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シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

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大阪〜東京ラン 急

こんにちは、田村です。

大阪〜東京ランから、もう一週間が経ちました。
昨日のことのようでもあり、
遠い昔のことのようでもあり……。
最近めっきり記憶力が怪しくなっているので、
忘れないうちに書いてしまうことにします。

大阪から20時間以上の時を経て、
どうにかこうにか三島に着いたところまで
書きましたね。
座り込みたくなる気持ちをグッとこらえ、
箱根の登り口にあるローソンを後にしたのが
8時40分でした。

いよいよ箱根越え。三島から国道1号で登ると、
およそ距離15kmで標高差800mの上昇です。
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広い二車線の道を
淡々と走っていきます。
はっきり言って、三島側の道は退屈です。
「凍結のおそれ」なんて交通情報も出てましたが、
すでに日は高く、日差しは強く、無風とあいまって
ぽかぽか陽気です。

さほど勾配がきつくないので、
インナーロー(今回は34×25T)であれば
なんとか進んで行けます。
もちろん、悲しいほど遅いです。
すると……眠くなるんですよね。
ドリンクとかガムが効くのは始めだけで、
二度、三度と押し寄せる眠気に
抗うのは難しいものがあります。

男子たるもの峠で足を着いてどうする! という気持ちも
なくはありませんが、道半ばであっさり着地。
GPSの電池を交換したりして、
理由を周囲にアピール。誰も見ちゃいませんが。
幸い、スタート前夜に十分寝たせいか、
しばらくすると眠気が去ってくれました。
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箱根峠着、10時ちょうど。
所要1時間20分は当初の予定どおり。
まあ、ここまで遅れると予定もなにも
あったものではないのですが、
心が折れなくてほっとしました。
もうくったくたに疲れましたが、
体のどこにも痛みが感じられないのが救いです。
もっともそれは、頑張ることができてない証かも
知れません……。
気温は7℃と表示されてました。
下りに備えてレインジャケットを再び着込みましたが、
なくても耐えられそうな穏やかな陽気です。
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ザ・観光地、芦ノ湖です。
蒼い湖面と朱の鳥居、そして白い富士山。
わざわざ大阪から見に来た
甲斐があるというものです(笑)。

芦ノ湖からは、国道1号の旧道を下ります。
七曲がりや女殺しなど物騒な名の激坂が待つ
つづら折れの道ですが、距離が短いのが魅力です。
勾配10%の道を、ブレーキ引きっぱなしの
びびり走法で下っていきます。
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リムの加熱が心配になったので、
畑宿で一時停止。
幸い、触れるくらいの熱さでした。
カッコつけてセミディープのカーボンホイールを
使っているのですが、
いろんな環境を走るロングライドでは、
やっぱりロープロファイルの
アルミリムが安心な気がします。

下りきったら小田原です。ここまでの走行距離は435kmほど。
もう東京まで100kmを切りました。
走ってきた道のりを思えば、
鎧袖一触の距離……なわけないでしょ〜。
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小田原のコンビニで
カルビ弁当を食べました。
なぜかお肉が美味しそうに見えたからです。
もうこの期に及んだら、ゼリーやバーで済ますか、
逆に時間を気にせずちゃんとしたお店に入ればいいだろと
思うのですが。すっかりコンビニ依存症です。

大磯からは国道134号へ。しばし1号とお別れです。
サイクリストのメッカといえるシーサイドロードを
何人かのロード乗りに抜かれつつ、淡々と走ります。
やはり追い風は微かでしかなく、
思うようにスピードが出ませんが、
もうあとは時間が解決してくれます。
たいがいの物事はそんなもんですが……。

茅ヶ崎を過ぎ、辻堂のあたりから県道30号に入り、
三浦半島をショートカットして(当たり前か)
横浜方面へ向かいます。
この道が最短距離になるようなのですが、
交通量が多く、意外とアップダウンもあったりして
悩ましい区間でした。
御殿場経由の国道246で東京入りという
選択肢もあったかなあと思いつつ、
悔やんでもしょうがないので
クルマと歩行者に気をつけて
先へ進みます。

戸塚を過ぎ、保土ヶ谷を過ぎ、横浜を過ぎたら
第一京浜へ。鶴見を過ぎ、川崎を過ぎ……
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14時すぎ、ようやく東京都です。
やっぱりホッとしますね。
不思議と元気が沸いてくるようで、
ペースも上がります。
ここに来て追い風も吹いてきた気がします(笑)。

そして大森では嬉しいサプライズも。
某氏が沿道に立っていてくれたのです。
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撮影:某氏。
「おつかれです〜。あと少し、気をつけてね」と
励ましていただきました。
こんな中途半端な時間での帰京にも関わらず、
お迎えしていただけるとは……。
ありがたい限りです。
このうえなく幸せな気分で、
日本橋までの残り10kmを走ることができました。
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日本橋が見えてきました。
あと信号ひとつ……。
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日本橋着、15時54分。
28時間の旅が終わりました。

日本橋では、日頃からお世話になっている
3人のサイクリストが待っていてくれました。
もう憎いほど粋ですね。泣かせますね。
某奇特大学生は花束をくれちゃったりして、
うれしいやら恥ずかしいやら……。
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ツイッターやミクシィ、ブログを通して
応援していただいたすべての皆様に
感謝いたします。
ノートラブルで走ってくれた
マキノ号とGOKISOにも感謝です。

また、走行ルートの計画にあたっては、
サイトcannonball!!wikiや、
ばるさんのブログおよび同人誌『ロングライダース』各巻の
記事をたいへん参考にさせていただきました。
あらためてお礼申し上げます。

