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シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

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<   2016年 02月 ( 7 )   > この月の画像一覧

ディスクロード

こんにちは、田村です。

あらためて自分ごときが言うまでもなく、
現在のスポーツ自転車シーンの中心軸は、
ロードバイクであることは間違いないでしょう。

僕のサイクリングはツーリングが主ですし、
ツーリング車が大好きなわけではありますが、
やはり主流の車種というのは勢いがあるもので、
ユーザーの多さとメーカーの開発意欲がマッチして、
ロードはどんどん新しいモノが出てきます。

僕が自転車にめざめた80年代後半から90年代、
今のロードのように人気を集めていたのがMTBでしたね。
だから、ツーリングを含めてなにもかもを
MTBが担っていたような気がします。
もちろん、自分もMTBに乗っていて、
たまにはレースにも出ましたが、
ほとんどはツーリング、しかもキャンプなんかも
MTBで楽しんでいたわけです。
「違うだろ」と分かったのは後の話で、
当時はそれしか見かけないショップが多かったですから、
昔の自分を責めるわけにも……。
身近なショップでは、ランドナーはもちろん、ロードも
あんまり見かけなかった気がします。

時は巡って今世紀、遅まきながら
ランドナーなど伝統的なツーリング車にもめざめた自分ですが、
基本的には新しいモノ好きというか、
道具で楽をしたい派なので、
ツーリング車でもなるべく新しいメカを使い、
便利そうな装備は盛り込んだ自転車に乗ってきました。
そして、舗装路のロングライドであれば、
やっぱりロードが楽なシーンが多いのも間違いないので、
最近はロードに乗る機会が多いわけです。

そして実感として思うのは、
現在の多くのロード乗りにとって、
ロードは「ロードレーサー」ではなく、
「ロードバイク」なんだ な、と。

これは自分が勝手に思ったり、見た範囲での印象や
もちろん言葉遊びではなく、
いろんなお店さんや関係者にうかがっても、
ロードに乗ってレースに真剣に取り組んでるのは、
ほんのごく一部なのですね。
ツールを走ってるようなハイエンドモデルに乗っていても、
楽しんでいるのはサイクリング、ツーリングという方が
ほとんどです。
ロングライドやブルベといっても、
基本はレースではないですから、
広義のサイクリングだと思います。

で、そうした用途なら、
ランドナーやスポルティーフと呼ばれる伝統的な
車種・モデルがあるわけです。
僕もそう思ってますし、実践しているつもりですが、
今や、そうした車種(用途)もカバーしているのが
ロードバイクなんですね。
荷物が少なくて済む環境が整ってますし、
狙って行かない限り、ダートも少ないですから。

そして、多くのメーカーが、
必ずしもレースが主目的ではない(レースができないわけじゃない)
ロードバイクをラインナップしていますよね。
エンデュランスとか、コンフォートロードと謳ってます。
ジャイアントは「デファイ」、トレックは「ドマーネ」、
キャノンデールは「シナプス」、スペシャは「ルーベ」など、
そういったモデル名ですね。

そんなロードバイクの現在進行形のトレンドが、
「エアロ」と「ディスクブレーキ」です。
軽量化と高剛性化が一段落して(もう十分に達成して)、
違う付加価値を設けているわけです。

「エアロ」は、昔も流行りましたが、
今はフツーのロードがエアロになっているモデルが
多くなりました。空気抵抗を減らすエアロ形状によって、
昔は失うものが多かったわけですが、
今はもう、エアロでも軽いし乗りやすい......
モデルが多いみたいです。

僕の用途では、エアロの効果を実感できないでしょうから
(そもそも遅いし、マジメに走ってないので) 気になるのは、
ディスクのほうです。
つまり、「ディスクロード」です。
楽に、確実に制動力を発揮できて、
雨の影響も少なく、リムやシューの損耗も
少ないって……まさにツーリング向きでは
ないのだろうか? と。

この前、担当させていただいた
八重洲出版さんのロードインプレ本でも 実感したのですが、
ディスクロードに対しては、
たいへん前向きな肯定派と
慎重な懐疑派に分かれるようです。

肯定される方は「疲れにくいから」をメリットとし、
懐疑的な方は「別に速くならない」という理由を挙げます。

つまり、用途の違いなんですよね。
ツーリングやロングライド志向(に理解を示す)の方は肯定的で、
レースに真摯に取り組んでいる方ほど、
ディスクの必要性を感じてない......のかも知れません。

いずれにしろ、こうした新しい装備・コンセプトの
モデルが続々と登場しているのが
昨今のロードバイクであり、
そのシーン・スタイル・市場なのだと 思います。

これってやっぱり、ツーリング車に比べると
ロードは非常に恵まれた環境にあると思います。
ツーリング車には根強い人気があり、
熱心なメーカーも少なくはありませんが、
ロードのように日進月歩の新しい技術が
投入されたりはしませんし、ユーザーの絶対的な数も 多くはないので、
メーカー完成車として
選べるツーリング車は限られているのが現状です。
(現状というか、ずっと前から......)
だからこそ、ハンドメイドのオーダー車の出番になるわけですが、
値段や納期も性能に含めるとしたら
(フツーの人は含めますよね)
メーカー車に対抗しづらいのが事実だと思います。

僕自身、オーダーでディスクのツーリング車が
欲しいと思っていて
(実際、ちょっと前までは持ってたのですが...)、
昨年にはオーダー一歩手前まで行ったのですが、
ディスク対応でガードも付くカーボンフォークがないとか
(スチールのフォークなら作ってもらえるのですが、重い……)
ビルダー側が必ずしもディスクに前向きでないとか、
自分がお支払いできる予算に収まらないとか......
いろんな事情で見送ってきました。

と、だらだら書いてスイマセン、という感じですが、
先に担当した本で試乗させていただいたディスクロード、
フォーカスのカヨ・ディスク・アルテグラの印象がとてもよくて、
これは自分の用途でも「買いだ」と思ったわけです。
しかし、同モデルはカーボンフレームで、
だから軽くて感じがよかったのですが、
47万円というけっこうなお値段は、
いまの半ニートな自分には手が出せないな......と、
思い悩んでいたのです。
買っちまったら離婚されるのは間違いないですし(汗)、
いくら魅力を感じるディスクロードでも、
その自転車が 自分の主力になるかは、
正直なところ分かりませんし。

でも、乗らずに「ディスクは必要ない」と
分かったふりをできるほど 自分に確たるポリシーはありませんし、
諦めるのは惜しいです。
ディスクによって、苦手な下りの怖さが減ったり、
長い下りでの手の疲労が減ることは
おおいに期待できると思っています。
これは以前乗っていたディスクのツーリング車でも実感しました。
それは機械式のディスクだったので、
油圧なら、もっとイイんじゃないかと考えてしまいます。
しかも、重量面では
(すぐ重量の軽さに引かれるのは、我ながら青いのですが)
今時のメーカー車は本当に優秀ですから。

要は、最新スペックで手頃な価格の
ディスクロードがほしいなあ......と。
それが、自分にとって、
今欲しいスポルティーフ的な自転車なのです。
理想と妥協と物欲が混沌とした、
ある意味で現実的な自転車選び、とも言えましょうか(汗)。

こうして選び、決めて、
納品してもらった自転車がコチラ。
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キャノンデールの
CAAD12 DISC 105です。
その名のとおり、油圧ディスクの105を採用した
アルミフレームモデルです。価格は26万円。

去年あたりから、アルミがフレーム素材として
見直されている傾向があり、各社があらためて
新しいアルミフレームモデルを投入していますね。
基本的にはカーボンに次ぐ手頃な価格帯の
モデルという位置づけですが、
非常に優秀なアルミモデルが増えているのです。
なかでも、CAAD12は玄人筋の
評価も高く、そのディスクモデルということで
決めました。
もともと、T1000を持ってるくらいなので、
キャノンデールのアルミには憧れがある自分です。

