こんにちは、田村です。
ひさしぶりに戦車のプラモデルを作りました。
今を去ること4ヶ月前、
大洗の玩具店で購入した九七式軽装甲車「テケ」です。
ファインモールドという、ガルパン仕様の戦車を
たくさん出してるメーカーのキットで、
これは「リボンの武者」という、ガルパンの
外伝みたいなマンガに出てくる、二人乗りの豆戦車です。
ガルパン本編で登場した、
カルロ・ベローチェみたいな装軌車両ですが、
ちゃんと砲塔もあるので、ぱっと見は立派です。
「リボンの武者」のヒロインたちの
フィギュアを作りたいと思い、要はその置き台(汗)として
買ったプラモデルなのですが、
がんばって作ることにしました。
なにげに、タミヤ以外の戦車プラモを作るのは、
初めてかも。
で、同スケールの豆フィギュアを作る合間に
組み立てていたテケ車ですが、
小さいのに部品点数が多く、モチベーションが続きません。
おとといから、ようやく塗装に入りました。
まずは適当な明るいグレーで全面を塗装。
劇中では派手な全面赤色塗装ですが、
まずは凹部やエッジに暗い赤を吹き付けました。
迷彩ならともかく、単純に単色を全面に塗ると、
単調になっちゃいますからね。
次に、驚くほど鮮やかなシャインレッド(キット指定色!)を
グレー部に吹きます。
なんかこの写真だと、本当に全面がシャインレッドですが、
肉眼で見るとそれなりに変化が出てます。
合間に転輪を塗ります。
この、ゴム部分の塗装って、
なにかうまい方法はあるんでしょうか……。
プラモ少年だった二十数年前と同じように、
串にさして筆でチマチマ塗り分けました。
戦車プラモの鬼門というか、はじめる前は
気が重くなる塗装箇所ですが、塗り始めれば
それなりの時間で終わります。
自転車で峠を越える時と、
ちょっと似た気分ですね!?
本体のほうは、白を混ぜたシャインレッドを用意して、
平面ぽいところに吹き足しました。
これで、なんとかメリハリが出てきた……気がします。
ほとんど、フィギュアと同じ塗装方法です。
最近、それしか塗ってないですからね(汗)。
最大の難所だったのが、この覆帯。
1〜3コマずつの部品を、ちまちま接着するという、
ある意味、拷問のような作業。
いまの戦車プラモって、これが常識なのでしょうか?
1コマだけの部品が50個以上もあり、
接着剤の臭いをかぎ続けながら、
これを接着していくのはイヤになります。
ここまで細かく部品を分ける必要があるのでしょうか?
こんなだから、いまの子どもはプラモから
離れちゃったんじゃないか!? とか、
心のなかでブーたれながら進めます。
組み上がると、満足感があります(笑)。
しかし、どうやってコレを塗装するんでしょう?
結局、自分は成型色のままとし(いい色だし)、
ちょっとシルバーをこすりつけるだけで
お茶を濁しました。
女の子が乗ってる戦車ですし、
観閲式コンディションということで(汗)。
軽くスミ入れします。
今は、スミ入れ用の塗料もあるんですね。
ふつうのエナメルを薄めればいいんでしょうが、
こうした便利アイテムがあると、やっぱり楽ですね。
キャップに付いてる筆が、意外と使いやすいです。
こうして、塗装自体はサクッと終わり、
完成ということにしました。
アンテナを付ける部品を紛失したのが
残念なところですが、まあいいです。
エッジの銀ハゲは、実際の戦車では
ありえない状態だと思いますが、箱絵が
こんな感じに描かれてるので、やってみました。
ムカデさんマークがカッコいい?
しかし、車重5トン以下で37mm砲ですから、
アメリカとかソ連の戦車とは会いたくないですね……。
ほとんど乗用車サイズなので、
1/35スケールだと手のひらに乗るくらい
小さなキットです。
本来なら、土ぼこりっぽい汚し塗装が似合うのでしょうけど、
そんな技術はないので……。
フィギュアの台なんですから(汗)。
肝心の(?)フィギュアが未完成……。
いったんカタチにしたのですが、
あまりにショボかったので改修中。
これもホビーラウンドに出展予定なのですが、
申請しなければよかったと思うくらい、
苦戦してます。
このサイズのフィギュアを作る製作技術は
自分になかったですね……。
とはいえ、いつかは、BT-42と継続高校のお子らとか、
センチュリンオンに乗った島田流の子とかも
作ってみたいですね。
……これくらいなら、ネタばれじゃないですよね!?
劇場版ガールズ&パンツァーは、
まだ三回しか見てません(汗)。