結局、24時間を大幅に越えてしまい、
「キャノンボール」は夢のまた夢。
ただの大阪〜東京ランになってしまいました。
それでも、日本橋に着いた時の達成感や
ほっとした気持ちは、実に心地よいものでした。

本当は「悔しい!」って
気分になるべきかも知れませんが、
根が「のび太」みたいなものですから、
自分に甘いんですよね……。

さんざん、追い風が弱いなどと他力本願の
弱音ばかり書いてきましたが、すくなくとも
向かい風ではなく、晴天にも恵まれたのが
完走できた理由だと思います。

風情なし、グルメなし、睡眠も温泉もなし。
それだけに「自転車で走る」という、サイクリングの
本質的な楽しさを存分に味わうことが
できたと思います。
長時間の夜間走行は危険なしとは言えませんし、
24時間以内の完走をめざすとなると、
異次元の脚力が求められると思います。
「みんなもやろうよ!」と手放しで勧められる
タイプのサイクリングではありませんが、
一度は体験する価値がある……ような気がします。
来る『ランドヌールVol.5』で
記事にするべきかどうか、思案中です。

二度め? う〜ん、う〜ん……。
やっぱり走りたいような気がします(笑)。

次こそ、追い風満帆で24時間達成をめざしたいですね!
(↑あくまで他力本願)

おまけ
「ルートラボ」に登録したGPSデータです。
http://yahoo.jp/b6A5sG
http://yahoo.jp/32039E

情けない走りっぷりが如実に記録されてます。
迷走したり、間違えて自転車進入禁止(であろう)の
バイパスに数百m入ってたり、交通状況によって
┣路の二段階右折ができなかった箇所もあります。
もうしわけありません。大阪〜東京を走る際は、
ご自身でルート設定してくださいね。
by cyclotourist | 2013-11-26 14:10 | Comments(12)

大阪〜東京ラン 破

こんにちは、田村です。

「大阪〜東京ラン」の続きでございます。

大阪から走り続けて11時間、
ついに静岡県に突入。
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ほぼ23時ちょうどです。
予定では、23時には浜名湖の弁天島を
通過してるはずだったのですが。

今回、静岡県内の走行距離は実に180km。
新幹線に乗っていても「静岡は長いな〜」と
いつも思います。その十分の一にも満たない速度の
自転車にとっては、無限に続くローラー台にも
感じられるのが静岡県です。
大阪〜東京、もしくは東京〜大阪を走る者にとって、
静岡県の存在が完走を左右すると言っても
過言ではないと思います。

まずは潮見坂を越えて浜名湖へ向かいますが、
西から来ますとほとんど登り坂を感じることが
ありませんでした。

弁天島通過は23:24でした。
先述のとおり、予定は23時。

この頃になると、だいぶクルマが少なくなってきました。
しかし、しばらく前から追い風が弱まり、
一方で気温はどんどん下がりはじめます。
走っていればさほど寒くはありませんが、
なんだか休みを入れたくなってしかたありません。
頃合いよく(?)テールライトの光が
弱々しくなってきたので、電池交換を理由に浜松郊外の
コンビニでストップ。またカップヌードル、しかも
BIGを買っちゃいました。
予定の時間より遅れているのに悠々と……。

走るにあたって、主要な街や峠の通過時間を
決めていたのですが、それは23時間40分での
完走を前提としたもの。箱根の登りに80分を見込みましたが、
それ以外はほとんど単純に距離を時間で割って立てた
おおざっぱな計画です。

つまり、その予定から遅れると24時間完走は
見込めなくなるわけです。
それなのに予定から遅れつつあり、
それでいて何ゆえカップヌードルなんか食べるんだと
自分を叱りたくなりますが、それなりの目算があったのです。

・静岡はほぼ平坦のはず
・追い風が吹けば増速するはず
・明け方までクルマが少ないはず

この3点でした。
要は状況を都合よく解釈し、自分の意志や力で何とかしようと
してないんですよね(汗)。

走りながらもフト思ったのですが、
けっこう歴史好きな自分としては、かつての日本軍を
思い起こさずにいられません。

・ドイツが勝つはず
・アメリカで厭戦世論が高まるはず
・ソ連が中立をたもつはず
・神風が吹くはず(?)

分っているのに、自らの力ではなんともできないところが
我が身との共通点です。
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小夜の中山トンネル着は2時16分でした。
予定では1時30分。
予想に反して、というか順当に
遅れが拡大しております。

期待に反して、風はほとんど止みました。
そして、わずかなアップダウンが
骨身に染みてくるようになりました。
小夜の中山トンネルは標高200mに満たないのですが、
すでに300km走ってきた自分には
なかなか足にくる登りでした。しかも、
登坂中でも寒さを感じるようになりました。
気温は5℃くらい。体感的にはもっと冷え込んだ印象です。
ペースを上げればよいのでしょうが、
そんな気力もなく、とぼとぼと走り続け、
ようやくトンネルを抜けてから
レインジャケットを着込んで下りに備えました。
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トンネルを抜けてしばらく下ると、
金谷や島田方面の夜景が広がります。
寒いけれど、澄んだ空気のおかげで
街の灯りがとても鮮やかでした。

静岡県内のルートは退屈だとも言われますが、
次々と現れる街にホッとしたり、
バイパスの迂回路を見落とさないよう気をつけたりで、
意外と変化が感じられ、さほど飽きませんでした。
これで追い風なら……と空しい願いを抱きつつ、
ノロノロと進んで行きます。

3時に着いた島田でグラタンを食べ、
4時45分に着いた静岡では
眠気に備えて強強打破とブラック×ブラックを
買いました。
静岡着の予定は3時10分。
もはやどうやっても24時間ペースへの
復帰は絶望的になってきました。むしろ、
進めば進むほど、遅れがひどくなってきました。
やはり神風は吹きませんでした。

