ブログトップ

シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

cyclo.exblog.jp

<   2012年 12月 ( 17 )   > この月の画像一覧

実録「BRM106いちご200」対策その2

こんにちは、田村です。

今日は一日雨でした。
こんな日は人並みに掃除や洗濯したりして、
しかる後に懸案の課題に取り組みました。

走り初めブルベ「BRM106いちご200」の
コースデータの編集です。
d0211129_4383167.jpg
夜な夜なパソコンをカチカチ……。

僕はGPSとしてガーミン・エッジ800Jを
使っております。これに「ルートラボ」で作成された
コースデータを放りこんで道順を表示させるのです。

で、いつもはGPXデータをダウンロードして、
エッジにコピーするだけだったのですが、
それだと地図画面に正しいコースが色付きで
表示されるだけです。

それでいいじゃないかと思っていたのですが、
『ランドヌールVol.2』に載っていた
(と、他人事のように書くのもヘンですが)
「コースポイントの付加」というのを
試してみることにしました。

クルマのGPSだと、「あと○mで左です」と
女性がささやくようなナビ機能が常用されてますが
(それ以外は使わない?)
サイクリングだと、必ずしも目的地までの
最短ルートを走ればいいってもんじゃないので、
ナビ機能があっても使わないことが多いと思います。

でも、ブルベは規定コースどおりに走るので、
その右左折点を表示してくれたり、
注意を喚起してくれるといいなあと思っていたのですが、
実はうまく働きません(僕の場合は)。
コースデータの終点までを最短距離(と思われる)で
案内しようとするので、周回コースなんかだと、
スタートしてすぐに「戻れ、戻れ」とうるさいんです。

で、「転換地点案内」はオフにして使ってきたのですが、
コースデータに「コースポイント」なるものを付加すれば、
正しくルートどおりに案内する……ようなのです。

で、そのための編集ソフト「ガーミントレーニングセンター」を
いいよねっとのホームページから
ダウンロードし、コースポイントの設定に挑戦してみました。

地図が表示できない、コースが読み込めない、
肝心のコースポイントが打てない……などなど
パソコンに疎い故に遭遇した諸問題を、
『ランドヌールVol.2』のライターさんである
宮田氏にメールで質問し、他力本願で解決。
記事をしっかり読んで理解しろ、という話ですが(汗)。
d0211129_456655.png
ルートラボのコースデータを
TCXでダウンロードし、トレーニングセンターにインポートし、
そのコースを選んで旗マークアイコンを使って
ルート上にコースポイントを付加……
自分でもなんだかよくわかりませんが、
キューシートを見ながら、右左折点にピコピコと
「右折」「左折」のポイントを打っていきます。
キューシートどおりにポイントを打ち終わるまで
およそ2時間。慣れてないんでね……。
d0211129_5142637.jpg
途中で飽きてしまい、
昨日の戦利品を眺めたり(笑)。
d0211129_53347.png
なんとかコースポイントを
付け終わり、
コースデータを「デバイスへ送信」します。
d0211129_5155312.jpg
とりあえず、エッジに入りました。
実地でうまく表示、案内されるかは、
神のみぞ知るところでしょう!?

ちなみに、このあたりのデータ的なことは、
僕はひじょ〜に疎いので、あまり参考にしないでください。
こんな準備もしてるんだな、くらいに思ってください。
きっと、他にもっと楽な方法や、
機種ごとに異なるノウハウがあるんだと思います。

時々誤解されてしまうのですが、
僕は専門家でもなんでもなく、ただのサイクリストにして
本の編集者です。決して僕自身は自転車の専門家でも
ベテランでもなんでもなく、そうした方々のお力を
お借りして、本を作らせてもらってます。
本はともかく、このブログで綴ってることは
ただの個人的な試行錯誤や拙い経験の羅列ですので……。
d0211129_5204060.jpg
さて、意外と忘れがちなのが、
サイクルコンピュータの電池です。
特に無線タイプのセンサーは、その存在すら
忘れがちですが、ちゃんと(?)電池を消耗してます。
液晶の表示が点滅するとか、消耗を知らせる機能が
機種によってあるはず。
僕が使ってるCC-AT200Wだと、
走行距離4000kmくらいで電池寿命みたいでした。
ブルベみたいに長距離長時間走る場合は、
電池がもったいなくても早めに交換したほうが
安心だとは思います。
出先で電池交換と再設定するのも覚束ないですし(僕は)。
d0211129_5282436.jpg
いちおう、今のうちに
Di2のバッテリーや、
ライト用のエネループプロも充電しておきます。

