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シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

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バイクパッカー実践

こんにちは、田村です。

モノ頼みの物欲オジさんにも
春がやってきました。
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新しい自転車と新しいバッグが可能にする、
「バイクパッキング」という
新しいキャンプツーリングのスタイル。

アピデュラのバッグにキャンプ道具一式を積載し、
近場を10kmほど怪しく走ってみたのですが、
さすがに大型サドルバッグは揺れますね。
発進時や立ち漕ぎ時は気になります。そこで……
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サドルバッグが当たるシートステー部に
ゴムを巻いてみました。
タイヤからはがしたトレッドゴムです。
(モノによっては、はがしやすい)
これによってサドルバッグがズレにくくなり、
揺れをかなり抑えることができました。
見た目的にはアレですが、とりあえずヨシとします。

しかし、時あたかも小学校は春休み。
娘が家でゴロゴロしている今日この頃です。
妻も(妻「が」?)働いているので、プチニートの自分は
子守りを厳命されていたのですが、
「お願い、一泊だけ。二日目はなるはやで帰るから」と
泣訴哀願して外出許可をもらい、
いそいそと出かけてまいりました。

積載したキャンプ道具は前回のブログどおりです。
冬用のシュラフが見つかったので、
それだけ詰め替えました。
もちろん、リュックは使わず、すべての荷物は
アピデュラの各バッグとジャージのポケットに収納。
総重量15kg少々に収まった
バイクパッカーの小さな旅がはじまるのです。
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めざしたのは、またも大洗(汗)。
今回は筑波を経由してみます。
不動峠、風返峠、道祖神峠という
筑波の三大峠(?)を盛り込んだ野心的な160kmコースです。
いずれも300〜400m程度の峠ですが、
従来のキャンプツーリングなら絶対に
走ろうと思わなかったコースです。
そもそも、自宅から自走でキャンプツーリングするのは
二十年ぶりです(たぶん)。
最近も年に一、二回はキャンプしてましたが、
いずれも輪行スタート。
あの重装備で都市部を走るのはイヤですからね。
もっとも、その輪行も従来スタイルでは
超大変だったわけですが。
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草加まで北上してから東へ。
三郷のあたりで江戸川を越えます。
菜の花の香にむせます。
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新大利根橋を渡り、
茨城県に入ります。
向かい風基調であまりペースは上がりませんが、
春らしい穏やかな気候です。
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とある学園都市を突っ切ると、
筑波山がくっきり見えてきました。
これまで、こうした交通量がある道をキャンピングで
走るのは非常に緊張しました。
左右に張り出したサイドバッグが気になりますし、
路面のちょっとした凹凸にハンドルが取られがちです。

しかし、今回のバイクパッカースタイルだと、
左右への張り出しがないため、いつもと
ほとんど同じ感覚で走ることができます。
発進時に、ギヤが少し重い印象があるくらい。
15kgていどの重量は、日帰り装備のランドナーと
だいたい同じくらいですから、
ロードらしい軽快感は薄れるものの、
走りづらいということはまったくありません。
自分がキャンプツーリングしているんだということを
忘れてしまうくらいです(笑)。
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つくばりんりんロードを経由して、
どんどん筑波山に近づきます。
廃線跡の自転車道路は気持ちがいいですね。
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北条の街から峠路に入ります。
平日なのにロード乗りがちらほら。
勾配6〜8%くらいを淡々と登ります。
坂だから汗もかきますが、ギヤが足りないということはなく、
それなりにスイスイと進んでいくことができます。
従来型キャンピングだと、フロントトリプルのお世話に
なったものですが、36×28Tで十分に進みます。
ときおりダンシングを交えても、いやなバッグの揺れや
フレームのたわみは感じません。

キャンピングこそ、実はフレーム剛性が重要なので、
CAAD12のような高剛性アルミフレームが
ふさわしいのかもしれません。
こんなレーサーをキャンピングとして使ってるのは
我ながらなんだかなあ〜とも思いますが(汗)
相性はバツグンです。
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不動峠で道が分岐します。
北上する道に入って風返峠へ向かいます。
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風返峠についたのは13時すぎ。
現地標識だと「し」の送り字が入るんですね。
自宅を7時前には出て、
ようやく走行距離は100kmほど。
重さはさほど苦になりませんが、弱い向かい風のせいで
だいぶ時間がかかってしまいました。
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転げ落ちるような激坂を
ディスクブレーキに感謝しつつ下り、
石岡側のふもとに出ます。
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展望が広がる区間も。
北関東らしいのびのびした景観です。
直線的な下りになると、自分でも時速50kmは
出てしまいますが、走りは安定感を失いません。
荷物の分散搭載でバランスがよい効果か、高速でも
不安はありませんでした。
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セイコーマートを見つけて休憩。
思わず例の豚丼を食べてしまったのですが、
さすがに時間が気になります。17時までが、
大洗キャンプ場の受付時間なのです。

そこで、道祖神峠は割愛し、国道6号に出て
とっとと大洗へ向かうことにしました。
走行距離は減りませんが、獲得標高が減るので同じことです。
珍しく身の丈にあった冷静な判断が出来ました。
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傾き出す日差しに少し焦りながら、
せっせとペダルを回します。
自分と自転車の影を見て、そういえばキャンプ道具積んでんだなと
思い出すくらい、もう違和感がありません。
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向かい風成分が強く、
涸沼にもさざ波が立ってます。
走り心地にはすっかり慣れましたが、
バッグが推進力を発揮するわけではないので
(なんかバーニアとか補助ロケットっぽいですが。笑)
やっぱり疲れてきます。たかが150km、とか
思いそうになるときもありますが、やっぱり100km以上は
立派なロングライドです。ワタクシごときが疲れるのは
当たり前でしょう。
「大洗に帰ろう、大洗に帰ろう……」と
心の中でつぶやきながら、トボトボ進みます。
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16時20分くらい、
ようやく帰ってきました(笑)。
10日ぶりの大洗です。
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大洗磯前神社の裏手にある
大洗キャンプ場へ。予約不要と聞いてましたので、
居合わせた管理棟のおじさんに
「今晩よろしく〜」と声をおかけすると
「明日は休みなんで、今日は泊まれないよ」と
衝撃の事実。今日は火曜日。水曜日が休場日とのこと。

我ながら、う・か・つ。

聞けばビーチのほうにもキャンプ場があるとのことで、
電話番号を教えてもらい、さっそく電話。
そちらの大洗サンビーチキャンプ場も
17時まで受け付けてるそうで、あと20分……。

電話、誰も出ないし〜。
「近いから、行ってみれば大丈夫だよ」とのこと。
その言葉を信じたいので信じて、
再びマリンタワー沿いの道に出て、サンビーチへ。
国道51号の下、「潮騒の湯」の奥にある
大洗サンビーチキャンプ場へ滑り込みます。
17時まであと数分、間に合った……
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「本日の業務は終了しました」
無情な札が下がる管理棟……。
受付は16時までだとか。
ここまで来て、輪行で日帰りとか悲しすぎるし、
さりとて、この歳でガチのステルスキャンプも
ためらわれるし、うっかりブログにも書けません。

ふと、終了札を見ると、管理人さんの携帯番号が
書いてありました。
一縷の望みをたくし、プルプルと電話すると
「……はい」
「管理人さん好きじゃ〜、じゃなくて、キャンプさせてください!
お金は明日払いますから、お願いします、お願いします!」
「……いいですよ」
 やった。
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松林のなかの
海を見下ろすキレイなキャンプサイトです。
さっそくバッグから装備を取り出し、
設営します。
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自立型のテントなので、
ものの2分もあれば完成します。
アライテントのトレックライズ0という定番モデルです。
もう7、8年くらい、とても満足して使ってます。
1300gくらいあり、今はもっと軽いのもあるみたいですが、
自立式、ダブルウォール(フライがある)、長辺に入り口、
インナーがメッシュじゃない、という自分の希望を
満たしているテントは他に見当たりません。
知ってたら教えてください。

なにはともあれ、マットやシュラフ、火器を放り込んでひと段落。
まさに「帰ってきた」感が湧いてきて安心です。
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「潮騒の湯」に入ってサッパリ。
劇場版のサービスシーン(?)を思い出しますね。
洗い場でも「ダー様が……」「プラウダの……」とか、
ガルパンおじさんたちの会話が飛び交ってました(笑)。
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ウスヤさんへ買い出しに。
串カツやメンチカツを10点くらい大人買いしても
800円というリーズナブルさ。
住みたい街ナンバーワンですね。
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夜の静かな商店街もいいものです。
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キャンプ場から1kmも
離れてないところにセイコーマート。
至れりつくせり。
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すっかり暗くなった
キャンプ場に戻ってきました。
ランタンの灯りに浮かぶテントはいいものです。
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ひとり楽しく晩酌。
料理しないんならバーナーなんて
いらないじゃん、という突っ込みは甘んじて受けます(汗)。

