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シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

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ブルベのお姫様

こんにちは、田村です。

なんとか「BRM330大井川300」から
帰還しました。かなり、ヘロヘロのボロボロです。

昨日の今ごろは、漆黒の闇に包まれた
山奥の細道を走っておりました。
たった一日前のできごとなのに、
なんだか遠い昔の出来事のような気がします……。
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金曜の夜に集合場所近くのホテルに宿泊。
愛野駅前のホテルへ、輪行袋を担いだまま
チェックイン。
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無事に走り切ろうな、がんばろうな……と、
愛機マキノ号+GOKISOホイールと
脳内会話しながら組み立て、装備を整えます。

この300kmブルベ参加を決めたのは
「大井川」というキーワードでした。
コースのかなりの部分が、SLで有名な
大井川鐵道沿いなのです。「鉄」には
かなり魅力的。

静岡県の袋井市をスタートしたら、
御前崎をぐるっとまわってから北上し、
大井川および大井川鐵道に沿ってぐんぐん走るコース。
千頭を越え、井川も越え、ほとんど一般道が絶える
南アルプス山麓の赤石温泉白樺荘まで。
そこから折り返し、国道362号で山中を走り続け、
天竜二俣に抜けてから袋井市へ。

東西に長い静岡県ですが、南北にも深いなあと
実感できる300kmの道のりです。

土曜日は朝5時に起床、6時前にスタート地点へ。

同じ場所がスタート&ゴールだった
1月の「いちごブルベ」では、7時近くまで
夜の暗さが残っておりましたが、
もうすっかり日が長くなりました。
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我がブルベの師匠、Sさんを発見。
今日も渋いトーエイ・スポルティーフでの参陣です。

実は、僕もトーエイでノンビリ走ろうと
思っていたのですが、やはりマキノ号で出走することに。
少しでも速く走りたい事情ができたゆえです。

それは……
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mocoさんこと笹本智子さんと
一緒に走ることになったからです。
雑誌やWebなど、多くの自転車メディアで
活躍されている自転車ガールです。

「ブルベに初めて出るので、『ランドヌール』でリポートしたい!」と、
お申し出を受けたのが数日前。

奇跡です。

自転車趣味全般にいえることですが、
女性の比率は少ないです。ブルベもご多分に漏れず、
女性の参加者はだいたい5〜10%だと思います。
でも人の半分は女性なのだから、もっと
増えるといいなあと、人として、編集者として、
そして個人的にも思っていたのです。

そんなおり、mocoさんから
ご連絡をいただいたのです。しかも、
僕もエントリーしていた大井川ブルベです。
もちろん「ご一緒に走りましょう。写真撮りますよ」と
お返事。で、彼女のブログを拝読してみると……。

すごい……。実業団の選手としても
ロードレースで活躍されているお方でした。

まずい、とてもまずい。
だって、僕がついていけないじゃん(汗)。
で、スポルティーフの使用をやめ、
少しでも速く走れるようにマキノ号にしたわけです。

ちなみに、彼女は今回の舞台である静岡の
掛川ご出身。スタート地点にはご両親もいらっしゃり、
まさにホームグラウンド。

僕的には、静岡といえば田宮模型。
タミヤといえば、「プラモのモ子ちゃん」(知ってます?)。
思わぬつながりに、
心中ひそかに萌えておりました。

脚力差は不安でしたが、
気温も寒からず暑からず。風も穏やかで
今日は最高のブルベ日和だと、スタート前は
楽観的な気持ちでおりました。

僕だって20回以上のブルベを体験し、
それなりに走れるはず。なにより、
ブルベは経験がモノをいう(と思う)サイクリングです。
そうそうmocoさんに遅れはとらないでしょ!
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序盤、御前崎へ向けて
快走するmocoさん。

はえ〜〜〜!
ほぼ無風で時速30km以上、時には35km。
速い。お嬢さん、速すぎ……。
でも、ご自身はかなりペースを抑えているご様子。

軽装だし、チューブラーだし、
はっきり言って、僕とは異次元のブルベです。

「わたし、ひきま〜す」

でもさあ、後ろについてくだけじゃあ
男子たるもの……と、がんばって時おりは
前に出たりもしたのですが、その実態は
ペースダウンのための作戦?
もう、信号待ちで止まるのが楽しみ(汗)。

40kmほど走って御前崎のPCへ。
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PCでの秘かな楽しみが、
参加者の自転車を物色すること。
トリプルボトルにしている方も。やっぱり便利ですよね。
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この自転車は、PBPも経験され、
今年はLELにも参加されるというMさんの
自転車。収納スペースの確保と
充実した電装が眼を引きました。
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このペースで完走できるかな?
かなり不安ですが、セイラさんにおだてられて
先を目指します。
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牧ノ原台地のお茶畑を抜け、
大井川に沿って北上していきます。
このあたりは、先日の
御前崎オフで走らせていただいたので、
妙に懐かしいです。
のんびりツーリングと、がんばるブルベ。
どちらも楽しいものですが、今日は……。
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左右に蛇行する大井川。
眺望を楽しみながら一服。
というより、一服できる口実でもあります(汗)。

「わたし、ノンビリ行ってます」とmocoさん。
ちょ、待って……。すでに何度も心からのお願い。
でも、声に出せないのが男のミエ。
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家山駅でSLと遭遇。
SLって、「鉄」でなくても
みんな興味津々です。
「このC11はさあ…」とか、mocoさんに
語りたくなるのをグッとがまん。
というより、SL見物のおかげで休めてラッキー(照)。
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奥大井湖上駅。
このあたりの勾配はきついっす。
勾配に強いアプト式機関車が採用されるだけはあります。
僕もmocoさんという機関車の
お荷物となって登っていきます。

なにはともあれ、井川を抜けて、
PC3で折り返し。こんどは下り基調。
ようやく、体重という、mocoさんにはない
僕のメリットが活きます。
いつもは逆のことが多いのだけど……。
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下り下ってPC4に転がり込むと、
Sさんが待っててくれました。

「もうさあ、のんびり走るから」

千人力です。Sさんにmocoさんを紹介し、
旅は道連れ、世は情け。夕暮れを迎えての
山越えの道は、仲間が多いほど安心です。
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下りはレザインのメガドライブを
点灯。比較対象がないので分りづらいですが、
非常に明るいです。闇夜の下りでは、
脚力より体力より技術より、
明るさが安全には欠かせませんね。

しかし、後半に至っても
mocoさんの快走ぶりは健在。すでに彼女の
ブログで今回のブルベの印象が書かれていて、
それを読んで呆然……。

「ペース配分がわからないので常に6割」

……僕は8割越えてますよ。時には全力。
やはり地力がある方は違いますね。
そして自分を過大評価してました。

で、mocoさんと僕は完走できたのか?
彼女はともかく、僕はやばい気配でしょ(笑)。

楽しい(?)一日を過ごさせていただいた
AJ静岡スタッフのみなさんには、
あらためてお礼申し上げます。
早くから&遅くまでのご対応、
本当にありがとうございました。

今回のブルベのリポートは、
mocoさんご自身の執筆で、6月発売予定の
『ランドヌールVol.3』に掲載予定です。

初めてのブルベをリアルに
リポートしてくれることと思います。
しばらく先ですが、どうぞお楽しみに!

