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シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

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【プラモ作り】聖グロリアーナ チャーチル その1

こんにちは、田村です。

すっかり模型趣味のブログになってますが、
今は他に楽しいことがないのだから仕方ありません。
早く自転車に乗れるまで回復したいのですが、
あせっても仕方ないので、
新しいプラモデルを作りはじめました。
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タミヤの1/35スケール戦車プラモ、
チャーチルです。
自分が物心ついた時から存在してるプラモですが、
「こんなカッコ悪いの一生作らね〜」と
つい最近まで一顧だにしなかった戦車です。

さすがイギリスというか、第一次大戦から
引っ張ってきたような古くさいデザインに見えますし、
そのわりにはけっこう実戦で活躍してるという……。
新しいもの好きで判官びいきな
平均的日本男子の自分としては、
チャーチルには興味がありませんでした。

しかし、やっぱりガールズ&パンツァーの影響は偉大です。
ダージリン様、ペコちゃん、アッサム殿が駆る
チャーチルを見てからは、イギリス淑女にふさわしい
ノーブルオブリージュな戦車だなあと
見直した次第です。
だったら3年前に作ってればよかったのですが、
当時はもっぱら自転車で大洗へ行くだけで、
プラモに時間を割いてなかったんです。

時は流れ、劇場版でチャーチルはますます活躍。
ダー様もペコちゃんもアッサム殿もいっそう麗しく、
車内カットもやたら多いです。
そして、自分は骨折して模型専用おじさんみたいに
なってます(汗)。
いよいよ作る機会がやってきました。
ちなみに、プラッツからガルパン仕様のチャーチルが
出てるのはさすがに知ってますが、
中身は同じタミヤなので、デカールがないのを甘んじて、
半額以下と廉価なタミヤ製品を買った次第です。
稼ぎも少ない今日この頃ですから(汗)。

あと、先日できあがったBT-42は、
カットモデルのようで微妙に違うので
(ただ装甲板を外しただけ)
今度こそ挑戦しようと思った次第です。
ですので、聖グロの三人娘も
自作したいなと思っております。
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部品点数が多くなくて好印象。
このキットは「古いから……」と言われることが
多いみたいですが、部品点数が少なくて組みやすくて、
それでいて十分にリアルなら、言うことないと思います。
最近の戦車プラモは、そこまでやらんでも……と
あきれるような細かい部品が多くて、個人的には
苦手だと感じるキットが多い印象です。
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キット自体は猛烈に
サクサクと組み上がります。
11対あるサスアームも一体成型でホッとしましたが、
パーティングラインがかなり目立つので、
それなりに消してみました。
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電池ケースの跡が微笑ましいシャーシ。
1977年に初版のキットですが、
近年に再販された際、モーターライズは
割愛されたんですね。
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分かりやすい説明書。
砲塔なんて、中に入る部品はひとつだけ。
車体側面にあるハッチ内側のレバーを除けば、
内装部品はいっさいありません。
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なぜか100均に並んでいた
ガルパン接着剤を使って製作スタート。
しかし、ビンが細くて倒しそうなので、
すぐに従来のタミヤセメントに戻りました。
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砲塔に三人娘が物理的に入るのか、
付属のフィギュアとBT-42のフィギュアで
確認してみます。BTのフィギュアが妙に高飛車なので
拉致監禁してる図のようですが(汗)
なんとか三人乗りそうです。砲塔が空っぽなら……。
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車体内部を再現する気はありませんが
(操縦手はアニメに出てこなかったと思うので)
さすがに乾電池のマークはアレなので、
プラ版を貼ってなかったことにしておきます。
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砲塔内部を整形します。
表面のディティールは、40年近く前に開発された
キットとは思えないほどカチッとしてますが、
(当時からCADCAMで金型作ってたのでしょうか?)
内部は荒っぽいので(普通は見えないので問題ないです)、
ポリパテと紙ヤスリでざらっとなでておきます。
また、砲架を実車に近づけるため、
該当する部品の幅と奥行きを狭め、
固定方法も変更します。
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砲架と砲尾をプラ材でデッチ上げ。ほぼ空想の産物。
塗ればソレっぽく見えるかどうか……。
資料が乏しいことをいいことに、
手持ちのプラ棒、プラ版で効率よく
作っちゃいました。
ガルパンの設定本に、チャーチルの内部イラストも
ありましたが、BT-42に比べると簡略で、
それが悩ましくもうれしくもあり。
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車体底面に合うような高さで
砲塔バスケットを作り
あらためて乗員の収まり具合を確認。
心の目で見ても、聖グロ三人娘には見えませんが、
かなりキツキツです。砲塔内のスペースを
もう少し明らかにしないと、
せっかく自作しても無駄になりそうです。
ちなみに、ダー様はなにがなんでも
正座した姿勢で乗せたいところではあります。
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手持ちの資料を見つつ、
乗員に当たりそうな内装部品から
作り出すことにします。
フィギュアを先に作ると、ぜったいに大ぶりになって、
砲塔内はがらんどうになりそうなので。
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苦手な箱組ばかり(汗)。
砲と無線機のほかは複雑な形状の
装備品はなさそうですが、やたら
箱を積んでます。アニメ劇中で描写されてる範囲+αで、
ちまちまと作りました。
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箱のフタを留めてる
バックルとベルトを、0.3mm真鍮線と
0.3mm銅板で作りました。しかし、こんな細部を
作り出してると、永遠にフィギュア作りに入れませんし、
自分の技術と道具ではどうしても無理があるので、
このくらいにしておきます。

BT-42で学んだのは、適当に作った内装でも、
フィギュアを乗せれば粗が目立たない、ということ(笑)。
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砲塔を車体にセット。
すると、着座してるシーンしかない
砲手のアッサム殿は、砲塔を切り欠いただけでは
ほとんど顔しか見えないことが判明。
せっかく作っても、これでは少し空しいかも。
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思い切って、車体も
切り欠くことにしました。
筋彫り用のPカッターを使って。
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すると、チャーチルのヘンな履帯と
キットの部品構成故に、かなり微妙。
本来、こんなに仕切りはないと思うのです。
(あるのかもしれませんが)
実車では、上下履帯の間のスペースを
各種の荷物入れにしてるようで、
写真のようにヘンな壁や隙間はないはずです。
こうなってしまってる一因は……
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車体に妙な
バルジがあるからでは、と気づきました。
おそらく電池のスペースを確保するために、
こういうカタチと部品構成になったのかと……。
実車もこうじゃないですよね!?
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バルジを切り落とし、プラ版を
貼って平面にして、外側の装甲板と
それなりにつながるようにしました。
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砲塔内に、スペースを取る
砲尾や箱をセット。
無線関係のディティールはほとんど
手つかずですが、とりあえずスペース出し。
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これなら、アッサム殿の
おみ足も見えるはず。入るように
作れるかどうかが激しく不安ですが(汗)。
上側の履帯が見えるようになったのは、
チャーチルらしくてなんだか楽しいです。
いずれ、砲弾ラックなどを想像で都合よくデッチ上げて、
アッサム殿はのぞけつつも、
前方の運転席や車体右側のがらんどうが
ばれないようにしたいと思います。
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こんな状態なので、
作り出して三日も経つのに
まだフィギュア作りに入れません(涙)。
今週末は珍しく取材の予定があって
模型三昧できないのが残念ですが(汗)、
こつこつ進めていきたいと思います。
by cyclotourist | 2016-09-29 02:38 | 模型作り | Comments(3)

【プラモ作り】継続高校BT-42 その6

こんにちは、田村です。

早いもので、左足を骨折してから
2ヶ月以上が経ちました。先日の検診で、
40kgまで荷重をかけてよいという許可をいただき、
松葉杖一本で歩くことができるようになりました。

右手で杖を抱えて、折れてない右側の足に体重を
かけるようにして歩くんですね。
やってみるまで分かりませんでしたが、
腕が疲れず、しかも左手は手ぶらになったので、
歩いたり物を持ったりがだいぶ楽になりました。
とてもうれしいです。