こんな有様でも、だいたいは時速30km前後で走ってるんです。
自分としてはハイペースのつもりです。
しかし、当然、信号では停まりますし、
ちょっと勾配があれば時速は下がります。
なにより、コンビニで休むと、まるで
ザルから水が落ちるように平均速度が
下がっていきます。

全行程距離520kmを24時間で割ると、
求められる平均時速は21.7kmです。
これをクリアするのが如何に難しいか、
ようやく実感として分ってきた時は、
もう回復しようがない有様です。
巡航速度が30km程度では、
求められる平均時速になかなか達しないのです。

24時間達成が無理だと分ってしまうと、
張り合いが薄れ、ペースはもう下がる一方です。
興津のコンビニでは、どん兵衛を食べちゃいました。
温かい食べ物の誘惑に勝てません。
これが寒い時期における長距離ランの
一番の敵かもしれませんね。
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6時前後に興津を過ぎる頃には、
夜が明けてしまいました。
予定では三島あたりで夜明けを迎えるはずだったのに。
写真を見ると、テールランプが
アフターバーナーみたいですね。

興津〜由比の間はバイパス地獄として有名です。
しかし今回、尊敬すべきキャノンボーラーの某氏に
ご指示を仰ぎ、迂回路を把握しておりました。
もちろん、薩た峠を越える意地はありません。
興津から自転車道に入るのです。
決して走りやすくはありませんが、安全です。
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真正面に富士山が見えました。
東京はまだ遥か先です。

いま思えば噴飯ものですが、愛知県あたりまでは
「24時間で走れちゃったらどうしよう。
あんまり自慢ぽく思われるとよろしくないから、
ギリギリで日本橋に着いて、へたりこんでる
写真でも自分撮りするかな(照)」
とか考えていたのですが、
そんな心配は杞憂に終わりました。
もはや、東京に帰れるか否かが問題なのです。

そして、ここまで遅れてくると、
当初の目論見とはあらゆる現象が変ってきました。
渋滞のはじまりです。
沼津に至る頃には7時を過ぎてしまい、
道は通勤のクルマと、通学の自転車で
ぎっしり。ますますペースが落ちます。
もっとも、この頃になると、渋滞も信号ストップも
救いに変りつつあります。
足を止める理由がほしいのです。
眠気も堪えがたくなりつつあり、
ガムをかみかみして誤摩化します。
長く停まりそうな信号では
タバコを吸い出すありさまです。

どうにかこうにか、三島に着いたのは8時30分。
もう比べるのも馬鹿らしいですが、
予定では5時50分着だったんですよね……。
そして、ローソン「ニュー箱根店」で
息を整えつつ、ドリンクを補給。
いよいよ、全行程の文字どおり最大の山場である
箱根越えがはじまります。
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次回予告
大破炎上状態で迎えた天下の険。
標高846mの箱根峠が、
まるで壁のようにそそりたつ。
果たして越えることができるのか?

次回、大阪〜東京ラン完結編。
お楽しみに〜。
by cyclotourist | 2013-11-25 16:35 | Comments(8)

東京〜大阪ラン 序

こんにちは、田村です。

アニメ「蒼き鋼のアルペジオ」が面白いですね。
さきほど第六話を見てホロリとしちゃいました。

さて、前回のブログで告知した
東京〜大阪ランですが、一応無事に完走しました。
アニメ見てるくらいですから(笑)。

大阪スタートは、20日の12時でした。
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梅田新道の道路元標です。
円錐のおもりを模したモニュメントがすてき。
曇り空を見上げると、雲が東へ流れていきます。
狙いどおりの西風に期待が高まります。
もちろん自転車はマキノ号。ホイールはGOKISOです。
装備はブルベに準じたものですが、
雨天走行を考慮せず、輪行袋も省いたため、
サドルバッグとツールボトル二本に
収まりました。見たところ、フツーのサイクリングです。
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なんと、お見送りに
来ていただいた方が!
お気持ちがうれしいかぎりです。
それでは、東京へ向かって出発!
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走り出して5kmほどで
国道1号にお別れし、163号を東へ進みます。
市街地を抜けるとすぐに清滝峠。
これはトンネルで抜けるのですが、
自転車は歩道へ。しかし、その入り口が
工事中でよくわからず、いきなり迷いました(汗)。
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トンネルを抜け、
ダンプが多めの道を下っていくと
奈良県です。リニアが通るんですね。
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木津川沿いの道を
東へ東へと進んでいきます。
ほどよい追い風を背に受けているので、
多少のアップダウンもさほど気にならず、
するすると距離が伸びていきます。
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伊賀上野城の天守閣が見えてきました。
ここまでの距離は67km。15時着を予定していましたが、
ジャスト15時に到着。
3時間で走ったので、平均時速は22kmを超えてます。
ホッとして街外れのコンビニで
最初の休憩をとりました。

大阪〜東京を走るからには目指したいのが、
「キャノンボール」の達成、すなわち
24時間以内の完走です。
もちろん、秘かに(?)狙っておりました。

伊賀越えルートでの大阪〜東京の距離はおよそ520km。
すると、平均時速21.7kmの発揮が求められるわけです。

比較的アップダウンが多い序盤で
平均時速が22kmに達したので、
「これはいけるんじゃないか!?」と
思いました。希望的観測と慢心は紙一重です……。
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道なりに進んで行くと、
道路表記は国道25号となります。
宿場町情緒が感じられる街道です。
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柘植を抜け、
三重県に入る頃から採石場などが多くなり、
ごく一部は砂利敷です。
(ほんのちょっと。200mほど)
二桁国道なのに「酷道」といわれる道ですが、
紅葉とあいまって雰囲気は上々でした。
もっとも、初見で夜は走りたくないですね(汗)。
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関町で国道一号に合流。
16時20分で、距離95km地点です。
平均時速22kmを維持してます。
この先は延々と平坦路です。
終盤に箱根越えが待つものの、
「24時間、いける、いける!」と
意を強くしたのも無理ないですね……。
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関、亀山、鈴鹿と下り基調でどんどん北上し、
四日市あたりでとっぷり日が暮れました。
平均時速は22.5kmほど。余裕アリと判断し、
コンビニで悠々とカップヌードルを食し、
ヘルメットにライトを装着。