このCAAD12 DISCが、
自分にとっての新しいツーリング車、
新しいスポルティーフに
なるのではないか……と思っているわけです。

今時は珍しい、ほぼホリゾンタルなフレームです。
自分はホリゾンタルフレームが
大好きというわけではありませんが、
こうしたスタイルで、この仕様、価格(大事)の
モデルは他には探すのが難しいと思います。
他社のアルミモデルは、よくもわるくも、
カーボンと見まがうような
複雑に曲がりくねったフレームが多いのです。
もっとも、このCAAD12も、非常に
凝ったパイプ形状なのですが、
ぱっと見はシンプルな印象を受けます。

もちろん、マッドガードもキャリアもない
アメリカンブランドの自転車を
「スポルティーフ的な」とか言うと
諸先輩にぶっ飛ばされそうですが、
自分がそれを期待しているのだから、許してください。

さて、写真の背景で分かりそうですが(?)、
納車していただいたのは、ご存知ベロクラフトさんです。
注文させていただいたのは、
同店のグループであるCWSさんなわけですが、
いつもお世話になっている大槻店長に
またお世話になりたく、お願いしたわけです。
ここでお世辞っぽいことを言う気もないのですが(汗)、
自分の自転車趣味において、
先生であり、主治医であり、コンサルでもある
頼れるプロのひとりが、大槻さんなのです。

で、またも大変なお手数をおかけしました。
「え、完成車だから、できてますよね?」とか言ってしまった
自分の浅はかさを悔やむばかり。
そもそも、自分は52cmサイズを希望したのですが、
それだとシートポストがでませんよ、と
アドバイスいただいたのも大槻さん。
キャノンデールは、サイズ表記以上に
シートチューブが長いんですよね......。
というわけで、50cmサイズにしました。
これでも、シート長(BB中心〜シートクランプ上部)は
55cm近くあるのですよ。
身長171cmでサドル高さが68cmしかない
自分としては、ホリゾンタルだと……(汗)。

そして、完成車であっても(だからこそ)
長過ぎるホースやケーブル類の調整を
行っていただきました。
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フロントフォークです。
コラムまでカーボンで、ポストマウントの台座やエンドは
アルミ(継ぎ目が見えない!)。
細身ながら独特の湾曲を見せます。
重量は実測406g。十分に軽いですね。
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オイルホースを抜いて、作業開始。
油圧ディスクのこうした作業を拝見するのは
初めてなので、なにもかも興味深いです。
入っていたオイルがぽとぽと出てきますが、
思ったより量は少ないんですね。
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専用のカッターでホースを 切ります。
5cmくらいは短くなりました。
念のために書いておくと、
自分がやってるわけではありません。
大槻さんにしていただいてるのを、
自分は見ているだけです(汗)。
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切ったホースに、
あらためて接続金具を圧入。
こうした作業にも、シマノの専用工具が用意されています。
ちなみに、油圧のホースはライナーが樹脂なので、
ワイヤーのアウターより、かなり軽量です。
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再びキャリパーを
仮付けします。
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ブラケットにある
注油口を開き、
ジョウロをセットします。
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キャリパー側にリザーバーを装着。
これが、オイルを通したときの受け皿になります。
経験的にも技術的にも道具的にも
自分ではまったくできる気がしません(汗)。
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リザーバーまでオイルが
通ったところで、
キャリパーの栓を締めます。
また念のためですが、こうした作業の
理解度が低い自分ですので、ここに書いてる
説明が正しいかどうかは微妙です(汗)。
詳しくは、大槻さんに訪ねるか、
シマノの説明を読んでください(大汗)。
本に書くならちゃんと調べますが、
ブログなので勘弁してください……。
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ジョウロの栓を
キュポキュポしたり、レバーを握ったりして、
エアを抜いていきます。
心なしか、フィギュアの複製に 似てるような(汗)。
フィギュアと違って、ある意味、ブレーキは 人命に関わるので、
プロにやっていただきたい工程だと思いました。
オイルが劣化するので、
一年くらいで 交換したほうがよいとか。

ツーリングだと、出先でメンテができる・できないを
過度に気にする向きがあると思いますが、
ちゃんと組んでいただけば、STIにしろ 油圧ディスクだろうと、
トラブルはほとんどないと自分は思っております。
(落車とか、事故系は除きますよ)
以前、トラブル対応の理由でWレバーを
選ぶ......という意見をうかがったこともありますが、
ちょっと首肯できませんでした。
もちろん、Wレバーを使うこと自体を
否定するわけではありませんよ。念のため。
好みは自由です。好みこそ大切だと思います。
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リアは、フラットマウントという
規格のディスクブレーキです。
フレーム側が長穴になっていて、
クリアランスなどの微調整ができるように
なっているんですね。
パッドの大きさがフロントより小さいです。
ちなみに、パッドのエッジに軽くヤスリを
当ててくれました。
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リアのブレーキに
オイルを通すために、自転車を
縦にしてます。ホースが内蔵なので、
いろいろ大変とのこと。これ、背が低い方は
作業がいっそう面倒ですね……。

こうして、オイルディスクのホースと、
シフトワイヤーをフレームに合った長さに
調整していただき、かなりすっきりした
見た目と実用性を確保していただきました。
メーカー完成車だから、と、軽く考えていた
自分の想像を圧倒する技術と手間を
かけていただきました。
こうした作業を目の当たりにすると、
通販で自転車を買うのはありえない、というか、
逆にもったいないなと、あらためて思いました。

ちょっと余談ですが、自転車って、
「自分で組める」と思って、実践してる方が
とても多いと思います。それはそれで
ひとつの見識であり、趣味だと思いますが、
せいぜい数台〜10台くらい組んだだけで
「分かってる」と言うのは、おこがましいと思います。
プロは、ひと月でそれくらい余裕で組んでるわけですから、
スキルは雲泥の差だと思っております。
もちろん、趣味だから「好き」を大事にすれば
いいのは間違いないですし、
いじることでの満足感は愛おしいものですが、
本来の性能を発揮するためには、
なんでもプロに頼むのがいいと思いますよ。
自転車はもちろん、
フィギュア作りでソレを痛感している
今日この頃の自分ではあります(汗)。フィギュアは
しょぼくてもまあいい(?)のですが、
自転車の場合、それで走れないとか、
トラブルが起きると旅が台無しですからね。
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キャノンデールなので、
BBはBB30Aという独自規格。
ヘッドの上下異径やブレーキ台座など、
あらためてメーカー車の
技術的な高まりを実感しました。
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こうして完成。
メーカー車であっても、
自分の一台になったと感無量。
思いのほか、大槻さんの手を
煩わせてしまったことを実感しました。
そして 「自分だけの一台」という満足感が生まれます。
重量は8.6kg(ペダルなし)。
余分なピラー(すっごい切れるのがなんとも短足で......)を
切っていただいたおかげで100gも減った状態ですが、
メーカーカタログ値どおりでした。
シマノ105、そして決して高級品ではない
ホイールとタイヤを装備していることを考えると、
十分に軽いのではないでしょうか。
もっとも、油圧ディスクにこだわらなければ、 もっと安い価格で
105仕様のフルカーボンフレーム完成車も
珍しくないのが最近のロードのすごいところですが......。

なにはともあれ、
こうして、ワタクシの新たな翼が完成いたしました。

実際に走ってどうなのか、
自分のスポルティーフ的な用途に合うのか否か、
アルミフレームの乗り味はいかがなものか、
カーボンとの優劣は、そしてディスクの実用性や
輪行との相性は如何......。

要は、ツーリングしてどうなのか、ですよね。
もちろん走りましたよ〜。
走らずにいられるわけがありません(笑)。
納車された翌日、
さっそく100kmほど伊豆を走ってまいりましたので、
近々リポートしたいと思います。

やっぱり新車は楽しいな〜。
我ながらワクワクします。
by cyclotourist | 2016-02-28 23:07 | おしらせ | Comments(12)

BD-1でポタリング

こんにちは、田村です。

ここ数年、自分のなかでロングライド志向が
強まっているせいか、どうもサイクリングの
「自由度」が減っているなあとも考えております。

思い立ったら走りに行く、気の向くまま、
当意即妙で道を決める……そんな
アドリブ感もサイクリングの楽しみだと思います。
でも、ある程度の距離を走ることをめざすと、
事前の準備が欠かせなくなってきます。
立ち寄りスポットも絞らざるを得ません。

