こんにちは、田村です。
今年もはや10月です。光陰矢の如し。
骨折してもうじきに三ヶ月が経ちます。
まだ松葉杖生活です。こんなに長く自転車に
乗らなかったのは、小学校以来、つまり
初めて自転車に乗ってから初めてかもしれません。
プラモ作りは楽しいですし、秋アニメも豊作なので
毎日それなりに楽しくはありますが、
自転車に乗れないのは寂しいし、不便な限りです。

製グロのチャーチルは、
先週からやっとフィギュア作りに入りました。
ノートに簡単なスケッチを描いて、
寸法とポーズを確認してから作業開始。
1/35だと、プラモ付属の戦車兵があり、
それがなんだかんだいって寸法の参考になります。
1/35スケールのフィギュアは、
テケで2体、BT-42合わせで3体作ってきました。
そして、チャーチルで新規に3体作ることになります。
大きなフィギュアを作り出したのは2年半くらい前ですが、
思い返せば、5体目くらいからそれなりに
満足できるテイのものが作れるように
なった気がします。そんな体験があるので、
1/35のフィギュアも、今は作れば作るほど
上達するタイミングなのでは、と思っています。
過去の経験と、新規に得られる経験の
バランスがちょうどいいというか……。
そんな成長期(笑)を実感できるのが
出戻った趣味の楽しさ、かもしれません。

今回もプラ棒+ポリパテ作戦で
作っていくことにします。
まずは、2mmプラ棒をライターで熱し、
スケッチに合わせて曲げていきます。
背骨、両手と肩、両足と腰の三本構成です。

芯を三体分作ったら、
砲塔内に収まるかチェック。ダー様が左手を上げてますが、
この手首のやりどこりに少し困ります。
劇中、チャーチルの砲塔内はけっこう広々と見えますが、
実際はカツカツであることが分かります。
正座してるシーンのダー様は、同ポーズで
ほとんど砲塔内に収まってるように見えていて、
左手首だけ見切れています。
さいわい、キューポラがあるので、そこから
頭が少し飛び出しても違和感ないですし、
左手は半ば開いたハッチに添えているような
感じにすれば破綻しないように思われます。

大きさやポーズを確認したら、
真鍮線を差して持ち手を付けておきます。

ポリパテを盛っていきます。
この時、持ち手があると便利だなあと、
前回の教訓から学んだのでした。
ちなみに、自分が使ってるポリパテは造形村の製品ですが、
少し古くなってきたら、硬化中に
緑色を帯びるようになってきました。使用前や
硬化後はベージュ色に戻るという、不思議な変化です。
こんなものなのでしょうか。

盛りと削りを3、4回くりかえすと、
だんだんヒトっぽいカタチになってきました。
ポリパテはドロッとしてるので、
エポパテのように粘土的な造形はできませんが、
ポリパテは硬化が速いので、結局はポリパテのほうが
作業の進捗が速いです。自分の場合。

盛りと削りが10回目くらいになると、
顔の目鼻も見えてくるように。
最初はホームベースみたいなカタチを作って、
眼下を掘り下げつつ、鼻にパテを盛り足していきます。
アニメキャラらしい大きな眼が入るスペースを
作っていくと、それっぽくなってきます。
ちなみに、ふさふさした前髪が付くダー様とペコは
おでこと側頭部をグッと削り込んでますが、
アッサムはオールバックみたいな髪型で
おでこが広く出るので、それを意識してます。
が、これが失敗だったと気づくのはもう少し後(汗)。

付属の戦車兵と比較。
身長や手足の長さはほぼ同じですが、
全体のボリューム感がまったく違います。
アニメの女の子キャラは、カラダは細くて
顔は大きいのです。

シルエットがだいたいできたところで、
手足を一時的に切り離して、
手が入らなかった箇所にパテを盛り足したりして
整形していきます。

サーフェイサーを筆塗りして、
表面を少しずつキレイにしていきます。
髪や服の再現は、まだ後です。

パテ盛りと同じように、サーフェイサーも
塗っては削りの繰り返し。
なんとも地道な作業ですが、少しずつ
キレイになっていくのが楽しかったりもします。

硬化や乾燥をまつ間に、
車体のほうも少し手を加えました。
砲塔バスケットの隙間から、操縦席方面も
のぞけそうだったので、超テキトーにでっちあげ。
支柱やハンドルの丸棒とか、ランナーを使ってるくらい(汗)。

カラダと顔のベースが
なんとか整ってきたところで、
髪を作ることにします。まずはエポキシパテを
練って、30分ほど放置。少し硬化して、
粘度が高まったエポパテが使いやすいのです。

パテの頃合いを見計らって、
適当な量を頭に乗せます。
気温と経過時間によってパテの硬化具合は
大きく変わります。

設定画を見ながら、
パテをヘラで造形。なんとなく
房をわけていき、その曲がり具合や
おでこの見え具合を模索していきます。
ダー様は、わりとベーシックな前髪です。

ペコの前髪は独特ですが、
設定画をよく見てヘラを動かしていきます。
しかし、だんだんパテが硬くなってくるので、
ほどほどのところで切り上げました。

アッサムにもパテを盛ったのですが……
剃り込みを入れた昭和の野球少年みたいに
なってしまいました(泣)。こういう髪型のキャラを
作るのは初めてなので、勝手が分かりません。

結局、額のほうをかなり削ってから
あらためてパテ盛り。髪型に関わらず、
顔のおでこ周りはかなり削り込んでおいたほうが
それらしい仕上がりに近づけやすいようです。

スカートもパテ盛りで再現。
しかし、「服を着せる」というよりも、
プリーツのヒダを付け足すような感じで、
カラダのシルエットは太らせないように
するのが得策です。
実際の服はともかく、絵で描く服は
カラダを太らせないので、立体でもそれを
意識する必要があると思います。

スカートの整形では、
胴体側も必要に応じて削ってます。
複製を考慮して別パーツ化すると、こうした
削り込みが面倒なのですが、今回も
複製しないので、思うがままに(?)作ることができます。

随時、砲塔に乗せてみて
雰囲気や干渉をチェックしてます。
フィギュアを戦車に乗せるのは、
なんだか不思議と楽しくて、作るモチベーションが
続きます。
しかし、思いのほか小さな砲塔に
女の子三人が肩寄せ合って乗ってると、
なんだかゆりゆりしてきますね(笑)。
まだまだ手間はかかりそうですが、
足が治るのもまだ当分先なので(汗)、
時間の許す限り模型道に精進したいと思います!