ブログトップ

シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

cyclo.exblog.jp

<   2015年 02月 ( 12 )   > この月の画像一覧

紫電改にめぐりあい

こんにちは、田村です。

もうすっかり一週間前のことに
なってしまいましたが、
一週間前のワタクシは八幡浜に一泊。
そして、紫電改に会うべく、
早朝にホテルを出発しました。
八幡浜から愛南町までは、だいたい100km。
愛南町からは、高知県に入って
宿毛駅16時過ぎに発の列車に乗って
家路に着く予定です。できれば、
外泊まりの半島もめぐりたいなあと思っていたので、
早く走り出すに越したことはない……と実行。
d0211129_1912170.png
予定したコースはこんな感じ。
愛媛県、本当に長いっす。
d0211129_1925598.jpg
5時40分にはホテルを出発。
八幡浜駅には、もうディーゼルカーの
エンジン音が響いていました。
それにのれば30km先の宇和島まで
ワープできるのですが、そうもいきますまい。
d0211129_1951518.jpg
長い笠置トンネルをぬけ
(さすがに全部が旧道というわけにも……)
6時半になって、ようやく一人前の暁。
しかし、寒いし腹減ったし、
たまらずコンビニに。ローソンに
イートインがあってほっとしました。
とりあえずカップ麺をいただいて再スタート。
d0211129_1982432.jpg
ところが気温は下がり続け、
メーター表示でマイナス二℃。
ちょっと辛いレベルの寒さに耐えかね……
d0211129_1998100.jpg
ジョイフルに逃げ込みました(汗)。
こんな寒い時間帯に走っちゃいかんです。
宿をもっと遅く出ればよかったと悔やみながら、
安いモーニングセットをいただきました。
さっきもコンビニで食べたのにね〜。
d0211129_19104318.jpg
国道56号に待ち受けるトンネルを避け、
法華津峠をめざします。
ツーリングマップルに「伊予屈指の大展望」とあり、
ここは旧道を行っておこうと狙ってました。
d0211129_19122824.jpg
ほどなくして峠へ。
標高は300mほどなので、
食べ過ぎた朝食ごなしに手頃。
しかし、けっこう分岐が多い細道で、
ハンディGPSがなければ不安になりそうな
峠路でした。そして、展望台に足を伸ばすと……
d0211129_19142583.jpg
段々畑越しに宇和海の絶景が登場。
この遠近感と高度感は、とても
300mほどの標高とは思えません。
期待以上の展望に心がおどりました。
これは四国はもちろん、全国でも屈指の
名峠ではないでしょうか。山と同じように、
峠も高きがゆえに尊からず……だなあと実感。
しばし見とれたあと、道なりに下っていけば
国道に合流し、淡々と走れば宇和島へ。
d0211129_19193569.jpg
宇和島の先にも、国道には
長いトンネルがあるので、県道を選択。
さらに南下を続けます。
d0211129_1920147.jpg
「へんろ道」です。
これを見ると、四国だなあと実感します。
もう二十年くらい前、自転車で八十八カ所を
めぐったのが懐かしいです。別に悪いことを
したり、供養したいモノがあったわけではないのですが、
若気のいたりでめぐりたくなったんですよね……。
d0211129_1922377.jpg
海沿いに出た国道を
ひたすら南下していきます。
この日はずっと向かい風。しかも
時とともに、どんより曇ってきました。
d0211129_19234240.jpg
海岸沿いの常で
ゆるいアップダウンが続きます。
「八百坂峠」とか、おそろしい名前のバス停が
ありましたが、実際はさほどエグくはありません。
d0211129_19244820.jpg
なんとかお昼すぎに
愛南町に到着。
お昼? そんなものはコンビニで買った菓子パンで十分。
「紫電改展示館」の案内標識が登場し、
それだけで血湧き肉踊り、サイクリングも四日目なので
いいかげん疲れてるのですが、
前に進む気力がみなぎります。
d0211129_19271570.jpg
ついに到着。
d0211129_19273217.jpg
紫電改展示館は、ちょっとした
休憩所のような建物。そして暗緑色の機体が!
d0211129_19285451.jpg
これか〜!?
このグラマラスなボディに低翼、そして
尾翼には「343-15」のシリアルが。
間違いなく紫電改……じゃなくて、ファントムを模した
気の利いた遊具ですね(笑)。
気を取り直して、いざ館内へ。
d0211129_19313834.jpg
d0211129_19315219.jpg
この展示館の前に広がる海で、
30年以上前に引き上げられた状態を残し、
修復、保存されています。
もの言わぬ鎮魂、慰霊の碑なのです。
d0211129_19342220.jpg
日本機ばなれした、と
よく言われる機体です。
三菱の烈風や中島の疾風など、
おなじエンジンを積んだ戦闘機とは
ずいぶん違うラインだと感じます。
太めはきらいじゃないです。ヒコーキも女性も(汗)。
以前、スミソニアンで見た(しつこく自慢)紫電改は、
その展示スペースの広さと、
B29(しかもエノラゲイ……)と一緒だったこともあり、
あまり大きな機体には見えなかったのですが、
ここで見ると本当に大きなヒコーキです。
これをひとりで操縦していたと思うと、
やっぱりパイロットってすごいなあと感じました。
d0211129_2073824.jpg
装備品の一部は
個別に展示してありました。
これは冷却器のシャッター開閉ハンドルだとか。
完全に機械式の操作系です。
こうした歯車系の製作技術は、
戦後の自転車作りにも役立ったんだろうなと
思ったりしました。
d0211129_20202015.jpg
お土産コーナーには、
紫電改のプラモデルがいろいろ。
しかし「紫電改のマキ」はありませんでした。
ここは置いておくべきでしょう。
d0211129_2021543.jpg
「紫電改せんべい」。
ちょっと欲しくなりましたが、
これから宿毛駅まで、まだ20kmちょっと
走るので、見送りました。やっぱり欲しかった。
d0211129_2022434.jpg
紫電改展示館を後にしたのは、
14時ちょっと前。さすがに外泊まりまで
足を伸ばすと、狙った列車に遅れそうなので、
無難に宿毛駅へ直行しました。
土佐くろしお鉄道は、高架でローカル線とは思えません。
d0211129_202494.jpg
高知で乗り換え、高松へ。
四国は広いです。
着いた時にはもう、サンライズ瀬戸が待ってました。
寝台特急のこれに乗れば、もう東京へ一直線なのです。
ちょっとぜいたくですが、自分へのご褒美です。
(褒美に値することを特にしてませんが……)
d0211129_20265688.jpg
むろん、ビールは必須です。
個室なので、なんの気兼ねなく
アニメも見れますし。
やっぱり寝台特急は最高だぜ。
お願いだから、サンライズは残ってほしい。
できれば北斗星の存続と富士の復活を……。
     *
こうして、キャンプ二泊、ホテル一泊、
車中一泊のツーリングは完結したのでした。
旅はいいですね、本当に。
いまこうして仕事に追われてると
(久しぶりにそんな時もあるんです)
夢のような時間だったなあと、
あらためて感慨もひとしおです。

みなさんも、よい旅を楽しまれてください。
by cyclotourist | 2015-02-27 20:33 | おしらせ | Comments(8)

紫電改に会いたい!

こんにちは、田村です。

とりあえず自宅で仕事している今日この頃ですが、
思い出すのは、先週のツーリングのことばかり。
キャンプ楽しかったな〜。
d0211129_18561954.jpg
20日の午後、一緒にキャンプした
みなさんを松山空港までお見送り。
お仕事のために空路で帰京する
仲間たちを見送るのは、さびしいような、
自分だけヒマで後ろめたいような(汗)。
d0211129_18582589.jpg
松山空港には、お遍路さんと
サイクリスト用の更衣室が!
おもてなしの国ですね〜。
この松山空港といえば、
戦時中は海軍の航空隊が
使ったことでも有名ですね。
なかでも、343航空隊が駆った紫電改の活躍は
あの時期では数少ない胸の空くような
エピソードではないでしょうか。

なんだか話があらぬ方向に向かってますが、
キャンプ仲間と分かれ、ひとりでめざしたのは、
紫電改という戦闘機が展示されている
愛南町です。以前は西海町や御荘町だったのですが、
近年の合併で、名前が変わりました。
愛媛県の南端だから「愛南」なのでしょうが、
なんだか記憶に残りづらいですね。

ヒコーキ好きとしては、一度は国内唯一の
紫電改をみたいと思ってましたし、
ちょっとまえから漫画「紫電改のマキ」の
フィギュアを作り始めたのも
運命的なものを感じたワタクシ。
しまなみ海道へ行くことになってから、
可能なら足を伸ばして
紫電改を見たいなあと思っていたのです。

ちなみに、紫電改はワシントンの
スミソニアン博物館にも保存、展示されており、
10年ちかく前に訪れたことがあったりします。
(ちょっと自慢)

