こんにちは、田村です。
「ラブライブ! サンシャイン!!」を見て泣きそうになったり、
(自分はヨハネ推しですかね)
「マクロスΔ」を見て手に汗を握ったりしつつ、
(やっぱりミラージュさん)
BT-42の内装をせっせと作る今日この頃。
ようやく、ひととおりデッチあげました。
乗員のスペースが心配なほど
砲塔はみっちりメカが詰まりました。
それでは、作業を振り返ってみます。
砲塔右側後部の砲弾ラックの素材です。
砲弾は伸ばしランナーの基部を使い、
あとはひたすらプラ版、プラパイプ、プラ棒の切り貼りです。
砲弾、ラック、固定具とそれぞれ
色が違うので、バラバラの状態で塗ってしまいます。
積み込み完了。
いちばん不安だった砲の照準器。
構造が複雑で、設定資料を見ても
カタチが自分には理解しきれなかったので、
作りやすいカタチに置き換えつつデッチ上げました。
実車の資料とかあるのでしょうか……探そうとも
してませんが、あえていえば、ガルパンの場合は
そうした実車資料探しをしなくて済む(と割り切れる)のが
魅力でもあるのではと思います。
スケール物のプラモデルって、のめり込むと
作るよりも調べるほうに時間がかかってしまって、
それはそれで面白いのですが、若干本末転倒のような
気もします。けっきょく、調べれば調べるほど、
作る気力がなくなっちゃったりして……。
このあたりの葛藤も、自転車趣味と模型は似てるかも?
いじる・走る、調べる・作る、いずれも楽しい営みですが、
どちらの趣味も後者が本筋でしょうからね。
……な〜んて、とりあえず作ってる自分を弁護します。
走ることは今はできませんからね(汗)。
でかすぎた(汗)。
いちおう、高さ15mmくらいに収めるべく作りはじめたのですが、
できあがったら1.5倍くらい大きくなってしまい、
砲塔の右前がほとんど埋まってしまいました。
しかし、手持ちの材料と技術では
作り直してもこれ以上小さくする自信がないので、
もうコレでよしとします。
こうした自作ものに挑む時は、もう少し
各種サイズの素材を用意しとくべきでした。
あと、流用できるパーツの知識と財力がほしい(汗)。
黒く塗って軽く銀色をこすりつければ、
なんとなくソレっぽく見えます。
BT-42の砲は、元は野砲でイギリス製の骨董品とのことですが、
こうした照準器はさすがに新造したのでしょうか。
たぶん、BT-42の装備品でいちばん精密で高価そうな
代物に思われます。もしフィンランドが独自に
作ったのだとしたら、当時からかなりの技術水準が
あったのだと思われます。
日本のニコンが、こうした照準器など
光学兵器を作っていたのは有名ですが、
もしかしたら、フィンランドにもそうした優秀な
精密機器メーカーがあるのかもしれませんね。
でかすぎた照準器のせいで、
砲を俯仰させる装置がキツキツになりました。
もともとヘンな構造のようで、ハンドルからユニバーサルシャフトが
伸びてます。それっぽくデッチ上げましたが、
とても動くとは思えません(汗)。
模型だからこそ、動きそうな構造を再現したいものですが、
ちょっと自分にはオーバースキルで無理芸でしたね……。
砲塔の内装がひと段落したので、
すでに作っておいた車体の内装を
塗装します。工作に比べると時間はかかりませんが、
デキをより大きく左右するのは塗装ではないでしょうか。
ガルパン車両でもあり、乙女にふさわしくキレイな
仕上げがいいなと思ってましたが、ふつうに
塗っただけではあまりにショボいので(しょぼい工作故に)、
薄めたアクリル絵の具で軽く汚しを入れました。
こうした汚し塗装はエナメル塗料が定番ですが、
アクリルのほうが拭き取った時に
キレイにしあがる印象です。乾くと落ちにくいですが。
塗りました。
ガルパンの劇中シーンをあらためて見て、
それっぽく塗り分けたつもり。
戦車に乗ったことがないので分かりませんが、
実際は配線とか配管とか作動策が
もっとびっしりとあったんでしょうね。
こうして砲塔と車体の内装を作ると、
実はミッコがいちばん優秀なんじゃないかと思えました。
砲塔に乗ってる車長のミカと離れているし、
(楽器引いてるだけだし…)
どう考えても俊敏に旋回や俯仰できない砲を
命中させたのは、ミッコの操縦技術と戦術センスの
賜物ではないかと思った次第です。
その乗員も作業を進めてます。
プラ棒+ポリパテは、作業効率がよくて
自分的にはたいへん気にいりました。
以前つくった、「リボンの武者」の二人は
真鍮線を芯にしてエポキシパテで作りましたが、
その時の苦労がうそのように、さくさくと
作業が進みます。
サーフェイサーを塗って
表面を整えていきます。
今回は複製を考慮してないので、なるべく
一体のまま作ってます。すると、とても楽です。
複製しなくても、ヤスリ掛けの便などを考えると
分割したくなりますが、そうするとバランスが崩れたり、
その修正やカタチを見るための組み立てに
時間がかかっていたことを実感しました。
この後で、腕だけは別体にしましたが
フィギュアはなるべく分割しないで
作業を進めるのがいいんだなと、今さらながら
気づきました。
エポキシパテで
前髪を作りはじめました。
似てくれますように……と、祈るような気持ちです。
メカは分かる人にしか違いは分かりませんが、
フィギュアはウチの娘にもダメだしされますからね(汗)。