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シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

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自転車キャンプにおける「幕」選び

こんにちは、田村です。
だんだんと春めいて日照時間も
長くなってきました。

フツーのサイクリストなら、喜ぶところですが、
個人的には冬をもう少し楽しみたいです。
より正確には、冬のキャンプを、です。

仲間内を除くと、誰に冬キャンの魅力を説いても
「キャンプ? 暖かくなったらね」とか
ぬるいことを言いやがるのですが、
まことにもったいないかぎり。

自分も少し前までは冬キャンを躊躇する面もありましたが、
すっかり認識を改めました。

冬でも自転車キャンプできる

冬でも意外と楽しい

冬のほうがメリットが多い

冬こそ自転車キャンプ

って感じです。
もちろん、適切な天候とキャンプ場と装備の選択が
欠かせません。
でもそれって、夏も、どんな季節も同じです。
特に、夏の暑さは装備ではどうにもならないので、
北へ行く、標高が高いキャンプ場を選ぶといった
プランニング面で対応するしかありません。
それに比べ、寒さは装備でも対応できる範囲が広いので
より自由なツーリングが楽しめると言っても
過言ではないでしょう。

で、陽気が感じられる昨今ですが、
もっと冬キャンを楽しみたい私は、
あえて東北をめざすことにしました。

先日の長野・陣馬形山キャンプ場でマイナス10度を体験し、
それでも快適な一夜を過ごすことができ
(上りはたいへんキツかったですが。汗)
若干増長している感は否めませんが、
今年はどこも雪が少ないようで、トラベルチャンスが広いです。
かといって、勢い余って北海道や北東北へ行くと
さすがに走りが楽しみづらかろうということで、
福島県は猪苗代湖へ向うことにしました。

と、その前に……。
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部屋に転がっていた合板をノコギリで切って、
ミニテーブルをこさえてみました。
テーブルって、あればキャンプが便利になるのは確実なんですが、
割愛することが多いアイテムです。
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SOTOのフィールドホッパーという、
いかしたミニテーブルも持ってるのですが(写真左)、
たたんでも微妙に大きく(写真の半分になります)
400gという重量も気になります。
これでも同種製品のなかでは小さくて軽くなるほうなのですが、
「やっぱり置いてくか」となりがちなアイテムです。
自転車キャンプにおける「幕」選び_d0211129_19003266.jpg
そこで、組み立て式としました。
足をはめるだけなのですが(笑)、
5mm厚の合板なので、きつめに勘合するように切り出せば
十分な安定感があります。そして……
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天板をサドルバッグ底面の形にあわせたので、
その形崩れを防ぎつつスペースはとりません。
我ながらナイスなDIY。重量は200gほど。
いざとなれば薪にもなる逸品です(笑)。
みなさんもご自身のサドルバッグの形に合わせて
自作してみてはいかがでしょうか。