さて、松山から愛南町の紫電改展示館までは
200kmほども離れています。
しかし、オタクは行くと言ったら行くのです。
もちろん、途中で一泊しますけどね〜。
d0211129_19285861.png
とはいったものの、けっこう遠い。
愛媛県て縦に長いことを再確認。
本当に着けるでしょうか(汗)。
d0211129_1919231.jpg
松山空港を後にしたのは、もう13時半。
走り出してしばらくすると、
左手に冠雪した山々が見えました。
石鎚山でしょうか。
d0211129_19201162.jpg
国道378号に乗ると、
伊予灘が間近に迫ります。
引き続き晴天に恵まれ、
空と海の青さがまぶしいほどです。
ほとんど平坦なうえに風向きもよく、
すいすいと気持ちよく走っていきます。
d0211129_19233877.jpg
予讃線と並走。
築堤に咲く菜の花に引かれて
足を止めると、ちょうど列車がやってきました。
周りには「撮り鉄」の方もちらほら。
知られた撮影スポットなのかもしれません。
d0211129_19295172.jpg
鉄道ファンには有名な下灘駅です。
青春18きっぷのポスターに登用されて
有名になったそうで、自分も大好きな駅です。
以前、仕事を辞めてヒマな時期に(いまもそうか?)
まっさきに訪れたのが、この下灘駅と
四万十川でした。ひさしぶりの再訪でしたが、
変わらぬ素朴な佇まいに心トキメキます。
d0211129_1933163.jpg
改札をくぐると
(列車に乗らないのにすいません…)
海が目の前。実際は、駅と海の間に
国道が走っているのですが、駅がいちだん上にあるため、
ホームがまるで海に浮かんでいるように見えます。
d0211129_19342433.jpg
駅舎を振り返ると、
「らぶらぶベンチ」なるものが……。
ご丁寧に「くっつきすぎにちゅういしてください」とか
書いてあるし。ひとり旅のオヤジを
空しくさせるために作ったとしか思えませんね!
d0211129_19354110.jpg
ほどなくして、道も予讃線も
川沿いに内陸へ向かい、
大洲の街に到着します。写真は大洲城です。
このお城も、昨日見た今治城と同じ
藤堂高虎が修築したそうです。
そう言われてみると、今治城と似てるような。

今晩の宿は、八幡浜に取りました。
松山からの距離は70km。そして、
大洲の先に2kmもあるトンネルが待ってます。
西日に照らされつつ先を急ぐともなく急ぎ、
トンネルに差し掛かるも、せっかくなので
旧道に入ることに。
「夜昼峠」という、すてきな名前の峠が
待っているのです。
d0211129_19404869.jpg
けっこう急な登り坂が、
5kmくらい続きます。やっぱりトンネルを進めばよかったぜと
軽く後悔しつつも、とぼとぼと登ります。
d0211129_19414722.jpg
なかなか豪快な切り通しが
現れると、峠です。
特に碑などは見当たりませんでしたが、
夜昼峠とは、昼に登り始めても夜になってしまう難所とか、
昼でも夜のように暗い、といった由来らしいです。
もっとも、標高は300mちょっとなので、
自分でも30分くらいで頂きに到着。
いや〜、真っ暗になる前に下りに入れて
よかったぜ……と、外しておいたアイウェアを
着けようとすると……ない。
登りだと汗をかいてアイウェアが曇るので
外しておいたのですが、気づかぬうちに
落としてしまったようです。痛恨のミス。
捨てていくのも惜しいし、明日も走るので、
こんちくしょうと軽く自分をののしりながら、
せっかく登った道をゆるゆると戻ります。
d0211129_19451332.jpg
ほとんど上り口まで戻って
ようやく発見、回収。
白いフレームなので目立ったのが幸いでしたね。
d0211129_1946818.jpg
再び旧道を登り返しますが、
もう日が落ちちゃいました。
西向きなので、残照が救いです。
d0211129_194732.jpg
無駄に時間と体力を費やしてしまいましたが、
なんとか19時頃に八幡浜の街へ滑り込みました。
予約しておいた「ニューホテルトヨ」の看板は、
「ヨ」の字が消えてて、なんだか物悲しい……。
d0211129_19484885.jpg
着ていたものすべてを
洗濯&乾燥。
コインランドリーではなく、フロントに
お金を渡して洗濯機を使わせてもらうという、
なんとも昭和なホテルでした。
レーパンこそ一回履き替えたものの、
三日間同じ服を着ていたので、
ここで洗濯できたのはうれしいかぎり(汗)。

しかしこのホテル、妙に空気が乾いていて、
のどが痛くなりました。暖房を強くするとますます
乾きそうなので、弱めにセットしていたら
寒い寒い。寝相が悪いせいもあって、
3時には目が覚めちゃいました(泣)。
なんだかテントのほうがよく眠れたような……。

【次回予告】
寝不足を逆手にとって、
6時前にはとっとと出発。しかし、
明け方の寒さにやられて
ジョイフルにピットイン。
さらに無情な向かい風が続き、
雲は多くなり、雨粒が……。
紫電改に会うことはできたのか?
その声を聞くことができたのか?

次回の更新を生温く期待してください。
by cyclotourist | 2015-02-25 20:00 | おしらせ | Comments(5)

