こんにちは、田村です。
昨日は秩父方面へ出動し、
山伏峠と正丸峠を走ってまいりました。
快晴と大雨と強風が入り交じる
荒れ模様でしたが、ご同行いただいたベテランサイクリストの
みなさんと、がんばり屋のモデルさんの
おかげで無事にツーリングを楽しむことができました。
そして正丸峠では、ワンバーナーたこ焼きを
実行しました!
メイン材料である「たこ焼きの粉」(こーゆーのが売ってる)は
150gだけビニールパックに入れて持参。
これで、写真のたこ焼きプレート3回分の量、
つまり27個の量産が可能です。
たこは、ブツ切りしたものを冷凍しておき、
保冷剤と一緒にビニールパックへ。
玉子の破損が怖いところですが、
市販の玉子ケース(内部に自分で緩衝材を追加)
で無事に運ぶことができました。
ソースはお弁当用の小袋入りを持参、
青のりも同様です。紅ショウガも用意したのですが、
作る時にめんどくさくなって使いませんでした。
重量2kgちかいたこ焼きプレートは、
フロントバッグの底にぴったり入ったので、
がたつくことなく運搬できました。
そして、バーナーやクッカーは小さいものを選びましたので、
油ひきや串など必須アイテムを加えても、
どうにかフロントバッグに収まりました。
けれども、輪行袋や他の食材が入り切らなかったので、
当日はリュックも併用しました。
初の実戦で緊張したのか、
自宅でのシミュレーション比2倍の焦げが発生!
形も崩れ気味で、自信喪失(自信あったのか!?)……。
しかし、みなさんお優しいから「おいしい」と
おっしゃっていただき、ほっと胸をなで下ろしました。
峠を行き交うロード乗りたちの
うらやましそうな視線を全身に浴びながら、
たこ焼き、パスタ、ラーメン、そしてコーヒーと、
峠のランチを思う存分に楽しんだのでした。
このたこ焼きのリポート、じゃなくて
ツーリングのリポートは、6月上旬に刊行予定の新刊
『自転車ツーリング ファーストブック』に
掲載させていただく予定です。
弊社では珍しく(?)入門者向けの本ですが、
ベテランの方がお読みになっても、再発見があるような
実践的な解説書をめざしております。
それにしても……たこ焼きの材料原価って
安いんだな〜と、初めて知りました。
一個あたり、せいぜい10円だと思います。
それでいて、作っても食べても
満足感が得られるのがいいですね。
以前、パジャマ雄三さんの
サイクル屋台を
ご紹介させていただきましたが、
僕も「サイクルたこ焼き」を開こうかと
考えている今日この頃です。
毎週どこかの峠に出没する幻のたこ焼き屋……。
なんかカッコいいかも(笑)。
「粉もんは儲かる」って言いますし、
編集者をクビになったら始めようかな〜。