潮騒はともかく、国道が近いこともあって
あまり静かなキャンプ場ではありませんでしたが、
買ってきたビールが空になる頃には
いい具合に酩酊状態。
気温5℃くらいまで下がったと思いますが、
ジャージの上にレインジャケットを羽織って
テントに入ってれば快適でした。
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輪行袋を枕に就寝。
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6時前に起床。
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魚肉ソーセージを
トッピングした華麗なカップヌードルと、
ツマミの残りが朝食。
こんなモノを食べるためにバーナーを
持ってきたのかと言われると赤面するしかありませんが、
さりとてまったく火器がないのも
キャンプっぽくないですし……。
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撤収します。
順次、シュラフやフライシートなどを干しながら
収納していきます。
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管理人さんがいらっしゃらないので、
とりあえず近場サイクリングに出かけます。
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那珂川を越えて、ひたちなか市へ。
バレー部のお二人がお出迎え。
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サイクリング仲間のトシさんが
「渋い」と教えてくれた那珂湊駅へ。
微妙な萌えキャラが地元物産をアピール。
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駅舎も渋いけれど、
留置されている車両がいろいろ渋い。
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キハ20……
自分よりお年を召した気動車です。
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那珂湊の街をしばしポタリング後、
また大洗へ。9時頃キャンプ場に戻ったら、
ちょうど管理人さんがやってきたので、
利用料をお支払いしつつ、突然の利用を謝しました。
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大洗駅へ。名残惜しいのですが、
二日目はトッとと帰ることを条件に許された
プチ家出でしたので、輪行します。
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そして、このバイクパッカースタイルの
走行性と並ぶ利点が、輪行のしやすさだと思います。
それを確かめるためにも、輪行です。
ちょうど列車の時間にも間があり、
各作業工程の写真を撮ったので、紹介します。
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サドルバッグと、ハンドルの
GPSとライトを外します。
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輪行袋はSL-100。
今も理想的な輪行袋だと思います。
これとフレームカバー二枚、サドルカバー、
エンド金具をひとまとめにしてます。
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エンド金具のスペーサーと、
ブレーキパッドのスペーサー。
油圧ディスク&エンド幅135mmの輪行で必需品。
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サドルバッグ以外は付けたまま。
サドルにカバーを被せ、
シートチューブとトップチューブにカバーを巻きます。
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パッドにスペーサーをセット。
パチッとはまります。これで、
パッドが締まって開かなくなる事態を防ぎます。
以前も書きましたが、
やっぱり「ディスクは輪行できんの?」という
声を聞くので、もいっかい紹介しておきます。
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エンド金具にもスペーサーを入れ、
幅135mmに対応させます。
チェーンを通してからセットすると、
チェーンにテンションがかかってフレームに触れません。
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エンド金具で立たせた状態。
前回の輪行で、リアディレイラーのアウターが
地面に触れて怖い(調整ボルトが折れそう)と書いたところ、
ベロクラフト大槻さんが手を加えてくれました。
アウターをノコン式の分割式に交換することで、
よりスムーズなカーブとしつつ、長さを縮めてくれました。
これでエンド金具で立たせてもアウターが
地面に触れなくなりました。
これぞプロの配慮ではないでしょうか。感謝です。
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車輪でフレームを挟みます。
ディスクローターは左右とも外側。
予想どおり、フレームバッグに当たりますが、
カバーしているので問題ありません。
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できました。
フツーのロードと、手間は変わりません。
従来型のキャンピングだと、キャリアの脱着や
バッグの持ち運びにそれはそれは難儀したものですが、
バイクパッカースタイルなら、いとも簡単でした。
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グローブはフォークにはめておきます。
万一、何かに触れても(相手に)大事ないように。
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縦型輪行袋の空きスペースを利用して、
ヘルメットを入れ込みます。
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準備完了。
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とおりすがりの同好の士に
撮ってもらいました。
輪行袋を肩にかけ、サドルバッグを片手に。
歩きやすく、改札を通るのも楽でした。
キャンプツーリングでこれほど
輪行が簡単にできるとは、あらためて驚きます。

こうして、一泊二日ならぬ一泊1.5日くらいの
小さな旅は終わりました。

これまでのサイドバッグ式キャンプツーリングは、
準備も輪行も走行も、大変に手間がかかるものでした。
それゆえ、キャンプ場では楽しいひと時を送ることが出来ましたが、
一泊くらいの日程では出かける気になれず、
できれば二、三泊はしたいと思ってました。
で、実際はなかなか休みを取れないので、
ますますキャンプツーリングと縁が遠くなりがちでした。

そのすべてを良い方向に変えてくれるのが
今回のようなキャリアレスの
バイクパッカースタイルだと思います。

キャリアがないから軽い、
キャリアがいらないからロードでもMTBでも可能。
(ツーリング車にも応用できるでしょう)
軽いから走りも輪行も楽。
だから、一泊とか限られた日程でも
気負わずに出かけることが出来ますし、
自走メインのロングライドでも、
キャンプツーリングを「やる気」にさせてくれます。

この新しい可能性を、
今後も体験していきたいと思います!
by cyclotourist | 2016-03-30 18:52 | おしらせ | Comments(10)

「バイクパッキング」入門

こんにちは、田村です。

近年、大容量のサドルバッグを
見かけることが多くなりました。

ロングライドやブルベでは、以前から
オルトリーブのサドルバッグLが定番でしたが、
より大容量のサドルバッグが、各社から
登場しております。
アピデュラ、レベレイト、スエウなどなど、
最近ではついにジャイアントからも登場しましたね。

サドルバッグに加え、フレームバッグ、フロントバッグも
同一ブランドで揃えることができるようになり、
キャリアやリュックを使わなくても
キャンプツーリングができる……らしいです。
また、そうしたスタイルが「バイクパッキング」と
呼ばれています。

「バイクパッキング?……輪行のこと?」とか
思ってしまいそうですが、
バックパッカーとか、バックカントリーでのMTB遊びとか、
そうした流れから出てきたスタイルのようですね。

ロングライドやブルベでは、さほど大容量のバッグを
必要としませんが(自分の場合)、
キャンプツーリングができるほどの容量が
「バイクパッキング」で本当に稼げるなら、
試してみたいなあと思っておりました。
そして先日……
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アピデュラのバッグを購入。
さっそくキャノンデールCAAD12 DISCに
装着してみました。
購入したのは
サドルバッグレギュラー
ハンドルバーコンパクト
フレームバッグスモール
トップチューブパックラージ
です。
総計で4万円以上の出費となりますが、
キャリア類がいっさいいらないため、
従来型の前後大型キャリア+4サイド+フロントバッグの
キャンプツーリングに比べて
必ずしも高価な投資が必要とはいえないと思います。
「キャリアレス」であることが、このバイクパッキングスタイルの
大きな特徴ではないでしょうか。

ちなみに、アピデュラやレベレイトデザインのバッグは、
オルタナティブ バイシクルズさんという
川口にある会社が輸入代理店をされています。
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独特の迫力を醸し出してます。
アーマードパックを装着したバルキリーというか、
ガルパン劇場版で大活躍のBT-42というか……
見慣れてないスタイルなので
違和感があるのは否めませんが、
モノトーン基調のバッグと黒いフレームが
それなりに似合ってるような?

あらかじめ、特定のバッグを付けるように作ってもらった
トーエイやマキノのオーダー車に付ける気にはなりませんが、
こうしたメーカー車なら、なんでもアリだと思えてしまいます。
ロードバイクといっても、僕にとっては
実質的にツーリング車ですから。
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ハンドルバーバッグ。
左右ともロールアップなので、
構造的にはタダの筒です。従来のフロントバッグのように、
乗車中に荷物を出し入れすることはできません。
収納スペースと割り切ったデザインです。
前面のドローコードは、外したグローブの固定などに
便利そうですね。
取り付けは、ハンドルにラダーストラップを
通すだけのシンプルな方法。
自分のCAAD12 DISCはヘッドが短いため、
タイヤとの干渉を防ぐため、コンパクトタイプを選びました。
これで最大容量9リットルとのことですが、
ドロップハンドルの場合、
左右をかなりロールアップしないと干渉するので、
実質的な容量は半分くらいでしょうか。
バッグの実測重量は220gでした。
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フレームバッグです。
スモールでも長さ44cmあり、50サイズのフレームにぴったり。
ボトルケージも残したかったのでコレを選びましたが、
前三角ぜんぶを埋めるような形状のバッグもあります。
取り付けは、上部が幅広のベルクロ、前後がラダーストラップ。
このフレームが角張っていることもあって、
フィット感は良好です。
容量は5.5リットルとのこと。
実測重量は130gと、カタログスペックより軽量でした。

