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シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

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【フィギュア作り】「大鳳」改装中です!

こんにちは、田村です。

サイクリング的にはよい季節ですが、
なぜか悲しい知らせが多い今日この頃……。
そういう年頃になったのでしょうか。

さて、「大阪〜東京」や先日のブルベで
膝を痛めてしまったワタクシは、鋭意ひきこもり中です。
こんな時、自転車以外の趣味があると救われます。
マイブームのフィギュア作りは療養に最適です(笑)。
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さて、大戦後期の「艦これ」的な一航戦を揃えて
喜んでいた自分ですが、
いろいろ気づいてはおりました。
本来なら、いちばん全長が長いはずの
「大鳳」が、翔鶴級姉妹よりも背が低いのです(泣)。

最初に「大鳳」を作りはじめたわけですが、
「瑞鶴」「飛鷹」「翔鶴」と作り続けていると、
経験が浅いだけに、急速に目が肥えてきます(自分比ですよ)。
4隻そろってくると、
どうにも「大鳳」がショボイのです。背丈だけでなく、
あらゆる箇所が不満になってきます。
いちおうはデキに納得して、塗装までした自分が
信じられません。たった三ヶ月前の自分が作ったのですが……。

で、改装することにしました。
いま、改装がほぼ終わったので、
手を入れたところを上から列記すると……

・前髪つくりなおし
・顔の左右を対称に近づける
 (思いっきり適当に非対称でした…)
・首のハリケーンバウを改修
・腕まわりと上半身にシワを追加
・手を小型化
・お腹の装甲板を新造
・スカートを新造
・足の延長とボリュームアップ
・クツをボリュームアップ

などです。
どんだけ元がショボイのか……。
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左が改装前の大鳳。
右は翔鶴です。
大鳳は顔と首が直づけ(?)なのですが、
翔鶴では、ソケット状に両者が組めるようにしてます。
これがフツーらしいです。たしかに自然に見えます。
このソケット接続を大鳳にも反映します。
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足を翔鶴に合わせて大延長。
2cm近く伸ばします。
大鳳は、その製作中に二度も足を伸ばしたのですが、
さらに伸ばすことに……。いかに、当時の自分に見る目が
ないか、ですね。いろいろ確認したつもりだったのですが(泣)。
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いい感じです。
まあ、しばらくして見たら、また
おかしく思えるのかも知れませんが……。
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足は、腰回りを含めて
ボリュームアップしたので、
スカートも作り直すことになります。
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顔は、右側がふくれていたので、
思いっきり削ることに。
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髪もほとんど新造です。
よく見ると、房の数も違うし、
細い房をはしょり過ぎでした。
いかに、イラストをちゃんと見てなかったか……。
見れば見るほど、大鳳のイラストは見事です。
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「離型処理」を駆使して、
お腹の装甲板やスカートを作っていきます。
ベースの胴体にリップクリーム(自分は)を塗って、
後から外せるようにパテを盛るのです。
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装甲板のバックル。
凸状のディテールを再現するため、
縁を真鍮線でカバー。前回はパテを削ったのですが、
まったくキレイにできなかったので……。
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くっきりとした
凸モールドができました。
これでいいかは微妙ですが……。
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見た目の改善に加え、
今回は複製を考慮して分割しました。
これがまた慣れないもんで、なかなか
キレイにできずもどかしいところです。
「瑞鶴」で初複製を体験したのですが、
その時に痛感したのが、分割のよしあしでした。
複製しやすいように元のカタチを分割しておかないと、
シリコン型づくりの段階で苦労しても
まったく報われないのです。
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足を分割すると、パンツあたりの
ディティールも作りやすくなります(照)。
自分としては、別にお尻とか下着に
こだわりはないのですが(ほんとか…)
「大鳳」の場合、イラストでけっこう描かれてるんですよね。
だったら、自分の可能な範囲で再現しないと、
スケール艦船モデラー(?)としては
真摯じゃないと思ったりして。
以前はまったく作り込んでなかったのですが、
分不相応にワンフェスに出ることにしたので、
他の方の目に触れる可能性を考えれば、
自分にできることはやっておかねば……。
ま、スカートの下でほとんど見えないのですが(汗)。
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と、いうわけで、あらためて部品が揃いました。
いい加減、カッターマットを買い替えよう(汗)。
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改装前の塗装前は、こんな感じでした。
かなりの部分が一体でした。
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で、こんな状態だったのです。
瞳も、こわくて彫り込めませんでした。
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これが、いま作業中の「改」です。
だいぶ解像度が増したと思うのですが、
どうなんでしょうね。またしばらくしたら直したくなるのでしょうが、
いまはこれが精一杯、かな?
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やっと、翔鶴より少し
背が高くなりました。
(全長21cm)
これでこそ、最新鋭の空母です。
足は思いっきり長いほうが、見栄えするんですね。

で、いまはそれなりにカタチになったと思ってるんですが、
またしばらくしたら……。
無限ループの悪魔につかまってしまったのかも知れませんが、
こう短期間で、自分の成長(と言える、のかな?)を
実感できるのは、始めたての初心者の
特権ではないでしょうか?

