こんにちは、田村です。
今日から仕事初めです。
が、まるで仕事する気が起きないほど、
昨日参加したブルベ「BRM106いちご200」の
疲れが激しく残っております……。

前夜、掛川のホテルにチェックイン!
輪行袋をかついで駅から直行でございます。
で、室内で組み立て。
これなら「部屋に自転車入れないでください」とか、
無愛想なことをフロントで言われずに済みます。

コンビニで買い出ししてきました。
この晩のビール(スーパードライ奮発)とツマミと、
翌日の朝食と補給食・飲料です。けっこうな量ですね。
補給食としては、シリアル系のバーを3本と
おにぎりひとつ、そして羊羹をひとつ買いました。
飲料としては、お水とスポーツドリンク。
この季節はそんなに喉が渇きませんが、
いちおうダブルボトルにしました。
ブルベ当日、6時過ぎにホテルを出て、
8kmほど離れたスタート地点をめざします。すると……

6時30分スタート組みの
ランドヌールたちと遭遇! まだ夜も開けず暗い中、
200km先のゴールをめざす勇者たちです。
今回のブルベは、6時30分、7時、7時30分スタートの
3組に分かれています。
朝が弱い僕は、最後発の組にエントリーしました。
6時30分スタート組みの車列を眺めてると、
ひとりのランドヌールが停車し、「田村さんじゃないすか」と
声をかけてくれました。
僕にとってのブルベの師匠、Sさんでした。
「田村さん、追いついてくださいよ!」
「ゆっくり走ってくださいね」
そんな言葉を交わしてSさんを見送りつつ、
スタート地点に着いたのは7時ちょっと前。

スタートを待つ7時組みのみなさん。
夜が空けてきました。気温2℃ほどで、
冬らしいキリッと冷気に包まれます。

なんと、あの
三船雅彦さんも
同じ7時30分スタート組みでした!
今まで二回ほど撮影をご一緒しましたが、
同じブルベに参加させていただくのは初めての経験です。
なんか親子みたいな写真ですね(笑)。
同じブルベに参加……といっても、
スタートを見送っただけです。三船さんのように本当に速い方と
一緒に走れる脚力など、僕にあるわけございません(泣)。

コースはこんな感じです。
往路は山あいを東へ向かい、
復路は海岸近くを西へ戻ります。
折り返しとなるPC1は、
富士山の展望地として有名な日本平です。

袋井の市街を抜け、
しばし北上すると第二東名高速が出現。
この巨大な建造物に沿うように東へ向かいます。

山の陰に入ると寒いです!
写真が白っぽいのは、霜が降りてるからなのです。
メーターを見ると、マイナス3℃とか表示した時間も!
わずかでしたが路面が凍結している箇所もあり、
この季節の日陰は怖いです。
下りも調子に乗らず、慎重に進んで行きます。
幸い、時と共に気温は上がり、道も平野部に進みます。

はじめのアップダウンが
ひと段落して街に出ると、
激シブな木造駅舎が目に入ったので思わず停車。
大井川鐵道の五和駅でした。
SLやアプト式の運行が人気の大井川鐵道ですが、
古い駅舎や「秘境駅」が多いのも魅力ですね。

大井川は「水路橋」で渡ります。
変化のある好コースです。

県道81号線には、こんな感じの
静かな峠が待っていました。
本来なら、湯を沸かして日だまりでコーヒーでも淹れたくなる
ロケーションですが、ブルベではそうもいきません。
頑張れば、Sさんに追いつけるかもしれないですし。

山間部を抜けて、東海道に出ました。
岡部宿の大旅籠「柏屋」です。
このあたりの東海道は、一昨年の『シクロツーリストVol.5』に
掲載させていただきました。懐かしいですね。

丸子宿の「丁子屋」です。
江戸時代の面影そのままの、とろろ汁の名店。
もう70kmも走ったので休みたいところですが、
Sさんがサボってれば追いつけるかもしれないですし、
先を急ぎます。
今回のコースは、PC(通過チェック)がふたつしかありません。
そのため、なるべくノンストップで走れるよう、
補給食と飲料をばっちり用意して走り出しました。
信号で止まった時などに補給食を摂りつつ、
ストイックに走るのです。

90kmほど走り、ようやく海沿いの国道150号線に出ると、
向こうから疾走してくる三船さんを発見!
あっという間にすれ違い、視界から消えていきます。
遭遇時刻は11時40分でした。
同じ7時30分スタートなのに、
三船さんはもう日本平から折り返しているのです!!
僕との距離差はおよそ30km。
アスリートと一般人の差はすごいですね……。