デッドスペースともいえるフレームの三角内を使うことができ、
重量的にもバランスのよい位置にあるフレームバッグですが、
フレームサイズや形状の影響によって、
取り付けの可否が制限されるのが難しいところですね。
ちなみに、ドリンクボトルを取り出しやすいよう、
一方のケージは、横から引っ張り出せるタイプに変更しました。
また、大きなボトルは入らなくなってしまったので、
夏場は給水に気を使いそうです。
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トップチューブパックです。
こちらは取り付けスペースに余裕があるので、
容量1リットルのラージタイプを選びました。
実測重量は75g。
使ってる方が多いトップチューブパックですが、
おもな用途はGPSへの給電と補給食入れでしょうか。
自分のGPSは乾電池タイプで給電が不要なことと、
補給食などはバックポケットに入れればいいので、
これまでトップチューブパックはほとんど使ってませんでしたが、
(いくつも試しに買いましたが)
今回は「せっかくなら」ということで買ってみました。
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そして、圧倒的な存在感がある
サドルバッグ。このレギュラーサイズで
容量は17リットル。もっとコンパクトなタイプもありますが、
キャンプ装備の主要な搭載スペースになるので、
大きなものを選びました。
実測重量は375g。
固定方法は、サドルレールにストラップベルトを通しつつ、
シートピラーにベルクロを二本巻き付けます。

オルトリーブの場合、樹脂製のアタッチメントと内部プレートによって
がっちりサドルバッグが固定され、ダンシングしても
あまり揺れないよう洗練されているのですが、
アピデュラのようにベルトで固定するタイプだと、
どうしても揺れが大きくなりますね。
もっとも、これだけ大きいサドルバッグだと、
アタッチメントだけでは不安な気もします。
実際の運用を経て、改善したいと思ってます。

アピデュラのバッグは、いずれもナイロン製なので
軽いのが最大の魅力です。
生地に防水性はあるそうですが、裏側にシーリングがないので
完全防水とはいえなそうです。
(防水タイプも発売されました)

自分が購入した、ハンドル、トップ、フレーム、サドルの
バッグ4点セットの実測重量合計は800gでした。

愛用していたオーストリッチの帆布製バッグだと、
サイドバッグひとつが880gもありましたから、
軽さという面では比べるのが可哀想なほど、
圧倒的にアピュデュラに軍配が上がります。
そして金属製のキャリアが不要ですから、
ますます重量面では有利ですね。

容量は、アピデュラの4点合計で32.5リットル。
これはハンドバーバッグを最大容量としてますから、
実質は30リットル以下ですね。
容量の半ば以上を特大サドルバッグで稼いでます。

一方の伝統的なキャンプツーリングスタイルだと、
自分のオーストリッチ製サイドバッグ4つとフロントバッグで
容量は64リットルに及びます。
いろいろ問題は多い4サイドスタイルですが、
やはり容量という面では圧倒的ですね。

そこで、アピデュラの4点セットに
ちゃんとキャンプツーリング道具一式が収まるのか、
試してみました。
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ハンドルバーバッグは、
自己膨張式のマットだけでほぼ一杯。
マットの重量は502g。
もっと軽量でコンパクトなマットも持っていたのですが、
パンクしたり保温力が乏しかったりしたので、
写真のモンベル製150cmの物を選びました。
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さすがにサドルバッグには
ガンガン入ります。
テント本体、シュラフ、クッカー類、
レインウェア上下とシューズカバー、
そして輪行袋一式です。

軽量志向で装備を考える場合、
個々の重量をちゃんと測っておくことが欠かせません。
あらためて測ってみると……
テント本体907g
シュラフ599g
ジェットボイル551g
レインジャケット326g
レインパンツ242g
シューズカバー130g
輪行袋一式416g
シェラカップ49g
計3220g

でした。サドルバッグの荷物としては
ちょっと過大ですね。
スペース的にも、サドルバッグの最大容量に近いので、
もうちょっと削りたいとこですが……。
便利なジェットボイルを諦めて、もっと軽くて小さな
火器にするか……悩ましいところです。
レインウェアをケチるのは怖いですし。
また、上記のシュラフは夏用なので、
冬でも使えるタイプはもっとかさばります。
これも持ってるのですが、どこへいったか見つからず(汗)、
夏用シュラフでは、今の季節は夜を越えられませんが、
とりあえず容量検討のために夏用を入れてみました。
なお、サドルバッグも上面にドローコードがあるので、
そこへ荷物を搭載することも可能ですが、
荷物を外付けすると一気に「家出」みたいな
放浪スタイルになってしまうので、自分は好みません。
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フレームバッグの中身です。
長さ43cmのテントポールが
ぎりぎり収まってホッとしました。
このテントポールの収納がいつもネックになっていたのですが、
これがキレイに収まるだけで、フレームバッグの
価値はあると思います。
空いたスペースに、LEDランタンや水ボトル、
ポケッタブルなリュックなども収めることが出来ました。
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トップチューブはおまけのような
スペースなので、とりあえずモバイルバッテリーや
サプリ、お財布などを入れてみました。

こうして各バッグにキャンプツーリング道具を
入れてみると、とりあえずなんとか収まることが
分かりました。
しかし、慧眼の読者さんならお分かりのように、
割愛しているモノがふたつあります。

それは、食料と着替えです。
4サイドスタイルなら、ある程度の食料と着替えも入るのですが、
自分のバイクパッキングスタイルでは難しそう。

食料は、夜と翌朝の分を現地調達。
そのため、一時的に増える荷物を背負うため、
ポケッタブルなリュックが必要なのです。
着替えは無視するか(汗)、コインランドリー利用ですね。
ちなみに、洗濯中はレインウェアを着て過ごすんですよ(笑)。

調味料もなく、火器も実質は湯沸かし専門なので、
キャンプ生活をじっくり楽しむ、というレベルにはなりません。
つまり、キャンプツーリングとはいえ、
かなり都市依存型とならざるを得ないスタイルです。
実際のところ、何日分もの食料を持って走る意味は
国内ではありませんから、これでも大丈夫、でしょう。
自転車で滞在型のキャンプ生活を
送ることもないでしょうし。あくまで走行重視です。

こうしたキャンプツーリングの本当のメリットは、
気が向いたところでテントを張ったところで寝る、という
自由度が高くて持続性のある(費用が抑えられる)
旅ができることですが、これも現実は難しいです。

昔は、河原でもどこでも「ステルスキャンプ」ができましたが、
最近では通報されそうですし、行うほうも怖いです。
また、こうしたバッグやギアを揃えるだけで、
まともな宿に何泊も出来る費用がかかってるので、
実は費用面のメリットもありません。

結局、好きだからキャンプする、自由な雰囲気を味わうために
キャンプする、というところだと思います。
あえて不便なことをしてニヤけるという、
倒錯した趣味ですね(笑)。いいんです、趣味だから。

さて、自重8.5kgのCAAD12にバッグを装備し、
とりあえずのキャンプツーリング道具一式を積載した
総重量は……
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15,4kgです。
十分に、快適なツーリングが楽しめる
重量に収まっているのではないでしょうか。
ちなみに……
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5年くらい前に
編集させていただいたムック
「自転車と旅Vol,2」(実業之日本社)さんで
紹介した自分の4サイドキャンピングは、
総重量35kgです。
自転車も装備方法も荷物量もぜんぜん違いますが
(数日分の食料と着替え、十分な火器も含んでます)
目的は同じわけです。
しかし、ロードでのバイクパッキングスタイルとは、
実に20kgもの重量差があるわけです。
半分以下ですよ!
これだけ違いがあると、走りはもちろん、輪行も
格段に楽になるのは間違いありません。

ロードでのバイクパッキングスタイルが、
実際のところ、どんな旅を体験させてくれるのか?
軽いだけで実は不便でキャンプが楽しめないのか、
それとも、キャンプツーリングの敷居が下がって
あらたな可能性が広がるのか?