再び走り出すと、
ちょうど帰宅時間と重なったからか、
四日市あたりから連続する市街地は
クルマが渋滞気味。
そして、頼みの綱の追い風が、徐々に弱くなってきました……。
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木曽川を渡ると愛知県です。
ほどなくして蟹江という街を通るのですが、
ふと、左を見ると近藤機械製作所の工場が。
我がGOKISOハブの生まれ故郷です。
国道1号沿いだったんですね。取材で訪れた際は
電車で行ったので気づきませんでした。
あれ、見覚えある方がいるなあ……。
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なんと、近藤社長でした!
ちょうど帰宅されるところのようで、
まったく偶然の邂逅です。
僕も驚きましたが、近藤社長もはじめは
ぽかんとしてました。
「なにをしてるんですか?」
「いえ、あの、大阪から走ってて……」
「ええ!? どこまで行くんですか?」
「東京まで」
「ええ!? それブルベなの?」
「いえ、あの、こ〜ゆ〜遊びがあるんです」
「ちょっと、寄ってって寄ってって」
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みなさんと記念撮影(笑)。
GOKISOハブ、奇跡の里帰りです。
「ご飯でも一緒に……」
「いえ、あのすいません。明日の昼までに東京へ着きたいんで」
「ええ!?」
みなさまに見送られ、再スタート。
予期せぬ出来事に心躍りつつ
国道1号を走っていると、安城のあたりで
「田村さん! 田村さん!」と声が。
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三河のkokoさんです。
「マスプロ車オーナーズミーティング」の主催者で、
日頃からお世話になっている先輩サイクリストです。
寒い中、僕の到来を待っていただき、
「いや〜、会えてよかったわ〜。がんばってね」
と、激励してくれました。
うれしい限りです。

今回の道中、ツイッターやミクシィでも、
たくさんの方から励ましのお言葉を
いただきました。
あらためてお礼申し上げます。

要はただ遊んでるに過ぎない僕に対して、
サイクリストのみなさんは本当にやさしいです。

ひとりだけど、ひとりじゃない気持ち。
単独行の寂しさをまるで感じることなく、
ペダルを回すことができました。

次回予告
心は温か。しかし、気温は下がり続け、
追い風は止み、徐々に田村から
体力と気力が消えていく。
そして箱根が待ち受ける……。

お楽しみに!?
by cyclotourist | 2013-11-22 15:57 | おしらせ | Comments(10)

ひさしぶりの大阪

こんにちは、田村です。

ただいま、大阪におります。
秘かに新幹線に乗り、秘かにホテル入りしました。
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「レールスター」を見ると、
大阪に来たなあって実感します。
関西にしかいない新幹線です。
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新大阪駅から徒歩数分のホテルへ。
輪行袋をかついでチェックイン。
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秘かに組み立てます。

せっかく大阪に来たのに、なにもしてません。
行きたいところや、日頃のお礼を伝えたいお店、
お会いしたい方もいるのですが、
今回はホテルで無音潜航です。

なぜなら、明日は東京まで走ろうと思うからです。

過去、多くの人が轍を刻んできた
「大阪〜東京」。

24時間以内に大阪〜東京もしくは東京〜大阪を
走破する「キャノンボール」も有名(一部で?)ですね。
梅田新道から日本橋まで、です。
キャノンボールのなんたるかは、下記がくわしいです。
http://www29.atwiki.jp/cannonball/

東海道、すなわち国道1号線がメインルートになるのですが、
関までは国道25号を進む
伊賀ルートを走る予定です。
京都、大津を経て鈴鹿峠を越えるよりも、
距離がぐっと短くなるからです。
もちろん、アップダウンは増えますが……。

総距離は520kmほど。
もし、24時間以内で走るなら、
21.7kmの平均時速が求められます。

これは、ブルベに比べると非常に厳しいです。
ブルベに求められる平均時速は15kmですから、
「キャノンボール」は実に1.4倍です。

二回だけ、ブルベを平均時速20kmで走ったことがあります。
しかし、それはいずれも200kmでした。
500km以上もそのペースで走るのは……
僕では無理ですね、はっきり言って。

では、なんで走るのか?

実は、ある飲み会で
「キャノンボール、やってみたいっすね」と
勢いで言ってしまったのです(照)。
しかも、キャノンボール達成者として、
その道では有名な方に言っちまったのです。

いつかは走りたいなと思ってました。

「東京〜大阪」もしくは「大阪〜東京」、
そして「24時間」。
なんとも分りやすいじゃないですか。

大昔、キャンプしながらのツーリングで
西をめざした時は、大阪まで一週間もかかりました。
もちろん、それとブルベ的な走り方は別物ですが、
もし一日で走れたらすごいなあと
なんとなく憧れていたのです。

で、件の飲み会で、その偉業を成し遂げた方を
目の前にして、「やってみたい」とか、
失礼なことを軽々しく言っちまったわけです。

それが10月半ばでした。
それからというもの、いつか走らなければと思いつつ、
「艦これ」したり、「艦これ」したり……の毎日。

しかも、なにかの時に、娘に
「大阪から走って来るよ」と言っちゃったらしく、
それを娘が同級生に話したら、
「そんなの無理。○○のおとうさんウソ言ってる」とか
言われちゃったらしく……(泣)。

