こんにちは、田村です。
ここ一ヶ月ほどイゼッタに夢中だった私ですが、
いつも心のどこかで、1/35聖グロリアーナ&チャーチルも
完成させなければ……と考えてました。
作りかけの模型があるのって、なんとなく
落ち着かないものです。
しかし同時並行で物事を進めるのが苦手なので
(それって大人として大丈夫か、という問題ですが。汗)
イゼッタが完成するまで放置プレイ。
先日、ようやくイゼッタが完成したので、
超信地旋回して聖グロ&チャーチルと向き合います。

なんとか完成させましたので、
ここにその工程を振り返ってみたいと思います。

放置状態の三人娘。
あとは手首を作るだけ、というところまでは
進めていたのですが、その手首が以外と大変でした。
ダー様は右手が無線機、左手をハッチに添え(これが大変)
ペコ様は両手で砲弾を抱え、
アッサム様はPCを叩いてるという設定です。
フィギュアにモノを持たせるとか、ほかの何かに
フィットさせるのは難しいものだと思い知りました。
また、特に正座させたダー様は劇中同様に
すっぽり砲塔内に収めることが難しく、
キューポラから半分ほど頭を出しているような
状況にせざるをえませんでした。
もともと、砲塔内で正座しているダー様の劇中描写に
しびれて作りはじめた今回の模型ですが、
なかなか思うようにいかないものですね。

とりあえずデキたことにして、
塗装の下地として白吹き。
Mr.カラーのクールホワイトという
隠蔽力が強い塗料を使ってるのですが、
なかなかキチッと白くなりません。
白いサーフェイサーを吹いたほうがよかったかも。

肌色としてキャラクターフレッシュを吹き、
クリアでコートしてから瞳や各部を描き込みます。
エナメルの黒でまつ毛と瞳の輪郭から
描いていきますが、あいかわらずうまくいかず……。
タミヤの細い綿棒でぬぐったりしつつ、
なんとか自分がそれっぽいと思える
カタチを模索していきます。
服など各部も筆塗りでチマチマと。
これは複製しないので一体のままですが、
塗装の便を考えると、やはりあるていどは
分割できるように作ったほうが仕上がりはよくなりますね。

最後にフラットクリアを吹いて強引にツヤを消し、
粗を隠します。ダー様が下げてる双眼鏡は、
チャーチル付属のフィギュア用の部品を流用です。
顔周りを中心にして、造形的に悔やむ箇所も
目立ってきますが、ここまできたら
完成させることを優先させるのが
精神衛生上は好ましいでしょう。
なにより、ルーペなしの自分の肉眼では
ほとんど細部が分かりませんので
こんなもんでも満足できます(汗)。

チャーチルも製作を進めます。
タミヤのキットは、古くてもカチッとしてますし、
無駄に部品点数が多かったりしないのが素晴らしいです。
フィギュアを載せるため、それなりに内装を再現して
カットモデル風にしましたが、
それ以外に手を入れたといえるのは、
砲塔前面や砲身の合わせ目消しと、
OVMを外すなど、ガルパン仕様を再現するための小加工だけです。
砲塔前面は、合わせ目を消した後、鋳造らしさを
再現するのがセオリーみたいです。
濃いめの筆塗りサーフェイサーを塗った後、
表面を筆でぽんぽん叩いて粗してみました。

砲塔内と車体内部の
ディティールはでっちあげ&手抜き加工で(汗)。
いちおう、砲架や無線機は作りましたが、
以前に作ったBT-42ほど明確な資料がなく
(実車が残ってるので、調べればいくらでも分かりそうですが……)
仮に作っても完成後はたいして見えないことに気付いたので、
本当に適当です。

リアフェンダーに載ってる
なにかのタンクを自作。キット付属の部品と
ガルパン設定では異なるのです。

内部に塗料が吹き込まないようにマスキングして、
まずは赤褐色を全面に吹き付けます。
プラモ誌で「越智塗り」と言われてる方法です。
下地を白&黒にするか迷いましたが……。