とはいえ、長いことやってるつもりの自転車趣味も、
最近は新発見、再発見の連続です。
「わかったつもり」「できたつもり」でいるのは、
単に知らないだけ、気づかないだけ、と
同じなんでしょうね……。
なんて思ったり(笑)。

自転車もフィギュアも、もっといろいろ知りたいし、
上達したいなあと思っております。
by cyclotourist | 2014-05-23 02:43 | ひまつぶし | Comments(7)

あっさりDNF

こんにちは、田村です。

東京はすっかり初夏の陽気です。
梅雨入り前のこの季節は、サイクリングの
かき入れ時ですね。

そんなわけで、昨日は600kmブルベに参加してきました。
ランドヌ東京の「BRM517東京600kmぐるっと安曇野」です。
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4時半にスタート場所の
川崎市民ミュージアム前に到着。
この時間にココに到着するまでが大変なのですが、
さすがにもう明るいですし、寒くもない季節になりました。
試走ではなく、本番のブルベに参加するのは久しぶり。
やっぱりみなさんと一緒に走るのは
楽しみですね。
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『ランドヌール』誌にも寄稿いただいてる
HさんのBD-1。こ、これで600km……。
各部チューニング済みですが、豪脚の
Hさんならではの自転車選びですね。
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ランドヌ東京のブルベで、
いつも真っ先にゴールしてくる
Kさんのロード。必要にして十分な
洗練されたブルベスタイルです。
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海外ブルベのリポートでおなじみ、
Abさん(Iさん)と再会。
いつもながら爽やかな微笑みと、
爽やかなセパレブカラーのマキノ号です。
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5時にスタート。
青梅までは、都市部を延々と走ります。
先日走った「関東一周」の終盤と同じ。
あまり好きな道ではありませんが、都内を抜けるまでは
しかたありません。
自分はコンビニでトイレ休憩したりして、
序盤からすっかり最後尾近くになってしまいました。
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天気は晴朗なれど、
風は向かい風基調であんまりスピードが出ません。
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50kmほど走って、
青梅の街外れのPC1に到着。
同じブルベを走る仲間たちと再会です。
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自分のスポルティーフと、
ばっきー氏(Wさん)のマキノ号(奥)。
ツーリング車用のフロントバッグを装着されており、
すっかりツーリング車化しております。
遠からず、ツーリング車をオーダーしてしまうのではないでしょうか。
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青梅や飯能を過ぎると、武蔵嵐山の
里山風景が広がります。
ここからがサイクリングの楽しさにあふれた道です。

この先、碓氷峠を越えて軽井沢に入り、
上田からは石仏の修那羅峠を経て安曇野へ、
そして善知鳥峠(うとうとうげ)、杖突峠を経て、
若彦トンネルを抜けて河口湖へ。そこから道志道で帰ってくるという、
なかなか壮大なルートが今回の600kmブルベです。
僕は修那羅峠を越えたことがないので、
かなり楽しみにしておりました。

しかし……。
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飯能を過ぎたあたりから、
左ひざに違和感が……。
先週の「大阪〜東京」で傷めた左ひざが
本復してなかったようです。
そして、武蔵嵐山のわずかなアップダウンで
痛みを感じるようになりました。
力が入りません……。
まだ走行距離は90km。この段階でこの症状では、
仮に走り続けたとしても、相当な苦痛とダメージを
伴うことが容易に予想されて……。
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あっさりとルートから逸れ、
東武東上線の武蔵嵐山駅へ。
ルートから数百メートル逸れるだけで、
この駅があることを知っていたものですから……。
しかも、自宅に近い池袋まで直通する路線。
DNFするには最善のポイントではあるのです。
というわけで、たった90kmほどで今回の
ブルベは終わってしまいました(泣)。
こんなこともあるんだなと、我ながら驚くやら情けないやら……。
ちょうど一緒に走っていた、ランドヌ東京のスタッフ仲間には
「横川まで走って、釜飯でも食べよう」と言われたのですが、
東武東上線の誘惑には勝てませんでした。
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駅前には、奇しくも安曇野という
看板を掲げた居酒屋が。
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いつもながら、輪行の
準備だけは早いです。
とっとと電車に乗り、昨日のお昼前には自宅に
帰ってしまいました。参加者のみなさんは、
今もまだ走っているはずです。
ご安全にゴールされることを祈っております。

こんなわけで、一週間経っても、
「大阪〜東京」のダメージは抜けてなかったのでした。
自分ではすっかり回復したつもりだったのですが、
体は正直というか、年相応に回復力が
低下しているのかも知れませんね。
今週はおとなしく過ごして、来るべき次の
サイクリングに備えたいと思います。
修那羅峠、越えたかったな……。
by cyclotourist | 2014-05-18 08:26 | おしらせ | Comments(11)

0.007%の旅 大阪〜東京ラン その2の3

こんにちは、田村です。

満を持しての大阪〜東京ラン、
その後半をお伝えいたします。

ルートラボ
http://yahoo.jp/db6Ckx

ほぼ中間地点の浜松を過ぎたのが23時。
そして静岡県のまんなかあたりにある掛川を
通過したのは日が変った0時20分ごろでした。
掛川通過の予定は1時ちょうど(プラス10分)でしたから、
ずいぶんと貯金が貯まったものです。
しかし、快調だったのも掛川まででした……。
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小夜の中山トンネルです。
茶屋がある本当の小夜の中山は、
激坂の上にあるのですが、旧国道1号の東海道は
トンネルで抜けてくれます。そして、金谷までの間に
200mくらいの峠を越えます。
たかが200m、なのですが、すでに300km以上走ってきた身には
思いのほかシンドイものがありました。
下りに入り、眼下に金谷や島田の街の灯りが
見えてきた時は、ほんとうにホッとしましたね。