準備の面では、「ルートラボ」などで走行ルートを作成して、
それをハンディGPSに転送しておき、
現地では小さな画面を見ながら走る……というのが、
面倒だなと思うこともあります。
もちろん、そんなハンディGPSがあるからこそ、
見知らぬ道を効率よく走ることができるわけで、
いまさら手放すことはできませんし、
ルートを事前に考えることも楽しみではあるのですが、
たまには、昔のように、もっと気軽に走るのもいいかな、と。
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そんなわけで、今日は
ふらっと輪行サイクリングへ。
天気も回復し、珍しく(?)そこそこ早起きもできたので、
池袋〜日暮里〜柏〜(特急)〜水戸と電車を乗り継ぎ、
水戸から水郡線に乗車しました。
水戸と郡山を結ぶ、単線が基本の非電化ローカル線ですが、
車両は新しく、しかも三両編成。
水戸から9時すぎに乗ったのですが、
乗車率も高く、席はほとんど埋まってました。
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水郡線はほとんど乗ったことがないので、
駅名が新鮮です。
「なかふにゅう」とか、なにかの本で
ネタになっていたような。
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今回、降りる駅は
常陸大子(ひたちだいご)と決めていましたが、
それ以外はノープランなので、
ツーリングマップルを持参しました。
最近は、ハンディGPSオンリーか、該当ページの
コピーを持っていくだけでしたが、
今日は丸々一冊。荷物にはなりますが、
どこへ向かおうと問題ないという安心感は
ありますね。スマホやハンディGPSでも
用を足すわけですが、紙の地図を
俯瞰したときの分かりやすさは、やはり安心です。
電池切れの心配もないですし(笑)。
列車に乗っていても、地図を見ながらだと、
沿線の道筋や地形がよくわかり、楽しいものです。
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車窓からは久慈川を
間近に望むことができます。
帰路は、久慈川沿いの国道118号を走るのが
手っ取り早いかなと思っていましたが、
車窓から眺める限り、意外と交通量があり、
しかも車線の関係で川沿いは走れそうにないことが
見て取れ、違う道を行こうと思いました。
地図を見ながら、列車の中で
行程を考えるのは楽しいものです。
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少し列車が遅れ、
常陸大子駅に着いたのは11時。
これでも自宅を7時に出たのですが、
やっぱりローカル線は時間がかかりますね。
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常陸大子の駅舎は改修中で、
沿線の中核駅らしいですが、
まるで様子がわかりません。
さて、いよいよ自転車の出番です。今回は……
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BD-1です。
折りたたみミニベロの定番モデル。
昨年からは、本来の名である「Birdy」として
再スタートしましたね。
自分のコレは数年前に購入したのですが、
あんまりサイクリングで出番がなく、
普段使いが中心でしたが、気軽な輪行サイクリングには
やっぱり適した自転車です。
輪行袋への出し入れを含め、1分で準備できるのは
折りたたみ自転車ならでは、ですね。
今回はフラットペダルのままですし、
駅や買い物移動も楽チンです。
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自分には珍しく、
このBD-1は、けっこういわゆるカスタマイズを
施してます。前後のサスは加茂屋さん製に交換済み。
ノーマルより、リバウンドが穏やかなところが
気に入ってます。
軽量ホイールやシートピラーに交換し、
コンポもXTベースにしてあります。
自分で交換したので、あんまり快調ではありませんが(汗)。
タイヤもパナレーサー・ミニッツライトの細いものに
しているのですが、これはけっこうピーキーなので、
BD-1の持ち味であるクロスバイク的な
気楽さはスポイルしてるかも知れません。
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駅前には、1970年まで
水郡線を走っていたという
蒸気機関車が展示してありました。
屋外展示ながらとてもキレイで、
今にも走り出しそうです。
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さて、駅前を通る国道461号を左手に進み、
最初にしてほとんど唯一の目的地に向かいます。
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10分少々で到着。
ここは……旧上岡小学校です。
平成13年に閉校となったのですが、
往時の姿をそのまま保存していて、
近年はさまざまな映画やテレビのロケ地として
活用されているのです。
やっぱり今回も舞台訪問サイクリングなのです(笑)。
この学校こそ、ガルパン劇場版で
主人公たちが髀肉の嘆をかこちながら、
捲土重来を期した伝説の舞台。
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なんかスゴい痛車が停まってるし。
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とても風情のある
平屋の木造校舎です。
土日祝日には、無料で一般公開されています。
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階段を利用した
雛飾りがお出迎え。
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講堂です。
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職員室です。
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校長室。
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小さな放送室。
すべてガルパン劇場版で見た通り。
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すてきな教室。
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校舎の配置図です。
明治44年に立てられたという最初の校舎に加え、
昭和12年と昭和38年に増築された
計三つの校舎で構成されています。
山裾に沿って立体的に増築されているので、
なんだか山城のような趣き。
それでいて、すべて平屋で教室は5つしかありません。
ある意味、ぜいたくな造りですね。
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校庭の片隅には、
名シーン(?)の舞台となった
にわとり&うさぎ小屋がありました。
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校舎の裏手には、
主人公たちがキャンプしていた場所も。
僕もキャンプしたい。
そういえば、二十数年前のツーリングでは、
小学校に忍び込んで、テント張って
寝たこともありましたね。水場があるし、
夜は無人なんでキャンプに最適なんですよね。
今やったら間違いなく通報されます(汗)。
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実に素敵な上岡小。
校舎はもちろん、什器や展示物も往時のままで、
いまにも児童の声が聞こえそうでした。
現実にはガルパンおじさんばかりです(笑)。

さて、さっそく目的を達成してしまいましたが、
天気もよいですし、気ままに走り出します。
なんとなく、大洗まで行ければいいなと考えてましたが、
途中で輪行してもいいし、地図を見ながら進みます。
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国道は避けたいなと思っていたので、
アップルラインという広域農道に入ってみます。
方向としては、水戸方面に向かってるので、
大洗に近づくルートではあります。
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日陰の路肩には、
まとまった量の雪が残ってました。
さほど標高がない地域とはいえ、
あなどれません。
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道が山肌に出ると、
ところどころで視界が広がります。
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そして勾配がきつい(汗)。
看板には10%とありましたが、
そこまで急ではない印象でしたが、
汗をかくに十分な坂道。
ウェアのジッパーを開き、ふうふう進みます。
気ままなポタリングのつもりが……。
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道の分岐が現れるたび、
地図を開いて進路を確認します。
当たり前といえば当たり前なのですが、
最近はルートを読み込ませたハンディGPS頼みで
走っていたので、温故知新的で新鮮です。
地図を見ることで、進路をその場で確認し、決めるという
当たり前のことが新鮮で楽しい……自分がこう思うくらいですから、
今時のロード乗りは、こうした従来の
サイクリングを経験することは少ないのかも知れませんね。
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県道をつないで進み、
標高350mほどの小さな峠を越えます。
地図には「タバッコ峠」と面白い名前が。
現地には特に案内などありませんでしたが、
帰宅してから峠の事典で調べてみると、
「たば」とは「たわ」と同義で、たわんだ地形のこと、
らしいです。たしかに、山肌の鞍部を
越えるような峠でした。常陸大宮市に入ります。
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高部という小さな街では、
洋風の洒落た建築が目立ちました。
いつでも輪行すっかと思いながら走ってましたが、
国道を離れたことで水郡線とも離れてしまい、
輪行することもなく、淡々と先へ進みます。
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国道293号に差しかかると、
セイコーマートがありました。久々のコンビニ。
ここ、以前にブルベで利用したこともあるような……。
ブルベの記憶って、コンビニばかりですね(汗)。
時刻は思いのほか過ぎていて、14時40分。
ハンドルにGPSもサイコンも着けておらず、
腕時計も使ってないので、うっかりしてましたが……。
やっぱり、ロードに比べると速度が稼げない印象ですが
(今日は追い風に恵まれたのに)
今回はそれも気になりません。
ホットシェフの豚丼を食べ(そればっか)、
淡々と進みます。
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時間とともに先へ進み、那珂川へ。
水戸の市街地が見えてきましたが、しばらく川沿いを進み、
市街地を避けて大洗をめざします。
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那珂川を越えると、
鹿島臨海鉄道の高架が。
これに沿っていけば確実に大洗に着く、と
思って進んでいたら、舗装が途切れました(汗)。
けっこう未舗装区間が長く(3kmくらい?)疲れました。
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大洗の街に入ったのは17時。
すっかり日が陰ってきましたが、
「帰ってきた」と安堵感が沸き上がります。
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大洗磯前神社へ。
元旦ランでは混雑を恐れて寄らなかったので、
今回はちゃんと参拝し、交通安全の
お守りをいただきました。
ちなみに、上岡小で見かけたデッカい痛車を
ここでも見かけました。行動が同じ(笑)。
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愛里寿たんの看板は、
お店が休みで仕舞われてました(泣)。
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つり具屋さんのクラーラにご挨拶して……
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串カツで軽く補給。
「これ揚がってるよ、お茶どう?」と、
気さくに声をかけてくれるのがうれしいです。
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日が暮れると急速に寒くなったので、
とっとと撤収します。
今回は大洗でゆっくりしたいなと思い、
輪行メインのポタリングのつもりだったんですが、
結局は時間が押してしまい、大洗では
あんまりゆっくりできませんでしたが、
それがまた再訪のモチベーションになったりします。
また近いうちに来ちゃうんでしょね〜。
d0211129_23485072.png
常陸大子スタートで、なんだかんだで
80kmほど走りました。
今回のポタリング(?)は、
サイクリング仲間のトシさんが
しばらく前に実践されていて、
それをいいな〜と思っていて、真似たのでした(汗)。
ちなみに、上図のようにルートは残したかったので、
ログを取るためにハンディGPSは稼動させていましたが、
ずっとポケットに入れてました。
おかげで、というのも文明の利器に失礼(?)ですが、
ちょっと懐かしい感じがする
サイクリングを楽しむことができた一日でした。
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大洗駅から輪行で家路に。
ガルパン列車、3号車も登場したんですね〜!
by cyclotourist | 2016-02-22 00:06 | 製作中 | Comments(10)