追伸
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ブルベ後もホテルにお泊まり。連泊です。
ぎしぎしの体にエアーサロンパスDX、
抜け殻のような心にビール。
これがなきゃあ、やってられませんよね!
by cyclotourist | 2013-03-31 21:30 | おしらせ | Comments(8)

ブルベ前日の準備

こんにちは、田村です。

明日はAJ静岡さん主催のブルベ、
「BRM330大井川300」に出る予定です。

300kmです。昨年の10月以来の300km……。
いろんな事情もあり、少々ビビっております。

なにはともあれ、前回のような失態は避けねば。
コースデータをGPSに入れたら、GPSを起動して
読み込まれることを確認。
そして、キューシートを準備します。
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ダウンロードしたキューシートのファイルを加工し、
プリントして余白を切って……
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いつも使っている
自作の(というほどのモンでもないか)
キューシートホルダーにセットします。
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A6サイズの二つ折りクリアケースです。
中面にはプロフィールマップや
連絡先カードなどを入れることができ、重宝してます。
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予備のキューシートや、
ルートどおりにマーカーを塗った地図のコピー、
そしてお守りなどをジップロックに入れていきます。

この季節、ウェア選びも悩みますよね。
長袖ジャケットを着るか、半袖+アームウォーマーを着るか……。
前泊するので、とりあえず両方持っていって、
当時朝の天候で決めることにします。

うう、しかし落ち着かない。
安心できない。ひさしぶりの300kmに
身も心も震えております。きっと、参加者の多くが
こうした気持ちでブルベ前日を過ごしているのでは
ないでしょうか。

なにかで安心したい。
美女のふくよかな胸にでも
飛び込むのが一番なのかも知れませんが、
そんな環境にはありませんし、
昼間っからビールというのも
会社員には許されません……。
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気がついたら、新しいライトを買ってました。
レザインのトップモデル、メガドライブです。
価格は21,000円! 激高!
軽快車が買えちゃうお値段です。
もう次の給料日まで居酒屋にも行けません(泣)。
冷静だったらきっと買えない代物ですが、
ブルベ前という異常事態(?)の成せる業です。

このライトは、最大で1000ルーメンという
爆発的な明るさを誇ります。
そして、その明るさでの公称点灯時間は……
わずか1時間半。
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USBで充電する、5200mAhもの
大容量バッテリー。それでも1時間半の命……。
明るさ半分のモートで2時間半だそうです。

通常、こうした専用バッテリーを使うライトは
ブルベでは選びません。
コンビニで手に入る乾電池を使う
ライトを選ぶのがセオリーです。

じゃあなぜ、このメガドライブを買ったんだ、
バカだバカだと自分の頭を殴りつけたい気もしますが、
いちおう、理由はあるのです。

300kmだと、僕の場合は5、6時間もの
ナイトランを余儀なくされます。しかも明日のコースは
後半に下り基調のワインディングロードが
延々と続きます。

貧脚ゆえに登りや平地ならスピードが出ませんが、
下りは別です。
高剛性のマキノ号とGOKISOハブの組み合わせなので、
脚力や技術がなくても
するするとスピードが出てしまいます。

愛用中のドゥーサン A2(公称215ルーメン)でも
まあ問題ないのですが、明るいに越したことはありません。

つ・ま・り、メガドライブは峠道の
下りでのみ、使うのです。
たとえるなら、ジェット戦闘機のアフターバーナー。
ここ一番の勝負所(?)でふかすわけです。
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ひさしを含め、ボディ全体が
アルミ削り出しのヒートシンク形状です。
250gとずっしり思いですが、
単三4本入れるドゥーサン A2も同じくらいです。
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明日のブルベはこの3灯で挑みます。左から
フォークの右横に付けるドゥーサン A2、
ハンドルに付けるメガドライブ、
ヘルメットに付けるジェントスSG-355Bです。
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メガドライブ(セガのゲーム機みたい…)の
実力のほどは未知数ですが、
妙に物ものしくなったハンドル周りを
見ていると、少しだけ気持ちが落ち着いてきました。

それでは、ブルベ後のリポートにご期待ください!
by cyclotourist | 2013-03-29 12:33 | おしらせ | Comments(2)

ろんぐらいだぁす!

こんにちは、田村です。

今週末は、ひさしぶりに300kmのブルベに
参加させていただく予定です。
なんとなくそわそわして落ち着かない今日この頃ですが、
サイクリングの楽しみを
再確認させてくれるような
コミックスを手に入れました。
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『ろんぐらいだぁす!』(一迅社)の
コミックス1巻です。

かわいい自転車女子が、かわいい自転車と出会って、
しだいにサイクリングの楽しみや達成感を
味わっていく……という、ほのぼの系まんがです。

しかし! 第1巻から「ブルベ」とか「フレッシュ」とか
一般人はぜったい知らない単語が出てきて、
思わずニヤリとさせていただきます。
僕も愛用しているライト、ドゥーサンなんかも
さりげなく登場し、マニア心をくすぐります。
みんなが大好きな、あの峠も描かれてます。
しかも、自転車の描画がたいへんに精緻です。
輪行シーンも描かれているのですが、
エンド金具やホイール着脱のようすが実にリアル。
鉄道利用時のマナーにも触れていて脱帽です。

それもそのはず、このコミックスには
あの伝説の(?)同人誌、『ロングライダース』が
原案・企画協力として参加しているのです。

サイクリストが安心して読める
貴重なコミックスではないかと思います。
もちろん、主人公たち女の子もかわいいですよ(照)。


追伸(というか余談)
ここのところイチ押しのアニメ、
『ガールズ&パンツァー』がついに
最終回を迎えましたね!
録画して見返すたびに感無量です。

で、久しぶりに同番組の公式ブログをのぞいたところ、
雑誌掲載情報として『CYCLO TOURIST』の名前を発見!
プラモデル誌やアニメ誌に交ざっての快挙(?)です。
by cyclotourist | 2013-03-28 13:52 | Comments(5)

距離38km走りました

こんにちは、田村です。

あっという間に満開を迎えた東京の桜。
みなさんはお花見などされましたか?

