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シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

cyclo.exblog.jp

<   2013年 09月 ( 7 )   > この月の画像一覧

休日は自転車日和

こんにちは、田村です。

昨日の日曜日は、ひっさしぶりに
仕事もブルベもない平和な(?)一日を
過ごさせていただきました。

まずは、やっぱり部屋の掃除ですかね。
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気が向くと掃除を手伝ってくれる娘。
そのかわり、「艦これ」をやらされます。
現状でいちばんレベルが高い金剛と比叡がお気に入りで、
それで弱い敵を撃滅するのが大好きです(汗)。
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午後は横浜へお出かけ。
めざしたのはグリーンサイクルステーションです。
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ブロンプトンを物色するHさん。
なにを隠そう、『シクロツーリスト』と『ランドヌール』の
デザイナーです。
誌面で見ていたブロンプトンにあこがれ、
500円貯金を続けること幾星霜、いよいよ買うというので
お付き合いした次第。
他人の買い物を冷やかすのは楽しいですね〜。
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グリーンさんの試乗車をお借りして、
周辺をプチサイクリング。
3段変速のM3Lと、6段変速のM6Lを乗り比べました。
それにしても、横浜は絵になるスポットが多いですね。
休日だったので、どこも観光客で大賑わいです。
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港のみえる丘公園への激坂にて。
ギヤ比の違いを試すには格好の坂ですが、
「どっちのブロンプトンでも俺には登れない」とH氏。
新鮮な反応(?)がうれしかったです。
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フラットハンドルのSも試乗。
でも、Mの乗り味のほうがお好みだったようす。
せっかくなので、
BD-1とかタイレルにも試乗をすすめたのですが、
「乗ると迷ってキリないから」と、
ブロンプトンの購入を決定。
初志貫徹がいさぎよいですね。
納車の暁には、きっとサイクリングの
とりこになることでしょう。
Hカメラマンの時のように、
どこかへ輪行で案内したいものです。
もっとも、本人のキャラと自転車的に、
峠とかよりは、大洗や秩父の
舞台めぐりのほうが似合いそうです。
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今日は物流センターを整理し、
来る『ランドヌールVol.4』の受け入れ態勢を整えました。
おかげさまで『シクロツーリストVol.10』が
だいぶ世の中に旅立ってくれたので、
新刊受け入れのスペースが確保できました。
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これまで販促活動ゼロだったのですが(汗)、
今回はB2ポスターを作ってみました。
まあ、物流センターに貼っても
意味ないのですが(笑)。

『ランドヌールVol.4』は、
明日、ひびき出版に到着する予定です。
楽しみだな!
by cyclotourist | 2013-09-30 13:31 | おしらせ | Comments(10)

TOEIオーナーズミーティング

こんにちは、田村です。

おかげさまで『ランドヌールVol.4』は
印刷工程に入っております。
10月1日には、ご注文いただいた書店様、自転車店様へ
発送を開始できる予定です。
もし書店様や自転車店様で本ブログを
ご覧になっている方がいらっしゃいましたら、
どうぞご注文ください!

さて、そんなわけで9月は仕事とブルベに
全力投球だったのですが、外せないイベントもあります。

「TOEIオーナーズミーティング」です。
16回めを迎えた今年は、9月22日に
東叡社とゆかり深い上野の精養軒で開催されました。
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ごちそうです。
東京に生まれ育って不惑を迎えた僕ですが、
はじめて精養軒に入りました。
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たくさんのトーエイが勢揃い。
今回は、東叡社が浦和から現在の川口に移転して
10周年ということで、川口で製作された
近年のトーエイ車が集められました。
不肖、私のスポルティーフも展示させていただき、
光栄の極みでした。
昨年まで、各地の旅館にて一泊二日の
集中ランスタイルのミーティングでしたが、
こうしたパーティー形式もよいものですね。
もっとも、僕は自転車で参加したので、
一滴のビールも飲めなかったのがツライです(汗)。
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主催のKさんがご挨拶。
「私たちには東叡社しかないのですから、がんばってください」
ユーモアと愛のあふれるスピーチで
ミーティングの幕を開けてくれました。
開催のご苦労はいかがばかりかと思いますが、
毎年、温かいホスピタリティで参加者を
癒してくれます。
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続いて、東叡社の
山田社長が登壇。
「自転車乗る人も増えてきたなあと思いまし、一般の方にもスポーツ車が広まってきたなあと思いますけれども、ここに来てるみなさんは、流行とは別に、自分の趣味と道楽に時間とお金をつぎ込んでいる方だなあと……今後ともよろしくお願いします」
飾らない真摯なお人柄が感じられる
ご挨拶でした。

