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シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

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走らないブルベ

こんにちは、田村です。

すっかり暖かくなってきましたね。
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板橋にて。都内の桜も満開が近いです。

さて、先の土曜日は、ランドヌ東京のブルベを
お手伝いしてきました。
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スタート地点の
川崎市民ミュージアム前です。
この日は、300kmと400kmのブルベが同日開催でした。
300kmの「ぐるっと甲斐」は、柳沢峠を越えてから
河口湖経由、道志みちで帰ってくるコース。
400kmの「ぐるっと富士山」は、前半は300と同じで
途中でさらに富士川沿いを南下し、
東海道に出て箱根を越えて帰ってくるという、
非常に厳しいコースでした。

スタッフとしてお手伝い、と言いつつ、
ほとんど自分はなにもしてないのですが(汗)
都内の北部に住む僕にとっては、
朝4時着で川崎へ行くまでが大仕事です。
始発前ですので、もちろん自転車に乗って
向かいました。距離20kmです。
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多くの参加者が集合です。
300kmのスタートは5時。
400kmが6時でした。
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5時ですと、さすがにまだ
日の出前です。お見送りしていると、
やっぱり自分も走りたくなってきますね。

300kmのスタートがひと段落すると、
今度は400kmに参加するみなさんが
集まってきます。
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黙っていてもオーラを感じさせる方が……
三船さんです!
三船さんは大阪ご在住なので、ランドヌ東京のブルベで
お会いできるのは貴重な機会です。
何人もの参加者が、ツーショット写真をおねだりしてました。
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自分もですが(汗)。
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出走前のブリーフィングに
耳を傾ける三船さん。
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愛機のリドレーにまたがった三船さん。
この日のホイールはボーラでした。
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走り出す三船さん。
400kmの旅路の模様は、三船さんのブログ
迫真のリポートが掲載されました。
峠あり、しかも強風下の400kmを、
20時間切りで完走されました。さすがです。

さて、400kmに参加されたみなさんを見送り、
6時半に撤収。家まで一人サイクリングをして……
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しばしフィギュア製作を進めたりして……
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18時に再び川崎へ。
ゴール受付のファミレスで完走者を迎えさせていただきました。
19時すぎくらいから、300kmの参加者が
ポツリポツリと到着してきます。
満足そうな顔、疲れ切った顔、もうヤダと書いてあるような顔……
がんばった参加者の表情は、みんな男前&美人度アップですね。
つくづく、自分も走りたかったなあと思いました。
もっとも、今回のコースと環境下で今の自分が
完走できるかは微妙ですが(汗)。

ゴール受付のファミレスへは、電車でいきました。
さすがに一日に二回も東京〜川崎サイクリングを
する気力はありませんので……。
そんなわけで、終電に間に合う時間に自分は
帰らせていただきましたが、スタッフは交代しつつ、
夜を徹して、さらに日曜日までゴール受付を
続けたのでした。

参加されたみなさま、おつかれさまでした。
スタッフのみなさんも、おつかれさまでした。
次のブルベもよろしくお願いいたします!
by cyclotourist | 2014-03-31 19:53 | おしらせ | Comments(4)

「瑞鶴」&「飛鷹」建造中

こんにちは、田村です。

ほとんど自転車に乗る機会がないうちに、
また一週間が経ってしまいました。
洗車とフィギュア作りと子守りしかしてません(汗)。
学校が春休みになっちゃったんですよね……。
自宅が職場なだけに、勤め人の妻に
子守りを頼まれると断わりづらく……。

