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シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

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四国ゆゆゆツアー

こんにちは、田村です。
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先の週末は、同好の士と共に
四国は香川県を訪れ、舞台めぐりサイクリングを
満喫してきました。
その舞台とは、「ゆゆゆ」と呼ばれるアニメ。
『結城友奈は勇者である』の略称です。
最近のアニメは妙に長いタイトルが多いのですが、
ご丁寧に略称が用意されてるんですね。
『ダーリン・イン・ザ・フランキス』→「ダリフラ」、
『宇宙よりも遠い場所』→「よりもい」
って感じですね。

で、「ゆゆゆ」の主要舞台が香川県なのです。
アニメに限らず何からの作品て関東に偏重してるので、
四国が舞台だと旅情がかきたてられます。
もちろん、キャラや物語も好みではあるのです。
一昨年から行きたい行きたいと思っていたのですが、
まさにその香川県在住の先輩サイクリスト、
ジェームス吉田さんも「ゆゆゆ」におハマりになってると知って、
舞台の案内をお願いしたのでした。
そして仲間内に声をかけたところ、
関東から自分含め3人、関西から一人参集することになり、
総勢5名で舞台めぐりを決行することに
なったのでありました。
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寝台特急で高松入りしたかったのですが、
きっぷが取れず、当日の新幹線で。
これでも10時半前に高松に着くのが新幹線のすごさ。
四国だと、乗車券を往復で買うと割引があるのが救い。
飛行機だとジェットスターが安くていいのですが、
成田からというのがネック。
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岡山で快速マリンライナーに乗り換え、瀬戸大橋を通過。
みな年甲斐もなく(?)大はしゃぎ。
9km続く空中散歩。今更ながら、すごい橋ですな。
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予定どおり高松に到着。
お出迎えいただいたジェームス氏と合流し、
笑顔がこぼれます。昨年は、ジェームス氏から
大洗キャンプのためにお越しいただいたのですが、
こちらから訪ねるのもいいものですね。
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高松駅で個人的に外せないのが、海峡うどん。
東京なら空腹を充たすだけの駅うどんですが、
ココは讃岐うどんの本場。駅でもさすがに美味いのです。
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駅前で自転車を組み立て。
自分はここのところコレばかりのグラベルロード、
メルクスのストラスブール71。今回は宿泊まりの一泊二日ですが、
それなりの荷物を収めるのに大型サドルバッグは
やっぱり便利です。
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ジェームス氏はキャノンデール・CAAD12ディスク。
氏が挑戦中のブルベで活用してるディスクロードです。
自分もまったく同じモデルを持ってるので、
なんだか不思議な感じ。
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京都は宇治からお越しの北山先輩は
ビゴーレのロード。タイヤにセミノブの
グラベルキングを選ばれており、荒れた路面も含めた
ツーリング適性を高めています。
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北山さんのサドルバッグに吊るされた反射マスコット。
これ、アニメが場違いだよと突っ込みましたが、
思い起こせば自分がプレゼントしたものでした(汗)。
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千葉からお越しのミウラSV先輩は
金色のケルビムロード。サイズが大きなフレームは
各種のバッグ装着が容易なのでうらやましい。
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ガンダムスタンプラリーに続いて、トシさんもご一緒。
というよりむしろ、最近はトシさんとばかり走ってます(汗)。
自転車はカーボンディスクロードのルーベ。
今回はあえてサドルバッグを装備せず、フロントバッグが
メインなのが興味深いところ。臨機応変ということでしょう。
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高松市街を抜けて海岸線を西へ。
瀬戸内海は海の色が淡いと感じます。
あいにくの向かい風でしたが、
四国にいるというだけで気分が高まります。
まだアニメの舞台でないのに、
やっぱり遠征は非日常的です。
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坂出の手前で二件目へ。
飲み屋じゃなく、うどん屋さんを
ハシゴできるのも香川の楽しみですよ。
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坂出にキター! 写真は駅前のイオン。
だからなに? って感じの方が大多数だと思いますが、
この風景がアニメで描かれていたのです。
それだけで「お〜!」と面白がれるのが
舞台めぐりサイクリングの醍醐味。
坂出では、ほかにも庭園や昔の学校などが
アニメで描かれていて、きっちり存在します。
もっとも、坂出の観光施策的には
「ゆゆゆ」をまったくノーチェックらしく、
アニメ舞台であることをアピールする
なにがしかのポスターやバナー類は一切ナシ。
来訪者を増やす振って湧いたようなチャンスだと
思われますのに、もったいない……。
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瀬戸大橋に肉薄。
坂出にとって、これが30年前から
キラーコンテンツなんでしょうね。実際、何度見ても
圧倒的な迫力があります。
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アニメで描かれていたとおりに
砂浜を歩いてみたり(照)。
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瀬戸大橋の記念館を見学。
新幹線が通れるように作ってあるんですね。
展示モデルが300系新幹線というのが、
開通30年の歴史を感じさせます。
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今宵の宿がある丸亀へ。
かつて本州との連絡船で栄えた港町。
これまでも通ったことはありますが、
街を見たり泊まるのは初めてなので興味津々。
この灯籠や街道などは、かつて
「シクロツーリスト」誌でジェームス氏に
リポートしていただいたこともありました。
時を経ての対面に個人的には感無量。
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丸亀城。石垣が圧倒的。時代は違えど、
瀬戸大橋に匹敵する人智の結晶でしょう。
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ジェームス氏に取っていただいた激渋の「獅々友旅館」。
宇治からお越しの北山さんは、
三十年も前に出張で投宿したそうで、
感無量の様子で女将さんと語らってました。
そして、かるく風呂をいただいた後は……
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地元の名店「一鶴」で骨付き肉。
ちょっとカレー風味(?)でビールが進むこと進むこと……。
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店で痛飲した後も、スーパーでがっつり買い込んで部屋飲み。
そして、ひとり、またひとりと寝落ち。
まさに合宿という風情で夜も更けていくのでした。
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翌日も快晴。しかも風が弱まってくれたので快走。
瀬戸内海に突き出した荘内半島を回ったりしつつ、
香川県の最西部にあたる観音寺をめざします。
もっとも、昼過ぎまで自分だけは
ひときわ不調だったのは言うまでもなく(汗)。