【フィギュア作り】島田愛里寿 その1

こんにちは、田村です。

季節の変わり目は、天候が不順ですね。
バレンタインデーとか、まるで意識しなくなったのは
いつからでしょうか(笑)。光陰矢の如し。
自転車ネタを連発したいところですが、
とりあえず、フィギュアネタで(汗)。
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クラーラさんは、無事に複製に入りました。
部品点数が13と少ないので、
比較的、楽でした。
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レジンを流して複製。
空気の抜け道を調整しつつ、
3回目くらいでモノになるものが。
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3体、完成させます。
ひとつは、ご声援いただいた
中の神さま(の事務所さん)へ進呈用、
もうひとつは、来るべきワンフェスの提出見本用、
そして、自分用です。
わりと奇麗に複製できましたが、
複製作業や、整形と組み立ては
あんまりワクワクする作業ではないので
(塗装に入れば楽しいのですが)
気がつくと……
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島田愛里寿の製作を始めてました(汗)。
ご存知、ガルパン劇場版で登場した
新ヒロインです。
クールでロリっ娘という、不思議なキャラです。

作り方はいつもと同じで、エポキシパテで
素体的なものをつくり、ポーズをとらせていきます。
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ガルパンのカレンダーにあった、
振り返りポーズの愛里寿たんを
作ることにします。今まで作ったことないポーズなので、
どうなることやら……。
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抱っこしてる「ボコ」も。
しかし、これが意外と難しく、
なかなか可愛らしくなりません(泣)。
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娘が持ってたぬいるぐるみを
貸してもらい、参考にします。
か、可愛い(照)。顔と鼻・口の丸みなど、
なるほどと思いました。
なんでもお手本があると助かりますね。
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お手本があったからといって、
すぐに自分がうまく作れるわけでは
ないのが悲しいところですが、致し方ありません。
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ボコだけで燃え尽きそうでしたが、
ご本尊の顔作りに取り組みます。
最近のキャラはいずれも鉢が開いて
目が離れたデザインですが、愛里寿たんは
それがいっそう顕著で、バランスを取るのが難しく感じます。
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耳とか左右があるものは、
スキャンして反転した資料も用意し、参考にします。
一枚の絵を見て、脳内で左右反転できれば
いいのですが、なかなかできませんので。
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房が多く、微妙にウェーブした
髪を作り出します。予想はしてましたが、
難しいです。とりあえず手を動かして、
パテを盛っていきます。とりあえず……。
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ボコを持たせて、ポーズを
調整していきます。
このあたりで気づいたのですが、カレンダーの
イラストは、斜め後ろからでも両目が見えるように
(そのままだと、奥の目が前髪で隠れる)
前髪がふわっと持ち上がってるんですよね。
でも、その状態で正面から見るとどうなるかが
絵心の乏しい自分には想像できません。
イラストの再現はソコソコにして、
設定画にある正面イラストを重視することにします。
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前髪を分割しつつ、
それぞれの房の位置や大きさを
手探り気味に調整していきます。
カラダを分割すると、ポーズが崩れやすいのですが、
髪は、一体で調整したり整形するよりも、
バラバラにしたほうが効率がよいと思います。
もちろん、一発で調整不要の造形ができれば
申し分ないのですが、なかなか……。
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娘のチェックが入りました(笑)。
「う〜ん……。前髪と目はがんばってね」と、
するどくも冷静な指摘。
フィギュアに数cmまで近寄って凝視する姿は、
かなりフィギュア慣れしたマニアのようです。
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足かけ一週間の状態です。
デキはともかく、作業の進め方だけは
上達したと思います。
勝負はこれからですね〜。
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ちなみに、身長設定を
だいたい反映してるので、
クラーラさんに比べると、かなり小柄なのです。
by cyclotourist | 2016-02-20 23:34 | ひまつぶし | Comments(7)

ロードバイク・コンシェルジュ2016

こんにちは、田村です。

先週、八重洲出版さんから
新しいムックが発売されました。
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ロードバイク・コンシェルジュ2016」。
いわゆるインプレッションとカタログ要素を
併せ持った本です。
まず新鮮なのが、10人もの選者さん(コンシェルジュ)が
登場していることでしょう。
従来は、メイン一人プラス一人か二人というのが
インプレッション本の定石でしたが、この本では
キャラクターや来歴が異なる10人の方が登場します。
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末席に僕もいるし(汗)。
錚々たるメンバーに混じって
お恥ずかしい限りなのですが、
ある意味、自分のようなタダのサイクリストが
出ていることにも、本書の特徴が表れています。

従来のインプレ本ないしカタログ本は、
最新モデルをなるべく多く網羅することが主眼でしたが、
この「ロードバイク・コンシェルジュ2016」は、
“選ぶ”ことに主眼を置いてます。

まず価格帯。これを三つに区切ってます。
次に用途です。
「ロードなんだからレース一択だろ」というのは、
現状のロードバイクのラインナップや乗り手の
実情からは外れていると思います。
もちろん、本流はレースなのですが、
ロングライド向きだったり、ダートも視野に入ってたりと、
従来のツーリング車の役目も
広い意味での「ロードバイク」が担っているのが
実際のところだと思います。

そこで本書では、
レース全般 ・ヒルクライム ・ロングライド/ブルベ ・
シクロクロス/グラベル ・ツーリング
と、5つの用途をカテゴリーとして設定し、
それと価格帯を合わせて選んだ自転車“だけ”を
掲載しています。

この“選んだモデルだけ”というのが
ある意味で画期的で、10人の選者さんが、
自分の経験と好みで選んでいるのです。
編集部オーダーで選んだとか、
ブランドを網羅するために選んでいるとか、
そういった政治的(?)な理由ではなく、
それぞれの方が、それぞれの価格帯と用途に応じて、
「これが絶対にイイ」というモデルを
選んでもらっているのです。

ですから、同じ価格帯で同じ用途では、
一人の方が一台しか選んでいないのです!