夜中に一人で走って何が楽しいんだ?
しかも幹線道ばかり……。それって楽しいの?
多くの人が、そう思うはずです。自分もよく
聞かれましたし。

ところが、やってみると意外と楽しいんです。
絶景もグルメも布団もないサイクリングですが、
ただひたすら走り、見知った街を次々と通過していくのは、
不思議な充実感があるのです。
普段は電車や新幹線で通過する街を、
自分の足で次々と駆け抜けていくのですから、
自転車の行動力は本当にすごいなあと思いますし、
GPSとフロントライトだけを頼りに走っていると、
集中力が切れない程度の緊張感が続きます。
特に行程も半ばを過ぎると、どんどん東京が
近づいてくるのが実感でき、淡々と走りつつも
妙にわくわくするのです。
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とはいえ、疲れるのは事実です。
藤枝のコンビニで、とうとう腰を下ろしてしまいました。
時に1時30分。
浜松でコンビニに寄ったのが23時すぎでしたら、
「3時間はノンストップ」という自らに課した定めを
あっさり破ってしまいました(汗)。
金谷の峠で消耗したらしく、足が驚くほど回らなくなり、
どうしても座りたくなってしまったのです。
暖かいオリジナルコーヒーが美味しかったこと……。
藤枝は距離320km地点。
自分にとっては、300kmくらいが体力と気力を
一定以上に保てる限界なのかも知れません。
藤枝のコンビニでの停止時間は13分ほどになりました。
これが後にボディブローのように効いてくるのでした。

そして、静岡を過ぎる頃から、頼みの綱だった
追い風が頼りなくなってきました。
静岡通過は2時40分過ぎ。予定は3時10分(プラス10分)。
時速30km以下で走っていると、
じわじわと貯金が減ってくるのでした。
しかし、追い風なしで、自分の力だけで時速30km以上で
巡航するのはもはや厳しい状態です。
三島までのほぼ完全に平坦な区間ですら、
20km台で走る時間が増えていくのでした。
なお、この区間は由比のバイパス地獄が鬼門です。
前回は、バイパスの海側にある自転車道を通過したのですが、
今回は勇気を出して車道を選択。
土曜日の4時前であり、トラックがそれほど多くなかったのが
幸いでしたが、さすがに緊張しました。
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富士川は歩道で渡ります。
この歩道へ至る脇道+階段などは、
「キャノンボール」の偉大な先人たちが開拓した
芸術的なルートではないでしょうか。
まだ4時過ぎでしたが、早くも東の空が
明るくなってきました。いつもなら激しく眠くなる時間ですが、
藤枝のコンビニで飲んだドリンクが効いたようで、
さほど眠気を感じず……と思っていたのも束の間、
三島から箱根の登りに入ると、さすがに眠くなりました。

東海道本線&新幹線を高架で越え、
箱根路を登りはじめたのは5時47分。
眠気と疲労でペースは容赦なく下がり、
インナーローでじわじわ進んでいきます。
夜明けと共にレインジャケットとインナーを脱いだのですが、
登りではさすがに汗が噴き出します。
こんなに早い時間なのに、上から下ってくる
サイクリストがいたのにはびっくりしました。
しかし三島からの登りは本当に退屈です。
振り返れば富士山や駿河湾が見えたりするのですが、
肩が凝って振り返るのもおっくう……。
斜度がゆるい三島側を下りに使えるのが、
東京発で大阪をめざすメリットかなと思いました。
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それでも止まらなければいつかは峠がやってくるもので、
7時6分に着きました。
所要79分。遅いと言えば遅いですが、
予定でも80分、見込んでいましたので、
必要にして十分な結果ではあります。
自分の計画の正確さに喜びつつ、それ以上でもない
実力がちょっと寂しかったり……。
予定到着時間は7時10分(プラス10分)でしたから、
ここにきて、すっかり貯金は消えてしまいました。
静岡〜三島の間で紛失したんですね……。
我ながら、追い風がないとだらしない限りです。

箱根からは旧道を慎重に下り、
小田原に着いたのは8時ちょうど。
予定どおりと言えば予定どおりですが、
終盤に至って貯金がないのは精神的に
よくないですね。
小田原で寄ったコンビニでは、
もう食欲がわかず、おにぎりやパンを買う気になれなかったため、
ゼリーをふたつ買って、その場でふたつとも
体に流し込みます。

小田原で距離は436km。日本橋まであと85kmです。
24時間まで残り4時間。
平均時速20km少々で走れば間に合います。
平坦ですし、十分に達成可能です。
しかし、風は無情にも向かい風含み……。
ツイッターで「小田原です」とだけつぶやき、
もはやゴールまでノンストップで走り続けることを決意。

大磯で右折し、定番の国道134号に入ります。
平塚まではサイクリングロードのような
快走区間を走ります。そして、海沿いの国道134号に入ったとたん、
待望の追い風が吹きました! きた〜!
土曜日だけあってロード乗りも多く、
自然と気分が乗って、ここぞとばかりペダルを回します。
巡航速度はなんと時速35kmに及び、ぐんぐん平塚が近づきます。
実際のところ、国道134号を走る区間は
10kmほどのみだったのですが、
フルバーストだったその間は
平均時速すら27kmを超えました。

貴重なボーナスステージで時間を稼ぎ、
あとはマイペースでOK……というわけにはいきませんでした(泣)。

名残惜しくも国道134号に別れを告げ、
再び国道1号を中心に走り、北上していきます。
すると、とたんに逆風に戻ってしまい、しかも左ひざに
痛みを感じはじめました。
わずかな距離とはいえ、分不相応な速度で
突っ走った代償でしょうか。
そもそも、400km以上も、自分としては未体験の
ペースで走り続けてきたわけですから、
とうとう膝が悲鳴を上げたのです。
やはり、切り札(?)は最後までとっておかないと
だめなのですね……。

過去にも膝が痛くなることはありました。
決まって右の膝の裏でした。そのため、
常にサドルはわずかに低めを好むようになり、
無理してペースを上げるような走りは
極力さけてきました。
それは大阪〜東京ランでも同じだったのですが、
先の国道134号区間で思わず調子に乗って飛ばしたため、
とうとう痛みを発してきました。
しかも、これまでとはまったく逆の、
左ひざの前が痛いのです。