さて、「艦これ」の空母、瑞鶴づくりですが、
ようやく主要パーツが揃いつつあります。
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部品点数20余、思ったより
構成要素が多く、時間ばかりが過ぎていきます。
なめてました……。
処女作「大鳳」のほうが、装備品が大掛かりなので
たいへんだろうと思ってましたが、
実は瑞鶴のほうが手間ですね。
プロポーションの修正作業などは減ったのですが、
チマチマした部品の製作や手直しの連続。
技術と共に、段取りのへたくそさを思い知っております……。
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スジ彫りなど、ディティールに
失敗して埋め戻すとか……。
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飛行甲板のスジ彫りは、
専用工具を導入したので、
「大鳳」よりはキレイになった気がします。
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こんな工具を使ってます。
徐々に増えてきました。
いちばん使用頻度が高いのは、
デザインナイフですね。替え刃がかさみます。
「大鳳」を含め、もう30枚以上は替えたと思います。
右上の彫刻刀は買ったばかり。適材適所な工具があると、
格段に作業効率と仕上がりが改善されますね。
ピンバイスとシャーペンの間にあるリーマーは、
HUDYというブランドのもので、
昔、ラジコンにハマってる時に買った逸品です。
すこし錆びてますが……。
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あと、パテを硬化前に整形するためには、
ヘラのよしあしも重要だなあと痛感しております。
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各部を仮組みしたところです。
今回は、アイラインも彫り込もうと思っているのですが、
(大鳳は塗装のみで済ませました)
自信がなくてまだ手がつけられません……。
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一週間前(写真左)との比較です。
ぱっと見は同じ?
毎日数時間は作業してるのに、
竣工の日は果てしなく遠そうです。
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飛鷹です。
ポーズや服装が瑞鶴とガラッと違うので、
一緒に作っていると、気分転換になる艦娘です。
しかし、やっぱり頭が大きめになっちゃってますね(泣)。

春休みでヒマを持て余してる販売部長には、
「ガンプラ」を与えました。
基本、彼女も出不精なオタク気質なので……。
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1/144スケールのガンブラなのに、
1800円もしました!
30年前のガンプラブーム時のキットは300円くらいでしたよね。
しかし、さすがにデキは雲泥の差で、
成形のシャープさはもちろん、部品分割の巧妙さや
可動範囲の広さにおどろくばかり。
ただし、部品点数も多いため、7歳児には
なかなか手強いキットのようでした。
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ベアッガイさん、です。
こんなモビルスーツが、最近のガンダムには
登場してるんです。ちゃんとアニメの劇中に。


こんなことしつつ、次のブログ更新内容は
サイクリング関連にしたいなあと、
心から思っているのでした。
by cyclotourist | 2014-03-28 01:51 | ひまつぶし | Comments(7)

近況報告

こんにちは、田村です。

ひさしぶりのブログ更新で恐縮です。
大鳳のフィギュアが完成して燃え尽きた……
わけでもなく、ただあまりトピックスのない日々を
送っている今日この頃です。

先週、懸案の確定申告を済ませました。
予想以上の大赤字でしたが(汗)
とりあえず懸案を済ませたのでホッとしました。
ホッとしてどうするんだとも思いますが……。

さて、昨日は久々に自転車で走ってきました。
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少し早起きして、西武池袋駅から輪行です。
“弱ペ”も、もうインターハイ編なんですね。
主人公が、「タダでアキバに行けるから」とか
言っていたのが懐かしいです。
降りたのは、奥武蔵エリアの入り口である飯能駅。
めざすのは、関東のサイクリストにはおなじみの
峠の宝庫、奥武蔵グリーンラインです。
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本日はベテランサイクリストの
T地さんと一緒です。
『シクロツーリストVol.10』で、奥武蔵のガイド記事を
書いていただいた方でございます。