ちなみに、マキノ号のフレームは
肉厚が薄いので(薄いとこで0.4mm)、家では
フレームカバーを巻いてます。
娘や自分が、なにをブツけるか
分ったもんじゃないですからね。
d0211129_5285897.jpg
で、みつけた塗装のハゲ(泣)を
ガンダムマーカーでタッチアップ。

とりあえず、今晩の準備は
こんなところかなあ…。

前日の天気予報が雨だったら、
ガード&ディスクブレーキ付きのケルビム号を
登板させるつもりですが、
なにはともあれマキノ号はほぼ万全……の
つもりなんですが、なんか忘れてんだろうなあ、
きっと……。
by cyclotourist | 2012-12-31 05:45 | おしらせ | Comments(6)

アルテグラDi2をアップデートして大洗へ

こんにちは、田村です。

一昨日は会社の忘年会だったのですが、
珍しく飲み過ぎず、翌朝はきっちり6時に起床。
マキノ号の後輪をGOKISOに戻してから、
8時すぎに自宅を出発! ソロツーリングへ。
d0211129_2191718.png
こんなコースで、茨城県の大洗まで走ってきました。
d0211129_2195081.jpg
自宅から40kmほどで手賀沼へ。
天候は予想よりよく、向かい風ベースながらも
まずは我孫子へ。なるべく国道6号線を避けた道を選んだのですが、
やはり我孫子あたりまではどの道もクルマがそれなりに多く、
気を使います。
d0211129_21112877.jpg
マキノサイクルファクトリーさんにお邪魔し、
アルテグラDi2をアップデートしてもらいました。
手前はお馴染みの(?)坂西さん。
奥は、仕事納めの請求書作成に余念がない(?)
代表の牧野さんです。
d0211129_21151260.jpg
PCインターフェイスを接続し、
ファームウェアをアップデートした後、
「段数リミット」を解除し、多段変速を実現。
すごいですねえ、自転車部品とは思えません。

これによって、変速ボタンを長押しすると、いわゆる一気変速が
可能になるのです。何段まで変速するか、
その変速スピードも設定できます。
とりあえず、無制限かつVery Fastに。
ファミコン世代(笑)の僕なら使いこなせるはずです。
d0211129_211992.jpg
サイクルモードでも展示された、
牧野さんのロード。手前の水道管のようなラグから、
装飾的で切れ味があるラグを作り出しています。
圧巻です。
年末のお忙しいところ、まったくお金にならない
作業を快くしていただき、本当にありがとうございました。

「では、大洗へ行ってきます」
「ああ、最近は人気があるみたいですねえ」
「そうなんです。でも、最終回が延期になっちゃって…」
「いやあ、いいことですよ。エヴァみたいになるより」
「ごもっともです……」
d0211129_21203122.jpg
大洗に向かうには、やはり国道6号線が手っ取り早いのですが、
味気ないので、自転車道や県道をつないで進みます。
写真は利根川の土手に伸びる自転車道。
ほとんど人がいませんね〜。
これでしばし東へ向かってから、北上します。
d0211129_2124682.jpg
霞ヶ浦。ほとんど海です。
さすがに向かい風が強まります。
のんびりと、でもなるべく止まらないで進みます。
GOKISOホイールがなければ、心が折れて
土浦あたりから輪行で帰ってたかも知れません。

ちなみに多段変速の恩恵は……あんまりないですね(笑)。
こうしたツーリングでは加減速も穏やかですし。
でもまあ、サテライトスイッチと同じように、
多段変速が邪魔になることはないので(僕は)
やはりアップデートしてよかったなとは思いました。
スイッチ操作に慣れてないと、一段だけ変速するつもりが
何段も変わってしまった、というタイミングの
ずれもあり得ます。そのため、初期設定で多段変速ができず、
アップデートで可能にするというのは、
シマノらしい堅実な仕様ともいえますね。

北関東は平坦です。で、飽きないように
自転車道や水際の道を選んだのですが、
飽きます(笑)。シンドクても峠があるコースのほうが
僕は好きです。
こんな平坦路は淡々と走り続けるしかないのですが、
おおむね北に向かってるので風向きの恩恵はなし…。
で、モチベーションをアップするべく立ち寄り処を設定。
d0211129_21264741.jpg
これはなんでしょう?
今は茨城空港ともいう百里基地です。
首都防空の要です。
d0211129_21311513.jpg
ゲートガードのF-104です。
入り口の守衛さんに申し出れば、
一般公開エリアを無料で見学できます!
d0211129_21323256.jpg
d0211129_21321798.jpg
空自の歴代使用機がズラリ!
間近に見る戦闘機たちは大きいです。
ブルーインパルスのT-2や、RF-4EJ(偵察機)など、
注目の機体が惜しげもなく展示されています。