おりしも、再び都市部に入り、信号ストップが
たび重なります。ほとんど、止まっている時間のほうが
長いかと思えるほど、信号でつかまります。
すると、発進時に左足をビンディングにはめなおすだけで、
「うっ」と顔をしかめてしまうほど、
痛みを感じるようになりました。
当然、強く踏み込めませんので加速が鈍くなり、
もともと加速の鈍さでは定評がある自分は
ますますスピードを上げることができません。
向かい風にあらがい、痛みに眉をひそめながら
スピードを上げ、やっと時速20km代後半に乗ったと
思ったら、また赤信号が見える……。
こんなことの繰り返しが延々と続き、
刻一刻と時間が過ぎていきます。

もう24時間でゴールは無理だ、あきらめよう。
いや、まだ間に合う。少しでも追い風になれば、
きっと間に合う。
気は焦れども、いっこうにスピードは出ません。
あきらめと希望が葛藤を続けながら、戸塚を過ぎ、横浜を過ぎ、
とうとう川崎までやってきました。
距離はちょうど500km。時に11時3分。
予定では10時50分着。スタートが10分遅れでしたから、
ここに来てほぼオンタイム。

あと、たったの、たったの20kmほどです。
一時間弱で20kmの距離は十分に
可能です……都内でなければ!

11時10分、六郷橋で多摩川を渡り、
ついに東京に帰ってきました。
橋の上は吹き飛ばされそうなほどの向かい風。
さすがに腹が立ってます。
事前の風向き予報で、追い風にならないことも
予期していましたが、なにも強い向かい風になる必要は
ないだろう。ほとんど押し歩くようなスピードで
橋を渡っていると……
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旧知のベテランサイクリスト、
441Mさん(Sさん)が待っててくれました。
「8時に小田原って書いてあったから、待ってたよ」
ナイスガイですね。貴重な休日の貴重な時間を割いて、
出迎えてくれた心意気に感謝です。
「あと少しだから、気をつけて」
再び向かい風に立ち向かう勇気をもらいました。
あとは走るだけです。
信号で何度止まろうとも、向かい風がいかに激しかろうと、
もう日本橋は目の前と言ってもよい距離です。
膝が痛い、腹が減ったなど言っていられぬ。
走れオレ! 風よ吹け、時よとまれ!

大森11時27分、
大井町11時41分、
品川11時50分、
田町11時……59分。

「銀座2km」の道路標識が見えてきた頃、
12時を回りました。
しかし、大阪をスタートしたのは、12時10分。
あと10分、ある。
もし、信号がぜんぶ青なら……。

無論、そんなことはなく、順当に赤信号が待っており、
頼みの綱の10分ボーナスも、新橋のガードを
過ぎたあたりで尽きました。
おまけに、土曜日お昼の銀座は歩行者天国真っ最中。
脇道を迂回し、日本橋に着いたのは
12時20分でした。

念願の24時間以内に10分およばず。
24時間に対して、0.007%オーバーです。
たった10分、されど10分。
あらためて、大阪〜東京、もしくは東京〜大阪を
24時間以内で走り切った先達たちの
偉大さを実感しました。

もう見慣れた感さえある日本橋の道路元票を
見上げていると、「田村さ〜ん」と声が。
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ブルベのお知り合いである
IさんとHさんが迎えてくれました。
口々に「いや〜惜しかったですね」と。
うれしいかぎりです。最後の最後で、幸せな
気分にさせていただきました。

こうして距離521kmの旅は終わりました。
24時間で500kmは越えましたが、
あと一歩、日本橋に及びませんでした。
その「あと一歩」を埋めるのは、なんでしょう?
今は、それを考えるのが楽しみです。
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六郷橋にて。
441Mさんが撮ってくれました。
日中もアーム&レッグカバーはしたほうが
よいと思います。日焼けは疲れますからね。
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帰宅後に撮影したマキノ号。
今回もノートラブルで自分を支えてくれました。
ライトはキャットアイのEL540ひとつだけ。
ブルベでは二灯装備が必須ですが、
今回は少しでも軽くしたくて、EL540を信頼しました。
途中、一回の電池交換が必要ですが、
夜間走行を支えてくれました。
サドルバッグ(オルトリーブM)には、レインジャケットと
冬用インナー、長指グローブを収納。
けっきょく、夜も指切りグローブでしのげましたが、
インナーは夜間ずっと、レインジャケットも深夜から
着用しました。
ダブルボトルの一方はサイダー(口当たりよいし、甘い)、
もう一方は水です。ツールや予備電池は
ダウンチューブ下のツールボトルに。
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テールライトは、新型の
キャットアイRAPID Xを初使用。
軽さと空気抵抗の少なさ(?)で選びました。
もう少し常時点灯時間が長ければ言うことないのですが。
伊賀越えの砂利道(二桁国道なのに……)で
激しく自転車が汚れました。
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タイヤは新品に替えて走りました。
コンチネンタルのGP4000SIIです。
「II」になって何が変わったのかは、分りません。
25Cで、自分としてはやや高めの7気圧で走りました。
今回、自転車やウェアを含む装備は、ほぼ満点でした。
もっとも、「0.007%オーバー」という結果になってしまうと、
メカがデュラだったらな、とか妄想が止まりませんね(笑)。

こんなわけで、またしても不甲斐ない結果に
終わってしまった大阪〜東京ランですが、
最後まで自分自身ドキドキしながら走ることができました。
前回は早々に24時間完走をあきらめてしまい、
後半は惰性で走っただけでした。
今回は、まがりなりにも24時間で東京に達しましたし、
ファストラン(自分比)のシビアさや
時間管理の大切さを実感することができました。