続いては、ご来賓のスピーチがありました。
やはり耳目を集めたのは、沼勉氏のお話でした。
60〜70年代の『ニューサイクリング』誌や、
近年のエイ出版社のムックなどで、ご高名と
日本のサイクリングシーンへの
長きに渡る貢献をうかがっておりましたが、
ご本人を拝むのは初めてでした。
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ご自身の、「オーダー車フリーク」時代を振り返りつつ、
創業間もない頃の東叡社の様子など
貴重なお話を聞くことができました。
48年前のトーエイ社発行のカタログに、
若かりし頃のご自身が載っている、というのには驚きました。
1967年に渡仏してルネルス(エルス)を
オーダーした経験や、その影響についても
ご本人自ら語ってくれました。

そして、お話が進むに連れ、なかなかに
刺激的な内容になっていきます。

「やがて自転車は生活の糧になって、純粋なスポーツ車を追求する心は、“悪魔”に売り渡してしまったわけです」

“悪魔”って、あのメーカーを指すのでしょうか。
それとも、利益至上の資本主義といった
抽象的な概念を指しているのでしょうか……。

「東叡社はロウ付けの鉄フレームでは、日本はもちろん世界中のどこを探しても、これだけの技術をもったところはありません。困難で特殊な注文を完全に仕上げ、器用に仕事をしています。しかしながら、その器用さが東叡社の欠点かもしれません。なぜなら、東叡社独自の個性が育ってないからです。ルネルスと比較した場合、すべての技術が東叡社が上です。両方で品物をオーダーし、吟味した私がいうのですから間違いありません。しかし、ルネルスには独自の個性があります。東叡社にはそれがないと感じているのは私だけでしょうか。ここにお集りの方も感じているのではないでしょうか。創業者がなしえなかった、東叡社ならではの個性の確立に期待しております。次の東叡社につなげてください」

非常に勉強になり、示唆に富むスピーチでした。
フレーム工房の「個性」とは
なんだろう……と、考えさせられます。
奇抜なフレーム形状やオリジナルの部品を
作ることでしょうか?
オーダー主の注文、夢を忠実に再現する、
再現できるというのが東叡社の「個性」だと
思うのですが、どうなんでしょうね。

僕がはじめてトーエイをオーダーしてから
早いもので5年が経ちました。
東叡社の長い歴史に比べれば昨日のことのような
できごとですが、あの日から、僕は
オーダー車ばかりに乗るようになってしまいました。

東叡社の個性とは?
次にオーダーする機会があれば、
山田社長にお任せで、近代的なロードを
作ってほしいなあと思いました。
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主催者のみなさまと、
お会いできた参加者のみなさまに
あらためて感謝いたします。
またご一緒させてくださいね。
by cyclotourist | 2013-09-29 10:28 | Comments(8)

『ランドヌールVol.4』発売間近です!

こんにちは、田村です。

今日はすてきな自転車日和でしたね。
スカッと晴れて涼しい! ようやく
走りやすくなってきました。
走りたいですね〜、走るぞ!