この調子だと、杖なしで歩けるようになったり、
自転車に乗れるようになった時は、
もう本当に快感だろうな〜と楽しみです。
骨折なんてするもんじゃありませんが、
歩けることや、物を持てることだけで
嬉しい気持ちになれるのは、それはそれで
幸せなような気がしないでもありません。

そして本日、入院中に夢見ていた模型が
ようやく完成いたしました。
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BT-42に搭乗する
継続高校の三人です。
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半月前はコレでしたからね。
我ながら作り上げることができるのか
成算はなく半信半疑でしたが、
あきらめずに手を動かし続ければ、できるってもんだ。
その時間を作れた一因が骨折ですし、
そもそも作ろうと思ったのも入院してたベッドの上でしたから、
まさに怪我の功名と言うべきでしょうか(汗)。

また、いまも毎晩、超音波を出す
骨折治療器を使ってるのですが、
これに一時間くらいかかるので、ブログを更新したり
アニメを見るのにぴったりなのです。
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フィギュア作りの最終工程となったのは、
「手首」でした。今回の三人は、
それぞれが両手で物を持っています。
ミカはカンテレ(これもガルパンで初めて知りました)、
アキは装薬、ミッコはハンドルです。
作りはじめた当初から、こうした物を持つような
ポーズを考えていたものの、最終的には
手首で帳尻がつくだろうと甘く見てました。
しかしやっぱり難しく、腕全体を調整することに。
また、手首はエポキシパテで作ったのですが、
両手を同時に作ろうとすると
いつまでも位置が決まらずキーッとなったので、
片方ずつ作ることに。硬化時間の分、時間も
かなりかかりました。そもそも、1/35スケールで
リアルな手を作ること自体が難しく、
なんとかそれっぽくなったと自分が思えるレベルに
するだけでも這う這うのテイです。
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スプレーのサーフェイサーを吹いて、
様子をみます。使ってる造形村のサーフェイサーは
ほぼ完全なつや消しなので、キズが目立ちにくいのが
利点というか、難点というか。
光沢に耐えうる表面仕上げは自分には無理なので、
基本的につや消し仕上げで済むフィギアや戦車は
助かります。
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次に白を吹きます。
隠蔽力の強い、Mr.カラーのクールホワイトを使っても、
なかなか真っ白にはなりませんが、
肌色の部分はなるべく白くなるよう、
しつこく吹き付けておきます。
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肌色を吹きました。
こうした小さいフィギュアを塗るセオリーみたいのが
分からないので(大きいフィギュアも試行錯誤ですが)、
とりあえずここまではエアブラシを使い、
ここから先は筆塗りします。
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まずは髪とジャケットを塗ってみました。
勝負どころの瞳を塗る前に、表情の印象に影響を
与えそうな箇所を塗ってみたのです。
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瞳をクールホワイトで塗ったら、
まつ毛と瞳の縁取りを0.3mmのコピックで書きます。
筆よりも狙った位置に線を書きやすいと思えるので、
とりあえずアタリとして、です。
この段階ではなんだか絶望的な
お顔になってしまって泣きたくなりますが、
くじけずにがんばります。ちなみに、肌と白目を
ラッカーで塗ってるので落とすことも可能ですが、
きれいに拭き取るのは難しいので
(クリアーを塗っておけばいいのかな?)
基本的には後でアクリルを塗り重ねることで
フォローします。
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アクリル絵の具をプラ版の切れ端に出して
ちまちま調色して瞳まわりを塗っていきます。
塗料皿くらい買えばいいのに、つい面倒で(汗)。
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塗りました。
あいかわらずヘタクソで悲しくなります。が、
似てるんじゃないか? と思い込んで納得します。
1/8でもうまく塗れないのに、1/35がうまく
塗れるはずもなく……。
ちなみに、娘が見たところ
「顔面崩壊してる」と、これまでになく
きっついコメントをいただきました(泣)。
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カンテレを塗ります。
ここは我ながら工夫したところで、
まず、180番という粗い紙ヤスリでひとこすりして、
半ば運任せに筋目を入れてから塗りました。
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いわゆる木甲板色のタンで塗った後、
アクリルの茶色を重ね、軽く綿棒でぬぐいました。
すると、筋目に茶色がほのかに残って、
なんとなく木目に見える……見えませんか?
個人的には、簡単に木材感が出せたと思ってます。
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こうした塗装後に、伸ばしランナーで
弦を再現。黒いランナーを使ったので、
塗らなくてもそれっぽく見えるかと……。
本来は10本くらいあるみたいですが、
自分の技術では無理すぎます。
これでカンテレ完成〜と喜んだのですが、
ミカに持たせる時に腕に弦がこすれてよれてしまい、
仕上がりはだいぶ情けなくなりました……。
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だいたいの塗り分けを終えた後、
アクリル絵の具やタミヤのウェザリングマスターで
陰影や色味を調整。ウェザリングマスターは、
少ないリスクで効果的に肌の色味を複雑にでき、
とても便利なアイテムですね。
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つや消しクリアーを吹いて仕上げ。
ブーツとか瞳はつやがあったほうが
いいかと思いますが、そんな表面状況にないので、
全体をつや消しにしてしまいます。
あと、左胸に「継」と書いてあるのは知ってますが、
塗りようがないので割愛します。
プラッツのフィギュアだとデカールなんでしょうね。
本当は、参考用に入手したかったところですが、
それを見たら自作する勇気が潰えそうなので(汗)、
控えてしまいました。根がビビリなんで……。
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百円玉と大きさ比較。
こんなに小さいんだから
ショボくても勘弁……という言い訳みたいな写真。
実際やっぱり小さくて、2.5倍のルーペをかけて
作業しても、自分の眼と指ではこれが今の
限界でございます。でも、
以前作った「リボン」の二人よりも、
自分比ではかなり上手にできたと思います。
特に、ミカとアキの足回りはかなり頑張ったと
自画自賛したくなるのです。
ちなみに、パンツは特に再現してません(汗)。
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乗車させると足なんて
まるで見えません(笑)。
それでも、こうして乗せることができて
我が半月に悔いなし、でございます。
ミカの頭が1mmくらい砲塔から飛び出てたり、
ミッコの頭がターレットに当たってるとかは、
言わなければ分かりますまい(汗)。
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砲塔のなかはキツキツ。
戦車の乗員は、お互いに仲がよくないと
務まらないだろうなと思ってしまいました。
少なくとも、おっさんが揉み合ってるような
状況よりはコレが素敵。アニオタとしては(汗)。
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戦車としてはそんなに大きくない
BT-42なので、フィギュアが
それなりに目立ってくれるような、
言わなければ分からないような……。
なにはともあれ、作りたい、いいな〜と思っていた
シーンを再現できてよかった、です。
もう少しどうにか……と思うところも多いのですが。

「人は失敗する生き物だからね。大切なのはそこから何を学ぶかってことさ」
(ミカ)

ですよね〜。

追記
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アキが持ってる装填棒(?)と
ニョロニョロみたいな髪留めを
忘れていたので、追加しました。
by cyclotourist | 2016-09-23 02:30 | 模型作り | Comments(8)

【プラモ作り】継続高校BT-42 その5

こんにちは、田村です。

休日は模型作りがはかどります。
いつも休日みたいなものですが(汗)。
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BT-42の製作が
ひとまず終了しました。
やっぱり、フィギュアより先に完成。
ここ三日で一気呵成に急速進行です。
勢いでいろいろイジってデッチあげたのですが、
その過程を振り返ります。
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すっかり忘れていた、
キットと劇中の相違点をそれなりに再現。
砲塔右前に貼視孔を追加します。
劇中仕様は、妙に左右対称になっています。
この位置に覗き穴があっても、
照準器があるので接眼できませんが、
自己満足のためにとりあえず再現。
マスキングテープで位置を決め、
ピンバイスで開口してからデザインナイフで
四角い穴に整形しました。
この下にある、円錐形のボルトとピストルポートも
プラ棒を削って適当に再現しました。