「いちごライン」とも呼ばれる国道150号線。
こんな感じで、いちご狩りの呼び込み娘が華やかです。

折り返し地点の日本平に到着したのは、12時20分。
ほぼ100km地点です。
冬らしい澄んだ好天に恵まれ、
富士山が見事な姿を惜しげもなく見せてくれました。
日本平は有人PCですので、ブルベカードに
通過時刻を記入してもらいます。
そこで、6時30分スタートの方々のリストを拝見したところ……
Sさんは30分前に通過済み!
100km走って、差が30分しか縮まらないということは、
ゴールまでに追いつける可能性は、
限りなく低いと思わざるを得ません。
そこで合流はあきらめ、とぼとぼ走り出します。
幸い、怖れていた西風はさほど強くありません。
体感風速は3mほどでしょうか。
弱いとはいえ向かい風なので楽はできませんが、
淡々と先をめざします。

大崩海岸。ダイナミックな海上道路を進みます。
写真は、焼津側から振り返った光景です。
さて、もはやスピードにこだわる理由も脚力もないので、
焼津港に立ち寄ることにしました。
走行距離130km、さすがに補給食に飽きましたし、
時刻は13時半。ちょっと遅めの昼食をいただくため……

先日、本ブログのコメントで、くりくりさんが教えてくれた
「与作鮨」さんに寄ってみました!
こんなこともあろうかと事前に所在地を調べたところ、
ブルベのコースから離れることわずかに200〜300m。
もし、時間に余裕があったら寄ろうと思っていたのです。

刺身定食を注文。
わずか890円ながら、質量ともに大満足!
くりくりさん、アドバイスありがとうございました!
お昼時を過ぎていたのに店内は大にぎわい。
オーダーから20分ほど待ったので少々焦りましたが、
その価値はあるものでした。
で、恥ずかしげもなく、同席した方に
写真を撮ってもらいました。
「自転車なの?」
「はい」
「どっから」
「えっと、東京からですが、掛川まで電車です」
「私の甥も東京にいてね。世田谷区」
「いいとこですね。僕は豊島区です」
「今日はどこ走ってんの」
「えっと、袋井のあたりから北に行って、東へ行って、日本平に登ってからここまで来ました」
「うわ、聞いただけで胸がつかえるね〜」
とまあ、ありがちな会話をしつつも
あっという間に完食し、再スタートです。

今回、コースポイントを設定した
コースデータを入れておいたので、
エッジ800Jはおおむね正しくナビしてくれます。
右左折点が近づくとピピッと鳴って
拡大画面を表示するので迷いようがありません……
と、安心していたら、時々、コースから外れるような
ナビをするのです。う〜ん、なぜだろう。
電子機器も疲れるのかな(笑)。

165kmほど走り、御前崎のPC2着。
すでに16時。思いっきり西日です。
しかもコンビニの棚はガラガラ……。
かなり後方の走者であることを実感します。
明るいうちにゴールできるだろうと思ってましたが、
完全にナメてました。
ちなみに、ここで初めてドリンクボトルに
スポーツドリンクを補給。冬はドリンクが減りませんね。
もっと積極的に飲んだほうがいいのかも知れません。
途中、しばらくの間、地元の参加者の方とトレインを
組ませていただいたりして、さりげなく楽をしたのですが、
距離150kmを過ぎてくると、脚が悲鳴を上げてきます。
疲れが痛みに近づいていくのを実感します。
やはり、向かい風はしんどいです。
もしこのブルベが300km以上だったら、
DNFを真剣に検討したと思います。
ちなみに、地元の方々は
「こんなに風が穏やかでラッキー!」と話しています。
う〜む……。200kmとはいえ、今回は妙にシンドイ。
冬場のブルベは体力をいっそう消耗するようです。
お正月のビールがぶ飲みと、
数十時間に及ぶアニメ観賞がたたったのか、
ドロップハンドルの下を握ると、明らかに腹がつかえます(汗)。

ゴールしたのは18時ちょい前。すでに真っ暗。
10時間14分の旅でした。
思いのほか疲れましたが、
スタッフの笑顔に迎えられると本当にホッとします。
素敵なコースを走らせていただき、ありがとうございました。
そしてブルベに参加するたびに、顔なじみの方が
増えていくのが、なんとも嬉しく心強いです。
ちなみに、長々と準備編を書いた甲斐があり、
自転車や装備は万全でした。
(挙動不審なエッジはともかく)
ブルベ中、何人かの方にsuewのサドルバッグについて
質問されましたが、よい意味で存在感を発揮せず、
(バッグの存在を感じるのは、不具合の証拠かと)
しっかりとレインウェアを運び続けてくれました。
ウェアリングも、寒からず暑からず、
自分には適当な組み合わせでした。
しかし、今日は自転車通勤しないで、電車で出社。
ひと晩くらいでは、脚の激しいダルさや顔の火照りが
消えないでございます。
たかが200km、されど200km。
やっぱりブルベは手強いですわ。