そんな貴方にピッタリの一冊が
もうすぐ完成いたしますよ。
ようやく、表紙をお見せできます!
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『ランドヌールVol.4』です。
本邦唯一のブルベ情報誌、
いよいよ発売間近です。

表紙を飾っていただいたのは、
チーム亀太郎の、しほさんです。
ブルベをリアルに走っている
麗しき方です。いいですよね〜、こんな方と
一緒に走れたら(照)。

10月1日には弊社物流センター(笑)に
納品される予定です。
そして全国(一部)書店と自転車店様へ
旅立っていく予定です。

「ひびき出版」として第二弾となる
刊行物ですが、今回もサイクリストのみなさまの
お力添えにより、たいへん充実した内容に
なりました。

特集は「DNFの対策と傾向」です。

DNFとは、いわゆるリタイアなのですが、
本誌の特集は、それを前向きにとらえて
いかに充実したブルベに結びつけるか?
という視点で構成させていただきました。

ブルベどっぷりの方はもちろん、
ブルベをたしなまない方も含め、
多くのサイクリストに役立つ情報が
満載でございます。

なかでも注目は……
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あの黒澤さんに、
密着インタビューいたしました。
かなり厚かましい質問の数々をぶつけ(汗)、
すべてに答えていただきました。
いまゲラを読み返しても、バイブルにしたい
ノウハウと考え方に満ちております。

さらに、多くのランドヌールのみなさんに、
DNFの体験を経てつかみとってきたであろう
実践的なアドバイスを披露していただきました。
それぞれの熱いドラマが行間に滲み出るような
誌面になっております。
ほんと、この内容を、もっと早く
読みたかったな〜と思える内容です。

第二特集は、「SR600」です。
SR600とは、距離600kmで獲得標高1万メートル以上の
パーマネントコースブルベなのですが……。

「なにそれ?」という方も多いですよね。
究極のサイクリング、でも、誰もが挑戦できる
ブルベがあるのです。
三船さんのようにトップ選手だった方から、
フツーのサイクリストまで、それぞれが
めざしたSR600のリアルなリポートを
掲載しております。

こう書いていて、
あまりにも僕も入れ込んじゃってるので(汗)、
続きはまた次回にいたします。

【ちょっと前のひびき出版】
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販売部長は、時として
編集部員でもあります。
若干7才になったばかりながら、
「ちょっとそれをさあ、ノンブル順に並べてよ」
といった高度な業務をこなしております。
by cyclotourist | 2013-09-27 20:37 | おしらせ | Comments(17)

東北1000km

こんにちは、田村です。

すっかりご無沙汰してしまいました。
みなさんお変わりありませんでしょうか。

ここ半月ばかり、近日発売の
『ランドヌールVol.4』の製作が佳境を
迎えておりまして……。
この間の私的トピックスといえば、
やはり「BRM913宮城1000km」を
走ってきたことでしょうか。
ランドヌール宮城さん主催のブルベです。
1000kmと名に付くくらいですから、
1000km走るブルベなのです。

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ルートはこんな感じ。
山形県の寒河江をスタートし、
仙台→松島→一関→花巻→遠野→釜石→
宮古→久慈→五戸→十和田→弘前→大館→
秋田→由利本庄→遊佐→大石田→寒河江……と
青森北部をのぞく北東北の全域を
周遊するかのようなルートです。

制限時間は75時間。
ほぼ三日で1000km走るのです。
十日間くらいは欲しい内容ですね。
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13日21時、寒河江をスタートしていく
ランドヌールたち。
ア・バオア・クーで最終決戦してるような
ビーム飛び交うシーンですが、夜スタートのブルベは
参加者の灯火類が幻想的な光景を生み出します。

「1000km走るぞ!」とか、とても
現実的には考えられませんでしたので、
まずは宿をとった宮古を目標として
走り出しました。それだって360kmほども先です。
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ついに、ハブダイナモ化した
トーエイ号の真価を発揮させる時です。
重量や走りはちょっと重くなりましたが、
電池の心配が要らないのは助かります。
こうした何度も夜を越えざるを得ない
シーンでは絶大な安心感があります。
テールライトもハブダイナモで点灯できるよう
改装してもらってますので、
無限に夜を走り続けることができます……。
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むろん、人間は休憩が必要です。
朝スタートのブルベは、夜を迎えるまでに
参加者がばらばらに離れてしまいますが、
今回は夜スタートなので、大勢の方と相前後して
夜間走行できるのが新鮮でした。
ただし、はじめから眠いというシンドさもありますし、
せっかくの松島など絶景がまるで
わからないという空しさもありますが(汗)。