ルックでリュック【完結編】

こんにちは、田村です。

キャンプでは、夜も朝も早いものです。
d0211129_10373488.jpg
無事に朝日を拝むことができました。
夜間、2回くらいトイレへ行きましたが、
風が収まったためか、さほど気温が下がらず、
メーターの表示だと5℃くらいでした。
テント内だと10℃以上には保たれていたので、
ぐっすり眠ることができました。
さすがの保温力です。夏は蒸し暑くなるテントですが、
冬は心強い限りです。
いずれにしろ、持参の装備でなんとかなり、
ほっとしたのでございます。
6時半過ぎに起床してからがけっこう寒く、
3℃くらいまで気温が下がりましたが、
やはり瀬戸内は比較的過ごしやすいですね。
d0211129_10434397.jpg
シュラフを干します。
漏らしたりしたわけではありませんが、
シュラフやマット、テントなどは、
たたむ前にできるだけ乾かしておきたいものです。
d0211129_10452764.jpg
日差しが温かく、
今日も快晴に恵まれそうです。
d0211129_104646.jpg
棒ラーメンをさくっと茹でて
朝食とします。昨日、買い込みすぎた魚肉ソーセージを
投入し、食べ応えを強化。
もっとも、ジェットボイルのコッフェルが小さく、
ひとつしかないため、少しずつしか
作ることができません。面倒なようですが、
仲間とだべりながら、こうした火器をいじくり回すのは
楽しいものです(笑)。
しかし、寒いと火力が上がりません。
寒冷地用のガスカートリッジを用意すればよかったと
思うもあとの祭り。ふだんはものの2分で
500ミmlの湯を沸かすジェットボイルですが、
何倍も時間がかかり、そのうちガス欠に……。
ちゃんと寒冷地用を用意していた
鈴木さんにカートリッジをお借りし、
なんとか調理を終えました。教訓、教訓。
みなさんさすがに手際がよく、調理しつつ、食べつつ、
いつの間にかテント類の収納も進み、
8時過ぎにはサイクリング開始です。
d0211129_10524213.jpg
弓削大橋と生名橋を走り、
島伝いに進んでいきます。
「しまなみ海道」のメインルート以外にも、
大きな橋がたくさんあって驚きます。
d0211129_10541777.jpg
生名島からフェリーに乗り、
因島に戻ります。
d0211129_10545852.jpg
フェリー乗り場は、
サイクリスト歓迎設備が整っていて
うれしいものです。
d0211129_10561274.jpg
しばし因島の西岸を走ると、
生口橋が見えてきます。
因島は、昨日の東岸は素朴な風景が広がりましたが、
西岸は栄えていて、コンビニもたくさんありました。
d0211129_10574732.jpg
生口島といえば、
やはり瀬戸田の商店街が有名ですね。
d0211129_10581977.jpg
珍味がならぶ商店に
引き寄せられる鈴木さん。さすが熱燗派。
自分もタコの干物を買いました。
「ちょっとあぶれば美味しいから」とのこと。
今夜のキャンプで食べるのが楽しみです。
d0211129_10594067.jpg
コロッケを買い食いし、
小腹を満たします。
d0211129_1101213.jpg
多々羅大橋が見えてきました。
長さ1480m。完成当時は
世界最長の斜張橋だったとか。
個人的には、「しまなみ海道」でいちばん
美しい橋だと思います。
d0211129_1114793.jpg
橋へのアプローチには、
協賛企業のバナーがたくさん。
まるでレース開催中のようです。
d0211129_1132994.jpg
生口島から多々羅大橋の
全貌を望むこのアングルが、
「しまなみ海道」のなかで白眉です。
d0211129_1172012.jpg
大三島に渡ると、
「サイクリストの聖地」というモニュメントが……。
以前は見かけなかったなあと思ったら、
昨年の10月にできたそうです。
「聖地」と自称するのはどうかとも思いますが、
そう言いたくなる場所ではありますね。
d0211129_1192124.jpg
人形の不思議なバイクラックがあり、
無言のうちに記念撮影を求めます(笑)。
d0211129_11104565.jpg
3月いっぱいまで、
「しまなみ海道」の橋梁群は無料開放中です。
d0211129_11114383.jpg
大三島橋を渡って
伯方島へ。
d0211129_11123222.jpg
道の駅のソフトクリームに
吸い寄せられたお二人。
橋を渡るたびにアップダウンがあるので、
それなりに疲れます。レンタサイクルで走ってる方も
たくさんお見かけしましたが、「しまなみ海道」ぜんぶを
走ったら相当疲れるのではないでしょうか。
ちなみに、ジャイアントとブリヂストンサイクルの
本格的なクロスバイクが多かったです。
d0211129_11152124.jpg
大島大橋を渡れば、
「しまなみ海道」で最後の島となる大島です。
他の島は沿岸の県道を走りましたが、
大島では島のまんなかを貫く国道へ。
軽いアップダウンで一気に島を縦断すると……
d0211129_11185859.jpg
来島海峡大橋の登場。
約4kmの来島海峡に架かる三連吊橋です。
もちろん「しまなみ海道」中で最大最長の橋です。
このハイライトを前にして、遅めの昼食をとります。
d0211129_11204589.jpg
道の駅で、タコ飯付きの
肉うどんをいただきました。
d0211129_11211766.jpg
愛媛県のイメージキャラクター、
みきゃん君。「こいつ、ブレーキ付いてないぞ」と
思わず突っ込む(笑)。
さて、来島海峡大橋を渡れば、
四国へ上陸なのですが、個人的にはその前に
立ち寄りたいところがありました。
それは亀老山です。標高300mほどのそこへ
登れば(もちろん車道が通じてます)、
長い来島海峡大橋を俯瞰することができるのです。
で、みんなに「行きましょう」と提案したのですが、
キャンプ装備ゆえか却下され、
自分ひとりで行くことに(泣)。
キャンプ場で合流することを約して、
しばしひとり旅のはじまりです。
d0211129_11291256.jpg
大島の南岸へ回り込んで、
亀老山へ向かいます。
d0211129_11302741.jpg
小さな峠を二つ越えたら、
本格的な登りが始まります。
d0211129_11314363.jpg
10%近い斜度が3kmほど続きます。
道は東側斜面に沿って伸び、見晴らしがよくない
枯れ木のなかを進むのですが、
終盤で大きく回り込み、一気に西側に出ます。
すると……
d0211129_1134344.jpg
どかんと視界が広がり、
眼下に来島海峡大橋が現れます。
ちょっと雲が多くなってきたのが残念ですが、
やはり絶景です。
時刻は15時くらい。本当は夕陽がすばらしいらしいですが、
それは次回のお楽しみということにして、
名残惜しくも道を下り降り、
あらためて来島海峡大橋へ。
d0211129_1137882.jpg
全長4kmもあると、さすがに
疲れます(汗)。しかも横風が強く、
びびりながら通過。ディープリムじゃなくて
よかったです。ちなみに、大槻さんは
大きなフレームバッグを装着されてましたが、
それによってハンドリングが不安になるとか、
そういう悪影響はなかったそうです。
なにはともあれ、これで四国に上陸です。
d0211129_11395996.jpg
今治城です。
豪壮な石垣と、復元された天守閣や櫓が見事。
この先で見つけたスポーツショップで
ガスカートリッジを調達し(あってよかった)
キャンプ場をめざします。この日は、
今治から10kmほど先にある
東予の国民休暇村でキャンプします。
d0211129_11422743.jpg
キャンプ場は国道から50m以上も
下った海岸にありました。
これは一度下ってしまうと、外界に
出づらいロケーションです。
キャンプ場に降りる前に国民休暇村の
宿泊施設で入浴することに。
ちょうどそこで、仲間と合流できました。
しかし、僕は大事なことを忘れていたのです。
d0211129_11441872.jpg
入浴後、お店を求めて
国道を先へと走ること5kmほど。
やっとコンビニを見つけました。
事前に買っておけばよかったのですが、
積載量に余裕がないロードなので、
つい億劫になっちゃって。
けっきょく、コンビニ袋を手に提げて、
再び5km走ってキャンプ場に戻りました。
この日の走行距離は90kmほど。
無駄に時間と体力を費やしましたが、
ビールのないキャンプなんて自分には
考えられませんから(汗)。
d0211129_11474965.jpg
すっかり自分が最後になってしまいましたが、
18時半にはテント設営完了。
d0211129_114822100.jpg
この日もキャンプ場は貸し切り状態。
整備された炊事棟で
思うがままにめいめい夕食をとります。
d0211129_11505914.jpg
コンビニで買ったパスタを
食べます。
走った後、しかもキャンプなら、
なんでも美味しいです。
d0211129_1152448.jpg
カルボナーラのレトルトをかけ、
まだ余っていた魚肉ソーセージを
トッピング。
d0211129_11525631.jpg
この晩も熱燗に取り組む
鈴木さん。
d0211129_11535472.jpg
瀬戸田で買ったタコを
ちぎってはあぶり、ちぎってはあぶり。
なかなか美味しゅうございました。
たらふく食べて飲んで、
この晩も19時過ぎには就寝です。
しかし、この後、悲劇が……。
d0211129_11544317.jpg
エアマットがスローパンクしてました。
そもそも半身用で寒いのに、
空気が抜けては保温力がガタ落ちです。
d0211129_11561417.jpg
テント内にエマージェンシーシートを
敷き詰め、足下には
輪行袋を広げました。
昨晩同様、着込めるものはすべて着込んで
シュラフに潜り込みますが、冷え込みがきつい。
う〜寒い、寒いとぼやきつつも、
テントのなかでビールを飲んだりしてるうち、
それなりにテント内は温かくなってきたので、
目を閉じます。
d0211129_11594952.jpg
6時過ぎに目覚めると、
メーターの気温は0℃でした。
大槻さんのエッジだとマイナス3℃だったそうで、
相当冷え込んだのは間違いないです。
なんとか眠ることができたものの、
少なくとも冬のマットは全身用じゃないと
しんどいなあと痛感しました。教訓、教訓。
d0211129_1225839.jpg
カフェオレで体を温め、
再起動です。
d0211129_1232761.jpg
パスタのあまりで朝食。
今回はペペロンチーノにしてみました。
これでキャンプ食はさいご。
残しても無駄に重いだけなので、
すべての食料をお腹へ放り込みます。
d0211129_1254972.jpg
ほかのみなさんは、フリーズドライの
アウトドア用食品を用意してました。
このほうが軽量なので賢いですね。
d0211129_1261992.jpg
干しつつ撤収。
次にテントを使うのはいつになることやら……。
名残惜しさ一杯でたたんでいきます。
d0211129_127987.jpg
今日も快晴。瀬戸内の海は
おだやかです。
d0211129_1273946.jpg
準備完了。
この日は松山まで60kmほど走って解散となる
予定だったのですが、誰からともなく
「もう輪行でいいんじゃね?」と話がまとまり(笑)、
ほぼ最寄りで特急も止まる壬生川駅から
輪行することに。
ツーリングも三日目となると、まあだいたい
ぐだぐだになるもんです(汗)。
d0211129_12115642.jpg
10時過ぎには輪行準備完了。
キャンプ装備はリュックに詰め込み、
コンビニから自宅へ送ってしまいました。
これで「ルックでリュック」は
終了です。軽い、軽い。ルックの最大の魅力は、
輪行がおどろくほど楽なことです。
こんなレーシングマシンに乗って、
「輪行が楽」くらいしか感想が出ないのが
自分の愚かしいところですね〜。

今回、ロードでのキャンプ行を実践したわけですが、
たぶんもうくり返さないでしょうね。
走り自体は軽くて気持ちよいものですが、
(全行程、舗装路でしたし)
なにかと荷物が多くなるキャンプでは、
フロントバッグがないと不便きわまりないです。
リュックの重さは4kgほどでしたので、
これくらいの走行距離なら体への
ダメージは少なかったですが、いつもより
肩が凝った気もしました。
まあ容易に予想されたことではありますが……。
いちばんイヤだったのは、パンパンのリュックを背負い、
テントをサドルバッグ上に積んでるという、
家出のようなスタイルのカッコ悪さです(汗)。

とはいえ、「ウルトラライト」なスタイルの
キャンプツーリングなら、必ずしも
サイドバッグがいらないことも分かりました。
いわゆるスポルティーフ系のツーリング車で、
十分にキャンプツーリングが
できるなあと実感できたのが収穫でしょうか。
d0211129_12232033.jpg
お昼前には松山駅に
着きました。やっぱり鉄道は早いし
温かいし、輪行はサイコーです(笑)。

三日間一緒に走っていただいた
大槻さん、鈴木さん、Tさんの三人は、
松山空港から東京へ戻ります。
名残惜しくも寂しくも、お別れです。
今回はすてきな旅をご一緒させていただき、
本当にありがとうございました。

さて、ここからは一人です。
ヒマな自分だけは、この日も翌日も、
引き続き四国を走ろうかなと思っていたのです。
根が貧乏性なので(汗)。
d0211129_1227391.jpg
【次回予告】
キャンプ装備を脱ぎ捨て、
ただひとりで南へ南へ。
あらたなモチベーションが
走る力を与えてくれる……気がする。
長駆200kmの先にあるモノは!?
by cyclotourist | 2015-02-24 12:43 | おしらせ | Comments(8)

