こんにちは、田村です。
ここ最近、殊勝にも(?)
自転車ネタが続いておりましたが、
フィギュア作りもボチボチ進めております。
基本的に、自転車とフィギュアって、
趣味として相反する(?)要素が多いので
都合がよい面も悪い面もありますね。
天気がよい日はサイクリング、悪い日は
フィギュア作り。というのは都合がよいです。
サイクリングで疲れる足が、
フィギュア作りでは疲れないというのもメリットですね。
しかし、最近、都合が悪いと感じているのが、
目と指先の切り替えに時間がかかることです。
サイクリングだと視力の衰えを感じませんが、
フィギュアだと細かいところが見えづらくなってるので、
細部を作ったり塗ったりする時は
ルーペをかけるようになってしまいました。
すると、ルーペなしの時に、
どうも目の焦点がずれるようで、慣れるまで
自転車に乗るときはもちろん、日常生活でも
違和感があります。
指は……フィギュアを作ってると、時々は
指先を切ってしまい、まあすぐにふさがるレベルなのですが、
力を入れるのが怖いので、自転車に乗る気が薄れます。
だからナニ? と言われればそれまでなのですが、
系統の異なる趣味の両立は、
楽しくもあり、面倒なこともあり、ということで。

さて、クラーラさんは
無事に塗装まで完了しました。

やっぱり瞳の塗装が
うまくいきませんでしたが……。
三つ、同時に塗装したので、どれかひとつは
奇跡的に素晴らしく仕上がるかとも思いましたが、
不思議というか当然というか
三つともほとんど同じ仕上がりでした。
いつもは、イベント間際に慌てて塗装するのですが、
今回はそんな焦りがなく塗装できたので
楽しい工程ではありました。みっつ完成させて、
ひとつは声優さんの事務所に発送しました。
ちょっと、ファンとしては出過ぎた行為かもしれませんが(汗)
ちゃんと届いてればいいな〜。
もうひとつはイベント提出用として保管し、
ひとつは本棚に飾っております。
それを見た娘が「まあ、よくできたんじゃない?」と、
上から目線ながら、ほどほど評価してくれたのが
うれしいです(汗)。
さて、先月には次の写真くらいまで
カタチになっていた島田愛里寿たんですが……

あらためて見ると……
あらためて見なくても、目の肥えた
方には一目瞭然なのでしょうが、
やはりヘンなところが多く、時間を見つけては
ちまちま直しておりました。
・髪がヘン
→半分作り直しました。
・腰回りが太い
→腰を削って、スカートを削って、ジャケットを削る
・スカートが長い
→すそを切りました
・足のラインがヘン
→どうしましょう……
などなど、他にも枚挙にいとまがないほど、
手を入れつつあります。

膝下のボリュームを増やしつつ、
ブーツの厚みを上乗せ。

面倒なのが、腰のボリューム。
要は、スカートを重ね、そのうえにジャケットを
重ねたので、その分、ブーデーに見えます。
これを直す場合、けっこう面倒で、
腰を削って、そのスペースを埋めるように
スカートを裏打ち。そうしてからスカートの厚みを削り、
その分、ジャケットに裏打ちし、
ようやくジャケットを削り込んでシルエットが
直せるという……。
手順が多いというか、パテの硬化時間によって
作業がなかなか進みません。
まあ、仕事の合間にやってればいいのですが、
なかなかスッキリしない工程ではあります。
しかも、スカートが薄いので、簡単に割れる(泣)。
そして、割れた瞬間にナイフが指を傷つけるという(泣)。
いかに、最初の見込みが重要かということですね。

ブーツを作ります。
パターンの切り分けをカッターで
彫り込んだ後、細く伸ばしたエポパテを
ヒモとして乗せていきます。
こういうところにこだわると解像度が上がりそうですが、
自分としては苦手なところ……。
それっぽく見えればいいかなあ、というレベルです。

現状です。思いのほか、
半月前と変わってません(泣)。

ぼちぼち進めていくしか
ないですね〜。