松島からは、内陸部を花巻まで北上します。
明けない夜はないので、そのうち明るくなりました。
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N女史としばしご一緒。
こんなブルベによく出ますね〜と、お互いに
なかば呆れながらのサイクリングです。

花巻からは、JR釜石線に沿って東へ。
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「めがね橋」です。迫力は旧信越本線のめがね橋が上ですが、
こちらのほうが優美ですね。
思わず持って帰りたくなります。
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ブルベの大先輩、
ヒロセのスポルティーフを駆るIさんです。
グーワタナベ製の前後バッグがすてきです。
我がトーエイ号に勝るとも劣らないカッコ良さと
言えましょう!
ツーリング車はブルベでは少数派なので、
思わず親しみを覚えてしまいます。
Iさんは迷惑かもしれませんが(汗)。
釜石までの爽快なダウンヒルを
共に味わいました。
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Iさんに撮っていただきました。
ありがとうございます!
自転車に乗ってると、短足なのが
意外とわからない(?)ものですね(笑)。
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いまだ列車の音が聞こえない
三陸鉄道の釜石駅。JR駅の隅に隠れたような
小さな駅舎ですが、カフェやグッズ販売で
しっかり営業中です。
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どうもこの手のアイテムを
見過ごすことができません。
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釜石〜久慈の間は
震災で壊滅的な被害をうけた街が続きます。
昨年の夏にも訪れた地域ですが、
まるで光景が変っておらず、胸を打たれます。
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復旧計画すら立ってない
JR山田線の津軽石駅。
ちなみに、ハンドメイドフレーム工房
エンメ・アッカさんの最寄り駅です。
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宮古のホテル(古窯)では、自転車を
屋内に入れてくれました。
日暮れ頃に到着し、しばし仮眠。
深夜に再スタートしました。

しかし、明け方には眠くなってしまい、
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青森県に入る頃には意識もうろう。
やはり夜スタートは体のリズムが狂いますね。
宮古は仮眠場所としては手前過ぎたので、
結局二晩連続で走り通しのような状態。
五戸のPCに間に合うか微妙になってきたし、
DNFでいいや、もうそこらへんで寝ちまおう、と
覚悟を決めた時……
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Iさんと再会。
お話ししているうちに眠気が覚め、
しかも五戸のPCまで引いていただき、
からくも走行を続けることができました。
まさにブルベの仏様と拝みたくなりました。
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東北屈指の景勝地、奥入瀬渓流です。
渓流はいいですね。雨天でも絵になります。
この頃から雨が強くなり、
いよいよ台風が近づいているなあと思わされました。
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雨天装備で十和田湖の北外輪山へ。
写真を撮っていただいたHさんと、
のんびり登ります。ペースを上げなければ、
汗もかかないので雨具着用でも耐えられます。

かなり勉強代を払ってたどりついた
モンベルのゴアサイクルジャケット+ストレッチパンツですが、
さすがに優秀です。ただし、同社の防水グローブはダメですね。
すぐに浸水してしまい、かえって指がふやけました。

結局、ゴールまで400km以上も
雨具を着っぱなしになるとは、この時は
思いもしませんでした……。
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弘前へ向かう下りでは、
ますます雨が強まって川も増水。
この先、大丈夫なんだろうかと不安が募ります。
マッドガード付きのツーリング車で
本当によかったです。RSA社のバッグも優秀で、
生地の防水性によって浸水は最小限でした。

弘前で三度めの夜を迎え、
10時間のナイトランで秋田へ。
結局、宿は宮古しか取らなかったので、
20年ぶりのステーションビバークも体験。
眠ければ眠り、疲れたら食べ、飽きたら歌う。
これがランドネと言うものでしょうか。
スタートから三日めにもなると
ほとんど浮浪者のようでもあります(汗)。

南下を続け、山形県に入ってしばらくすると、
ついに台風につかりました。
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遊佐では、自転車が吹き飛ばされるほどの
暴風を体験。地面に伏せていても、
自転車ごと飛ばされそうなありさま。
さすがに走れるわけもなく、風雨が弱まるまで
物陰に隠れておりました。
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濡れた靴下とシューズが不快なので、
コンビニで新しい靴下を買い、
ビニール袋越しにシューズを履きました。
今になって写真を見ると
なんとも悲惨なありさまですが、
その場では「乾いた靴下は気持ちいいなあ」と
幸福感でいっぱいでした。

