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シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

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カテゴリ:おしらせ( 504 )

ひとりビワイチ

こんにちは、田村です。
先月末、思い立って「ビワイチ」してきました。
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一周ほぼ200km。
湖畔沿いの道はだいたい経験済みですが、
そう言えば一日でしっかり一周したことはなかったです。

とある先日、とある関西の方とお会いした時に
「近畿でサイクリングするんなら、やっぱりビワイチが定番や」と
当然のように言われました。
自分としては、渋い先輩のご指導もあり、
近畿エリアなら北山や若狭方面、
もしくは京都アニメーション諸作品の舞台(笑)が
ハイライトなのかと思ってましたが、
一般的にはビワイチが人気らしいです。
ロングライド志向の人が多い証なんでしょう。
「そうですか〜、ビワイチですか〜」と答えた自分でしたが、
経験が浅いのでピンと来ませんでした。
そこで、ちょうどヒマで天気がよさそうな日を
見計らって、パパッと体験してみることにしました。
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東京駅6時発の「のぞみ」に乗って、
名古屋で「ひかり」に乗り換え。
すると8時ちょうどくらいに米原に到着。
新幹線の速さ、恐るべし。この前は夜行バスに乗ったばかりだったので、
よけいに新幹線の速さを実感します。
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琵琶湖側の出口で輪行袋を開きました。
今回から、オーストリッチの新型軽量輪行袋である
ウルトラSL-100を使うことにしました。
さすがに小さく軽くなり、少しでも荷物を減らしたい時は
嬉しいモノです。生地は極薄なので
取り扱い注意ですが、今のところ無傷です。
そして、8時10分くらいにはスタート。
米原からは、21時過ぎまで東京へ向う新幹線があるので、
あまり寄り道などをしなければ、
まあなんとか日帰りできるだろうと予測。
ちなみに、輪行袋を立てかけたベンチは、
座面を外すとカマドになるという
工夫が施されたもので、イベントや災害時の
利用を考慮してるようです。
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コイツを見ると、滋賀県に来たなあと実感します。
コンビニに寄って補給食と飲料を調達してから、
湖畔に出ます。
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すぐにこんな風景が広がります。
はじめのうちは、お〜と思いますが、
景観も勾配も変化しないので、すぐに飽きます(汗)。
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ところどころにビワイチのマークがあります。
自転車走行帯の表示もほとんど完璧で、
GPSがなくても迷う心配はないでしょう。
ちなみに、自転車走行帯は湖側にしかなく、
「ビワイチ」は反時計回り一択です。
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20kmほど進むと、道が湖畔から離れ、
風景に変化が出てきます。
日曜と言うこともあり、前後にサイクリストを
よく見かけました。
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賤ヶ岳のふもとから、
国道のトンネルを回避するための山道へ。
標高アップは100mほどですが、
なかなかの見晴らしが広がります。
スタートから30km地点ほど。いま思えば、
ここが景観のハイライトでした。
奥びわ湖パークウェイは一方通行のようで、
反時計回りのビワイチでは通ることができません。
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渋いマキノの街並。
湖北の道には消雪装置があり、
冬の雪深さを思わせます。
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コンビニが点々とあるので、
補給に困ることはありません。
どこもサイクルラックがあり、利用者も多いです。
ロードで練習系の人もいれば、クロスバイクや小径車で
のんびり進む人も多いです。
コンビニがあるのは助かるのですが、
手頃なご当地グルメが見当たらないのが
琵琶湖の寂しいところかもしれません。
鮒ずしとかブラックバスには、さすがに
食指が動きませんし……。
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湖上に建つ、白鬚神社の鳥居。
ほかにめぼしいスポットもなく、
淡々と南下していきます。
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湖西線沿いに進みます。
立派な高架線で、まるで新幹線のよう。
以前、湖西線に乗った時は、琵琶湖を望む車窓に
釘付けになったものですが、自転車からだと
湖南エリアはまるで展望が広がりません。
いい加減飽きてくるのですが、寄り道すると
終電に間に合わないかも……という焦りもあり、
淡々と進みます。まあ、そういう時間的な
制約があるブルベ的な走りを採らないと、
一日で200kmを走るなんておぼつきません。
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14時過ぎには大津へ。
坂がないので、自分でも平均時速20kmほどをキープできます。
万一時間が押すようなら琵琶湖大橋か近江大橋を渡り、
湖南をショートカットすることも考えてましたが、
キチンと一周できそうです。
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瀬田の唐橋を渡りました。
このあたりに来ると、
下がっていたモチベーションが高まります。
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好きなアニメの舞台があるから(笑)。
道中、寄り道らしい寄り道は
ここくらい。むしろ、ここに寄りたいから
ビワイチする気になった、と断言できます(汗)。
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東岸を北上していくと、草津あたりから
湖岸公園に沿った自転車道が続きます。
一般道はクルマが多いエリアなので助かります。
こういう一周コースの場合、どこかで向かい風に
遭遇するものですが、この日は風が穏やかで助かりました。
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守山には「自転車の聖地」なる碑ができたそうで、
よし見てやろう、と思ってましたが、
それがある公園は倒木があったようで立ち入り禁止……。
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碑そのものは、車道沿いの歩道から
遠望できました。守山市長キモ入りで建立したそうですが、
ちょっとヘン……かな?  しまなみ海道にも
自転車の聖地を謳う碑がありますが、
やらしい(名古屋弁で「恥ずかしい」という意味らしい)
感じがしないでもありません。
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近江八幡で夕暮れ。
見事な夕焼けですが、やっぱりナイトラン突入か……と
少し気が重くなりました。
もちろん、近江八幡の街並など見てる余裕はありません。
本当に日が短くなったものです。
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18時過ぎには米原駅に到着。
ちょうど10時間ほどでビワイチ完了。
結果的に、自分としては望外の好ペースで
走ることができました。

やっぱり、一日で200kmも走ると
「俺、がんばった」と自画自賛したくなります。
達成感があるのは間違いないです。
これだけ走りやすい200kmコースは貴重ではあります。
一方で、「走るだけだった」という
一抹の寂しさがあるのも事実。
ずいぶんな交通費をかけてやってきたのに、
マキノの美林や彦根城、近江八幡の街並みなど
まったく見ていません。食事はすべてコンビニ……。
「中二病」の舞台を見たことだけが救いです。
やっぱり、湖北で見かけたキャンプ場で夜を過ごしたり、
一周にこだわらず、敦賀や宇治へ足を延ばすほうが
変化のあるサイクリングが楽しめたとも思えます。
走行距離と旅情を両立させるのは
自分にはなかなか難しいのです。

後日、ビワイチが定番やで、と話した
関西の方と再会したのですが、
「ビワイチしたんか? 達成感“しか”ないやろ」と
言われました。
まさにそのとおり。みんな知ってるんやな(笑)。


by cyclotourist | 2018-11-13 17:46 | おしらせ | Comments(3)