まあ、「三度目の正直」って言いますからね。
いずれ真の24時間完走をめざしたいと思いつつ、
筆をおくことにさせていただきます。

【追記】
走行中、自分でも「あっ」と思ったり、
まるで気づかなかったところもあるのですが、
赤裸裸な自分のルートラボを詳細に見ていただくと
分るとおり、
明らかに軽車両通行禁止の区間を
走ってしまっている区間があります。
名古屋と豊明の高架、そして由比の入り口です。
もしかしたら、他にもあるかもしれません……。
本当に反省しております。
三度目があった時は、そうした間違いを犯さないよう、
いっそう慎重に走りたいと思います。
by cyclotourist | 2014-05-14 22:15 | おしらせ | Comments(21)

0.007%の旅 大阪〜東京ラン その2の2

こんにちは、田村です。

大阪〜東京ラン、第二回目の二回目です。
サイクリングを振り返る際に、いまや欠かせないのが
GPSログです。
今回も、僕はeTrex30Jを使い、道中のルート表示と
ログの記録を担ってもらいました。

で、前半のログが下記です。

http://yahoo.jp/RfNgkV
投稿者が、ばっきー氏になってますが、
なぜか今回、自分のMacからアップロードできなかったので、
氏にお願いしたのです(汗)。ありがとうございました。

さて、9日の12時10分に、
大阪の梅田新道をスタートしたワタクシ。
自転車は半年前と同じく、ロードのマキノ号です。

フロントバッグによる補給力に期待して、
スポルティーフで走ろうかとも思ったのですが、
やはり巡航速度を高めるにはロードが有利です。
そこで、今回は軽量なサコッシュを携帯しました。

コンビニ休憩を減らすためには、補給食の携帯が
欠かせません。しかし、ウェアのバックポケットだけでは
十分な量を入れることができませんし、
ポケットのなかを見て取り出すことは不可能なので、
どうも改善したいなと思っていたのです。
本当はフロントバッグが使いやすいのですが、
ロードにそれを付けることを
自分のなかのなにかが認めてくれませんので、
簡易的なショルダーバッグであるサコッシュを
使った次第。軽いですし、中身がないときは、
丸めてポケットにしまうこともできます。
まずは、ゼリー一個とおにぎり二個を入れて
走りはじめました。

スタート後、しばらくは国道1号を進みますが、
ほどなくして国道163号にスイッチして、
門真を経て奈良方面へ向かいます。
このあたりまでは順調に追い風で、
道も平坦なのでスイスイです。ただ、信号が多いので
平均速度はなかなか20kmに達しません。
四条畷をすぎると、清滝峠への登りがだらだらとはじまります。
標高は200m弱までアップ。
距離ほぼ20km地点にある峠はトンネルで過ぎますが、
周辺の工事が進んだようで、前回とはルートが
ことなりました。
以前は、反対車線に渡ってトンネル内の歩道を通ったのですが、
今回は左車線を進み、車道を走ります。
もっとも、このトンネル前後区間は軽車両進入禁止の
看板が多く、自分がトンネルへのアプローチに使った測道も、
軽車両が通っていいのか微妙でした。
トンネルを抜けると、あたらしい道が完成しており、
国道163を少しだけショートカットできました。
ただ、10%近い下り勾配があり、少し怖いです。
自分のGOKISOホイールは、リム高38mmなのですが、
特にフロントは横風の影響を受けやすく怖いので、
もっとローハイトにすべきでした……前回も
そう思ったような(汗)。

なにはともあれ、最初の峠である清滝峠を越えたのは
13時8分でした。前回は13時4分、予定では12時50分です。
ただし、前回および予定よりスタートが10分遅いので、
それを考慮すれば、ほぼオンタイムでしょう。
走行中も、こうした予定とのタイム差は常に把握してました。
一喜一憂しながらのサイクリングです。

峠を下っていくと、ほどなくして奈良県に入ります。
すると、あろうことが向かい風に変り、しかもポツポツと
小雨が降ってきました。
まだ序盤も序盤の段階で、予期せぬ悪条件。
すっかり気持ちは後ろ向きになり、
引き返そうかとか、コンビニに電話して、
送り返す荷物(輪行袋が入ってる)の発送を止めてもらおうかとか
マジで考えてしまいましたよ。

実は、事前の天気予報で、序盤の奈良県内と
後半の湘南〜都内を走る時間帯の風向きは、
追い風になりそうもないことが分ってました。
そのため、走っていれば風向きがよくなると信じて
折れそうな心を支えました。

距離34km地点の木津川通過は13時38分。
予定は13時30分(プラス10分)なので、
わずかながらも貯金ができはじめました。うれしいものです。
さいわい、雨も止みました。
フツーのサイクリングなら、そろそろ一服したくなるものですが、
もちろん走り続けます。

木津川の街から伊賀へ抜ける間には、
月ヶ瀬のあたりでアップダウンがあるのですが、
足に負担をかけないよう、淡々と進んで行きます。
小山の上に天守閣が見えてくると、伊賀の街です。
距離は67km、通過時間は14時57分。
予定は15時ちょうど(プラス10分)なので、
やはりほぼオンタイム。

15時2分、街外れのコンビニで最初の補給。
トイレをお借りし、ドリンクとおにぎりふたつと
カレーパンを購入。
このコンビニは、前回も立ち寄ったのですが、
その際は15分ほども停止してました。
カフェオレを飲んで、一服したり……。
今回は、買ったものをサコッシュに詰め、
そのまま走り出します。停止時間は……5分!
上々ではないでしょうか。
ちょうどレジで相前後したトラックの運転手さんに
「どこから来たの」と聞かれました。
「大阪です」と、手短に答える自分。
「疲れないの? どこ行くの?」
う、はじまった……。ふだんのツーリングなら、
見知らぬ人との会話も楽しいものですが、
今日は余裕がありません。
「名古屋まで」と、めんど〜なので、
適当に答えて、走り出しました(汗)。