奥武蔵グリーンラインといえば、サイクリストにとっては
秩父への入り口としても有名ですが、
先月の大雪による影響が気になるところです。
例年であれば、冬でも積雪がほとんどなく、
早春から走れる峠越えコースとして人気なのですが……。
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飯能から名栗川に沿って西進し、
しばらく後に右折して吾野側へ向かいます。
山伏峠や天目指峠が有名ですが、今回は
東峠を越えることに。標高400mほどの小さな峠越えですが、
なかなかに味わいのある林道です。
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小さな切り通しで越える東峠。
奥武蔵の峠らしく、見晴らしはありませんが、
標高の数値以上に登り応えと風情ある峠でした。
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峠を越えて北側の斜面に出ると、
バッと展望が開けます。
この日は快晴の上に空気が澄んでいて、
遠く新宿のビル群まで望むことができました。
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しかし、北側の道は大荒れです。
大雪の傷跡と、数日前の強風の影響なのか、
倒木が非常に多く、気が抜けません。
通行止めになってないのが不思議なくらいの
荒れっぷりでした。
山稜の北側だけに、路肩には残雪もたっぷり。
標高300〜400mの名栗側の低山でこのありさまですから、
標高500〜800mのアップダウンが続く
奥武蔵グリーンラインはどうなっているのか…と
行く先への不安が募ります。
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東峠を下り切ると、
スポッと西武線の東吾野駅へ出ます。
さきほどの林道がうそのように明るく、
もちろん残雪もありません。国道299号をまたぎ、
ここから奥武蔵グリーンラインの稜線上にある
顔振峠をめざします。標高500mです。
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奥武蔵グリーンラインへ上がる道は、
どこも急登です。
『シクロツーリストVol.10』では、田中嬢が顔振峠への道を
リポートしてくれましたが、あらためて自分が登ってみると、
よく頑張ったなあと今さらながら感心。
ここ一ヶ月近く、イスに座りっぱなしの生活で
なまりきった体にはよい刺激となりました。
南側の斜面なので、日当り良好で汗が噴き出します。
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視界が開けると、顔振峠まであと少し。
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顔振峠の茶屋に到着。
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ゆずが効いた味噌こんにゃくと山菜ソバで早めの昼食。
茶屋の女将さんの話では、顔振峠にも
1mもの積雪があったとか。
雪の重みで展望スペースの屋根がつぶれたり、
5日ほど道が不通だったりして、
たいへんな思いをされたそうです。
そして、麓から顔振峠までは除雪が進んだものの、
奥武蔵グリーンラインのハイライトである
顔振峠〜定峰峠の間は、いまも通行ができないとか……。
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どうしたものかと、T地さんと地図をにらめっこ。
女将さん情報では、顔振峠から先は、
1kmほどしかクルマは進めないとのことでしたが、
とりあえず行けるところまでは行ってみることにしました。
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まるでアルプスのような山塊が広がります。
こんなに視界がよい奥武蔵は初体験です。
右端にある三角の山は、秩父の象徴、武甲山です。
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茶屋から2、3km進むと、
大きな雪塊が現れ、
なにやら工事中のトラックが止まっています。
ただし、通行止めではないとのことで、
雪の切れ目から先へ進みます。
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ところどころ、雪が路面全体を覆っています。
あの大雪から一ヶ月も経つのに、
これだけ残っていることに驚きます。
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雪上に蹄の跡。イノシシっぽい?
奥武蔵グリーンラインで動物に遭ったことはありませんが、
なにかしらいるのは確かなようです。
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関八州見晴し台に到着。
日当りの良い場所は、ご覧のように
雪はありません。しかし、稜線に出ると
風がものすごく強いです。
奥武蔵グリーンラインのピークである
刈場坂峠まであと5kmほどに迫るものの……。
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またも雪が道をふさぎます。
100mほど押し歩いたものの、これまでと違って
雪が途切れません。仮に刈場坂峠へたどり着いたとしても、
下界へ降りる道が走れる可能性は低そうです。
ということで引き返すことに。退くも勇気、です。
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高山不動経由で下界へ降ります。
20%近いと思われる急坂です。
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雪で濡れても、グランボアのセンタープルブレーキは
十分に効きました。さすが新型です。
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杉林を縫うように続く静かな細道。
一気に下り降りるのが惜しくなります。
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再び国道299号&西武線沿いの
下界に出ました。

さて、奥武蔵グリーンライン経由で秩父へ向かう、
という計画は頓挫しました。
国道299号を走れば、あっさり秩父へ着くのですが、
この国道は交通量が多く、できれば走りたくありません。
そこで、わずか数駅分を輪行することに。
あきらめが良すぎるのも、オヤジの証拠でしょうか(汗)。
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秩父に着きました。
けっきょく、サイクリングは45kmほどで終了。
輪行するなら、もう家へ帰ればいいじゃないかという
話もありますが……。
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観光案内所のめんまちゃん。
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西武秩父仲見世通りのめんまちゃん。
あの秘密基地が再現されてました。

