ブログトップ

シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

cyclo.exblog.jp

新装備と伊豆オフ

こんにちは、田村です。

先週は毎年恒例となっている
南伊豆での一泊二日ツーリングを
満喫してきました。
敬愛する大先輩、高地さんが主催している
Fサイクルのミーティングであります。

走る予定があると、自転車や装備のほうも
いろいろとこだわりたくなってきました。
今回、かねてから計画していた
三つの新装備・アイテムを導入しました。
d0211129_19295877.jpg
グラベルロードに、アルミ製フェンダーを装備。
ツーリングにはフェンダー(泥除け、マッドガード)が
あったほうが助けられるシーンが多いのは事実です。
ないほうがいいシーンがあるのも事実ですが(汗)、
このグラベルロードにはフェンダー用のアイレットが
各所に備わっているので、いずれ装備したいなと
思っていたのです。
現代的なロードにフェンダーは似合わない傾向も
ありますが、黒いフェンダーを選んだので
意外と違和感がないのではと思います。
きっちりタイヤに沿ったフルフェンダーです。
d0211129_19333900.jpg
自分でキレイに取り付ける技術はありませんので、
いつもお世話になっているベロクラフトの
大槻店長に取り付けていただきました。
ガードを付けたいと相談したところ、
この黒くてハンマートーン(亀甲)のガードを
提案していただいたのも大槻さんです。
d0211129_19351736.jpg
アイレットの向きが一般的なツーリング車と違ったりして
そのままポン付けというわけにはいかず、
大槻さんにダルマねじなどをさまざま加工していただきました。
d0211129_19361748.jpg
ベロオレンジの700C用ガードなのですが、
そのロゴがフレームの指し色と同じ色なのが
うれしかったりします。
d0211129_19372499.jpg
新装備その2。
オルトリーブのコックピットパック、いわゆる
トップチューブバッグを導入しました。
各種バッグが揃っているオルトリーブですが、
これまでトップチューブバッグだけなかった。
それが最近ようやく発売されました。
やっぱり使うバッグはブランドが揃っているほうが
気分がよいものです。
もっとも、やや幅が広いので
ダンシング時にヒザが当たりやすく、
防水性を優先するためかジッパーが横にあるため
物の出し入れがしづらいことには
すぐに気付きました。これが実際のツーリングで
どういう印象なのか、試してみたいと思います。
この程度の容量(公称0.8L)のバッグなのに
7200円するのもアレですが、全バッグを
オルトリーブで揃えられる、という無形の
喜びがあります。見栄っ張りなので(汗)。
d0211129_21082103.jpg
新装備その3。
新しいレインジャケットを購入。
モンベルのサイクル ドライシェル。
いわゆるゴアテックスを使ったモノですが、
そのメンブレン(防水透湿性素材)を
外側に配置している、というのが特徴。
一般的なゴアを使ってるウェアは
ナイロン生地で表裏をラミネートして
耐久性を確保しているのですが、
外側のナイロン生地を割愛することで、
表面が保水せず、高い透湿性を発揮する……
という触れ込みです。

いままでも各種のレインジャケットを使ってきましたが、
表面の撥水加工が傷んでくると、
濡れた感じがするものばかりで、
それによって透湿性も損なわれて
蒸れるものばかりでした。
また、軽量化を優先してゴアを使ってない物は、
ほとんどウインドブレーカーみたいなもので
浸水する物も多かったです。
モンベルのU.L.サイクル レインジャケットとか。

最近、ファイントラックのレインジャケットを
携行することが多く、けっこう優秀だったのですが、
やはり自転車用じゃないので袖が短めだったり、
収納時にかさばるのがネックでした。

そこで、最近発売されたサイクル ドライシェルを
買ったのでした。25000円とけっこうお高いですが、
同様にメンブレン外側が直の他社製よりは安い。
d0211129_21172753.jpg
そして軽くて省スペース。
ゴアを使ったジャケットでこの軽さと小ささは圧倒的。
もっとも、公称平均重量は171gなので、
自分の185gは少し重い……。