あとは、劇中仕様ではジャッキが外してあって
取り付け金具だけ残ってるので、それも作りました。
ほかに大きな変更点としては、左側の工具箱の
寸法違いなどもあるのですが、それは追って。
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天下のクリスティー式サスペンションを
猛烈に適当にデッチ上げました。
第二転輪だけです。そのわけは……
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車体が傾いてる状態を
再現するためです。
せっかくフィギュアを乗せるので、
戦車のほうにも躍動感を与えたいなと思った次第。
このアングルだといまいち分かりませんが、
加速してリアが沈みつつフロントが上がり、
なおかつ右にハンドルを切ってるので
車体が左に傾いてる……という状態にしました。
クリスティー式の大ストロークぶりを
見せつけるようなシーンにしたいな、と。
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このキットには、自分の苦手な
エッチングパーツが付属してますが、
曲げる治具があるので簡単に曲げ加工できます。
このあたりはさすがタミヤだけに親切だなと思ったり、
別にプラのモールドでいいじゃないかと思ったり……。
あんまり精密に再現されては、
自分が作った内装のショボさが目立つばかりです(汗)。

このように着々とキットの組み立てを進めていったのですが、
ふと思うことがありました。
クリスティー式をでっちあげて姿勢制御したあたりから
考えていたのですが、キットと劇中仕様の違いを
再現するなら、ディティールよりも重要な要素が
あるのではないかと……。

それは「時間」です。
劇中、BT-42が最初に登場した時はピカピカでしたが、
対カール戦に投入されてからのBT-42は、
その奮闘ぶりと比例して、どんどんボロくなっていきます。
特に、「クリスティー式なめんな」状態になってからは、
履帯がないのはもちろん、その直前に発生した
パーシングとの接触によって、右側面がかなり
ひしゃげており、誘導輪も紛失。汚れも加わってます。
そして、最終番の「トゥータ」の時に至ると、被弾によって
いっそうボロボロになって片輪走行してますね。

個人的には模型をあんまりボロくしたくのですが、
クリスティー式なめんな状態を再現したいなら、
右側面のダメージだけは欠かせません。
これを再現しないということは、ガンダムが五体満足で
ラストシューティングしてるようなものかもしれません。
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右側面のダメージを再現するため、
フェンダーと工具箱を0.1mmの銅板で作成。
プラスチックのままでは、ひしゃげたり歪んだりした
状態をリアルっぽく再現するのは難しいと判断しました。
(自分の経験と技術では)

前回、IV号のシュルツェンを同じように銅板で
置き換えたとき、そのダメージ加工のしやすさを
実感したので、今回にも応用することにしたのです。
一見面倒な工作のように見えますが、
薄い銅板なのでカッターで切れますし、
浅くカッターで筋を入れるとキレイに折れ曲がります。
工具箱もシンプルな形状なので、簡単な
展開図を切り出せばOK。
ただし、素材が薄い分、歪みやすいので正確な
仕上がりは自分には無理ですが、ここでは
歪ませるのが目的なので、なんの問題もないのです、たぶん。
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このように、劇中で
大きなダメージを被った部分だけを
銅板に置き換えました。本来なら、
反対側も同じように作り直したほうがいいのでしょうが、
なぜか左側は劇中でほとんどダメージを受けておらず、
キチッとしたカタチを保ってます。それを自作するのは
無理っぽいので、片側だけでお茶をにごしますのです。
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適当な棒でたたくと、
リアルに凹んでくれました。金属万歳!
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ようやく塗装に入ります。
継続さんのBT-42は迷彩塗装なので、
グラデーション塗装は必要ないかと思いましたが、
いちおう試みます。
今回は、黒一色に塗ってから立ち上げてみます。
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平面的な、光のあたりそうなところを
白で塗ります。
前回のIV号では、ものの本をパクって
白→黒のシャドー吹きを下地としましたが、
あとからシャドーを吹くとどうしても不自然になったので、
先に黒を吹いた次第です。
ただ、当然ながら全体に黒っぽくなるので、
どっちの方法がよいかはケースバイケースだと思われ。
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基本色となるグレーを吹きました。
『アーマーモデリング』誌に載っていたBT-42の
作例どおり、Mr.カラーの333番、エクストラシーグレーという
色です。こんな濃い色でいいのかと思いましたが……
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迷彩色として白(に近いグレー)を
吹き重ねていくと、いい案配に全体が
明るくなってきました。やっぱり、
紙媒体の情報は信頼できますね!?
この、もあもあに白が入り乱れてる迷彩も
難しそうだなと思ってましたが、かなり薄めて
吹いていけば、少々失敗しても目立たないので、
何度か吹き重ねていくうちに、なんとなく
それっぽい迷彩になってきました。
まあ、自分が「それっぽい」と思えるだけの
レベルではありますが(汗)。
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合間をみて、転輪も
塗り分けました。面倒なようでも、
マスキングしてエアブラシで塗装。
うまい人は筆塗りでサクッと塗り分けるのでしょうが、
こちらは急がば回れ、です。
マスキングテープをはがしたとき、すっきり
色分けできてると、けっこう快感です。
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汚し塗装は苦手ですが、
今回は挑戦します。
砂塵舞うシーンでしたので、そんな風合いを
加えたいところ。汚したいけど汚いのはイヤなので(汗)、
アクリル絵の具でサーモンピンクに近い色を作り、
ペタペタと塗ってから適当に拭き取ります。
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拭き取り後。
もとがキレイ目な色なので、
ホコリっぽさはあるけどさほど汚らしくない感じに
なったと思うのですが、どうなんでしょう……。
最近はいろんなウエザリング用の塗料があるようで、
試したいなと思いつつ、今回もアクリル絵の具で
誤摩化しました。
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こうして、ひとまず
BT-42の完成でございます。
車体側面はサーモンピンクで汚しましたが、
それ以外はオレンジ色に近い明るい茶色で
ウオッシング的に着色し、無彩色で寂しい
車体に変化をつけてみたつもりです。

結局、いわゆるカットモデルはあきらめ、
(カッコいい切断ラインを決められない。汗)
装甲板を外しているような状態にしました。
砲塔天板やハッチは部品を付けてないだけですが、
加えて砲塔側面と車体上面・前面の一部は
カットしています。
これならフィギュアもよく見えそうです。
それら装甲板の境目は、前述の茶色で
サビ色っぽく汚しつつ、なんとなくカットラインに
見えるようなアクセントにもしたつもりです。
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主役の三人娘も、
だいたいカタチになってきたような……。
エポパテを盛ってカラダのラインをジャージっぽくして、
襟や靴ひも(←無理芸)などをデッチあげました。

文字通りこっちのフィギュアが主役で、BT-42は
ジオラマ台みたいなものなので、
なんとか可愛く仕上げたいものです。
by cyclotourist | 2016-09-20 03:38 | 模型作り | Comments(2)

【プラモ作り】継続高校BT-42 その4

こんにちは、田村です。

「ラブライブ! サンシャイン!!」を見て泣きそうになったり、
(自分はヨハネ推しですかね)
「マクロスΔ」を見て手に汗を握ったりしつつ、
(やっぱりミラージュさん)
BT-42の内装をせっせと作る今日この頃。
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ようやく、ひととおりデッチあげました。
乗員のスペースが心配なほど
砲塔はみっちりメカが詰まりました。
それでは、作業を振り返ってみます。
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砲塔右側後部の砲弾ラックの素材です。
砲弾は伸ばしランナーの基部を使い、
あとはひたすらプラ版、プラパイプ、プラ棒の切り貼りです。
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砲弾、ラック、固定具とそれぞれ
色が違うので、バラバラの状態で塗ってしまいます。
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積み込み完了。
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いちばん不安だった砲の照準器。
構造が複雑で、設定資料を見ても
カタチが自分には理解しきれなかったので、
作りやすいカタチに置き換えつつデッチ上げました。

実車の資料とかあるのでしょうか……探そうとも
してませんが、あえていえば、ガルパンの場合は
そうした実車資料探しをしなくて済む(と割り切れる)のが
魅力でもあるのではと思います。
スケール物のプラモデルって、のめり込むと
作るよりも調べるほうに時間がかかってしまって、
それはそれで面白いのですが、若干本末転倒のような
気もします。けっきょく、調べれば調べるほど、
作る気力がなくなっちゃったりして……。

