こんにちは、田村です。
冷えると足が痛む今日この頃です。
都心でも初雪がありましたね。
そんな日に限って外出の用があって、
杖をつきつき歩くと、足が痛んで痛んで……(泣)。
もう気分はすっかりおじいちゃんです。
こたつに入って足を温めると、
すぐに痛みは消えるのですが、こまったものです。
さて、こんな状態なのでイゼッタの製作も
スローダウンしてましたが、ようやく完成しましたよ。

「姫さま〜♡」
しばらく前に原型はできあがったのですが、
やはり複製に手間がかかり、工程的に
モチベーションも高まらないので
完成まで思いのほか時間がかかってしまいました。
それでも、アニメ3話を見て製作を決意し、
8話を見終わった頃に完成しましたので、
上出来かもしれませんね。

原型の見納め。
このサフ吹きのほうが
塗装したよりイケてるように思えるのです……。

面倒な粘土埋め。

せっせとシリコンゴム型を作ります。

できた型をセットして……

レジンを流して、
最初のひとつが複製できた時は
さすがにうれしいです。

複製した部品を
せっせと整形して、組み立ててみます。
自分比ではきれいに複製できましたが、
原型でさんざん表面処理してきたイゼッタちゃんを
再び整形するというのは、なんだか無限ループに
入ってるようで意気が上がりません。

気分転換に
新規にフィギュア作りをスタート(汗)。
しかしまあほどほどにして、イゼッタを仕上げます。

肌色部分と髪は
いわゆるサフレス塗装にするべく
透明のサフを吹いて(サフレスじゃない。汗)、
それ以外はグレーのサフを吹いて表面をチェック。
粗も目立ちますが、ようやく塗装に入ります。

と、思ってエアブラシを使いはじめたら、
前回の汚れが固着していたのか
まったく塗料が吹けず(汗)。ジップロックに入れた
薄め液に漬けて大掃除。
なにかよい掃除方法ってあるんですかね……。

いったん吹き出せば、
マスキング箇所が少ないので
あっという間に塗装は進みます。
ほとんど一日で済みます。

顔です。今回、諸先輩の
事例とアドバイスを参考にさせていただき、
光沢クリアを吹いてから、エナメルで
瞳まわりを描いていくことにしました。

さすがにクリアの効果は絶大で、
肌にはみ出した墨のエナメルはきれいに
拭き取ることができます(地がラッカー系なので)。
しかし、同じエナメルで塗った白地にはみ出すと、
拭き取れませんし、エナメルで白を上塗りしても
色が透けてリカバリーできません。
一色ごとにクリアを塗ればいいのでしょうか?

結局、途中から
アクリル絵の具に戻ってしまいました。
アクリル絵の具だと、墨の上に白を塗っても
ほとんど一発で色が出ます。
ただ、筆の運びはエナメルのほうが
断然きれいにできますね。
結局、瞳の塗りが苦手、という意識は
克服できませんでしたが、ここまでくると
早く完成させたい気持ちが抑えられないので、
そこそこでヨシとしちゃいます。

タミヤのウェザリングマスターで
前髪やアゴの下、ほほ周りに
陰影を追加します。エアブラシでも
明暗を多少はつけていたのですが、
このパステル状の絵具は本当に便利です。

塗装した各部を
接着していきます。
これまでの手間がなんだろうと不思議に思えるくらい、
サクサク進みます。
光沢の有無を気にせず混色して塗装してるので、
へんなツヤが出ちゃって粗がいっそう目立ちますが、
最終的にフラットクリアを吹くので、
ほっとするほどフツーに見えてくれます。

こうして、3話仕様の
イゼッタ様が完成しました!
ほぼほぼイメージどおりに仕上がって
個人的には満足できました。
しかし、ライフルにまたがるというポーズは
意外と地味ですね(汗)。
「白い魔女」の衣装なら、そのドレープなどでハッタリが
効きそうですが、この借り物軍服だと微妙だったかも……。
でも、3話のイゼッタ大活躍シーンに
惚れ込んで作りはじめたので、とりあえず悔いなし。
動きが命のアニメと、静止像であるフィギュアの
違いを実感したというか? やっぱり、いわゆる版権イラストなど、
「止め」で素敵なシーンを再現するのが
フィギュアには向いてるのかな〜とは思いました。
いちおう、このイゼッタ様は、12/18に開催される
トレジャーフェスタというイベントで
頒布したいなあと思っております。
いまだに版権許可の知らせがないのがアレですが、
娘以外にも自分の作ったフィギュアを
見てもらいたいなあと(汗)。
イゼッタ様に割り込まれて放置状態の(汗)、
1/35聖グロ三人娘も
近日中に完成させたいと思います!
12月10日追記
イゼッタのフィギュアですが、トレジャーフェスタでの
当日版権本申請結果が「×」でした。
よって、展示販売できません……。
新作アニメを題材にすると、当日版権可否が
分からないのが悩ましいところですね〜。
しかし、イベント開催一週間前に告知されるというのも
なかなか悲しいことではあります。
(もう複製しちゃってたし)