高速バスで輪行

こんにちは、田村です。先週の頭まで没頭していたのが、八重洲出版から発売されるムック「輪行がよくわかる本」です。その名の通りの内容なのですが、あらためて輪行について一冊にまとめてみると、自分の経験がいかに限られているか、痛感させられることが多々ありました。そのひとつが「バス輪行」です。基本的にダメ、とまとめてしまえば記事としては楽で無難なのですが、そんな本は自分でも買いたいと思えませんから、この機会にバス輪行について調べたり、体験してみました。すると、やっぱり基本的にはダメなのですが(笑)、ごく一部の路線バスでサイクルラックを導入していたり、鉄道の代行バスはOKだったり、空港へ向うリムジンバスもOKであることが多いなど、例外もあることが分かってきました。実際には、現地で車掌さんに頼んだら載せてくれた、なんて路線バスも多いかとは思いますが、そういう例外的な個別の運用に関しては事例としては紹介しにくいです。昔はずいぶんしたものですが……。また、輪行で利用価値が高いと思えるのは、長距離を移動する高速・夜行バスですが、こちらも公式に輪行がOKな運行会社は皆無に近いです。わずかな例外が、ブルーライナーという運行会社。ホームページで、輪行OKであることをPRしてみます。そこで、利用してみることにしました。
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新宿の「バスタ」から出る、名古屋行きの夜行バスを選んでみました。今回、バスで輪行すること自体が目的。目的地に目的はないと言って過言ではないので、とにかく安い便を選んだ結果です。輪行する場合、ネットから予約はできず、電話で予約するのが少々面倒でしたが、運賃は2500円と激安。これに輪行袋積み込み料として+1500円が必要。計4000円ですから、新幹線の半額以下。もっとも、夜行バスの料金は時価みたいなものなので、休前日などは値段が跳ね上がるようです。
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0時25分発のアミー号というのに乗り込みます。
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バスタを利用するのは初めてでしたが、ずいぶん賑わってます。
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ご自身で積んでくださいと言われたので、自分で突っ込みました。輪行袋はバス1台につき2個までOKです。当然ながら、輪行袋に収めないと積んでくれません。輪行袋を載せて身を引く際に、ドアに頭をぶつけました。いかんせん勝手が分かりません。
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4列シートの車内はほぼ満席。前面も含め、カーテンで完全に遮光されているので、もう寝るしかない状況。シートピッチは新幹線よりは狭いけど、格安航空会社よりは広いくらい。となりにも人が座りましたが、さほど気になりません。寝台特急だと、車内で酒盛りというのがお約束ですが、「飲酒はご遠慮ください」とアナウンスがありました。パーソナルスペースが狭いからやむを得ないですね。なにはともあれ、定刻どおり出発。
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酔ってないと寝付きがわるい体質なので、しばらくアニメなど見て眠気を待ちます。当然イヤホンをしてるのですが、耳栓としても有効です。
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1時間くらい走って、海老名SAで最初の休憩。夜のSAは夜行バスばかり。トイレがないバスなので、どうなることかと不安もありましたが、これ以降もちょくちょくSAに寄ったので問題ないです。止まるたびにどうしても目が覚めてしまうので眠りが浅いものの、2〜3時間は眠ることができたでしょうか。
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定刻どおり5時半に名古屋へ着きました。金山なので、鉄道駅が近いのがメリット。たった4000円で、こんな早朝から行動できるという事実に胸が高まります。少し眠いのは否めませんが(笑)。
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目的地に目的はないと言いつつ、まったくサイクリングしないのでは何のための輪行か空しくなってしまうので、知多半島と伊良湖あたりを少し走ってみることにました。
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名古屋市街を走るなんて避けたいので、名鉄の金山駅から輪行を続けます。
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名鉄のネットワークすごい。路線のイメージがわかず、自分が地方からやってきたお上りさんのように思えます。名古屋でこれですから、初めて東京へ来た人はかなり戸惑うんだろうなあ……。
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ありきたりの通勤電車なのでしょうが、田舎者(笑)には何もかも新鮮。
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かなり飛ばしますね。こんなメーターを付けてるくらいだから、俊足が自慢なのかもしれません。
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内海駅で降車。なんということはない高架駅ですが、初めて降りる駅はどこだってワクワクします。
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7時すぎには走行開始。夜行バスのおかげで持て余すくらい時間があります。
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海岸線を小一時間も走ると、知多半島先端の師崎につきました。ここの岬はSKE48のPVに出たそうですが、三次元の女性に興味がない自分は一瞥しただけで船乗り場へ。
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昭和感あるきっぷ売り場と待合室。まだお店などが開いてないこともあり、しみじみとした場末感が漂っています。
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師崎から伊良湖へ渡ります。直行する便はなくて、篠島で乗り継ぎます。次の便に乗っても、篠島でずいぶん待ちますよ、ときっぷ売り場で教えてもらいましたが、それはそれで問題ないので乗船。
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小さな高速船なので、自転車は再び輪行袋に収めます。
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乗務員に聞いた上で、適当なスペースに輪行袋を置きました。
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ちょっと心配になるくらい利用客は少ないです。
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平たい日間賀島を眺めなら、およそ10分の船旅。
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篠島に上陸。
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師崎とは一転して、妙にモダンな乗り場。こちらにも軽食やお土産を扱うお店がありましたが、一時間以上も待ち時間があるので、せっかくなので街へ繰り出すことにします。観光案内所で食事処を尋ねたところ、この時間(9時過ぎ)でもやってる店があるとのこと。自転車に乗るまでもない近さなので、輪行袋を放置して歩いて向います。
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大漁旗を掲げた漁船たち。船首に描かれた独特の文様が篠島にもやう漁船の特徴だそうです。
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ヘルメットを被らず、スクーターで行き交う人々。以前、日間賀島を訪れた際も同じ光景を見ました。このあたりの道路交通法はちょっと変わってるのかも知れませんね(汗)。
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篠島はシラスの水揚げが日本一とのこと。せっかくなので釜揚げシラス丼をいただきました。ほくほくした食感が心地よく、醤油をかけなくても淡い塩味があってとても美味でした。たまたま寄っただけの島でしたが、このシラス丼目当てでも訪れる価値がありますね。
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伊良湖への便も小さな高速船。乗客はついに自分一人だけ……。
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こうした船内でもハンディGPSがあると速度などが分かって面白いです。
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伊良湖へも10分ほどで到着。師崎〜篠島よりも揺れが激しく、外洋が近いことを実感させてくれました。
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ちょっと走れば伊良湖岬灯台。灯台がある岬っていいですよね。先端に着いた、って実感があります。もっとも、この日は交通機関で移動してばかりですが。
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自転車道へ進んでいきます。少し内陸に入る区間は、ほどよく寂れていてよい雰囲気です。
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しかし、海岸線に出ると砂が自転車道を覆っていて、走りにくいばかり。早々に一般道にシフトします。
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三河田原駅からとっとと輪行。まだ13時過ぎでしたが、この先は市街地が続きますし、もういいかなあと。やっぱり眠いのでダルいのが正直なところ。結局、自転車で走ったのは50kmに満たないくらいでした。
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豊橋から新幹線、というのもさすがにもったない時間なので、新所原から天竜浜名湖鉄道に乗ることにしました。古い駅舎が多いことで知られるローカル線です。
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駅舎に食堂があったり、カフェが入っていたりします。
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天竜二俣駅に到着。ここで車両を増結するので、10分くらい止まります。
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列車から出て、駅舎を見学。構内には転車台も残ってます。
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掛川まで乗り通すのがもったいなくなって、遠州森という駅で降りてみました。時間に余裕があるのはいいものです。
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渋い……。昭和10年に建てられた駅舎が、ほとんど改変されることなく残ってます。
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ここで「貸し出し用の輪行バッグ」という世にも稀なモノを見せていただきました。いくつかの駅に備えており、保証金1000円で貸してくれるそうです。同線内で返せば保証金は戻ってきます。自転車をそののまま積める「サイクルトレイン」を実施しているローカル線はかなり増えましたが、輪行袋を貸すというのは寡聞にして初めて知りました。しかし、天竜浜名湖鉄道の区間だけ輪行できることにどんなメリットがあるんでしょう……。遠来の人はそもそも輪行でしょうし、地元の人が輪行袋に入れてまで自転車を列車に載せたいと思うのか……。スポーツ車じゃないと実質的に輪行できませんし。実際、借りる人はほとんどいないみたいです。サイクリスト向けに何かしたい、という思いは伝わりますが、誰か「意味ないよ」って止めなかったんですかね。もっとも、「THR」とロゴがプリントされたホイールバッグは結構カッコいいなと思いました。貸すんじゃなくて、売ればいいのかも(笑)。天竜浜名湖鉄道は、元は国鉄の二俣線なので、「JNR」でもいいかも。そのロゴが入った輪行袋なんてあったら、絶対に買っちゃいますね。
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湘南カラーの列車も走ってます。自分もこれに乗って掛川へ。
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そして新幹線に乗り換えて帰京。さすがに復路までバスは体力・気力的に無理。結果として、夜行バス輪行は有益だなと思いました。安いこと以上に、現地着が早いのがいい。プランニングの幅が広がります。しかし、やはり眠りの質が落ちるのは如何ともしがたく、せっかくの早着を活かせるほどサイクリングする体力・気力が自分にはありませんでした(汗)。お金がないのはよくあることなので、そんな時でも遠くへ行きたい時はまた利用するかもしれませんが、もう走らなくていい復路で利用するのがいいのかな……と思いました。
by cyclotourist | 2018-10-30 14:24 | おしらせ | Comments(3)

福島・相馬ツーリング

こんにちは、田村です。JR東日本の新幹線や特急になると、「トランヴェール」という車内誌があります。沢木耕太郎のエッセイがあったりして、機会があれば読んでます。先日の津軽行きでも読んだのですが、そのなかで「相馬のホッキ飯」を紹介している記事がありました。福島の浜通りは、ご存知のように原発事故の影響が大きいエリアですが、復興も着実に進んでいると聞きます。季節もいいですし、せっかくならホッキ飯を食べに相馬に行ってみるとかと思った次第。グルメがツーリングのきっかけになることは、かつてほとんどない自分ですが(汗)、たまにはいいでしょう。そこでかなり衝動的に、10月8日に日帰りで訪れてきました。仕事が忙しい時期ではあったのですが、レイアウトのアガリを待つタイミングがあったので、思いきって実行した次第です。
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東北新幹線の福島駅からスタート。相馬へ行きたいなら、常磐線を利用すればいいのですが、あとで詳述するように常磐線には不通区間があり、それにも増して、時間を節約したい往路では新幹線スタートが有利です。地図を見てみると、福島駅から相馬駅まで軽い峠越えとダム湖経由といった行程の内容重視で道を選んでも距離80kmほどで着くことがわかりました。
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停車駅の多い「やまびこ」でも東京駅から2時間弱で福島に着きます。左手の車窓に吾妻連山が見えます。あそこに通じる磐梯吾妻スカイラインはかなり上りがツラかった記憶があり、それに比べれば、浜通りを目指すのは気が楽です。もっとも、磐梯吾妻スカイラインは、今年の9月から火山活動の影響で通行止めのようです。
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改装中でぱっとしない福島駅で降りて、とっとと自転車を組み立てます。9時にはスタートできました。
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阿武隈川を越えると市街地はすぐにひと段落し、走るのが楽しくなるような里山にさしかかります。東北といえば津軽や下北に飛びついてしまう自分ですが、言うまでもなく福島もれっきとした東北です。空気が東京とはまるで違います。爽やか。
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あたりは稲刈りの真っ最中。新潟のサイクリング仲間から、10月の頭には新米を譲ってもらってましたから、やはり東北は収穫が少し遅いのでしょうか。
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どこかで補給食を買いたいなと思っていたら、伊達市に入った途端、真新しい道の駅がありました。
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伊達氏といえば政宗しか知らない自分ですが、ここ伊達市が発祥の地とのことで、アニメともタイアップして大々的にアピール中。ダテは仙台だけじゃない。
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道の駅のトイレ、お洒落すぎて落ち着かない……。
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道の駅に美味しそうなパン屋さんがあったので、カレーパンとクリームパンを購入。これで道中の補給に心配なし。実際、とても美味しかったです。
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相馬へ向う国道を緩く上り、ピークの手前にある県道分岐に入ります。
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佐須峠で飯舘村へ。村民の避難・帰還などでニュースに上る地域です。そのあたりの事情に必ずしも明るくない自分としては、単にツーリングに相応しい道だなあと思いましたが……。
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たいへん牧歌的な風景ながら、耕作してない土地が多いように感じました。
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真野ダムへ向う道は通行止め?案内板をよく見ると、休日は通行できるとのこと。休日に訪れてよかったです。事前調査不足ですね……。
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谷間には、シートで覆われた物が見えます。除染によるものでしょうか。
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線量計が随所にあります。数値の意味するところは分かりません……。道の勾配は緩やかで、ツーリングには最適な地形ですが、やはり非常時にある場所であることを意識せざるを得ません。
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真野川の渓谷。紅葉が始まれば、とても美しいだろうなと思わせます。
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とても静かな真野ダム。キャンプ場も見かけましたが、釣り人が何組かボートを出しているだけで、人影はまばら。二人、サイクリストと行き交いました。
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ダム湖からは緩やかな下りで爽快に南相馬へ。関東では賑やかな印象がある常磐線も、ここでは長閑なローカル線です。
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直線が続く線形のよさが、この土地が本来持っているポテンシャルを象徴しているような気がします。平野、貴重ですからね。
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相馬に入ると、田んぼも実ってます。
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松川浦に出ると、まっさらな道が続きます。名の由来となった松林はないですが、あらたに育ているようで、左手には松を育てているであろう養生の囲いが続いています。大昔、ここも走っているはずなのですが、当時は何も意識してなかったのか、記憶ないですね……。
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灯台がある小さな岬をトンネルで通過。
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再び通行できるようになった、松川浦大橋。長さ520mで、ちょっと「プチしまなみ海道」といった印象。橋梁の下にきれいな公園が整備されており、そこで見上げてから通過してみます。
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橋の上からは、漁港のようすがよく見えました。人として思うところはありもしますが、13時過ぎてお腹も減ってきたので、お目当てのホッキ飯へ向います。
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くだんの「トランヴェール」で紹介されていたお店へ。こういうグルメ志向のツーリングって、今までの自分にはあんまりなかったですが、嫌いじゃないんですよ。誰だって美味しいモノは好きですから。案内待ちの列がありましたが、素直に待ちます。ツーリングにおける芸風が変わったかもしれません(汗)。30分くらい待ったでしょうか。
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せっかくなので、ホッキ飯に刺身、天ぷらが付いた「ホッキ三昧」をいただきました。さすがに美味いです。味付けは濃くなく、ほくほくした食感を楽しみました。なんとかビールは我慢しましたよ。
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相馬駅へ。15時すぎだったので、もう少し走りたい気もしましたが、かなり満ち足りたので、欲張らず輪行。
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常磐線で帰るわけですが、相馬の少し南、浪江駅〜富岡駅の間は原発事故の影響でバス代行です。一般的に代行バスには輪行袋を積んでくれると聞いてましたが、念のため、相馬駅の駅員の方に、「バス、自転車積めますか?」と確認したところ、大丈夫とのこと。
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浪江駅。周辺の街並は閑散としており、なんとも言いようがありません。
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観光に用いられるような、大型バスが待っていました。
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自分で床下スペースに入れました。そして、富岡駅まで30分ほどバス移動。おもに国道6号を通るのですが、帰宅困難区域にあたります。自分の勝手なイメージでは、もっと人家まばらなエリアだと思ってたのですが、沿道にはコンビニあり、「しまむら」あり、他にもたくさんの商店や人家がありました。それがぼうぼうに生えた草に飲み込まれるような状況にあります。こんな有様が日本に現実としてあることにかなりの衝撃を受けました。クルマはかなり多く行き交ってますが、沿道には工事関係者しか見かけませんでした。ちなみに、クルマも止まっては行けないらしく、徒歩や自転車は通行禁止。バスでも窓を開けないで、写真は遠慮して、と言われました。写真を撮っちゃいけない理由は……分かりませんが、興味本位でバシバシ撮る人が多いのでしょうか。自分としては、この風景は一見すべきだと思いました。なお、原発はバスから見えませんが、その方向には沢山のクレーンが建ってました。
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富岡駅へ。売店もあり、明るい雰囲気ではありましたが、なんとも言えない思いで輪行袋を担いでホームへ。
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ホームには、ちょっと前まで常磐線を走っていた古いタイプの特急車両が。留置されてるのかな、と思ったら、これが、いわき駅まで普通列車として使われているのです。
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シートは一列置きに向きが変わっていて、4席ごとのボックスシートのように。ガラガラで、妙な雰囲気ですが快適ではありました。
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いわき駅から、「本物」の特急に乗り換え上野駅まで。そうして帰宅したのでした。福島〜相馬のゆるい峠越えは、ツーリングにふさわしい情緒に満ちていました。相馬沿岸の新しい道も、爽快です。松川浦大橋もスゴイし、ホッキ飯も美味いです。走ればいろいろと思うところがあるエリアですが、とにかく走ってみれば? と人に勧めたいなと思いました。結局、サイクリストって、どっかを訪ねて、走るのが趣味なんですからね。
by cyclotourist | 2018-10-27 22:08 | おしらせ | Comments(3)