さて、出かけます。
自転車キャンプにおける「幕」選び_d0211129_18410038.png
郡山まで新幹線でワープ。
林道で絶景とウワサされる峠を越えて猪苗代湖へ。
それだけだと距離40kmほどなので、
かなり早くキャンプ場に着くことは確実。
そこで、湖南のキャンプ場に荷下ろし、設営を終えてから
軽装で猪苗代湖を一周したらどうだろう? と考えました。
個人的に周回コースは避けることが多いのですが、
(遠くへ行くという醍醐味が薄れるので)
適当なサイズの湖だったら望むところです。
ということで、先の日曜〜月曜に実行。
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自宅を出て2時間後には
郡山駅に到着。新幹線の恩恵です。
街中には一片の雪もなく、気温も高いです。
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しばらく県道を進んでから、
御霊櫃峠(ごれいびつとうげ)へ向かう市道へ入ると
山並みが迫ってきます。
青看板も出ており、迷いようがありません。
あの山塊を越えるのか……と期待が高まります。
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ほどなくして林道へ。
除雪しないと明記してますが、
通行止めではないようなので進みます。
クルマも降りてきたので、大丈夫でしょう。
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麓は杉林が多く、とたんに鼻水がわき出して呼吸が
少し辛くなります……。ワタクシ、どうやら
昨年あたりから花粉症デビューしたようで、
それもあって、春より冬のほうが好きになりました。
自転車キャンプにおける「幕」選び_d0211129_18495271.jpg
鼻をかみかみ上って行くと、
ほどなくして松や広葉樹の枯れ林になり、
鼻が楽になりました。
標高が上がるに従って残雪が増えてきましたが、
乗車して行くことに問題はありません……?
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デリヘル嬢を募集してます。
林道の下のほうで一台のクルマと行き違いましたが、
周辺に人家はありません。謎です。
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峠が近づくと、道全幅に
雪が残る箇所が出てきてしまいました。
ここをクルマが越えたのか!?と思えますが、
轍があるので交通はあるようです。
当然ながら自転車は押しになります。
凍ってはおらず、比較的歩きやすくはありますが、
短い距離でも押し歩くと、格段に疲れてしまいます。
道筋自体は、勾配が緩く、眺めがよい箇所も多く、
とても癒し系です。
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峠の直下からは、
郡山方面の広い眺望が楽しめました。
あと、ミニテーブルのおかげで、
いつも以上にサドルバッグがピシッとしてるのが
個人的にはとてもうれしいです(笑)。
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ピークを越えると、眼下に
猪苗代湖が現れました。
御霊櫃峠、標高こそ900m弱ですが、
道筋の雰囲気や眺望は実に素晴らしいです。
また違う季節にも訪れたくなりました。
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猪苗代湖側の積雪は少なく、ほっとしながら湖岸へ。
ひたひたと寄せる波の向こうに見えるのは磐梯山。
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猪苗代湖のほぼ南端にある
秋山浜キャンプ場に着いたのはお昼過ぎ。
無料、予約不要、通年営業(?)という、
我々には神のようなキャンプ場です。
しかし、炊事棟は4月まで閉鎖中。
実質的には営業してないのかもしれませんが、
先客も一組いましたので、とっとと設営します。
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相変わらず寝袋やダウンジャケットが
かさばるのは致し方ありませんが、
限られた容量の前後バッグに全装備が収まってます。
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今回が初登板の新たなる幕、
ヘリテイジのトレイルシェルターです。
いわゆるストックシェルターというヤツで、
ハイカーやトレランの人などが用いるストックを
ポールとして設営するシェルターですが、
専用ポールが存在することを知って
導入してみました。
専用ポールは、信州トレイルというお店の
オリジナル品です。
幕の本体とペグ4本(付属は2本だけ)、ポールを合わせた
総重量は実測475gと十分に軽いです。
なにより、小振りになる本体と、長さ30cmほどになる
ポールが尊いです。
自転車の場合、テントを採用するとポールの長さが
収納のネックになるのですが(どんな製品も40cmくらいある)
これなら多くの大型サドルバッグに
無理なく収まります。
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張るのも簡単。ペグを打てば立ちます。
テントとツエルトの中間的な構造ですね。
中に完全に入ってあぐらをかくと
天井高さ(90cm)がややキツいですが
(身長171cmの割には座高があるので……)
入り口に座れば頭が出るので、炊事なんかは楽です。
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独特な側面形。
横たわると、頭上と足下に閉塞感がありますが、
寝れば気にならないのは言うまでもない……と、
この時は思ってたんですけどね……。