そんなわけで、「大阪〜東京」は
義務感のようになりつつもあり、未知なる行程と
己の未知なる可能性(限界)に挑む
素朴な期待もあります。

で、虎視眈々と細々機会をうかがっていたのですが、
ようやく今週に至って、「時」がやってきたのです。
当初、「東京〜大阪」もありかと思っていたのですが、
チャンスはなかなかありません。

みなさんご存知かと思いますが、
「西高東低」と言われるように、
本州中部は西風の割合が多いです。
すると、東京〜大阪より、大阪〜東京のほうが
追い風に恵まれる日が多いわけです。
d0211129_19264758.png
明日(20日)正午の風向き予報ですね。
見事な西風です。
今や、風向きも33時間後まで予報がでます。
常に追い風であれば、もしかすると
24時間以内で走れるかも……と思っちゃった次第です。

そして、今週はヒマです。
娘のお迎え業務も免除されました。

そんなわけで、大阪に潜行したわけです。

ベストな時期でないのは明白です。
ぼやぼやしているうちに、
日は短くなってしまいましたし、
もう寒いですから……。
でも、ベストな時期(5月?)にヒマとは
限りませんし、気が向くとも限りません。

日の短さは、スタート時間で対応します。
いちおう、明日の12時スタートの予定です。
寝坊できますし。そのための前泊です。
12時スタートなら、経験のない伊賀越えは日中になるはず。
日が暮れる名古屋以東の道は、
ほぼ走ったことがあります。
もっとも、バイパスを迂回するルート等に
不安はたっぷりありますが、そこは先人たちの
情報を活用させていただきたいと思います。
そして、箱根越えの頃は夜が明けるはずです。
夜が明けないような速いペースはありえないですし、
もう日が高かったら、
24時間以内の完走は無理ですので、
マンキツあたりで沈没ですね……。

寒さは、ウェアで対応できます。たぶん……。
d0211129_1938720.jpg
持参したウェアを
ホテルのベッドで確認。
忘れ物……なさそうです。

冬用インナー、夏用ジャージ、秋冬用ジャケットを
重ね着し、レーパンは秋冬用。
靴下は厚手、といったところです。
ゴールドウィンのインナーは
発熱効果があって暖かいです。
これは今年初頭のブルベで実証済みです。

問題は、温度変化やトラブルに対応するための
携行品です。
d0211129_19402862.jpg
ブレストウォーマー、厚手グローブ、
レインジャケット、輪行袋、
ヘッドランプなどを入れたボトル、
工具類を入れたボトル、などです。
レインパンツはなし。万一、雨が降ったら、
即撤退です。
d0211129_1941163.jpg
輪行袋を持っていくべきか、否か……。
今も悩んでます。
保護カバー等を含めると、
でかいし、500g近くあります。
d0211129_19423979.jpg
輪行袋の有無を決められなかったので、
サドルバッグもふたつ持参。
輪行袋なしなら、
オルトリーブサドルバッグMに収まりますが、
輪行袋をもつなら、
同Lサイズが必要なのです。

う〜ん、う〜ん。
悩みつつも、それが楽しかったりして。

輪行で帰宅しても、
いじめないでくださいね〜。
by cyclotourist | 2013-11-19 20:01 | Comments(16)

あんこう祭り

こんにちは、田村です。

この時期は晴天率が高いですね。
ちょっと寒いけれど、走りたくてうずうず……。
でも、実際は「艦これ」とアニメ鑑賞ばかりという
日々を送っているダメな今日この頃です。

そんななか、先の日曜日は
茨城県大洗町へ。
気まぐれな娘と一緒に「あんこう祭り」を
訪ねてきました。
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鹿島臨海鉄道の大洗駅です。
ちょうどガルパン列車が停まってました。
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駅に着いた瞬間から、
濃密な「ガールズ&パンツァー」の世界が始まります。
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駅前ではガルパンバスがスタンバイ。
無料で、あんこう祭りの会場へ
運んでくれました。

今回、自転車はナシ。
さすがに娘と一緒で自走はありえません。
輪行していくかを悩んだのですが、
お祭りを楽しむだけなら、自転車なしでも
いいか……と、大人の(?)判断。
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大洗マリンタワー下の
広場がお祭り会場です。
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バナナチョコを買う娘。
念願だったそうです。
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綿飴を買う娘。
初音ミクがカッコいいから、だそうです。
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あんこう汁。
「おいしい」とご満悦。
このあと、りんご飴やらガルパンカレーやら
いろいろ買わされて、すっかり散在しました。
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会場周辺には、
おどろくほどたくさんの自転車が。
しかもサイクルモードばりにスポーツ車ばかり。
なかには見知った自転車も……。
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あんこう吊るし切りや
ガルパンの声優さんたちによる
トークショーが近づくと、
会場はご覧のような人だかり。
なんでも10万人の人出だったとか!
過半数はガルパンファンとお見受けしました。
背の低い娘は「見えない」と大ブーイング。しかし、
担いで見せると、「こわい」と言うビビリ屋。
あげく、「芝生きもちい〜」と言って
寝転がりはじめました。

そこで、商店街の散策へ。
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街中も非日常的な熱気に
包まれていました。
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熱心に撮影する娘。
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地元の鉄工所が作成されたという
四号戦車。ノリと技術力に脱帽。
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ヘッツァーの人気が高いみたいですね。
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自転車も大集合。
もはや一大カルチャーです。
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リカンベントやモールトンも。
自転車の車種とか用途とか、
そうした次元を超越した楽しみ方が
ここにありました。
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やっぱり会っちゃった(笑)。
キャラクタージャージ作成に全力投球の
杉田さん(右)と、なぜかイベントごとにお会いする
ブロンプトン乗りのお方。
杉田さんはガルパンサイクルウェアフル装備で、
動くマネキン状態。晴れ舞台ですね。
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街中には、そこかしこに
戦車や登場キャラのパネルがあって、
異邦人を楽しませてくれます。
「自転車があれば、もっと見て回れるのに!」
娘に怒られる始末。面目ない……。