津軽・下北ツーリング[下北編]

こんにちは、田村です。
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旅の二日めにして最終日は、大湊スタート&ゴール。往路は恐山経由で大間崎へ復路は大畑経由で大湊に戻ることにしました。これで距離は120kmくらい。当初、野辺地〜大湊も片道は走ろうかと思ってましたが、すると距離180kmになってしまいます。これでも最終の新幹線には間に合いそうでしたが、あんまり欲張ってセカセカ走るのもしんどいので、大いに大湊線を活用することにしました。しかし、津軽半島も下北半島も広いですね。今回はつまみ食い状態ですが、一周すると津軽半島が200kmくらい、下北半島が320kmくらいになります。時間さえあれば、どんなに長距離でもいいのですが……。ちなみに、伊豆半島は220kmくらいです。海岸線が屈曲しているので、かなり距離がでます。
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6時には「ザ・ビジネス旅館」といった趣きの朝食の支度ができていたので、とっとと頂きます。
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始発に乗るため、6時20分には宿を後にしました。駅前なので、自転車は輪行袋に入れたまま。よく、ディスクロードを倒立させるとマズい、という話を聞きますし、実際にシマノの取り説にも倒立は想定してない、と書いてありますが、ひと晩くらい、縦型の輪行袋に入れたまま放置しても問題はありません。ただ、油圧経路のどこかにあるエアが出てくるようで、ブレーキレバーのストロークが変わったりはします。これは、乗車前に何回かレバーを「にぎにぎ」すると戻ります。
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駅前には、江戸時代に建てられたという常夜灯がありました。野辺地は南部藩の商港として栄えたそうです。
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青森〜野辺地は第三セクターでしたが、野辺地〜大湊は今もJRです。6時30分くらいの始発に乗り込みます。
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陸奥湾を望む車窓が見事。案外、車道を自転車で走るよりよかったかもしれません。各駅で学生さんたちを拾いながら、列車は1時間少々かけて大湊をめざします。
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思いのほかモダンな大湊駅。さすがにディスクロードの輪行にも慣れきったので、収納で6分、組み立てに4分もあれば大丈夫。エンド金具を使わずに済む横型の輪行袋ならもっと短時間で収納できそうですが、鉄道メインだと縦型の輪行袋じゃないと置き場所に困りますからね。
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駅を後にして、まずはコンビニで補給食などを調達。まだサンクスがありました。ここも来月にはファミリーマートになるみたい。北海道が近いから、セイコーマートに進出してほしいと思わないでもありません。
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街を離れ、恐山へ向って急上昇。恐山に寄らなければ、平坦基調で大間崎まで行くことができるのですが、まあせっかくですから。
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道沿いには、お地蔵様や恐山までの距離(丁)を示す石碑がたくさんあります。意外とキツい上りでしたが、情緒があります。
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標高400mくらいまで上って、宇曽利山湖に到着。すると、途端に硫黄の匂いが……。湖水は透明と言えるほど澄んでます。硫黄かなにかの影響で、生物がいない感じ。
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せっかくなので参拝します。骨折以来、徒歩を要する観光が苦手になってしまったのですが、ここまできて境内に入らないのも流石にもったいないです。恐山は、実に二十数年振りの訪問。
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キレイと言えばキレイですが、火山性の風景って、どこか禍々しい印象も受けます。これだけ好天でも若干ビビりますから、曇天や荒天だとかなり肝が冷えそうです。
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重罪地獄……。堕ちたくないものです。
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恐山を後にして、薬研経由で海岸線をめざします。このあたりの景観もなかなかで、紅葉の時期だったらさぞ見事でしょう。
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空も海も青い。平日も動ける自営業だと、天気予報次第で行程を組めるので、当然ながら晴天率が高いのです。自営業なんて他にメリットないですけど(汗)。
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大間崎へ向っていくと、明らかに鉄道とわかる遺構がちらほら現れます。あとで分かったのですが、これは大間を目指して途中まで作られた未成線だそうです。
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大間崎が近づくと、北海道が見えてきました。大間から彼の地へ渡ったらどんなにか素晴らしいことかと思いますが、この日に帰宅しないと本が出なくなりそうなので、へんなことは考えないことにします。
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13時頃に大間崎に到着。マグロのモニュメントが人気で、となりに本州最北端の碑があるにも関わらず、訪れる人はみんなマグロに触れて喜んでました。自分もこうして写真撮ってるので、人のことは言えません。なんにせよ、周辺はどこまでも明るく、竜飛以上に最果て感はありません。天気次第で印象なんて一変するものですが、伊豆や房総よりも都会的です。
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あたりにはマグロ丼を売りにする食事処が何軒も。大間崎の到着が14時になるようだったらお店には入らずに戻ろうと思ってましたが、風が穏やかだったので時間に余裕ができました。そこで、なんとなくお客さんが多そうな写真の店に入ってみました。
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青森って、アンコウも揚がるんですね。しかし、ここでアンコウを頼んでは大洗に申し訳ないので、素直にマグロ丼を。
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流石に美味しい……。舌がとろけるようなマグロでした。ただしお値段も相当で、3400円。財布もとろけそうですよ。
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復路はさすがに恐山には寄らず、海岸線を大畑まで走って素直に大湊をめざします。小さなアップダウンもありますが、いいペースで走ることができる道が続きます。
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大畑の下北交通バス乗り場。一見して、元は鉄道駅です。2001年まで、大湊からここまでは鉄路が延びてました。ということは、自分の下北半島初訪問時は現役だった訳だ……光陰矢の如し。
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ホームやレールがしっかり残っています。ちょうど、下北交通の方が出てきて、保存車両があって、折にふれて運転することなどを教えてくれました。今回、大間崎へ行くことだけを念頭に置いてましたが、こんな廃線めぐりも楽しそうです。大湊へ向けて走っていると、橋梁や路盤がかなり残っていることが分かりました。
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16時半ごろ大湊駅に帰着。大湊基地も眺めてみたかったですが、今回は諦めて輪行で家路につきます。
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いつかまた、今度はキャンプツーリングで訪れたいと思いながら、自転車を輪行袋に。
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列車を待つ間、駅ノートをめくっていたら可愛いイラストが。自分もこういうのを描けるようになりたいと思いつつ四半世紀……思ってるだけじゃダメですな。ツーリングは、行きたいと思ったところはかなり行けておりますが、いくつもの趣味があるとモチベーションの配分が悩ましいところ。
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家路への行程も旅ではあります。やっぱり下北半島もいいですね。今回は割愛してしまった仏ヶ浦側も走ってみたいですし、また訪れることになる予感。その時は、大間から北海道へ渡りたいなあ。
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大湊線から。朝もよかったけど、夕暮れも抜群。どこまでが下北半島でどこから津軽半島なのかよく分かりませんでしたが、海の向こうに陸地があるのでとても大きな湖のようでもありました。野辺地から再び青い森鉄道に乗って八戸へ。そして、新幹線で帰ったのでした。鉄道は、飛行機ほど速くないですし、割引きっぷを利用できる機会も少ないですが、やっぱり輪行の手段としてはベストだなあと実感。当たり前のことなのですが。なんにせよ、本州の最北エリアを一泊二日でも満足度高く楽しむことができました。新幹線とローカル線、どちらもないと実現できない行程であり、特に後者には今後もがんばって欲しいなあと強く思ったツーリングでした。*ブログ書いてるとき、改行を適宜入れてるのですが、 なぜか反映されません……なんなんですかね〜。
by cyclotourist | 2018-10-25 21:14 | おしらせ | Comments(0)

津軽・下北ツーリング[津軽編]