輪行してまで秩父入りしたのは、
T地氏と飲みたかったからに他なりません(汗)。
しかし、秩父到着は15時。
思いのほか早くサイクリングが終了してしまったので、
お目当てのホルモン焼き屋さんはまだ開いてません。
そこで……。
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仲見世通りの定食屋さんで軽く一杯。
ご当地グルメの「わらじカツ」がツマミです。
サイクリングが目的なのか、飲むのが目的なのか
分らなくなってきましたが、
これが大人の休日というものでしょう。
そうこうするうちに17時近くなったので、
めざす「高砂ホルモン」へGO!
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野趣あふれるホルモン焼きを
お腹いっぱいにいただきました。
ホルモン焼きも秩父の名物として人気が高まっているようで、
開店直後から店内は満員御礼状態でした。

想定外の状況で中断を余儀なくされたサイクリングでしたが、
締めは予定どおり? そんな一日でした。


【最近のひびき出版】
出荷と脳内編集会議の合間に、
またもフィギュアを作っております。
「艦隊これくしょん」というくらいですから、
艦娘が大鳳ひとりでは可哀想ですからね(汗)。
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ふたりめは「幸運の空母」、瑞鶴です。
大鳳の経験で、フィギュア作りは
パテの硬化など待ち時間が多いことが
わかりました。そこで……
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商船改造空母、飛鷹も着工(汗)。
待ち時間や、あまったパテを充ててます。
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瑞鶴のブーツや装備品。
左右一対あるのですが、
同じものをふたつ作る根気も技術もありません。そこで、
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シリコンで型をとって
レジンで複製しました。
本当に複製できるのか不安でしたが、
やってみるとなんとかなるものですね。
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瑞鶴が背負ってる矢筒は、
余ってたエンド金具のアルミパイプを加工。
フィギュア作りに自転車用品が役立つとは思いませんでした。
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現在の瑞鶴。
建造進捗率は8割ほどでしょうか。
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顔と髪型がなかなか似てくれなくて
難儀中です。
なんど修正を繰り返したことか……。
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そうこうしているうちに
飛鷹も形になってきました。
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弊社販売部長も
フィギュアを作り出す始末……。
代表ゆずりの、アニメ見ながらモデリングです。
オタク化が進むひびき出版、どうなることやら……。
by cyclotourist | 2014-03-22 17:55 | おしらせ | Comments(7)

閑話休題・「大鳳」竣工です

こんにちは、田村です。

ひと休みしていたかに見える
「大鳳」づくりですが、コツコツと続けておりました。
せっかくなら完成させたいですからね。

「続きを見たい」という少数意見を尊重して、
最後の製作リポートです!

前回のブログ更新で、ほぼカタチができたところまで
お伝えしましたが、そこからが長かったのです……。
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サーフェイサーで表面を整えます。
ごく薄いパテのようなものですが、
これを吹くと、表面の傷や凹凸がはっきりします。
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傷や凹みを見つけては、
パテを塗りこみ……
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削っては再びサーフェイサーを吹き……
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これを各部で繰り返していきます。
根気勝負の地味な作業です。
本づくりで言えば、校正のようなもの?
模型づくりはこの工程で飽きることが多いのではないでしょうか。
ここで「完成しない病」に罹患する可能性が高いのですが、
今回はヒマなうえに超ひさしぶりの模型作りということもあり、
なんとか続けることができました。
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表面仕上げがひと段落したら、
各部のヒモを作ります。
こういうチマチマしたものを作るのは、
けっこう楽しいものです。
眼の解像力が落ちているので、
細かいところが見えづらいのですが……。
負けを認めて、老眼鏡でも買うかな(泣)。
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各部の仕上げが完成、
したことにします。きりがないので。
なんだか市販のキットみたいになって
うれしいものです。
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仮組みしてみます。
瞳のディティールを彫り込む自信がなかったので、
塗装に頼ることにします。
だいたいにおいて、
実際の塗装より、脳内塗装のほうが理想的ですから。
この段階のほうが完成度が高いものです(汗)。
しかし、勇気を出して塗装することにします。