まだ春浅い今日この頃ですが、
近日中に、出かけてみたいなと思っております。
家人のお許しがいただければ(汗)。
by cyclotourist | 2016-03-26 12:36 | おしらせ | Comments(6)

【フィギュア作り】島田愛里寿 その4

こんにちは、田村です。

なかなかフィギュア作りの時間が取れず
(フツーの社会人はそうですよね……)
若干停滞気味だった愛里寿たんですが、
先週と今週はかなり集中して作業を進めました。
なんといっても、先週は大洗まで往復して
モチベーションを補給しましたから。
とはいえ、大洗シーンで愛里寿たんは
出てなかったですね(汗)。
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どうしたもんかな〜と
放置していたシューズの裏面を作ります。
まずは1mmちょっとの厚みでエポパテを盛ります。
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30分くらいして、パテが少し
硬化してきたところでカッターを入れて、
ソール中央部のパテを取り除きます。
まるでSPD対応のシューズみたいです。
d0211129_0113793.jpg
残った周辺部に、ナイフやヘラを
押し当て、ソールのブロックを再現するわけです。
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中央部には、伸ばしランナーを
差し込んでピン状のトレッドを追加します。
d0211129_0134589.jpg
なんとなくシューズができました。
こういうチマチマした作業はけっこう好きなのですが、
デキのよれよれ感はいかんともしがたいですね。
市販のフィギュアは、こうしたとこもビシッとしていて、
すっごいなあと思います。
ヒモもパテで作ったのですが、
これもグチャグチャでしょぼい……。
複製できるかも微妙な形状ですし、
作り直したいところですが、とりあえずはヨシと妥協します。
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顔に、まつげ、眉毛をモールド。
ナイフでスジを掘っているだけですが、
塗装する際のガイドのようなものです。
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似てるかどうか確かめるために、
ペンで瞳を書き込んでみます。
ハイライトは、エナメルの白をおいてます。
う〜ん、似てるような、似てないような(汗)。
自分の眼が信用できないのが悲しいです。
d0211129_0225913.jpg
いつの間にか消えていた、
膝裏のスジを作ります。
アニメだと「ハ」の字のように線が入ってるアレです。
ここに限らず、こうしたカラダの裏側部分って、
自分のカラダを見て確かめることが難しいので、
作るのも難しいですね。
まあ、美少女キャラと自分のカラダの共通点なんて
ほとんどないのですが(汗)。
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苦節(?)一ヶ月、とりあえずですが、おおむね
カタチになったような気がします。
そう思わないとキリがないのです。
ボコは、もっと密着するように調整したほうが
いいかも知れませんね。
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こっちの角度のほうが
カッコよく見えるような、見えないような
どうなのでしょう。
最大の問題は、クラーラ比マイナス1cmくらいまで
身長が高くなってしまったことでしょうか(汗)。
いつの間にか高くなってました。
市販のフィギュアも、作中よりも
頭身が多い例が多い気がします。
やっぱり、シュッとしてるほうが見栄えがいいので
そうなっちゃうんでしょうか。
思い切って、足を短くすべきかどうか……。
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いちおう、ワンフェスに予備申請してるので、
無事に出展が決まり、申請が通ったら、
そのタイミングでまた直したいと思います。
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基本的に浮気性なので、
実は次も始まっていたりします(笑)。
自身初の座りポーズに挑戦してみます。
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今回もガルパンのキャラです。
これで誰か分かった貴方は
尊敬に値するガルパンおじさんデスね……
分かるわけネ〜だろ、と怒られそうですが(汗)。
by cyclotourist | 2016-03-23 00:45 | ひまつぶし | Comments(4)

大洗日帰りサイクリング

こんにちは、田村です。

季節の変わり目だけあって
天候がめまぐるしく変わりますね。
わざわざ雨や強風の日に出かける気にはなりませんし、
仕事や家事の都合もあって、せっかくの新車
キャノンデールCAAD12 DISCも
玄関で待機中の日々……。

しかし、虎視眈々と、実施を狙っている計画がありました。
d0211129_115550.png
大洗へ夢の自走往復です。
なんだかしょっちゅう訪れている大洗ですが、
片道自走、復路は輪行というパターンが主でした。
池袋から140km前後の距離があるので、
当然と言えば当然なのですが、
往復した場合の300km弱という距離は、
決して自走が不可能な距離ではありません。
これが400kmともなると、フツーは眠くなるので
道中一泊が必要となり、ブルベ以外で一気に
走ることはありませんよね。

そんなわけで、往路は利根川流域を走って潮来から北上、
復路は茨城の内陸部を南下する……という計画を立ててました。
反時計回りの周回コースです。

そしてようやく、丸一日自由になるタイミングが訪れました。
もちろん天気予報を確認。降水確率ゼロ。
さらに風予測を確認すると……
d0211129_11122098.png
茨城全域に渡って、
南東の風が基調です。
ついに、北風が息をひそめ、春の訪れです。
この風予測は33時間前から確認できるので、
サイクリングの前はいつもチェックしてます。

南東の風……風向きは、北と南が軸になるので、
フツーは「東南の風」とは言いませんね。

でも、「東南の風」という表現で有名なのは、
軍師・諸葛亮が赤壁の戦いで吹かせたというアレですね。
不意の東南の風に乗じて、曹操軍を火攻めにしたという……。

実際の赤壁の戦いは、周瑜とか黄蓋とか、
呉の武将が主役だったそうなので、
地の利がある彼らは、風向きが経験的に分かったのかもしれません。
昔、ゲームをきっかけにして三国志にハマっていたので、
「東南の風」というと、ちょっとグッとくる自分です。

神秘的な力も土地勘もない自分ですが、
風予測で東南の風が吹くと分かれば、
利用しない手はありません。
d0211129_11194386.png
周回方向を時計回りに変え、
コース自体も見直しました。
東京から見て、大洗が北東に位置し、往復する以上、
ずっと追い風を利用することが出来ません。
しかし、風に対してなるべく斜めになるような
コースを設定し、向かい風を防ぎたいところです。

そのため、往路はすなおに北東をめざし、
追い風成分が入ってる横風を期待します。そして
向かい風が強まるであろう、東へ向かう区間はぐっと縮めました。
もちろん、強風で知られる霞ヶ浦湖畔はパスです。
できることなら、ヨットのようにジグザグに進んで、
向かい風を揚力にしたいくらいですが、
道から外れることができない自転車には難しいですね。

復路は、往路と同じにしてしまうと
緩い向かい風の区間が長くなってしまいます。
そこで、序盤はやや強い向かい風を覚悟して北浦沿いを南下し、
それから南西へ向かうことで、
追い風成分が入ってる横風を
長時間にわたって受けることができるような
コースにしてみました。
こうすると、交通量が多い国道6号を走らないで
済むのもメリットです。
この東南の風バージョンの往復コースで、
距離は約270km。平均時速18kmを発揮できれば、
所要時間は15時間。ナイトランは覚悟の上ですが、
朝、そんなに早く出発しなくても、
午前様にならないうちに帰れそうです。

輪行であれば、追い風区間だけを走ることも出来ますが、
往復自走をめざすなら、向かい風も避けられません。
僕は向かい風が大の苦手なので、
追い風の成分が減っても、向かい風の区間を
短くしたいなと思ったわけです。
「東南の風」を利用した諸葛亮を彷彿とさせる、
見事なプランニングと言えなくもないような気がしないでも
ありません(汗)。
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朝7時すぎに自宅を出発。
序盤は信号が多くてペースが上がりません。
20km弱走って江戸川を渡れば、千葉県です。
このまま国道6号を進むのは避けたいので、
距離が少し伸びてしまいますが、
流山、守谷を経由して牛久に出ました。
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流鉄の流山駅です。
そういえば、この駅はアニメ【ろこどる】に
よく出てましたね。作中では「流川」でしたが。
なぜ実際の地名を使わなかったんですかね……。
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時刻は10時半、利根川を越えて
茨城県に入ると、ようやく
交通量が少なくなってきます。
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空からブオーンと鈍い音がしたので見上げると、
YS-11でした。とても懐かしい……。
自衛隊ではまだ現役なんですね。
周囲の音がよく聞こえるのも、
サイクリングの魅力でしょうか。
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北関東らしい平坦な地形が続きます。
風向きは予測どおり追い風含みの横風。
たとえ微風でも、追い風成分があると非常に助かります。
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牛久から先は、国道6号に乗ります。
ただ、写真のようなバイパス区間は
クルマが猛烈に飛ばして怖いので、避けていきます。
あと、国道6号沿いには、セイコーマートが存在しないのが
誤算でした。
d0211129_12225948.jpg
石岡、小美玉を過ぎ、茨城町に
入ったところで県道へスイッチ。
立派なお家や蔵が目に入ります。
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かと思うと、見事な編隊を組んだ
F-15が飛来します。百里基地が近いですからね。
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涸沼に到着。
このあたりは予測どおり向かい風でしたが、
小さな漁港が点在する長閑な風景に癒されます。
涸沼ではしじみが採れるそうです。
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14時40分頃、大洗に到着。
距離130kmを所要7時間でしたから、
平均時速は18.5kmほど。
風のおかげで、まずまずのペースです。
マリンタワーの下では、週末のお祭りに向けての
準備が着々と進んでおりました。
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郵便局でガルパン切手を購入。
娘のお土産にしましょう。
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金丸釣具店で砲弾型の浮きを購入。
お目当ては、おまけでいただけるクラーラのバッジです。
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こちらの喫茶店で
「ペパロニの鉄板ナポリタン」を食べるのが
今回の大洗訪問の目的だったりしましたが、
満員で準備中の札が……。
平日なのに、ガルパンおじさんの行動力は
恐るべし、ですね。まあ自分もそうなんですが(汗)。
ナポリタンは次に訪れた時のお楽しみということで、
大洗滞在は小一時間で切り上げ、家路につきます。
ちなみに、今日は輪行袋を携帯してません。
もってると、衝動的に使っちゃいそうなので(汗)。
おかげで、レインジャケットなど少々の防寒着を携えても、
サドルバッグMひとつに収まりました。
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鹿島鉄道に沿って南下。
やはり向かい風になり、速度が出ません。
無理すると自滅するので、時速20kmに届かない
スローペースに甘んじて進んでいきます。
たぶん、風速5mもないと思うのですが、
わずかでも向かい風だと、自分はまったく
速度を出すことができません。
d0211129_12412225.jpg
北浦の湖岸道路へ。
17時が近づくと陽も傾き、
ぐんぐん気温が下がります。
北関東の夜は思いのほか冷えるので、
夜が更ける前にどんどん南下したいのですが……。
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ちなみに、北浦は注ぎ込む小川が多く、
そのたびに小さな橋を渡るのですが、
そのたびに未舗装路が出現します。
ディスクブレーキだからと悪路に強いわけではないので、
慎重にのろのろ進みます。
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結局一時間くらいも
北浦沿岸を走ることになり、
17時半過ぎにようやく北浦大橋へ。
約1300mもある長い橋ですが、広い歩道があるので
安心して渡ることが出来ました。
プチしまなみ街道みたいです。
そして、この橋で進路が西へ変わります。
ついに向かい風とおさらば。自分のターン到来です。
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18時以降はライト点灯。
今回はVOLT800と300の二灯体制です。
ふたつ同時に点けることはないのですが、
一本だと点灯時間が足りず、予備バッテリーを保つくらいなら、
トラブルに備えて二灯にしたほうがいいかなと。