こんにちは、田村です。すっかり涼しい……を通り越して寒さを感じる日も多くなりましたね。あいかわらずブログ環境が不調なのですが、なんか今は投稿できるようなので、たまにはツーリングレポートを。
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10月3日から一泊二日で突発的に津軽と下北のツーリングへ行ってまいりました。常に行きたいエリアの筆頭ではあるのですが、きっかけはひょんなことから……。つい先日まで、八重洲出版さんから出る輪行ムックの編集をしていたのですが、そこで使いたかった津軽・下北の写真がなかったんですよね。もちろん、数カット(しかも小さく)の写真のために交通費なんか出していただける訳もないので、自腹です。となると、「遊び」になるので、楽しいです(笑)。ちょうど仕事が忙しい頃合いで、どっか行きて〜と欲求が不満してたので、仕事をほっぽらかして行ってまいりました。どこか矛盾した理由ですが、そんなのでも「いや〜、仕事で必要でね。だから行ってくるわ」と妻子に訴えることができるだけでいいんです。ま、遊びだってバレてますけど(汗)。
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東京駅6時32分発の「はやぶさ」。これの速さは、少なくとも関東以北のサイクリストにとって、東北を決定的に身近にしましたね。どの新幹線もそうですが、宇都宮以北で時速320km以上出す(らしい)この列車はすごいです。もう久しぶりの津軽を目指す訳なので、本当にワクワクしましたよ。
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どうせ遊び、自腹なんだからと、「グランクラス」を奮発しました。以前、一回だけ仕事で乗ったことがあるのですが、やっぱり自分のカネで乗るのはいいもんです。かの内田百閒が、「阿呆列車」でいつも一等車ばかりに乗っていて、でもお金なんかないとか書いていて、たぶん印税の前借りでもしてんのかなと思ってました。そこで、自分はカードできっぷを買いました(ゲンナマ貴重ですし)。これも原稿料の前借りみたいなもんですね(笑)。
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かなり素敵な軽食が提供されます。ビールもいただけますが、往路の輪行なんでコーヒーにしましたよ。
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輪行袋を置ける場所も広々。
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盛岡駅で、併結の「こまち」を切り離し。「はやぶさ」は後から出るので、連結部のカバーが締まっていく様子を眺めてから戻りました。
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で、10時7分に「奥津軽いまべつ駅」に到着。本州なのにJR北海道の駅なんですね。しかし、かつての寝台特急ならいざしらず、こんな時間に乗り換えなしで津軽の奥に着くという事実に驚きました。今別ですよ。今別。
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なんとも可愛らしい改札。新幹線の駅としては、奥津軽いまべつ駅はもっとも乗降客が少ないそうです。そこに「はやぶさ」が止まるというのが偉い。「のぞみ」だったら(というのもヘンですが)絶対に止まらないでしょうね。
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駅前は何もありません。何もないのですが、居合わせたオッサンに「自転車で回ってるの? 最近は大変だろうね」とか、へんな言葉をかけられました。まあ、アレですよね、アレ。でもさあ、明らかに新幹線から降りてきて、こんな軽装で、今時のディスクロードに乗ってるのに(そんなの分からんか)、同情的な言葉とはいえ、アレと同じ要素を感じ取られたと言うのが釈然としませんでした。
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今別の市街には、さっそく太宰の紀行文「津軽」ゆかりの物件がありました。最近はアニメの舞台ばかり走ってますが、津軽と言えば「津軽」。太宰って、今風に言えば“萌える”んですよね。初めて津軽を走った時は、全部、太宰の「津軽」に出てきたところを巡ったものでした。二十歳前後で、東京から自走だった……(遠い目)。それからも何度か走りましたが、「最果て感」がいつもありました。
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竜飛めざして、海岸線を進んでいきます。好天に恵まれそうな日を狙ったわりにはやや雲がありますが、上々の天気です。風向きもよく、行程がはかどります。
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三厩にある、源義経がどうこうしたという奇岩。彼はいろんなところに行ってますね〜。昔は岩がよく見えましたが、今は木が茂って全景がよくわかりませんでした。この三厩にもファミリーマートがあったりして、最果て感は確実に薄れてますね。
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沿道の風景は初訪問時とあまり変わってませんが、天気がよいこともあり、あくまで平和。なんかすごい大変な思いで竜飛を目指した記憶もおぼろげながらあったんですが、楽々です。
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お昼には竜飛に着きました。「この先に道はない」という太宰の文学碑。
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竜飛名物、階段国道です。側溝のフタの上に自転車を乗せて押していきます。
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階段国道の途中で振り返ると、竜飛の様子がよくわかります。太宰が見た(大東亜戦争中です)のとたぶんそんなに変わらないのかとも思えるこじんまりした漁村を望むことができます。
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ツーリングとしてはここからがハイライト。竜飛崎から折り返すようにして日本海側に出る龍泊ラインへ向かいます。ちなみに、現地でも「龍」と「竜」の使い分けがいろいろあって、校正さんによく突っ込まれるところです。
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ピークはせいぜい500mなのですが、ゼロから始まる上りなので、けっこう大変。それに見合う眺望が広がるのがココの魅力。竜飛の灯台の向こうに北海道が広がります。いま、自分がいる場所もいいし、見える北海道も憧れの土地。よくわかりませんが、両手に花の気持ち。
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龍泊ラインは、南下する方向が絶景。仕事と妻子のお叱りでモヤモヤしていた胸の内がスッキリと晴れていく光景が広がります。
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これも日本海に見えましょうが、十三湖の北岸なんですよ。気分がいいから、足が回って行程がとっとと進みます。
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十三湖の北岸は初めて走りましたが、これまでと一変して牧場風景が広がる区間もあり、かなり新鮮。しじみだけじゃない、って感じ。
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平野に降りると、黄金の稲穂。遠く岩木山を眺めながら。海、山、平野のコントラストが鮮やかです。だから津軽はいいんだよ! と一人膝を打ちながら走って行きます。十三湖から金木まで、10km以上も直線が続く農道を見つけて、ひた走ります。
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金木のシンボル、太宰の生家である斜陽館。太宰は、こんな豪邸で生まれ育って、それは大勢のお百姓さんのアガリだよなって自覚してるような坊ちゃんでしたが、今の津軽を見たらどう思うんでしょうかね。案外、栄えてるな〜と驚くかも。実際、国道沿いには大きなスーパーが林立して、ここは埼玉デス、と言われたら信じそうなくらい。
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金木には16時前に着きましたが、ここまで80kmほど走って十分お疲れなので、とっとと輪行いたします。限られた日程で欲張りな行程を楽しむには、ローカル線での輪行もかかせません。
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「鈴虫列車」に乗りました。りーんりーんと、かなり大きく響くので、スピーカーなのかなと思いましたが、運転台の後ろに虫箱がありました。
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五所川原でJR線へ。続いて川部で乗り換えて青森へ。岩木山からの夕陽がまぶしく車内を照らします。車内は学生さんで7割方うまってましたが、みなさんスマホ見てるか、寝てますね。もったいないだろと思いますが、「地元」ってそういうものですよね。
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青森で青い森鉄道に乗り換え、野辺地へ。東北本線の主要駅も第三セクターに乗らねば行けなくなりました。もっとも、路線があるだけありがたいことです。野辺地に着いたのは20時。金木から100kmを4時間ですから、オレが走ったほうが速かったかもな(うそです)。
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駅前旅館に投宿。自分以外は、ガテン系の方が利用してたみたい。十分な快適空間です。
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遅めに着くことを伝えてましたが、夕食OKだそうなので、いただきました。すべてがツマミのような献立。おかげで、ビール代がかさみましたが、もちろんシアワセでございます。最近、キャンプばかりで、それも仲間と一緒という恵まれたツーリングが多かったですが、ひとり旅も悪くないなとあらためて思いました。寂しさとワクワクって、比例します。翌日も輪行を駆使して下北半島を走ったのですが、あらためてリポートします。ブログに投稿できれば、たぶん(汗)。
by cyclotourist | 2018-10-24 23:42 | おしらせ | Comments(0)

久しぶりのブルベ

こんにちは、田村です。

ようやく涼しい日も増えてきた今日この頃、
みなさんお元気ですか。
しばらく放置していた当ブログですが、
グーグル・クロームというブラウザを入れたら
割とサクサク更新できるようなりました。

編集者はパソコンに強い、というイメージを持つ人も
いるようですが、自分はめっぽう苦手です。
スマホも同様です。
最近までツイッターのアイコンが四角形をしており、
自分は何の疑問も持ってなかったのですが、
その画面を見た仲間が「古すぎる!」といって
バージョンアップしてくれたほどです。

さて、ブログを更新してない間にも
当然ながらいろんなことがあったのですが、
先の日曜日(9月16日)には、
まったく久しぶりにブルベを走ってきました。
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ランドヌ東京が開催した「BRM916東京300 朝霧高原」です。
いちおう自分、この主催クラブのスタッフではあるのですが、
近年はほとんどまったく何もしてないユーレイ部員。
ブルベ自体、仲間と走る年一度のフレッシュ以外は
ご無沙汰ですから……。
数年来、ブルベに対するモチベーションが下がったままで、
フツーのサイクリングとかキャンプツーリングを
優先しておりましたが、このブルベのスタート&ゴール受付の
スタッフが不足しているとの知らせがあり、
ちょうど予定がない日だったのでスタッフに手を上げることに。
そして、せっかくなら実走してみるかな……と
なかば衝動的に思った次第です。
当然ながら、300kmなんていう距離を走った経験は
一昨年のフレッシュ以来、皆無です。
(今年はDNFして100kmちょっとしか走ってない。汗)

今年に入ってから、200km近い距離を二回ほど走ってますが
(沼津行ったり、あと沼津行ったり)
個人的なサイクリングだと、そのくらいの距離が
現実的には目一杯ではないでしょうか。
300km以上となると、ブルベでないと
なかなか体験できない距離になります。
はっきり言って、自分はその体験を忘れてます(汗)。
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5時20分頃、スタート地点の駒沢公園へ。
すでに多くの参加者が集まっており、40分くらいから
ブリーフィング(走行前説明)。
参加者は70人くらいでしょうか。
こんなに大勢の方が、富士山の向こうまで行って帰ってくるなんて
にわかには信じられません。
いろいろ忘れていて、懐かしいを通り越して新鮮。
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スタートは6時。300kmなので制限時間は20時間です。
出走する際の装備チェックをお手伝いして、
走り出すみなさんをお見送り。
自分がせっせとブルベを走っていた3、4年前と
装備の傾向はだいたい同じですが、
シートバッグ(サドルバッグ)は
多様になりましたね。以前はオルトリーブ・サドルバッグLの
寡占状態でしたが、
この日はいろんなモデルを見かけました。
フレームバッグも珍しくないですね。
ライトはキャットアイのボルトが主流になり、
乾電池式のライトは本当に少なくなってます。
あと、思いのほか、ディスクロードは浸透してないです。
まだまだリムブレーキが主流。