ルックでリュック【発動編】

こんにちは、田村です。

ひさびさのキャンプツーリングを
堪能してまいりました。
d0211129_22225319.jpg
お昼前に新幹線を降り立ったのは、新尾道駅。
めざすは「しまなみ海道」です。
メンバーは、ご存知ベロクラフト店長の大槻さんと、
同店スタッフの鈴木さん、そして
ベロオレンジやTAの代理店である
エムズ・コレクションのTさん。
駅前で、それぞれの自転車を組み立てます。
d0211129_22262935.jpg
大槻さんの自転車は、
気鋭のビルダー寒川氏による「コーナー」。
ブルベなどロングライド仕様の快走車に、
フロントバッグ、サドルバッグ、そしてフレームバッグを装備。
フレームバッグは、テントのポールなど
長物を入れるのに使っているとのこと。
防寒着がかさばる今回は、小さなリュックも併用です。
d0211129_22292222.jpg
鈴木さんはベロオレンジのツーリング車。
帆布製の前後バッグに、こちらも
小さなリュックを併用されています。
d0211129_22301713.jpg
Tさんのツーリング車は
ロイヤルノートン。
フロントバッグとサドルバッグは
容量が大きなものですが、フレームサイズが
非常に大きいため似合ってます。
これにサルサのエニシングケージを取り付け、
テント本体を収めておりました。リュックはなしです。
d0211129_2232936.jpg
不肖ワタクシは、場違い感のある
ルック595で臆面もなく参上。
「ルックでリュック」という駄洒落を
言いたいがためのセレクト?
d0211129_22334482.jpg
尾道のフェリー乗り場へサクッと移動。
この日は通り雨が降ったり、
まぶしく陽が射したりと
めまぐるしく天候が変わりましたが、
気温は10℃ほどあり、この季節としては上々です。
d0211129_22364156.png
大槻さんが考えてくれた
コースプランはこんな感じ。
いわゆる「しまなみ海道」のメインルートに
弓削島は含まれませんが、そこのキャンプ場で
まず最初の夜を迎える予定です。
「しまなみ海道」は四度目の訪問となりますが、
弓削島は未見なので楽しみです。
d0211129_22394149.jpg
尾道から乗ったフェリーの案内板。
こうした渡船はもちろん、島々には
サイクリスト向けの案内がたくさん。ほとんどが
多言語で表記されていました。
d0211129_22405027.jpg
向島に上陸。
尾道の目の前にある島なので、
乗船時間は数分です。
ちなみに、女子力が高そうな複数の女子がレンタサイクルで
乗船されていたので、怪しまれないよう
好青年を装って(?)、今日はどこまで行くの〜?と
声をかけたところ、「決めてない」とのこと。
気分次第なのか、体力の限り走るという意味なのか?
オヤジには行き先を言いたくなかった
だけかもしれませんね(汗)。
d0211129_22444049.jpg
向島の南岸に架かる
因島大橋の下を通過。
自転車・歩行者用のレーンに
アプローチします。
d0211129_22495185.jpg
因島大橋は二層構造になっていて、
下が歩行者と軽車両用です。
長さ1,270mのこの橋で、因島へ渡ります。
d0211129_22513613.jpg
因島の東岸を進むことしばし。
d0211129_2252527.jpg
「本因坊秀策囲碁記念館」です。
江戸時代の棋聖は因島うまれだったんですね。
大槻さんと鈴木さんは囲碁好きで、
ここを訪問することが、今回の旅における
大きな目的だったとか。
まるで囲碁を知らない自分とTさんは、
外でぽかんと待っておりました(汗)。
棋聖が使った盤などが展示されていたそうです。
う〜ん、やっぱりいろんなことに
興味をもっていたほうが、旅は充実しますね。
帰ったら「ヒカルの碁」でも読んでみっか。
d0211129_22564586.jpg
造船の島として有名な
因島ですが、東岸はのどかな漁港が
点在する素朴な光景が広がります。
けっこう登りもありましたが、
みなさん「ウルトラライトキャンプツーリング」仕様ですので、
普段のサイクリングと同じ感じで軽快に走ります。
自分だけ特に反則のような自転車ですが……。
この日は、小雨が降ったり、ひょうがパラついたりと
めまぐるしく天気が変わりました。
d0211129_22574745.jpg
さっと陽が射すと、
本州のほうに大きな虹が出ました。
写真ではごく薄い色合いですが、
肉眼では非常に鮮やかに見え、
おお〜と四人から同時に声があがりました。
d0211129_2345242.jpg
因島のほぼ南端まで走り、
弓削島へ渡るフェリーを待ちます。
造船所と漁港の狭間にあるような
フェリー乗り場でしばし時間をつぶしていると……
d0211129_2361929.jpg
近くの岩壁に自衛艦が停泊してました。
「てんりゅう」です。船形が太く、
レーダーやヘリ格納庫など装備が充実してます。
あとで調べてみると、訓練支援艦だそうです。
d0211129_2372882.jpg
尾道から乗ったフェリーと
似たような小さなフェリーに乗って、
すぐ目の前に見えてる弓削島へ。
時刻はもう16時過ぎです。
d0211129_2310864.jpg
どんなお店があるか
一抹の不安があった弓削島ですが、
立派なスーパーがありました。
キャンプ場へ着く前に、タイミングよく買い出しが
できそうでホッとしました。
今回、自分の自転車とリュックでは
搭載量が非常に限られており、食材は
「棒ラーメン」を2パックのみ携行しました。
ですので、食料の現地調達が欠かせません。
d0211129_23133341.jpg
両手一杯に買い物。
半分はビールです。
我ながらうれしそうだ(笑)。
ちなみに、ステムデザインのウールニッカをはいてます。
これは暖かくて大正解。
しかし、買ったものを入れるスペースが
自転車にもリュックにもないため、
ビニール袋を手で持ったまま
キャンプ場まで走るというヒドい有様に。
スーパーからわずか2kmほどと、キャンプ場が近かったので
なんとかなりましたが、
やはり搭載量の拡張性がないとダメですね。
同じく大量にビールを買っていたT氏は、
ポケッタブルのリュックを
買い出し品の収納に使ってました。そうすべきですね。
d0211129_23162358.jpg
松原という、その名のとおり
松林に囲まれた浜辺が
キャンプ場でした。すばらしいロケーションです。
そして、利用者は当然のように我らのみ。
さらに、利用料は四人で100円と激安!
本日の走行距離は40kmほど。スタートが遅く、
キャンプ場へ余裕を持って着くことを考えれば、
まあこんな走行距離で十分です。
d0211129_23202870.jpg
さっそく荷を下ろし、
テントを貼って寝床を構築します。
みんな独り用のソロテントです。
この季節、蚊などイヤな虫のたぐいが
皆無なのがうれしい。
d0211129_2322618.jpg
なにはともあれカンパイ!
アルコール100%の燃料ボトルは誰のでしょう(笑)。
d0211129_23225376.jpg
「ウルトラライト」ですので、
火器や食器類は、最低限かつ必要と思われる
ソロ用です。そうしたギアにこだわるのも
キャンプの大きな楽しみのひとつですね。
共同装備を分担して持ち寄るとか、
全員分の料理を手分けして作るとか、
大学サイクリング部的なかったるいグループ作業はなく、
個々に自立した装備で自分の分の寝床と食事だけを
作るのがウルトラライト流であり、
大槻さん流のキャンプスタイルのようです。
よって、レトルト系の食材や
スーパーで買った総菜が中心になりますが、
十分に美味しく満ち足りるものです。
キャンプってめんどくさい、と思う人も多いようですが、
おそらくそのイメージは古いです。
各種ギアは軽量でコンパクト、取り扱いも楽になり、
持つ喜びと使う楽しさを味あわせてくれます。
もっとも、真冬のキャンプはいかがなものかとも
思いますが(笑)、すぐに結果は出るでしょう。身をもって。
d0211129_2327439.jpg
ワンカップを湯煎し、
熱燗にする鈴木さん。
なんども口をつけては、
「まだぬるい」「まだだ」「うん、まあまあ」と、
こだわってたのが印象的。
ビールしか飲まない自分ですが、
その真摯な姿には心を打たれました(笑)。

しかし、日が暮れるとともに、
自分でさえ熱燗が飲みたくなるほど寒くなってきました。
キャンプ場に着くとすぐに、
ダウンジャケットをはおり、さらに
上下ともレインウェアを重ね着したものの、
深々と冷えてきます。
当初、近くの温泉施設へ行こうと
みなで話していたものの、湯冷めでもしたら
まずいし、動くのもおっくうになったので
初日は入浴なしに。
18時くらいになると、
サイクルコンピュータの気温表示は5℃。
そんなに気温は低くないものの、海っぺりのせいか
風がやや強く、体感気温はもっと寒い感じ。
d0211129_23451252.jpg
19時過ぎには、
めいめいテントのなかへ。
キャンプの夜はお開きが早いのです。
d0211129_2345172.jpg
リュックを枕にして、
シュラフに潜り込みます。
着れるものは全部着込み、
着替えのレーパンさえも靴下のように重ね着。
自分のシュラフは+1℃以上に対応するものですが、
果たしてどうなることやら。
とりあえず、ビールをたくさん飲んだおかげで、
寝付きはよかったです(笑)。

次回予告
少しずつ、だが確実に下がり続ける気温。
おもらし寸前で往復するトイレ。
心地よい酔いがもたらす天国と地獄の果てに、
無事に夜明けを迎えられたのか?
次回【覚醒】編をお楽しみに!?
by cyclotourist | 2015-02-23 00:04 | おしらせ | Comments(5)

ルックでリュック?