基本、そうした風流な催しと無縁な僕ですが、
日曜日は「桜ポタ」を楽しんできました。
『シクロツーリスト』でもお世話になっているサイクリスト、
Iさんのお誘いにいそいそとお邪魔させていただきました。
毎年、春と秋に有志を募って実施されている、
都心のお花見ポタです。

前日、「一緒に走るか?」と娘を誘ったところ、
めずらしく「うん、行く」と前向きな返事。

そこで、自分の自転車は自分でいじれないオトーさんですが、
娘の自転車、プチランブラーの調整に挑戦。
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引きが重いセンタープルブレーキ、
GC610を6歳児でも引けるようにイジリます。

先日、ベロクラフトさんを訪問した際、
とてもフレームサイズが小さいスポルティーフを
目撃したのです。小柄な女性オーナーだそうです。
GC610が使われていたので、店長の大槻さんに
「これって引きが重いっすよね」と言ったら、
「レバー握ってみて」と。

で、引いてみると……軽いのです。

「うちではほとんど調整してますから。方法? スプリングをバイスで挟んでグワーっとやるんです」

さすがです。フレームはもちろんオーダーでしたが、
部品にひと手間加えることで、トータルで
乗り手に合わせたオーダー車にふさわしい
一台に仕上げているのでした。

で、聞きかじり情報をもとに実践。
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バイス(万力)は、かつて模型作りに熱中してたころに
持っていたのですが、見当たらず……。
しかし、作業台にしていた机の角に
ピアノ線を曲げるための治具が残っていたので、
これを使って無理矢理スプリングを縮めます。
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基本、力を使う作業が
苦手なので、グローブをしたりして。
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どうにかこうにか、
テンションを弱める方向にスプリングを曲げます。
左が加工後、右が加工前です。

さて、桜ポタの集合場所は、日比谷公園。
集合時間は朝7時です。

むろん、クルマに載せるという選択肢は
我が家にはありません。
池袋から東京まで輪行するのもなんだかなあと思いますし
自走するしかありません。

田村家のある豊島区から日比谷公園までは
距離10km弱なので、ひとりなら
30分ほどで日比谷公園に着きます。

でも、娘と一緒だと、まあ倍をみて一時間かと予想。

すると6時には家を出ないとなりません。
そのためには起床5時半。寝起きが悪い娘には
無理かなあと思っていたのですが……。
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娘、プチランブラーで快走!
早朝の東京は人車とも少なく快適です。
しかし、僕の倍、という所要時間の見積もりは
かなり甘く、20分以上も遅刻……。
歩道を走るって、時間がかかりますね。
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一時間半近くかけて、日比谷公園に到着。
すでに参加者のみなさんはお集り。
申し訳ありません、花冷えの寒い中お待たせしてしまって。
簡単な自己紹介タイムで、何人かに声をかけていただく娘でしたが、
「……………………ぉはよ」
と、父ゆずりの非社交性を発揮しまくり(汗)。
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北の丸を抜け、千鳥ヶ淵へ。
皇居周辺は見事な桜が咲きほこり、
娘も「うわ〜きれい」を連発。
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殿をつとめていただいた
T地氏に親しく話しかけていただくも、
ツンデレぶりを発揮。あとで僕に
「ねえ、なんであの人の自転車、色塗ってないの?」と。

「自分で聞いてみろよ」
「やだあ」
徹頭徹尾、内弁慶の外幽霊。
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迎賓館前にて。
ランブラーとプチランブラー、こんな
2ショットを撮りたいが為に、家庭に波風おこしながら
オーダーしたようなもの。すべて僕のわがままです。

しかし、娘もプチランブラーは大いに気に入ってるようで、
千鳥ヶ淵など、乗車禁止のところでは
「いつ乗れるの、どこから乗れるの」と激しくアピール。
自転車がもたらしてくれる
自由な移動力の虜になったようです(たぶん)。
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頼もしいみなさんと一緒に
神宮外苑へヒルクライム。
下りより登りが好きみたい。
でも、シフトレバーはうまく使えない。
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Kさんのランドナー。
美しい……。
フランス流のツーリング車が、
日本の景色に調和するのはなぜでしょうか。
実用でも競争でもなく、
サイクリングという自転車の楽しみ方の
原点にあるのが、やはりランドナーなのでしょうか。
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日比谷公園に戻って、
松本楼で分不相応のランチ。
「おいしいね〜」と、
父には言うのですが、みなさんに話しかけていただくと
「……………………」
もう、本当に愛想のないチビで申し訳ありませんでした。
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T地さんに撮っていただいた一枚。
紀尾井坂の上、四谷の築堤ですね。
家では僕より態度がでかく立場も強い娘ですが、
まだまだ小さいなあ。
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Iさんに撮っていただきました。
保育園にお迎えに行くと、初見の保育士さんにも
「あ、みどりちゃんのお父さん来ましたよ〜」と
言われるほど似ているとウワサの可哀想な親子ですが、
どうなんでしょ?
少なくとも自転車はそっくりでうれしい。
「もう来年はお父さんにつきあってくれないと思いますよ。小学校に入ると、友達と遊ぶようになるから」。
と、Iさん。Iさんも女の子のお父さん。
そうかもしれないですね。
もっとも、うちはすでにつきあいは悪いですけれど(泣)。
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日比谷公園で解散後、
パレスサイクリングしたりして家路へ。

走行距離は38kmでした。
ぐずったり、くじけたりすることも考えて
輪行袋も持っていったのだけど、
往復とも走ることができました。

「疲れたけど、楽しかった」

来月は小学生になる娘。
「オヤジ、きもい」とか言うようになる前に、
できれば峠のひとつでもつきあってほしいなあ。

桜ポタに参加された皆様、お待たせしたり
お待たせしたり、お待たせしたり……で
ご迷惑かけっぱなしで申し訳ありませんでした。
これに懲りず、ぜひまたご一緒させてください。
by cyclotourist | 2013-03-25 21:46 | おしらせ | Comments(10)