ついに四度目の夜を迎えた頃、
ようやく寒河江にゴールいたしました。
所要71時間44分でした。
なんだかいろんなことがありすぎて、
いまだに夢の中のできごとだったような
気がする1000kmブルベでした。

しかし、70時間も経過すると、
やっぱり、アレがアレに見えてきちゃったりするんですね。
先達のお話ではそうした現象があるとは
うかがっておりましたが、
まさか自分が体験することになろうとは……。

最後になりましたが、
各PCで励ましていただいたスタッフのみなさま、
道中をご一緒したみなさまに
心から感謝いたします。

来る『ランドヌールVol.4』では、また違った
角度から書いたリポートを掲載いたしますので、
お読みいただければと思います。

とはいえ、僕のリポートなどはオマケのようなもので、
『ランドヌールVol.4』には
強烈かつ実践的なノウハウに満ちた
数々のブルベリポートを掲載いたします。
ファストラン派もランドネ派も
血湧き肉踊るリポートの数々です。
どうぞご期待ください!

【一昨日のひびき出版】
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デザイン事務所に出張して
校了作業真っ最中のようす。
おなじみ(?)田中女史と奇特男子です。
独立して「ひびき出版」となりましたが、
お手伝いいただいてる編集メンバーは
同じでございます。
あともう少しで完成です!
by cyclotourist | 2013-09-26 16:54 | おしらせ | Comments(9)

紀伊半島を走ってきました

こんにちは、田村です。

またしばらくブログ更新を
さぼってしまいました。
何を隠そう、今月中に
『ランドヌールVol.4』を出させていただくべく、
お仕事週間に突入しております。

仕事にも身が入ろうというものです。
なぜなら……

「BRM907近畿600km紀伊半島一周」を
奇跡的に完走してきたからです!

6日の金曜日は、
スタート&ゴール地点にほど近い
泉佐野に前泊いたしました。

すると……。
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オダックス近畿の
みなさんと宴会でございます。
いいのか? 600km走る前夜に飲んでいいのか?

いいんです。うれしくってうれしくって、
痛飲いたしました。
もう、これだけで関西に来た甲斐があると
いうものです。本当に。
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翌朝、奇跡的に
二日酔いにならず、集合場所へ。
関空の目の前という、素敵な
スタート地点です。
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今回はマキノ号+GOKISOで出陣。
速く、そして楽にゴールするための
指定席のような最高の相棒です……間違いなく。

し・か・し!

紀伊半島はナカナカどうして
甘くありませんでした。

コース序盤は、路地裏のような道が多いです。
関東のブルベでは
体験したことがないほどの
細道をくねくねと走っていきます。
僕は大好きな雰囲気でした。
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JR西日本では、
国鉄時代の電車がフツーに走っていて
新鮮です。
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和歌山電鉄のレールも
またぎました。
ふと見ると、おもちゃ電車といちご電車が勢揃い。
これはラッキー、と意気揚々と紀伊半島に
差しかかっていきますが……。
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地味なアップダウンと、妙な
蒸し暑さでペース上がらす……。
気温は25℃ほどで、過ごしやすいはずなのですが。
ちょっと登っては下り、下ってはまた登り……。
その繰り返し。登るといっても数十mなので、
事前のコース確認ではナメてたのですが、
果てしない繰り返し、波状攻撃です。

しかも、600kmだけに、PCが遠い遠い……。
PC1の田辺のコンビニまでは、実に120kmほど。
もちろん、途中で休んじゃいました。
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「何度繰り返すことになっても、必ずあなたを守ってみせる」
繰り返す坂から守ってくれる魔法がほしいですね。
最近、ドリンクボトルにも甘い炭酸飲料を
入れちゃいます。食欲はもちろん、味覚がおかしくなって
スポーツドリンクが飲みたくない時も
飲めるのでオススメ、かもしれません。
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さて、紀伊半島はトンネルも実に多いです。
登ってはトンネルを抜け、
下って街に入り、抜けるとまた登り……。