さて、積雪のために随分と押し歩いた割りには
いい時間にキャンプ場へ着いたわけですが、
歩くとテキメンに疲れる自分なので、
もう湖畔を一周する気なんてなくなりました(汗)。
そこで、近くにある入浴施設(200円と激安)と飲食物のお店へ。
いずれも自転車で10分圏内にありました。
スーパーやコンビニは近くにありませんが、
いくつかある個人商店をまわれば
ビールもお肉もカップ麺も調達できました。
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暮れなずむ猪苗代湖。
だんだんと磐梯山が見えなくなると、
次第に湖北の街灯りが光り出します。
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ミニテーブル、大活躍。
精肉店で買ったチャーシューをあぶりつつ、
味噌漬けの豚肉を焼いたりして、ビールをあおります。
気温はさほど下がらず、終始5度くらいあったかと思います。
だから、シェルターから半身を出していも
寒さはまったく感じず、寝袋に入ればヌクヌク。
食べて飲んで、しばしアニメなんかも見て、
21時前には深い眠りへ……。
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なんかうるさいなと目が覚めたのが4時くらい。
本格的な雨がシェルターを叩く音でした。
内側もシットリ……。結露と浸水の両方でしょうか。
幸い、寝袋にはSOLのビビイを被せていたので
深刻な問題は発生しませんでしたが、
ダブルウォールのテントのような
「雨でもなかはドライ」なんて快適さは望めません。
心なしか、中面の濡れはツエルトよりも激しく感じられ、
密閉性が高い分、結露も多いのかもしれません。
そして、足を延ばすと必然的に頭上の幕が前髪に触れるほど近くなり、
幕を叩く雨音が大きく感じられ、目が覚めちゃったわけです。
このあたりは、シンプルな山形に張れるツエルトのほうが
いいんじゃないかとも思えました。
ま、7時くらいまで二度寝できたので御の字でしょう。
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夜が明けても雨は止みません。
天気予報だと雨時々曇りだったのですが、
ずっと雨です。
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なにはともあれ飯を食わねば
動く気になりませんので、いただきます。
入り口を開いて身を乗り出すと、当然ながら
ダブルウォールテントのように屋根となる前室がないので
雨が降り掛かりますが、レインウエアを着て凌ぎます。
客観的にはミジメな光景とも思えましょうが、
やってる本人はこんな状況も楽しんでたりします。
これで気温が低かったらそんな余裕もなかったでしょうが、
朝でも気温5度はあった感じです。
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待っていても雨が止みそうにないので、
撤収開始。敷いたシート(厚手のエマージェンシーシート)を
のけてみると、盛大に水が溜まっていました。
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シェルターをどけてみると、
地面は乾いています。
つまり、下からの浸水ではなく、
上からの浸水や結露によって
水浸しになったことが分かります。
一般的には、シェルター類の下(地面の上)にシートを敷くようですが、
自分は常に中に敷いてます。
今回のような事態を鑑みると、自分のように
中にシートを敷いて、これを浸水に対する
最後の防衛線としたほうが適切に思えるのですが、
どうなんでしょうね。
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屋根がある炊事棟へ一切合切を移動して、
パッキングします。
濡れた装備の収納は面倒なものですが、
致し方ありません。こんな時は、
バンバン荷物を放り込める従来型のフタ付きサイドバッグや
横型サドルバッグのほうが便利ですね。
バイクパッキング的なバッグは、荷物をキッチリ入れないと
形崩れしますし、上方が開くので
注意しないと中が水浸しになりがちです。
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無論、走る気など失せているので(汗)、
最寄りの駅を目指します。
とはいえ、最低でも20kmは走らないと
磐越西線にたどりつきません。
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やった〜駅だ〜と思ったら、
休止中の臨時駅でした(笑)。
結局、快速が止まる猪苗代駅まで走りました。
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お昼前には乗車。
せっかくここまできて、あんまり走らないのは
もったいない限りですが、致し方ありません。
そして、新幹線に乗り換えて東京目指して南下していくと
どんどん晴れてくるのが何ともはや……まるで
降られるためにJRにお布施したようなものです(汗)。
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とっとと帰着したので、
億劫になる前に装備一切合切を陰干し。
平日の陽が高い時間にこんなことをやってると、
さすがに近所の目が気になります(笑)。
こうして並べてみると、これだけのモンが
合計容量20ℓほどのバッグによく入ってたな〜と
感心せざるを得ません。道具の進化おそるべし。
ちなみに、お手製ミニテーブルは、濡れるとふやけて
勘合しなくなることが判明。乾いたらまた
組み立てられましたが、やっぱりもうちょっと
よい木材か、道具と技術があればカーボン板で
作るといいんでしょうね。昔は、ラジコンカーのシャーシを
カーボン板で自作したりもしたもんですが……。
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自転車キャンプにおける「幕」選び_d0211129_20090389.jpg
すっかり汚れた自転車とバッグも洗いました。
オルトリーブのバッグは合成ゴム系の素材なので、
自転車と同じようにゴシゴシ洗えば汚れが落ちます。

さて、ここまで読んでいただいた方の多くは、
結局のところ、自転車キャンプにおいては
どんな「幕」がいいの? と疑問をもたれることと思います。

ここ数年でワタクシが使った
四つの幕をあらめて比較紹介したいと思います。
テント・シェルター・ツエルトを「幕」と総称すれば、
「ツエルトはテントじゃありません」みたいな
注意書きも不要ですし(笑)。
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右から、
[ワンポールテント]テンマクデザイン・パンダ
「自立型ドームテント」アライテント・トレックライズ0
[シェルター]ヘリテイジ・トレイルシェルター+ポール・ペグ
[ツエルト]ファイントラック・ツエルト1+ガイライン・ペグ
です。
こうして収納状態を比べると、
ツエルトが圧倒的にボリュームが小さく、
ワンポールテントは巨大です。
いずれもサドルバッグに入りますが、
他の装備とのディール(笑)になるわけです。

[ワンポールテント]テンマクデザイン・パンダ
自転車キャンプにおける「幕」選び_d0211129_21115725.jpg
実測重量1916g。
この重さと収納時の大ボリューム故に、
普通は自転車キャンプの選択肢にはならないけど、
張り姿の端正さに引かれて購入。
さすがに居住性もよく、前室が広く天井が高いので
雨天時の調理も余裕。
キャンプ場で過ごす時間を重視するならアリだけど、
イスやテーブルなどを携行する余裕はなくなるので、
悩ましいところ。価格は意外と安いです。
ただし、ペグを刺さないと自立しません。

