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シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

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対馬で自転車キャンプ×釣り 2/3

こんにちは、田村です。
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いよいよ対馬を目指したわけですが、
東京からですとやはり空路が手っ取り早いです。
東京〜福岡の便はいくらでもありますが、
肝心の福岡〜対馬の飛行機は一日に二往復くらいしかなく、
フェリーも同様です。

行程を考える際は、
もっとも選択肢が少ない区間(ダイヤが薄い区間)を
優先するのがセオリーだと思います。
そこで、福岡空港7時40分発の対馬空港行きに乗るため、
福岡空港近くのビジネスホテルに前泊することにしました。
福岡空港は市街地に隣接してるので、
地下鉄に10分も乗ればホテルは選び放題です。
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11月25日の夕方、
羽田からスカイマーク機に乗って福岡へ。
輪行袋に対して、以前は1000円を徴収したスカイマークですが、
最近は無料で載せてくれます。
成田発のジェットスターですと、航空券自体は
スカイマークより安く買えることが多いのですが、
自転車に対して4000円も取るようになったので、
最近は選ばなくなりました。
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祇園のビジネスホテルに投宿。
サドルバッグとフロントバッグは、自転車と一緒に
預け荷物にしたので無問題でしたが、
機内に持ち込んだバックパックに釣り道具を入れていたら
(さすがにナイフはサドルバッグに入れてる)
竿の長さやバケツの重り(海に沈めるために付いてる)などが
チェックの対象になりました。
刃渡り2cmくらいの小さなハサミも発見、確認され、
スキャン性能と確認スキルに驚きました。
確認後は、いずれも問題なく機内に持ち込めました。

バックパックの左に外付けしている筒が、釣り竿です。
本来は専用ケースがあるのですが、650gと重かったので、
5mm厚のEPPシートでくるむことで代用してます。
これなら150gです。
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ホテルにいても暇なので、荷物の最終確認。
防寒着が必要な冬キャン道具に加えて釣り道具ですから、
かなりの荷物量となっています。
以下、備忘録として明細を記しておきます。

●防寒着・着替え
ダウンジャケット130g
ダウンパンツ232g
厚手靴下106g
レインジャケット188g
レインパンツ130g
七分丈パンツ363g
インナーシャツ108g
靴下43g
ジャージ・パンツ524g
タイツ162g
シューズ240g
シューズカバー130g

●キャンプ道具など
テント本体695g
テントポール294g
テントシート143g
スリーピングマット176g
寝袋576g
イワタニ・ジュニアバーナー328g
防風板253g
固形燃料ゴトク・燃焼皿30g
調味料・カトラリー・ランタンなど428g
フライパン194g
チタンカップ45g
テーブル63g
まな板48g
ヘッドライト61g
充電器・モバイルバッテリー・予備電池651g
輪行用品一式405g
カギ92g
クリーム53g
工具・予備チューブ329g
ティッシュ・マスク・キッチンペーパー50g

●釣り具
ナイフ・ハサミ194g
バケツ479g
エギ一式337g
リール301g
タッパー・サビキ仕掛け419g
保冷袋40g
竿・収納シート306g
帽子96g

荷物の総重量は、9.3kgになりました。
夏場で切り詰めれば3kg台に収まりますが、
年初に経験した、
道北寒中ツーリングに匹敵する大重量です。
ちなみに、釣り具の合計重量は2.1kgで、
思ったほど重くはありません。
防寒着の点数や、カセットガス対応のバーナーなどが
荷物重量を押し上げてます。

関東人は、九州は暖かいと思いがちですが、
暖かいのは宮崎以南です。対馬を含む九州北部は
関東以上に冷え込むことが珍しくないので、
寝袋と防寒着はケチらないほうがいいでしょう。

また、いつもなら固形燃料を選ぶのですが、
今回は釣ったイカで唐揚げなどする気満々でしたので、
ガスバーナーを選びました。すると、風防なども
背が高いものが必要になるので、どんどん
荷物量が増えていくんですよね……。
なお、空路の場合は、現地で入手しやすい
カセットガス対応のバーナーが便利。

この季節で悩ましいのが着替えです。
秋冬用のウェアはかさばるので、一泊程度なら
着替えなしで済ますのですが、
今回は対馬で四泊する予定なので、
さすがに一張羅というわけにいかず、
もうワンセット用意してます。
キャンプ場で着用するタイツなどもあるので、
(キャンプ場ではサイクルウェアを脱ぎたい)
バッグはパンパンです。