「半島」って、意外とシンドイんですよね。
伊豆半島しかり、能登半島しかり。しかも、
紀伊半島はでっかいです。
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とろとろ走ってると、
プシュッと音がして一瞬でパンク。
見事な貫通パンクです。
このエクステンザRRx1は非常に重量も転がりも軽いので
「最高だ!」と思ったのですが、
やはりリスクもありますね。運の問題ではありますが。
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190kmほども走ると、
前方に空母のような島影が登場。
島ではなく、潮岬です。
20年ぶりの訪問ですが、岬まで行ける
余裕もなく(コース外なので)、PCがある
串本の街へ。
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オダックス近畿のスタッフさんに
教えていただいた、おすすめのお店へ。
トビウオ丼です。サンマのような味わいで
とても美味しゅうございました。
後ろのオジ様は、お店の主。ビール飲んでるのが
超うらやましかったです。

しかし、後から考えてみると、
グルメなんぞしている余裕は1mmもなかったのでした……。
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奇勝、橋杭岩を眺めてると、
あっという間に日が暮れました。
もうだいぶ日が短くなりましたね。
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三重県に入る頃には、
本格的に雨が降ってきました。
290km地点の尾鷲に仮眠用の
ホテルを用意していたのですが、そこまでの
道のりがシンドイ、シンドイ……。

8月にSR600こそ走りましたが、
普通のBRMの600kmブルベは7月にDNFしたまま。
そして20年ぶりの紀伊半島は、
実に手強く、走っても走っても終わらない
大陸のような広さでした。

いずれ詳細をリポートさせていただくとして、
結果として、39時間43分で
ゴールしました。
600kmブルベの制限時間は40時間です。
残すところ17分とは、
まさに首の皮いち枚、薄氷の完走です。
いま思えば、色々と勉強になったと思える
ブルベでしたが、なんど途中で帰ろうと思ったことか(汗)。

なにはともあれ、これで今年も
200、300、400、600kmの各ブルベを完走し、
スーパーランドナー(SR)認定の条件をクリアしました。
今年はDNFが多く、SRは無理かもなあと
思っていたのですが、なんとかなりました。

僕より2ヶ月も早くSRをクリアしていた
某Hカメラマンにも、これで示しがつくというものです。

紀伊半島一周から、今日で(もう日が変わった…)
5日目です。階段を上ったりすると、
まだ足に疲労が残っているのがわかります。

ああ、これで今年のブルベは終わった、
なんて思っていたのですが……。

今晩から、
BRM913宮城1000km」という
トンデモないブルベを走ってきます。

だいぶ前にエントリーをお願いしたのですが、
あっという間に埋まってしまったようで
キャンセル待ちになっており、自分も
すっかり忘れていたのですが(汗)、
つい先日「エントリーできます」と連絡が……!

どうなる、どうするオレ!?
というか、『ランドヌールVol.4』は大丈夫か?

とりあえず、今晩はぼちぼち寝ます……。
by cyclotourist | 2013-09-13 00:52 | 製作中 | Comments(10)

紀伊半島一周!

こんにちは、田村です。

今週末はオダックス近畿さん主催のブルベ、
「BRM907近畿600km紀伊半島一周」を
走ってきます。
無論、走りきれるかは分りません(汗)。

関空の入り口でもある、泉佐野をスタートして、
反時計回りにぐるっと紀伊半島を周り、
伊勢から内陸を横断して泉佐野に戻るコースです。

一周で600kmになるという、スケールの大きな半島は
国内では紀伊半島だけでしょう。
20年ほど前、ヒマに任せて、ほぼ逆コースを
走ったことはありますが、記憶の彼方です。
ほとんど紀伊半島初体験です。

7月20日の宇都宮600kmは
心がポッキリ折れて見事にDNFしましたから、
この600kmブルベを完走しなければ、
今年はスーパー・ランドナーの認定は
あきらめざるをません。ある意味、土俵際です。

先日、SR600は走りましたが、
これはスーパー・ランドナーの認定には
関係ないのです。

で、明日の前泊に備え、今日は
準備に費やしました。
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のんびりとか、
ゆるゆるとか言ってられないので、
今度はマキノ号を出陣させます。
微妙にハンドル周りの装備を変えました。

エッジ800Jが不調なので、
GPSはeTrex30Jを装備。
レザインの超絶明るいライトと
GPSに一等地であるハンドル中央を明け渡すと、
スペースがきつくなり、普通のサイクルコンピュータを
つける場所がなく……ありました。
どこに付けてるか分りますか?