このあたりの葛藤も、自転車趣味と模型は似てるかも?
いじる・走る、調べる・作る、いずれも楽しい営みですが、
どちらの趣味も後者が本筋でしょうからね。
……な〜んて、とりあえず作ってる自分を弁護します。
走ることは今はできませんからね(汗)。
d0211129_2195895.jpg
でかすぎた(汗)。
いちおう、高さ15mmくらいに収めるべく作りはじめたのですが、
できあがったら1.5倍くらい大きくなってしまい、
砲塔の右前がほとんど埋まってしまいました。
しかし、手持ちの材料と技術では
作り直してもこれ以上小さくする自信がないので、
もうコレでよしとします。
こうした自作ものに挑む時は、もう少し
各種サイズの素材を用意しとくべきでした。
あと、流用できるパーツの知識と財力がほしい(汗)。
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黒く塗って軽く銀色をこすりつければ、
なんとなくソレっぽく見えます。
BT-42の砲は、元は野砲でイギリス製の骨董品とのことですが、
こうした照準器はさすがに新造したのでしょうか。
たぶん、BT-42の装備品でいちばん精密で高価そうな
代物に思われます。もしフィンランドが独自に
作ったのだとしたら、当時からかなりの技術水準が
あったのだと思われます。
日本のニコンが、こうした照準器など
光学兵器を作っていたのは有名ですが、
もしかしたら、フィンランドにもそうした優秀な
精密機器メーカーがあるのかもしれませんね。
d0211129_227145.jpg
でかすぎた照準器のせいで、
砲を俯仰させる装置がキツキツになりました。
もともとヘンな構造のようで、ハンドルからユニバーサルシャフトが
伸びてます。それっぽくデッチ上げましたが、
とても動くとは思えません(汗)。
模型だからこそ、動きそうな構造を再現したいものですが、
ちょっと自分にはオーバースキルで無理芸でしたね……。
d0211129_2323766.jpg
砲塔の内装がひと段落したので、
すでに作っておいた車体の内装を
塗装します。工作に比べると時間はかかりませんが、
デキをより大きく左右するのは塗装ではないでしょうか。
ガルパン車両でもあり、乙女にふさわしくキレイな
仕上げがいいなと思ってましたが、ふつうに
塗っただけではあまりにショボいので(しょぼい工作故に)、
薄めたアクリル絵の具で軽く汚しを入れました。
こうした汚し塗装はエナメル塗料が定番ですが、
アクリルのほうが拭き取った時に
キレイにしあがる印象です。乾くと落ちにくいですが。
d0211129_2404235.jpg
塗りました。
ガルパンの劇中シーンをあらためて見て、
それっぽく塗り分けたつもり。
戦車に乗ったことがないので分かりませんが、
実際は配線とか配管とか作動策が
もっとびっしりとあったんでしょうね。

こうして砲塔と車体の内装を作ると、
実はミッコがいちばん優秀なんじゃないかと思えました。
砲塔に乗ってる車長のミカと離れているし、
(楽器引いてるだけだし…)
どう考えても俊敏に旋回や俯仰できない砲を
命中させたのは、ミッコの操縦技術と戦術センスの
賜物ではないかと思った次第です。
d0211129_2493167.jpg
その乗員も作業を進めてます。
プラ棒+ポリパテは、作業効率がよくて
自分的にはたいへん気にいりました。
以前つくった、「リボンの武者」の二人は
真鍮線を芯にしてエポキシパテで作りましたが、
その時の苦労がうそのように、さくさくと
作業が進みます。
d0211129_2511190.jpg
サーフェイサーを塗って
表面を整えていきます。
今回は複製を考慮してないので、なるべく
一体のまま作ってます。すると、とても楽です。
複製しなくても、ヤスリ掛けの便などを考えると
分割したくなりますが、そうするとバランスが崩れたり、
その修正やカタチを見るための組み立てに
時間がかかっていたことを実感しました。
この後で、腕だけは別体にしましたが
フィギュアはなるべく分割しないで
作業を進めるのがいいんだなと、今さらながら
気づきました。
d0211129_256569.jpg
エポキシパテで
前髪を作りはじめました。
似てくれますように……と、祈るような気持ちです。
メカは分かる人にしか違いは分かりませんが、
フィギュアはウチの娘にもダメだしされますからね(汗)。
by cyclotourist | 2016-09-17 03:06 | 模型作り | Comments(4)

【プラモ作り】継続高校BT-42 その3

こんにちは、田村です。

秋雨のおかげで外出もままなりませんが
(松葉杖だと傘がさせません)
涼しい風が窓から入ってくると、
それだけで気持ちいいものです。秋に生まれたせいか、
秋はいちばん好きな季節です。

さて、BT-42は砲塔の内装再現に入って、
三日目になりました。
d0211129_12872.jpg
左側の構成要素が
ほぼ揃いました。
オタクゆえの集中力を発揮し、チマチマした作業を
飽きずに続けた結果でございます。
ちょっと仕事しつつも、一日のかなりの時間を
模型作りに費やしております(汗)。
誰得か分かりませんが、
ここ三日間の作業を振り返ってみたいと思います。
d0211129_1313755.jpg
まず、部品内側を整形。
本来は見えない内側も、
さすがタミヤというか本当にキレイなのですが、
ピンホールみたいな凹部や部品の差し込み穴、
勘合用の段差がいつくかあるので、
パテ盛りとヤスリがけで平滑に。
シートは切り落とし、後で作り直します。
ターレットにある、車体と勘合させる切り欠きを
抜くための穴も埋めておきます。
d0211129_134172.jpg
砲塔も、隅のほうにある部品から
作っていきます。まずは砲弾ラック。
プラ棒にプラ版を巻いて段差を再現したり、
穴を空けたプラ版を重ねたりして、
設定画にあるディティールを再現。
筋彫りできればベストなのですが。
自分の技術と知識と道具では無理。

このあたりで気づいたのですが、
砲塔の構成要素は入り組んでいて、
筆も入らないような箇所ばかりです。
部品を作るまではいいものの、組んだ後は
塗装できないんじゃなイカ? と思います。

インテリアがある戦車やクルマのプラモを
作った経験がほとんどないので、
手順や塗装のタイミングが分かりません。
しかも、ガルパン劇中を見ると、けっこう
細かく色分けされています。
d0211129_1412440.jpg
心理的にかなり面倒ですが、
ある程度の塗装と組み立てを
並行して進めることにしました。
塗ると、工作精度の低さが露呈されて
凹みますが、どうせよく見えないからと
割り切ります。だったら内装を作る意味はあるのかな?
とかは言わないでください(汗)。
d0211129_144252.jpg
砲塔の内面も塗って、
作っては塗り、塗ったら組んで、組んだら接着という
入り組んだ作業となります。
図面を引いてない現物合わせのため、
ある箇所を組まないと、それに隣接する
構成要素の寸法とかが出せないので、
先に進めないのです。

切削や塗装、組み立てという、それぞれ道具や
心構え(?)が異なる作業が交互に発生するので、
当然ながら進捗は遅くなるのですが、
現物合わせでは致し方ありません。
諸先輩は、内装の組み立てと塗装を
どのように進めているのか知りたいところです。
こういう段取り的な解説って、本やWebにも
あまり紹介がなくって、手探りで進めてます。
d0211129_1501458.jpg
左側後部の無線機を作ります。
苦手な箱組の出番です。
BT-42の無線機は、無線機本体の箱を
枠に乗せてるような構造なのですが、
この枠がくせ者。「口」のような形は、
いっけんプラ版を切り抜くだけに見えますが、
小さいので特に内側がガタガタになります。
このあたりは0.3mmプラ版を使ってるので、
切るのは楽なのですが、真っすぐとか直角に切れるかと言うと
また絶望的に難しく……。

そこで、辺ごとの細いプラ版を接着し、
四角形の治具(というかタダのプラ版)に
沿わせて接着して作ることにしました。
どのみち大した精度は出ませんが、少なくとも
内側の四角形をきっちり出しやすいので、
ぱっと見、ちゃんと作れているように見える気が
しないでもありません。