結果的に、対馬での夜は連日5℃くらいまで
冷え込み、用意した防寒着のすべてが役立ちました。
寝袋はモンベルの3番です。
スリーピングマットは短い軽量タイプでしたが、
釣り竿を巻いてるシートで足元をカバーできたので、
十分に暖かく眠ることができました。
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翌11月26日早朝、再び福岡空港へ。
首尾よく7時40分発の対馬行きに搭乗します。
座席数70くらいの小型機ですが、ほぼ満席。
スーツ姿の方が多かったですね。
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6枚ブレードがカッコイイDHC8-Q400。
エンジン横の非常口席に座りましたが、とても静か。
そして、あっという間に対馬が見えてきます。
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定刻より5分早く、8時10分には降り立ちました。
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こじんまりした空港です。
晴れ予報だったのに曇ってるのが少し残念。
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荷物の受け取り口で、ヤマネコがお出迎え。
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無事に輪行袋を回収。
これでもか! と、注意シールが貼られてましたが、
さっさと組み立てて走り出しました。
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対馬の初日は、下対馬の空港から国道382号を北上。
三宇田にあるキャンプ場をめざしました。
三宇田のキャンプで二泊、
あと二泊は、島中部の「あそうベイパーク」か、
仁位の近くにあるキャンプ場を利用する予定です。

合計四泊ですが、同じキャンプ場で連泊することで、
二日間はキャンプ道具なしの軽装で走れます。
一日は釣りに重きを置くもよし、
もう一日は走りに集中するもよし、という狙い。
初日の走行距離が約100kmと長く、
当然ながら荷物満載状態なのでシンドイことが
予想されましたが……。
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空港から走り出してほどなくして、
万関橋という大きな橋を渡ります。
対馬は8の字型をしており、この万関橋が架かる
運河で上下に分かれてます。
もともとは地続きだったそうですが、
島中部から東岸にも西岸にも出撃したい海軍が
運河を切り開いたそうです。
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あちこちにヤマネコ注意の看板があります。
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対馬の海岸沿いは断崖絶壁が多いので、
国道は内陸を進んでいきます。
予想はしてましたが、小さなアップダウンの連続で、
ほとんど平地がありません。
海が見えることも少なく、
島というより、秩父あたりの
林道を走っているようです。

それにしても、沿道に商店などが皆無で、
うっかり朝食抜きでスタートした身には堪えます。
福岡で何か買っておくべきだったと悔やまれます。
(空港から南へ向かうと、すぐスーパーがある、と知るのは後日)

空港から10kmほど北へ走った地点に
あそうベイパークというキャンプ場があり、
3・4泊目に利用することも検討していたのですが、
近隣に商店がなさすぎるので、
ここを利用することはなさそうです。
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20km少々走ると、仁位という
少し賑やかな街にさしかかります。
ここでようやくスーパーに出会うことができ、
お弁当や補給食をゲット。
近くの「神話の里」という公園にキャンプ場があるので、
利便性もよさそう。後日はここを利用しようと思いました。
こんな感じで、日程が3日以上に及ぶキャンプツーリングは、
意外とアドリブだったりします。

仁位から先は、東岸に伸びる県道のほうが渋そうですが、
それは復路に走ることにして、
淡々と国道382号を進みます。
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国道382号はアップダウンがあきれるほど多いものの、
よく整備されていてトンネルも多いです。
長いトンネルがある区間は旧道も残っており、
スーパーで元気を取り戻した後は、
旧道も積極的に選んでみました。
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紅葉は終わりかけていましたが、
さすがに旧道区間は風情がよく、交通量も皆無。
上り量は増えますが、やはり旧道を選んでよかったと
思わせてくれます。小さなアップダウンより、
まとめて上って下る道筋のほうが好みにもあってます。
いずれにしても、島っぽさは薄く、
山深さを感じさせる道が続きます。
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最北西端の棹崎が近づくと、
田園が広がる平地も現れました。
島の9割近くが山地の対馬ですが、
お米もとれるようです。
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のどかな漁村を抜けて、突端の
丘陵へと駆け上がります。
これがなかなかの激坂で、
10kg近い荷を積んだ状態では
かなりしんどかったのです。しかし、
「日本最北西端の碑」があるらしいので、
見過ごすわけにはいきません。
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息を切らして棹崎の公園に到着。
一目して砲台とわかるほど、その跡が
整然と保存されています。
ここと、明日に訪れる豊には
昭和の初めに大規模な砲台が築かれ、
戦時中は対馬海峡に睨みをきかせていたそうです。
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「日本最北西端の碑」に到着。
標高100mほどの高台にあるので見晴らしは抜群。
ここまでくると大海原を望むことができました。
海の向こう、距離50km弱で韓国です。
肉眼で釜山の街が見えることもあるそうですが、
この日は霞んで見えませんでした。
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棹崎から降り、キャンプ場目指して進みます。
点々と公衆トイレがあって、なにかと便利。
なかにはこんなシュールなトイレも。
本来なら観光客が多いエリアなのでしょうが、
この日はほとんど人影なし。
道中の道路標識や案内地図には
必ずハングル文字が併記されてました。