手元にあった濃緑色に
白と黄色を加えて明るくしたグリーンを
薄く吹き付けていきます。

下地の赤褐色のおかげで
それなりに立体感というかリアルタイプな
色合いになりましたが、なにか物足りないような……。
グリーンを吹きすぎたからか、やはり下地で
明暗を強調しておいたほうがよかったのか……。
濃いグリーンを影色として
吹き重ねたくなりますが……
ここで私は軽く閃きました。グリーンの補色って
赤ですよね。
そこで、薄めたクリアーレッドを凹部や
ディティール周辺に吹いてみます。

割と自然に陰影が
強調できたのではないでしょうか!?
クリア塗料なので地の色と馴染みますし、
軽く錆びたような色調に見えます……見えますよね!?

早くも塗装終了。
スミ入れやドライブラシという技を
駆使するのが戦車プラモの王道のようですが、
ガルパン車両の場合、あんまり汚れて見えないほうが
ふさわしくも思います。スミ入れは、側面のハッチだけ
してみましたが、色がにじんで汚くなりそうだったので
やめました。ドライブラシもしてません。ただやっぱり
ちょっと物足りないので、サイドスカートと転輪に
軽くタン色を吹いて、走行感を追加しました。

キットの履帯は古式ゆかしい
ベルト式です。これがいちばん好き。
最近はコマをつなぐような精密な履帯再現のキットが
多いですが、自分としては手間要らずのベルト式で
十分だと思います(塗装できるタイプなら)。
接着して輪っかにしたあと、割り箸を突っ込んで
持ち手を設けて、ジャーマングレー+赤褐色+メタルブラックの
適当な色で塗ってみました。
その後、アクリル絵の具で錆び色を追加した後、
シルバーをドライブラシ。

カットモデル風であることを強調するため、
切断面をオレンジ色で塗りました。
博物館にあるカットモデルだと赤で塗ってる
ものをよく見ますが、グリーンに赤だと
色合いがエグいと思ったので、オレンジ色に。
ここもアクリル絵の具で塗りました。
下地の色に影響されにくい
隠蔽力の高さと鮮やかな発色が魅力だと思います。
ただしムラになりやすいですが……。
そしていよいよ、フィギュアを載せます。

かなりカツカツですが、
どうにかこうにか三人娘が収まりました。

校章マークは、インクジェットプリンタの
「普通紙」で再現。そのままだとキレイすぎるので、
プリントに黒を軽く吹いて、くすませてます。
あいかわらずの超手抜きですが、
このマークのために高価なデカールや
ガルパン仕様キットを買うのもあれなので
(中身はタミヤキットそのままらしいですし……)
妥協しているのでございます。

紙なのでそれなりに厚みがありますが、
断面を車体色で塗っとくと、
それなりに目立ちません……とか、思ってる
自分のレベルが低いことは否めません(汗)。
これをスプレー糊で安直に貼付けます。

完成でございます。
せっかくなので、白い紙を敷いて撮影してみました。
こうしてみると、本当に全長がある戦車ですね〜。

美少女ぎゅうぎゅう詰め(汗)。
思った以上にペコ様が見えないのがちょっと悲しい。

車体側面をカットすれば、
砲塔バスケット越しの車内、そして
アッサム様やペコ様のおみ足も見えるかと思いましたが、
ほとんど見えませんね。
履帯が車体側面を取り巻いてるという、
チャーチルのヘンな(?)構造はよくわかります。

アッサムが使ってるPCには、
画面キャプチャした画像をプリントして
貼り込んでみました。

大柄な車体に比べて、
砲塔が小さく見えます。必然的に
三人娘もあんまり目立ちません……。
フィギュアと組み合わせるには、BT-42くらいの
あんまり大きくない戦車のほうが向いてるかも。
なんだか竜頭蛇尾のような出来上がりではありますが、
初志を貫徹できたので
それなりにうれしいのでした。