自分の限られた知見での「たぶん」ですが、
望む形をキレイに作るためには、その形を
分解して、自分が作りやすいように、
手持ちの道具や技術でキレイにできるように、
カタチを再構築するような手順を考えることが
大切なのだと思います。

思い起こせば、自転車のハンドメイド工房などを
取材で拝見した時も、火を噴いてロウ付けする時間よりも、
治具に部材を据え付けたり、その治具を工夫したり
してるのが印象に残りました。
プラモデルも、基本は同じなのかも知れません。
同じと思ったら怒られそうですが(汗)。
d0211129_1565585.jpg
無線機の筐体と積載用の
枠をでっちあげました。
偉そうなことを書いたわりには、
ガタガタのフニャフニャ(悲)。
d0211129_204169.jpg
筐体、枠、そして操作板を
それぞれ別々に塗装しておきます。
操作板につけるダイヤル的なものも、
大きめな物はプラ棒やプラ板切り出しで
作っておき、マスキングテープに付けから
(手では持ちようがないので)
エアブラシで塗装しておきました。
操作板とダイヤル類の色が違うので、
双方をくっ付けた後では、キレイに塗れないことが
容易に予測できたからです。
繊細なモールドもデカールも作れませんから、
自作のメリットを活かし、せめて塗り分けだけでも
すっきりと仕上げたいと思った次第。
d0211129_24315.jpg
小さなボタンは、塗装後の板に
黒いランナーを伸ばして切った
小片を接着して、ダイヤル風に。
つまり、ちゃんと塗らなくてもそれなりに
見せるという苦肉の策です。
設定画にあるダイヤル数や配置は
再現できず、半分くらいにはしょってます。
また、この無線機ラックの下にも何か箱があるのですが、
もうスペースがなくなったので無視します(汗)。
d0211129_263293.jpg
無線機が完成、したことにします。
d0211129_27953.jpg
合間に覗視孔(覗き穴)あたりの
部品を作ったりして、
なんとか砲塔左側の内装が揃ってきました。
だいぶ各部が破綻してきて、砲弾ラックが大きすぎて、
覗視孔に接眼できないだろうとか、
あるはずのピストルポートを塞いでるとか、いろいろ
やばい箇所はあるのですが……とりあえず、
砲塔を旋回させるハンドルが可愛いので気に入りました。
車格以上の大きな砲を積んでる重そうな砲塔なのに、
思いっきり手動なんですね。
ギヤボックスと思われるボルトだらけの
箱にハンドルが付いてるので、それなりの
腕力でも回るギヤ比になってるのでしょうが、その分、
旋回スピードは相当に遅かったのでは。
劇中では、アキがカラダを上下させながら
セッセと回してましたね。
旋回ハンドルは右にもあるので、本来なら
ミカも手伝わなければいけないのに……。
d0211129_2115459.jpg
ほとんど放置状態の三人娘ですが、
砲塔右側の内装を作る前に、
もう少し整えたいと思います。
内装を作り終えたらフィギュアが入らなかった……
というのでは、あまりに悲しいですからね〜。

その前にむしろ、カットモデルらしく
砲塔や車体のカットラインを決めたいのですが
(そうしないと、どこまで右面内装を作るべきかも分からない)
びびって手が動かない今日この頃です。
by cyclotourist | 2016-09-14 02:28 | 模型作り | Comments(4)

【プラモ作り】継続高校BT-42 その2

こんにちは、田村です。

娘が縁日に行きたいというので、
お供しました。この界隈では有名な、
椎名町にある長崎神社の祭礼です。

こちらは娘の保護者のつもりですが、
娘は親を介護しているつもり、というか
そのほうが実態に近いですね(汗)。
なにはともあれ、往復で3kmくらい歩き、
おそらく時速2kmくらいの鈍足ですが、
それなりに機動力を取り戻しつつある
今日この頃です。
d0211129_16181.jpg
週末は、少しは堂々と
プラモ作りに取り組むことができます。
内装を作る……というと大層な荒行のようですが、
実際はプラ板やプラ棒をちまちま切ったり貼ったりの
単純作業の連続です。
イラストレーターがあれば簡単な図面を
書きたいところですが、いまの自分のMacには
入ってないので、完全に現物合わせのデッチあげです。
コツとしては、場所的に動かしようがない部品や
位置が確定しやすい端っこから作っていき、
できた部品に合わせて、だんだんと各部を作ることで、
スペース的に破綻しないように気をつけることでしょうか。
今回は、まずハンドル周りから始めて、
徐々に後ろのほうを作っていくことにしました。
写真に写ってるパンチ板みたいのは
座席の後ろに置かれた砲弾ラックを
構成するプラ版です。こういうのって、
プラ版を所定の大きさに切ってから穴を空けるのではなく、
穴を空けてから切り出したほうが、強度や
寸法的に楽ですね。後から気づいたのですが(汗)。
なお、ハンドルの輪っかは真鍮線を適当な
丸棒に押し当てて曲げたのですが、
写真でわかるとおり小さすぎたので、
あとで作り直しました。
これが固定されてるとフィギュアが入らないので、
実車同様に取り外せるようにしてます。
d0211129_1153047.jpg
砲弾ラックに入れる砲弾を
作ります。こうした円錐形を作るのは
工具と技術が乏しい自分には難しいのですが、
ふとひらめいて、いわゆる伸ばしランナーの
基部を使うことにしました。ふつうは、熱して細く伸ばして、
その細くした部分を使うのですが、今回は逆。
いつもなら捨てる場所を使うわけです。
ただし、形状が一定しないので、
「どうせあんまり見えないから」と
割り切った工作方法ではあります。
d0211129_1181689.jpg
BT-42は114mm砲なので、
縮尺スケールの35で割るとだいたい3mm。
3mmプラ棒を熱して切って、せっせと作りました。
かなり形がバラバラです(汗)。
このあたりは、組んだ後には塗れないんじゃないかと
気づいたので、塗装しておきます。
d0211129_120437.jpg
手持ちのメタルブラックで塗ったら、
まるで鉛筆の芯みたい。
本当はどんな色なんでしょうね。
一般的な戦車砲弾は薬莢と一体で、
その部分が真鍮色でカッコよかったりするのですが、
劇中でもわかるとおり、BT-42は分離装薬らしいです。
d0211129_124884.jpg
とりあえず砲弾ラック完成。
d0211129_124315.jpg
砲弾ラックの後ろにある
箱を作ります。
ガルパン設定では装薬が入ってるとか。

CV33の時も痛感したのですが、こうした
箱組が意外と難しいのです。同じ寸法で
プラ版を切り出すという、一見簡単そうな
作業が自分には難しく……。
d0211129_1275848.jpg
この週末はフィギュアをほったらかして、
車体の内装作りに専念。おかげで、
なんとか主要な部品ができ、それっぽく
車内が埋まりました。
もちろんエンジン室は作りません。というか
作れません。幸い、ガルパンでは仕切りに
カーテンが付いてるので、戦闘室から
見えることはありません。
d0211129_1303084.jpg
計器盤が大きすぎましたが、
作り直すよりも先に進みたいので、
とりあえず許します。
d0211129_1323823.jpg
いくら装甲で守られてるとはいえ、
弾薬に囲まれて乗るのは怖いですね……。
d0211129_1334466.jpg
砲塔内の砲手(つまりアキ)は、
このように箱の上に立つことになります。
砲塔と一緒に回るバスケットがないので、
さぞ不便だったことでしょう。やっぱり自走砲なので、
本当は移動目標を狙うとか、瞬時に攻撃するとかは
考えられてないんでしょうね。

こうした仕組みが直感的に想像できるのが、
模型作りの醍醐味ではあります。
ガルパンにおいても、模型を作ることで
あらためて登場人物たちの活躍ぶりや苦労が
忍ばれるようになりました。
大洗へ行く舞台訪問と同じように、
模型作りも映像作品と自分との
シンクロ率を上げる営みのようです。