筆でキレイに塗る技量は皆無なので、
エアブラシを使います。エアブラシを使うのは、
たぶん7、8年ぶり。
案の定、家中を捜してもエアブラシが見つかりません(泣)。
捨てた記憶はないのですが、どこにしまったかの
記憶もありません。
引っ越した時に、どこかにしまいこんだと思うのですが……。
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しかたないので、エアブラシ一式を
新調しました(汗)。
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塗料も揃えました。
実は、エアブラシでラッカー系の塗料を使うのは
初めてです。幼少時からアクリル系の塗料ばかり
使っていたのですが、今回は強い塗膜がほしかったので、
ラッカー系を使ってみることにしました。

ご存知の方も多いと思いますが、模型用の塗料は
いわゆるラッカー系、アクリル系、エナメル系に大別されます。
それぞれ溶剤が異なります。
ラッカー系はシンナーを使うので臭気がきついですが、
乾燥が早くて塗膜も丈夫だと言われます。
いわゆるアクリル系は、水性のものが多く、
エアブラシや筆を水で洗うことができるのが
魅力です。臭気もさほど気になりません。
エナメル系は乾燥が遅いのですが、
発色がよいと言われます。また、ラッカー系やアクリル系の
うえに塗った時に、下地を傷めず、
失敗してもエナメル系の塗料だけを
溶剤で落とすことができます。

フィギュアを塗るにあたって、
絶望的に不安だったのが、瞳の塗装です。
そこで、肌をラッカー系で塗り、
瞳はエナメルで塗ろうと考えました。
何度失敗しても、瞳だけを拭き取って
塗り直そうという狙いです。
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で、各部を塗りはじめたのですが……
噴霧と臭気が屋内に充満して
死んでしまいそうになりました。
ダンボール箱で囲み、臭気を窓から出そうとしたのですが、
風でかえって屋内に吹き込む始末。
さりとて、換気扇がある台所やお風呂場で
塗装する訳にもいかず……。
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仕方ないので、塗装ブースも買ってきました。
ファンを内蔵していて、噴霧を吸い取ってくれます。
ラッカー系の塗装には欠かせないですね。
高い授業料ですが、やむを得ません。
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瞳を描く練習中。
大鳳が表紙のアニメ誌とにらめっこしつつ、
本体や装備品の塗装の合間に、
なんどもなんども練習しました。
最初は紙にシャーペンで描き、
なんとなく瞳の構成を理解したら、
プラバンにエナメル塗料で筆塗りの練習です。
最近のキャラは、瞳の塗りや構成が凝ってますね。
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瞳を塗る前に、二晩くらい続けて
「ストライクウィッチーズ」を観ました。
このアニメのキャラクターは、大鳳と
デザイナーが同じなんですね。瞳の描き込みなどが
とても参考になりました。
やたらパンチラが多く、ちょっと恥ずかしいアニメなのですが、
お話はけっこうよいです。娘も気に入ってしまいました(汗)。
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白く塗った顔に
瞳を描き込みました。
三回くらい塗り直して、なんとかそれっぽくなった……
ことにします。指が震えて、ラインがびびりまくりですが、
それも手塗りの味わいと言うことで……。
ちなみに、ラッカーで塗った白地の上には、
さらにラッカーのクリアーを吹き重ね、
エナメルの塗料が染み込まないようにしました。

ものの本によると、白目をマスキングして、
肌色を塗ってから瞳を描くそうです。
しかし、自分は黒目を先に描きたかったので、
(そうでないと白目のカタチを決められない……)
白地のうえに描き込みました。

こうしたフィギュアの塗装は
「サフレス」という、素材の色(レジンの白)や透明感を
活かした塗装方法が、現在の主流らしいです。
サーフェーサー(サフ)を塗らないので、サフレスです。

昔はなかった塗装方法なので試してみたかったですが、
今回のように、複製せずに原型をそのまま塗装する場合は、
サフレスしようがないので、フツーに塗っていきました。
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瞳が乾いたら、白目のカタチに切った
マスキングテープを貼ります。
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そして肌色を吹きます。
GSIクレオス(昔は「グンゼ」でしたよね)の塗料に
「キャラクターフレッシュ」という色があったので、
安直にそのまま使ってます。
色を塗る順番を考えたり、
マスキングなどの準備作業は意外と楽しいですね。
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瞳のマスキングテープをはがす
緊張の一瞬。
幸い、瞳は無事でした。
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今度は肌をマスキングして、
本体各部を塗ることにします。