この日の自分は、キャノンデール・CAAD12ディスクで
参加です。
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一般の参加者から遅れること5分くらいのスタートでしたが、
20kmくらい走ると多くの参加者に追いつきました。
スタート後しばらくは交通量の多い道が続くので、
あまり長い列を作るのもあれかと思い、
30人くらい一気に追い抜きましたが、
振り返ると明らかにオーバーペース。
このあたりのペース配分をすっかり忘れてます。
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50kmほど走って、津久井のPC1に到着。
コンビニ前に参加者が集まる様子が懐かしい。
ブルベってレシート集めなんだよな、と思い出しました(汗)。
ここで、自宅近辺のコンビニでは品切れだった
クリアファイルを見つけ、気分が上がります。
対象商品となるチョコ菓子など買って再スタート。
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道志みちを淡々と西進します。
山中湖まで右左折のない道が40km以上続くので、
上り基調ではありますが気が楽です。
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道志みちがオリンピックのロードコースになったことを
あちこちで周知してました。
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トンネル手前でクッと勾配が増す山伏峠。
展望もなにもない、通過地点でしかない峠ですが、
さすがに標高が1000mを超えるだけあり、
わずかに紅葉がはじまっていました。
序盤のオーバーペースで軽く疲労を感じましたが、
キャンプ道具なしの自転車はやっぱり軽い(笑)。
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山中湖へ下りますが、あいにく富士山は雲の中。
お陰で陽射しが柔らかく走りやすいので文句ないですが、
富士山の眺望を楽しみにしていた方は残念だったでしょう。
ここから朝霧高原へ向かいます。
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リアにがっつり荷物を積んだキャンプツーリストと遭遇。
朝霧高原でキャンプするとのこと。
自分もそうしたいと思いつつ、先を急ぎます。
しかし、荷物多いですね。大型のテントやタープを
用意しているのでしょうか。

シートバッグでのキャンプツーリングを
実践している自分ですが、世の中的には
まだサイドバッグ派が多いようです。
富士五湖周辺のようにクルマが多い道だと、
左右に張り出すサイドバッグは不安要素になると
思えますが、そんなことを心配している
余裕がブルベ中の自分にあるわけありません(汗)。
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朝霧高原に差しかかると、笑っちゃうほどの濃霧。
富士山どころか、左右に広がってるはずの
草原すら見えません。時おりは霧雨も降り出し、
ディスクブレーキでよかったぜと胸を撫で下ろします。
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135kmほど走って、PC2に指定された道の駅に到着。
変わったバイクラックだな〜と思いましたが、
それが富士山を模したものだと気付かないほど、
富士山は一瞬たりとも見えませんでした(笑)。
ここには13時に着いたので、平均時速は19kmと
まずまずのペース。ここからは下りが増えるので、
もしかしたら平均時速20kmくらいに上がって、
深夜になる前にゴールできるかも……
なんて甘い考えが浮かんだりしたものでしたよ。
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道の駅でご当地グルメの焼きそばでも食べたいと思いましたが、
混んでいたので諦め、近くのコンビニにあらためて寄って、
小さめのお弁当をいただきました。
ブルベ中にグルメを楽しむなんて
やっぱり自分には無理なんだとあらためて悟った次第。
しかし、こんな風に、PC外で止まるようになると
平均速度はぐんぐん下がります……。
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指定ルートが国道を逸れてくれるので、
朝霧高原以降、しばらくはクルマに気を使わずに
済みました。
CAAD12は、最近になってメカを
アルテグラDi2に替えました。それまで使ってた
機械式変速のSTI(ST-RS505)に比べると、
実に300gも軽くなるので、ハンドリングが
さすがに軽快です。見た目もスッキリ。
別にバッテリーなどが付くので、
トータルでは200gほどの軽量化に留まりましたが、
油圧ディスクブレーキの場合、STIをコンパクトにできる
電動変速メカが理想的ですね。
ただし、STIと前後ディレイラー、バッテリーなど
換装に最低限必要なモノだけでも15万円以上したので、
費用対効果的には微妙ですね……。
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富士山の南麓を東進するのですが、
意外と上りがシンドイ……。決して上りが嫌いじゃない自分ですが、
まるでペースが上がりません。
過去のおぼろげな記憶では、平地で抜かれることが多くても
上りで抜かれることは少なかったように思えるのですが
(単に記憶を美化しているのかも知れませんが)
どんどん抜かれて行きます。
一昨年の骨折以来、贅肉に変換された筋肉が
回復してないことを痛感します(汗)。
そして、序盤にペースを上げたことを悔やみます。
あと、このシーズン後半のブルベに出る参加者って、
走り慣れているというか、体ができてる感が
ありますね。
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裾野市に入って道が下りに転じ、
十里木で自販機を見つけた時は心底ホッとしました。
ちなみに今回、カブトのフレアーという
新しいヘルメットを導入しました。
カブト的に最軽量(公称185g)だそうで、
確かに頭が心なしか軽く、いつもより肩凝りが
軽減された気がします。フィット感もまずまずで、
やっぱり頭が軽いと楽です。
中身があんまり軽いとまずいですが(汗)。
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御殿場方面に下って行くと、半ば本能的に沼津へ
行きたくなる昨今ですが、グッとこらえて
指定コースどおり山北へ。駿河小山のPC3に着いたのは
17時近く。下りも多かったはずなのに、
まったくペースは上がらず。
でも、PCごとに多くの参加者と一緒になれるのは、
普段のサイクリングとは違う安心感があります。
走行中はソロが多くても、前後に仲間がいるんだなと実感でき、
「お疲れ〜」「お先に〜」なんて会話を交わすだけでも
元気が出てきます。これがブルベの魅力というか、
普段は絶対に走らないような距離が走れてしまう
理由なのかも知れません。
もっとも、頭の中では常に輪行(イコールDNF)する
言い訳を探していたりするのですが……。
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ルート沿いに伸びる御殿場線は、大昔は
東海道線の本筋だっただけあって、渋い駅舎が存在します。
だから輪行の誘惑も感じるのですが、
ちょっと駅舎を見ただけで我慢しました。
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湘南エリアを淡々と走り、江ノ島が見えた頃は
とっぷりと日が暮れて、深々とナイトランに突入。
早くゴールするなんていう傲慢な考えはとっくに捨てており、
折りをみて自転車を止めては一服。
明らかにダメなパターンですが、後半になって
平坦が続いたことと信号が増えてきたことで、
脚の疲労は回復してきました。
終始、風が穏やかなことにも助けられました。
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大船あたりのイヤなアップダウンを乗り越え、
ようやく横浜へ。「夜景がきれいですね」と話す相手もなく、
とぼとぼと走り出します。
いつもの感覚なら、横浜から東京まで
走るだけでも大仕事と感じますが、ブルベだと
「あとちょっと」と思えるのが不思議。

しかし、この終盤に及んで、お尻が痛くなってきました。
多くの方を悩ますお尻の痛みですが、
幸いなことに自分はあまり経験したことがありませんでした。
この日も、パッドクリーム代わりにメンソレータムを
塗っていて、肌の擦れなどは抑えられていたと
思うのですが、刺激的な痛みを感じるようになり、
無駄にダンシングしたくなります。
すると、わずかですが骨折した左足首に
違和感が出たりもします。

どうもこの痛みは、お尻の重要箇所に生えている
毛が原因ではないかと思い当たります。
それが肌を擦るせいで、局所的に痛むのです。
以前、某重量級ランドヌールに
「ケツ毛を剃るといいぜ」と教えられ、
一度だけ試したのですが、チクチクする感覚がいやで、
二度と試さなかったのですが、再検討する価値がありそう。
もっとも、以前はブルベでも痛まなかったので、
やはり無駄な肉がついて、肌がなまってるんでしょうね。
まさに「髀肉の嘆」ですよ……。
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なにはともあれ駒沢公園に帰着、完走しました。
所要時間は17時間29分でした。
まるで速くもなく、かといってギリギリでもDNFでもないという
なんとも面白くない結果です(汗)。
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続々と帰着される参加者のゴール受付をお手伝い。
時間が遅くなるほど、力走の疲れと達成感を強く
感じさせる方が多く、軽く胸を熱くしてくれます。
そして、自分も完走してますから、いまだ帰着しない
参加者の完走を、心底から強く願うことができます。
これが、自分がDNFでスタッフをやってたりすると、
「ちくしょう、みんなDNFしちまえ」みたいな
ドス黒い感情が湧いたりしたものなんですが(汗)。

そして、「本、読んでますよ」「また出してください」なんて
声をかけてくれる方も多く……本当に読者とは
ありがたく、期待に応えたいものです。

こうして、制限時間に達する午前2時までには
ほとんどの参加者が現れ、事故もなく開催は終了しました。

当然ながら、サイクリングの楽しみはブルベだけじゃ
ないです。むしろ特殊でS&Mみたいな世界であり、
(SもMも自分自身だけど…)
シンプルな峠越えとかキャンプとか舞台めぐりを楽しみたい気分が
勝っている自分ですが、たまにはブルベも悪くないな、と
再確認できました。

一緒に走っていただいた皆様、そして主催者の石黒さんはじめ
スタッフのみなさま、お疲れさまでした!


by cyclotourist | 2018-09-18 13:11 | おしらせ | Comments(5)

近況報告?