軽量タイヤ

こんにちは、田村です。

この週末は久しぶりに家におります。
ツーリングへ出かけたくなる気候ですし、
今週末もブルベが各地で開催されてますが、
7月まで週末は予定が入りそうなので、
せめて今週だけはと、ご在宅。

しかし、下手の横好きで
娘が土曜日はチアリーディングに通ってるので、
実質的にひとりの自由時間です。

で、最近酷使しているマキノ号やケルビム号を
掃除して、ここ一年まったく乗ってなかった
キャノンデールも掃除しました。
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1994年に買ったキャノンデールの
ツーリング車、T1000です。
久しぶりに見ると、フレームの太さが印象的。
でも、フォークはスチール。だからかもしれませんが、
乗り心地は元々わるくないですよ。

そして今日、タイヤを先日買っておいた
グランボア シプレ700 700×30C エキストラレジェに
交換しました。
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「エキストラレジェ」とは“超軽量”の意味ですね。
名にたがわず233g! この太さでこの軽さは
すごいですね。ロードのタイヤ並みです。
トーエイ・スポルティーフで愛用してた
チャレンジの27Cが280〜290gでしたし、
圧倒的な軽さ。そのぶん、サイドやトレッドは
ペラペラな感じです。
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ラベルには、ダートには
行ってくれるなと書いてあります。
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グランボアのロゴの反対側には
赤いラベルが。スペシャルモデルっぽくてカッコいいですね。
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トレッドはこれまでのシプレ同様の
控えめな杉目です。

で、交換したら走りたくなるのが人の情なので、
30kmほど(ベロクラフトさん往復)走ってきました。

いい! とてもいい!
どのくらいいいかというと、ほぼ20年選手の
このキャノンデールでブルベに出てもいい! 出てみたい!
と、思うほどでした。
とても軽やかな走りを味わうことができ、
まったく別の自転車に乗っているようでした。

700で30C前後だと、最近ではクロスバイク向けと思われる
安価なタイヤか、シクロクロス用のブロックパターンが
おもな選択肢でしたが、それらとは別次元の軽快さです。

僕は650Bのシプレもランドナーで愛用してますが、
まあそれと比べてどうというのもヘンですが、
抜群にスピードを乗せやすいです。

最近、ブルベの主力機となっている
マキノ号では、コンチネンタルのグランプル4000S(25C)を
使っています。フレームも快走に特化しており、
ホイールも掟破りのGOKISOです。

上記の組み合わせに比べれば、
キャノンデールT1000+エキストラレジェは
多少はもっさりしてますが、
快適性と走りやすさのバランスは侮れませんでした。

エキストラレジェは、パンクやサイドカットなど、
リスク覚悟の軽量タイヤだと思いますが、
(極論すれば、どのタイヤもそうですが)
すばらしく快適で、目が覚めるようでした。
このタイヤがはける自転車を持っていたのは
ラッキーでした。

まあ、マキノ号やケルビム号があるので、
T1000でブルベに出ることはないと思いますが、
この老兵に再び愛着が湧きました。

以前、『シクロツーリストVol.1』の取材で、
あの鳥山博士のお話をうかがったのですが、
博士曰く
「タイヤがすべて。フレームなんて金物(かなもの)なんてどうでもよい。戦艦大和は……」
でした。
*『シクロツーリストVol.1』にとっても興味深いお話を
 掲載してますので、未読の方はぜひ。

30Cでここまで走りが軽くて快適だと、
「太いタイヤ」のイメージが変わります。

しかし、ダートに行けない、となると、
ツーリングにおける太いタイヤの根本的な
存在価値がないような気もしつつ、
ブルベだったら、かなり「アリ」な
選択だなあと思いました。

でも、僕にはブルベ専用に作った自転車が
もう二台もあるしなあ……。
by cyclotourist | 2013-03-23 23:02 | おしらせ | Comments(6)

また秩父へ行ってきました

こんにちは、田村です。

土曜日は奥武蔵ツーリングに出かけ
日曜日はブルベ。
月曜日は出社したものの心身ともダルく、
火曜日は代休を取ることにしました。

で、火曜日。たっぷり寝て起きると
意外と元気。外は快晴。となると引きこもってるのが
もったいなくなり、お昼前からサイクリングへ。
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東池袋公園へ。
ご存知(?)乙女ロードです。
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トーエイ・スポルティーフの
ハンドルにはエッジ800JとeTrexを装備。
最近のブルベでは、GPSを二基使っている方も
珍しくありません。そのメリットを自分でも
確かめてみたいなあと思った次第。
決してHカメラマンの真似ではありません。
フロントバッグには紙の地図も入れ、
もう迷いようがない……はずです。
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目白通りを経て新青梅街道へ。
ひたすら西へ向かいます。
都内には無数の幹線道がとおってますが、
南北を結ぶ道よりは、東西を結ぶ道のほうが
走りやすいと思います。なぜでしょう?
どこもクルマは多いですけれども。
ちなみに、写真は我が母校、石神井高校前の交差点です。
だいぶ雰囲気が変わったなあと思い、ふと
高校卒業してからの年月を数えると……23年!
そりゃ変わるはずだ。
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「ルートラボ」だけじゃ、こうした
自転車通行禁止はわからないですねえ。
GPS画面を見つつ、アドリブで前へ。
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40kmほど淡々と走り、
新青梅街道から岩蔵街道へ進むと、
ようやく景色が変わってきます。
小さな峠をふたつ越えて名栗の道へ。
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ああ、ここは変わらない。
だって、3日前に来たばかり(笑)。
その時は飯能駅まで輪行でしたが、
今回は自走。
輪行が大好き(クルマないし)な僕ですが、
今回はある目的もあって自走。

それは……。
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池袋→秩父→小諸を走る
ブルベ的な走行会なんかを
いつか実現できたらなあと夢想しているのです。