こんにちは、田村です。

最近でこそロングライドっぽい
走りかたをたしなんでるワタクシですが、
ほんとはキャンプツーリングとか
重厚長大なスタイルが大好きです。
d0211129_14424752.jpg
我が勇壮なるキャンピング。
やっぱカッコいいぜ。
d0211129_14434834.jpg
4サイドとフロントバッグがあれば、
もうたいていのキャンプ道具はOK。
火器も2セット常備してましたし、
大きな鍋も持参。そりゃあもう
キャンプ生活が充実したものです。

しかし、こんなキャンプツーリングも
楽しめて年に一回がせいぜい。そういえば、
去年は一度も機会なし(涙)。
このノートンのキャンピングも、
フラットハンドルの山サイ仕様を経て、
なんちゃってポーターになりさがって
日々の配送に従事しております(悲)。

さて、ちょっと前に某ショップの店長さんから、
ひさしぶりにキャンプツーリングのお誘いを
いただきました。
店長さん(もう誰だか分かりそう?)は、ずっと前から
「ウルトラライトキャンプツーリング」を
楽しまれていて、フロント&サドルバッグのみの
軽快な装備でのキャンプ旅を実践されてます。
テントそのほかキャンプ道具が小さく軽くなったので、
それを活かした現代的なスタイルです。

自分は4サイド万歳派だったのですが、
これを機会に「ウルトラライトキャンプツーリング」も
実践してみようと思い、さっきまで
準備しておりました。ひさしぶりなもんで、
テントを探したり、寝袋を干したりバタバタしましたが……。
d0211129_14522014.jpg
準備オッケー?
「馬鹿野郎〜」と怒られそうですが(汗)、
ルックにサドルバッグです。
d0211129_14531381.jpg
テント本体をサドルバッグの
上に搭載。こういう家出スタイルは
卒業したはずなのですが、「ウルトラライト」の
ためにはヨシとします(していいのか?)。
d0211129_14543273.jpg
火器やシュラフ類、防寒着は
容量14リットルのリュックへイン。
ルックでリュックとか、頭おかしくないか? と
我ながら思わないでもありませんが、
いたしかたありません。
d0211129_14552334.jpg
割り切れば入るものです。
オレンジのヒモがついた黒いのが
コッフェルとバーナーとボンベ。小さいっすね。
マットとシュラフとダウンジャケット、
そしてテントのポールなど。緑色のスタッフバッグに
着替えが入ってます。わずかにレーパンとインナーのみ。
冬なら二、三日着たきりだっていいでしょ!?

そう、冬なのにキャンプなのです。
目的地は瀬戸内方面なので、氷点下には
ならないと思いますが……。ちなみにシュラフの
対応気温は+1℃。持ってくウェアすべてを
着込んでもぐりこめばなんとかなる……でしょうか?
ちなみに、いつもはテント内の下面にしく
銀マットも携行するのですが、今回はオミット。
最悪、レスキューシートを併用します。
d0211129_14594141.jpg
ツールボトルには、小さなLEDランタンと
十徳ナイフを突っ込みました。
サルサの「エニシングケージ」など、
大型のボトルケージを使うことも考えましたが、
通常サイズのケージでも収まりました。
d0211129_1505759.jpg
サドルバッグ(オルトリーブのL)には、
輪行袋一式と上下のレインウェアを収納。
キャンプ場では、これとダウンジャケットを
着込むことになるでしょう。
まさか輪行袋も被ったりして!?
想定より冷えないことを祈るばかりです。
d0211129_1523869.jpg
自転車のほうは、
ルック本体+サドルバッグ+テント載せ+ツールボトルなどで
重量10.4kgほどです。
やはり自転車の軽さが効いてます。
リュックは重量3.6kgになったので、
トータル重量14kgということになりますね。
以前の重厚長大スタイルだと
総重量は35kgくらいにもなったので、
大幅な軽量化に成功(?)です。
そして、4サイドの時はたいへんだった輪行も
SMARTにできるってもんです……。

こんな装備で冬のキャンプツーリングが
本当に楽しめるのか?
薄皮一枚のテントで夜を過ごせるのか?
食いもんはどうすんだ、食いもんは……
ちなみに、キャンプ場で二泊する予定です。

なんとかなるよ、ぜったい大丈夫だよ!

いざとなれば、ホテルへ逃げればいいし(汗)。
来週にも結果をリポートしますね〜。
by cyclotourist | 2015-02-16 15:20 | おしらせ | Comments(9)

【フィギュア作り】大淀さんと「紫電改のマキ」

こんにちは、田村です。

数日前に自宅の階段で転落し、
(狭小住宅なもので急なんです)
腰を強打してしまいました。
その日は「いてえな〜」くらいだったのですが、
昨日から妙に痛みだし、
階段の登り降りがおっくうな週末でした。
来週は遠征の予定があるのに大丈夫かな……。

こんなオジイさんみたいな状況にあると、
サイクリング以外の趣味もあると
救われるものです。
というわけで、またもフィギュア作りでございます。
すいませんねえ、本当にもう飽きずに……。

さて、フィギュア作りでいちばん楽しいのが、
「なにを作るか?」考える段階です。
サイクリングも、机上旅行の段階って
けっこう楽しいですよね。
それと似たようなところがフィギュア作りにもあって、
妄想だけならどんなキャラも作れそうな気がします。

【ろこどる】もいいし、ヤマノススメのかえで先輩もいいし、
SHIROBAKOも面白いし、いまさらながら
コードギアスも魅力的なキャラが多いし……。
しかし、いったん作り出したら、数ヶ月は
いじりますから、本当にいいなと思える
キャラでないと心が折れてしまいそうです。
d0211129_0254063.jpg
けっきょく、また「艦これ」を選びました。
連合艦隊旗艦、「大淀」です。
軽巡洋艦ですが、オレの大淀は
戦艦なみに強いっす!
前作の衣笠さんとイラストレーターさんが同じで、
とってもスリムなデザインです。
しかも……めがねキャラ!
いつかは挑戦したいと思っていた設定です。
実艦は、軽巡洋艦なのに1万トンに達する巨艦。
でも、日本海軍の最新にして最後の軽巡だっただけに、
とっても優秀だったらしいです。
ある本によると、旧連合艦隊の艦船を
戦後の海自で用いることができるなら、
大淀がいちばん望ましいとまで言われたとか。
そんな優等生さんです。
d0211129_0312963.jpg
おもな素材は、これまで同様の
軽量エポキシパテです。
d0211129_032572.jpg
カラダの芯をひねりだします。
自分のバイブル『フィギュアの教科書』で
解説されている方法です。この本、ほんとうに
わかりやすくて、まがりなりにも自分が
フィギュアを作れるようになったのは、
この本のおかげです。
d0211129_034353.jpg
各部をアルミの針金で
つなぎます。
d0211129_0343040.jpg
イラストのポーズに近づけます。
フィギュアといっても、自分にとっては
「模型」なので、設定どおりに作りたいです。
オリジナルのポーズとかキャラとかは、
好み的にも技術・センス的にも、
ちょっと自分には難しいですね。
ワンフェスとかで、オリジナルキャラや、
自由なポージングの作品を見ると
すっごいなあと思いますが……。
d0211129_0391248.jpg
だいたいポーズが決まったら、
各間接部をパテで埋めます。
d0211129_0394267.jpg
ここまでは、あっという間なんですよね。
娘にこの段階を見られると、
いつも「ぷっ」と笑われるのですが(怒)、
そのうち似てきます……たぶん。

ところで、人生も自転車も浮気性、もとい
博愛主義の自分は、ついつい
「もうひとつ……」となってしまいます。
d0211129_042068.jpg
『紫電改のマキ』のヒロインを作り出しました(汗)。
アニメでもゲームでもなく、
はじめて、漫画のキャラを作ります。
女子高生がレシプロ戦闘機で通学するという、
「ガルパン」に一脈通じるような荒唐無稽設定の
漫画ですが、ノリがよくてお気に入り。
作者は、ミリタリー系のイラストでも有名な方ですね〜。
d0211129_0453236.jpg
作り方は大淀さんと同じで、
完成予定寸法で書いた正面図に沿って
各部をつくり、針金でつないでポージング。
コミックス第一巻の表紙です。
動きがあっていいなあと思ったイラストなのです。
d0211129_0471336.jpg
カラダの芯ぽいのができたら、
ただの丸だった顔を
それっぽくしていきます。やりだすと
きりがないので、この段階では適当に……。
d0211129_0482519.jpg
作業机。ちょっと前に
ロフト式のベッドを導入し、
その下を模型づくり専用スペースにしました。
これで、パソコンを汚さないですみますし、
仕事と遊びを分けることができます(汗)。
フィギュア作りのいいところ(?)は、
市販品という最良のお手本が手に入ることですね。
d0211129_0503644.jpg
d0211129_0505067.jpg
う〜ん、早く似てきてくれ〜と
祈りながら手を動かします。
d0211129_0512964.jpg
鎖骨とか作ると、
それっぽくなってきます。
もっとも、大淀さんもマキちゃんも、
鎖骨は服の下ですが……。
d0211129_052209.jpg
なんとなく見当をつけたら、
d0211129_0525276.jpg
後頭部をカットし、
勘合用の突起をつくって、
d0211129_0532611.jpg
髪をつくります。
後頭部、前髪のベースをつけた状態。
あらかじめリップクリームなどを塗っておくと、
硬化後に外せるのです。
このあたりの製作ノウハウは、前述の
『フィギュアの教科書』の賜物です。
d0211129_0545141.jpg
髪を作り出さないと、
似てるか似てないか五里霧中なので、
あせる気持ち一杯でつくりだします。
d0211129_0553060.jpg
大淀さんの髪は長いので、
プラ棒で芯を作ります。
これまでは針金を使っていたのですが、
あとで処理に困ったので、今回は
実験的にプラ棒にしてみました。
d0211129_0562497.jpg
ライターであぶって、
プラ棒を曲げていきます。
芯がプラ棒なら、後でパテと一緒に
削りやすいだろうと。
d0211129_0572047.jpg
芯にパテを盛っていきます。
パテ盛り中に芯を曲げられないので、
やっぱり針金のほうがよかったかも(汗)。
d0211129_058208.jpg
とりあえず、最初の盛り。
超もっさりしてますが、
これからの削りと盛りで、きっと似るんだから、
と思い込む(泣)。
d0211129_0591839.jpg
こちらはマキちゃん。
意外と髪の房が多く、難しい……。
d0211129_0595487.jpg
余ったパテがもったいないので、
マキちゃんの「肩乗りウサギ」をでっちあげ。
しかし、大きすぎた(泣)。
d0211129_111895.jpg
そんなわけで、
またも二体同時に作り出しました。
うう、ほんと、早く似てきてくれ〜。
by cyclotourist | 2015-02-16 01:12 | ひまつぶし | Comments(5)

