こんにちは、田村です。
あけましておめでとうございます。
年があけても今しばらくは平成ですが、
時の移り変わりを感じざるを得ない今日この頃です。

さて、もう十日ちょっと前になりますが、
12月19日〜22日の三泊四日で、
佐賀県をぐるっとツーリングしてまいりました。
本ブログをご覧いただいてるサイクリストであれば、
佐賀ってどこ? なんて方はいないと思いますが、
自分にとって佐賀はサイクリング経験の
空白地帯ではありました。
いつか走りたいと思ってる間に
平成も終わりかけてしまったわけですが、
佐賀を舞台としたアニメ「ゾンビランドサガ」に
はまったおかげで、モチベーションが湧いて
佐賀を訪問してまいりました。
このアニメでは、佐賀市、唐津、伊万里、嬉野と
佐賀のあちこちが舞台として描かれています。
必然的に、最東部の鳥栖あたりを除く佐賀の広域を
訪れることになりました。
佐賀県の面積は、全国で6番目に小さいそうですが、
それでも東京や神奈川より広く、前述のような舞台を
一発で走ろうとすると300km近い距離になります。


三泊ともキャンプすることにして、
自転車と装備を整えました。
今回、季節柄と天候の予報を鑑みて、
ひさしぶりにテントを採用しました。
ツエルトに比べ1kgも重く、かさばるのがネックですが、
居住性が高いのは言うまでもありません。
その代わり、イスやテーブルは割愛し、
なんとかシートバッグとフロントバッグに
装備一式を収めました。寝袋や着替えがかさばるのが
この季節の悩ましいところですが、
キャンプがもたらす行程の自由度と
一人寂しくも楽しく過ごす夜の魅力のほうが勝ります。
結果として、三晩とも雨に降られたのですが、テントのお陰で熟睡できました。

旅のスタートは成田空港。
格安航空会社ご用達の第三ターミナルへ。
スカイライナーのおかげで成田も近くなりましたが、
第三ターミナルの不便な立地は如何ともし難く。
しかしまあ、安い便が選べるから仕方ないです。
今回、スプリングジャパンという
聞き慣れない航空会社を利用しました。
成田〜佐賀便がえらい安いです。
しかし、自転車持ち込みに4000円もかかるのは
ちょっと残念。ちなみに、
自分は飛行機輪行でも軽量な輪行袋を
そのまま使ってます。


機材はボーイング737-800で、
機齢が若いようでキレイです。
非常口の席を選んだので、足下も広々。

飛行時間は2時間半。
途中、見事な富士山を拝むことができました。しかし、西へ進むにつれ雲海が発達。天気が悪いのは覚悟してましたが……。

定刻どおり佐賀空港に到着。
到着して空港ビルを歩いていると、
ちょうど自分の輪行袋が搬出される
様子を見ることができました。

自転車を受け取り、走行準備を整えるともう15時。中途半端な時間に着くのも格安航空会社にありがちですが、致し方ないです。この日は、空港から距離20kmほどのキャンプ場へ走るだけ。

空港周辺は真っ平らで干潟が広がります。


ムツゴロウ型のトイレが微笑ましい
海遊パークのキャンプ場。
この季節、隣接する施設でノリを乾かすそうで、
その音が夜もしますよと言われてましたが、
ビールさえ飲めば絶対に眠れるので問題ないです。

少し離れた肥前山口の
ショッピングモールに出向き、
今宵の食材と固形燃料などを調達。
佐賀牛ですよ、佐賀牛。
シンプルな調理器具と拙い調理技術でも、
素材がよければ問題ありません。

固形燃料は全国どこにでもある
100円ショップで手に入りますし、
ソロでちまちま調理する分には
十分な火力があります。
案の定、夜が更けると共に雨が降ってきましたが、ほどよく酔って熟睡。
気温は0度くらいまで下がることも覚悟して
装備を整えてきましたが、そこまで下がることはなく
せいぜい5度くらいでしょうか。快眠できました。

翌朝、まだ小雨が降るなかを
7時過ぎには撤収を完了し、とっととスタート。
110kmほど走る予定で、途中の見所も多い日なので、
気が少し焦ります。

まずは佐賀城へ。
天守閣は残ってませんが、きれいな石垣とヤグラ、
御殿などが見所。
アニメ劇中と同じアングルの光景を
見ることができるだけで無上の喜びを感じます。
維新の立役者である肥前鍋島藩の城下町なので、
維新150周年をことのほか祝ってます。
先日に訪れた長岡は「賊軍」とされた城下町で、
どこもかしこも恨み節でした。
だから、印象の違いがことのほか鮮明です。
維新は150年も前のことなのに、
街に与えている影響は絶大なんだなと感じました。

穏やかな峠を越えて唐津市へ。


道なりに下っていくと、
鏡山が見えてきました。
南側から林道で上ることにします。
標高280mほどですが、低地に突き出た独立峰なので、思いのほか高度感があります。

虹の松原ごしに唐津湾が眼下に広がります。
時おり小雨が降る残念な天候ですが、
上ってよかったと思えるダイナミックな眺望です。
なお、展望台周辺は車両通行止めですが、
自転車を押して歩くのはいいよ、と言われました。
地元の人と話す度、濃厚な佐賀弁を聞くことができて新鮮。









唐津、見所が多いこと多いこと……。
やっぱり唐津市街に宿を取ればよかったなと思いつつ、
後ろ髪ひかれる思いで波戸岬のキャンプ場へ。
以下、またあらためてリポートします。
今年もいろんなところへ行けるといいな!