伊賀からは国道25号、JRの関西本線に沿って進みます。
一見すると平坦なのですが、柘植に向かって
緩い勾配が続き、じわじわと標高300mまで上がります。
風向きも悪くて速度が上がらず、今回の序盤で
いちばんもどかしい区間でした。
この「伊賀越え」のおかげで、国道1号を走り続ける
「鈴鹿越え」より走行距離が短くなるのですが、
どっちが効率的かは判断が分かれるところですね。

街道情緒が残る柘植は15時47分に通過。
予定は15時40分(プラス10分)でしたから、
わずかな貯金はすっかりなくなりました。しかし、
ここから国道1号に合流する関までは下りです。
二桁国道とは思えない細道が続きますので
あまり飛ばせませんが、久しぶりの下りで
足を休ませることができる貴重な区間です。
d0211129_10154573.jpg
関で国道1号に出ると、
道路標識に「名古屋」が出てきます。
まだ先は長いものの、なんとなくうれしいものです。
関で走行距離96km。予定より20分早く通過です。
登りや向かい風区間で予定より遅れ、
下り区間で予定より早い……要は、行程計画が雑なんですね(笑)。

関から先の三重県内は、進路が徐々に北向きになります。
そのまま西へ進んだら伊勢湾ですから、仕方ありません。
当然、風向きはよくありません。逆に、この区間が追い風に
なるようだと、長い長い愛知県や静岡県内区間の風向きが悪いので
がまんするしかありません。
前回は、距離124km地点の四日市で
2度目のコンビニ休憩を取りましたが、今回はパス。
日も長いので、まだまだ明るいうちに三重県を通過です。
d0211129_10224655.jpg
木曽川を越えて、いよいよ愛知県。
待望の追い風区間の始まりです。
しかし、愛知県に入ったとたん、交通量がぐんと増えます。
時刻も18時をまわり、帰宅時間とも重なります。
前回も痛感したのですが、このあたりをこの時間帯に
通過するのは考えものですね。
だったらスタート時間を変えればいいのですが、
伊賀越えの山間部を日中に越え、
箱根を翌朝に越えるためには、三重/愛知あたりが
夕方になってしまいます。う〜ん……。

名古屋の熱田で走行距離は160kmに。時刻は18時50分ほど。
予定より20分早いです。
雑な計画ですが、160km走っての誤差が
0.05%ほどですから、上々ではないでしょうか。

熱田から先、進路は南東へ。
国道1号をひたすら進むのですが、
手持ちの食料が尽きつつあったので、
見かけたコンビニで2度目の停止。
ここでも菓子パンとおにぎりふたつを購入して、
すみやかに発進。停止時間は4分でした。

前回は伊賀で15分、四日市で17分とまってます。
今回は伊賀で5分、名古屋で4分。
すでに計23分も節約できてます。

コンビニでとまると、その場で飲み食いしたり、
ついつい腰を下ろしたりしたくなるものです。
また、そうして休まないと体がもたない……という先入観が
ありました。しかし実際は、コンビニでだらだら
したところで大して体力は回復しませんし、
飲み物や食べ物がある限り、ゆっくりでも走る続けることが
「速く走る」ことにつながるのですね。
幸い、名古屋周辺は信号がやたら多いので、
その停止時間に食べ物を口にすることができます。
サコッシュだと、中身を見て取り出せるので、
やっぱり便利ですね。もちろん、フロントバッグなら
なおさら便利なのですが……。

さて、やはり追い風の効果は絶大で、
快調に距離を伸ばすことができました。

204km地点 本宿  20時44分(予定より26分短縮)
223km地点 豊橋  21時27分(予定より33分短縮)
248km地点 弁天島 22時26分(予定より36分短縮)

少しずつ、こつこつと貯金が貯まっていきます。
実生活で貯金などしたことがないワタクシですが(汗)、
自分のがんばりが数値でわかるのは
うれしいものです。もっとも、そうでも考えてないと、
夜間走行は飽きてしまいます。
本来なら、追い風に恵まれたこの区間で、
もっと貯金を増やしておくべきだったのですが……。

日中は20℃を超えていた気温も
日が暮れると下がり続け、
静岡県に入る頃には14℃くらいになりました。
今回、夏用ジャージ上下とアームカバー、レッグカバー着用で
走り出したのですが、サドルバッグには
冬用インナーとレインジャケット、長指グローグを入れてました。
日が暮れると、まず冬用インナーを着込みました。
要らないかな、と思っていたのですが、
持っていて本当によかったです。

全行程のほぼ半ばである浜松を通過したのは23時ごろでした。
このあたりは新幹線と並行する区間も多いのですが、
22時を過ぎても疾走してる新幹線を見ると、
ああ、あれに乗れば2時間で東京なのにな……と意味もないことを
考えてしまいます。輪行袋を持っていたら、
誘惑に勝てなかったかもしれませんね(笑)。
浜松で三度目のコンビニ立寄り。停止時間は6分でした。

前回は、豊橋あたりを過ぎると止めどなく予定から遅れはじめ、
気がつくと24時間完走など夢のまた夢だったのですが、
今回は浜松を過ぎても好調、貯金まであります。
追い風も続いてますし、眠気もまだ感じません。

「これは……24時間、いける!」
そう意を強くして、後半戦に突入したのでした。

次回予告
やっぱり眠気はやってきた(笑)。
そして無情にも止んでしまう追い風。
待ち受ける箱根はやっぱり手強かった……。
タムラは24時間で東京に帰り着けたのか!?
次回、「大阪〜東京その2」完結編です(たぶん)。


【追伸】
今週末に、あのmocoさんが担当する
トークイベントの第二回目があるようですよ。
場所は池袋の西武百貨店です。
ご興味ある方は参加されてみては?