さて、何事も影響されやすいので、
昨晩は「あんこう鍋」に挑戦してみました。
近くのスーパーへビールを買いにいったら、
あんこうの切り身が売ってたのです。
それでは、
本ブログ初の料理レシピスタート(笑)。
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こんな量で900円ほど。
あんこうって高級魚なんですね。
水洗いしたら塩をふって30分ほど放置。
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付属のあん肝を細かく切っておきます。
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鍋用野菜セット。
便利ですね〜。
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あんこうを湯に入れ、
30秒くらい下ゆで。
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鍋にあん肝と味噌をセット。
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適当に水を入れ、
沸いたら野菜を投入。
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続いて、あんこうを投入。
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おろしたショウガを投入。
おろし器を鍋に叩き付けると、
ショウガが鍋に飛び込みます。
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しばし煮込みます。
10分ほどで野菜が柔らかくなりました。
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完成。

作業中の僕に
終始、不審そうな目を向けていた妻は
大の魚嫌い。野菜ばかり食べてました。
しかし、娘は
「おいしい」と言ってくれました。
よかった、よかった。

以上、まるで自転車に乗ってない
ブログで失礼しました(汗)。
by cyclotourist | 2013-11-19 10:06 | おしらせ | Comments(4)

温故知新

こんにちは、田村です。

なんだか、めっきり寒くなりましたね。
秋を楽しむ間もないまま、冬に突入といった印象です。
今週はまた寒いですね。
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近所の公園にも
紅葉が降りてきました。
あんまり引きこもっていてもアレなので、
時には屋外で作業したり。
スマホ経由でインターネットにつながるので、
ほとんど自宅にいるのと変らない環境です。

しかし、インターネットだけで調べモノは
できません。我田引水ではないですが、
やはり本の情報量にはかなわない面が多いと思います。

そんな時は、あそこへ行くのです。
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北の丸の科学技術館です。
ここには自転車文化センターが入っており、
そのライブラリーでは古今の自転車雑誌や書籍が
網羅されており、閲覧できるのです。

個々の内容を読み始めると時間が
いくらあっても足りないので、
あらかじめ目星をつけた記事を
コピーさせていただき持ち帰ります。
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今回は、『ニューサイクリング』誌の
バックナンバーをチェック。
いくつかの気になる記事をコピーさせていただき、
持ち帰りました。

で、ヒマに任せて読んでいるのですが、
やっぱり興味深いですね。サイクリストにとって
『ニューサイクリング』は知の宝庫であり、
タイムマシーンみたいです。
---------
いい若いもんが、「旧街道がどうの」とか、
「旅の味」とか言って意気がったり、
ラグを削ったり、パーツに穴をあけるのに、
浮き身をやつしていて、
どうも本筋の走ることが置き去りにされている傾向が
強すぎるのではないかと思う。
 サイクリングがサイクリングである唯一の点は
「走ること」以外にはないことに
よく注目して欲しい。
---------
うう、耳が痛い。ここ一ヶ月まともに走ってないし……。
で、これ、「いい若いもん」とか書いてありますが、
1974年の記事からの引用なのです。
筆者はかの鳥山博士。

で、時は下って1992年。
ある記事を抜粋、引用させていただきます。
いちぶ「○○○」としたのは、なんでしょう?
---------
俗に言うツーリングモデルを市場に見ると、
これは惨憺たる状況と言わざるを得ない。
 もちろん、ツーリングをするのに○○○でも
一向に構わないという意見も有り、
よく理解出来る事なのだが、○○○で出来るから
他は存在しなくても良いという事には
ならないだろう。つまり事足りればよしというものでは
ないのではなかろうか。
ツーリングというジャンルは極めて幅が広く、
かつ旅という精神性を持ったメンタル行動でも有り、
そこで使われる自転車は純粋に道具という側面から見ても、
必ずしも○○○だけでいいのか、
という疑問も生じるし、事実○○○でのツーリングで
不具合を感じたという意見も多く聞かれる。
---------
筆者クレジットがないので、
編集部さんによる執筆だと思います。
で、○○○は……
もちろん「MTB」なんですね。
なんだか悲壮な想いがヒシヒシと
伝わってきます。

僕は、この頃はまさにMTBしか持ってませんでした。
当時は『ニューサイクリング』を読むこともなく、
たまにサイスポを読む程度でしたね。

で、このころの『ニューサイクリング』には、
すでに「現行のパーツでランドナーを作る」なんて
記事があります。

90年代と言うと
なんだかそんな昔に感じられない
年頃に僕もなってしまいましたが、
もう20年も前なんですね……。

昔はよかった、という気持ちはあまり
僕にはないのですが、少なくとも自転車雑誌の
使命感というか意気込みは、昔のほうが
濃密に感じられますね。

手元にある2005年(これもひと昔ですが)の
某自転車誌を開いてみると
-------
ロングライドの要は、疲れないこと、
気持ちよく走ること。この2点を実現するのが
正しいライディングフォームだ。
コース状況と疲労度に合わせた
最適なフォームを身につけよう。
-------
とかになっちゃうんですね。
もちろん、誌面はロード一色。
このノリが今も続いてると思いますが、
即物的というか、含蓄のない文章ですね。
たまたま開いたら見つけた一文ですが、
ひどいもんです。
これを書いたのは……僕だったりします(汗)。