サイクリストは、メーテルのようにライト探しを続けるのが
大好きですが、最近はキャットアイのVOLTシリーズが
鉄板ですね。特に800の明るさは申し分なく、
コンパクトなのも魅力ですが、使用時間はもう一歩、ですね。
メーカースペックでは……

●VOLT800
ハイ:約2時間
ミドル:約3.5時間
ロー:約8時間

●VOLT300
ハイ:約3時間
ノーマル:約8時間

です。ローないしノーマルで、やっと一晩もつかどうか。
今回は、環境光がない細道でVOLT800のハイを30分ほど
それ以外はミドルとして使いましたが、
計4時間ほどでバッテリーがなくなり(カタログスペックより保った?)、
それ以降はVOLT300をおもにノーマルで使いました。

それぞれ、どのていどの明るさか気になりますよね。
そこで、新利根川沿いの細道に入り込んだ時に
比較のために撮影しておきました。ちょうど環境光がなく、
クルマが入ってこない未舗装路でしたので(汗)。
d0211129_13454784.jpg
d0211129_13455848.jpg
いずれも露出を固定して撮影したので、
明るさの比較にはなると思います。
こう見ると、そして実際に点けて走っても、
VOLT800のハイは非常に明るく、照射範囲も広く、
悪路や速度が出るシーンでも、安心感は高いです。
ミドルでも実用的です。
しかしローは、暗すぎて闇夜では不安です。
VOLT300は、ハイなら800のミドルより明るく、
ノーマルでもそこそこの安心感はあります。

どちらも、配光は無難なデザインで、
中心部から周囲まで自然に光が拡散します。
EL540などは角形配光で、それも好きでしたが、
VOLTも必要にして十分ですね。
また、VOLTは本体を下にして取り付けることも
OKと明記されており、ハンドルの下に懸吊できるのが
便利です。
EL540は、防水のためか配光のためか、
本体を下にするのはダメとありましたから。
自分はVOLTをハンドルに下側に付けてますが、
そうするとハンドル上面がすっきりして握りやすい反面、
ライトのオンオフが少々しづらく、
電池残量を知らせるインジケーターが見れないのが不便でしょうか。

さて、闇夜で一人こんなことをしてるのは怪しく、
いい加減にしないと家にいつまでも付かないので、
ほどほどにして走り出しました。
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我孫子市に入るまで西向きに走り続け、
追い風の恩恵をたっぷりいただきました。
ほとんど無風に近いそよ風でしたが、
向かい風でないだけでも御の字です。
千葉県に入ったのは、もう20時40分でした。
夜は景色が分からないので、コンビニと標識しか
写真がありません(笑)。
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松戸から国道6号に入り、
しばらく進めば東京都に入ります。
もう22時過ぎ……。まあここまで来れば、
なんとか本日中には帰宅できるだろうと
胸を撫で下ろしていたら……
d0211129_13571146.jpg
痛恨のパンク。
ここまでの平均時速はちょうど18kmでしたが、
このパンク修理の間に17.7kmになってしまいました。
ほんと、停まるとあっという間に下がりますね。

結局、帰宅したのは23時30分で、からくも
午前様にならず。一部、アドリブでコースを変えたりしたので、
走行距離は288kmになりました。
これで、大洗は日帰りサイクリング圏内だと
自分自身に証明することが出来ました(笑)。

さて、キャノンデールCAAD12 DISCの印象は……
平地ロングライドでも、やっぱり優秀ですね。
アルミフレームだから体力が削がれるとか、
いっさいありません。
非力な自分が大洗往復できたのですから、間違いないところかと。
お尻が痛いとか、そういう路面からの突き上げに伴う
不快感もありませんでした。
前回の峠ランほど、ディスクブレーキの恩恵は
なかったかも知れませんが、やはり安心感は高いです。

ロングライドは決して運動強度が高くないので、
剛性とかハンドリングの応答性とかは、
正直なところ自分にはよく分かってません。
しかし、16時間以上も一緒に過ごして、
特に不満がないというのは、優秀な自転車なのでは
ないでしょうか。
26万円でここまで満足できるなんて、
最近のメーカー完成車は本当にすごいなあと
あらためて感じた次第でございます。

高い、重い、部品が少ないと、欠点が挙げられることも多い
ディスクロードですが(汗)、実際に乗ってみると、
ロングライドでは、メリットのほうが大きいでしょう。
少なくとも、体験しないで否定するのは
もったいないカテゴリーだと思いますよ。
by cyclotourist | 2016-03-18 14:17 | おしらせ | Comments(4)

【フィギュア作り】島田愛里寿 その3

こんにちは、田村です。

単刀直入に申し上げて、
自転車に乗ってないことと、
愛里寿たん製作が不調なことで
ビールだけが進む今日この頃です(汗)。
確定申告とか、空しいだけの作業もありましたし(大汗)。
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まだ早いような気もしますが、
細かいところも作り出しました。
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ジャケットも。
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ボコも調整中。
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というかむしろ、
全体的に見直しております(汗)。
色が違うということは、
いったんサフを吹いたのに、パテを
どかって盛り直しているのですね。
d0211129_0243635.jpg
だいぶ、変わったと思うのですが、
どうなんでしょうね……。
変えたというより、各部を作るうちに
いつの間にかポーズが変わってしまったことに
遅まきながら気づき、それを
直している今日この頃です。
よくもわるくも、だんだんスマートに見えるというか、
カッコいいっぽいポーズをつけてる
フツーのお姉さんになってきたというか……。
ロリっぽい頭身でカッコよく見せるのが
愛里寿だと思うのですが、難しいですね。

ロードバイクだと、サドルが高めでハンドルが低ければ
カッコよく見えますが(ちゃんと乗れるかはともかく)
ツーリング車はまた違うカッコよさの見せ方が
あるというか……無理やり、自転車とフィギュアを
結びつけるのは止めましょう(汗)。
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細かいトコができてくると、
それなりに完成に近づいた気がしますが、
まだしばらく葛藤と模索が続きそうです。
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前回のブログ更新時と比べてみました。
こうしてみると、別物というか、
前回の状態が人に見せられるモンじゃないですね(汗)。
by cyclotourist | 2016-03-14 00:42 | ひまつぶし | Comments(3)

【フィギュア作り】島田愛里寿 その2

こんにちは、田村です。

ここ最近、殊勝にも(?)
自転車ネタが続いておりましたが、
フィギュア作りもボチボチ進めております。

基本的に、自転車とフィギュアって、
趣味として相反する(?)要素が多いので
都合がよい面も悪い面もありますね。

天気がよい日はサイクリング、悪い日は
フィギュア作り。というのは都合がよいです。
サイクリングで疲れる足が、
フィギュア作りでは疲れないというのもメリットですね。

しかし、最近、都合が悪いと感じているのが、
目と指先の切り替えに時間がかかることです。

サイクリングだと視力の衰えを感じませんが、
フィギュアだと細かいところが見えづらくなってるので、
細部を作ったり塗ったりする時は
ルーペをかけるようになってしまいました。
すると、ルーペなしの時に、
どうも目の焦点がずれるようで、慣れるまで
自転車に乗るときはもちろん、日常生活でも
違和感があります。
指は……フィギュアを作ってると、時々は
指先を切ってしまい、まあすぐにふさがるレベルなのですが、
力を入れるのが怖いので、自転車に乗る気が薄れます。

