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シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

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走り初め

こんにちは、田村です。

今ごろでなんですが、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
〜初めというのは、何でも不思議とワクワクします。

リポートが遅くなりましたが、
お正月早々の2日に走り初めを行ってまいりました。
それも、キャンプ+ダート林道ランです。
大晦日も走ってキャンプ、もとい天体観測してましたから、
元旦を挟んでの行動です。
年末年始は妻子が実家に帰っているので
やりたい放題なのです(汗)。
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走り出したのは土浦駅。すぐに霞ヶ浦に出て、
もうなんど目指したか知れない大洗へ。
……と、その前に。
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家を出る時点でスローパンクしていて、
輪行で土浦駅に到着してからチューブ交換。
この駅にはサイクルルームがあって、このように待ち合わせや
ちょっとしたメンテに最適です。ポンプもあり。
特にこの寒い季節は助かりますね。
ここで、同行いただくトシさん、ばっきーさん、そして
YUKI隊長殿と合流したのであります。
今回は総勢4名の中所帯。YUKI隊長殿は日帰りですが、
3名は大洗でキャンプして、翌日はダート林道も
走ろうというプランです。
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ばっきー氏の新車が凄い。
知る人ぞ知るサーヴェロのエンデュランスモデル、
C5です。自転車を価格で判断するのはアレですが、
このC5は天井に届かんばかりの代物。
しかもスラムeタップHRD(無線変速+油圧ディスクブレーキ)という
究極のコンポで組まれています。ああ、うらやましい。
その新車を、ご覧のようにバイクパッキング仕様にしての
ばっきー氏の記念すべき
キャンプツーリング初体験なのです。
半ば強引に自分が誘った感がなきにしもあらずですが、
興味を持って実践していただけるとは
うれしいかぎりです。
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さて、大洗へのルートは無数にバリエーションが
組めますが、今回は百里基地(茨城空港)経由と
しました。ご覧のようなダートも現れ、
ちょっと変化があるので好きなルートです。
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空港側のゲートに展示されているファントム。
男なら好きですよね!?
これは偵察機に改修したタイプ。
いまのステルス機より段違いに迫力があります。
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空港前のセイコーマートで補給&休憩。
この日は快晴で暖かく、しかも風向きがよいという
絶好のサイクリング日和でした。
この時期は北風ばかりで苦労するのが常なので、
ラッキーです。
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14時半ごろ大洗に到着。
一ヶ月半くらいのご無沙汰でした。
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まずは大洗磯前神社で初詣、と向かったのですが、
あまりに長蛇の列。参拝は翌日として、キャンプ場へ。
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各自ツェルトを張って、荷を下ろします。
ばっきー氏が新調したツェルト(左奥)は、
ファイントラックのツェルト2ロング。
自分の(手前)より寸法がひとまわり広く、
居住性の高いタイプです。色も渋いですね。
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身軽になって、まずは温泉へ。
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さっぱりしてから、海岸通りの市場へ。
あんこうが並ぶ季節になりました。
もちろん我らも購入……ですが、写真のブツではなく
切り身を選んだのは言うまでもありません。

大洗でのキャンプは、この利便性が魅力。
お風呂も市場もスーパーも近く、そしてスーパーには
100均ショップまでもあり、ぶっちゃけ
大抵のモノは現地調達できます。
都市型キャンプとでも申しましょうか、
ワイルド感はとぼしいですが、
とにかく便利なのです。
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ウスヤさんで串カツを買ってキャンプ場に戻るという、
トシさんと自分にとっては定番の回遊ルート。
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あんこう鍋に焼肉と何でもありの宴。
メヒカリという小振りな魚も買ったのですが、
これが油タップリでうまいのなんの。

ばっきー氏は初の寒中キャンプということもあり、
不安も垣間見えましたが、0度対応の寝袋を持参しており、
その暖かさにホッとした様子。
実際、気温は0度くらいまで下がったようですが、
みな無事に朝を迎えることができました。