こんにちは、田村です。

しばらくブログ放置状態でしたが、
息災でございます。
この夏は異様に暑い日が続きますね。

そんななか、中禅寺湖で再三キャンプしたり、
愛機のメカをアルテグラDi2にしたり、
ときどき仕事したり、ワンフェスに出たりしておりました。
それらで忙しかったのがブログを更新しなかった
理由なのですが、それともうひとつ、
自分のパソコンで自分のブログが
うまく表示されなくなったのです(汗)。
写真のアップもなぜかできません。

そんなわけで、またしばらくブログ放置します。
そのうち、パソコンの調子もよくなるのではと
思ってます(笑)。

by cyclotourist | 2018-08-15 18:40 | おしらせ | Comments(1)

珍しく二日目もがんばった

こんにちは、田村です。
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キャンプは間違いなく楽しい。
それが自転車で行った場合だとすると、
「オレ、がんばって走った」という自己満足と
自転車に詰めるだけの装備で快適に夜を過ごすことの
自己陶酔が相まって、日帰りや宿泊まりの
ツーリングとは次元の異なる達成感が得られます。

実はそれがけっこうワナだったりして、
思わず飲み過ぎたり、やりきった感が出ちゃったりして
翌日はさほど走らず家路へ直行、なんてことが
間々あります。それはそれでいいのですが(汗)、
今回は珍しく、二日目もちゃんと(自分比)走りました。
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6時過ぎに目覚めると、昨日の梅雨空が
嘘のような晴天が迎えてくれました。
さいわい二日酔いでもありませんし、
走らない言い訳がありません。
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適当にパスタを茹で、お腹いっぱいいただきます。
しょぼいメニューでも、暖かいものを食べると
元気が出ます。
起床、まずカフェオレ、水を追加で汲んできて調理、
使ったクッカー類をざっくり洗って……という
一連の流れにだいたい小一時間を費やして、
撤収作業をはじめていきます。
設営が簡単で、とっとと撤収できるのが、
モノが限られる自転車キャンプのメリットでもあります。
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食事さえ終えれば、10分で撤収、急速発進することも
可能ですが、せっかくのお日様に恵まれたので、
前日に濡れたすべての装備を乾かしながら、
ゆっくり作業を進めました。
濡れたままだと重いので、少しでも
軽くしたいという心理が働きます。
ただ、ほとんどのギアに使われているナイロンは、
基本的に紫外線で劣化するので、無駄に長時間
日にさらすのは避けたいと思ってます。
あんまり気にしてもしょうがないところですが。
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各装備をバッグに収める前に記念撮影。
この時はこうだったな〜と、後々参考になったりします。
赤いのが今回のワンポールテント用品と、
衣類を入れたスタッフバッグ。
いかにテントと着替えが場所を取ることか……。
着替えナシというストロングスタイルが
軽量化・省スペース化には絶大な効果を発揮しますが、
最近の自分はそこまで割り切れません。
一泊でも、キャンプ場で着るウェアと、
翌日に着るサイクルウェア一式を用意しています。
見た目を気にしていると言うよりも、
そのほうが結果的にリラックスできて、
体が楽になるからです。もっとも、この日は
昨日のいろは坂ノンストップ走行が効いて
けっこう足が重かったです……。
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出立の準備が完了したのは8時過ぎ。
いくらでも早立ちできるのがキャンプのメリットでもありますが、
予定している行程に余裕があれば、
キャンプ場でダラダラするのも素敵です。
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しかし、結果的にけっこう欲張った(自分比)
行程を走ることに。
中禅寺湖から北上し、山王峠を経て川俣湖に出て、
そこから栗山郷まで東進し、霧降高原へ
上り返して日光まで。そこで終えるつもりでしたが、
杉並木が素敵だったので鹿沼まで走りました。
距離は100km。キャンプ二日目にこんなに
走ったのは久しぶりです。それだけ、日光エリアが
魅力的だったことと、昨日とは打って変わっての
晴天に心が躍ったのでした。
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中禅寺湖を離れるとすぐにクイッと上り、
戦場ヶ原を抜けます。
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道なりに直進すると金精峠に至りますが、
日光湯元の手前で右へ曲がり、
奥鬼怒林道に入ります。路面は舗装で走りやすく、
極端にエグい勾配もありません。
なにより、緑陰が濃く、涼しいのが助かります。
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10kmほどじわじわ上って、標高1700mほどの
山王峠へ。ここは初めて(たぶん)の峠越えでしたが、
思いのほか飽きさせない道のり。
峠=信州くらいに思ってましたが、
栃木県あなどれませんね。今さら!? という感じですが、
『シクロツーリストVol.10』でも
このあたりの峠を先輩サイクリストにたくさん
紹介していただきました。
自分の実体験不足にあらためて汗顔しきりですが、
これからはこのあたりも積極的に走りたいなあ、と
素直に思わせてくれる峠でした。
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小さな上り返しが二回ほどありながら、
基本的にはスムーズに川俣湖へ下降。
この橋のたもとには、さらなる林道の入り口があるのですが、
今日は素直に県道で栗山郷へ進みます。
グラベルロードで来てますし、
そっちの林道に行こうかなとも思っていたのですが、
前日の雨を思うと進む気になれませんでした。
霧降高原が未体験なので、それに引かれたのも理由です。
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川俣湖(ダム湖)の先に続く瀬戸合峡へ。
トンネルを避けて旧道を進むと、サドルの上からでも
その偉容の一端を拝むことができました。
谷が深いこと深いこと……。
峡谷を目の当たりにできる遊歩道もあるみたいですが、
一昨年の骨折以来、徒歩がおぼつかないので(汗)
あまり自転車を降りないようにしています。
ちなみに、このあたりの茶店では
山椒魚の薫製、という張り紙を見かけたのですが、
どんな味なんでしょうね。自分は試す気に
なれませんでしたが……。
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栗山郷に着いたのはお昼過ぎ。
ちょうど物産センターがあったので、ソバを
いただきました。いつもコンビニばかりの自分ですが、
そういえば昨日の午後から存在しません。たまには
地元ならではのグルメもいいかなと入りました。
これが期待以上に美味しく、のど越しが爽やか。
これから霧降高原へ上り返すことを考えもせず、
大盛りをぺろっといただきました。
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栗山郷からけっこうな急勾配が続きます。
大笹牧場のレストハウスから先は
オートバイのライダーがたいへん多いです。
景観は九州のやまなみハイウェイを思わせる絶景ですが、
無駄に飛ばすオートバイがうるさいのと、木陰がない
大味な上り坂に疲労困憊……。
初めて来ましたが、たぶん、関東屈指の
絶景ロードだと思います。が、もう一度走るかと
聞かれたら微妙……。
個人的には、山王峠のような渋い峠越えのほうが
楽しいと感じますね。
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かなり疲弊して霧降高原を抜ける最高所へ。
栗山郷で標高700mほどまで下った後、
標高1400mほどまで上り返しました。
もう使わない(この日は)キャンプ道具を抱えて
上ることの後悔と陶酔が共に我にあり……。
でもまあ、それがいいんです。

実のところ、自転車キャンプでの軽量化を突き詰めるなら、
現地レンタル、他人からレンタル、
使ったら捨てるor送り返す……
ということに行き着くのですが、
それをやったらオシマイよ、なんですよ。
とはいえ、食材だけは現地で買わせてください(汗)。
そのほうが単純に楽しいので。
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ピークを越えれば、あっという間に日光市街へ。
ものの30分もかかりません。
自分的にはディスクブレーキさまさま。
リムブレーキの自転車に比べると、
楽に、疲れず、安心して、
より速く(自分比)下ることができます。
だからこそ、最近の自分はディスクブレーキの自転車しか
乗らなくなっちゃったんですよね……。
たまにはランドナーやスポルティーフ、従来のロードにも
乗りたいと思うのですが、下りの性能差を
思うとなかなか選べません……。

さて、当初は東武日光駅から輪行で
帰るつもりだったのですが、下りで期待以上に
休めたので、もうちょっと走る気になりました。
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日光から下界へ下る国道の脇には、
石畳や地道が続く見事な杉並木が保存されています。
これをつたいながら、ゆるゆると進むことに。
こうした街道が整備され、いまも大切に残されていることが、
いかに日光が特別な場所だったことを物語っています。
ただ、寺社地区であれだけいた観光客は皆無。
自分はうれしいですが、なにかもったない気もします。
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杉並木は断続的に続きます。
さきほどの絵に描いたような街道はごく短いですが、
舗装の国道でも、旧道を進むと見事な杉並木が続きます。
しかも、日光まで下ってもまだ標高が500m以上残っているので、
基本、下り基調。ご褒美です。
下界に下ると気温が30℃に達しましたが、並木のおかげで
木陰が続くのも嬉しいところ。そのために先人が
植えたんだなと実感します。
途中、杉並木は途切れ途切れですが、日光市街から鹿沼まで
実に30kmくらい往時の街道風情が楽しめます。
自然と走行距離が100kmに及び、
一泊二日のキャンプツーリングに達成感を上乗せしてくれました。
今回はご一緒できなかった仲間とも、
次は同行したいし、自信をもって
連れ出せるな〜と思った行程でした。
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東武線の新鹿沼駅で自転車を輪行袋にしまいました。
この駅もそうでしたが、鹿沼では
ポンプを置くなど自転車向けの取り組みが進んでいるようです。
いいじゃん、栃木! と、にわか栃木&東武ファンに
なったのでした。



by cyclotourist | 2018-06-27 22:53 | おしらせ | Comments(0)