だからナニ? と言われればそれまでなのですが、
系統の異なる趣味の両立は、
楽しくもあり、面倒なこともあり、ということで。
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さて、クラーラさんは
無事に塗装まで完了しました。
d0211129_0111365.jpg
やっぱり瞳の塗装が
うまくいきませんでしたが……。
三つ、同時に塗装したので、どれかひとつは
奇跡的に素晴らしく仕上がるかとも思いましたが、
不思議というか当然というか
三つともほとんど同じ仕上がりでした。

いつもは、イベント間際に慌てて塗装するのですが、
今回はそんな焦りがなく塗装できたので
楽しい工程ではありました。みっつ完成させて、
ひとつは声優さんの事務所に発送しました。
ちょっと、ファンとしては出過ぎた行為かもしれませんが(汗)
ちゃんと届いてればいいな〜。
もうひとつはイベント提出用として保管し、
ひとつは本棚に飾っております。
それを見た娘が「まあ、よくできたんじゃない?」と、
上から目線ながら、ほどほど評価してくれたのが
うれしいです(汗)。

さて、先月には次の写真くらいまで
カタチになっていた島田愛里寿たんですが……
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あらためて見ると……
あらためて見なくても、目の肥えた
方には一目瞭然なのでしょうが、
やはりヘンなところが多く、時間を見つけては
ちまちま直しておりました。

・髪がヘン
 →半分作り直しました。
・腰回りが太い
 →腰を削って、スカートを削って、ジャケットを削る
・スカートが長い
 →すそを切りました
・足のラインがヘン
 →どうしましょう……

などなど、他にも枚挙にいとまがないほど、
手を入れつつあります。
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膝下のボリュームを増やしつつ、
ブーツの厚みを上乗せ。
d0211129_0215949.jpg
面倒なのが、腰のボリューム。
要は、スカートを重ね、そのうえにジャケットを
重ねたので、その分、ブーデーに見えます。
これを直す場合、けっこう面倒で、
腰を削って、そのスペースを埋めるように
スカートを裏打ち。そうしてからスカートの厚みを削り、
その分、ジャケットに裏打ちし、
ようやくジャケットを削り込んでシルエットが
直せるという……。
手順が多いというか、パテの硬化時間によって
作業がなかなか進みません。
まあ、仕事の合間にやってればいいのですが、
なかなかスッキリしない工程ではあります。
しかも、スカートが薄いので、簡単に割れる(泣)。
そして、割れた瞬間にナイフが指を傷つけるという(泣)。
いかに、最初の見込みが重要かということですね。
d0211129_0264089.jpg
ブーツを作ります。
パターンの切り分けをカッターで
彫り込んだ後、細く伸ばしたエポパテを
ヒモとして乗せていきます。
こういうところにこだわると解像度が上がりそうですが、
自分としては苦手なところ……。
それっぽく見えればいいかなあ、というレベルです。
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現状です。思いのほか、
半月前と変わってません(泣)。
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ぼちぼち進めていくしか
ないですね〜。
by cyclotourist | 2016-03-07 00:37 | おしらせ | Comments(5)

トルクレンチ

こんにちは、田村です。

みなさんはトルクレンチを使ってますか?
最近のパーツやその解説書には、
ほとんど必ず締め付けトルクが書いてありますね。

丈夫な金属部品を金属部品に
取り付けることが多い自転車の場合、
わりあい無頓着に、なんとなくの感覚で
締めている方が多いのではないでしょうか。
もちろん、自分もそうでした(汗)。

しかし、最近のカーボンハンドルとかカーボンフォークだと、
ちゃんと締め付けトルクを守らないと、
割れることもあるそうです。
CAAD12ディスクを大槻さんに組み立ててもらった際も、
しっかりトルクレンチをお使いでした。
この自転車、ミドルグレードなのに、
フォークはブレードだけでなくコラムも
カーボン製なのです。
(エンドとディスク台座はアルミ)

最近のカーボンコラムは、さほど簡単には
割れないそうですが、経験豊富なプロでさえ
(プロだからこそ、でしょうね)
トルクレンチで締め付けトルクを守っているのを
目の当たりにすると、自分もそうせねばと
思ってしまいました。基本的に、素直なんですよ(笑)。

とりあえず、CAAD12ディスク標準装備の90mmステムを
100mmステムに交換したいのです。
これによって、サドル〜ハンドルの距離が
マキノ号やルックとほぼ同じになるからです

そこで、比較的近所にあり、気になりつつも
利用したことがなかった「ワールドインポートツールズ」という
工具屋さんに行ってみました。

僕はまったくと言っていいほど工具の知識がないので、
もう素直に「トルクレンチほしいのですが」と
店員さんに声をかけると、とても親切に
該当コーナーへ案内してくれました。

しかし、ガラスケースをのぞいてびっくり。
トルクレンチって、お高いんですね〜。
また、自転車に用いられる5とか6Nというのは
一般用途(おもにクルマ?)としては
非常に低いトルクとのこと。そのためトルクレンチに
あんまり選択肢がないそうで、
値が低いだけに、それなりの安物だと
正確なトルクが測れないのだとか。
どうもかなり高級志向というか、本物志向のお店のようです。
そんなわけで、もうお任せで選んでいただき、
思い切って購入したのがこちら。
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ノーバーというメーカーの
イギリス製の工具です。
13,800円もしました(汗)が、
これでも比較的お安いほうでした。
1〜20Nに対応するタイプで、長さは20cmちょっと。
手にすると、かなりずっしりとした重さと精密感があり、
昔のフィルムカメラのいいものを
手にしたときと同じような気持ちよさがあります。

で、「ノーバー」という会社ってナニ?
と思って検索してみたら、同社のホームページが
あったので、沿革を読んでびっくり。

ノーバーという会社は1942年に設立され、
その最初の用途は、マーリンエンジンの
ガスケットレスシリンダーヘッドを
正確に締めることだった、とあります。

あの名機、スピットファイヤやモスキートの
エンジンに使われていたんですね!
なんとも輝かしい歴史を持つトルクレンチメーカーです。
すばらしい。プチ・ミリオタの自分としては、
急に愛おしく感じてしまいます。

ちなみに、ガルパン劇場版で脚光を浴びた
センチュリオン戦車のエンジンは、
マーリンの車載型だそうです。
空でも陸でも活躍した、すごいエンジンですね。
d0211129_1717337.jpg
そんなトルクレンチをさっそく使って、
ステムを交換いたしました。
123gと軽い割に安い(4000円)
KCNCのアルミ製ステムを採用。
しかし、外したキャノンデールロゴ入りの
ステムの重量を測ってびっくり。
こちらは107gしかありませんでした。
長さを10mm長い物にしたとはいえ、
わざわざ交換して重くなったのは
ちょっと悲しいですね。ちょっとだけですが。

で、トルクレンチ自体は、問題なく使うことができました。
グリップ下部のダイヤルを回して規定トルクにセットし、
それで締めれば、規定トルクに達したところで
「コクッ」とクリック感があり、そこで止めるだけです。
ステムの規定トルクは5Nだったのですが、
これって大したトルクは要らないんですね。
グリップが長いこともあって、あれ、もう?
って感じで、規定トルクに達します。
感覚的に締めていると、締めすぎることが
多いのが分かった気がします。

なお、トルクレンチは内部のバネを締め付けることで
任意のトルクを設定できるのですが、
使わないときは、ダイヤルを回して
負荷をかけない状態にしておくそうです。
そうでないと、バネが狂ってくると
お店の方が教えてくれました。
また、緩める際は使わない、とのこと。
言われてみればそうですね。
あと、けっこうな重さがあるので、
フレームの上とかに落とすと
悲惨なことになりそう……気を付けます。

ちなみに、油圧ディスク対応の
デュアルコントロールレバーのカタチが変だと
一部で話題なので……
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現行デュラエースの
サイドプル&機械式変速の
デュアルコントロールレバーと比べてみました。
下がデュラエースです。
こうしてみると、手を置く部分の
形状やボリュームはほとんど同じですね。
by cyclotourist | 2016-03-03 17:34 | おしらせ | Comments(2)

ディスクロードで伊豆へ

こんにちは、田村です。

キャノンデールCAAD12ディスクが納車された翌日、
さっそく伊豆を走ってまいりました。
まるで新しいオモチャを手に入れた
子供のようにウキウキと(笑)。

ちょうど、毎年恒例の伊豆オフ(FサイクルのT地さん主催)に
参加することになっており、
乗車ポジションのセッティングもそこそこに
出かけたのございます。
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新幹線で三島駅までワープ。
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ぽかぽか日の当たる駅前で
輪行袋をほどきます。

さて、油圧ディスクというと、輪行が面倒では?
と心配する方が多いようです。
自分も、油圧ディスク車で輪行するのは、
10年ぶりくらいでしたが……結果として
まったく問題ありませんでした。