池袋の外れに住んでるし、
秩父は“あの花”の舞台にして実は母の故郷、
そして小諸は“あの夏”の舞台です。

十石峠経由で試みに線を引いてみると、
ちょうど距離200kmになったのです。

と、いうわけで、そのうちまずは
池袋→秩父間だけでも走っておきたいなと思っていたのです。
(十石峠は4月まで積雪通行止め)
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話はまったく変わりますが、
サドルをアリオネからロールスに替えてみました。
現代的モデルから古典的名品へ回帰、ですね。
足を回しやすく、クッション性もあって
座り心地はいいです。まあ、僕が今さら評価する
必要がない定番サドルですね。
もっとも、アソスのレーパンを履いてると
たいていのサドルは快適です。
SLR、リーガル、ブルックスB17、ブルプロくらいしか
知りませんが(照)。
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先の土曜日は、天目指峠を越えましたが、
今回はひとつ先にある山伏峠を越えます。
峠部分は二車線の切り通しで風情は少ないですが、
途中で広がる展望は味わいがあります。
写真を撮るから、といって足を休める口実になります。
もっとも、今日はひとりなので気兼ねなく
休めばいいのですが(笑)。

山伏峠を越えて国道299号へ。
いつもダンプが多いので気を使いますが、
この国道で秩父までは下り勾配で一気呵成。
奥武蔵グリーンラインを越えて
秩父へ向かうというのがツーリング的には常道ですが、
距離を伸ばすには峠越えはほどほどにしたいものです。
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で、秩父市街へ。
「三日ぶりだね〜」と、めんまも歓迎?
またか、と言われそうですね(汗)。
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前回はT地氏に遠慮して
見送った定林寺へ。
もう言うまでもないと思いますが、
秩父札所17番にして、“あの花”の舞台です。
ド平日の夕方だというのに、この賑わい。
春休みの学生かな?
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秩父橋を旧秩父橋から眺める。
輪行もいいけれど、自走で訪れると
満足感もひとしおです。
もっとも、走行距離は90km。前回の
峠三昧ツーリングとほぼ同じでした。
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西武秩父駅前で輪行準備。
今日の運行状況は時刻表どおりでした。
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たまには娘に土産でも買ってくかと、
“あの花”プリントクッキーを購入。

で、娘に渡したら
「またコレ? 前も同じのもらったよ」

え、そうだっけ?
脚力より先に記憶力が衰えたらしい
今日この頃です(泣)。

なにはともあれ、秩父まで自走してみました。
最初の40kmこそ「まったく」面白くない道ですが、
都心エリアからスタートするコースとしては
まずまず悪くないかなあと思いました。
もっとも、秩父や小諸に思い入れのない方は
モチベーションが湧かないかも知れませんが……。

今回は秩父から輪行で帰宅しましたが、
夢想中のコースは秩父から先がハイライト区間。
楽しい楽しい本格的な峠越えが始まるわけです。

池袋スタートで本当に走りきれるのか?
来月は試してみたいなあと思います。
by cyclotourist | 2013-03-21 01:46 | おしらせ | Comments(9)

BRM317千葉200km(館山)

こんにちは、田村です。

先の日曜日は、AJ千葉さん主催のブルベ、
「BRM317千葉200km(館山)」に参加させて
いただき、なんとか完走してきました。
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袖ヶ浦をスタートして、
いくつもの林道を結んで南下、
海をチラ見せさせていただきながら館山へ。
そこで一転して北上、袖ヶ浦を目指すという
凝ったコースです。
特に前半の林道群は珠玉の組み合わせで、
クルマが少なく野趣あふれるすばらしい道の連続。
天候にも恵まれ、1、2月の修行めいた寒いブルベが
うそのような楽しい一日でした。

しかし……。

反省と発見の多いブルベでございました。
20回くらいブルベに参加してきて、
「油断」という、もっとも手強い敵が
自分の中にいたのでございます……。
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Hカメラマンのクルマで袖ヶ浦へ。
川崎駅で拾ってもらったのですが、
アクアラインのおかげで鉄道より圧倒的に早い。
連日の飲み会を若干悔やみながら、
高級外車に揺られてスタート地点着。

今回の主目的は、Mさんというライターさんの
ブルベ初体験に同行することでした。
残念ながら(?)、オジさんです。
そのリポートは次号の『ランドヌール』に
ご期待いただくとして……。
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Hカメラマン、新車のヴォーグを
さっそくブルベ投入です。
浮き浮きした表情が憎い。
フォーク横のライト、トリプルボトルなど、
僕のマキノ号による経験を遺憾なく
パクっているところが、また憎いです。

さて、こっちもエッジ800Jの電源を入れ、仕事もしないで
ルートラボで作ったコースデータを読み込ませます。

……コースデータが入ってない。

前日の奥武蔵ツーリングでは、等高線が出るTOPOという
地図データを800JのSDスロットに入れていたのですが、
このブルベでは等高線は必要ないだろうということで、
標準付属の地図、シティナビゲーターに戻していたのです。

つまり、コースデータはTOPOの
SDカードに入れていたのです。
本体のメモリにコースデータを入れておけばよかったのですが、
SDカードのほうが空き容量が多かったので……。
なにも考えず、地図データのSDカードを
入れ替えてしまったわけです。

とはいえ、当然ながらキューシートはあります。
一部の林道は過去にも走ったことがあるので、
なんとなく方向感覚くらい残ってる……ことを期待して
走り出します。
ちなみに、Hカメラマンの800J(いつのまにか買ってるし)には
僕が作ったコースデータが入ってるのですが、
彼の後ろについて走るわけにはいきませんでしょ、やっぱり。
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20kmも走らないうちに、
コースは林道へ。
ちいさなアップダウンが続きますが、
クルマと右左折が少ないので気持ちよく走れます。
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「いや〜、やっぱ楽ですね」
ぐいぐい走るH氏。
GPSが二基も付いてるし。
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お知り合いのSi自転車商会さん(?)と
談笑するH氏。余裕かまし過ぎ。