逆に言えば、漏れている大手ブランドも多々ありますし(汗)、
複数の人が同一モデルを選んでいても
そのまま載せています。

これまでのインプレ本は、レーダーチャートや
グラフなどで相対的な評価を表現してましたが、
本書ではそうした点数表的な要素はありません。
なぜなら、その価格帯と用途では、
その人が満点を出せるベストなモデルだけを
選んでもらっているからです。

たとえば、あの三船さんには、ロングライド、つまりブルベ向きの
モデルを重点的に選んでいただきました。
田代さんにはヒルクライムが強いというイメージがあり
(どんなレースでも強かったのですが)
それに応じた用途を重点的に選んでいただきました。
ちなみに、自分などがレースとかヒルクライム用の
モデルを選べるわけはありませんから、選んでません。
ロングライド向きとツーリング、グラベル系だけ
選ばせていただきました。

こうした趣旨を汲んでくださると、
この本はかなり面白いと思います。
掲載したモデル一台一台が、
選んだ人にとってはベストなのです。
トータルでは100モデル“しか”載ってませんが、
だからこそ、価値がある本だと思っています。
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自分がハイエンド価格帯でロングライド向けに
選ばせてもらったのは、フォーカス・カヨの
ディスクロードです。
これは本当に良かったですね。財布に余裕があれば
買っていたところです。
ほかには、ミューラーのチタンロードも
ハイエンド価格帯では選ばせてもらいました。
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エントリー価格帯でツーリング用途では、
ビゴーレの「新・山と旅の自転車」といった
渋いところも選びました。
これがロードかは激しく意見が分かれると思いますが(汗)、
ガチの山サイ以外は、ほとんどの用途を
ロード系モデルが席巻している
現状を表している……と、言えなくもないと思います。
多くのサイクリストにとって、もはや
ロードがツーリング車というのが
偽らざる使い方だと実感している今日この頃です。

もちろん、自分はハンドメイドのオーダー車が大好きです。
ちゃんと、そっち系の記事も載ってますからご心配なく(笑)。
ただし、マキノ、ケルビム、東叡社だけというのが
また自分らしいと言うか……(汗)。

実はこの本、企画段階からご相談を受け、
タイトルや方向性を決める段階から
関わらせてもらいました。
その過程で、サイスポさんが誇る自転車ジャーナリスト、
吉本司さんと親しくお話しさせていただいたのは、
自分にとって本当に得難く
勉強させていただく機会になりました。
おそらく二十年以上、継続してインプレを担当されている
吉本さんの見識は流石だなあと、
打合わせやメールをやりとりする度に思いました。

本書の巻頭に、吉本さんと、なるしまフレンドの小畑さん、
そしてサイスポさんを代表するもう一人のジャーナリスト、
安井さんの対談(鼎談)記事があるのですが、
これは本当に見識にあふれていて、
ロード乗りでなくても一読する価値があると思います。
いまは、ロードが変わろうとしている、激動期なんだなと
よくわかります。

と、いうわけで、少しだけ
最近のロードバイク事情に詳しくなった田村でした(汗)。
やっぱり一台、新調したいところですね〜。
by cyclotourist | 2016-02-15 19:32 | おしらせ | Comments(11)

【フィギュア作り】クラーラ その5

こんにちは、田村です。

先の日曜日は、ワンフェスをのぞいてまいりました。
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幕張メッセを埋め尽くす
ディーラーさんと来場者。
さすが、世界最大の造形イベントです。
過去三回、ディーラーとして出展しましたが、
フツーに入場するのは初めて。
今回、ディーラー参加申し込み時に
版権申請をするのを忘れてしまい、
出展を見送ったのですが、せっかくなので
見に行こうと。ディーラーとして参加してると、
ゆっくり見て回ることができないので、
逆に貴重な機会となりました。
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今回も娘がお伴。
ガチャガチャが気に入ったようでした。
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1/1、つまり原寸の四号戦車。
圧巻の大きさでした。
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こちらも1/1、実物大の
「冴えカノ」ヒロイン加藤さんです。
198万円です! お金があれば欲しいくらいの
すばらしい出来映え。買ってドコに置くのかが
最大の問題でしょうかね……。
しかし、ローアングルで撮影する輩が多すぎ……。
スタッフからして「ローアングルの撮影OKです」と
言ってたので問題ないのでしょうが、
さすがにちょっと、ヒトとしてど〜だかなあと思われ。
娘もビビって引いてましたし。
立体なので見えちゃうのは仕方ないと思いますし、
見えちゃう範囲は作っておくのが真摯な
造り手の姿勢だとも思いますが……。
フィギュア趣味の暗黒面をのぞいたようで、
ちょっとなんだかな〜と思いました。

全体としては、やっぱり艦これ人気が続いてるようで、
たくさんのディーラーさんが見応えある
作品を出展してました。ガルパンも目立ちましたね。
あらためてワンフェスを眺めてみると、
やっぱりディーラーとして出展したくなります。
次回の夏は出るぞ、とあらためて決めたのでした。
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さて、先週からヒマができましたので、
クラーラさんの製作をせっせと進めました。
だいたいカタチができたところで、
髪の房を足したり、細部の再現に着手しました。
ガルパンキャラはシンプルなので一見すると楽ですが、
逆に言えばちょっとの違いも目立つというか、
誤摩かしが難しい気もします。
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手を作り出します。
他の部分に盛ったパテの硬化中とか、
合間をみて進めるのです。
この、ドラえもん状態から本当に手ができるのか、
いつも不安なのですが……
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手は自分のソレを参考にできるので
意外と作りやすかったりします。
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鉛筆で指のあたりをつけます。
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デザインナイフで削り込みます。
指を切り分けるというよりも、
段差や角度を変えることで、
指っぽく見せていくような作業です。
粘土状のエポキシパテなので、本当は盛りで
カタチを出したほうが早いのでしょうが、
自分は切削作業のほうが向いてるようで、
いつも削り出しています。
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親指は、パテを盛り足して再現しました。
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紙ヤスリでならしてから、
サフを吹いて確認。
自分の手を参考にしてるだけに
どうにもゴツい手になってしまいましたが、
とりあえずヨシとします。ちなみに、メーカー製の
フィギュアはツメまで再現してるのが多く、
精緻な造形に驚かされます。
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さて、ミウラSVさんのご指摘にもとづいて、
胴体を2mmほど詰めました。
今回、こうした寸法調整が発生せず、
自分も成長したもんだぜと浮かれていたのですが、
やっぱりまだまだです。
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バランスを確認します。
やっぱり詰めて正解のようでした。
第三者に見てもらうというのは、
製作途中で大切なことですね。
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だいたいカタチができたことにして、
ジャケットの合わせ目などを再現します。
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襟とポケットを付け足します。
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せっせとキズを消してから、
おもむろに瞳を描き込んで、
似てるかどうか確かめます。似てるような、
似てないような……似てると思い込みます(汗)。
前髪を左右で分割しているのですが、その勘合が
なかなかピッタリいかず、悩ましいところ。
最終的にレジンで複製し、接着すれば
もう少しピッタリくると思うのですが、どうなんでしょうね。
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まつげと眉毛を彫り込みます。
塗装だけでもいいのですが、
いつも塗装がうまくいかないので(汗)、
今回は彫り込んでおくことにしました。
本来は凸になる部分ですが、凹でも
気にはならないと思います。
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サフを吹いて確認。
髪で隠れてない右の頬あたりが
ちょっと気になりますが、どうなんでしょうね。
顔の正面から側部に変化するあたりのラインは、
二次元キャラを立体化するときの
鬼門のような気がします。前髪で隠れることが多いのですが、
このクラーラさんはばっちり見えるので、
悩ましいところです。
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だいたい完成しました。
ポーズがシンプルなぶん、足や胴の
表面ラインにこだわったつもりなのですが、
どうでしょうかね……。
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後ろ姿。
ぎりぎりお尻が隠れてるような、
隠れてないような(汗)。
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近々複製して、
ちゃんと塗装まで仕上げたいと思います。
ここまで足掛け20日かかりましたが、
実質は10日ほとでしょうか。
クラーラひとりだと寂しげなので、
ノンナやカチューシャも作りたくなりますね。
島田愛里寿も作ると言って作ってないし……。
(私服か制服かで迷ってるんです)
ガルパンは魅力的なキャラが多くて
こまっちゃいますね〜。
とりあえず、また劇場版を見に行こうかな(笑)。
by cyclotourist | 2016-02-11 14:04 | ひまつぶし | Comments(5)

冴えない舞台の巡りかた

こんにちは、田村です。

突然ですが、
サイクリングに「目的」は必要なのでしょうか?

