こんにちは、田村です。
ペーパークラフトの
三倍拡大とプラ版おきかえで
1/8スケールのCV33を作りはじめました。
写真のドンガラまでは二日間で
でっちあげたのですが……
そこから今日まで、果てしなく
地味なコツコツ作戦が続いたのでございます。
みなさんからご指摘いただくように
覆帯が鬼門な訳ですが、そこにたどりつく前に
転輪という難関もあるわけで……。
なにか流用できないかな〜とも思いましたが、
思っただけでは見つかるはずもなく。
考えるのも面倒なので、
プラ版で地道に作ることにします。
コンパスカッターで1mmプラ版を
切り出したのですが、切れるほど上等な道具ではないので、
筋を入れて割るといった感じです。
6枚を重ねて接着。
リング。
コンパスカッターでは内側が
うまく切り離せなかったので、
リーマーで切り落とすことに。ラジコン用の
よく切れるリーマーなのですが、
労働集約型のコツコツ作業です。
ボール盤でもあれば一発なんでしょうが、
電動工具なんて持ってません(泣)。
かなり簡略にした
なんちゃって転輪ですが、これ一個
作るのに小一時間かかりました……。
CV33には16個の転輪が(泣)。
せっせと量産します。
複製するほど複雑なカタチではないですし、
複製にも時間と手間がかかるので。
一個作るのに1時間なら、
メインの14個分は10時間くらいあれば
できるだろうなと……。
このあたりの所要時間計算は、
サイクリングみたいだなあと思ったり。
想定どおり、10時間後に
できました。
量産に入ればもっと早くできるかとも思いましたが、
指が痛くなったり、飽きたりで、
結局は10時間かかりました。
かなり疲れましたが、単純作業はハイになる時間と
それなりに達成感があり、
なんかもう何も怖くない気がしてきます(笑)。
現物合わせで
転輪を支えるサスペンション構造を
でっちあげていきます。
古い鉄道車両みたいな足回りですね。
現物合わせなので、前後左右それぞれが
微妙に大きさが異なってしまい、
軸穴などはそれぞれを組み合わせて
開けていかないと合いません(汗)。
戦車的にはこれ以上ないくらい小さくて
シンプルなCV33ですが、これを2000台も
生産したイタリアって、けっこう凄いなと思いました。
カタチになることを
確かめた後、凸モールドを追加。
1mm角棒を貼付けるだけの
やっつけ工作ですが、立体としての情報量が
だんだん増えてくるとうれしいものです。
これで本当に
緩衝効果があるのか怪しげな、
なんだか台車みたいな足回りですね。
足回りがひと段落したら、
銃塔もでっちあげ。
いまいち構造がよく分からないのですが、
ガルパン本や実車、そしてプラモデルの
写真を見たりして、それっぽく見えるように
作っていきます。
カーブした小物部品は、
適当な当て物に固定してから
熱湯へ入れて、形状を記憶させまました。
プラ板なので、手で曲げて接着すれば
なんとかなるといえばなるのですが、
残留応力を消しといたほうが
加工や接着が楽になります。
いかんせん、こうしたプラ版工作の
経験がほとんどないので、手探りです。
合間をみて、転輪を支える
ガーターとか、
カールの75分の1サイズの機銃も
作りました。
機銃のマズルが円錐形なのですが、
手で削ったので、かなりいびつ……。
連装なので、それなりに強そう?
製作開始からちょうど一週間で、
この状態になりました。
今週は、プラ版を切ったり、くっ付けたりした
記憶しかありません(汗)。
乗りと勢いだけで
なんとかここまで来ましたが、
そろそろ覆帯の作り方を
考えねばならない段階に差しかかってきました。
う〜ん、どうしよう……。