次は砲塔に取りかかります。
車体以上に複雑な内装ですが、
それなりに再現したいなと思います。
by cyclotourist | 2016-09-12 01:46 | 模型作り | Comments(2)

【プラモ作り】継続高校BT-42 その1

こんにちは、田村です。

欲しかったのに買い逃していた
プラモデルをようやく手に入れたので、
さっそく作りたいと思います。
d0211129_1313832.jpg
タミヤ1/35スケールのBT-42。
劇場版公開後から品薄だった本キットですが
最近になって再販されたようです。
フィンランド軍の自走砲ですが、
もはやガルパン劇場版に搭乗した継続高校が
使っていた戦車、といったほうが超有名ですね。
というよりもむしろ、ガルパン劇場版を見るまで、
自分はこのBT-42という車両を知りませんでした(汗)。
ベースになっているのは、ソ連軍のBT-7で、
ノモハン事件とかで名前が出てくる快速戦車ですが、
フィンランド軍が鹵獲、信じられないような大口径砲を
無理やり載せたものだそうです。
タミヤもまさか、アニメの影響で売れるとは
思わなかったマニアックな車両でしょう。
というかむしろ、よくキット化していたものです。
d0211129_137192.jpg
キットには、実車の戦歴など
詳細な解説とカラーの実車写真資料が付属します。
こうしたプラモデルの説明書に載ってる解説で、
今はおじさんの男子は、戦車とか飛行機とか艦船に
だんだん詳しくなったものです。
d0211129_1401674.jpg
新しい模型を作る時の儀式として、
机の手前にビニール袋を貼付けます。
この位置に付けると、削りかすやらなんやらを
片付けるのが非常に便利なのです。
この中に部品を落とすと面倒なことになりますが、
もはや数ヶ月掃除してない(できないんすよ)
床の上に落とすよりは平和裏に物事が解決します。
d0211129_143881.jpg
とても腰高に感じられる車体です。
寸法は1/48のティーガーくらいで、
決して大きな戦車ではありません。
戦車のプラモというと、バスタブ式のシャシーが一般的ですが、
これは側板と底板が別々。しかしそこはさすがタミヤで、
きっちりと精度高く勘合してくれます。
とりあえず、マスキングテープで仮止めして様子を見ます。
d0211129_1465135.jpg
砲塔を乗せてみました。
車体の寸法と不釣り合いなほど巨大な砲塔です。
砲塔式の自走砲はこんな頭でっかちな車両が多いですが、
これは極端。模型としてもアニメでも面白いですが、
鹵獲車両をここまで大改造して実戦投入するというのが、
当時のフィンランドがおかれた厳しい状況を
雄弁に物語ってるのかと……。
ロシアが近い国はたいへんです。
日本も近いわけですが……。
このBT-42付属のフィギュアは妙にドスが利いていて、
フィンランド軍の底力というか
「なめんじゃねえ」という気迫を表現しているような。
d0211129_1575449.jpg
もちろん、継続高校の三人娘を
再現したいと思います。プラッツから
同フィギュアが発売されてますが、せっかくなら
自分の好きなポーズで作り、きっちりBT-42に
乗るようにしたいと思いました。
設定イラストを1/35大にプリントしたものと、
付属のフィギュアを参考に拙い絵を描き、
作る大きさや各部のバランスなどを確かめていきます。
d0211129_202318.jpg
2mmのプラ棒をライターであぶって曲げ、
芯を作っていきます。この方法は、
前作の西住姉妹で試したのですが、
思いのほか作業を進めやすかったので、
今回も踏襲したいと思います。
胴体の芯は、背骨のカーブとはちょっと違い、
胸のふくらみというか上体のソリを意識した
カーブに曲げていきます。
d0211129_22386.jpg
手足も同様に。
針金を芯に使う方法に比べると、
ポーズをとらせる際に手間がかかりますし、
微妙な調整もやりづらいのですが、
金属製の芯は後の加工で邪魔になりがちなので、
プラ棒という削れる素材を芯にするのです。
d0211129_243984.jpg
ミカ、アキ、ミッコとなる(はず……)
芯ができました。
島田愛里寿のお姉さん疑惑もあるミカは、
左足をぐっと上げた座りポーズで、
最終的にはカンテレを持たせます。
ちょっと難しいポーズですが、座っていても
おみ足が見えるお得なポーズだと思います(汗)。

砲手のアキはミカへの突っ込み役にふさわしく(?)、
装填しながら少しミカを気にしてるような
ポーズにしたいと思います。

操縦士のミッコは、ハンドルを握って
右に大きく切ってるようなポーズにしたいと思います。
劇中では「クリスティー式なめんなよ〜」という、
ある意味インパクト絶大のセリフだけを
発している彼女。操縦席に座っていながらも、
なるべく動きを与えたいところです。
ハンドルを握らせるということは、
BT-42を履帯なしの状態にしなければ
なりません。ちょっと残念ですが、やむを得ません。
d0211129_2114530.jpg
乗りそうです。
プラ棒の白と焦げ色のせいで
妙に骸骨っぽいので、とっととパテを盛ります。
こちらも、前回同様にポリパテを使います。
d0211129_2125821.jpg
何回か盛りと削りを繰り返し、
徐々にそれっぽいスタイルを
模索していきます。まだポーズは変わりそうですが、
芯がプラ棒なので、切ったり接着したリが
やりやすいのです。
d0211129_2141468.jpg
時々、プラモに乗せてみては、
乗らないとか、入らないとか、
破綻する状態になってないか確かめます。

我ながらまた大変な作業に入ってしまったな……と
半ば途方にくれつつも、ちょっとずつカタチに
なってくるのはうれしいものです。

このBT-42+継続三姉妹のセットは、これも前回同様に
入院中から作りたいなあと夢想していたテーマで
(ガルパン好きなモデラーなら誰もが思うでしょうが)
ようやく着手できて、それだけでうれしいです。
あのヒマな入院中、こんなことばかり考えていました。
最終的には、フィギュアがよく見えるように
カットモデルにしたいなあ……とか。

いましばらくは満足に歩くこともできないので、
それなりにできる仕事をこなしつつ、
模型を作るために生きてるような日々を
こっそり過ごしたいと思います。
妻の逆鱗をかわしながら……。
d0211129_221185.jpg
そんなわけで、内装も
作りはじめました。
やっぱり作りたくなりますよね!?

いよいよ完成が怪しくなる取り組みですが、
足が治る頃までにはなんとか
したいな〜と思っております。
by cyclotourist | 2016-09-11 02:36 | 模型作り | Comments(4)

【プラモ作り】1/48 IV号&ティーガー その5

こんにちは、田村です。

連日のブログ更新で恐縮です。
模型作りは……もしかしたらサイクリングも
そうかもしれませんが、終盤が近づくと
気が急いてしまい、早く終わらせて
ほっとしたくなります。
そんなわけで、ガルパン劇場版の
最終シーン(ちょっと手前)のジオラマを
完成させました。
d0211129_23345044.jpg
ドドド〜っと、
富士山みたいなアトラクションを
下るIV号とティーガーです。

「おねえちゃん、下りきったら空砲だよ」
「本当にだいじょうぶか?」
「だいじょうぶ。後ろも装甲あるから」
「IV号は薄いぞ」
「衝撃には耐えられる」
「そもそも、空砲で加速するのか?」
「だいじょうぶ。これで決めます」
「いや、履帯の抵抗などを考えると……」
「だいじょうぶ。これが私の戦車道」
「……黒森峰に帰ってこい」