もちろん、「エコのために」とか、
「やせるために」とか「交通費を浮かすために」とかとか、
そんな直接的な目的のために走ってる方も
いるかもしれません。
それはそれで、サイクリングの魅力に目覚める
きっかけになるのであれば、よいことだと思います。

趣味だから目的なんかない、というのも潔いと思います。一方で、
練習が目的、すなわち競技で結果を出したいというのも
真摯な取り組みだと思います。
サイクリングはスポーツでもありますからね。
でも、ロードバイクに乗っていても、大多数の人は
競技志向ではなく、要はサイクリングを楽しんでるんですよね。
もちろん僕も。

「目的地」となると、どうでしょうか。
ある街をめざすとか、あるお店で食事をするとか、
温泉に入るとか……そういった動機で
走り出す人も多いですね。仲間と一緒にいるのが
楽しい、というのも共感できます。

峠を越えたいとか、街道を走りたいというのは、
目的地と行程が複合しているので
サイクリングのテーマとしてはやっぱり王道だと思います。

しかし、純粋に、ある場所に行きたいとか、何か見たいとか、
何かを食べるのが目的なら、必ずしも自転車で
赴く必要がない気もします。
あくまで「走ることそのもの」が目的で、
訊ねる先やご褒美的な何かは、オマケのような
気もします。
しょっちゅう秩父へ行って、ホルモン焼きばかり食べてる
自分ですが、それはやっぱり途中で越える峠の数々や
都心に近いのに野趣あふれる道筋が多いからに
他ならない気がします。

「だからなに!?」と突っ込まれそうですが、
たまにはサイクリングの来し方行く末に考えを
巡らしたりもするのです。
ノリと勢いだけで走ってるような自分ですが、
走る根源的な動機とかモチベーションて
なんなんだろうな……と、考える今日この頃です。
ここ一ヶ月、業務的な移動手段としてしか
自転車に乗っていなかったので、
もくもくと走りたい気持ちが沸き上がり、
それで具体的にどこをどう走るかを考えたとき、
やっぱり走るだけじゃなくてプラスαが
いるよな〜と、根が出不精な自分は考えるのです。

で、本日、ひさびさにまとまった距離を走ってきました。
ある意味、画期的な行程だったなと思います。
テーマは……やっぱりアニメの舞台巡りだったりします(汗)。

ひょんなことから、
「冴えない彼女の育てかた」という、
タイトルからしてラノベ調全開のアニメに
ハマってしまいました。
ひょんなこともなにも、本ブログにもコメントをくださる
まりきちさんのブログの影響なのですが、
見始めると超面白い(笑)。
昨年の冬アニメで、名前だけは知っていたのですが、
dアニメで見始めると、止まらない止まらない。
ストーリーは他愛ないのですが、
登場人物たちのセリフのかけあいが面白く、
なによりも……萌え美少女が満載(照)。
ガルパンとは違って、ちょっとエッチな描写も多く、
もちろん一般向け(笑)レベルなのですが、
胸がキュンキュンする(笑)作品です。

で、このアニメが、冒頭のキービジュアルからして
自分ちの近所が出まくるのです。
具体的には、都電荒川線の学習院下駅の
近くにある激坂です。ご存知の方も多いと思いますが、
この坂、都内屈指の勾配があり、
それゆえに自分がやってた過去のムックでも
よく紹介したものでした。
そんな坂を筆頭に、和光市駅や保谷あたりが
ガンガン登場し、東京西部の住民としては
美少女キャラ以上に背景設定に萌えるアニメだったのです。

「ガルパン」の大洗に行ったり、「ユーフォ」の宇治に行ったり、
アニメ舞台サイクリングしかしてないんじゃないかという
昨今の自分ですが(汗)、まさに灯台下暗し。
豊島区在住の自分にとってのご近所も、
立派に舞台になっていたのです。

おもな舞台は、核心となるのが早稲田近郊の都電沿線、
そして和光市、ほかには東京ビッグサイト、
秋葉原、旧古河庭園なんかも出てきます。
さらに保谷(西東京)のコメダ珈琲店。
で、もうひとつ、埼玉県の入間にある
アウトレットモールが出てきます。
正確には、信州の白樺湖も出てくるのですが、
これをとりあえず置いとくとすれば、
一日で主要な舞台を巡れるのではないか?
と思った次第です。
幸い、先達の熱心なファンの方々が、
場所を特定してくれています。
あとは、どう回るか考えるだけです。
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ルートラボで引いてみました。
東西の頂点は、当然ながら
ビッグサイトがある臨海エリアと、
入間になるわけです。キービジュアルの激坂を
スタート&ゴール地点とすると、だいたい125kmほどの
ルートになりました。
距離的には、日照時間が短いこの季節でも明るい時間に
走りきることができそうです。標高差もわずかなので、
天気さえ悪くなければ、降雪や予想外の寒さに
やられる心配も少なそう。
ただネックは、全域が信号まみれの市街地ということ(汗)。
ペースが上がる要素がありません……。
フツー、こんなエリアだけでサイクリングを
構成することはないと思いますが(あるわけない)。
だがしかし、「冴えカノ」の舞台がこーなんだから
仕方ありません。逆に言えば、夏にはとても
走る気がしないエリアなので、冬に向いた
ルートと言えないことがない、ような気がします。
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主要な舞台の通過時間を考えてみました。
当初、右回りを考えていましたが、
そうなると、旧古河庭園が序盤となり、その開場時間(9〜16時半)に
拘束されるのでスタートを遅くせざるを得ません。
そこで、左回りでまずは
和光市〜入間を目指すことにしました。
そうすれば、早く出発できます。ただ、いまごろは
7時過ぎでないと暗いので、そのくらいをスタート時間に。