H氏とつかず離れず走っていくと、
前方に自転車を押して歩く参加者が。
声をかけると、『ランドヌール』にも登場していただいた
バイクフライデー乗りの方でした。
「パンクが連続してチューブがなくなって……」
さすがに451サイズのチューブは持ってないですが、
パッチを持っていたので直して差し上げることに。
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めずらしく良いこと(当たり前のことですが)をしてる僕です。
というか、前回のブルベでは
僕がひと様の工具をお借りしたんだっけ。
ブルベはノーサポートが原則ですが、
参加者同士の協力は奨励されています。
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高くはないけれど、思いのほか深い
房総の山なみ。ときおり広がる眺望に疲れが癒されます。
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ほどなくしてなんとかH氏に追いつき、
ここから天津林道で海沿いまで下っていきます。
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鴨川シーワールドを左手に見て疾走
……できるのは、追い風だから(旗を見て!)。
鴨川が舞台のちょっと残念なアニメを思い出しながら、
先をめざします。
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鴨川の街でなにか食べたり、
あの薛さんのお店に寄ろうかなと思ってましたが、
予想より時間が押してしまい、やはりコンビニ弁当。
グルメや寄り道を楽しむには、
僕にとって少々ハードなコースでした。
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束の間の平坦区間、フラワーラインを快走。
こんな道は、妙齢の女性と走りたいものですが、
仕事以外でそんな経験はなく、
不甲斐ない人生だなあと振り返ったり、この先の
展望のなさを憂いたり嘆いたり……。
平坦な道は脳内で会話が始まるのできらいです。
考えたりする余裕がない登りや下りのほうが、
無心になれるから好きなのです。

まあでも、キューシートだけでも問題なく
走れるものだなあと再確認しつつ、115km地点のPC3へ。
コンビニで一服しつつ、
後半のキューシートに入れ替えようとすると……

……二枚目がない。

使っている自作のキューシートホルダーは
A6サイズとコンパクトなので、いつも何分割化して
キューシートをプリントしているのですが、二枚目を
家か会社に忘れてしまったようです……。

コースデータもない。キューシートもない。
これでは単独走は不可能。
「うわあ、やっちまった」と慌てていると……。
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「予備がありますから、差し上げますよ」
と、ケルビムにお乗りの紳士に
キュシートを頂戴しました。
本当にありがとうございます。
この場で恐縮ですが、あらためて深くお礼申し上げます。

助けたり、助けられたり。
こんなところもブルベの魅力なんだなあと
心に染み入りつつ、自分の至らなさを
深く反省した次第。
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H氏と後になり、先になりながら進んで行くと、
Si自転車商会さんが停車中。
見ると、スポークが折れてしまったので
DNFするとのこと。
スポーク本数が少ない完組ホイールは、
一本折れると激しく振れてしまい、乗車と修復が
困難になることも多いみたいです。

そこで、持っていた輪行袋をお渡ししました。
今回のブルベでは、いろんなことが起こるなあと
思っていたら、まだ続きがありました。

最後の登りを終え、快調に下っていると、
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メインのライト(ドゥーサンA2)が沈黙。
あれ、充電が足りなかったのかな……。
サブを点灯させつつ走り、ほどなくして現れた
コンビニで停車。新しい電池を買うとともに、交換。

……点かないし。

よく見ると、電池との
接点が折れてました。下りの振動でしょうか?
なにはともあれ、200kmでも二灯装備していて
助かりました。
時々「明るいうちに帰れるさ」と思い込んで
一灯だけで走ったこともあるのですが、
いま思うと事無きを得たのは運がよかっただけですね。
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そんなこんなで、たっぷり2時間は
夜間走行をしてゴール。所要時間はなんと12時間10分。

我ながら遅いと思うけれど、これまでになく
いろんな出来事があり、よい天候と道に恵まれ、
充実したブルベでした。
AJ千葉のみなさんには、あらためてお礼申し上げます。
そして、一緒に走っていただいたみなさん、
ありがとうございました。

なにはともあれ、油断大敵です。

二晩連続の飲み会
 ↓
寝不足
 ↓
準備不足

という、振り返ってみれば明らかな
失敗の連鎖。大いに反省しております。

ブルベに参加される際は、
どうか計画と用意を周到になさってください。
「お前が言うな」と怒られそうですが……。

追伸
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サインを求められるHカメラマン。
たしかに、その急激なハマりっぷりは
すごいけれど……。
by cyclotourist | 2013-03-20 11:16 | おしらせ | Comments(12)

奥武蔵サイクリング

こんにちは、田村です。

すっかり春めいてきた今日この頃です。
イヤーウォーマーやシューズカバーなしで
サイクリング楽しめる季節は
やっぱりうれしいですね!

で、去る土曜日は、
『シクロツーリスト』でお馴染み(?)の
ベテランサイクリスト、T地さんと
「奥武蔵」へ行ってまいりました。

奥武蔵といえば、サイクリストにとっては
奥武蔵グリーンラインがすぐに連想されますね。

西武池袋線や東武東上線でアクセスできるので、
地元の埼玉県南西部はもちろん、特に東京西部からの
アクセスがよい地域です。
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今回のコースです。

飯能駅を起点にし、名栗への道から天目指峠で
国道299号へ抜け、刈場坂峠に登り、北へ向けて
奥武蔵グリーンライン上の名のある峠たちを走り抜け、
粥仁田峠を越えて秩父盆地へ降りてみました。
距離約90km、獲得標高は1800mほど。

当初、T地氏は粥仁田峠から右へ旋回し、
8の字コースで奥多摩グリーンラインの峠を
全制覇するような壮大なコースを提案していたのですが、
「秩父で肉を食べようよ」と泣きを入れ、
距離と獲得標高を縮めてもらいました。
だって、翌日はブルベの予定だし(汗)。
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名栗の街道を逸れ、
つづら折れ3km弱で標高差200m少々を登ると
天目指(あまめざす)峠。

標高480mと小ぶりながら、
なんとも豪壮な名前を持つ峠だなあと思っていたのですが、
「アマメ」とは、このあたりで採れる
柿の一種だそうで、「サス」は山地での
焼畑耕作の方法とのこと。
峠に立っている解説板に教えてもらいました。
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奥武蔵にも熊が!
里山とはいえ侮れません。
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峠を下って国道299号線へ。
いつもながらクルマが多い道です。
間違っても、国道の正丸トンネルを
自転車で走ってはいけません。
トンネル手前から林道に入り、刈場坂峠へ向かいます。
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奥武蔵の峠道は、あんまり
展望が開けない印象もありますが、
ところどころで山塊のうえに青空が広がります。
昼なお暗い静かな杉林と、明るい開放感の
コントラストが、峠を越える醍醐味かも知れません。

今回の相棒は
ケルビム・ランブラー号です。
10kg超の車重がありますが、スプロケを
最大28Tにしているので、急がなければ
たいていの峠は登れます。
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いつもはサドルバッグを使っているのですが、
今日は小型リュック+ボトルケージに
荷物を収納してみました。
あまり重い荷を入れなければ、
リュックも悪くないですね。
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刈場坂峠は標高818m。
なんど訪れても、この看板で
写真を撮っちゃいますね〜(笑)。
稜線の峠なので、北側の展望が大きく開け、
春霞の下に高崎方面の街並を
見下ろすことができました。