やってみないと分からないことですが、
装備さえ整えておけば、冬のキャンプは快適なのです。
虫はいないですし、汗はかかないですし、
キャンプ場は空いてるし、食べ物は美味い。
「寒い」という一点がネックですが、
これは装備で解決できる事柄です。
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いつも以上に睡眠時間を確保でき、
寒いだけに深酒もしなかったので、みな元気。
ちゃっちゃと一夜の宿を撤収し、
サイクリングスタート。
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トシさんのスペシャライズド・ルーベ。
自分のより格段に小さなサドルバッグながら
見事に装備一式を収めています。
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あらためて磯前神社に参拝し、
交通安全の御守りをいただきました。
これで今年も安心してサイクリングが楽しめます。
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二日目は、那珂川沿いにぐんぐん北上して
常陸大宮は御前山周辺のダート林道をめざします。
しかし、北風が強く、辛いのなんの……。
あとで聞けば、トシさんもばっきー氏も、
誰かが「帰る、止める」と言わないかなと
期待していたとか(笑)。
結果論ですが、常陸大宮まで水郡線で輪行して南へ走り出せば、
終始追い風で楽ができたなと思いましたが、致し方なし。
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ずっと平坦な道のりでしたが、
那珂川を離れて城里に入ると
わずかなアップダウンが現れました。
自分としては、多少上りがあったほうが
飽きないですむので助かります。
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小さな峠に至ります。
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待望のダート林道にたどりつきました。
トシさんおすすめのコースで、自分は初体験の林道。
「林道交通安全」の幟を肝に命じて入っていきます。
砂利混じりの土が締まっており、
我々30〜35Cのタイヤを履いたロードなら
問題なく楽しむことができそうです。
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これがダート林道デビューのばっきー氏。
こえーと言いつつ走ってましたが、
カメラを向けるとこのポーズ。意外と余裕?
タイヤが太いロードは、新しい世界を
楽しませてくれるのです。
体重100kgを超える巨漢のばっきー氏。
それでいてブルベの大ベテランなので
何の心配もしてませんでしたが、
やっぱり心配なかったですね(笑)。
体格がいい人は、
不思議とダートが似合う気がします。
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見事な杉林を通り過ぎます。
山の中は陽射しが届かず寒いですが、
非日常的な高揚感のおかげで楽しい時間。
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お昼もとおに過ぎているのに、こんな凍結箇所も。
さすが北関東、侮れません。
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ダート区間は5kmくらいでしたが、
一般道に出ると、緊張が解けてやっぱりほっとします。
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実寸32C近いタイヤを履いていた、ばっきー氏のC5。
まだタイヤクリアランスは十分です。
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32Cを履いていた、トシさんのルーベ。
フォーククラウンに泥も目立ち、
許容一杯のタイヤ幅といえますね。
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自分のエディメルクス・ストラスブール71。
三台のなかで唯一、グラベルにメインを置いた自転車なので、
32Cのタイヤだとタイヤクリアランスは
ありあまるほど。
タイヤクリアランスの広さはフレームの
冗長性の証でもあるので、シビアなロードレースで
選ばれることはないですが、
こうしたツーリングではタイヤ選択の幅が広がって
頼もしい限り……こういう真面目な事を書いていると、
仕事みたいでツマンナイな(汗)。
まあ、気に入ってる自転車ということです。
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日暮れ前、無事に水郡線の常陸大宮駅に到着。
初日も二日目も、走行距離は70kmほど。
日が短いこの季節、キャンプやダートありだと、
このくらいの距離がほどよいですな。
妙にカラフルなディーゼルカーに乗って、
水戸経由で家路につきます。
もうこれで労せずして家に帰れる、
もう何も怖くない、とすっかり安堵したのですが、
そのゆるみがフラグを立てちまいました……。

水戸で三人とも上りの常磐線に乗り換えたのですが、
強風の影響でダイヤ乱れ。
途中の石岡駅で特急の通過待ちをするとのアナウンスがあり、
こりゃしばらく止まるだろうと思った僕は、
いさんで列車を降り、駅の売店へ買い出しに。
ホームに売店はなく、高架上まで階段を上り、
もろもろ買ってからホームに戻ると……

列車いない。

輪行袋やバッグはもちろん、スマホまで
先の列車に置きっぱなしです。持っているのは、財布と
買い出した物品のみ……万事休す。

しかし、慌ててもどうしようもない状況。
やってきた次の列車に乗り、思案を巡らします。

当然ながら、乗り過ごした列車には
トシさんとばっきーさんが乗ってます。
彼らが降りる駅か、途中の停車駅で
待っていてくれるかも知れない……それなら、
自分は先頭に近い車両の窓際に乗って、ホームに
立っているかも知れない仲間の
姿を見逃さないようにしよう。
まるで友を信じて待つメロスのように、
列車に乗ることしばし……。

土浦駅に着いて減速する車窓から、
ホームに立つトシさんとばっきーさんの姿が!
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自分の荷物と共に、先行列車から降りて
待ってくれていた二人。
感動の再会。涙が出るほどホッとしました。

恥ずかしいオチがついてしまいましたが、
こうして無事に(?)走り初めが終わったのでした。

トシさん、ばっきーさん、本当にありがとうございました!
これに懲りず、またご一緒して下さい。

これはあれですね。勝って兜の緒を締めよ、的な
輪行して気を許すなという教訓、ですね。
昨年の日本縦断中も「何も怖くない」とか
言った途端にシフトワイヤーが切れたりしましたし、
言葉が油断を呼ぶことはあるのかも
しれないと思いました。
そんなセリフを発する時点で油断してると言えますし、
ボケが始まっている兆しかもしれません(汗)。
重々注意したいと思った走り初めでした。

今年一年も、みなさんの
サイクリングが素晴らしいもので
ありますように!



by cyclotourist | 2018-01-12 01:30 | おしらせ | Comments(8)