大鳳(改)のカラーリングは、
大戦末期の空母に多かったといわれる
緑系の迷彩がモチーフになってます。
こういう地味な色は、塗りムラが目立ちにくいので
楽だろうなとタカをくくっていたのですが、
なかなかそれっぽい色になりません。
緑なのか、グレーなのか、色味が意外と
複雑なのです。自分の眼が信じられなくなり……
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イラスト画像をパソコンで開き、
Photoshop(が買えないのでエレメンツ)の
カラーピッカーで色情報を確認します。
光の三原色のRGBだと、塗料で調色できないので、
計ったRGBの数値を、色の三原色(+スミ)であるCMYKに変換して
各部の色を数値で把握します。
すると、緑っぽく見える色も、ほとんどスミ(K)が
主成分だと判明。ほんと、自分の眼は当てになりませんね。
CMYK数値を参考に、塗料を調色して吹いていきます。
ご存知のように、本の印刷もCMYKなので、
CMYKの数値なら、自分でも色味が分りやすいのです。
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装備している船体とボウガンに白線を引くための
マスキングです。
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マスキングテープをはがすと、
意図どおりの白線が登場。
マスキングが成功した時の快感は、
峠を越えた時に似ている気がします(笑)。
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本体よりひと足さきに、
装備品の塗装が完了しました。
これだけ見ると、とてもフィギュアを
作っているようには見えませんね。
全体に色が地味なので、赤い部分は
ちょっと明るめにしてみましたが、
浮きすぎた気がしますね……。
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本体の主要部も塗装完了。
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細部を筆塗り。軽くスミ入れも。
よく見えないし、指が震えるしで
思ったように筆が運べません(泣)。
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別々に塗装していた、
顔と髪を組み合わせてみます。
瞳と前髪の位置関係がイマイチで、
あんまり似てない……。眉もゴツいですね。
しかし、描き直しても、よくなる自信がないので
これはこれでいいやと思い込みます。
口角には少しだけ線を描き込み、
無理矢理に微笑んでるように見せかけます。
娘には「少し似てる」と再び言われました(悲)。
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エアブラシを使いたがってしょうがない娘。
なんだか自分よりうまいかも……。
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足の細いラインは、
細く切ったテープを貼って再現しました。
両サイドには薄めた黒を軽く吹いて、
イラストのようにタイツっぽく……
したつもりです。
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各部の塗装が完了。
エポキシ接着剤でくっつけます。
わずか5分で固まります。こうした接着剤やパテ類は
だいぶ進化して種類が増えてますね。
ハリケーンバウに輝く菊の紋章や胸の錨、
各部の高角砲は、プラモデルの大鳳のものを流用しました。
これで完成です。
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「第一機動部隊、旗艦大鳳、出撃します!」
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「この装備、いいわね!」
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「対空火器も最新式よ。ガンガンかかってらっしゃい!」
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「私のハリケーンバウ、そんなに気になるの?」
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「さぁ、大鳳でるわよ!」
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「いい風ね」
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こんなわけで、
どうにか完成いたしました。
全長約20cm、重量約300gとなりました。
台座は、東急ハンズで買ってきた
10cm径5mm厚のアクリル円板です。

けっきょく、イラストのカッコ良さ、可愛さには
遠く及ばない残念なデキになってしまいましたが、
出戻り中年モデラーとしては
それなりに満足しております。

場違いなブログ更新を続けてしまい、恐縮でした。
応援していただいた心広いみなさまには
あらためてお礼申し上げます。

つぎはこっそり(?)瑞鶴でも作ろうかな〜。
by cyclotourist | 2014-03-08 16:36 | ひまつぶし | Comments(10)

スポルティーフ改二

こんにちは、田村です。

冷え込んだり、温かくなったり、
天候がめまぐるしく変わる今日この頃です。
季節の変わり目だと実感します。
春が近づいてるんですね。

今日は、先日よりオーバーホールを依頼していた
トーエイ・スポルティーフを受け取ってまいりました。
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向かった先は、赤羽のバイシクルショップ玄さんです。

