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シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

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ひとりビワイチ

こんにちは、田村です。
先月末、思い立って「ビワイチ」してきました。
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一周ほぼ200km。
湖畔沿いの道はだいたい経験済みですが、
そう言えば一日でしっかり一周したことはなかったです。

とある先日、とある関西の方とお会いした時に
「近畿でサイクリングするんなら、やっぱりビワイチが定番や」と
当然のように言われました。
自分としては、渋い先輩のご指導もあり、
近畿エリアなら北山や若狭方面、
もしくは京都アニメーション諸作品の舞台(笑)が
ハイライトなのかと思ってましたが、
一般的にはビワイチが人気らしいです。
ロングライド志向の人が多い証なんでしょう。
「そうですか〜、ビワイチですか〜」と答えた自分でしたが、
経験が浅いのでピンと来ませんでした。
そこで、ちょうどヒマで天気がよさそうな日を
見計らって、パパッと体験してみることにしました。
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東京駅6時発の「のぞみ」に乗って、
名古屋で「ひかり」に乗り換え。
すると8時ちょうどくらいに米原に到着。
新幹線の速さ、恐るべし。この前は夜行バスに乗ったばかりだったので、
よけいに新幹線の速さを実感します。
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琵琶湖側の出口で輪行袋を開きました。
今回から、オーストリッチの新型軽量輪行袋である
ウルトラSL-100を使うことにしました。
さすがに小さく軽くなり、少しでも荷物を減らしたい時は
嬉しいモノです。生地は極薄なので
取り扱い注意ですが、今のところ無傷です。
そして、8時10分くらいにはスタート。
米原からは、21時過ぎまで東京へ向う新幹線があるので、
あまり寄り道などをしなければ、
まあなんとか日帰りできるだろうと予測。
ちなみに、輪行袋を立てかけたベンチは、
座面を外すとカマドになるという
工夫が施されたもので、イベントや災害時の
利用を考慮してるようです。
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コイツを見ると、滋賀県に来たなあと実感します。
コンビニに寄って補給食と飲料を調達してから、
湖畔に出ます。
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すぐにこんな風景が広がります。
はじめのうちは、お〜と思いますが、
景観も勾配も変化しないので、すぐに飽きます(汗)。
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ところどころにビワイチのマークがあります。
自転車走行帯の表示もほとんど完璧で、
GPSがなくても迷う心配はないでしょう。
ちなみに、自転車走行帯は湖側にしかなく、
「ビワイチ」は反時計回り一択です。
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20kmほど進むと、道が湖畔から離れ、
風景に変化が出てきます。
日曜と言うこともあり、前後にサイクリストを
よく見かけました。
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賤ヶ岳のふもとから、
国道のトンネルを回避するための山道へ。
標高アップは100mほどですが、
なかなかの見晴らしが広がります。
スタートから30km地点ほど。いま思えば、
ここが景観のハイライトでした。
奥びわ湖パークウェイは一方通行のようで、
反時計回りのビワイチでは通ることができません。
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渋いマキノの街並。
湖北の道には消雪装置があり、
冬の雪深さを思わせます。
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コンビニが点々とあるので、
補給に困ることはありません。
どこもサイクルラックがあり、利用者も多いです。
ロードで練習系の人もいれば、クロスバイクや小径車で
のんびり進む人も多いです。
コンビニがあるのは助かるのですが、
手頃なご当地グルメが見当たらないのが
琵琶湖の寂しいところかもしれません。
鮒ずしとかブラックバスには、さすがに
食指が動きませんし……。
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湖上に建つ、白鬚神社の鳥居。
ほかにめぼしいスポットもなく、
淡々と南下していきます。
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湖西線沿いに進みます。
立派な高架線で、まるで新幹線のよう。
以前、湖西線に乗った時は、琵琶湖を望む車窓に
釘付けになったものですが、自転車からだと
湖南エリアはまるで展望が広がりません。
いい加減飽きてくるのですが、寄り道すると
終電に間に合わないかも……という焦りもあり、
淡々と進みます。まあ、そういう時間的な
制約があるブルベ的な走りを採らないと、
一日で200kmを走るなんておぼつきません。
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14時過ぎには大津へ。
坂がないので、自分でも平均時速20kmほどをキープできます。
万一時間が押すようなら琵琶湖大橋か近江大橋を渡り、
湖南をショートカットすることも考えてましたが、
キチンと一周できそうです。
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瀬田の唐橋を渡りました。
このあたりに来ると、
下がっていたモチベーションが高まります。
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好きなアニメの舞台があるから(笑)。
道中、寄り道らしい寄り道は
ここくらい。むしろ、ここに寄りたいから
ビワイチする気になった、と断言できます(汗)。
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東岸を北上していくと、草津あたりから
湖岸公園に沿った自転車道が続きます。
一般道はクルマが多いエリアなので助かります。
こういう一周コースの場合、どこかで向かい風に
遭遇するものですが、この日は風が穏やかで助かりました。
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守山には「自転車の聖地」なる碑ができたそうで、
よし見てやろう、と思ってましたが、
それがある公園は倒木があったようで立ち入り禁止……。
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碑そのものは、車道沿いの歩道から
遠望できました。守山市長キモ入りで建立したそうですが、
ちょっとヘン……かな?  しまなみ海道にも
自転車の聖地を謳う碑がありますが、
やらしい(名古屋弁で「恥ずかしい」という意味らしい)
感じがしないでもありません。
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近江八幡で夕暮れ。
見事な夕焼けですが、やっぱりナイトラン突入か……と
少し気が重くなりました。
もちろん、近江八幡の街並など見てる余裕はありません。
本当に日が短くなったものです。
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18時過ぎには米原駅に到着。
ちょうど10時間ほどでビワイチ完了。
結果的に、自分としては望外の好ペースで
走ることができました。