中禅寺湖でソロキャン△

こんにちは、田村です。
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梅雨時ではありますが、しばらく
ツーリングとキャンプをしないでいると、
無性に出かけたくなる時があるもんです。
そんな先の週末、日光・中禅寺湖へ出かけてまいりました。
直前まで仲間と一緒に行く予定だったのですが、
みなバタバタと休日出勤や用事が入ってしまい、
寂しくも優雅な一人旅となりました。
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往路は栃木駅スタートとしました。
北関東のこのあたりは、東武鉄道が利用できるので
JRより随分とリーズナブルに移動できます。
初夏を迎えると、気分はどうしても信州に向かいますが、
たまには北関東を走ってみようかと思いました。
少し前に、小六の娘が移動教室とやらで
日光へ行っており、その様子を楽しそうに話していたので
そうか、日光って手もあるな、と思いついた次第。
栃木からは、国道で北上するだけでは芸がないので
(といいつつ、復路で国道のよさも再発見。後述)
前日光の山麓を進んで滝ヶ原峠を越えることに。
そして、いろは坂の向こうにある中禅寺湖の
キャンプ場をめざします。距離は80kmほどになります。
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池袋から特急「日光」に乗り込みます。
池袋と言えば東武東上線があるのですが、これは
日光方面とつながってません。
でも、池袋からJR経由で東武日光線に入る特急があり、
利用することにしました。
すると、きっぷも車両もJRのものでちょっとガッカリ?
浅草まで自走して、そこからフル東武鉄道のほうが
賢かったように思います……。
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成田エクスプレスだった車両(たぶん)のせいか、
荷物スペースはたっぷり。他の利用客も少なかったので
輪行袋を余裕で置くことができました。
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一時間少々で栃木駅に到着。
天気予報通りの曇天。夜は弱雨という予報でしたが、
日中さえ降らなければ御の字です。9時過ぎに走行開始。
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大通りを一本外して巴波川(うずまがわ)沿いを進むと、
「蔵の街」にふさわしい街並が現れます。
先日訪れた下総の佐原に似てます。
栃木は日光街道の宿場町として栄えたそうです。
それはそうと、県名と市名が同じだと、
どこを指してるか余所者には伝わりづらくて
少しややこしい。全国的に多いですが……。
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序盤は関東平野らしいド平坦が続きますが、
県道14号に入るとジワジワ上り出します。
川に鮎釣りの方が点々と立つ長閑な光景が続きますが、
予報と期待に反して、お昼くらいから
ポツポツと雨が落ちてきました。
残念に思いつつも、今日の愛機(メルクス・ストラスブール71)
にはアルミのフルガードを付けておいたので
ちょっと嬉しくもあります。
かんかん照りよりはマシだと思い、
淡々と進んで行きます。この道はロード乗りの
練習コースにもなってるようで、悪天候にも関わらず
5、6人の軽装で速いサイクリストとすれ違いました。
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滝ヶ原峠へ続く県道277号に入ると、
次第に勾配が増して行きます。小川沿いに杉林が続く
癒し系の峠越えです。
透湿性に優れたモンベルのサイクルドライシェルを
着て雨を凌いでいたのですが、進むにつれ緑陰が濃くなり、
雨をさえぎってくれるので脱ぎました。
いくら蒸れにくいとは言え、やはりこの季節で上りだと
蒸れますからね。
ガードのおかげで、シューズやウェアが水跳ねで
濡れることが少ないのが救いです。
輪行が面倒だから、と外してしまうことが多い
ガードですが、今回は付けてきて大正解。
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標高800mほどの滝ヶ原峠。終盤でぐっと勾配がきつくなり、
小さな切り通しでピークを越えると、
眼下に日光の街並を望むポイントが現れます。
ディスクブレーキに感謝しつつ、一気に
下って行きます。
ガードなしのリムブレーキだったら、峠の前に
イヤになって引き返していたかもしれません(汗)。
いまだに賛否両論あるディスクロードですが、
自分のようなツーリング用途では
手放しでオススメできます。少し重い、少し輪行が面倒、
そして少し価格が上がるなど
デメリットも確かにありますが、
それを遥かに上回るメリットがあります。
雨の下りなんていう今回のようなシーンでは
この上なく頼もしいです。
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ちょうど14時にいろは坂へ進入。
いろは坂は勾配が緩く、上りと下りでルートが異なる
一方通行なので、クルマは多いものの
ストレスなく進んで行くことができます。
入り口は標高900m、最高所となる明智平は1270mほど。
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いろは坂は、「弱虫ペダル」屈指の名シーンを生んだ
舞台でもあります。
ルックに乗る天才肌のクライマーと、
キャノンデールに乗る努力家凡人クライマーが
激闘を繰り広げ、全国の腐女子(妻子含む)の
お涙をしぼりとったものです。
ルックもキャノンデールも持ってる自分ですが、
ココで乗ってしまうと
「うわ、オッサンがコスプレしてる」とか
笑われそうで乗る勇気がありません(汗)。
もっとも、こんな天気なので
サイクリストは一人も見かけませんでしたが。
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所要45分で明智平に到着。
さすがに涼しく、自転車を降りると
あっという間に体が冷え出したので
あわててレインジャケットを着込みます。
自分のペースだと、標高差100mにつき所要10分が
目安になるのですが、それより時間がかかりました。
今回、ツェルトの替わりにテントを持ってきたので、
(フツーはテントが標準ではありますが)
キャンプ道具一式の重量は6kgくらい。
いつもより2kg近く重いので、上りに時間が
かかるのは致し方ありません。
ま、遅いことの言い訳ですな(汗)。
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少し下ると中禅寺湖。
雨でも外人サンがそぞろ歩きしてる観光地です。
予定では16時くらいに着くかと踏んでましたが、
幸いにも15時に到着したので、ゆっくりと買い出ししてから
キャンプ場へおもむくことができます。
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湖畔から一本裏に入った道筋に
スーパーがあります。ここで今晩と明朝に
消費する食料と飲料を調達。
自分のように比較的軽装でキャンプツーリングを実践する場合、
食料やビールを長距離携行することは諦めざるを得ませんし、
だからこそ、走りが楽しめる範囲の荷物重量に収まります。
最大の問題は、ひと晩過ごすために
ビールを3リットルも要する己の体質なのですが(汗)。
そのため、利用するキャンプ場を選ぶ際は、
ロケーションのよしあしや料金と同じかそれ以上に、
付近に商店があるかどうかが基準になります。

買い出した食材とビールは、キャンプ道具でパンパンの
サドルバッグやフロントバッグには入りませんので、
あらかじめ持参したポケッタブルリュックを用います。
走行中は空けておいた背中が、
プラスαの荷物スペースとなるわけです。

今回利用した菖蒲ヶ浜キャンプ場は、スーパーから
5kmほど先にあるのですが、その間は平坦なのが幸いです。
もっと近かったり、キャンプ場がスーパーの手前にあれば、
いったんキャンプ場で荷を下ろし、
設営を済ませてから空身の自転車で
買い出しに向かうこともあります。

もちろん、ロケーション優先で店が近くにない
キャンプ場を利用することもあります。
状況に応じた行動を事前に想定しつつ、
現地では臨機応変、スムーズに買い出しと設営をこなすことが
快適なツーリングとキャンプの
両立には欠かせないでしょう。

あるていど長期のキャンプツーリングだと、
半ば行き当たりばったりになり、それはそれで
発見が多くて面白いのですが、
今回のように一泊だけの週末キャンプツーリングの場合は、
その一泊が失敗に終わるとすべてが
台無しなので、計画性が大切です。
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菖蒲ヶ浜キャンプ場に到着。
予約不要なのがうれしい。料金は1080円。
スタッフが親切かつ的確に利用方法を
説明してくれました。
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屋根付きの広い炊事棟あり。
ベンチとテーブルも完備。お風呂もあり、設備は十分。
テントサイト全域とトイレも清潔。ここは当たりです。
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16時前には着いたのですが、
木陰に恵まれた湖畔沿いのスペースは
ほとんど埋まってました。この天気なのに。
やはり、かなり人気があるキャンプ場のようです。
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湖畔に小さく突き出した岬のようなスペースに
テントを張ることにしました。
あんまり吹きさらしなのは考えものですが、
雨は降っているものの、ほとんど無風なので
大丈夫でしょう。
さっそくテントを広げます。
今回は、雨天でも過ごしやすいように、
前室が広いワンポールテントを持ってきました。
重量が2kgもあって、かなりかさ張りもするのですが、
居住性の高さが魅力なのです。
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いかにもテント、という可愛らしい見た目のワンポールテント。
テンマクデザインのパンダ、という製品です。
ちなみに、価格も2万円ほどと手頃です。
構造上、風には強くないですしペグを打たないと自立しません。
また、インナーはメッシュなので、保温力も限定的。
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それでも今回これを選んだのは、
圧倒的に前室が広いため、テントに入ったまま
調理などがしやすいのが理由です。つまり、雨天対策ですね。

ここ数年、自分は下記三種のシェルター類を使い分けてます。
当ブログや自分の著書・記事でなんども紹介してますが、
あらためて列記してみます。

・ツェルト(ファイントラック・ツエルト1)
・自立型テント(アライテント・トレックライズゼロ)
・ワンポールテント(テンマクデザイン・パンダ)

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圧倒的に出番が多いのはツェルトです。
これを選べば、サドルバッグ+フロントバッグの
限られた容量でも余裕が生まれ、必要なら冬用シュラフや
イス、テーブルまで収めることができます。
非常にコンパクトで軽いので(ペグなど含んでも330gくらい)
それで浮いた容量と重量を他に回せますし、
回さないで軽量を突き詰めれば走りが軽快です。
昨年はこれで一ヶ月キャンプツーリングしましたから、
耐久性も問題なし。結露も少ないですし、寝る分には
雨天でも耐えられます。虫も意外と入ってきません。
ただし、当然ながら狭いので、なかで飲食したり
着替えたり何かしたりというのには向きません。
必然的に、寝るとき以外は
外で過ごすことになります。

一般的なテントに比べると安いのもツェルトの魅力で、
ガイライン(張り綱)・ペグ(杭)含めても
価格は2万円ほどとリーズナブルでもあります。
もっとも、ツェルト本体はシンプルな一枚布なので、
これでこの価格!? と思う方もいますが、
実際に使うと非常に優れた製品です。
なお、自分はポールを用意しないので、設営には
適当な間隔の立木が必要です。片方を自転車で代用することも
できますが、設営場所を選ぶのがツェルトの
宿命ではあります。自分の経験では、95%以上の
キャンプ場で設営することができました。
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自立型テントは、文字通り2本のポールだけで自立するので
ウッドデッキだろうとコンクリの上だろうと
設営できます(通常はペグも打ちます)。
耐風性・保温力なども申し分なし。
写真は、とある駐車場で天体観測した際の様子です。
トレックライズゼロは1300gと重量もまずまず。
価格は4万円弱。
前室もあり、気をつければテント内に身を入れたまま
調理もできます。
これがいちばん万能的ではあるのですが、
それなりにかさ張るので、自分のバイクパッキングスタイル
(フレームバッグを使わない)だと、
イスやテーブルなどを持ち出すのは難しくなります。
最近、ファイントラックが発売した自立型軽量テント、
カミナドーム1が気になってるのですが、6万円もするので
躊躇してます。サイクリング仲間のばっきー氏
導入したので、今度ご一緒した際は
チェックしてやろうと狙ってます(笑)。

で、ワンポールテントなのですが、
デカくて重い(汗)。自転車で使ってる人は
他に見たことがありません。
一式で2kgあり、これは同種のテントでは軽いほうですが、
上り坂に差し掛かる度に軽く後悔します。
それでも使うのは、前述したように雨でも中で
十分に快適な時間を過ごすことができるからです。
しかし、これを選ぶとバッグはパンパン。
イスもテーブルも諦め、かさばらない夏用シュラフが
選べる時しか収めることができません。
ですので、たまにしか出番はありませんが、
キャンプ場での過ごし方における選択肢を増やしてくれる
アイテムではあります。
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右の赤い袋三つがワンポールテント、
左の二つが自立型テント、
左下のオレンジ色の袋がツェルトで、
黒い小さな袋にペグとガイラインが入ってます。
こう比べると、狭かろうと張る場所を選ぼうと、
ツェルトを選ぶことが多い理由が分かると思います。

こういうことを書いているとキリがないので(汗)
閑話休題。
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小雨に打たれるテントにこもって、ちまちま調理。
チタン製の小さなクッカーと固形燃料で
ベーコンをあぶったり、おでんを温めるくらいですが、
ビールさえあれば幸せです。
標高が1200mもあるため、不快な蒸し暑さとは無縁。
むしろ涼しいくらい。キャンプ場で着るために
長袖のシャツとタイツを持ってきて正解でした。
仲間と過ごすキャンプが楽しいのは当然ですが、
ひとりも悪くないです。何度も見たアニメを再び見て、
それでも泣きそうになったりしても
ひとりだけなら恥ずかしくないです(汗)。
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19時過ぎて日が落ちて行くと、少しだけ夕映えが見えました。
これなら明日は晴天が期待できるかもしれないと思いつつ、
ビールを飲み続けます。利用者が多いキャンプ場ですが、
あまり気になるほどうるさい人がいなかったのは幸い。
21時過ぎには寝落ち。
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日付が変わる頃、催したので目を覚まし、
トイレへ行くために外へ出ると
月が煌煌と輝き、湖面を照らしてました。
星もいくつか瞬き出し、三脚を持ってくればよかったなあと
思えるような夜景を見ることができました。
日光、いいじゃん!

