こんにちは、田村です。
本日は骨折の検診に行ってきました。
まずレントゲンを撮ってもらうのですが、
それを見た医師のコメントは
「変わってないですね」。
なんだよそれ〜と思いましたが、
埋め込まれたプレートやナットの状態が
変わってない、おかしくなってないのを確かめるのが、
検診のひとつの目的らしいです。
骨自体は、そうすぐ顕著に付いたりはしないそうで、
レントゲン写真を見ると、
素人目にもまだはっきりと折れ目が見えました。
それでも、本日から荷重を与える許可が出ました。
20kgはいい、とのこと。
検診後、リハビリ室に赴き、体重計に乗って
20kgの荷重がどのくらいかというレクチャーと、
その状態での松葉杖での歩き方を教わりました。
まったく久しぶりにかかとを地面に着けて歩くことができ、
左足が再び役に立ちはじめました。
20kgというと、松葉杖に体重を分散しつつ、
かなりそっと荷重する程度ですが、
それでも腕の負担が減りました。
速度は遅いままですが、
歩くのがだいぶ楽になった印象。
通勤がないので引きこもり状態ですが、
これからは積極的に散歩なども
したいなあと考えております。
さて、病院から戻ったら、
さっそく西住姉妹の仕上げに取りかかりました。

肩と肘の角度を変更して
よりキューポラに深く入るようにしつつ、
手首も作り直しました。
ルーペや写真で見ると粗が非常に目立ちますが、
肉眼ではもはやよく見えない小ささなので、
サーフェイサーを塗ってから塗装に入ります。

まずは肌色を塗装。
これは戦車プラモと同じ、いわゆる
ラッカー系塗料で塗りましたが、
ここから先は、アクリルガッシュで
塗っていくことにします。

瞳を再現しました。
眼の大きさの白を塗ってから、
0.3mmのコピックでまつ毛などの
黒線を書き込み、筆で茶色を置いて
虹彩を再現。ルーペをしていても眼が限界で、
これ以上は今の自分では塗りようがありません。
カタチを作ってる時は、みほのほうが
比較的よくできたなあと思ってましたが、
塗り出すと、まほのほうがそれっぽいような
感じもします。
眉毛は二人とも逆八の字に書き込み、
ラストシーンの緊張感ある表情を意識したのですが、
どうなんでしょうね……。

髪や服を塗っていきます。
アクリルガッシュのチューブから
適当な色をプラ版の切れ端に出しておき、
面相筆で調色しながらペタペタ塗りました。
モールドがしょぼいぶん、各部の色味を少しずつ
変えながら、立体感を強調します。

アクリルガッシュは隠蔽力が
非常に高いので、白だろうと赤だろうと
ほとんどひと塗りで発色するのがありがたいところ。

塗装終了。
ものの本を読んだりすると、戦車フィギュアの
塗装も進化していて、超絶的な技法が披露されてますが
(手の甲に青い静脈を再現したりとか!)
そんな技術は一朝一夕にトレースできません(泣)。
筆塗りがヘタなのでかなりムラムラになりましたが、
今はこれが精一杯。
小中学生や高校生のころ、さんざん戦車プラモを作りましたが、
(それらはどこに行ったんだろう……)
当時はほとんど付属フィギュアを乗せなかったので、
あんまり塗った経験がないんですよね……。

小さいんです。
今時、タバコと比較するのも
どうかとは思いますが(汗)。


早速、乗車してもらいます。
砲塔右側のあんこうマークは
左右反転したものを貼り直しました(汗)。
みほ殿は、意気込んで前進するシーンにふさわしくと
やや前屈みの姿勢で接着。
「おねえちゃん、コンビネーションで行こう!」
劇中、いざというシーンで「おねえちゃん」と呼ぶところが、
姉への尊敬と信頼を感じさせましたね。

「わかった」
頼もしいまほ姉さんは、やっぱり黒森峰のタンクジャケットが
カッコいいですね。先日は水着姿で作っちゃいましたが、
いつかタンクジャケット姿も1/8で作りたいところ。
ティーガーは車体が大きい分、
キューポラが窮屈に感じます。
作ったフィギュアが大きすぎるのが
原因なんでしょうが……。
こうして、初の1/48スケールフィギュアの
製作はひとまず完了。
残すは、これらを設置するジオラマベースの
製作です。
これがまた苦戦中なのですが、
またあらためてリポートしたいと思います。
やっぱり、戦車とセットにできる
フィギュアは作りがいがありますね。