d0211129_175337.jpg
総クローム仕上げのエルスがカッコいいカバーですね。

……………………

気づきましたか?
タイトルが日本語になっていることに!
ハンドメイド自転車の黄金時代_d0211129_1775721.jpg
弊社、グラフィック社には
国際部というのがありまして、洋書を国内向けに邦訳したり、
その逆に、こちらのコンテンツを各国語版にするという
出版も数多く行っております。

そして来る4月に刊行させていただくのが、
『THE GOLDEN AGE OF HANDBUILT BICYCLES』の日本語版、
『ハンドメイド自転車の黄金時代』なのです。
ハンドメイド自転車の黄金時代_d0211129_17143294.jpg
日本語です。うれしいな!

僕自身が、この本を日本語で読みたいな〜と
切実に思っていました。本日、印刷する中国から
色校が届き、感慨もひとしおです。

翻訳はプロの翻訳者が行い、
監修はご存知の中堀剛さんに務めていただきました。
ですので、かなり読みやすく、シクロツーリストの方々に
違和感のない日本語になっております。

さらに、アイズバイシクル土屋郁夫さんにも
内容をご確認いただき、
用語の日本語表記をはじめとして、多々ご教示いただきました。
あらためて、お礼申し上げます。

価格は、アマゾンなどで手に入る洋書に比べても
グンとお求めやすいものになります。
ただし、国内での書籍流通事情を考慮して、
判形はひとまわり小さくなり、AB判というサイズになります。
原書の約86%縮小です。

発売は4月と少し先ですので、
また後日、あらためて詳細をお伝えしたいと思います。
どうぞご期待ください。


『シクロツーリスト』を出し、大槻さん、中堀さんの
書籍を出させていただきながら、こんな翻訳本プロジェクトも
実は進行していたのです。
僕って働き者だなあ(笑)
# by cyclotourist | 2011-02-01 17:25 | おしらせ | Comments(4)

絹代さん

こんにちは。田村です。

昨晩は、某カメラマン主催の新年会に
お邪魔してきました。

そこへなんと……絹代さんが登場!
絹代さん_d0211129_1035517.jpg
あいかわらずお美しい方です。
まぶしくて、僕のような庶民の眼はつぶれてしまいそうです。

自転車を軸に、イベントのMCや講演など
多彩な活動をされている絹代さん。

美貌と学歴(東大卒ですよ!)を兼ね備え、しかも
自転車に乗ったらけっこう速い……
天は人に二物も三物も与えるんですね。

トレックやチネリのロードバイクを愛用している
絹代さんですが、そのうちに、ガード付き自転車にも
目覚めてくれるといいなと思っております。

弊社の3月新刊『輪行サイクリングのすすめ』にも、
絹代さんのインタビュー記事を掲載させていただく予定です。
女性ならではの輪行ノウハウにご期待ください!

しかし、せっかく絹代さんが参加された新年会において、
僕は痛チャリとか、ラブプラスとか
エヴァの話ばっかりしてしまい、
悔やんでも悔やみきれません。
# by cyclotourist | 2011-02-01 10:50 | おしらせ | Comments(2)

大島サイクリング

こんにちは。田村です。

この週末は、
大島一周サイクリングをしてまいりました。
この島へ行く手段は、フェリー、高速船、全日空と
いろいろありますが、僕が愛用しているのは
調布飛行場から飛び立つ新中央航空です。
大島サイクリング_d0211129_12155461.jpg
輪行袋を積み込んでくれる地上スタッフ。気さくです。
新中央航空の機材は、国内ではココでしか使われてないといわれる
ドルニエDo228。乗客19名の小型旅客機です。

もちろん、輪行もOK。ただし、重量5kgを越えると
1kgごとに170円の追加料金がかかりますので、それなりに
費用は必要です。

これに乗ることが、大島行きの楽しみでもあります。
なぜなら……
大島サイクリング_d0211129_12185955.jpg
眼下に広がる圧巻のパノラマ!
飛行高度が低く、
しかもDo228は高翼配置なので下方視界バッチリ!
下界のようすが手に取るようにわかります。持参の
ツーリングマップルと見比べながら眺めていると、
いっそう面白いです。

大島までは20数分で着いてしまいますが、
ず〜っと機窓にへばりついておりました。

ただし、機体が小さく、雲の下を飛ぶので
揺れる時はけっこう揺れます。乗り物酔いする方は
ご注意を。
大島サイクリング_d0211129_12243840.jpg
大島空港。
海岸近くの限られた平地にあり、
上空から見るとまるで航空母艦のよう!

実は僕、自転車や鉄道に加えて、ヒコーキも大好物。
それでいてクルマの運転免許はもってないので、
まさに輪行するために生まれてきたようなもんです(笑)。

そして、今回のサイクリングの主役は……
大島サイクリング_d0211129_12285160.jpg
出ました! アルプス・クライマー。
渋い! 三原山の裏砂漠が似合いすぎる!