フォーク横に付けているライトの
ボディ上に装着したのです!
我ながら斬新です。
アタッチメントバーを付加するのが一般的ですが、
それ自体はデッドウェイトですので、
使わないにこしたことはありません。
ハブの横にライトを付けるのもアリですが、
走行中に操作しづらいのと、
車輪で光が蹴られるのが欠点です。

このサイクルコンピューターは、
買ったばかりのキャットアイ ストラーダ スリムです。
写真ではよく見えませんが、ゴムバンドで
本体やセンサーを装着でき、今まで以上に
着脱が容易な優れものです。
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公開されているキューシートを加工し、
プリント。さらにラミネート加工します。
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適当なサイズに切り分け、
ファイルリングを通すための
穴を開けます。
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キューシートの装備方法は、
いろいろ試してみましたが、
このラミネート+リングが使いやすいかなあと
思うようになっております。
もっとも、スポルティーフのように
フロントキャリア+バッグがあれば、
なんの苦労もなく、使い勝手もよいのですが……。
ロードはなるべくハンドル周りを
軽快にしたいなあと。
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装備以上に大切なのが、
ルートの把握です。
公開されているルートラボと主催者の案内、
ツーリングマップルを見比べつつ、
そのボリュームと各地までの所要時間を
想定します。

前泊用のホテルは泉佐野に予約しました。
仮眠場所は、290km地点と
ちょっと近いのですが、尾鷲のホテルを確保しました。
着替えや充電器、充電済み電池も送りました。

まずまず、前回の600kmに比べれば
入念に準備ができつつあります。
やっぱり、できれば完走したいですからね。
田村の本気を見るのです!

泉佐野で、間違っても、
飲み過ぎなどしないよう、
ぐっすり眠りたいものです……。

果たして、どんな体験ができるか?
恍惚と不安、共に我にある状況でございます。
by cyclotourist | 2013-09-05 23:03 | おしらせ | Comments(9)

木崎湖へ行ってきました

こんにちは、田村です。

各地で異常気象による被害が出てますね。
季節の変わり目は心配です。
みなさんがお住まいの地域に
被害がないことを祈っております。

さて、先の週末は、
信州の木崎湖へ行ってまいりました。
「木崎湖サイクルミーティング2013」です。
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土曜日、朝の木崎湖です。
ちょっと前まで台風予報でしたから、
ここまで晴れてくれれば御の字でしょう。
標高があるだけに涼しいです。
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やってますね〜。
桟橋で撮影に興じるサイクリストたち。
ここは、数々のアニメの舞台となった聖地です。

