人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

cyclo.exblog.jp

四国の旅 4日目 阿南〜日和佐

四国4日目となる10月20日、
明け方は気温13度ほどまで下がり、
寝袋から出ると肌寒いくらいには冷えました。
ダウンジャケットを持ってくるか迷う季節でしたが、
持ってきて正解でした。
四国の旅 4日目 阿南〜日和佐_d0211129_07440505.png
この日は、阿南から日和佐の恵比須浜キャンプ場まで
99kmほどを走りました。
国道55号を進めば日和佐まで30kmほどの距離ですが、
紀伊水道と太平洋を分かつように突き出した
小さな半島めぐりを加えたので、
ぐっと距離が伸びました。

日和佐の手前には由岐という町があり、その語感と字面が
好きでしたが、今は日和佐と合併して美波町となってます。
国道の青看板などには
「美波 (旧)日和佐」などと書かれており、
合併による土地勘の喪失を補ってくれます。
四国の旅 4日目 阿南〜日和佐_d0211129_07524570.jpg
国道を逸れて椿泊への一本道となる
県道287号へ。すぐに道は細くなり、
舗装は荒れてきます。クルマの通行には不便でしょうが
自分にはとても好ましく思える雰囲気です。
ギザギザした海岸線に沿って進みますが、
意外と海は見えず、山国のようです。
四国の旅 4日目 阿南〜日和佐_d0211129_07524951.jpg
路傍で見守るお地蔵さん。
旅の無事を祈って手を合わせつつ、
小銭をお供えしていきます。
四国の旅 4日目 阿南〜日和佐_d0211129_07525490.jpg
ダイナミックな切り通し。いい感じだ〜。
複雑な地形に沿って小さなアップダウンが続くものの、
雰囲気がいいのでまったく苦にならず、
進むのが楽しい道です。
四国の旅 4日目 阿南〜日和佐_d0211129_07525713.jpg
半島の先端が近づくと、
肩を寄せ合うように密集した民家が現れました。
椿泊の集落です。
四国の旅 4日目 阿南〜日和佐_d0211129_08115519.jpg
凝った意匠が施された欄干。
こうした素敵な旧家が次々と現れます。
四国の旅 4日目 阿南〜日和佐_d0211129_07530246.jpg
集落の外れ近くに、立派な小学校がありました。
昨今はどこへ行っても廃校を見ないことはありませんが、
ちゃんと現役のようです。
こんな小さな半島(失礼)ですが、漁業が盛んな様子で、
意外とお子さんも多いのかもしれない……と
思いましたが、あとで知ったところ、
児童数は9人だとか。教師や職員のほうが
多いでしょうね。
四国の旅 4日目 阿南〜日和佐_d0211129_07530784.jpg
小学校の先に、足場のよい堤防がありました。
岬の先端近くにありますから潮通しもよさそう。
もはや自分の釣れる・釣れないの直感など
信じられませんが、ここで竿を出さなければ
持ってきた意味がないでしょう。
四国の旅 4日目 阿南〜日和佐_d0211129_08151692.jpg
やはり釣れませんでした(泣)。
これから先の行程に要する時間が気になって、
そうしつこくは堤防で粘れません。