もうお分かりの方もいらっしゃるかも知れませんが、
来るべき輪行本の取材のために、“アルプスの少女”と
一緒にサイクリングさせていただいたのです!
いろいろ勉強させていただきました。

ちなみに僕は……
大島サイクリング_d0211129_12304725.jpg
ブロンプトンで走りました。
僕の剛脚を持ってすれば、大島程度のアップダウンと距離なら
3段変速のミニベロで十分です!
……というのは大ウソで、けっこう大変でした(笑)。

でも、ブロンプトンって、見た目の可愛らしさとは裏腹に、
かなり走りますし、専用バッグによって積載能力も抜群。
ロケのお供にかかせない存在です。

ここでお知らせです。

今回のロケを含む、さまざまな輪行ノウハウと
輪行コースガイドを収録した本が、
弊社より3月に登場します!

その名も『輪行サイクリングのすすめ』です。
著者は、一部で大人気の美人エディター、田中真理さん。
『シクロツーリストVol.1』でノートンのランドナーを
オーダーしたお姉さんです。

どうぞ、ご期待ください!
# by cyclotourist | 2011-01-31 12:38 | 製作中 | Comments(4)

アレックス・サンジェ

こんにちは。田村です。

インフルエンザが流行ってますね。
シクロツーリストのみなさまはご息災でしょうか。

さて、もうみなさんご存知のかた、お持ちのかたが
多いかと思いますが、凄い本が出ましたね。

アレックス・サンジェ_d0211129_17293472.jpg
パリの手作り自転車、アレックス・サンジェ』です。

フランスから海を渡り、日本の熱心なファンに届いた
45台のアレックス・サンジェが、豪華な上製本のなかで
キラキラと輝いております。
こんな凄い自転車の本、しかも和書に
お目にかかったことは、寡聞にして僕はほとんどありません。

夢のような本を実現させた方々の熱意と
ご苦労はいかばかりだったか……。

いち読者である僕ですが、この本がひとりでも
多くの読者を獲得することを願ってやみません。
# by cyclotourist | 2011-01-28 17:46 | おしらせ | Comments(4)

ハンドメイドバイシクルショー

こんにちは。田村です。

「使う人、目的にあわせた自転車造りフェア2011」、通称は
ハンドメイドバイシクルショーに行ってきました。

会場は北の丸にある科学技術館です。ここには
自転車文化センターがあり、各種の自転車展示会も
よく開かれるので、足繁く通わせてもらってます。
けれども、ハンドメイドバイシクルショーを拝見するのは
実は僕、今回が初めてなんです。
ハンドメイドバイシクルショー_d0211129_14525575.jpg
会場の入り口。しかし、
この展示会タイトルは、分りやすいようで分りにくいような……

会場は、高齢者や身障者用のカスタム自転車ブースと、
レジャー・レース用自転車ブースに分かれています。
なにはともあれ、僕は後者のブースへ。
ハンドメイドバイシクルショー_d0211129_14561093.jpg
東叡社さんの展示車。実に美しいランドナーです。
昨日、このブログにコメントをいただいた河田様の愛車です。
オーナーご本人も来場されており、それはそれは
幸せそうな面持ちでした。
いつかこんな美人さんを、僕も手に入れたいものです。

ハンドメイドバイシクルショー_d0211129_1502531.jpg
東叡社のアテンダントは、ご存知、中堀さん。
来場者の熱心な質問に、的確に対応されていました。
ハンドメイドバイシクルショー_d0211129_1514881.jpg
ひときわドレッシーなケルビム(今野製作所)さんのブース。
写真は、「ランブラー」と名付けられたコンセプトモデル。
ケルビムが提案する現代版スポルティーフとのことでした。
ハンドメイドバイシクルショー_d0211129_1554560.jpg
SANO MAGICさんのマホガニー製ロードバイク。
木材は、もっとも古いフレーム素材ですが、
こんな現代的なスタイルの自転車も作り出せるんですね。
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渡辺捷治製作所さんのスポルティーフ。
フォーク先端部に装着されたバッグサポーターが独創的です。
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伝説のビルダー、渡辺捷治さん(左)と談笑するベロクラフト・大槻さん(右)。
なにか興味津々のプロジェクトが
急遽決まったようでした。その全貌は、
近未来の『シクロツーリスト』でリポートできるはず…です!

ハンドメイドバイシクルショーは、明日(23日)まで
開催されています。
日本が世界に誇るハンドメイド自転車の頂点を、
直接見ることができる貴重な機会です!
# by cyclotourist | 2011-01-22 15:21 | おしらせ | Comments(3)