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トークショー&コンサルティング販売会
「スポーツサイクルでカッコ良く健康になる!」をテーマに
フィットネス&ダイエットとしての自転車活用方法をアドバイスいたします

■5月18日(日) 午後2時~3時

■8階(南B10)=スポーツフロア特設会場

■定員:30名さま(要予約) ■参加費:無料

■ご予約・お問い合わせ:8階(南B9)=サイクル売場

  03(5949)5940〈直通電話〉
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by cyclotourist | 2014-05-13 11:08 | おしらせ | Comments(6)

0.007%の旅 大阪〜東京ラン その2の1

こんにちは、田村です。

みなさん走ってますか?
フィギュア漬けの生活を送っていた
ワタクシですが、半年ぶりに「大阪〜東京」を
走って参りました。

耐久ランの代名詞ともいえる区間ですが、
やはり目指したいのは24時間以内での完走です。
昨年11月に走った際の所要時間は……
27時間54分
でした。
目標には遠くおよばず、
かろうじて完走しただけでした。

あれから季節はめぐり、
早くもサイクリングのベストシーズン到来です。
4月中旬から、虎視眈々と「大阪〜東京」を
再走する機会を狙っておりました。

晴天であることはもちろん、
全行程にわたって西風、つまり追い風が
吹きそうな日であることが
決行の理想的な条件です。
気温が下がりそうな日もダメです。
前回は寒さにもやられましたから。

「いい風が吹きそうだったら大阪いくから」
家人にそう告げ、常に自転車は玄関にスタンバイ。
天気・風向き予報とにらめっこする
日々が続きました。

しかし、なかなか好条件はやってきませんでした。
「よし、明日はいける」と思える日もありましたが、
そんな時に限って二日酔いだったり、
寝坊したり……。無駄に臥薪嘗胆です。

「あれ、大阪いくって言ってなかった?」
「まだ家にいるの?」
妻にも娘にも、狼少年のような扱いを受ける日々が
続きましたが、ようやく汚名を返上する日がやってきました。

5月9日、ついに大阪へ。もちろん往路は輪行ですよ。
d0211129_18145750.jpg
11時すぎに新大阪駅に到着。
山陽新幹線ではいまだ現役の500系。
やっぱりいちばんカッコイイ新幹線だと思います。
この勇姿を見ると、大阪に来たなと実感。
さいわい体調はまずます。
前夜、家で階段からすべり落ちて(汗)、
肩とお尻を強打したのですが、
自転車に乗る分には問題なさそうです。

さて、前回の「大阪〜東京」は、
ほぼ28時間もかかったわけです。
目標である24時間のほぼ1.2倍です。

フツーに考えると、4時間も短縮することは
不可能です。かなり練習を積んだとしても、
半年で脚力を1.2倍にすることは不可能に近いでしょうし、
自分は練習どころか、ここ三ヶ月は
フィギュア漬けでしたから(汗)。

しかし、それを戦略と装備と天運で
なんとかしようと思ったわけです。

戦略とは、行程計画にほかなりません。
さいわい、前回の様子がGPSログで詳細に
わかりますので、それをもとに対策を練ります。
d0211129_1832521.jpg
当初、自分が立てた進行予定と
前回の記録は下記のとおりです。

地点走行距離予定実際の時刻
梅田0km12:0012:01
清滝T20km12:5013:04
木津34km13:3013:37
伊賀67km15:0014:58
柘植80km15:4015:43
関96km16:2016:22
四日市124km17:3017:21
蟹江150km18:4018:50
熱田160km19:0019:24
本宿204km21:0021:29
豊橋223km21:5022:11
弁天島248km23:0023:27
掛川292km1:001:46
小夜の中山303km1:302:16
新金谷307km1:402:45
宇津ノ谷T3292:4km04:04
静岡340km3:104:32
興津356km3:505:33
由比362km4:106:14
沼津393km5:308:03
三島400km5:508:29
箱根峠415km7:1010:02
小田原436km8:0011:03
茅ヶ崎462km9:1012:35
戸塚478km9:5013:30
横浜490km10:2014:05
川崎501km10:5014:44
品川514km11:2015:25
日本橋521km11:4015:54

でした。
四日市までは、ほぼ予定どおりだったんですね。
大阪〜東京のルートは、鈴鹿越えが定番のようですが、
自分は距離がもっとも短くなる伊賀越えを
選びました。で、全行程は521kmです。

これを24時間で走るためには、
だいたい21.7kmの平均速度が求められます。
速い人には余裕でも、自分には
かなり高い目標です。

自分の行程計画は、平均速度22.5kmほどで
各地点間を計算しつつ、箱根越えにプラス80分、
予備に20分を見込み、23時間40分での
ゴールを目指したものでした。

で、実際は4時間もオーバーするという
お粗末な結果だったわけですが、
その内容を検討したところ……

なんと16回も休憩してるのです!
合計時間は227分!
ほぼ4時間です。

そこで思ったわけです。
休憩時間を限りなくゼロに近づければ、
次は24時間以内で完走できるのではないかと!