一極集中、一点突破もいいけれど、
こと自転車の車種に限っても、
いろんな選択肢が多いほど
趣味は楽しくなると思います。
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最近の娘は一輪車に必死です。
なんでも、クラスでは
乗れる子が多いとか。

まあ、これも自転車の車種なのかな?
by cyclotourist | 2013-11-13 21:20 | おしらせ | Comments(22)

ブルベの保険

こんにちは、田村です。

突然ですが、みなさんは自転車が対象の
保険に入ってますか?
クルマを持ってたりすると、その保険で
カバーできたりすることもあるみたいですね。

僕はしばらく前から、コープ(生協)の
団体ファミリー交通傷害保険というのに入ってます。
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証書を引っ張り出してみました。
なぜコープかというと、めんどくさがり屋の妻が
コープの食材宅配サービスを利用していて、
会員になってるからです。
この保険、実際には三井住友海上火災が
引き受けています。

で、なぜ保険の話なんかする気になったかというと、
来年のブルベに出るためには、
参加者自身で保険に入っている必要があるからなのです。

今年までは、オダックス・ジャパンの会員になれば
自動的に保険に加入されていました。
会費8000円のほとんどが保険代という話です。
また、会員でない方の場合は、参加の度に
スポット保険がかけられていました。
ですので、ブルベの参加費には、
会員と一般とで差があったのです。

ところが来年は、オダックス・ジャパンや
ブルベの主催者が、保険を用意することはなくなります。
以下、オダックス・ジャパンのホームページ
掲載された情報です。
----------
BRM、フレッシュ、SR600の参加に第三者賠償責任保険への加入は必須です。
2013年まではAJ会員は団体保険、非会員(一般)はスポット保険に加入することでBRMやフレッシュに出走することができました。

2014年からはこの保険制度を止め、参加者の皆さんが自身の責任で保険に加入してもらいます。

サイクリング中に起こした事故によって損害賠償責任を負った際に支払われる保険であれば、保険会社、保険の種類は問いません。
賠償責任保険金額5,000万円以上の保険への加入を必須とします。
ただし、賠償責任保険金額1億円以上の保険への加入を強く推奨します(BRM、フレッシュは賠償責任保険金額5,000万円以上で参加できますが、SR600は賠償責任保険金額1億円が必須のものもあります)。

参加するBRMやフレッシュのスタートからゴールまでが保険期間に含まれていれば、保険期間も問いません。

すでに加入している保険でもいいし、新規に加入する保険でも構いません。
サイクリング中の事故が補償対象かどうかはご自身で保険会社に確認してください。
AJや各主催クラブが保険会社に対して確認することはありませんし、責任も負いません。

(引用以上)

このようにアナウンスされました。
今年までのつもりでいると、ブルベに
参加できなくなるのです。

ブルベの参加には、スポーツエントリーという
申し込みサイトを利用している主催者が多いですが、
独自の申し込み方法を採用している
主催者もあります。

来年のブルベは、まだ募集が開始されてませんが、
おそらく、エントリー時に
保険に関する記入項目が設けられると思います。
入っている保険会社や証券番号などを入力し、
保険に入っていることを明らかにすることで
エントリーが可能になると思われます。

ですので、手元に加入者証が必要です。
もし、あなたがブルベに出たいと考えているならば、
いまのうちに保険に入っておくことを
おすすめします。

関東エリアのブルベは
エントリー開始からすぐに定員に達して
しまうことが多くなっています。

エントリー画面を操作する段階で
「え、保険が必要なの?」と気づいても
対応しようがありません。

ちなみに、保険が自前になったので、
来年のブルベの参加費は今より安くなることが予想されます。

たかがサイクリングに保険が必要なの?
と思う方もいるかもしれません。
でも、必要なのです。
必要になることがあってはならないけれど、
用意しておく。
ヘルメットと同じようなものかも知れません。

また、保険を選ぶ際は、
ブルベのようなサイクリングにも適用されるかを
確認したほうがいいでしょうね。

僕が入っている保険の説明書には
保険金を払わないケースとして
下記が挙げられています。
------------
●交通乗用具を用いて競技等※をしている間のケガ

※「競技等」とは、競技、競争、興行または試運転をいいます。また、競技場におけるフリー走行など競技等に準ずるものを含みます。
------------

つまり、レースは保険の対象外なんですね。
「ブルベはレースではない」のは当然ですが、
実際のところ、保険の対象になるか不安です。
「興行」のような気もしますし。

そこで、自分の保険を担当している
三井住友海上火災さんの広域法人部に電話してみました。

「あの、ブルベっていう、長い距離を走るサイクリングがあるんですが……」
「ブルベ、ですか」
「レースじゃないんですけど、みんなで走ることが多くて」
「はあ」
「これって保険の対象になりますか」
「お調べして折り返します」

当然、窓口の方は「ブルベ」を
ご存知ではありません。
待つことしばし……。

「プロではないですし、公道を走るものですから、保険の対象になります」

と、実に明確なご回答をいただきました。
ブルベのことを調べたのかもしれません。
これでひとまず、自分の保険はブルベOKだと
確認できました。

ちなみに、セブンイレブンが勧誘している
自転車向け保険も、三井住友海上火災が引き受け会社です。
こちらにも確認したところ、
「公道を走るなら対象」という
お返事をいただきました。

自転車が対象になる保険は
実にさまざまあるみたいです。
加入対象者はもちろん、
カバー内容や料金もさまざまで、
どれがよいかは各人が判断するしか
ありません。

ちなみに、僕も愛読している人気ブログ
「ブルベを極める」において、詳しい解説があります。
10月22日の記事です。保険に関心のある方は
ご一読をおすすめします。
http://brm.blog.so-net.ne.jp/index/2