このサイクル ドライシェルの凄いところは
軽くて小さいだけでなく、透湿性98,000g/m²・24hrsという
他を圧倒する蒸れなさにありそう。
この数値、比べづらいのですが、ほかの製品だと
15,000g/m²・24hrsくらいが普通なので、
凄いです。
そして、その凄さの現れとも言えそうなのが、
「バックパック等を背負った状態で使用しないで下さい」
と、注意書きがあることです!
それだけ生地が弱いということなのでしょうが、
つまり、登山やハイキングではまったく使えず、
荷物を背負わないで済む(ことが多い)
サイクリングだからこそ許される仕様。
お店で買う際、「メッセンジャーバッグはダメですか」と
意地悪い(?)質問をしたのですが、
避けて下さい、とのことでした。
もっとも、その店員さんが実際にこのウェアを
使った経験はなさそうでしたが……。

着てみると、生地が実にしなやかで柔らかい。
軽いこととあいまって、着てることを
忘れるような印象。それはとてもよいことなのですが、
うっかり輪行袋を担いだら、
それだけで表面に妙なシワがよって、
ああ、これは本当に気を使わないと
破れそうだな……と感じました。個人的には、
こういう特定の性能を追求した製品は好感です。
役立てるのも自分のスキルですし、
ダメにするのも自分次第。面白い。

自転車にガードを付け、防水が売りの
オルトリーブのトップチューブバッグを付けたし、
キレた仕様のレインジャケットも新調したので、
ツーリング意欲も大きく高まりました。
いつもは晴天を祈るのに、雨が降ってもいい、
むしろ降ってくれ! くらいの気持ちで
伊豆に向かったのでした。
d0211129_21324133.jpg
輪行で三島へ向かいます。
やはり、ガードがあると輪行が面倒。
いつもなら5分で済む準備が、15分かかりました。
(復路は11分で収納できました)
このガードは特に輪行用の加工をしてもらってないので、
リアガードを丸ごと外す必要があります。
スポルティーフやランドナーでは、ガードを分割加工して
もらったりしてるのですが、それはそれで走行中に
なんとなく気になりますし……。
縦型の輪行袋だと、前のガードは外さないで済みますが、
ステムを緩めてハンドルを切る必要があるので、
フォークの玉あたりも兼ねてる
アヘッドステムだとちょっと気を使います。
輪行とガードが相性悪いのは否めませんな。
d0211129_21363307.jpg
やたら御託が長くて恐縮ですが、
三島にやってきました。
ここで我らが舞台サイクリング研究会の仲間3名と合流し、
引き続き伊豆長岡まで輪行。
d0211129_21375373.jpg
伊豆箱根鉄道の三島駅ホームで
サンシャイン!!ラッピング電車が揃い踏み。
この勇姿を拝んだ後、右の電車に乗って伊豆長岡へ。
d0211129_21390228.jpg
伊豆長岡から走り出し、修善寺経由で
天城峠の旧道へ。
京都からお越しの北山さん、千葉のミウラSVさん、
そしていつも一緒の(?)トシさんと
ダート走行の開始。
d0211129_21403972.jpg
小春日和でしたが、旧道は残雪タップリ。
気は使いますが、舗装路よりも楽しいのは間違いなし。
d0211129_21415776.jpg
ぬかるんだ道でも、ガードがあると
自転車や乗り手が汚れないので気が楽。
雨が降れば、レインウェアを上下着るので
ガードがなくても実質上問題ないのですが、
こうしたぬかるみや水たまりで
ガードは真価を発揮します。
d0211129_21440132.jpg
歴史的なトンネルが待つ天城峠。
下りの防寒として、例のドライシェルを着てみました。
この目立たない色はレインウェアとして
どうかと思いますが、この色しかないのです。
背中に反射テープはありますが、本来なら
オレンジとか黄色がいいなとは思います。
メンブレンが外側だと、汚れやすいので
あえてこんな色なのでしょうか。
自転車用だけあって、ばたつかないように
適度なフィット感があります。
それでいてお腹まわりは少し余裕があるのが
モンベルの優しいところでしょうか(汗)。
d0211129_21481587.jpg
北山さんのビゴーレ山旅車ディスク仕様。
650Cの車輪です。
自分もそうですが、バイクパッキング的なバッグは
着替えなどが余裕で入るので、宿泊まりの
ツーリングでも有用です。
d0211129_21500888.jpg
トシさん愛用のスペシャライズド・ルーベ。
32Cのタイヤが入るのでダートも余裕。
ロード系の自転車だと、自分はサドルバッグを常に使うのですが、
トシさんはフロントバッグメインの積載スタイルも
臨機応変に採用します。
d0211129_21513651.jpg
ミウラSVさんのケルビム・ランドナー。
こういう道だと、ランドナーがやっぱり似合います。
大きなフレームサイズを生かして
(シフトレバーがヘッドチューブにある!)
縦に長いオーダーの素敵なフロントバッグを装備。
ここに輪行道具をはじめ、一泊二日の装備を
すべて収めてました。荷物の出し入れのしやすさと
稼げる容量のバランスは、こうした角形フロントバッグが
優れているところだと思います。
d0211129_21540772.jpg
ガードがあるおかげで、我がグラベルロードは
ほとんど汚れません。一方で……
d0211129_21545663.jpg
比較して恐縮ですが、ガードとサドルバッグなしの
ルーベはフレームの後ろ周りがドロドロ。
これを見ると、ガードを付けてよかったなとは思いますが、
輪行の面倒臭さや、もっと荒れたダートだと
ガードを壊す可能性があることを考えると、
採用の是非は人それぞれでしょうね。
もちろん、ランドナーなど伝統的なツーリング車だと
ガードがないということは、スタイルとして
ありえないと思いますが。