しかし、最終目的地の大洗へ急ぐため、
足早に見学して再出発します。また来よう…。
d0211129_21365670.jpg
15時半過ぎなのに、もう影が長い。
冬至は過ぎましたが、まだ日が短いです。
d0211129_21373532.jpg
自宅から長駆150km、ようやく大洗。
ガールズ&パンツァー 」の舞台です!
いま、僕がもっともハマってるアニメなんです。
オタクのモチベーションってすごいですね。
自転車とヒコーキとアニメ、好きなモノのためなら
距離も向かい風も関係ありません(笑)。
d0211129_21442861.jpg
何度も劇中で描かれた大洗マリンタワー。
16時半、かろうじて日が暮れ切る前に到着です。
d0211129_21455594.jpg
大洗まいわい市場。
d0211129_22192142.jpg
d0211129_6173527.jpg
期待どおりの展開です!
ご当地ならではの「ガルパン」グッズの数々。
無条件にぜんぶ買いたくなりますが、
ここのところお金を使い過ぎてるのでグッと我慢。
おまんじゅうと、ワッペンだけ買いました。
d0211129_639431.jpg
商店街。
ガルパンで見覚えのある商店が何件もあり、
はじめて訪れた街とは思えないほど
親しみが湧きます。とはいえ日もとっぷりと暮れましたので、
大洗駅をめざして走り抜けます。
d0211129_6435410.jpg
鹿島臨海鉄道の大洗駅です。
地方の私鉄の中核駅って、こんな感じの
社屋を兼ねた駅舎が多いですね。
d0211129_6455687.jpg
西住殿が出てきそうな改札口。
記念切符とか、登場人物のスタンプを押してくれる
入場券とかがあり、鉄道会社もオタク層への
サービスに余念がありません。
d0211129_6471412.jpg
改札の内側。生徒会長がお出迎え。
大洗駅まで輪行し、ここから早い時間に走り出せば
よかったかも知れないですね。風向きもいいし。

もっとも、今回のようにゴール地点に目玉があったほうが
走り続けるモチベーションや、
たどり着いた時の達成感は高まると思います。
このあたりの気持ち的な配分も考えたコースプランニングが
ロングライドには必要です。
だから、フツーは峠やグルメ、到着後の温泉などを
組み込むんだと思います。
自衛隊の基地やアニメの舞台を
「目玉」と感じるサイクリストは少数派でしょうから、今日は
ソロツーリングでよかったです(笑)。
北関東は道路網が四通八達してるので、
またいろいろなコースを設定することができそうです。
d0211129_655054.jpg
ホームにて。
輪行袋を下げたおっさんが恥じることなく記念撮影。
シャッターを押してもらったのは、
居合わせた女子高生。我ながら勇気ある行動です(笑)。

ちなみに、駅に着くとすぐに、先日のブログで紹介した
ソフトシェルのジャケットと、モンベルのレインパンツを着込み、
一般人のフリをしました。
さすがにレーパンで列車に乗り込んだり、
女子高生に撮影を頼むほどの勇気は僕にはありません。
モンベルのレインパンツは、フツーのズボンに
見えなくもないので、こんな時も重宝しております。
d0211129_6585170.jpg
鹿島臨海鉄道に15分ほどゆられ、水戸駅へ。
上野行きの特急「フレッシュひたち」を捕まえます。
水戸から上野までは80分ほど。
当然ながら、自転車とは比較にならない速さです。

乗車券と特急料金は、あわせて3150円でした。
今日はコンビニのパンで食事を済ませたので、
なんともリーズナブルに丸一日を楽しむことができました。
片道自走で行ける範囲でも、未開拓のエリアは
無限にありますし、十分に楽しめるんだと実感。

山高きが故に貴からず、と古人が言ったように、
ツーリングも、遠くや高いところへ行けば
いいってもんじゃないなと思いました。
特に冬場はそうですね。積雪が少ない関東平野に
住んでいる恩恵を感じました。

と、したり顔で帰宅して、いつも一緒に
「ガールズ&パンツァー」を見てる娘に、
ご当地土産(スイートポテトのおまんじゅう)を渡しました。
d0211129_7104840.jpg
「えー、ガールズパンツって、つまんないよ。君は好きかも知んないけど、みどはもう見ない。えー、お菓子なら食べるけどさ」

