こんにちは、田村です。
週末に参加させていただいたブルベ、
「
BRM908千葉600km喜多方」から、
どうにかこうにか生還しました。
で、いつもは掲載号の締め切りが近づいてから
あわててリポート原稿を書いたりするのですが(汗)、
今回は自分への後学のためにも、
思いついたことを書き留めておこうと思います。
時間が経つと、忘れてしまうこともありますし、
シゴトのリポートでは、紙幅と構成と時間に
限りがあります。書きづらいことも
たまにはありますし。
そうした制約があるほうが、原稿の精度や凝縮度は
高まるのですが(一般論では。僕のは……)、
ここではブログらしさを活かして、なにも気にせず
逐次的に記録しておくとにします。
まあ、ブログって本来そういうものですよね(笑)。
さて、今回のブルベでは
飛び道具をデビューさせます。
先日のブログでもリポートした
GOKISOホイールです。

まずは重量を測定。
フロント855g、リア1085gでした(クイックなし)。
覚悟してましたが、重量級です(カタログ値より若干重い)。

タイヤは軽量なコンチネンタル グランプリ4000S。
乗り心地と荒れた路面への対応を考え、
25Cを選びました。ランブラーでも使っているタイヤです。
チューブも軽さを意識してRエアに。
結果として、
元のアルテグラWH-6700+ユッチンソンインテンシブの
組み合わせに比べ、前後で200gほどの重量増に。
誤差とまでは言いませんが、
使用をためらわせるほどの重量増ではありません。
600kmブルベでは、
道中での仮眠が欠かせません(恐ろしく速くて強い人のぞく)。
今回もあらかじめビジネスホテルを確保しておいたので、
そこへ箱詰めした着替えや充電器、湿布を送っておきます。

マジメな話なので、ウェアへの突っ込みは
しばしおいといていただくとして(笑)、
仮眠場所確保+走行時の荷物を減らす補給物資の事前配送は、
600kmブルベ完走の特効薬です。
しかしリスクもあります。
確保した場所に、所期の時間に
たどりつけるか、保証できないからです。
また、眠気がいつ来るかも分りません。
そのため、仮眠場所を決めずに、コース沿道の
さまざまなスポットを臨機応変に利用して
仮眠する方も多いのです。
最初の600kmブルベでは、道の駅で仮眠しました。
二度目の600kmブルベでは、宿を取っておきました。
結果、あきらかに二度目のほうが楽でしたので、
リスク承知で今回も宿を確保した次第。
今回は郡山にビジネスホテルを取りましたが、
そこまでの距離は366km。ちょっと欲張りな距離ですが、
その手前に市街地がなく……。
今回のスタート時間は午前0時(8日の土曜日)。
距離に加え、深夜スタートという未知の要素も
ありますが、ホテルには8日の20時半に着き、9日の0時まで
寝れたらいいなあ、と希望的観測。
いちおう距離に応じた到着時間の予測を立てつつ、
最悪、寝れないまでもシャワーを浴びて
着替えができればOKと思って決めました。
ホテルに電話をし、予約を取った瞬間から、
本当に走るんだなと身が引き締まり、軽く震えちゃいました。
ちなみに、ブルベでホテルを利用する場合は、
まっとうな時間にチェックイン&アウトできないので、
対応が可能かどうか、予約時にしっかり
確認しておきます。荷物受け取りも含めて。
ブルベ前日の7日……というか、8日の午前0時スタートなので、
気分はもうブルベ当日。夕方まで仕事して……と思いながら、
GOKISOホイールを自慢(笑)するために
ベロクラフトさんへ。

「田村サン、ブレーキシューが左右逆ですよ」
……大槻店長に直していただきました。
先日のブログで、ブレーキが効かない、みたいなことを
書いておりましたが、すべては僕の過ち。
正しく取り付けてもらったところ、
十分に効くようになりました。
600kmブルベを走る前に直していただき、
本当によかったです(汗)。
こうして、事前の装備や自転車の整備は、
自分比ほぼ完璧となりました。
これも運、ですかね(照)。
実のところ、ベロクラフトさんへは、注文していた
小型のバックパックを受け取りに参上したのです。
ブルベでよく見かけるドイターのものです。
バックパックを併用すれば大型のサドルバッグが不要になり、
自転車の運動性が上がる(下がらない)かもと思ったり、
空気抵抗が減る(!?)と考えたのですが、
週末も猛暑が予想されたので、今回は使わないことに。
いずれ、使って真価を確かめてみたいと思います。
携行装備は、『ランドヌール』でリポートさせていただいた
北海道パラダイスウィーク時とほぼ同じ内容とし、
Lサイズのサドルバッグとジャージのポケット、そして
ダウンチューブのツールボトルに収めます。
ただし、さすがに本州は夜間もさほど冷えないだろうと想定し、
長袖ジャージとエマージェンシーシートは割愛しました。
さて、7日の午後は早めに仕事を切り上げて、
スタート地点の手賀沼へ。会社から40kmほどなので自走。

スタートの道の駅しょうなんに
隣接する健康ランド(写真)に18時くらいに到着。
しばし寝ることにします。なんと言っても0時スタートですから。
22時すぎまで、3、4時間は寝ておきたいなと。
★
次回予告!
いよいよスタートを向かえたブルベ。
自転車は完璧だが、睡眠確保に失敗した田村。
待ち受ける夜間走行、そして夜明けとともに
襲いかかる猛暑。四十路オタクの運命は!?