やっぱり、一日で200kmも走ると
「俺、がんばった」と自画自賛したくなります。
達成感があるのは間違いないです。
これだけ走りやすい200kmコースは貴重ではあります。
一方で、「走るだけだった」という
一抹の寂しさがあるのも事実。
ずいぶんな交通費をかけてやってきたのに、
マキノの美林や彦根城、近江八幡の街並みなど
まったく見ていません。食事はすべてコンビニ……。
「中二病」の舞台を見たことだけが救いです。
やっぱり、湖北で見かけたキャンプ場で夜を過ごしたり、
一周にこだわらず、敦賀や宇治へ足を延ばすほうが
変化のあるサイクリングが楽しめたとも思えます。
走行距離と旅情を両立させるのは
自分にはなかなか難しいのです。

後日、ビワイチが定番やで、と話した
関西の方と再会したのですが、
「ビワイチしたんか? 達成感“しか”ないやろ」と
言われました。
まさにそのとおり。みんな知ってるんやな(笑)。


by cyclotourist | 2018-11-13 17:46 | おしらせ | Comments(3)
Commented by こじま at 2018-11-13 19:11 x
お疲れさまでした。
ビワイチは、向かい風に苦しめられる場合が多いです。風が朝晩で低気圧の移動で服方向が変わり…最悪8割がた向かい風だったこともあります。遮るものがない琵琶湖からの風は、最悪です。平坦なのにインナーに落とすこともあります。ビワイチの最適な季節は、4月10日前後・湖北の海津大崎の桜が満開の時でしょう。日も長くなって走りやすい季節です。
Commented by 輪太郎 at 2018-11-13 21:24 x
ご苦労様でした。琵琶湖は未経験です。その昔、琵琶湖あたりはサイクル野郎にも出ていたような気がします。あと、別の自転車本で長浜が良いという話を読んだかな。ゆっくり2~3日だと楽しみもあるのかもしれません。1度は行ってみたいです。
Commented by cyclotourist at 2018-11-13 23:20
こじま様
コメントありがとうございます。
終日とも微風予測であることを
確認して出かけました。自分、向かい風は
大の苦手なので。しかし、
8割向かい風でビワイチって凄いですね……。
恐れ入りました。

綸太郎様
コメントありがとうございます。
長浜の北国街道における宿場町風情は
よいですよ。今回は寄れませんでしたが……。
琵琶湖、一度は体験してほしいと思いますが、
一度でいいとも思います(汗)。
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