こんな丁寧なプランニング、最近はブルベでも
あんまりしませんが(汗)、見たい場所が決まってる
舞台サイクリングだからこそ、ルートや所要時間などを
自分で考えるのが面白いものです。
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今回はマキノ号でいきます。
ちょっと前に、NOTUBESのアルミリムに換装しました。
分不相応にGOKISOホイールを使っているのですが、
やはりカーボンのディープリムは自分の乗り方や技術に
そぐわないので、ベロクラフトさんに相談したところ、
ZTR Alpha340 RIMがオススメとのことで、
それで組んでいただきました。
リムだけでも12,900円(!)という高級品ですが、
GOKISOのカーボンリムより軽く、シャキッと走り、
アルミだから雨天でもさほど効きが落ちないようになりました。
ただ、自分は従来どおりチューブを入れて使ってます。
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最重要アイテムは、舞台が出てくる
画面を集めてプリントしたもの。
これを用意するために、何回もアニメを見直しました。
それがまた楽しくもあり(笑)。
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激坂の上にやってきました。
自宅から自転車なら10分圏内です。
7時30分過ぎにやってきました。
G社に勤めていた頃は、毎朝、ここの前を
通勤で走ってました。そこがよもや舞台とは……感無量。
「22%」の勾配看板がそそります。
作中では、メインヒロインがこの坂の上にいたのですが、
この朝はいませんでした(汗)。
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マジで激坂です。
しかも、自転車にはありがたくない凸凹舗装あり。
「冴えカノ」主人公は、ここを新聞配達の自転車で下り、
しかもクランクを回し、リアタイヤをスライドさせて
停止するという神業を見せてました。実は、
トップアスリートなのかも知れません(笑)。
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下って見上げます。
歩いている人も、まるで登山のような姿勢……。
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下りきって右折すると、すぐに
都電の踏切があります。この下がまた
舞台だったりするのですが、とりあえず先をめざします。
また戻ってきた時のために、都電周辺の舞台は
とっておきたい思います。このあたりはハンディGPSを
見なくても知り尽くしてるので……。
と、調子に乗っていたら、この後に寄る予定だった
作中の学校モチーフを忘れて先へ向かってしまいました(汗)。
過信は禁物ですね。
学校は復路で寄ることにして、まずは和光市へ。
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10kmちょっとで和光市へ
なんのヘンテツもない小さな公園が……舞台。
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だからナニ? と怒られそうな
公園ですが、
あの東屋の下に主人公がですね……。
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ここから望める鉄塔が、まんまアニメ。
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少し離れた別の公園。
ここも舞台。ずいぶん近くでロケ地を
まとてるなと思いつつ、自然と口角がゆるみます。
アニメの再現度が凄いです……じゃなくて、
アニメが、実地をよく再現してるんですね(笑)。
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作中のシーンと照らし合わせ、
きっと満面の笑みだったと思います。
人がいなくてよかったです。四十過ぎのオヤジが
こんなことしてんのはドーカとも思いますが、
楽しいのだから仕方ない。本当に仕方ない。
たぶんですが、たとえば戦国武将の城を訪ねるとか、
その地形を見て回って想いを違う時代に馳せることと、
やってることは同じだと思うんですけど……。
アニメの場合は、時間ではなく次元が違うわけです。
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主人公と、真のメインヒロイン、
霞ヶ丘先輩が一夜を過ごしたホテル……。
和光市って、ずいぶん栄えたんですね。
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駅前の風情や周辺のお店も
劇中どおり。
和光市がこんなに萌える街になったとは……。
「冴えカノ」見てる人は、行ってみるべき。
大昔、母が和光市の小学校で教員をしていて、
なんどか連れて行かれたことがある街なのですが、
様変わりですね。自分も妻子ができるわけです……年月こわい。
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さて、サイクリング的には
和光市〜入間が鬼門。
およそ30kmの距離があります。
しかも、このあたりの幹線道は走りづらい……。
なるべく裏道を狙ったルートを組んでみたのですが、
やっぱりペースは上がりませんね。淡々と走ります。
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途中、戦国武将の
北条氏照がいたという城跡がありました。
河岸段丘のヘリにあって、なるほどと
思われる立地でした。こういう正統的な
舞台にも興味はあるんですよ(笑)。
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もう少しで入間のアウトレットモールだなと
思っていたら、パンク。
見事に鉄片が刺さってました。
こういうのも、路面観察力があれば
避けることができるんでしょうか……。
せっせとチューブを交換します。チューブレス対応リムのため
タイヤとの密着性が強く、やや外しづらかったです。
パンク自体はしょうがないのですが、こうした傷ついた
タイヤを使い続けるのは不安なので、
近々、買い替えたくなるのが財布的には痛い。
こんどは銘柄も変えようかな……。
鉄板のGP4000SIIより良いのはなんだろう?
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アウトレットモール着はほぼ11時。
予定では10時過ぎだったので、
順調に見込みを誤ってます(汗)。
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主人公とメインヒロインの
加藤さんがデートしてやがった
オープンカフェは作中まんま。
アウトレットの全景は、駐車場のクルマが
多くて撮れませんでした。
この入間をクリアすれば気分は楽になります。
馴染みのあるホームエリアに戻るのですから。
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ちょうど見かけたミニストップで
カップ麺。寒い時期の補給食として
これ以上のごちそうはありません。
しかし、やはり中途半端な郊外(失礼ですが)は
クルマがそれなりに多い割に道が狭く走りづらいですね。
覚悟していたので、仕方ありません。
ふと、見慣れた文字が目に入ると……
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三ヶ島ペダル!
所沢にあるんですね。
「シクロツーリスト」で取材記事も掲載しましたが、
自分が取材してなかったので、ココにあるとは
意外でした。「みかじま」というのは地名なんですね。
思いのほか大きな社屋と工場が見えました。
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東京都に戻り、淡々と
つまらない道(正直なとこ)を走って走って、
12時30分くらいに保谷のコメダ珈琲店に着きました。
新青梅街道沿いです。ひと昔前はなかったような。
劇中では「カメダ」だったかな。ああもう
オタク高校生男子のくせに、あんなメインヒロインを
喫茶店に誘って、しかも来てくれるなんて……うらやましい。
僕の高校時代とは違いすぎます。
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せっかくなので、入って
珈琲とケーキなど……。自分が
ケーキを食べることなんてないのですが、
メインヒロインが食べてましたからね(照)。
作中そっくりの席もあったのですが、お客さんが
腰を上げそうもなかったので、
写真を撮るわけにもいかず、そそくさと
後にします。
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コメダさんから数百メートル先を
右に入ると、なんのヘンテツもない高校があります。
ワタクシの母校、石神井高校でございます(笑)。
ほぼ70km走りました。自宅から直で来れば
15kmくらいなんですが。
さすがに校舎も建て変わっていて、キレイです。
この高校まで、自転車で通学してたのが、
自分が自転車にハマったきっかけだったりします。
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なんかキリがないので中略。
高田馬場まで戻ってきました。
当初、新宿をそのままスルーするはずでしたが、
序盤で見逃してしまった作中の学校が、
馬場にあるのです。
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アニメの専門学校が、
作中の高校という(笑)。
思いのほか奥まった場所にあり、
アニメの広々とした背景画とは印象が違いますね。
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新宿を通過し、
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青山を通過し、
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通過するだけでも恥ずかしい(?)
六本木を過ぎて、
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レインボーブリッジの芝浦側に
到着しました。お台場へ渡るには
日比谷方面から晴海大橋が定番、というかそれしかなく、
レインボーブリッジは自転車走行禁止なのですが…
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自転車にゲタをはかせ、
歩行者としてなら通行可能です。
ゲタを履かさないでも、押すのがルールなら
守ると思うのですが、守らない人がいたんでしょうね。
もっとも、しまなみ海道のように、当初から
自転車を想定した橋を造っていれば、
ここもサイクリングのメッカになったのかも知れませんね。
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エレベーターで歩道まで上がって…
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南側のプロムナードを
押していきます。対向車線側なので、
トラックの走行風がきつい……。
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何箇所かスポンソンのような
展望箇所があり、お台場側の視界を楽しむことが出来ます。
今日は曇り空ですけど、ちょっとした空中旅行です。
1.5kmほど歩くので少々時間がかかりますが、
一興ではあると思いますよ。
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お台場側に渡れば、
ほどなくして東京ビッグサイトが見えてきます。
自分は恥ずかしながらコミケに行ったことがないのですが、
作中でもバンバン出ていたオタクの聖地です。
この、ビッグサイトのふもとの交差点が……
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冴えカノ屈指の名シーンの
舞台だったりします。
「なんにも答えてくれない!」と、号泣して走り去る英梨々(エリリ)。
可憐な美少女を泣かすなよな〜と、
主人公をぶっとばしたくなるような……交差点でした。
背景も劇中でそっくり再現されていて、
ここまで来た甲斐あるな〜と感慨深いものです。
時刻は15時すぎ。ぼちぼち、お尻の時間が気になります。
旧古河庭園の入園時間が16時半までなので、
それまでにたどり着かねばなりません。
お腹も減ってきましたが、時間を節約するため
持参のキットカットを食べただけで
先へ進みます。冬なのでノドは乾きませんが、
お腹が減るのは夏と同じかそれ以上です。
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都心方面に引き返します。
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秋葉原には15時40分着。
都心に入ってしまえば、どこも近く感じられ、
自転車の機動力を実感します。都内は路肩も広く、
郊外の市街地より走りやすいなと実感。
秋葉原はいろんな街角風景が描写されてましたが、
ぜんぶ見て回ると日が暮れるのは間違いないので、
後半で印象的だったライブハウスをめざします。
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ヨドバシカメラにほどちかい
路地裏にありました。
ちょっと見落としそうな場所にあり、
きょろきょろしてたら、「田村さんですか」と
声をかけられてびっくり。
ついに僕にもメインヒロインが現れたかと思いきや、
声の主は殿方です。
なんでもブルベで自分を見かけたことがあるそうで、
思わず声をかけたとか……世の中、狭い。
「なにしてるんですか」と聞かれ、突然なので考える間もなく
「舞台巡りです!」と、堂々と答えてしまいました。
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ライブハウスの看板。
これも劇中そっくり。ここで第五の美少女、
美智留と仲間がライブを開くのですが、その
一曲目にはしびれましたね……。
未見の方もいると思いますので、タイトルは伏せておきますが、
その曲を聞くだけでも
観る価値があるアニメだなあと……。
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ぐんぐん北上して旧古河庭園へ。
16時15分くらい着でした。
なんとか間に合い、ほっと安心しつつ入園します。
ちなみに入園料150円です。
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堂々とした洋館。これが作中では、
英梨々のご自宅だったりします。
すごい邸宅ですが、冬は寒そうですね。
園内の木々から鳥のさえずりが聞こえたので
目を凝らすと、インコがたくさんいました。
野生化しているのでしょうか。
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池袋に戻ってきました。
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明治通り沿いの学習院下。
9時間ぶりに戻ってきました。
走行距離は130kmほど。やっぱりペースは
上がりませんでしたが、後半せっせと走ったおかげで、
最終的にはほぼ計画どおりの時間で走ることができました。
日暮れ前に走りきれて
ひと安心でございます。
都電は、写真のようなモダンな車両が増えましたね。
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学習院下の電停から
早稲田方向を望むと、オープニングで
出てきたシーンが広がります。
踏切とその先にあるカーブが印象的でしたが、
相当な望遠レンズで撮ったようです。
自分のコンデジでは、作中どおりの
画角を得ることはできませんでした。
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面影橋。この交差点も
印象的に描かれてましたね。
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面影橋で神田川を渡り、
路地裏を進んでいくと富士見坂に出ます。
例の激坂から通り二本分ほど西にある坂です。
こちらの勾配もなかなか。この日はじめてインナーを使い、
へろへろと登ります。
この富士見坂の上に、英梨々の豪邸が
あるという設定でした。
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登りきって振り返ると、
新宿方面の展望が開けます。
短いながら味わいのある坂で、たしか
タモリの坂の本でも取り上げられてましたね。
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富士見坂を下り、再び
キービジュアルの坂にやってきました。
やはり最後は、この坂を登って締めたいと思います。
「のぞき坂」という通称があるようです。
作中では、坂の途中に興信所があるとかで
「探偵坂」と呼ばれてましたね。
それにしても勾配が急で、行き来するクルマの
屋根が見えるほどです。
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最後の力を振り絞り、
登りきりました。もちろんヒロインは待ってませんでしたが(汗)
この妙な達成感は、アニメの舞台めぐりサイクリング
ならではと言いましょうか。
素敵な作品に感謝です。
by cyclotourist | 2016-02-07 00:52 | おしらせ | Comments(7)