荘内半島には、旧海軍の水上機・飛行艇の基地跡があったり、
浦島太郎伝説が各地で語られていたりで、
その海岸美と適度なアップダウンが相まって
絶好のサイクリングルートでした。
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観音寺に到着。この橋は、「ゆゆゆ」劇中で
ひときわ印象的に描かれていたもの。
やっと見ることができました。
ここをあのコとあのコが一緒に……と
劇中を思い起こすだけで軽く泣けますね。
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坂出とはうってかわって、
観音寺は「ゆゆゆ」ムードばっちり。
なんだかうれしいです。アニメがきっかけで訪れた
我々を歓迎しくれるようで、ホッとするのです。
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駅前で客待ちするタクシーもご覧のとおり。
大洗や秩父ほど、同好の士が街を闊歩している
様子はありませんが、それだけに一種の
プレミア感に包まれます。
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劇中の勇者たちが通っていたうどん屋さんのモデル。
かなりの人気店のようで席はぎっしり。
フツーの(?)お客さんばかりですが、
お店の片隅にファンが持ち寄ったという
「ゆゆゆ」のポスターがひっそり貼られていて、
とても微笑ましく感じられたのです。
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観光案内所は「ゆゆゆ」全開。
地元の名所を訪れるキャラクターが
描き下ろされた素晴らしいポスターです。
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琴弾公園に隣接する道の駅。
我らがオタクの大好きなパネルが集合。
顔出し看板がアレなのがアレですね。
銀ちゃんがいないのはちょっと寂しいけれど……。
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「勇者部利用ルーム」があるカラオケへ。
昼間っからカラオケなんて……これも
舞台めぐりならでは?
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声優さんのサインも。
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しばし絶唱。ジェームス氏が圧倒的にうまくて選曲も渋く、
感動と爆笑が渦巻くことしばし……。
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夢のような時間が過ぎるのは
あまりにも早すぎて……。浦島太郎ならずとも
百年くらい遊びたくなりましたが、
後ろ髪を引かれる思いで輪行。
観音寺からそれぞれの帰路についたのでした。

サイクリングは、どこだろうといつだろうと
基本的には走るだけで楽しいものですが、
訪れる先が不思議と見覚えある舞台だったり、
気の合う仲間と一緒だったりすると、
飛躍的に楽しさが倍増されます。

峠越えもキャンプもブルベも一人旅も大好きですが、
今回のような舞台プラス仲間の存在が
自分にとっての理想的な旅を形作る要素であり、
望んでいる時間の過ごし方なんだな〜と
あらためて実感した二日間でした。
ご案内いただいたジェームス吉田さんには
ひときわ感謝なのでございます。



by cyclotourist | 2018-02-23 22:33 | おしらせ | Comments(7)