自転車で走ってる人は、ほとんど見かけません。
例外的に、比田勝の近郊でロード乗りに出会い、
「一緒に走っていいですか?」となぜか寄ってきたので、
しばしランデブー。
コルナゴのロードに乗ってる、地元の青年でした。
坂道で「引きますよ」とか言われて
猛烈に走り出されたりして困惑しましたが、
グラベルバイクのバイクパッキング装備が
珍しかったのかもしれません。
三宇田のキャンプ場入り口までご一緒しました。

「対馬って、そういうロードとか置いてる店あるの?」
「ないっす」
「対馬って、ロード乗り多いの?」
「うーん、12〜13人ですかね……」

人口3万人弱の島だとそんなものなのでしょうか。
平地が少ないので、フツーの人は
自転車に乗りたがらないでしょうね……。

別れ際、妙に人懐こい彼との会話。

「ライン交換しませんか?」
「ライン、やってないよ」
「インスタは?」
「やってない。ツイッターはやってるよ」
「やってないっす」

ということで、特に発展はなし(笑)。
いま思えば、対馬のサイクリストとつながれる
貴重な機会だったなあとは思います。
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予定通り走りきれるか一抹の不安もありましたが、
なんとか16時にはキャンプ場に到着してひと安心。
事前に電話で予約してましたので、
スムーズに受け付けていただきました。
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とても清潔で、高規格のキャンプ場です。
ウッドデッキは、貸し出しテント用のスペース。
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持ち込みテント用に、東屋が一棟あるだけの広場もあります。
ソロキャンプにはシンプルなサイトが最良です。
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キャンプ場からは、対馬では珍しい白砂の海浜が
望めます。夏は海水浴客でにぎわうのかもしれません。
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比田勝の街から数km離れ、人家も少ない立地ですが、
不釣り合いなほど巨大な東横インがそばに立ってます。
隣には温泉施設もあり、
なにはともあれ快適そうなキャンプ場です。
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設営を終えたら、飲んで寝るだけ……
そんなわけがないでしょう(笑)。
なんのために対馬にきたのか、
なんのために釣り竿を背負って走ってきたのか、
忘れるわけがありません。
いよいよ、釣りに向かいます。
軽く武者震いすら覚え、
100km走った疲労感も気になりません。

キャンプ受付時に、管理人さんに
「近くに釣り人が多い堤防ありますか?」と
しっかり聞いておきました。
この三宇田あたりだと、すぐ北の泉か、
同じようにすぐ南にある西泊の堤防が人気らしいと
教えていただきました。
「イカですか? 今は釣れるのかな〜」と
不安にさせる一言と共に……。

ちなみに、釣りのスポットは、本やwebでは
明確にわからないことが多いですね。
沼津で、とか、対馬で、とか、大雑把な場所情報しかありません。
具体的にどの堤防でいつ釣れたのか知りたいのですが、
なんとはなしに隠しておくモノなのでしょうか。
このあたりの機微はMTBに通じるモノを感じます。
地元の釣具屋さんなんかでは情報が得られるのですが、
道中で釣具屋さんは見かけませんでした。