【フィギュア作り】クラーラ その4

こんにちは、田村です。

うっかりしてると、一週間は更新が
滞ってしまう今日この頃です。
先週は取りかかっていた仕事が山場でして、
フィギュアはもちろん、サイクリングもほとんどできず……。

作りかけのクラーラさんを見ては、「早く作りたい…」、
玄関に置きままの自転車を見ては「走りたい…」。
そんな日々でございました。
これが社会人なんだなあと、久々に
大人のため息をつく日々でした(汗)。
今週に入ってようやくひと段落したものの、
本作りって、納品されるまでは安心できないんですよね。
なにか問い合わせがあるかと思うと
泊まりがけで出かけるのも心配ですし……。

ちなみに、「ロードバイク・コンシェルジュ2016」という、
八重洲出版さんのムックを担当しておりました。
ひさびさに最新のロードバイクに触れる日々となり、
「うわ、すごいな」と、浦島太郎気分で
勉強させていただきました。
自分もコンシェルジュ(選者)の末席に加わってますが(大汗)、
選んだのはロングライドやツーリング系の
モデルだけです。自分がレースとかヒルクライム用途を
語ることができるワケないですからね(汗)。
基本、編集として製作に携わらせていただきました。

ロードがツーリング用なのか? ツーリング用のロードって
何なの? という素朴かつ根源的な突っ込みもあろうかと
思いますが、まあそれは出来た本をご覧になっての
お楽しみということで(笑)。
本が納品されましたら、あらためて、ご紹介させていただきます。

息抜きにフィギュアの話を書くつもりが、
前フリが長くなってしまいました(汗)。
今週に入ってから、積極的に進めてますよ!
なんたって、中の人に励まされてますからね!!!
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瞳の輪郭を彫り込みました。
今回も、「キャラグミン」の真姫ちゃんを参考に。
参考にしたからといって、見る目と動かす手は同じですから、
急にはうまくなりませんが(泣)。
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後ろ髪はバッサリ切り落とし、
作り直すことにしました。
当初、ボリュームを見るために、パテをどかっと
盛っていたのですが、あまりにも厚みが出ていて
重たそうだったので、思い切って新造します。
結局、アルミの針金を打って、それにパテを盛りました。
この針金はあとで無理矢理とりさるのですが、
芯を入れておうたほうが、パテの硬化中に
曲がり具合を調整しやすい、ような気がします。
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各部を分割し、はめ合わせできるように
整形します。これがけっこう大変。
工程的には必要なのですが、
分割するとバランスが崩れるので、そのフォローに
追われます。ある意味、わざと壊して直してるような作業なので、
ちょっとモチベーションが下がります。
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首で分割できるようにした後、
えり周りを作ります。北国の学生さんらしく(?)
ハイネックのシャツを着てるんですね。
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クラーラさんの資料は少ないので、
ノンナの設定なども参考にします。
同じ学校の生徒ですから、制服も同じはずですからね。
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スカートが長過ぎたので調節。
調節、というとヒトコトなんですが、
スカートそのものを削るのか、ジャケットの裾を
長くするかが問題。もしかしたら、足の長さとか、
腕の袖の位置関係かもしれませんし、
「スカートが長く見える」といっても、その解決方法は
いろんなルートがありそう。
結局、スカートの丈を詰めつつ、ジャケットの裾も伸ばしました。
スカートのヒダは、造形的な見せ場になりますが、
それなりのカタチにするので自分は精一杯……。
また、ガルパンの鉄の掟である「パンチラなし」も
守らねばなりますまい。少なくとも真横では……。
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ほっぽっておいた足首。
今回、両足がちゃんと接地してるイラストなので、
それを優先していたため、カタチは適当。

フィギュアの見栄えを決定的に左右するのが姿勢ですが、
これって、足の接地ぐあいに大きく左右されます。
ここを決めておかないと、足のソリ具合も腰の角度も
上半身のひねりも決めようがない……というのに
ようやく気づいたような。違うのかも知れませんが(汗)。

フィギュアと台座の接地面は、
自転車のポジションで言えば、サドル位置ですかね。
まず、サドルの高さと角度、前後位置を決めないと
ポジションて決まらないじゃないですか。
サドルを定めないで、ハンドルとかいじるのはナンセンス。
たぶん、フィギュアにもそういうセオリーがあるのかも……
と、思った次第でございます。
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接地面は残しつつ、靴のカタチを
削り出していきます。
エポキシパテを使ってるので、本当は
盛り一発でカタチを出したいところですが、
出ないので致し方ないです。
で、この靴、ひいては足首はあたりは
けっこう複雑なカタチです。きれいな足と靴が
身の回りの三次元に存在しないので、
アニメ「冴えない彼女の育てかた」を参考にしました(汗)。
このアニメ、ひょんなことから見始めたらハマってしまい……。
それはまた別の話なので、ここでは深く触れますまい。
お色気なしのガルパンとはまた違った風情が……
だから、ここでは触れますまい(汗)。
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だいたいの分割ができました。
艦娘やアイズたんに比べると圧倒的にシンプルですが、
それでも部品点数は10以上になりました。
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現状、こんな感じでございます。
これから、ハネた髪や、ジャケットの襟など、
ディティールの再現に入りたいと思いますが、
似てるような、似てないような?
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前髪の雰囲気が違うような、
近づいてきてるような……。
娘いわく、「太ってる?」と。そうかな〜、どうなのかな〜。
とりあえず、また劇場版を見に行って、
モチベーションを高めたいですね!
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左が一週間前、右が現状です。
写真で見ると、いろいろヘンなところに
気づいちゃいますね。
今日はこのくらいにしておきましょう。
by cyclotourist | 2016-02-03 23:31 | ひまつぶし | Comments(8)