四国4日目となる10月20日、明け方は気温13度ほどまで下がり、
寝袋から出ると肌寒いくらいには冷えました。
ダウンジャケットを持ってくるか迷う季節でしたが、
もはや自分の釣れる・釣れないの直感など
信じられませんが、ここで竿を出さなければ
持ってきた意味がないでしょう。

やはり釣れませんでした(泣)。
これから先の行程に要する時間が気になって、
そうしつこくは堤防で粘れません。
椿泊を後にして、対岸の蒲生田岬をめざします。
ふたつの小さな岬が向かい合っていて、
細長い湾を形成しています。
どちらも岬の先端へは一本道で
往復を要するので訪れるのが面倒に思えましたが、
それだけにクルマが少なく静か。
景色の変化も多様で、かなりオススメです。


四国最東端となる蒲生田岬。
先端は岩がゴロゴロする磯ですが、
ちょっと内陸に入ると田畑が広がっており、
漁村の椿泊と好対照の風景。
絶景の峠です。
こうした道には青い自転車ナビラインもなく、
「俺が進む道は俺が決めてる」感に浸れます(笑)。

由岐の漁港。ここにも足場がよい堤防があり、
自転車で奥まで進むことができました。
ぐっと南下してきたので、
目の前は黒潮が洗う太平洋です。
赤い堤防が建つ堤防の先端を確保でき、
天地人すべてが揃ったような気分で
竿を取り出してエギをセット。
今晩こそアオリイカ三昧の
夜を迎えたいものです。
由岐で1時間ほど竿を振るったものの、まったく釣れず、諦めて日和佐へ。
16時半頃、恵比須浜のキャンプ場に到着。
日和佐の中心街まで数kmの好立地です。
利用料金は600円。
ここも当日の電話予約で利用OKとのこと。
念のため前日に電話で予約したのですが、
先方に出身地を聞かれ、東京と答えたら、
「ワクチン接種されましたか?」と
聞かれました……(もちろん2回接種済み)。
やはり、東京からの訪問者には警戒感があるようです。
やむをえないでしょうね。

ここはキャンプ場らしいキャンプ場でした。
ふかふかの芝でテント内での
座り心地も上々。この日も貸切状態で、
密とは無縁です。
目の前が恵比須浜ですが、県道を挟んでいるので
海がテントサイトから直接は見えないのが少し残念。
日和佐の街へ買い出しに。
ライトアップされた薬王寺。
地元スーパーで買い出し。
買い出しから戻ると18時。夏ならまだ明るい頃合いですが、もうすっかり暗くなる季節です。本当に釣果を求めるなら、夜釣りに挑むべきなのでしょうが、それではキャンプが楽しめません。なにより、海に落っこちそうで怖い(汗)。しかも、まだ徳島県です。あせるタイミングでもないでしょう。広い四国、これからいくらでも釣れるだろうと前向きに考えつつ、夕食。
「瀬戸の輝牛」というご当地ランプを調達したので、エリンギと共にステーキに。以前の自転車キャンプでは、毎晩のように肉ばかりを食べてましたが、最近は時々で十分。加齢による味覚の変化でしょうか……。なにはともあれ、ビールと共に美味しくいただいて、21時にはとっとと寝入ったのでした。
続く。