東京湾一周やってみた

こんにちは、田村です。

「ロングライド」という言葉も
だいぶ一般的になりましたが、
みなさんは何キロくらいの距離が
「ロング」だと感じますか?
個人的には、50kmでも100kmでも、
疲れた時は「なげえな〜」と感じますが(汗)、
やっぱり一日の走行距離が100kmを越えると、
ロングライドっぽくなりますよね。
そして200kmも走れば、立派な
ロングライドではないかと思います。
ブルベですと、200kmは「最短距離」なのですが、
フツー、一日で走るMAXは200kmくらいでは
ないでしょうか。

で、200kmという距離の例として、
自分がよく思い浮かべるのが、自宅(豊島区)から
片道であれば、小諸や静岡あたりです。
周回なら琵琶湖一周でしょうか。
そして、「東京湾一周」も、距離ほぼ200kmに
なることで知られています(たぶん)。

と言いつつ、自分はこれまで東京湾一周を
したことがありませんでした。実際のところ
どんなもんだろう……となんとなく気になってましたので、
先の土曜日に実行してまいりました。
d0211129_16143640.png
予定コースはこんな感じ。
約10kmのフェリー区間をのぞくと190km。
東京駅までの自走を含めると、自分の場合で210kmくらいになります。
獲得標高は300mくらいしかないというド平坦コースです。
そして、
いま書いてる本にも紹介したいなと思いましたので、
今回は同行者をお呼びいたしました。
d0211129_1635373.jpg
ブルベ界では超有名な(?)
Nさんです。
『ランドヌールVol.4』の表紙も
飾っていただいた方ですね。
そしてばっきー氏と自分。
まあ、写真はNさんだけでいいでしょ(笑)。
集合は朝7時の東京駅です。
走り出した時の気温は5℃くらい。
止まってると寒い寒い。
降水確率は10%ほど。そして、風向きは
「北風のち南風」という予報。うまくいけば、
前半も後半も追い風になるかも……にやり。
さて、出発です! 果たして何時に戻ってこれることやら。
いちばんの不安は自分の気力に他なりません(汗)。
d0211129_16712.jpg
第一京浜を走ること一時間で、六郷橋を渡って神奈川県へ。
走ってれば体がポカポカしてきます。
d0211129_16173660.jpg
9時には、横浜みなとみらい。
自分が写ってる写真は、
ばっきー氏が撮ってくれました。
背中のポケットからカメラを出し入れてしてるので、
ジャケットがめくれちゃってますね。
d0211129_16195097.jpg
9時20分、根岸のあたりで
最初の休憩。
お二人は休憩を欲してなかったのですが、
自分がトイレに寄りたくなってしまったもので……。
ブルベに慣れてるお二人は、
二時間くらい休憩なしで走ることは
どーってことないって感じで、さすがです。
d0211129_1622974.jpg
10時40分頃、横須賀着。
自分の趣味でヴェルニー公園に立ち寄り、
護衛艦「ひゅうが」を遠望。
d0211129_16232076.jpg
三笠公園です。
自転車を入り口前に止めて、
かつての連合艦隊旗艦を拝みました。
マストに櫓が組まれていて、なにか改装中みたいでした。
d0211129_16243383.jpg
東京湾フェリーが出る久里浜には、
11時20分くらいに到着。
すると係の方が「あと5分で出ますよ〜」と
声をかけてくれました。あわてて切符を買い、
乗船します。フェリーなので、こうして自走で
入ることができます。気分は艦載機です。
自転車込みで大人ひとり1050円。これで
輪行なしで東京湾を横断できるのですから、
リーズナブルな気がします。
d0211129_1637553.jpg
金谷まで40分ほどの船旅です。
d0211129_16382291.jpg
船内ではさまざまな軽食を
販売してます。
ちょっと早めの昼食ということで、
写真のカレーパンとやきそばをいただきました。
暖かい船室で、ゆっくりできるのはうれしいものです。
ロングライドはけっこう退屈な時間もありますし、
東京湾一周の前半は市街地ばかり。
でも、非日常的な乗船時間のおかげで
後半へのモチベーションが高まります。
d0211129_1641468.jpg
車両甲板から再スタート。
このフェリーは車両甲板が前後に貫通しており、
久里浜発の場合は船尾から乗って船首に出るので、
クルマの方はべんりでしょうね。
d0211129_16425366.jpg
内房沿いの国道を
どんどん北上していきます。
風向きも上々です。ここまでは……。
d0211129_16444143.jpg
国道を逸れると、素朴な
里山が現れ、癒されます。
たいした標高はないけれど、意外と
ひなびた風景が広がります。
d0211129_16454262.jpg
せっかくなので、東京湾に突き出した
富津岬をめざします。
d0211129_16461318.jpg
岬の浜辺では、
モーターパラグライダーが
離発着をくり返してました。不思議な乗り物ですね。
d0211129_16484323.jpg
Nさんの愛機はピンクのネオコット。
ウェアも自転車も装備アイテムも、
ピンク色が中心。女子力の高さは他に類を見ません。
d0211129_16493520.jpg
ばっきー氏は男前のサーベロ。
背が高い人の自転車はカッコいいですね。
d0211129_16511518.jpg
自分はルックで走りました。
あと3cmは足の長さがほしいところですが、
致し方ありません。今回、登りはほとんどないコースですが、
信号停止が多いので、軽量なルックの走り出しの軽さに
助けられた気がします。
d0211129_16531392.jpg
女神のお守り付きです(照)。
さて、富津のあたりで時刻は13時半。
天気も上々で、この先も楽勝かと思いきや……。
d0211129_1653456.jpg
木更津を過ぎると進路が北東に変わるため、
かなり横風を感じるようになり、
ペースが下がり気味に。そして魔の国道16号区間の
はじまりです。内陸部を走ると、距離と勾配が増えるので
安直に国道16号を選んだのですが、
やはり大型車が多く、走りやすくはありません。
路肩は広いものの、舗装は荒れ気味です。
以前に走った下り車線よりも、今回の上り車線のほうが
路肩が荒れていると感じました。
しかも、上り車線は工場地帯に沿っているので、
しばらくコンビニなどがありません。
やむをえず反対車線のコンビニに寄ったりして
(用が近いもんで……)
いらぬストレスを感じる区間でした。
d0211129_16571161.jpg
京葉臨海鉄道の貨物列車。
タンク車をいっぱい牽いてました。
d0211129_16593510.jpg
千葉の手前あたりで国道に別れを告げ、
幕張メッセ方面の臨海コースへ。すると再び
風向きがよくなり、ほっとしました。
実は、この翌日もワンフェスのために
幕張メッセを訪れたという……。
このあたりで時刻は17時を過ぎ、
日が暮れてきました。
さて、このあたりはまったく土地勘がなく、
高速道路と幹線国道が密集するエリアです。
どのように抜けるべきか、見当がつきませんでした。
そこで、東京湾一周のご経験豊富な
ツーリング仲間のRさんお願いして、
事前にルートを教えていただきました。
d0211129_1752692.png
こんな感じで入り組んだ工場地帯を
抜けることに。右左折は多いものの、
怖い国道を回避できる名ルートでした。
Rさん、あらためてお礼申し上げます。
d0211129_1781686.jpg
歩道で運河を渡ります。
灯りが多い市街地は、意外と
夜間もあきないものです。しかし、この後、
なんと雨が降ってきました。
d0211129_1710132.jpg
旧江戸川を渡って東京へ。
時刻は18時半ごろ。三人ともレインジャケットを着込んで
帰京です。降水確率が低かったのに、お二人とも
装備は万全。冬のロングライドは備えあれば憂いなし、です。
なにはともあれ終盤。
小雨だし、あと少し走れば東京駅です。
d0211129_1714828.jpg
ばっきー氏、痛恨のパンク。
今年に入って6回目のパンクだとか……。
走り過ぎなのか、重力の問題なのか。
ボンベでさくっと空気を入れていたのはさすがです。
自分は怖くてボンベが使えないんですよね……。
d0211129_17181319.jpg
19時40分頃、無事に
東京駅に到着〜!
フェリー時間を除くと、ちょうど12時間くらいですね。
平坦とはいえ信号が無数にあるコースでしたから、
この時間で200km近く走れたのは上出来では
ないでしょうか。
ゴール後、三人で食べた温かい
長崎ちゃんぽんの美味しかったこと……。