妄想がはかどります(汗)。
入院中に作ろうと思ったシーンを
ようやく再現したのですが、ベースの
仕上げで数々の未熟っぷりを露呈しました。
d0211129_23425386.jpg
スタイロフォームで階段などの
基本地形を作ったまではいいものの、
周囲に流した石膏が、枠のプラ版と
くっつきません。当然といえば当然なのですが、
そこで衝動的にポリパテを周囲に盛ったのですが、
スタイロフォームが浸食されました(汗)。
そのうちポリパテが硬化するので、
溶ける範囲は限定的でしたが……。
d0211129_23455150.jpg
ベース色を塗りました。
が、ラッカー系の塗料を使ったため、
またもやジュクジュクとスタイロフォームが
浸食されます。さすがにポリパテで懲りていて、
事前にラッカー塗料を不要なスタイロフォームに
塗って、浸食がほとんどないことを確認したのですが、
実際のジオラマベースにベタベタと大量に塗っていくと、
階段の縦方向(踏み板じゃないほう)だけが
溶けていき……
d0211129_23481292.jpg
なんだか今にも
踏み板が抜けそうな廃墟同然に……。
これでは、ガルパン最終シーンというよりも、
凄惨なスターリングラード攻防戦みたい。
d0211129_23504291.jpg
激しく溶けた箇所は
エポキシパテで埋めました。
こんな用途なら紙粘土とかで十分だと
思われるのですが、手元にエポパテしかなく……。
ああもったいない。
d0211129_23515243.jpg
タミヤの情景テクスチャーペイントという
塗料を階段周りに塗りました。
セラミック粒子が入っているというジオラマ用の
メイクアップ剤で、自然な風合いが出るらしいです。
d0211129_23533041.jpg
こんどこそ懲りたので、水性の
アクリル絵の具で最終的に着色しました。
劇中シーンの描写をPCで見ながら、
明るい灰色に青を混ぜたような色で
全体を塗りたくりました。
灰色だけだとマジな市街戦に見えそうなので、
なるべく青みや白っぽさを出したいと思ったのですが、
あんまりうまくいきませんね……。
やっぱり、パテや塗料の浸食でベースが溶け、
それによってスッキリした平面が出なくなったのが
痛いですね。しかしまあ現状をヨシとするのが
自分のポリシーなので(汗)、さっそく戦車を
載せたいと思います。
d0211129_2359537.jpg
完成です。
ベースの枠は、手元にあった
ジャーマングレーの缶スプレーで塗りました。
本当は真鍮板かなにかに文字を入れて、
「お姉ちゃんと一緒♡」とか
ベースに銘板を付けたいところですが、思いとどまりました。
d0211129_0032100.jpg
戦車が縦にならび、
地形の高低差がこれだけあるという
ジオラマはリアルでは難しいかも。
アニメならではの構図といえるかもしれません。
d0211129_02940.jpg
デキはともかく、360度から
好きなアングルで眺められるのが
模型の醍醐味ですね。
後ろに青い紙を置いて接写すると、
けっこう特撮っぽくなって楽しい。
d0211129_025074.jpg
まほのアングル。
「私が打って、白旗が出たらどうしよう……」
友軍相撃でバッドエンドにならなくてよかったです。
d0211129_045315.jpg
転輪の位置を変えて履帯を波打たせましたが、
実はベースの形状と合ってません(汗)。
それでもまあ、何もしないよりは
変化がついたとは言えるのではないでしょうか。
d0211129_0738.jpg
こんな感じで、プラモ、フィギュア、ベースと
三位一体の模型作りはひとまず終了。
入院中の夢計画をカタチにできて
それなりに満足です。

ちなみに、このジオラマを見た娘は、
「おお〜。……みぽたんの背中にあんこうがない!」と、
一目で突っ込みどころを見つけました(汗)。

なにはともあれ、ガルパンは模型好きには
たまらないコンテンツですね。
次もきっと、ガルパン戦車を作りそうです。
by cyclotourist | 2016-09-08 00:24 | ひまつぶし | Comments(6)

【プラモ作り】1/48 IV号&ティーガー その4

こんにちは、田村です。

本日は骨折の検診に行ってきました。
まずレントゲンを撮ってもらうのですが、
それを見た医師のコメントは
「変わってないですね」。
なんだよそれ〜と思いましたが、
埋め込まれたプレートやナットの状態が
変わってない、おかしくなってないのを確かめるのが、
検診のひとつの目的らしいです。
骨自体は、そうすぐ顕著に付いたりはしないそうで、
レントゲン写真を見ると、
素人目にもまだはっきりと折れ目が見えました。

それでも、本日から荷重を与える許可が出ました。
20kgはいい、とのこと。
検診後、リハビリ室に赴き、体重計に乗って
20kgの荷重がどのくらいかというレクチャーと、
その状態での松葉杖での歩き方を教わりました。

まったく久しぶりにかかとを地面に着けて歩くことができ、
左足が再び役に立ちはじめました。
20kgというと、松葉杖に体重を分散しつつ、
かなりそっと荷重する程度ですが、
それでも腕の負担が減りました。
速度は遅いままですが、
歩くのがだいぶ楽になった印象。
通勤がないので引きこもり状態ですが、
これからは積極的に散歩なども
したいなあと考えております。

さて、病院から戻ったら、
さっそく西住姉妹の仕上げに取りかかりました。
d0211129_2572853.jpg
肩と肘の角度を変更して
よりキューポラに深く入るようにしつつ、
手首も作り直しました。
ルーペや写真で見ると粗が非常に目立ちますが、
肉眼ではもはやよく見えない小ささなので、
サーフェイサーを塗ってから塗装に入ります。
d0211129_301234.jpg
まずは肌色を塗装。
これは戦車プラモと同じ、いわゆる
ラッカー系塗料で塗りましたが、
ここから先は、アクリルガッシュで
塗っていくことにします。
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瞳を再現しました。
眼の大きさの白を塗ってから、
0.3mmのコピックでまつ毛などの
黒線を書き込み、筆で茶色を置いて
虹彩を再現。ルーペをしていても眼が限界で、
これ以上は今の自分では塗りようがありません。
カタチを作ってる時は、みほのほうが
比較的よくできたなあと思ってましたが、
塗り出すと、まほのほうがそれっぽいような
感じもします。
眉毛は二人とも逆八の字に書き込み、
ラストシーンの緊張感ある表情を意識したのですが、
どうなんでしょうね……。
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髪や服を塗っていきます。
アクリルガッシュのチューブから
適当な色をプラ版の切れ端に出しておき、
面相筆で調色しながらペタペタ塗りました。
モールドがしょぼいぶん、各部の色味を少しずつ
変えながら、立体感を強調します。
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アクリルガッシュは隠蔽力が
非常に高いので、白だろうと赤だろうと
ほとんどひと塗りで発色するのがありがたいところ。
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塗装終了。
ものの本を読んだりすると、戦車フィギュアの
塗装も進化していて、超絶的な技法が披露されてますが
(手の甲に青い静脈を再現したりとか!)
そんな技術は一朝一夕にトレースできません(泣)。
筆塗りがヘタなのでかなりムラムラになりましたが、
今はこれが精一杯。
小中学生や高校生のころ、さんざん戦車プラモを作りましたが、
(それらはどこに行ったんだろう……)
当時はほとんど付属フィギュアを乗せなかったので、
あんまり塗った経験がないんですよね……。
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小さいんです。
今時、タバコと比較するのも
どうかとは思いますが(汗)。
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早速、乗車してもらいます。
砲塔右側のあんこうマークは
左右反転したものを貼り直しました(汗)。
みほ殿は、意気込んで前進するシーンにふさわしくと
やや前屈みの姿勢で接着。
「おねえちゃん、コンビネーションで行こう!」
劇中、いざというシーンで「おねえちゃん」と呼ぶところが、
姉への尊敬と信頼を感じさせましたね。
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「わかった」
頼もしいまほ姉さんは、やっぱり黒森峰のタンクジャケットが
カッコいいですね。先日は水着姿で作っちゃいましたが、
いつかタンクジャケット姿も1/8で作りたいところ。
ティーガーは車体が大きい分、
キューポラが窮屈に感じます。
作ったフィギュアが大きすぎるのが
原因なんでしょうが……。

こうして、初の1/48スケールフィギュアの
製作はひとまず完了。
残すは、これらを設置するジオラマベースの
製作です。
これがまた苦戦中なのですが、
またあらためてリポートしたいと思います。
やっぱり、戦車とセットにできる
フィギュアは作りがいがありますね。
by cyclotourist | 2016-09-07 03:43 | ひまつぶし | Comments(6)