妙に長くなってしまったので、
翌日のサイクリングはまたあらためて
リポートしたいと思います。



by cyclotourist | 2018-06-26 12:51 | おしらせ | Comments(6)

大洗キャンプ

こんにちは、田村です。
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先の週末は、ひさしぶりに大洗でキャンプを
楽しみました。大洗の訪問は、
いったい何度目のことか思い出せないほどですが、
今年はまだ二回目、四ヶ月ぶりの訪問です。

今回は総勢で7名という大所帯でのキャンプとなりました。
自分のキャンプ好きぶりを見て興味を持ってくれた
はじ〜さん、そのお友達のちばさん、
そして常連の(?)ばっきーさん、YUKI隊長、トシさん。
さらに、まんが『南鎌倉高校女子自転車部』の作者である
松本先生も飛び入り参加されました。
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キャンプするとはいえ、サイクリストの我々ですから
サイクリングそのものがメインテーマです。
しかし、この日は午前中いっぱい娘の運動会を見学。
小学生最後ともあって(もう6年生なのです)、
主要な演目がある午前中だけは見に行くことに。
自分同様に団体行動が嫌いな娘だけあって、
100m走は一着になったものの、騎馬戦では
あっさり負けておりました。
そして、「家事にも娘にも興味ないのに、
キャンプだけはせっせと準備するのね」と、
妻の辛口で人権を蹂躙されながら、
上野駅に向かったのでした。

さて、水戸行きの特急に乗ったのはすでに12時過ぎ。
本来は土浦駅から走る予定でしたが、
この時間での輪行アクセスでは大洗に着くのが
遅くなりすぎるので、
水戸まで列車に乗り続け、
大洗までほんの少しだけサイクリングすることに。

常磐線の特急は、いつも上野から利用するのですが、
日中だと8番線ホームでの発着が多いんですね。
上野駅と言えば、13番線に代表される
頭端式の地平ホームから発着する特急が
風物詩でしたが、品川へも行く特急が増えたことで
上野駅はますます単なる途中駅になってしまいました……。
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14時過ぎに輪行解除。
ちょうど同じようなタイミングで到着した
ばっきー氏と共に大洗をめざすことになりました。
氏も土浦から走る予定でしたが、
自宅にスルーアクスルのシャフトを置き忘れたとかで、
取りに帰ったりしたため水戸からの遅いスタートに。
くわしくは氏のブログに書いてありますが、
スルーアクスルは各種の規格が混在しており、
半ば個々の自転車フレーム専用品となっているため、
現地調達がほぼ不可能です。

このあたりは従来からあるクイックレリーズに
比べると不安材料ではありますが、
根本的には、自宅内で輪行の準備をした、という
ばっきー氏の不徳の致すところですね(ばっさり)。
自宅から駅までがわずかな距離であっても、
そこを自走することが、自転車の最終点検となります。
不調や忘れ物があれば、すぐに自宅に戻れますし。
もっとも、駅で収納する際に忘れ物をしたり、
列車の網棚にバッグなどを置き忘れることも
あるわけですが(もちろん経験済み。汗)。
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国道を避けた細道を伝いながらも、
ほぼ最短経路で大洗キャンプ場へ直行。
すでにほかのみなさんは到着して設営済み。
今回はツェルト3人に対して、テントが4名です。
はじめて一緒にキャンプする面々は、
装備が自分とかなり違うので、いろいろと
参考になります。
特に松本先生はクルマで現地入りしたため、
薪ストーブなどの装備なども用意されており、
新鮮ではありました。
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自転車の荷を下ろし、設営を終えて一服したら、
定番の行動に移ります。
入浴→海鮮市場で買い出し→ウスヤさんで串カツ購入→
スーパーでもろもろ買い出し、です。
久しぶりの大洗でも、変わることなく大勢の同好の士が
散策しており、なんとはなく落ち着きます。

そのウスヤさんですが……
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お隣の駐車場スペースに
バイクラックが新設されておりました。
サドルを引っ掛けて駐輪するアレです。
鉄パイプを地面に立てた豪快な造りですが、
それだけにしっかりしており、我々の自転車を
ドンドンかけても余裕ある強度とスペースがあります。
ついにウスヤさんにもバイクラックが登場か……と
感慨深いものがあります。
で、ご店主に「いつ設置したんですか?」と
聞いてみたところ……
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「自転車の雑誌に載ったんだけど、それまでバイクラックなんて
知らなくて。せっかくだから作ってみた」とのこと。
その雑誌が、店頭にもあったサイクルスポーツ誌3月号です。
ウスヤさん紹介記事を書いたのは……自分でした(笑)。

この時は、編集部から、北関東でどこかサイクリスト向けの店を
紹介してと依頼され、迷うことなくウスヤさんを
選んだのでした。ほかにあんまりお店を知りませんし(汗)、
ウスヤさんが特にサイクリスト向けのお店じゃないのは
当然ながら分かってましたが、串カツが美味しくて
安いのは間違いないですから、ちょっとした補給食にも最適です。
記事執筆当時、バイクラックはもちろんなかったのですが、
「自転車の人が寄ってくれるなら」と、
ラックを新設するという心意気がうれしいものです。
このホスピタリティが、大洗にファンが集まる
理由なんだなあと、あらためて実感しました。
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サイスポを見ながら、ご店主と談笑するトシさん。
紹介記事の写真にもトシさんが写っていたりします。
ついに我々は、この大洗に影響を与える存在になったのだ、
と有頂天になります(笑)。
そして、大量に串カツを買わせていただき、
スーパー経由でキャンプ場に戻りました。
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宴の開始。めいめいが好きなモノを買って、
好きなように調理して食べます。共同調理とかしないのが
我々のスタイルですが、自然と各自の食材が行き来し、
ツマミが尽きることはありません。
だからビールが進む進む……。
前回の信州キャンプでは、寒さ故に自然と
飲み過ぎが抑えられましたが、暖かい季節は危険です。
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イカの丸焼き。
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早くも即身成仏状態のばっきー氏。
自分は何時まで起きていたのか記憶にございません。
たしかにたくさんのビールを飲んだと思いますが、
全体としては飲み過ぎと言うには当たらないと思います。
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いつもは5時過ぎには自然と目が覚めますが、
この日は8時過ぎまで爆睡。
もうほとんどの人が撤収まで終えていて驚きました。
あたふたと自分も片付けを済ませ、
走り出せる用意を整えます。
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自分の自転車は、グラベルロードのメルクス・ストラスブール71。
先日、テールフィンというサイドバッグも導入しましたが、
あるていど軽量指向で荷をまとめるなら、
やはり大型サドルバッグ+フロントバッグが気に入ってます。
これでも折りたたみのイスやテーブルも入っているので、
昨今のキャンプ道具が実現した小ささと軽さは偉大です。
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ブルベの達人、ちばさんはマキノのオーダーメイドロード。
魚肉カラーが素敵。サドルバッグの左右には、
振れ留めを兼ねるケージラックを増設してます。
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同じくブルベの達人で、AJ宇都宮の副代表でもある
はじ〜さんの自転車は、フォーカス・パラレーン。
ツーリング指向のディスクロードとしては、現時点で
決定版ともいえる高性能モデルです。
大型サドルバッグのクリアランス確保には
苦慮しているようですが、リュックを併用することで
大きめのテントや寝袋をきっちり収納してました。
ちばさんもはじ〜さんの自転車も、
複数のライトやGPS類が充実したハンドル周り、
ダウンチューブ下のツールボトルなどが特徴的。
ブルベを楽しんでる方の自転車らしい装いです。
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クルマで来られた松本先生と、九十九里方面へ向かうちばさんとは
キャンプ場でお分かれし、4名で筑波方面へ向かいます。
快晴で追い風という好条件。水田も青々と眼に眩しく、
格好のサイクリング日和なのですが、
キャンプ二日目に5割ほどの確率で発症する
謎の倦怠感に襲われた自分はペースが上がりません。
天気がよすぎて、軽い熱中症だったのかもしれません(汗)。
みなさんも積極的に筑波山系を越えようとは
思わなかったようで、何とはなしに土浦駅へ
直行することに。平坦で60kmほどの軽い
サイクリングとなりました。
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距離が短いと当然ながら時間に余裕が生まれるので、
アドリブで細道に走り込んだりもできます。
で、想定どおりには道が続いてなく、
あえなく引き返すというありがちな経験もしますが、
それはそれで楽しいものです。
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お昼過ぎには土浦駅に到着。
いつもは利用しない西口に到着しましたが、
全面的にリニューアルされてました。
今年3月から「サイクリングリゾート」と銘打ち、
自転車に配慮された動線が確保され、サイクルショップや
駐輪場が登場しています。
来年には「サイクリングホテル」も開業するそうです。
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自転車を転がしていくレーンがペイントされ、
このように店内、駅ビル内へ入っていくことができます。
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なかなかシュールな体験です。
サイクリストに配慮している、という設備を実感するのは
気持ちがよいものですが、ちょっと
やりすぎで実用性が伴っていない感がなくはない。
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お洒落系自転車チェーン店もオープン。
レンタル自転車もあります。僕らみたいな、ある意味で
擦れちゃってるサイクリストにはビビッと来ませんが、
これからサイクリング楽しみたい! という人の背中を押す
きっかけにはなるのではないでしょうか。
自分たちにとっての土浦エリアは、
そこが目的と言うよりも、大洗や筑波方面へ足を延ばす際の
入り口か出口でしかないのですが、
こうした立派な施設ができると、なんとなく
うれしいものです。
先のブログで紹介したB.B.BASEみたいなサイクルトレインが
品川・上野〜土浦・水戸などを走れば一層面白いのですが、
あんまり高望みしちゃいけませんね。
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それぞれ輪行袋に自転車を収め、家路に。
あんまり走らなかった(走れなかった)二日間でしたが、
充実した週末を過ごすことができました。
梅雨入り前に、またキャンプしたいものです。




by cyclotourist | 2018-05-30 11:46 | おしらせ | Comments(3)