2011年の3月に完成した自分のスポルティーフは、
当初は山手線カラー。ピン球をつけたりもしてましたが、
2012年の暮れに第一次改装を実施。
ハブダイナモを採用し、「はやぶさ」風カラーに
塗り直してもらいました。スポルティーフ改です。

この状態で2013年は数々のツーリングやブルベを
共にしてきました。
ランドナーやロードも併用しているので、
スポルティーフの走行距離はさほど伸びてないのですが(5000kmくらい?)
雨天走行を重ねたこともあって、各部の消耗や渋さが
気になるようになったので、玄さんにオーバーホールを
依頼したのでした。
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リムを新調してもらったこともあり、
新車のようにピカピカになりました。
BBやヘッドを洗浄していただきつつ、
傷んでいたリアハブのベアリングを交換。
シフトやブレーキワイヤーも全交換。
各部の錆がそうとう酷かったそうです。
お手数かけまして恐縮です。
そして……
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グランボアの新型オリジナルセンタープルブレーキ
「シュエット」をいち早く導入です!

以前は年代物のマファック・コンペティションを付けてて、
それなりに実用に耐える効きでデザインも好みでしたが、
やはり保安部品は新しい物が頼もしいです。
「シュエット」はトーイン調整も可能で、シューは
クールストップの赤が標準装備です。
見た目はトラディショナルな雰囲気満点。
球形のアルミ製千鳥が可愛いですね。
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フロント側。
ハブダイナモからのケーブルをキャリアに内蔵しているため、
ブレーキ交換はたいへん手間だったそうです……。

「シュエット」には二種類あるそうで、
これはマファック・レーサー互換タイプとのこと。
ですので、アームがけっこう長め。シューがかなり
上側に付いてるのがわかりますね。
全体の厚みが少し増しているそうで、
剛性も高まっていると思います。

実際に乗ってみると、段違いに効きます。
これまでのつもりでブレーキレバーをうっかり強く握りしめると、
タイヤがロックするほどの制動力です。
つまり、もっと少ない力で十分な効きを
発揮してくれるのです。
カンパのエルゴパワーとの相性も悪くないようで、
効き初めのジワジワ感などコントロール性も良好です。
これはロングで助かりますね。
他の自転車で使っているアルテグラ(6700系)の
サイドプルに匹敵する性能だと思います。

ちょっと乗っただけなので真価はわかりませんが、
峠の下りや雨天で性能を試してみたくなりました。

また、リムは明らかに削れて凹んでしまっていたので、
以前と同じく、グランボアの「アベイユ」を新調しました。
しかし、以前の物とは鳩目の固定位置が変ったとのことで、
かなり剛性が高まっているようです。ちょっと乗っただけでも、
走りの違いを実感しました。
従来のちょっとフニャッとした乗り味も好みでしたが、
やはり、リムの剛性が高まると走りがシャキッとしますね。

このようにして、我がスポルティーフは
「改二」に進化したのでした。

暖かくなったら、失敗に終わった(?)
大阪〜東京も再走したいですし、
7月にある北海道の1200kmブルベも参加予定です。
スポルティーフ改二がどんな世界を見せてくれるか、
今から楽しみでなりません!
by cyclotourist | 2014-03-04 15:49 | おしらせ | Comments(8)

伊豆サイクリング

こんにちは、田村です。

この週末は、実に一ヶ月ぶりのサイクリングを
楽しんできました。
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輪行で向かったのは、伊豆の修善寺です。
ご一緒させていただいたのは、
常日頃からお世話になっているベテランサイクリスト、
IさんとNさんです。
ちょっと早起きして、修善寺駅到着は9時少し前。
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駅工事中で景観がまったく
変っているのには驚きましたが、
それぞれの自転車を組み立てます。
今回は久々にランドナーの出番です。
自分にサイクルツーリングの楽しさを
再確認させてくれた、かけがえのない相棒です。
Iさんはスポルティーフ、Nさんはランドナー。
奇しくも三台ぜんぶトーエイです!

