こんにちは、田村です。
なんだか急に冷え込んできましたね。
時ならぬ大雪に襲われた地域もあり、
お見舞い申し上げます。
冬のサイクリングは、くれぐれも装備万全で
楽しみたいですね。
そんな冷え込みが訪れる直前だった先月末、
関西方面へ一泊二日で遠征し、
初日はアニメの舞台をおおいに満喫したのでした。
そして、二日目はいよいよ林道&トレイルへ!
MTBの楽しさを、あらためて実感してまいりました。
初日に引き続き、地元のベテランサイクリストである
北山さん(Tさん)にご案内いただきました
さて、前夜は滋賀の野洲に泊まりました。
二日目の集合地点、京都の北山駅まで
自走もアリかなと思っていましたが、
飲んだ翌朝にそんな殊勝な
振る舞いができるわけもなく(汗)、

JR+京都市営地下鉄で
集合場所まで輪行です。
地下鉄の萌え(?)ポスターが
以前に増して充実してました。

この日は、愛知県は一宮から
Kさんも合流。
もともと、北山さんとKさんが
林道サイクリングを計画していたところに、
自分が便乗させてもらったのでした。
北山さんからコースの説明をあらためて受け、
いざ、MTB三台を連ねて出発。
時刻は9時、抜けるような青空が
広がり、まだ見ぬ峠への期待が高まります。

走らせていただいたコースです。
ぐんぐん北上して北山の山中に分け入り、
林道の魚谷(いおだに)峠と、トレイルを分け入った先にある
ふたつの古峠(石仏峠、祖父谷峠)を
めざしたのです。

鴨川沿いをどんどん
北上してきます。
行き交うサイクリストの多いこと多いこと。
冬本番を前にして、サイクリングのかきいれ時です。

雲ヶ畑の公民館でひと休み。
自販機があり、多くのロード乗りの方も
休んでました。
写真は、奥が北山さんのビゴーレ号、
中央がKさんのBSネオコット。
手前が自分のアンカーです。
Kさんのネオコットは、自分のご先祖のようなモデルで、
90年代のレーシングマシンそのものです。

11時頃には、魚谷峠へ続く
林道の入り口に達しました。
このあたりはまだ舗装路ですが、
もうロード乗りはやってこないエリアです。
数名のハイカーと挨拶を交わして、先へ進みます。

簡易舗装の激坂を経て、
しだいに道は未舗装路になりました。
いよいよMTBの本領発揮、なのですが、
インナー24T×ロー32Tでも足が重い(汗)。
なんとか足を付かずに進みますが、
MTBでなければ絶対に乗車できない坂道でした。

T字路にある魚谷峠。
大汗をかきましたが、峠で休んでいると
さすがに風が冷たく、火照った体には
気持ちがよいものです。

ぐいぐい登ってくる北山さん。
なんだかMTBが絵になるお方です。
○○の乳揺れが、萌えアニメの元祖は……などなど、
ふたりしてオタ話をしていた昨晩が
うそのようです(笑)。

ほどなくしてKさんも到着。
ちょうどお昼時になっていましたので、
めいめい店を広げて昼食をとります。
自分はジェットボイルで湯を湧かし、
この日もカップヌードル。

しっかり食べた後は、
ゆるいアップダウンが続く林道を
再び北上します。
林道とはいえ、クルマでは通行できそうもないほど
荒れた区間もあり、慎重に進みました。

所々で分岐する林道。
北山さんの案内がなければ、
迷子になりそう。ひとっこ一人いませんし、
自分一人では体験できないエリアです。

石仏峠の直下からは、
トレイルを押し上げます。

峠には送電線の鉄塔が建ち、
広い展望が待っていました。
標高は800mほど。周囲の山々より少し高く、
京都の天井と感じる峠でした。
この石仏峠は、林道が開削される20年ほど前までは、
到達するのが本当に難しく、
「幻の峠」と呼ばれていたそうです。

再び林道に戻って、祖父谷峠を目指します。
胸が空くような稜線区間もあり、
変化に富んだ林道です。

下りではおっかなびっくりな自分。
2インチ幅で285gという超軽量タイヤを
使っているのですが、下りではちょっと
心もとない感じも……。
ちなみに、2.2インチ幅くらいで、ブロックパターンの
彫りが深いタイヤを履かせていた
お二人のMTBに乗せていただくと、
自分のとはまるで違う安定感がありました。
よくも悪くも、自分のアンカー号はハンドリングが軽快で
ロードっぽい(?)乗り味です。

マグネットフェンダーは健在です。
当日は晴天でも道は濡れた箇所が多く、
多いに役立ちました。
未舗装路の下りでも外れることはなく、
十分に実用的。ぜひ、みなさんも真似てください(笑)。

祖父谷峠も、林道が尽きた先にあります。
押しとわずかな担ぎが必要でした。

倒木をくぐると……

見事な杉が迎えてくれます。
ここが祖父谷峠、です。

山の小さな鞍部を越える峠です。
まさに古道といった雰囲気で、
徒歩しか交通手段がなかった頃の
道の姿なんだなと感じました。
この峠を越えてしまうと、とんでもなく遠くに
出てしまうそうなので、ピストンで林道に戻ります。
まだ14時すぎでしたが、
すでに西日。本当に日が短くなりましたね。

登りより下りが怖い。
無理して乗らず、とぼとぼ戻ります。

林道に出れば、雲ヶ畑の集落まで、
極楽の下りが続きます。

山中は冬枯れでも、里ではまだ
紅葉が残ってました。
15時すぎには周回を終え、雲ヶ畑を通過。
そのまま市街へ向かいます。
ビゴーレさんにお立ち寄り。
京都が誇るビルダーさんの、おしゃれなお店です。
MTBベースのツアラー「山と旅の自転車」に
試乗させていただいたり、展示してある古今の
ハンドメイド車を見学させていただきました。
そして京都駅の近くまで移動し、
軽く打ち上げ。めいめい輪行で家路についたのでした。
なかなか出番が少ないと嘆いていた
我がMTBですが、ここ何回かの
ツーリングでようやく活用することができました。
やっぱりMTBが一台あると、
遊びの幅が広がりますね。
一緒に走っていただいた北山さんとKさん、
ありがとうございました!
ちなみに、今回訪れた北山の峠たちは、
『シクロツーリストVol.10』で、Tさんご本人が
すばらしく充実した内容で
紹介してくれてます。
ぜひ、ご一読(もしくは再読)のほど
お願いいたします。