もちろん、補給や生理現象のため、
休憩を完全にゼロにすることはできません。
心理的にも時々は停まりたくなりますし。

そこで、先月走った600kmブルベ(試走)では、
なるべく休憩を少なくするよう意識しました。
すると、がんばれば4時間は休憩なしでも
走れることがわかりました。

実際の大阪〜東京では、3時間おきくらいに
コンビニに寄るとして、各ストップ時間を
5分に収めれば、それだけで2時間も
節約できそうです。
あとの2時間は……風まかせかな(汗)。
ま、すべては机上の計画です。
前回は愛知県内の渋滞でペースダウンしていたので、
そのあたりの通過時間を調整するため、
スタート時間を変えようかなとも思いましたが、
そのままのほうが前回の経験が活きるとも
思ったので、同じように正午12時スタートと
決めました。
d0211129_18404981.jpg
スタート地点の大阪、梅田新道です。
金色の道路元標と半年ぶりに対面。
自転車はマキノ号。
ジャージはツンデレ重巡です(照)。
近くのコンビニで着替えました。
輪行袋や普段着は宅急便で自宅へ。
今回、デジカメすらも送り返しました。
ただし、スマホは持ってます。
そのスマホで写真を撮ってくれる人を
探してたら、スタート時間がちょっと遅れて
12時10分になりました。
さいわい、風向きは良好。
狙いどおりの西風に背中を押されて、
日本橋めざしてスタートです!

【次回予告】
風情もグルメも休憩もなし。
刻々と過ぎる時間、変る風向き、押し寄せる眠気……。
ただひたすらにペダルを回すタムラを待っていたのは?
by cyclotourist | 2014-05-11 19:04 | 製作中 | Comments(9)

【フィギュア作り】翔鶴、進水です!

こんにちは、田村です。

気がつけばゴールデンウィークも
終わってました。
予定していた信州ツーリングが不発に終わるも、
「大阪〜東京」のリベンジを虎視眈々と狙っていたのですが、
都合よく西風は吹かず……。

そんなわけで、「艦これ」フィギュア作りが進みました(汗)。
d0211129_1822192.jpg
さすがに4隻目となると、
だいぶ慣れてきた気がします。
瑞鶴の時はなんども作り直した前髪も
ほぼ一発でカタチになりました。まあ、これで
満足していいのか? というレベルではありますが……。
d0211129_1825831.jpg
新造するのは髪だけ……と思っていたのですが、
スカートも作り直しました。
両腕、両手、胴体は複製レジンをもとに改装。
それでもけっこう大変でした。
というか、瑞鶴の時はそれなりにデキたつもりだった
各部が、あらためて見るとショボイことショボイこと……。
自分の眼が肥えてきたのだと思いますが、
技術はそれほど高まってないのが問題です(泣)。
d0211129_18281462.jpg
いざ完成! と思ったら、
前髪が胸当てと干渉して入りません……。
どうも詰めが甘いです。
d0211129_18295222.jpg
干渉する房の角度を変えました。
d0211129_1832361.jpg
「五航戦、翔鶴、出撃します!」
とりあえず、完成したことにします。
ニイタカヤマノボレ、です。
d0211129_1835952.jpg
「提督……? あの、なんでしょう?」
特徴的なロングヘア、いかがなものでしょうか。
矢筒を避けつつ、それなりにカタチにしたつもりですが、
もっさりしちゃってますね……。
d0211129_18371377.jpg
顔はほとんど瑞鶴の流用ですが、
瞳のカタチだけ変えてます。
d0211129_18384227.jpg
d0211129_18454715.jpg
「いい?瑞鶴、行くわよ!機動部隊、出撃!」
ついに姉妹が揃いました。
こんなにうれしいことはありません(照)。
サーフェイサーを変えたので、だいぶ雰囲気が
変ってますね。早くちゃんと塗装したいものです。
そして……
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旗艦「大鳳」と並べれば、
「あ号作戦」時の第一航空戦隊です。
今度は負けませんよ!?
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「飛鷹」も一緒に。
2月なかばに「大鳳」を作りはじめた時は、
まさかココまで続くとは思いませんでしたが、
なにがど〜なるか我ながらわかりませんね(笑)。

「大鳳」の時は、複製なんて思いもよらなかったので
そのまま塗装まで完了させましたが、
「瑞鶴」で左右一対の部品を作るために
複製に手を染めてしまいました。

そのころから、目標を決めてました。
それは……
ワンダーフェスティバル」への参加なのです!
年に二回開かれている
ガレージキットの祭典です。
自転車系でいえば「サイクルモード」みたいな存在でしょうか。

「ワンダーフェスティバル」の最大の特徴(と思う)のは、
いわゆるディーラーとして個人が参加できることで、
作ったフィギュアなどを展示したり販売できるのです。

二十年ぶりの出戻りモデラーである自分が
ひょっこり作ったフィギュアですから、人様にお見せしたり
手に取ってもらえるレベルではないのですが、
せっかく作ったフィギュアですから、ね。
それに、自転車と違って、フィギュア系の知人が
ほとんどいないものですから、見聞を広めるためにも
なにかイベントに出たいなあと思っていたのです。

なにより……締め切りがあると、
作る意欲が湧きますからね(汗)。

「ワンダーフェスティバル」には、当日版権システムというのがあって、
事前に申請して版権元さんに許可をいただければ、
アニメやゲームなどの版権ものキャラも展示販売できます。
その申請の締め切り日が、実は明日に迫っていたのです。

申請には、ほぼ完成した原型の画像が必要なのですが、
ようやく本日、4隻の申請を済ませたのでした。
一時はどうなることかと思いましたが、
とりあえず間に合いました。

開催本番は7月27日ですが、版権申請の締め切りは
ずいぶんと早いのです。
ちなみに、「ワンダーフェスティバル」の開催場所は
幕張メッセです。サイクルモードとおんなじです。
なにごとも経験、ということで初参加を
楽しんでこようと思います。

これであとはのんびり(?)4隻の改修と
複製作業を進めていければと思っております。

もちろん、本業にも邁進しますよ!
by cyclotourist | 2014-05-07 19:10 | ひまつぶし | Comments(8)