走り納め

こんにちは、田村です。

おそくなりましたが、
今年もよろしくお願いいたします。

みなさま、走り納めや走り初めは
いかがでしたでしょうか。
走り初めはまだ、という方も
いらっしゃることと思います。
新しい一年も、みなさんと充実した
サイクリングが過ごせることを祈っております。
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走り納めは沼津スタートでした。
この日もトシさんとご一緒させていただきました。
集合は年も押し迫った30日の12時、お昼です。
ふつう、なるべく早い時間に集合するのが
セオリーですが、今回は急ぐ必要がない、むしろ
遅い時間が望ましいサイクリングでした。
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まずは沼津港の沼津バーガーでランチ。
駅から2kmくらいですから、いきなり休憩です。
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人気メニューの「深海魚バーガー」なるものを
いただきました。経験済みのトシさんいわく、
ただのフィレオフィッシュバーガーだよ、と夢のない
コメントをいただきましたが、そのとおりでした(汗)。
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15kmほど南下して内浦へ。
漁港では大漁旗をかかげた船ばかり。
年末だからお祝いモードなのでしょうか。
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富士山がよく見えます。
冬らしいスカッとした空気が気持ちいい。
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しばし内浦を散策した後、セブンイレブンで買い出し。
4kgほどの重量となるでしょうか。
この夜の「天体観測」に備えての食材です。
今回のサイクリングは、西伊豆スカイラインの途中にある
土肥駐車場で星を見よう! というのが
テーマだったりするのです。
なにそれ? といぶかる方が多いと思いますが、
星を見るのがけっこう好きだったりするのです。
特に最近……。
輝く星を見るのって、みんな好きですよね!?
星は夜じゃないと見えませんから、
そのためにスタート時間を遅くしたわけで、
プチナイトランの実行なのです。
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フル装備のメルクス・ストラスブール71。
天体観測に備えた各種の耐寒装備と買い出しスペースを
確保するため、リュックも併用です。
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トシさんもほぼ同様の装備。
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15時半から戸田峠へ上り始めました。
いつもは考えられない行動ですが、
夜も走る、とあらかじめ決めていたので
躊躇はありません……ありませんが、
この季節、この時間帯に、標高700mの峠まで
上るのは覚悟がいるのは確かです。
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途中の真城峠までの急登がしんどいのなんの……。
食材をがっつりかかえているため、
通常のキャンプツーリング装備よりも
ずっしり重いのが堪えます。
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真城峠を越える頃には、
月が煌煌と輝き出しました。
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17時過ぎには沈みゆく夕陽。
戸田港の輝きが眼下にきらめき、
非日常的な光景が広がります。このルートを
この時間帯に走っていることが
新鮮でなりません。
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戸田峠に着いたのは17時半。
やはり荷が重いことと自分が衰えていることが相まって、
けっこう時間がかかりました。
夏場であれば明るい時間ですが、今はもう夜です。
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西伊豆スカイラインきっての絶景が広がる
達磨山のふもと。その絶景は闇に沈んでいますが、
駿河湾に輝く街並が幻想的でした。
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戸田峠を過ぎてしばらくすると下りになるので、
寒さに震えながら土肥駐車場へ。
到着は18時半近く。やはり日中以上に
時間を要しましたが、目的地に着いて感無量。
自分はこれまで知りませんでしたが、
この駐車場は天体観測の有名スポットなのです。
年末でもあり、ここまで来る酔狂な人も
いないだろうと思ってましたが、
そこは有名スポット、後から後から
同好の方々がやってきました。
「シャイニー!」と、歓声がしばしば聞こえます。
もちろん、みなクルマですが、一組二人だけ、
自転車でやってきた方もいて驚きました。
彼らはしばらくして三島方面へ下るとのことでしたが、
(それはそれで凄い)
手前どもは夜を徹して
天体観測を遂行します。
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稜線にある駐車場だけあって風が激しく、
そのままでは冗談ではなく凍死しそうだったので
持参の耐寒装備を展開します。
駐車場の東屋ですが、このような条件下での
展開に備え、ふたりともペグなしで自立できる
シェルターを持参しました。
気温は2°ほどまで下がったようですが、
外に出ていると体感気温は
いっそう激しく低く耐え難く、
シェルター内からの天体観測となりました。
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持参した火器で暖かい食事をいただきつつ、
ふたり静かに天体観測。
煌めく星々のドラマは期待を上回るものでした。
気がつけば日付が変わり、
大晦日を迎えた我々は、時間が経つのも忘れて
天体観測にふけったのでした。
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夜半から薄い雲が流れ出し、
満点の星とはなりませんでしたが、
月と雲の競演は悪くありませんでした。

そして、気がつけば朝。
我々は土肥駐車場で見た輝きのドラマを胸に、
下界へ戻ったのでした。

ブルベ以外でナイトランを実践することは
ほとんどありませんでしたが、
装備をキチッと整えたうえで(重要)、天体観測のように
夜しか楽しめない目的と強いモチベーションがあるのなら、
ナイトランも悪くないものです。

サイクリングは、走ること自体が趣味です。
だから、走るだけでもいいのですが、
他のさまざまな趣味を融合できるのも
大きな魅力です。
グルメしかり、写真撮影しかり、名所巡りしかり……。
「走る」という本質がもたらす
充実感が、ほかのプラスαの楽しみも
倍加してくれると感じます。

走り初めも実施済みなので、
またの機会にリポートしたいと思います。

あらためて、今年もよろしくお願いいたします!




by cyclotourist | 2018-01-06 23:52 | おしらせ | Comments(5)