以前、先輩のツーリストがスポルティーフで
ブルベに参加した際、周りの人に
「え、泥除けつけてんですね。今日は雨振るんですか」と
聞かれたとか。その先輩は
雨が降るからガード付けるとか、そういう自転車じゃ
ないんだよ、と軽く憤慨したとか。
ガードの有無は、実用性以上に、車種としての
アイデンティティに影響するのです。
それはすなわち乗り手の趣味志向、
いい悪いじゃない、価値観なのです。

閑話休題。
d0211129_22004677.jpg
ループ橋を下って河津へ。そこから
下田経由でお宿がある妻良へ向かいました。
ループ橋は全国的にしばしばありますが、
この河津のループ橋は、径が小さく標高差も大きいので
屈指の怖さを感じます。
d0211129_22030031.jpg
お宿に集まったのは11人。
ひさしぶりにお会いする方も多く、美味しいお魚と
相まって至福の時間。ひとかかえあるようなヒラメが
目にも口にも幸せをもたらしてくれました。
オジさんメインの集まりですが、
今回は新婚さんご夫婦も参加され、例年以上に
華やいだ宴に。素直に祝う人、我が身を思って(?)
なんとなく遠い目をする人、いつも通りマイペースな
人……。何はともあれうらやましい。
当然、ビールも進んでしまう訳で……。
もう寝る、という先輩に抱きついて寝かせなかったとか、
また自分の悪い武勇伝を残してしまいました(汗)。
申し訳ありません……。
d0211129_22053159.jpg
翌日は南伊豆の海岸線を中心にサイクリング。
下賀茂の桜は五分咲きでしたが、十分に
華やかでした。
d0211129_22062695.jpg
菜の花の香りにむせる……。
こうして、一泊二日の南伊豆サイクリングは
過ぎていったのでした。
あいにく、雨も降らず雨天装備の数々は
本領を発揮できませんでしたが、
せっかくのグループサイクリングが
予報以上の晴れに恵まれたのはなによりでした。

ご一緒していただいた皆様、
ありがとうございました。
先々週に続いてのお泊まりツーリングでしたが、
やっぱりいいものです。
帰宅してからの妻子がなんとなく怖いのが
唯一の難点ですが(汗)。



by cyclotourist | 2018-03-04 22:31 | おしらせ | Comments(2)
Commented by はじ~ at 2018-03-05 23:39 x
ついにストラスブールにフェンダーが装着されましたか。
車体の色にマッチしてかっこいいですね。
僕も月末には輪行する用事があるので、それまでにディスクロードの輪行状態完成に慣れようと思います。
フロントのフェンダーも外す予定なので、目標は30分かな。
Commented by cyclotourist at 2018-03-07 01:48
はじ~様
コメントありがとうございます。
フェンダーと輪行の両立は、
有史以来、完全な解決方法はない気がします。
個人的には、収納所要時間が10分以下でないと
輪行自体が億劫になってしまいますし、
同行の仲間を待たせることにもなりますし……。
慣れに加え、フェンダー分割じゃなくても
輪行が楽になるような取り付け方法を
考えたいなとは思っております。
<< しまキャン 四国ゆゆゆツアー >>