刈場坂峠からグリーンラインを北上し、
大野峠、高篠峠、白石峠、定峰峠と
定番の峠を越えていきます。もっとも、刈場坂峠まで
登ってしまえば、少々のアップダウンがあるだけ。
まだ所々に雪が残っており、路面も荒れているので
やや気を使いますが、とても楽しい道のりです。
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白石峠からは
堂平山の天文台へピストン。
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「土日祝日の天気がよい日に営業」する食堂で
旬菜ランチ(600円)をいただきました。
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各種ある自家製の野菜がバイキングのように並び、
自分で好きなだけお皿にとります。
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「いや〜どれもおいしいですね」と、
僕の倍はお皿に盛り上げたT地氏。
「今日はお客さんあんまりいないから、おかわりしてもいいですよ。でもおかわりできないときもあるので。今日はいいですよ、おかわりしても。ご飯もいっぱいありますから。走ってる人は自分の食べる量がわかってますよね。いいですよ、おかわりして」。
ほとんど同じ内容をリピートする女将さん。
T地氏の食いしん坊ぶりを見抜いたのでしょうか。

この堂平山の天文台からは、南北ともに刈場坂峠以上の
展望が広がります。
自転車でピストンするのは億劫ですが、その価値がある
絶景です。ということで、写真は載せないでおきますので、
ぜひご自身の眼で確かめてください!
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奥武蔵グリーンラインのアイコンともいえる
定峰峠の茶屋です。
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なんと、ここまで萌え系文化が!
もちろん買いました(笑)。
その場でボトルに貼ろうかなと思いましたが、
定峰なので(?)、とりあえず自粛。
大弛峠とか三国峠(中津川)とか嶺方峠だったら、
きっと迷わず貼っていたと思います。

……いいかも、峠の擬人化(笑)。
勾配がゆるい癒しメイド系の○○峠ちゃんとか、
険しいけど絶景が待つツンデレ系の□□峠ちゃんとか。

閑話休題。
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定峰からは、林道をつないで
粥仁田峠へ。東屋が建つ静かな峠です。
ここからは牧場を経て東秩父村へ向かう
サイクリストが多いそうですが、手前ども二人は
西へ林道を駆け下りて皆野方面へ。
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九州を思わせるダイナミックな光景。
「遠くへ行くだけがツーリングじゃないんだよなあ。近場でもこんな素晴らしい道があるんだから」と、
大ベテランのT地氏をもうならせる奥武蔵。
秩父盆地はもうすぐそこです。
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秩父の街中へ。そして……。
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すいません、やっぱり
コッチ系の展開で(照)。
秩父は今日も“あの花”の舞台として元気です。
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そして秩父橋へ。
“あの花”のキービジュアルを飾った斜張橋は
やっぱり同好の人々で賑わってました。
「へ〜え。あ、いいですよ。好きなだけ回って」と、
“あの花”を観てないT地氏はクール。ほどほどにして
街へ戻ります。
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国道299号線沿いのプロショップ、
高野商会さんの店頭にて。
ANCHORのロゴすら、ANOHANAに見えてしまいます。
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で、これがT地氏に
行程を半減してもらう要因となった
ホルモン焼きです。以前、Iさん、Nさんとご一緒した
西武秩父駅近くの高砂ホルモンでございます。
峠越えはいいですね、お腹が減りますから!
野趣あふれる味わいと量で、ツーリングを
華麗に締めくくりました。
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で、西武秩父駅から
特急で夢見心地……のはずが、
人身事故で運休。1時間ほどで復旧したものの、
家に着いたのは23時すぎに(泣)。

寝る前に明日のブルベの支度を整えるか?
でも眠いし、早めに起きて準備するか……。
チェーンもきれいにしたいし、あれとこれを
充電しておかないと……。
などとビールを飲みながら考えているうちに、
意識を失った土曜日でした。


次回予告!
睡眠と準備と脚力が不足するヒロシに、
容赦なく迫り来る房総の林道群。
次回「決戦、BRM317千葉200km(館山)」
みんなで見てね!
by cyclotourist | 2013-03-18 12:56 | おしらせ | Comments(8)

Hカメラマンのロード

こんにちは、田村です。

今日は風が強いですね〜。東新宿あたりを
走っていたら、強風にあらがえず歩道側の縁石に
乗り上げちゃいました。あぶない、あぶない。

さて、ごく一部で知られるHカメラマンが
2台目のオーダー車を手に入れました。
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ヴォーグ(オリエント工業)の
ロードです!
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自分で自分の自転車を撮って
少ないながらもギャラがもらえるH氏。
幸せもんですね〜。
ちなみに、ホイールは僕のお古です。

丁寧な作りと走行性能に定評があるヴォーグ。
ブルベ用に本邦初と思われる特殊工作も採用してあり、
そのあたりの詳細は次の『ランドヌール』で
ご紹介できる予定です。

僕という最良(最悪?)のお手本が身近にいながら、
トーエイでもケルビムでもマキノでもなく、
ヴォーグを選ぶというところにH氏の男気を感じます。
(工房とご自宅が近いらしい)

しかも、フレームは真っ黒。
装備するバッグ(キャラダイス)も真っ黒。
パーツは趣味性が感じられないアルテグラ。
僕のもアルテグラか(汗)。

僕は写真映りを考えて、自転車はなるべく明るい色を
オーダーしてるのに、H氏は渋さ優先。
ラグフレームで端正なフレームに似合ってますが、
カメラマンにあるまじきセレクト色といえるでしょう。

以前、僕が貸したロード(アルミのオペラ)より乗り味がよく、
軽い分、トーエイのランドナーよりも楽、とH氏。
今週末の千葉ブルベでさっそく実戦投入するらしいです。

そのブルベには僕も参加させていただく予定なので、
ヴォーグとH氏の走りっぷりを拝んでこようと思います……って
書きながら、最初からちぎられそうな不安もあり(笑)。
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さて、こんな制振材料を買ってきました。
左は、高分子化合物と拘束板(アルミ)を組み合わせたもので、
振動を熱エネルギーに変換し、減衰するらしいです。
右は、粘着テープが付いた鉛板です。

東急ハンズで見つけたのですが、オーディオなどに
使うモノみたいです。東急ハンズって、ほんとうに
いろんなモノがあって楽しいですね。
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で、ワラをもすがる思いで
トーエイのフォークに貼ってみます。
そして、日中なのにライトをオンにして、
強風下を走ったわけです。

すると……。

劇的な効果があり、ハブダイナモの振動が消えた!!!