「自立型ドームテント」アライテント・トレックライズ0
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実測重量1299g。
永遠の定番。近年でこそ、コレを越える軽さを
実現した同タイプの製品も現れましたが、価格が適当なので
今も競争力がある名品。というか、コレを持ってるから、
ヘリテイジやテラノヴァやファイントラックの
最新テントを買う踏ん切りがつかないジレンマが(笑)。
10年以上前に買って、加水分解なども起こらず現役。
雨が降りそうな時、状況が不明な初見のキャンプ場、
そして先の陣馬形山のように寒そうなときなども
コレを選びたくなりますね。
あと、コンクリの駐車場で天体観測するといった(?)、
ペグを刺せないような状況でも使用可能。
ポールだけで自立するので。その
ポールがもう少しでも短くなれば……。

[シェルター]ヘリテイジ・トレイルシェルター
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実測重量475g。
この軽さと小ささで、ペグさえ打てれば
簡単に設営できるので、初見のキャンプ場でも安心。
「テントっぽい」居住性も発揮できます。
しかも価格が高くない(テントに比べれば)。
しかし、前述のように雨天だったりすると、
さすがに快適さは限定的。
個人的にはバランスのよい幕だと思いますし、
今後の自転車キャンプで主力になりそうな気もしますが、
中途半端な存在かもしれません。
濃い緑と赤いジッパーという他にない配色は、
個性的でいいと思います。

[ツエルト]ファイントラック・ツエルト1
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実測重量343g。
とにかく軽くて小さくなる。
寝るまで外にいればいい、と割り切れれば
これ以上はない幕。イスやテーブルを持つ余裕も生まれます。
非常時・ビバーク用という想定のツエルトですが、
寝るだけならテントと同じ。だって、寝てるんですから(笑)。
床をヒモで閉じるという開口部の多い仕様なので
(張らずに被ることを考慮してるので)
虫を心配する向きも多いですが、
適切なキャンプ場を選び、適切な服装で過ごし、
適切な虫除けを使えば夏場でも問題なし。
寒さに対しては、中が狭いだけにかえって
保温性があるとも感じます。
ただ、別途ポールを持たない限りは、
適切な間隔の立木や自転車をポール代わりにして
ガイライン(ヒモ)で吊るので、設営場所をかなり選びます。
これも不安要素ですが、経験上、95%以上の
キャンプ場で問題なく張れました。
価格も安いですし、自分が仲間をキャンプに
誘うときも薦めやすいスタイルで、
導入した人もおおむね満足してるようです。
もちろん、雨天時になかで停滞したり、
調理するのは不可能に近いです。
そんな状況が予想されるならテントを選ぶか、
宿泊施設に移行するという判断が必要です。
自転車なら、そういう移動も簡単なので、
徒歩より装備の選択範囲が広く、そのメリットが
ツエルトの活用範囲を広げていると思います。

こう書いていると、やっぱりツエルトが
自転車的にはメリットが多いのですが、
ストックシェルターの万能性にも期待できますし、
より軽量な自立型テントもほしい……。

理想の幕を探す旅はまだまだ続きそうです。


by cyclotourist | 2019-03-13 22:16 | Comments(5)
Commented by はじ~ at 2019-03-13 23:01 x
悩める僕のためのような記事で、ツエルトにするか、トレイルシェルターにするか、ますます悩んでしまいます(^▽^;)
また、サイスポ10月号の別冊で検討し、14L級のサドルバックを購入したので、今年はバックパック無しでのキャンプツーリングが出来そうです。
Commented by cyclotourist at 2019-03-14 08:58
はじ~様
コメントありがとうございます。
悩むのも楽しい時間ですよね。
はじ〜さんがどんなサドルバッグを
選んだのかも気になります。
Commented by 輪太郎 at 2019-03-16 00:00 x
素晴らしいレポート、ありがとうございます。猪苗代湖、磐梯山、広島在住としては縁が薄いエリアですが憧れます。でもここまでの野営はボクには無理。以前はダンロップの3~4人用?のドームテント、何度か使いましたが、野営は・・・、まぁ軟弱なオトコです。そのテントは昨年の離婚で家を出るとき(号泣)、廃棄しました。でも自転車は好きですから、今回はバス輪行用にBS折り畳み20インチをゲットしました(笑)。踏ん張る61才! 引き続き田村さんのレポートに期待です。
Commented by cyclotourist at 2019-03-16 01:07
輪太郎様
コメントありがとうございます。
離婚ですか……なんと申し上げていいのか
わかりませんが、大変だったことと思います。
涙を拭いてサイクリングに癒されてください。
明日は我が身です……。
Commented by 輪太郎 at 2019-03-16 01:44 x
ご心配おかけします。好きなサイクリング(と仲間)、ボクシング(と仲間)に救われてます。この2つがなかったら潰れてます。でも自由なので、ポタリングし放題。山陰バス旅行のために、折り畳みが毎月出番がありそうです。田村さんは大丈夫ですよ。でも嫁さん、娘さんを大事にしてくださいね。
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