「東京湾一周」は、見晴らしや情緒が少ない微妙な
コースではありましたが、ぐるっとひと周りしてきたという
達成感はなかなかに大きいものがありました。
いつもは電車で素通りするだけの街の数々を
サドルの上から眺めるのは新鮮でしたし、
地域の広がり具合を足で実感できるのが
サイクリングの魅力ですね。

お付き合いいただいたNさん、ばっきーさん、
ありがとうございました!
by cyclotourist | 2015-02-11 17:32 | おしらせ | Comments(14)

【フィギュア作り】ワンフェス2015冬、終了しました

こんにちは、田村です。

先の日曜日は、ついにワンフェスが開催されました。
あいにく降水確率が高く、電車+カートで
当日搬入するのが不安でしたが……
d0211129_8593566.jpg
さいわい雨は降らず、
9時頃に幕張メッセに到着。
今回、キットを箱に詰めたので異様にかさばり、
販売部長の娘にもカートを転がさせました。
「帰りは減ってるといいね〜」と、娘に励まされつつ、
会場に入ります。
d0211129_912477.jpg
もうほとんどのディーラーさんが到着済み。
あわててこちらも設営します。
d0211129_931416.jpg
開場の10時間際に、
なんとか設営完了。今回は
フィギュアふたつだけなので、かなり寂しいブースです。
d0211129_941922.jpg
開場とともに、人気ディーラーさんには
長い行列ができてびっくり。
今回は近くに人気ディラーさんの卓が多いみたいでした。
d0211129_962727.jpg
この人出、この熱気!
これこそワンフェスです……と、
二回目の参加なので、少しは慣れたつもり。
d0211129_974291.jpg
朝食もそこそこに家を出たので、
軽食を買って腹を満たします。
あいかわらず無愛想な娘は、
販売員として如何なものかという
態度です。しかし、彼女がいるからこそ、
自分が一服したり席を外すことができるので
助かります。
d0211129_9104348.jpg
一服がてら、他のディーラーさんを
のぞくのが楽しいです。
今回も艦これ多し。しかも超絶的に見事なものが多く、
あっという間に「完売」の札が。
d0211129_9114766.jpg
近鉄のカード。
これ、実はいただきもので、
オダックス近畿のOさんが差し入れして
くださいました。顔見知りの方が
訪ねてくれるのは、なんともうれしい限りです。
今回は、E社やG社に勤めていた頃の
お知り合いとも会うことができ、
自分の新たな趣味を自慢(?)できて
うれしかったです(笑)。
d0211129_9135817.jpg
自作のガレージキットだけでなく、
市販のプラモデルやフィギュアの
中古販売ディーラーさんも多数。
できればじっくり物色したいところですが、
あんまり自分のブースを放置できないので、
喫煙所との往復ついでに見るのが関の山。
結局、メーカーブースなどへは足を
延ばせませんでした(泣)。しかも、前日に
東京湾一周で200kmほど走っていたせいか、
歩くのがだるい(汗)。
d0211129_916150.jpg
こういうのもいいですね。
d0211129_9163393.jpg
学校さんのブースも。
あと20歳若ければ、自分も通いたいものです。
娘を通わせっか(笑)。
d0211129_9171435.jpg
3Dプリンタのブース。
いずれコッチが主流になるのでしょうか?
でも、趣味の模型づくりは、やっぱり指で
いじり続けたいなと思います。
d0211129_9171389.jpg
コスプレの方も多数。
ある意味、究極の造形物ですね。
ストライクウイッチーズのコスプレさんにドキドキ(照)。
d0211129_919960.jpg
そうこうしているうちに、
手前どものキットもぼちぼち売れていきます。
小学二年生ともなると、かけ算ができるので、
自分より頼りになります(汗)。
しっかり販売数を数え、版権シールを貼り、
お釣りをお渡しするという業務(?)を、
無愛想ながらも娘がきっちりこなしてくれました。
「あとでバイト代よこせよ」とか言われたのには
ぐうの音も出ませんでしたが……。
d0211129_9214286.jpg
手のひらに乗るくらいのロードバイク。
チェーンとかどうやって作ってるんだろう。
話しかけてみればよかったな。
d0211129_9222965.jpg
なぜか再びブレーク中の
カードキャプターさくら。
こちらの作品は、表情はもちろん
全体の雰囲気が見事でした。
d0211129_9242334.jpg
当ブースでは、衣笠さんが好評な一方、
あおいちゃんはあんまり買ってもらえません(泣)。
やっぱり艦これのようなメカ要素がある
キャラのほうが、模型ファンの心を
刺激するのでしょうか。もしくは、単に
自分が作ったあおいちゃんがしょぼいだけかも……。
実際、「大人っぽすぎる」という声をいただきました。
言われてみればそのとおりで、
やっぱり他の人に見てもらう機会は重要です。
あ、娘には目線を入れときました。
最近また物騒な事件が多いですからね……。
d0211129_9272186.jpg
おかげさまで、当ブースでも
多くの方が足を止めてくれました。
まさに晴れ舞台です。
d0211129_9285817.jpg
『レプリカント』というフィギュアの雑誌に
取材していただきました。なんと、編集担当さんは
あの「自転車女子」の北条先生! お互いにびっくり。
なんにしても、本に載るのはうれしいものですね(笑)。
d0211129_931833.jpg
なんと、衣笠さんが完売!
ありがたくもうれしい限りです。
いつかは「完売」と値札に書きたいなあと
夢見ておりましたが、かなってしまいました。感謝です。
一方、あおいちゃんは結局三分の一くらいしか
売れませんでした(泣)。

そんなわけで、悲喜こもごものワンフェスが
あっという間に終了しました。
ちなみに、売り上げの半分は妻に献上し
(たいした金額ではありませんが)
「フィギュア作りも無駄じゃないでしょ」と、
ちょっと大きな顔ができました。
出展料や材料費なども十分に回収できましたので、
これからも家で堂々と(?)
フィギュアを作ることができそうです(汗)。
というより、やっぱりこうした晴れ舞台で
自分のフィギュアに興味を持っていただけるというのは、
半年間の孤独な作業が報われるようで、
本当にうれしいものです。

さて、次は何を作ろうかな〜。
ちょっとゲームには飽きてきた「艦これ」ですが、
魅力的な艦娘はまだまだいっぱいいますし、
軽巡の大淀さんあたりがいいかなと思ったり。
あと、『紫電改のマキ』という漫画も
気になっている今日この頃。
やっぱり次回もワンフェスに出ちゃいそうです。
d0211129_9421195.jpg
昨日は二台まとめて洗車。
雪道を走ったMTBと、雨に降られてしまった
ルックをきれいにしてあげました。
こっちが本業なんですからね(汗)。
by cyclotourist | 2015-02-10 09:48 | ひまつぶし | Comments(5)

【フィギュア作り】ワンフェス目前です!

こんにちは、田村です。

嶺方峠の感動もさめやらぬ私ですが、
今度の日曜日(8日)は、いよいよ
ワンダーフェスティバル
幕張メッセで開催される、造形物の祭典です。
d0211129_10304635.jpg
前回のようす。
「サイクルモード」の倍以上のスペースに、
出展者(ディーラーさん)と来場者がぎっしり!
初参加だった前回は、そりゃあもう右も左も分からず、
今思えばフィギュアのデキも悪く、
複製もダメダメ。あげく時間に追われて徹夜で
当日を迎えてしまったという、
まったくお恥ずかしい有様でした。

しかし! その反省を糧にして、
今回は着々と準備を整えました。
d0211129_10461073.jpg
複製した部品の山。
d0211129_10464981.jpg
チャック付の小袋を用意して……
d0211129_10471864.jpg
ゲートから切り分けた部品を
グループ毎に小袋へ収めます。
d0211129_10475352.jpg
衣笠さんの砲塔。
一体に三個必要なので、なかなか壮観です。
d0211129_10493484.jpg
こんな感じで小袋に入れた部品を
一体分そろえます。
d0211129_10502066.jpg
浅草のシモジマで
買ってきた小箱に収めます。
衣笠さんには、砲身用の真鍮パイプもセット。
ほとんど、というか完全に家内制手工業で、
箱詰めしていきます。
d0211129_10521393.jpg
こちらは「ヤマノススメ」あおいちゃんの
部品。三ツ峠の山頂台座があるので、
けっこうボリュームがあります。
d0211129_10523424.jpg
説明書とパッケージのラベルを
作ります。自宅のマックには
イラストレーターなどレイアウトできるソフトが入ってないので、
お世話になってる編集プロダクションさんに
お邪魔して、作業させてもらいました。
へたの横好きですが、こうしたデザインぽい作業は
楽しいものです。今回は仕事じゃないし(笑)。
d0211129_10542921.jpg
できあがった説明書とラベル。
ちゃっかりプリントまでさせてもらいました。
d0211129_10551680.jpg
d0211129_10552698.jpg
検品しつつ、説明書を華麗に挿入。
d0211129_10555654.jpg
できました。
箱は販売部長の娘が
組み立ててくれました。
d0211129_10563765.jpg
同じものが複数あると、
なんか模型屋さんになったみたいで
うれしくなります。