油圧ディスクでの輪行が不安視される理由は
ふたつあると思います。
ひとつは、ブレーキパッドが締まってしまうと
手では開かず、車輪が入らなくなること。
もう一つは、倒立させたり逆さまにすることで、
オイル関連の機構に不具合が出るのではないか
という心配ですね。
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パッドが締まる不安は、
スペーサーを挟んでおけば解決です。
写真でオレンジ色に見えるのがスペーサーで、
シマノ製で100円くらいです。
ちょっと差し込みにくいですが、カチッとはまるので
輪行中に落ちることもなさそう。
また、ディスク仕様はエンド幅が135mmになってるので、
ロード用エンド金具には、5mmのスペーサーを
挟む必要があります。

倒立によるオイルへの悪影響ですが、
こちらはほとんど杞憂です。長期間、ひっくり返したまま
保管するようなことはマズいらしいのですが、
数時間の輪行くらいでは問題ありません。
じゃあ、10時間だとどうなんだと言われると
試してないので分かりません(汗)。
今度、サンライズ瀬戸で輪行して試しますか。

ただ一点、この自転車に固有というか、最近の
ワイヤー内蔵フレームに多い注意点もあります。
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リアのシフトワイヤーが
エンドから出るため、アウターが短く、
曲げたときの自由度が低いです。
ちょうどエンド金具と同じくらい出ているので、
あまり乱暴に地面に置いたり、傾けたりすると、
ディレイラーの調整ダイヤルが折れそうな気がしました。

なお、自分はディスクローターを外側にして
ホイールをフレームにしばってます。
たぶんそのほうが、ローターに負荷が
かからないと思います。必然的にスプロケが
内側になるので、フレームカバーは必須です。
ローターで輪行袋を傷める心配もなきにあらずですが、
自分の場合は、カラダに触れることもなく、
反対側が人や物に触れないように
気を使っていれば問題ないと思います。
こうした周囲への配慮や取り扱いの注意点は、
ディスクじゃないどんな自転車での
輪行でも同じですね。

そんなわけで、フツーのロードと
ほとんど手間も時間も変わらずに輪行でき、
さっそく走り出しました。
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走ったのはこんなコース。
三島から沼津を経て駿河湾に出たら、
真城峠・戸田峠へ直登し、そこからは
西伊豆スカイラインへ入って仁科峠を超えるという、
伊豆縦断の鉄板ともいえる良コースです。
そして、お宿がある妻良まで。
去年の伊豆オフは、娘が同行したので
下田から直行して40kmくらいしか走りませんでしたが、
三島〜妻良だとちょうど100kmの距離があります。
輪行スタートで、十分に明るい時間のうちに
走り終えるためには、この季節はこの距離くらいが
ほどよいかと……。
もっとも、獲得標高は2000mくらいあるので
決して楽ではありません。
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三津に数軒あるコンビニで停まり、
補給食を買い足しておきます。
自分はミニストップに寄ったのですが、
駐車場が港に面していて、
冬らしいきれいな海を間近に望むことができました。
しかし、この自転車のステルス性が高いカラーリングは
写真映えしませんね〜。このモデルはこの色しかないので、
致し方ありません。
この三津あたりのコンビニを過ぎると、
松崎に出るまでの60kmは補給可能な
お店がありません! 峠も多いので、くれぐれも
十分な飲料と補給食を忘れずに(と、自分に言い聞かす)。
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冬の伊豆は海が澄んでます。
少し富士山に雲がかかってきましたが、
穏やかな天候に恵まれました。
この日はブルベが同地で開催されていて、
参加者に「あ、ランドヌールの編集長さん」とか
声をかけられて、ちょっと恥ずかしかったり(照)。
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標高500mの真城峠まで
一気に登ります。
勾配10%の連続できついきつい……。
県道127号を進んだのですが、もっと手前から
峠に続く細道もあるそうで、T地さんは
そちらを進んだとのこと。今度はそちらも
体験したいところです。

登りですから、ディスクブレーキの恩恵を
感じることもなく、のろのろと進みます。
さすがに登りでは、CAAD12ディスクの決して軽くない車重(8.6kg)を
実感させられ、カーボンのルック595(車重7kg)に比べると
登りでの印象は鈍重です。
全体の車重よりも、タイヤ・ホイールの重さが
印象を下げている感じです。
まあ、ルックのほうはC24をはかせているので、
それと比べるのもあんまりではあるのですが……。

CAAD12ディスクのフレーム自体はさすがに剛性感が高く、
ハンドルをよじるようにダンシングしても
スムーズに進んでくれます。
インナーローが36×28Tなので、
自分にはもうひと声の軽いギヤがほしいところですが、
単に自分が衰えてるだけなのかもしれません(汗)。
ここでは登りが6kmほど続くのですが、
さすがにしんどくなったので休憩を挟み、
あらためて新しい愛車を観察します。
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デュアルコントロールレバーは、
ST-RS505という油圧ディスク+11sの機械変速タイプ。
これは、「105」「アルテグラ」といったコンポグループ外の
ユニットらしいのですが、実質的には105グレードなのでしょうか。
それでも4万円もします。
フツーの105のデュアルコントロールレバーだと
2万2000円ほどですから、やっぱり値は張ってますね。

そして、この見た目は……カッコいいとか悪いとか、
そういう次元を超えて、もはやユーモラスな感じ?
上部が張り出した様子はコケシのようでもあり、
なにかインビなモノを連想させなくもなく(汗)。

しかし、握ってみると、いつも使ってるデュラやアルテグラの
デュアルコントロールレバーに近い印象で、
不思議なほど違和感はありません。
ちょうど親指の根元がくるあたりが
膨らんでいるのですが、これも気になりません。
なお、以前のレバーだと、上部のでっぱりを握った
疑似エアロポジションが可能でしたが、
このST-RS505は太すぎて握れません。

もちろん、変速フィールは問題なし。デュラに比べると
スムーズさに欠けるきらいはありますが、
それは致し方ないでしょう。
なお、キャノンデールブランドのFSAチェーンリングは
見るからに精度が低く(真上から見ながら回すと左右に振れてる)
このあたりは完成車として手頃なモデルと
するために妥協したところなのでしょうか。

そして、ブレーキタッチは非常に軽く、
ブレーキにつながってないんじゃなイカ? と
思えるほどです。
愛用のマキノ号やルックに比べ、
サドル〜ハンドルの距離が1cmほど短いので、
これはいずれステムを交換したいところです。
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幅が広いBBシェルと、それを生かして
末広がりになっているシートチューブ。
下は太いのですが、上に行くほど細くなり、
シートピラーは径25.8mmという細いモノです。
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太く角張ったトップチューブと
ダウンチューブ。
この二本は非常にボリューミーで、キャノンデールらしいです。
6069番アルミとのことで、最薄部の厚みは0.4mmだとか。
薄いと言えば薄いですが、最近のハイエンドカーボンのように
ペラペラな感じは少ないです。
一方でシートステーは横から見ると非常に薄く、
フレームの前は剛性感たっぷり、後ろは乗り心地重視という
近年のトレンドを盛り込んでいます。
フレーム重量は1098gとのことで(某記事によると)、
さすがに軽いです。
ちなみに、二十年前のモノホンのハンドメイドUSA時代の
キャノンデールに比べると、溶接部の仕上がりが
若干ザツになってますが、他社に比べれば十分でしょう。
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11時20分過ぎに、ようやく
真城峠に到着。
9時にスタートしたのですが、
休んだり、サドル位置を調整したりで
思いのほか時間がかかりました。
しかし、この峠は序章に過ぎず、
仁科峠までまだまだ登りが続きます。
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戸田峠を過ぎると、
西伊豆スカイラインのハイライトと言える
絶景のビューポイントに差しかかります。
幸い風向きも悪くなく、淡々と進むことができましたが、
富士山はほとんど霞の向こうに隠れてしまいました。
停まると格段に冷えるので、のんびりでも
あまり休まずに先へ進んで行きます。
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標高900mの仁科峠に
着いたのはもう13時半。
かなり消耗しましたが、仁科峠から松崎までは
ほとんど登り返しがない下りが20kmも続きます。
いよいよ、CAAD12ディスクの真価を試すシーンです。
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ブラインドコーナーも多い、
曲がりくねった下り坂。
いつもは、登りで足が疲れて、下りでさらに腕が疲れるという
展開でしたが、さすがに油圧ディスクは快適。
軽いタッチで強力に効いてくれます。
そして、その強い制動力でフォークやフレームが
びびるような挙動も皆無。
指が疲れるので下ハンドルを握ってブレーキをかけるとか、
そうしないと効かないというのが
ドロップハンドルの常識だと思ってましたが、
ブラケットポジションのまま、まさに指先だけで
思いのままに減速できます。
まだパッドの当たりができってないようで、
時々、シャリシャリとタッチ音がするのが
気になりましたが、だんだん減ってきました。