【プラモ作り】1/48 IV号&ティーガー その3

こんにちは、田村です。

西住姉妹のフィギュアに目処がついたので
(妥協したとも言う)
今度はIV号とティーガーを進めます。
自作とプラモ、交互に作ると
気分が変わって新鮮です。

IV号とティーガーとも、ガルパン仕様に
近づける改修を終えていましたが、
もうひとつ、いじりたいところがあったのです。
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最終的に、こうしたいわけですが、
ポンと置いただけでは接地感が
乏しく、文字通り置いたように見えます。
劇中どおり、ガーッと下ってるように見せたいわけで……
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そこで、このように
転輪が上下して、地面に接してる履帯が
波打っているようにしてみました。
本来なら、サスペンションアームの角度変更など
大規模で面倒な加工が必要になるところですが……
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ばっさりと、転輪の車軸を
切り落として履帯を曲げただけ(汗)。
ジオラマに接地するのでサスペンションは
ほとんど完全に見えませんから、こうしていくつかの
転輪の位置をフリーにして、履帯に接着しました。
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IV号は履帯と転輪を一体に。
ティーガーのほうは、千鳥格子状に
組んでしまうとリムゴムが塗れなくなってしまうので、
面倒ですがひとつずつ塗ることに。
家にあった竹串をぜんぶかっぱらって、
塗装開始。まずはすべてをジャーマングレーで塗り、
それをリムゴムと履帯のベース色としました。
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ティーガーの転輪は、ひとつずつ
サークルカッターで切ったマスキングテープを貼って、
リムゴムを隠して本体色の塗装に備えます。
面倒なようで、まあ実際に面倒なんですが、
内側にくる転輪は片側しかマスキングしなかったりして、
けっこう手を抜いてます。

さて、まほティーガーの車体色は比較的明るい
ダークイエロー的な色合い。一方のIV号H型仕様は
錆び止め塗装のような暗い色合いです。
そこで、両者で塗装方法を変えてみようと思いました。
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ティーガーは、まずレッドブラウンで
全体を塗装。これが影色となります。
入院中にさんざん読んでいた『アーマーモデリング』誌で
紹介されていた塗装手順です。
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車体色を調合しますが、
けっこう複雑な色味のようで、印刷物や
モニタで見る、まほティーガーのイメージに
近づけるのがなかなか難しく……。うっかりすると
生のダークイエローで塗っちゃいそうですが、
それよりは赤みが強く、迫力を感じさせる色味です。そこで、
ダークイエローにサンディブラウン、ウッドブラウン、
そして白をまぜたり黒をまぜたりして、試行錯誤。
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写真ではずいぶんと寒色っぽく見えますが、
肉眼ではもう少し赤みも感じます。
苦心して作った車体色を、
かなり薄めて吹き付け。凹部やエッジに下地色を残すように
吹き付けていきました。
フリーハンドで吹いたので適当ですが、本来は、
面ごとにマスキングして、明暗をちゃんと再現すべき
なのでしょうか。
それでも、なんとなく立体感が演出されて、
自己満足できるレベルにはなりました。
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IV号は塗装前に履帯の摺動を
再現してみましたが、
ティーガーは塗装後に。
こちらは複数の転輪を同じ軸に通して組む必要があるので、
車体の軸をペンチで切り落とした後に
(このキットはシャーシがダイキャスト製)
プラ棒を接着、サス沈み込みをなんちゃって再現。
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転輪と履帯をセットし(けっこう大変)
両者を瞬間接着剤で強引に接着。
マスキングテープやスタイロフォームの切れっ端を
利用してカタチを保持させ、しばし放置。
IV号に浮気します。
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こちらの下地は、白に近いグレーで
全面を塗ってから、凹部やエッジを
ジャーマングレーで細吹き。ティーガーとは逆に、
下地で陰影を準備しておくわけです。
これは、BW塗装法とか言われてるようで、
アーマーモデリング誌で知ってから、
試してみたいなあと思っていたのです。
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IV号の車体色も不思議な色味ですが、
艦底色にダークイエローや白を
混ぜて調色しました。こっちのほうが、
イメージに近い色をすんなり作ることができました。

最近はさんざん塗装もしてきたので
(おもにフィギュアですが)
手持ちの塗料もそこそこ揃っており、
今回は一色も塗料を買ってません(汗)。
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車体色の基本的な塗装が
終了したIV号とティーガー。
下地の塗り方がそれぞれで違ったので、両車で
雰囲気が違いすぎると困るなあと思ってましたが、
意外と統一感があるような……。
車体色の明度によって、下地の塗り方を
変えるのは有効ですね。
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戦車プラモで面倒なのが、
こうした車外装備品の塗り分けす。
ティーガーはCGのカロリーを減らすためか
装備品がほとんどありませんが、
IV号のほうはいっぱい積んでます。
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金属部は黒く塗ってから
銀色をエッジにこすりつけ、
木製部はタンで塗ってから、
アクリルのブラウンをぺたぺたと。
このあたりは筆塗りですが、エアブラシより
手間はかかるものの、シンプルな道具で手を動かすのは
けっこう楽しいものですね。
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車体に接着。
接着剤がはみ出たりしてウッとなりますが、
塗り方からして車体色はレタッチが難しいので、
まあ適当に。ちなみに、写真のシャベルは、
キット指定とガルパン仕様では前後が逆です。
我ながらよく分かってる感が出て、自己満足(笑)。
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大戦中の戦車らしい装い。
日曜大工がこなせそうな工具類です。
現用戦車はこうした車外装備品が
あんまり付いてませんが、どっかに
内蔵しているんでしょうかね。
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さて、フィギュアと並んで
ガルパン仕様の難関である
マーク作りに挑戦したいと思います。
だいぶ前に買っておいた、デカール用の
プリント用紙を発掘しましたが、ベース紙がクリアでした。
インクジェットプリンタは白が打てないので、
白地の用紙じゃないと使い物にならないかと……。
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思い切ってというか割り切ってというか、
普通紙にプリントしたマークを、
カッターで切り抜いてスプレー糊で貼るという
荒技に出てみました(汗)。
自分でもなんだかなあと思いましたが、
意外と不自然じゃない!? へたなシール用紙を使うより、
普通紙のほうが薄いですし、切断面を黒く塗れば、
意外と段差も目立ちません。
なんといっても、何枚プリントしても苦になりません。
カッターで切り抜くのは面倒ですが……。
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ディティールに追随するような
貼り方はできないので、該当箇所の
ボルトはあっさりと削り落としました。
この割り切りというか適当さが、模型作りにおける
自分のモチベーション維持方法であり、限界でも
あるなあ〜と、自覚はしております。
こだわりがソコソコまでなんですよね(汗)。
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軽くスミ入れして、
両車ともひとまず完成。
この二台が揃うだけで胸が高鳴ります。
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1/48スケールなので、IVのほうは
ほとんど手のひらサイズ。
この小ささで十分な精密感を見せるとは
さすがタミヤだなあとあらためて思います。
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シュルツェンが半減してたりするので、
妙に歴戦のツワモノ感を出してますね。
ちょうどシュルツェンがない箇所に
自作したエアクリーナーとアンテナケースが見えるので、
うれしく思いつつも、もっとマジで作るべきだったと軽く後悔も。
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ティーガーはさすがの迫力。
海の大和、空のゼロ戦、そして陸のティーガーが
プラモデルの大鉄板ですが、やっぱり文句なしに
カッコよくて強そうです。
車体側面とフェンダーは、劇中での
ダメージをなんとなく再現しております。
履帯の下側が波打ってるので、平面に
置くとちょっとヘンではありますが(汗)。
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車外装備品をほとんど
外した状態ですので、
ずいぶんとすっきりした印象。
本当は、もうちょっと汚しや塗装表現に
こだわると迫力が増しそうですが、ガルパン劇中では
そうした描写がされないので、キレイ目に
仕上げたいと思いました。
それなりに自分のイメージどおりになったので、
満足満足。

この勢いで、フィギュアとジオラマベースの
完成まで突貫したいと思います!
by cyclotourist | 2016-09-06 03:06 | ひまつぶし | Comments(7)