私の出展者名は、恥ずかしげもなく、今回も
「ひびき出版」です。
卓番号は7-11-13となりました。
d0211129_110156.jpg
d0211129_110791.jpg
あおいちゃんと衣笠さんを並べて
お待ちしております!
by cyclotourist | 2015-02-06 11:03 | ひまつぶし | Comments(5)

嶺方峠から木崎湖へ

こんにちは、田村です。
d0211129_18544142.jpg
輝くような快晴に恵まれた嶺方峠。標高は1100m。
長野駅から35kmほど走れば
出会うことができる絶景です。
無駄に20年以上サイクリングしてきましたが、
ここまで好条件に恵まれた
すばらしい展望はまれですね。

ツーリングは、天候に印象が
おおいに左右される遊びです。
最初に訪れた嶺方峠は霧に包まれてました。
その後、3回くらいの訪問では
北アルプスを拝むことができましたが、
昨年の夏、ブルベで訪れた嶺方峠は
雨が降る夜中でした……。

ここで、ツーリングで天気に恵まれる
秘訣を公開しましょう!
日頃の行い、も重要かも知れませんね(笑)。

でも真実のところは、天気予報がよい地域に、
天気予報がよい時に出かけることです。

「当たり前だろ」と怒られそうですが、
意外と実践は難しいです。
フツー、出かけることができる日を前もって選び、
それから目指す場所を決め、そうしてから
当日の天気予報を気にすることになります。
ですので、たとえば当日の降水確率が40%以上なら
中止、といったふうに決めることが多いと思います。
当日の天気予報が悪いのに、
無理して決行すれば、展望は望めません。

今回のように、天気予報がいい日に
思い切って決行する、というのが
ツーリングで「あたり」を引く秘訣です。
自分で条件を決めず、得られそうな条件に合わせて
決行日と行き先を決めるのです。
条件が決まってれば、装備も選びやすいですしね。

もっとも、そんなことができるのは、
ヒマで友達が少ないからソロが多い
自分のようなダメ人間だけでしょうが(汗)。

閑話休題。
d0211129_19105676.jpg
登ったら下りが待ってます。
嶺方峠から白馬へ下る道は
おおむね北西に向かってます。そのせいか、
やはり路面に雪が目立ちます。
フツーなら自転車に乗って下れる
道ではありませんが……
d0211129_19141651.jpg
スパイクタイヤの効果は絶大で、
滑りやすい雪や氷も、土のようにグリップします。
もちろん、乾燥路面よりは
スピードを落として走りましたが、
タイヤが滑るとか、転びそうになるとか
ヒヤッとするシーンは皆無。この安心感はうれしいです。
もしフツーのブロックタイヤだったら、
つるっと滑って痛い目にあったでしょう。
もちろん、スリックとか杉目のタイヤで
下れるような状況ではありませんでした。
d0211129_20272425.jpg
国道406号を道なりに下れば
白馬駅に出ますが、今回は木崎湖方面へ
抜けたかったので、下りの途中で左へ分岐する村道(?)に
入りました。とたんに路面が雪で見えなくなりましたが、
クルマが通ってるようで敷き固められてるので、
問題なく下り続けることができました。
下りが続くとさすがに冷えますが、
持ってきた他の防寒着を着るほどではなく、
ほどなくして平地にでます。
下りきっても、まだ標高700mぐらいあります。
d0211129_2032351.jpg
田畑は真っ白。
関東人にとって、非日常的な光景です。
d0211129_2034369.jpg
国道と大糸線を横切り、
さのさかスキー場に入ります。
d0211129_20342293.jpg
きゃっきゃうふふと男女が
たわむれるスキー場。
うらやましくなんかないんだから!
d0211129_20354426.jpg
スキー場のわき手から、
中部自然歩道になってる
「塩の道」に入って青木湖に出るはずなのですが、
(以前、走った)
雪に埋もれて見当つかず。さすがに
足の踏み跡もないルートに入るのは無理なので、
引き返します。
d0211129_20371593.jpg
ゲレンデのような、
あるていどの圧雪でも、
けっこうタイヤがめり込みます。
こうなると、乗車し続けるのは無理。
スパイクタイヤといえども、走ることができる
シーンは限定的です。
d0211129_20383093.jpg
あっさり国道140号に戻り、
青木湖をめざします。
幹線国道だけに、ばっちり除雪されてます。
でも国道を走るのは少しだけで、青木湖沿いの
道を進むことにします。
d0211129_20395733.jpg
上から見ると、♡型の青木湖ですが、
道沿いからそのカタチはわかりません。
でも、静かな湖面がやさしく迎えてくれました。
気温も上がり、まったく寒さを感じません。
d0211129_20413058.jpg
国道を逸れると
冠雪した路面が多いです。
もっとも、今回はそれが楽しいのです。
ただ、南接する中綱湖への道は
通行止めになってました。ですので、
しばし国道に戻り、南下を続けました。
木崎湖が見えてきたら、国道を離れ、
湖の西岸に伸びる道へ。
d0211129_2043487.jpg
木崎湖です。この日は風も弱く、
湖面はいたって静かです。
d0211129_20451023.jpg
やはり国道を逸れると
雪が多くなります。
スパイクタイヤのおかげで
安心して走れるものの、漕ぎは
格段に重くなるので、やはり距離を
稼ぐようなプランは無理ですね、自分の体力では。
d0211129_20465717.jpg
雪の重みで倒れた木がちらほら。
岸に近い湖面は薄く凍っているようです。
d0211129_20472392.jpg
そのスジでは人気の
木崎湖キャンプ場に到着。
しっかり、管理人さんと仲間たちがいらっしゃいました。
d0211129_20481542.jpg
とりあえず購入。
d0211129_20484175.jpg
揚げ食パンをいただきました。
中にはずっしりとアンコが。おいしかったですし、
カロリーと糖分に満ちてるので
サイクリストには最適ですね。
地元では、ガテン系お兄さんの
おやつとして人気らしいです。
(信濃大町の駅前で売ってるらしいです)
d0211129_2051528.jpg
木崎湖のシンボル的な桟橋。
ここ数年は毎年みてる気がします。
サイクリストには、小熊黒沢林道から一望する
木崎湖の風景が人気ですが、さすがに林道は
冬期閉鎖とのことです。ですよね。
d0211129_20551939.jpg
無事、15時すぎに信濃大町駅に到着。
長野駅からの走行距離は60kmほどでした。
さすがにこの季節に走ったことはないエリアでしたから、
距離と所要時間の見積もりに確信が持てず、
(押しが入ったら途方もなく時間かかるので)
万一、嶺方峠越えに時間がかかったら、
信濃大町で一泊してもいいかなと思ってましたが、
(明るい時間に木崎湖を見たかったですし)
幸か不幸か、予想より早く信濃大町駅に
着いてしまいました。ですので、
ちょっともったいないですが、輪行で
帰宅いたしました。
駅できっぷを買っていたら、
駅員さんにホッカイロをいただいたのが、
なにげにうれしかったです。

こんなわけで、相変わらずグルメも少なく、
温泉にも入らないツーリングでしたが、
とても充実した行程でした。
自分の足で到達した場所で、
非日常的な風景に出会うこと。それが
自分がサイクリングに望んでいることなんだなと
再確認させてもらった一日でした。

そして、冬のサイクリングは平地だけ、
近場だけと思っていましたが、
装備と天候が許せば、どんな季節も
思いきり楽しめるんだなと
知ることができました。
今回は本当に天候に恵まれましたので、
持参したダウンジャケットやレインパンツの
出番はナシ。持ってるから安心して
走れたようなもので、
やっぱり持っててよかったです。

もちろん、こんなサイクリングが楽しめるのは、
「装備と天候が許せば」ですよ。
本ブログの読者さんなら
お分かりだとと思いますが、
冬期に標高があるエリアでのサイクリングは、
基本的には難しいです。
走行距離を局限できるカーサイクリングとか、
見知った場所での「山サイ」的な
楽しみ方のほうが適してるかもしれません。
積雪路は、本来は自転車が遊べる
フィールドではないと思います。
でも、時にはこんな遊びかたもあるんだなと
思っていただければ幸いです。
仲間が見せてくれた一枚の写真がきっかけで、
冬の峠を楽しませていただきました。

ちなみに、結果的に雪がない路面のほうが
多かった今回のツーリングですが、
スパイクタイヤのピンはあまり削れず、
脱落もありませんでした。
春が訪れる前に、もう一度くらい、
雪の上を走らせてあげたいですね。
by cyclotourist | 2015-02-05 21:32 | おしらせ | Comments(8)