当初、戸田峠を越えて、稜線伝いに
西伊豆から南伊豆の宿へ抜けようというプランでしたが、
当日の冴えない天候や残雪の影響を考えて
「天城越え」に変更、出発です。
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こんなルートです。
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国道から離れ、まずは
国士峠をめざします。
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伊豆の名産、わさびの田んぼが
見えてきました。
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わさび田を背景に
三台のトーエイ。こうした風景には、
こうした伝統的なスタイルのツーリング車が似合いますね、
やっぱり。
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標高510mの国士峠。
ピークが近くなるほど、道の左右に
残雪が目立つようになりましたが、路面は
もんだいなし。雪解けで濡れた箇所が多く
マッドガードが役立ちました。
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一気に下ると湯ヶ島です。
ちょうどお昼前でもあり、
ここで、Iさんお勧めの「サイクリスト御用達」な、
おソバ屋さんへ。
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温かい「ししなんばん」でお腹いっぱい。
並盛りでも十分なボリュームでした。

湯ヶ島からは、伊豆を縦貫する国道414号を南下。
気温は13度以上になり、ゆるやかな登りでも
汗をかくほど温かになりました。
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石造りの旧天城トンネルをめざします。
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トンネルまで2kmほど、未舗装の道が続きます。
雪は多いものの、フラットで走りやすい道です。
ランドナーにお似合いのシーン。
先日から装備していたブルックスのサドル「カンビウム」は、
こうしたダートでの座り心地が非常によいことを実感。
適度にしなり、その反発が穏やかなので、
腰がしっくり落ち着きます。他の自転車も
カンビウムを採用したくなりました。
ランドナーというと、
革サドルが欠かせないアイテムではありますが、
自分のようにSTIを装備している現代的な(?)仕様だと、
カンビウムのような非革サドルも似合うなあと思います。
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非常に風格のある天城トンネル。
やはり一見の価値はありますね。
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峠を越えたら、
七滝ループ橋で一気に標高を下げていきます。
眼が回りそうで、下りが苦手な
自分はびびりまくりで走っていきます。
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ループ橋の先では、
鮮やかな河津桜が登場。
七分咲ほどでしょうか、実に見事です。
花にも団子にも無頓着な僕ですが、
さすがに見とれます。

河津の街へは行かず、下田経由で下賀茂へ。
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青野川に沿った桜並木。
見事、としかいいようがありません。
眺めているだけで幸せな気分になります。
ソメイヨシノより濃いピンク色です。
来週あたりまで見頃だと思いますので、
ぜひ多くの方に見ていただきたいです。
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たっぷりお花見を堪能したら、
宿がある妻良へ。
下田からはけっこうなアップダウンがあり、
フィギュア作りで退廃的な生活を送っていた
自分には、なかなか厳しい道のりでした(汗)。
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民宿「太郎衛門」さんへ。
本日の走行距離は85kmほど。
獲得標高は2000mもあり、走りゴタエあり。
さあ、これからがお楽しみです。

今回のランは、ミクシィのコミュニティ「FCYCLE」の仲間で集う
「グルメOFF」だったりするのです。
宿の到着は自分たちが最後だったようで、もう17時。
駆けつけ三杯のビールとお風呂のあとは……
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待ちに待った夕食です。
ど〜んとお頭付きのお刺身で至福のとき。
もうたまりません……。
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伊勢エビまで登場してびっくり。
ぜんぶ、目の前の妻良の海で
獲れたものだそうです。
ビールがすすむこと、すすむこと……。
これだから宿泊サイクリングは楽しいのです。

結果……
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轟沈。
デジカメを再生したら、あられもない自分の姿が……。
だれが写真を撮ったのでしょう?
翌朝、二度寝を決め込む様子です。
幸か不幸か、外はシトシトと雨模様。
自走で(!)家まで向かうという強者お一人を除き、
路線バス輪行決定。
けっきょく、二日目は1mmも走らないで帰宅しました(汗)。

でもやっぱり、サイクリングは楽しいですね!
by cyclotourist | 2014-03-02 21:32 | おしらせ | Comments(7)