ブルベを走る方は保険加入が必須になりましたが、
そうでないサイクリストの方も、なんらかの
保険に入ることをおすすめします。

「自分に限って……」というのは
通用しません。

今年に入るまで保険と保健の区別もつかなかった自分ですが、
盲腸、盗難、落車骨折と立て続けに経験し、
保険のありがたみを痛感している
今日この頃なのです。
by cyclotourist | 2013-11-07 15:27 | おしらせ | Comments(14)

サイクルモード終了しました

こんにちは、田村です。

2日〜4日に開催されたサイクルモード(東京)、
無事に終了いたしました。
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ご来場いただいたみなさまには、
あらためてお礼申し上げます。
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ひびき出版ブースです。
初日はメイドさんジャージも艶やかな
ミヤコさんにお手伝いをしていただきました。
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『ランドヌール』に掲載させていただいた
数々の自転車を展示。
どれもブルベを走る自転車ですが、
それぞれに車種や装備が異なるのが面白いところですね。
連日、たくさんの方に足を運んでいただき、
熱心に自転車を見ていただきました。
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初日には、タレント・俳優の
石井正則さんもご来場。
あっという間に人垣ができるなか、
ラジオの収録をされてました。
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最終日には三船雅彦さんも。
ご自身の自転車とツーショットです。
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黒澤久さんにも
足を運んでいただきました。
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二日目と三日目は、
『ランドヌールVol.4』の表紙を務めていただいた
しほさんが、表紙そのままのウェアでお手伝いしてくれました。
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長谷川のオヤジさんと奇特大学生の五十嵐君。
お元気そうでなによりでした。

今年も数々の新モデルが展示されていましたが、
ツーリストやブルベの方々に注目されていたのが
この一台です。
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パナソニックのORCD01、
ディスクブレーキ装備のクロモリロード。
28Cまでの太めのタイヤや、ハンガーが下がった
フレーム設計が特徴で、ガードの装着も考慮されてます。
ブルベはもちろん、普通のツーリングにも
使いやすそうな仕様でした。
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イタリアンハンドメイドの
CHESINIブースにはこんなお洒落なツーリング車も。
伝統的なスタイルに、ハブダイナモやディスクブレーキなどの
最新装備を見事に融合させてました。
川崎のc speedさんの出展です。
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GOKISOブースでは
BBがお披露目されていました。
食指が動きますね。
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オーストリッチさんは
バッグの新色を展示。
旅の風景が華やかになりそうです。
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マキノさんのブースは
カーボンのMK01を大々的にアピール。
豪華絢爛なグラフィックが注目を
集めていました。
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ケルビムさんは
オリジナルのフレーム治具を展示。
ホームビルダーも夢ではないかもしれません。
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グッドスマイルカンパニーさんのブースでは、
キャラクタージャージの新アイテムを
惜しみなく展示。
「艦これ」や「アルペジオ」のデザインが披露され、
他とはちょっと違う熱気に包まれていました。

今回、「弱虫ペダル」作者のサイン会などが
開かれたこともあり、漫画やアニメのファンも
たくさん足を運んでくれたようでした。
サイクリングと二次元カルチャーは、想像以上に
親和性があるみたいですね。
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BD-1は
かつてのストレートフレームが
復活するとのこと。細部は最新モデルからの
フィードバックで進化しているようです。
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ブラックバーンの展示。
使いやすそうなサイドバッグが
目を引きました。

来場者の微減傾向が続くサイクルモードですが、
日本一の自転車イベントとしての存在感は
今年も健在でした。
ふだん引きこもり系の僕としては、こうした場で
旧知の方々とお会いできるのは
とてもうれしいことです。
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奇特男子と撤収中。
あっという間の三日間でした。

またみなさまとお会いできる機会を
楽しみにしております。
by cyclotourist | 2013-11-06 09:37 | おしらせ | Comments(8)

明日からサイクルモードです!

こんにちは、田村です。

いよいよ明日からサイクルモードです。
2日から4日まで、幕張メッセでお待ちしております。

今日は、不肖「ひびき出版」も、いっちょまえに
搬入してきました。
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各ブース設営中です。
今年も見応えあるブースが多そうです。
一部、おなじみのブランドが出展しなかったりもありますが、
全体としては、日本一の自転車の祭典として
揺るぎのない大舞台だと思います。
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設営中の我がブースです。
すいません、今日はカメラを忘れてしまい、
スマホで撮ったので写真がいまいちです。
相変わらず、まるで素っ気ない装飾ですが、
展示させていただく自転車は超豪華です。
はっきり言って、出版社の域を超えております。
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ドーン!
一日前まで、SR600を激走されていた
三船雅彦さんの実車です。
嵐のなかを走り続けてきた生々しい状態。
アスリートの魂が宿っているような一台です。
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そしてブルベ界のアイドル、
超速の黒澤久さんのデローザ!
その充実した装備を生で見るチャンスです。

今回、みなさまのご好意によって、6台の
自転車を展示させていただきます。

三船さんのリドレー、
黒澤さんのデローザ、
ベロクラフト大槻さんのNewマシン、
ベテランサイクリスト川久保さんのトーエイ、
某Hカメラマンのヴォーグ、
おまけに僕のスポルティーフです。

『シクロツーリスト』や『ランドヌール』で
紹介させていただいた自転車が勢揃い。
ぜひ、1-44(隅っこです…)の
ひびき出版ブースにお越し下さいませ。
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もちろん、本も販売させていただきます。
最新刊に合わせ、グラフィック社時代の既刊も
数量限定で販売予定です。

そして、お世話になっている多くの方が
ブースに立ち寄ってくれる予定です。
もしかしたら、あのお方やウワサの美女と会えるかも……。

三連休は幕張メッセでお待ちしております。
by cyclotourist | 2013-11-01 19:17 | おしらせ | Comments(8)