……と書きたかったのですが、まったく効果なし(泣)。

まあ、なにか実害があるほどの振動ではないので、
気にしないことにします。
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練馬(僕の出身地)ネタ満載の
自転車漫画の第二巻。かなりヌルめな内容ですが、
こんな娘たちが現実のサイクリングシーンにいたら
萌えるなあと、妄想させる漫画ではあります(照)。
by cyclotourist | 2013-03-13 18:09 | おしらせ | Comments(4)

なぞ

こんにちは、田村です。

新刊の『シクロツーリストVol.9』と
『サイクリングのためのGPS活用ブック』が
ぼちぼち書店様に並びはじめております。
どうぞ、店頭でお手に取ってくださいませ。

さて、MTBはおおむね下記の仕様で注文いたしました。

・フレーム:アンカー XNC7(ネオコット)
・フォーク:リジッド カーボンフォーク
・コンポーネント:おもにXT
・ブレーキ:Vブレーキ デオーレ
・ホイール:マヴィック クロスライトUB
・タイヤ:ケンダ KLIMAX LITE

などでございます。
カタログ重量で計算した限り、8kg台にも
滑り込めそうな感じです!
各パーツは「山サイ」を経験していく中で
変わっていくことが予想されますが、
出来上がりが本当に楽しみです。

いつもお世話になっている、あの名店にお願いしたのですが、
フレーム在庫がメーカーにないため、
完成は一ヶ月後の予定とのこと。
春だから、ハルカちゃんとか名付けようかな(笑)。
楽しみだなあ!

さて、話はトーエイスポルティーフに変わります。
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ライトをシュミットに換装してもらいました。
ツーリング車に似合うデザインだと思います。

先のブログでは、配光などの好みで
シュミットに換装したと書きました。それも本当なのですが、
もうひとつ、解決したい現象があったのです。

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もともと「峠を走る軽量車」としてオーダーした
スポルティーフでしたが、夜間を含む長距離ツーリングに
対応させるため、昨年暮れに電装関係を一新、
ハブダイナモ化と再塗装してもらいました。

しかし、ライトをオンにして時速30km以上になると、
微妙な振動が手に伝わるようになったのです。
あくまで軽く手の平に伝わるだけで、
まあ、キャンピングのシミー(共振)現象のように
危険を感じるような振動ではありませんが、
気になるのは確かです。
こんな振動を体験した方っています?

ライトをオンにしなければ問題ないので、
あきらかに改装に伴う仕様変更が原因だと思われました。
生みの親である玄三さんと共に解決策を探ったのですが……。

・ハブダイナモ:beam ウルトラスモールダイナモハブPV-8
・ライト:スーパーノヴァ E3トリプルライト

当然、このどちらかが振動の原因だと思いました。
ちなみに、スーパノヴァでもハブダイナモを出してますが、
おそらくbeamと同等の製品と思われます。
いずれにしろ、どちらもそんなにメジャーな製品ではないので、
もしかしたら……と疑いの目を向けたわけです。

で、まずはハブダイナモです。
幸い、同じ700Cのケルビム号にはシマノのハブダイナモを
付けてましたので、ホイールごと一時的に交換してみました。

しかし、同じように振動が感じられました。

となると、ライトかと思うのが人の情。
E3トリプルライトは非常に明るいので、ハブダイナモに
強い負荷を与え、常ならざる振動が起きているのでは
ないかと。

ということでライトをシュミットに交換し、
走ってみたのですが……やはり振動があります。

そこで、配線方法を変えてみることに。
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「たぶん違うと思うけどなあ」
と言いつつ、玄三さんが配線をいじってくれます。
二本ともフォーク内に内蔵していたワイヤーですが、
片方を一時的にフォークにアースさせ、
一本だけのワイヤーに通電するように変えてもらいます。

これで解決! だったらよかったのですが、
実際は変わらずに振動が生じます。

となると、もはや僕には理由が見当もつかないのですが、
玄三さんの見立てでは、
ハブとフォークが共振してるのでは?
とのことでした。

たしかに、このトーエイ・スポルティーフのフォークは
径23とかなり細く、厚くもありません。
そのため、ハブダイナモの振動と共振しているのでは……
とのこと。たしかに、あり得る原因です。

ケルビム号は太いストレートフォークですので、
ハブダイナモの振動を押さえ込めてる、のかも知れません。

フォークが細くて先溜め曲がりのトーエイ・スポルティーフは
しなやかで優しい乗り味を楽しませてくれます。

しかし剛性は低めなので、下りなどでは心細いなあと
思ったこともありますし、そうした特性が
ハブダイナモによって顕在化した……のかも知れません。
スリムで繊細なミドリちゃんには、
ハブダイナモは荷が重かったのかなあ……。
d0211129_17153698.jpg
う〜む、今月末の300kmブルベは
これで走る気満々だったのですが。
ま、多少振動しようと、たいした問題ではない気もするので
走ってみようとは思います。

まだある解決策としては、
ハブダイナモをシュミットに変えるとかも考えられますが、
シマノでも振動したのだから、可能性は低そう。

もうひとつの現実的な解決策は……
フォークの新造でしょうか。
ロード用の径が太いパイプを使うとか?

これは玄三さんとも検討し、東叡社に依頼することに
なりそうなのですが、採寸のために今のフォークやキャリアを
預かられてしまうと、走ることができなくなってしまいます。

う〜ん、悩ましい。でも密かに楽しい?
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店頭で密談(?)する
玄三さんとT川さん。
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エルスのデモンタでした。
エルスが考案した最初のデモンタは、
こうしたポーターだったそうです。
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Sさんのクラブモデル。
端正ですてきです。
トーエイ写真集にも掲載させていただいた一台です。
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走り慣れた白山通り。
いつの間にか自転車レーンが書いてありました。
ちょっと目立ち過ぎ?
でも、道路の左端を開けないクルマも
多いですからね、いまだに。
by cyclotourist | 2013-03-08 17:39 | おしらせ | Comments(23)