こんにちは、田村です。
娘が縁日に行きたいというので、
お供しました。この界隈では有名な、
椎名町にある長崎神社の祭礼です。
こちらは娘の保護者のつもりですが、
娘は親を介護しているつもり、というか
そのほうが実態に近いですね(汗)。
なにはともあれ、往復で3kmくらい歩き、
おそらく時速2kmくらいの鈍足ですが、
それなりに機動力を取り戻しつつある
今日この頃です。
週末は、少しは堂々と
プラモ作りに取り組むことができます。
内装を作る……というと大層な荒行のようですが、
実際はプラ板やプラ棒をちまちま切ったり貼ったりの
単純作業の連続です。
イラストレーターがあれば簡単な図面を
書きたいところですが、いまの自分のMacには
入ってないので、完全に現物合わせのデッチあげです。
コツとしては、場所的に動かしようがない部品や
位置が確定しやすい端っこから作っていき、
できた部品に合わせて、だんだんと各部を作ることで、
スペース的に破綻しないように気をつけることでしょうか。
今回は、まずハンドル周りから始めて、
徐々に後ろのほうを作っていくことにしました。
写真に写ってるパンチ板みたいのは
座席の後ろに置かれた砲弾ラックを
構成するプラ版です。こういうのって、
プラ版を所定の大きさに切ってから穴を空けるのではなく、
穴を空けてから切り出したほうが、強度や
寸法的に楽ですね。後から気づいたのですが(汗)。
なお、ハンドルの輪っかは真鍮線を適当な
丸棒に押し当てて曲げたのですが、
写真でわかるとおり小さすぎたので、
あとで作り直しました。
これが固定されてるとフィギュアが入らないので、
実車同様に取り外せるようにしてます。
砲弾ラックに入れる砲弾を
作ります。こうした円錐形を作るのは
工具と技術が乏しい自分には難しいのですが、
ふとひらめいて、いわゆる伸ばしランナーの
基部を使うことにしました。ふつうは、熱して細く伸ばして、
その細くした部分を使うのですが、今回は逆。
いつもなら捨てる場所を使うわけです。
ただし、形状が一定しないので、
「どうせあんまり見えないから」と
割り切った工作方法ではあります。
BT-42は114mm砲なので、
縮尺スケールの35で割るとだいたい3mm。
3mmプラ棒を熱して切って、せっせと作りました。
かなり形がバラバラです(汗)。
このあたりは、組んだ後には塗れないんじゃないかと
気づいたので、塗装しておきます。
手持ちのメタルブラックで塗ったら、
まるで鉛筆の芯みたい。
本当はどんな色なんでしょうね。
一般的な戦車砲弾は薬莢と一体で、
その部分が真鍮色でカッコよかったりするのですが、
劇中でもわかるとおり、BT-42は分離装薬らしいです。
とりあえず砲弾ラック完成。
砲弾ラックの後ろにある
箱を作ります。
ガルパン設定では装薬が入ってるとか。
CV33の時も痛感したのですが、こうした
箱組が意外と難しいのです。同じ寸法で
プラ版を切り出すという、一見簡単そうな
作業が自分には難しく……。
この週末はフィギュアをほったらかして、
車体の内装作りに専念。おかげで、
なんとか主要な部品ができ、それっぽく
車内が埋まりました。
もちろんエンジン室は作りません。というか
作れません。幸い、ガルパンでは仕切りに
カーテンが付いてるので、戦闘室から
見えることはありません。
計器盤が大きすぎましたが、
作り直すよりも先に進みたいので、
とりあえず許します。
いくら装甲で守られてるとはいえ、
弾薬に囲まれて乗るのは怖いですね……。
砲塔内の砲手(つまりアキ)は、
このように箱の上に立つことになります。
砲塔と一緒に回るバスケットがないので、
さぞ不便だったことでしょう。やっぱり自走砲なので、
本当は移動目標を狙うとか、瞬時に攻撃するとかは
考えられてないんでしょうね。
こうした仕組みが直感的に想像できるのが、
模型作りの醍醐味ではあります。
ガルパンにおいても、模型を作ることで
あらためて登場人物たちの活躍ぶりや苦労が
忍ばれるようになりました。
大洗へ行く舞台訪問と同じように、
模型作りも映像作品と自分との
シンクロ率を上げる営みのようです。
次は砲塔に取りかかります。
車体以上に複雑な内装ですが、
それなりに再現したいなと思います。