コントロール性も良好で、いきなりガツんと効くとか、
扱いづらい印象はありません。
ただ、意識的に強くレバーを引いてみると、
簡単にタイヤがロックするのも事実でした。
もちろん、前で試すと死んでしまうので、
後ろで試しただけですが、タイヤのグリップ力に対して
ブレーキ性能が勝りすぎてるなとは思いました。

ちなみに、タイヤは初期装備そのままの
シュワルベ・ルガーノ700×25Cです。
乗り心地がよく、振動はよく吸ってくれるようですが、
いわゆるスポンジーな印象があって、
転がりがもっさりとし、グリップ力が分かりづらいですね。
2400円のタイヤですから、ミドルグレードの
完成車にセットされるタイヤとしては十分と言えば十分ですが、
次回のサイクリングで使うことはないでしょう(汗)。

いずれにしろ、CAAD12ディスクは、その油圧ディスクへの
「疲れにくい」「不安を減らす」という僕の期待に
十分に応えてくれる自転車でした。

自転車のコントロール技術がある方なら、
その制動力を生かして、ブレーキングポイントを遅らせるとか、
ライン取りをより柔軟にするとか、速さに
つながるメリットも引き出せることでしょう。
実感としては僕には分からない領域ですが(汗)。
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下りに下って、松崎の街に
入ったのは14時40分。
いつもなら、長い下りの後は
首回りと肩がギチギチに凝ってしまうのですが、
今回は明らかに凝りが少ないです。
一方で、強い制動力を上腕で受けるためか、
二の腕あたりの筋肉が少し張った気がします。
もちろん、辛い肩こりに比べれば、
ないに等しいほどのストレスです。
ちなみに、松崎の中心街にあるファミマは
立派なイートインがあってオススメです。
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なまこ壁の商家を見たり……
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重要文化財の岩科学校を
のぞいたり。
いまも栄えてる印象がある松崎ですが、
明治の頃はもっと賑わっていたのかも知れませんね。
しかし、比較にならないほどボロい、ガルパンの上岡小学校や
中二病の鎌掛小学校にいっそうの魅力を
感じてしまったのは事実です(笑)。
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標高350mほどの蛇石峠を越えて、
めざす妻良へ。
この季節でも、登りは汗ばむので、
グローブを外さないと濡らしてしまいます。
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16時過ぎに着きました。
ここ4年くらい毎年訪れているので、
着いたというより、帰ってきた感があります。
マイブームの大洗もそうですが、同じ場所を何度も
訪れるのもいいものです。景色は同じはずなのに、
受ける印象はいつも違います。
それは、人の気持ちが常に変わり、
成長もしくは退化している証なのでしょうか。
ほとんど毎回、自転車も違うので、
そのせいかも知れませんね〜。

こうして、無事に100kmというまとまった
距離を走ることができ、CAAD12ディスクとの
シンクロ率が上昇した気がします。
今回、平地が少ないコース取りでしたが、
CAAD12ディスクは
買って悔いがない、いい自転車だなあと思いました。

はっきり言って、
平地の巡航性能や、乗っている時間の気持ちよさは
自分だけのオーダー車であるマキノ号が勝ります。
加速や登りの軽快感は、ルック595が優れています。
でも、CAAD12ディスクは全行程で
安心感が高く、下りの苦手意識を和らげてくれるのが
特にうれしい自転車です。
100kmという限られた走行距離で、まだポジションも
出きってない印象がありましたが、
疲れやすいとか、イヤな振動を感じるとか、
よく言われるアルミのネガティブな印象は皆無でした。
今時のアルミフレームは乗りやすいな〜と
素直に思わせてくれる自転車でした。
26万円という完成車価格を考えると、
文句のつけどころは限られていますし、
ちょっとしたパーツ交換でもっと実力を
高めることができそうですね。
限られた予算で、ロングを楽に走ることができるロードが欲しくて、
最新スペックにも興味あるんですよ、という方には
間違いなくお勧めできる自転車です。
ただ、本来はそっち用途として開発された、
キャノンデールのシナプスや、同価格帯の
他社のロードに比べてどうかなのは
正直なところ、経験不足でわかりません(汗)。

ちなみにと言うか、当然ながら、念のために書いておくと、
このCAAD12ディスクは、完全な自腹買いですよ。
だから、気に入らなければ酷評するか、
黙殺して以後まったく乗らないつもりでしたが、
もう今は、いつ200kmとか、もっと長い距離、長い時間を
乗ってみようかと考えております。
マキノ号、ルック、そしてキャノンデールCAAD12ディスクと、
自分のツーリングロードは
三国時代に入ったと言えるでしょう(笑)。
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妻良のお宿、民宿の
太郎衛門さんに到着。
先着していたT地先輩とトシさんが、
自分の新車に興味津々なのが嬉しい(笑)。
お二人ともに軽く乗っていただきましたが、
「イイネ!」をいただきました。
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今回も豪華な夕食を
たらふくいただきました。
今年は伊勢エビの大きなのが揚がらなかった
とのことで、その分、お刺身が大充実。
サザエや煮魚もおいしく、総勢6人で
わいわい楽しくいただきました。
話のネタも尽きることがありませんでしたが、
全体としては、既婚者組から独身組みへの
攻勢が強かった気がします(笑)。
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翌日も晴天。
サイクリストには晴天がなによりうれしいです。
そして、宿をひとりで切り盛りされている
すてきな女将さんに「また来年よろしくお願いします」と
ご挨拶して、二日目のサイクリングに出発です。
幸い、今回の二日酔いは軽いです(汗)。
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渋い里山を伝って
石廊崎を目指します。
こんな風景には、やっぱりキラキラ輝く
マッドガードの付いたツーリング車が似合いますね。
写真は健脚の、あるびさん。トーエイのランドナーで、
前日はダートの峠を越えて宿へ。
自分も誘われていて、同行させていただくつもりだったのですが、
CAAD12ディスクの納車が今回のランに間に合うと分かり、
急遽お誘いをお断りして、舗装路を走ってきたという……。
失礼しました(汗)。
ちなみに、あるびさんは、自分が及びもつかないほどの
脚力と乗車テクニック(下りも速い)があり、
あらゆる車種に乗っている方ですが、
CAAD12ディスクに乗っていただいたところ、
「これはイイ」と評価していただきました。
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さて、定番の石廊崎を訪ね……
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下賀茂の早咲き桜を堪能し……
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咲き誇る菜の花の香りにむせび、
サクッと下田まで走って
輪行する予定だったのですが……
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弓ケ浜に来てしまいました。
南伊豆屈指のビーチがあるのですが、
このあたりにお詳しい方はご存知のとおり、
弓ケ浜は車道の行き止まりにあって、
下田へは抜けることができません。
しかし、過去の記憶が改ざんされている自分が
「行けるかも知れませんよ」というと、
トシさんが「GPSにはルートがあります」と助け舟。
たしかに、ハンディGPSにはルートがあります。
そこで、なんとかなるだろうと前のめりに進むと…
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あっさり車道は途切れ、
浜辺を進むことに。
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道は階段を含む
ハイキングコースになり、
担ぎありのプチ山サイへ突入(汗)。
ロードは軽いこともあって担ぎやすいとか、
CAAD12ディスクの角張ったフレームと
ワイヤー内蔵は担ぎも楽だな〜と思ったり(笑)。
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盥(たらい)岬という
なかなかのビューポイントに出ました。
歩いたり担いだりは、せいぜい1kmほどでしょうか。
これくらいなら、さほど苦にならず、
行ってよかったなと思える眺望でした。
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岬を過ぎると下りが増え、
半分くらいはロードでも乗車できました。
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舗装路に復帰すると、
やっぱり舗装路は楽だな〜とホッとします。
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田牛(とうじ)の龍宮窟へ。
なんども前を通りましたが、
降りて見るのは初めて。
「見てみよう」と言ってくれたトシさんに感謝。
まるで、「紅の豚」の飛行艇が潜んでいそうな
神秘的な空間でした。
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15時半過ぎ、伊豆急下田駅に到着。
さっそく輪行開始……
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エンド金具のスペーサーを
紛失してしまった(大汗)自分に
あるびさんが、ワッシャーやガード金具を
提供していただき、事なきを得ました。
あらためて、感謝です。
仕様が異なる自転車を併用してると、
こうした問題というか課題は置きやすいですね。
それはまったくもって自分の問題なのですが(照)。

こうして、一泊二日の伊豆への旅は終了。
ちょうど桜のシーズンということもあり、
帰路の列車が心配ではあったのですが
(サイクリングの常で、帰路はきっぷを用意してない)
T地さんの神がかったリーダーシップで、
無事に全員の席と輪行袋の分散を両立。
下田から都心への乗車時間はけっこう長いのですが、
旅を共有した仲間と過ごすとあっという間。

一緒に走っていただいたみなさま、
ありがとうございました。またよろしくお願いします!
by cyclotourist | 2016-03-01 21:44 | おしらせ | Comments(7)