泉か、西泊か……。
比田勝のスーパーで買い出しもしたいので、
そちら方面への通り道にできる
西泊へ向かうことにしました。
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どこへ行くにもアップダウンがある対馬の道。
おかげでキャンプ場がある一帯が見下ろせました。
時刻は16時半過ぎ。釣りにはよい頃合いです。
ちなみに、日本海海戦のレリーフなどもある場所ですが、
それは翌日ゆっくり鑑賞することにして、
まずは西泊をめざしました。
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3kmほど走って、西泊の堤防へ。
小さな漁港の入り口に伸びた、
なかなかよい感じの堤防です。立ち入り禁止の看板もありません。
イカの墨跡がいくつかあり、先客も二人いて、
有望な気配が濃厚です。
もっとも、沼津の堤防で釣りを繰り返した際も、
常に有望だとは思っていたのですが(汗)。
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もってきたエギの数々。
エビとも小魚ともつかない珍妙なルアーを
リールから伸びる糸に吊るすわけです。
色違いやラトル(音が鳴る)の有無、
そして3号および3.5号のエギたち(番号が大きいほどデカイ)。
まずは、最近買った青い3号のラトル入りエギを
海に放り込んでみました。特に根拠もないのですが……。
時間帯による光量の変化や、
イカの活性(食欲のことらしい)に応じて、
各種のエギを使い分けるのがセオリー……らしいです。

これまで一杯もイカを釣ったことがない自分には
エギの使い分けはよくわからないところです。
本当にこんなのにイカが抱きつくのか? という
根本的な疑念がいまだ晴れませんが、
堤防の前後左右に何回も放り込んでいきます。

先輩の教えによって、
場所を移動して状況が違う海面に
放り込んだほうが釣れる可能性が高いだろうとは
思えたので、堤防のあちこちを歩き回ります。
そのために、SPDシューズからはき替える
簡易的なスニーカーも持参したのですよ。

エギを投げては沈め、見よう見まねでシャクリ、また沈め、
エギが直下の海面まで戻ったら、巻き上げて、また投げて……。

この繰り返し。
あっという間に30分ほど立ち、日暮れが遅い西国とはいえ、
17時を回るとさすがに薄暗くなってきます。
狙い目の「夕まずめ」ですが、真っ暗になると
エギも糸も見えなくなるし、なにより夜釣りなんかしてたら
キャンプする意味が薄れてしまうので、
ほどほどにして切り上げるつもり。

いくら対馬とはいえ、そうそう簡単にイカが釣れるほど
甘くはないようだ……と気づきはじめました。
そのために、対馬で四泊もする行程を組んだのだから、
初日はほどほどにして引揚げよう……。

そう思いつつも、なかなか諦めきれず、
なんとなくピンク色のエギに交換し、
投げること数度。
沈めたエギをしゃくろうとすると、グッと強い抵抗が。
あ〜根がかりか……やっぱり撤収するべきだったかと悔やみつつ、
エギを左右から引っ張って、根がかりから外そうとすると、
ズルッと動く感触が。エギが海底から外れたのか?
しかし妙に重い。まさか、そんな……かかった!?

恐る恐るリールを巻いていくと、
ブシューと勢いよく水を吐きながら
イカが上ってくる!
間違いない、イカだ。
信じられないけど、かかってる!
竿がしなる!
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ついに釣れた……釣れた、釣れた、釣れた!
釣れましたよ、念願のアオリイカが。
エギングをあきらめないでよかった。
対馬に来て、本当によかった。

諦めなければ夢はかなうものなんだな……と、
ひさしぶりにときめきました。
あれだけ続いたゼロ釣果が、やっとイチになりました。
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ありがたくも釣れてくれたアオリイカの
眉間にピックを刺し、しめます。
すると、聞いていたとおり、みるみる色が透き通ります。
そして、ジップロックに入れた上で
タッパーに収め、堤防を後にしました。
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比田勝のスーパーで、
刺身しょうゆとサラダ油、唐揚げ粉などを買って
キャンプ場に戻ります。
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炊事棟で、あらためてアオリイカとご対面。
けっこうな大きさです。手前のナイフが長さ23cmなので、
なかなかのカタではないでしょうか。
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本やwebで得た情報をもとに、初めてイカをさばきます。
思ったより簡単かもしれません。
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いい感じに皮も剥けました。
この状態になると、いかにも美味しそう。
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短冊に切って、まずはイカ刺しに。
しょうゆを垂らしていただくと、
それはそれは美味しくて……感無量。
かすかな甘みと食感あふれるコシに舌がとろけそうでした。
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ゲソとエンペラ(いか耳、尾翼のところ)は
ナスと一緒に唐揚げにしました。
このために、フライパンとガスバーナーを持ってきたのですが、
早くも役立って嬉しい限り。
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これも実に美味い……。

こうして、最高最良の対馬一泊目を
過ごすことができたのでした。

次回は、対馬周遊編の予定です。



by cyclotourist | 2020-12-02 21:00 | Comments(0)
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