椿泊を後にして、対岸の蒲生田岬をめざします。
ふたつの小さな岬が向かい合っていて、
細長い湾を形成しています。
どちらも岬の先端へは一本道で
往復を要するので訪れるのが面倒に思えましたが、
それだけにクルマが少なく静か。
景色の変化も多様で、かなりオススメです。
四国の旅 4日目 阿南〜日和佐_d0211129_08195681.jpg
四国の旅 4日目 阿南〜日和佐_d0211129_08195965.jpg
四国最東端となる蒲生田岬。
先端は岩がゴロゴロする磯ですが、
ちょっと内陸に入ると田畑が広がっており、
漁村の椿泊と好対照の風景。
四国の旅 4日目 阿南〜日和佐_d0211129_08222642.jpg
蒲生田岬から引き返し、椿泊への交差点まで
戻ってきました。
ここまでで走行距離は50kmになり、ちょうどお昼。
ぼちぼちお腹も減ってきましたが、
開いている店がありません。
国道を逸れるとコンビニも見当たりません。
いちおう羊羹などの補給食は持ってますが、
できればどこかに入って食べたいところ。
四国の旅 4日目 阿南〜日和佐_d0211129_08253582.jpg
JAに「キッチン マルシェ 椿」なる食堂を見かけ、
ほっとして飛び込みます。
四国の旅 4日目 阿南〜日和佐_d0211129_08261537.jpg
「日替ママどる定食」にありつきました。
素晴らしい唐揚げ定食です。
「ママどる」とは、アイドル的なお母さん、という
ことでしょうか。
なにはともあれ助かりました。
ここに置いてあった学校だよりを読んで、
先の小学校の児童数を知りました。
四国の旅 4日目 阿南〜日和佐_d0211129_08321579.jpg
国道には戻らず、伊座利峠を越えて
由岐をめざします。
標高は200mほどですが、ここも海が見える
絶景の峠です。
こうした道には青い自転車ナビラインもなく、
「俺が進む道は俺が決めてる」感に浸れます(笑)。
四国の旅 4日目 阿南〜日和佐_d0211129_08354048.jpg
四国の旅 4日目 阿南〜日和佐_d0211129_08371476.jpg
由岐の漁港。
ここにも足場がよい堤防があり、
自転車で奥まで進むことができました。
ぐっと南下してきたので、
目の前は黒潮が洗う太平洋です。
赤い堤防が建つ堤防の先端を確保でき、
天地人すべてが揃ったような気分で
竿を取り出してエギをセット。
今晩こそアオリイカ三昧の
夜を迎えたいものです。
四国の旅 4日目 阿南〜日和佐_d0211129_08421359.jpg
由岐で1時間ほど竿を振るったものの、
まったく釣れず、諦めて日和佐へ。

16時半頃、恵比須浜のキャンプ場に到着。
日和佐の中心街まで数kmの好立地です。
利用料金は600円。
ここも当日の電話予約で利用OKとのこと。
念のため前日に電話で予約したのですが、
先方に出身地を聞かれ、東京と答えたら、
「ワクチン接種されましたか?」と
聞かれました……(もちろん2回接種済み)。
やはり、東京からの訪問者には警戒感があるようです。
やむをえないでしょうね。
四国の旅 4日目 阿南〜日和佐_d0211129_08463328.jpg
ここはキャンプ場らしいキャンプ場でした。
ふかふかの芝でテント内での
座り心地も上々。この日も貸切状態で、
密とは無縁です。
目の前が恵比須浜ですが、県道を挟んでいるので
海がテントサイトから直接は見えないのが少し残念。
四国の旅 4日目 阿南〜日和佐_d0211129_08473843.jpg
日和佐の街へ買い出しに。
四国の旅 4日目 阿南〜日和佐_d0211129_08474447.jpg
ライトアップされた薬王寺。
四国の旅 4日目 阿南〜日和佐_d0211129_08475167.jpg
地元スーパーで買い出し。
四国の旅 4日目 阿南〜日和佐_d0211129_08475863.jpg
買い出しから戻ると18時。
夏ならまだ明るい頃合いですが、
もうすっかり暗くなる季節です。
本当に釣果を求めるなら、夜釣りに挑むべきなのでしょうが、
それではキャンプが楽しめません。
なにより、海に落っこちそうで怖い(汗)。
しかも、まだ徳島県です。あせるタイミングでもないでしょう。
広い四国、これからいくらでも釣れるだろうと
前向きに考えつつ、夕食。
四国の旅 4日目 阿南〜日和佐_d0211129_08480575.jpg
「瀬戸の輝牛」というご当地ランプを調達したので、
エリンギと共にステーキに。
以前の自転車キャンプでは、毎晩のように肉ばかりを
食べてましたが、最近は時々で十分。
加齢による味覚の変化でしょうか……。
なにはともあれ、ビールと共に美味しくいただいて、
21時にはとっとと寝入ったのでした。

続く。




by cyclotourist | 2021-11-11 09:01 | おしらせ | Comments(0)
<< 四国の旅 5日目 日和佐〜室戸 四国の旅 3日目 三本松〜阿南 >>