「木崎湖サイクルミーティング2013」は、
自転車のイベントとしては風変わりというか、
斬新な内容でした。

何時にどこで受付して、何時にスタートする、といった
お約束事がまるでないのです。
参加費は無料、エントリーも不要です。

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木崎湖周辺のスポットを巡る
スタンプラリー。
自由に参加して、近場をまわってスタンプを
集めれば、記念品がもらえるというもの。
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関係者一同で
物販用のテントを立ち上げます。
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先日、本ブログでも紹介したラノベ、
『止まらないで自転車乙女』のポスターを貼るのは……
なんと、著者の阿羅本景さんご本人です。
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ラノベや同人誌『ロングライダース』たちに混ざって、
本誌『シクロツーリストVol.10』も陳列。
果たしてこの場で売れるものやら……。
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設営なって華やかな物販ブース。
展示も来場者も、ウェアは
キャラクタージャージ一色です。
アニメなどの二次元カルチャーと、
サイクリストの趣向が見事に融合した
不思議な空間です。
天気予報が悪かったにも関わらず、
続々とサイクリストがやってきます。
ブルベや本ブログを通して顔見知りになった方も
いらっしゃり、とても居心地がよく
楽しい時間が過ぎていきます。
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『ろんぐらいだぁす!』にイラスト&サインをされている
三宅大志さん。漫画家さんを間近に
拝見するのはほとんど初めての体験でしたが、
その鮮やかな筆致に驚きました。さっすがですね〜。
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キャンプ場近くの温泉施設、
ゆ〜ぷる木崎湖の駐車場では、
マキノの坂西さんが、スキルトレーニングと
試乗会を展開。
僕も参加させていただきましたが、
パイロンを回る八の字走行が意外と難しく、
坂西さんのお手本走行を惚れ惚れと
眺めさせていただきました。
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お見かけした、
バレー部復活号。見事です。
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諸先生方に混ざって、
なにか話す不肖ワタクシ……。
舞い上がってしまい、ナニを話したのか
よく覚えてません(汗)。
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合間を縫って、木崎湖畔の
ヤマザキショップへ。
ここは「縁川(へりかわ)商店」として、
アニメ作品にも登場する聖地中の聖地です。
一件、フツーのコンビニなのですが……。
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おそばや、おやきが大充実。
思わず頼んだ大盛りのざるそばです。
そばの産地ならではの爽やかな風味でした。
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アラヤのエクセラスポルティーフで
参上の方とお会いしました。
バッグとグローブはRSAサンバッグス。
のんびりサイクリングは、やっぱり
こんな素敵なスタイルが似合いますね。
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海ノ口駅を、湖岸側の
小道から眺めます。
いい雰囲気の駅舎です。あ、軒下に
なにか、一昨年までは見られなかったものが……。
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JR東日本公認のようです。
おそれいりました。
ちなみに、こうしてブラブラしてる間に、
『シクロツーリストVol.10』は
完売してしまいました(汗)。
10部だけしか用意しなかったのですが、
もっと積んでおけばよかったですね。

イベント二日目も、午前中は
晴れ間がのぞき、たくさんの方が
木崎湖周辺のサイクリングと
物販や催し物を楽しんでいかれました。

こうした自由度の高いイベントは、
アニメ系のイベントではよくあるものらしく、
主催されたアウローラ社さんも
新たなサイクルイベントの形として
手応えを感じていたようでした。

サイクリングの本質的な魅力は、
風を切って走ることそのものにあると思います。
さらに、グルメや温泉(僕はあまり興味ないけど)、
史跡めぐりや写真撮影などなど、いろんな楽しみかたを
プラスできるのも、サイクリングという
遊びの特質だと思います。
そう考えると、「サイクリング・プラス・アニメ」というのも
実に相性がよかったんだなと
あらためて思いました。

そして、集まった方々が
本当に元気で楽しそうでした。
僕もその仲間でありたいと思う者ですが、
「アニメに興味はない」という方も多いと思います。

でも、こんなにパワーを感じさせるのは、
いわゆるフツーのサイクリングイベントでも
そうは多くないです。
既存の自転車文化に、いい意味で
刺激を与えてくれるものだと思いました。

日曜日も木崎湖周辺の宿に泊まり、
月曜日は帰るだけです。しかし、その前に……。
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やはり小熊黒沢林道は
登っておきたいものです。
写真の鹿島槍スキー場までの登りが
しんどいのですが、3kmほどですから
なんとかなるものです。
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スーパーカーみたいな除雪車。
ドイツ製みたいです。
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湖畔から1時間ほどで
パラグライダー場へ到着。
ちょうど、離陸準備中の方が。
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眼下の木崎湖へ吸い込まれていきました。
この絶景が、サイクリストを
魅了してやみません。

行ったばかり、帰ったばかりなのに、
また木崎湖へ行きたくて仕方ありません。
今度はテント持参で一夜を過ごしたいなあ……。

むしろ、木崎湖キャンプ場でテント生活でも、
僕の仕事はなりたつのではないだろうかと
考えている今日この頃です(笑)。
by cyclotourist | 2013-09-04 22:51 | おしらせ | Comments(5)