こんにちは、田村です。
Rさんのリクエストにお応えして(?)
ガソリンバーナーも比較してみました。
![火器テスト[ガソリン編]_d0211129_21144374.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201301/27/29/d0211129_21144374.jpg)
ご登場いただくは、
最新式のSOTO(新富士バーナー)MUKA STOVEと、
我が愛するOPTIMUSスベア、
そして諸先輩ご愛用のPHOEBUSです。
それぞれ、国産、スウェーデン、オーストリア製です。
収納サイズは、どれもガスやアルコールタイプに
比べると圧倒的にデカイです。写真の本体に加え、
ガソリンを入れるボトルも必要になります。
今や絶版のPHOEBUSは、本誌でおなじみの
ベテランサイクリスト、Iさんからお貸しいただきました。
なんでもサイクリング部時代の愛用品だとか。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
![火器テスト[ガソリン編]_d0211129_21211825.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201301/27/29/d0211129_21211825.jpg)
まずはMUKA STOVEから
展開してみましょう。
燃焼器とボトルが分離したタイプです。
余熱不要と言うのが売りですが、
ポンピングを要するのはコールマンなどと同じ。
燃料を制御するダイヤルや各部のかっちりした
造りは、さすがに高精度な印象で
国産ならではと感じさせます。
![火器テスト[ガソリン編]_d0211129_21241995.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201301/27/29/d0211129_21241995.jpg)
数十回ポンピング後、
ダイヤルをひねって点火すれば
すぐに燃焼。10秒ほどで炎が安定します。
![火器テスト[ガソリン編]_d0211129_21253141.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201301/27/29/d0211129_21253141.jpg)
ガス編と同じように、
500mlの水を沸かしてみます。
![火器テスト[ガソリン編]_d0211129_21254540.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201301/27/29/d0211129_21254540.jpg)
3分25秒ほどでグラングランに。
![火器テスト[ガソリン編]_d0211129_21274122.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201301/27/29/d0211129_21274122.jpg)
お次はOPTIMUSスベア。
固形燃料を燃やして予熱します。
実際のキャンプ時は、別に固形燃料を用意するのが
面倒なので、ガソリンを適当に垂らして
火だるまにするのですが、部屋ではさすがに……。
![火器テスト[ガソリン編]_d0211129_21291746.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201301/27/29/d0211129_21291746.jpg)
着火後、燃焼が安定するまで
2分ほどかかります。
![火器テスト[ガソリン編]_d0211129_21294717.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201301/27/29/d0211129_21294717.jpg)
火力が安定してから、水を沸かします。
![火器テスト[ガソリン編]_d0211129_2130777.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201301/27/29/d0211129_2130777.jpg)
3分ほどでグラングラン。
けっこう早いじゃん♪
![火器テスト[ガソリン編]_d0211129_21325757.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201301/27/29/d0211129_21325757.jpg)
締めを飾るはPHOEBUS。
はじめて使わせていただきます。
![火器テスト[ガソリン編]_d0211129_2135226.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201301/27/29/d0211129_2135226.jpg)
こちらも固形燃料で余熱。
![火器テスト[ガソリン編]_d0211129_2135181.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201301/27/29/d0211129_2135181.jpg)
ブオーブオーと小気味よい
音を奏でながら燃焼します。
![火器テスト[ガソリン編]_d0211129_2136469.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201301/27/29/d0211129_2136469.jpg)
着火後、安定するまで2、3分待ってから湯沸かし。
![火器テスト[ガソリン編]_d0211129_21364447.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201301/27/29/d0211129_21364447.jpg)
きっちり締めたつもりの燃料口から
若干ガスがもれてるっぽい……。
![火器テスト[ガソリン編]_d0211129_21374034.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201301/27/29/d0211129_21374034.jpg)
2分ほどで沸騰、えらく早い!
では、まとめてみましょう。
・水500mlの沸騰に要した時間
MUKA STOVE
3分25秒 燃料消費:14g
OPTIMUSスベア
3分5秒 燃料消費:11g
PHOEBUS
2分14秒 燃料消費:12g
眼を疑うような結果です。
旧式になればなるほど、短時間で
湯を沸かしてくれました。
コンパクトさや、余熱が不要なこと(ポンピングは必要)、
燃焼安定までのスムーズさを加味すると、
国産最新型のMUKA STOVEが総合性能は
優れていると思いますが、数十年前の製品を
圧倒するほどではありません。
また、MUKA STOVEは確実性と引き換えに
ダイヤル操作などが煩雑で、
実地での「武人の蛮用」に耐えるのか
一抹の不安があります。
なんだか、国産のハイテク戦車と
本場欧州の無骨な戦車を比べている……
わけではないのですが。
以前のガスバーナーのテスト(というほど厳密じゃないですが)と
湯沸かしが短い順に並べてみたいと思います。
・水500mlの沸騰に要した時間
JETBOIL SOL(ガス)
2分12秒 燃料消費:7g
PHOEBUS(ホワイトガソリン)
2分14秒 燃料消費:12g
OPTIMUSスベア(ホワイトガソリン)
3分5秒 燃料消費:11g
PRIMUS 114ナノストーブ(ガス)
3分19秒 燃料消費:9g
MUKA STOVE(ホワイトガソリン)
3分25秒 燃料消費:14g
trangia アルコールバーナー(アルコール)
9分18秒 燃料消費:21g
Esbit ポケットストーブスタンダード(固形燃料)
12分28秒 燃料消費:4タブ(計16g)
着火などの準備時間を考えると、
ガスの総合的な速やかさは揺るがないと思いますが、
ガソリンバーナーも優秀ですね。
いざとなったらクルマのガソリンを使えることを
考えると、調達性やコストパフォーマンスは
最良といえるのではないでしょうか。
ただし、ガソリン特有の臭いや
引火の危険性を十分に考慮する必要があるのは
ご承知おきください。
僕が持っていくなら……
・フツーの日帰りツーリング
PRIMUS 114ナノストーブ(ガス)
・峠でコーヒーだけを飲む
JETBOIL SOL(ガス)
*魔法瓶でいいという説も……。
・二泊程度の短期キャンプ
PRIMUS 114ナノストーブ(ガス)と
trangia アルコールバーナー(アルコール)
・一週間程度のキャンプ(ここ20年もしてませんが…)
OPTIMUSスベア(ホワイトガソリン)と
PRIMUS 114ナノストーブ(ガス)
・家を追い出されたとき
OPTIMUSスベア(ホワイトガソリン)
といったところです。
今回、ブログという場で発信し、みなさんに
コメントをいただけることがモチベーションとなり、
さまざまな火器を試すことができました。
あらためて、お礼申し上げます。
火器の魅力や選択基準は、火力や使いやすさだけでは
ないと思います。使用条件もさまざまですし。
思い出とか、すでに持ってるとか。
サイクリングにおける火器選びも、
自転車選びと同じくらい奥が深そうです。
で、けっきょく決め手は
「愛」じゃないかなあと思う、この瞬間です(照)。
サイクリングと二次元でしか、
愛を感じられなくなって久しい田村でした!