最近、父のことを「君」よばわりして
悦に入ってる娘。
パンツじゃなくて、パンツァー(戦車)だと何度教えても、
パンツ、パンツと言っているのです……。
by cyclotourist | 2012-12-30 07:36 | おしらせ | Comments(9)

実録「BRM106いちご200」対策その1

こんにちは、田村です。

昨日は親しいお仲間とプチ忘年会を開き、
大いに日頃のウップンを一方的に晴らさせていただき、
もはや今年に思い残すことはありません。

そして、今日が仕事納めです。
d0211129_1242938.jpg
年明け早々に参加予定のブルベ、
「BRM106いちご200」のキューシートと
地図を準備。我が家にはプリンタやコピー機がないので、
今日中にやっておかないと(笑)。

さて、アメリカ陸軍の指揮は、

1.状況把握
2.状況判断・決心
3.行動

という三つの手順を基礎にしているそうです。

いきなりナニを言い出すんだと思われるかも知れませんが、
これはブルベやツーリングにも応用できる
手順だと思います。

そこで、まずは「BRM106いちご200」の状況を
把握したいと思います。
恒例のコースですが、僕は初めて走るので、
事前の状況把握、情報収集が欠かせません。

基本情報は、開催クラブであるAJ静岡さんのホームページに
掲載されています。

「ルートラボ」にコースが登録されているので、
まずはそれを拝見します。
袋井から北上した後、東へ向かい、静岡駅付近で駿河湾沿いに出て、
日本平に登るのが往路。
復路は、日本平から駿河湾沿いを引き返し、御前崎を経て
袋井に戻ることが分かります。
そして、獲得標高は往路が1075m、復路が392mと
表示されています。
200kmブルベとしては獲得標高が少なく、
特に後半はほとんど平坦路の連続であると推察されます。

と、ここまではルートラボを見れば一瞬で分かります。
真の状況把握はここからです。

ブルベに限らず、サイクリングの難易度を左右するポイントは、
地形、風向き、気候の三要素だと思います。

まずは地形を考えてみます。
d0211129_12584759.jpg
序盤、コースの一部が
天竜浜名湖鉄道と交差します。
根が鉄ちゃんの僕は、同沿線を訪れたことがありました。
d0211129_1311030.jpg
かつて、東静岡駅の近くに
あったガンダム立像。見に行ったなあ。
d0211129_1322015.jpg
BRM106のペットネームである「いちご」を
象徴する光景。日本平や東照宮の麓、国道150号線の光景です。
d0211129_1333812.jpg
復路に走る大崩海岸。海上にせり出した豪快な道です。
d0211129_1341865.jpg
御前崎灯台。ブルベのコースは
御前崎の突端をショートカットしますが、
余力があれば立ち寄ってもいいかも(僕は無理だな…)。

こうして振り返ってみると、ブルベコースの半分ほどは、
同じ道か、すぐ近くの道を走ったことがありました。

思い出されるのは、海岸沿いの風が非常に
強かったことです。僕は東へ向けて走ることが
多かったので、追い風ですげ〜スピードが出るなあ、という
記憶がよみがえります。すなわち、
海岸沿いを西へ向かう「BRM106いちご200」の復路では
たいへんな向かい風になることが容易に想像できます。

地形と異なり、風向きは不確定要素です。
実際に走ってみるまで分かりません。しかし、
過去のデータから、傾向を知ることはできます。

こんな時、僕は気象庁のホームページをのぞいてみます。

ここで「気象統計情報」→「過去の気象データ検索」を選べば、
全国各地の気温や風向きなど、さまざまな気象情報を
過去にさかのぼって知ることができます。

するとやはり、御前崎でもっとも多い風向は「西」です。
とはいえ、年ごとの情報を見ていくと、
北北東の風が吹くこともまれにあるようです。

神風が吹くことを祈って電撃戦に挑むか、
統計確率にしたがって力を温存する持久戦か……。
なやましいところです。
状況の判断と決心が必要になるわけですね。

ちなみに、コース付近の観測ポイントで
平年の1月6日の気温もチェックしてみました。

天   竜 平均気温5.6℃ 最高気温11.0℃ 最低気温0.9℃
菊川牧之原 平均気温4.9℃ 最高気温10.0℃ 最低気温0.8℃
清   水 平均気温6.8℃ 最高気温11.9℃ 最低気温2.6℃
御 前 崎 平均気温7.1℃ 最高気温10.9℃ 最低気温3.5℃

降水量はいずれも2mm台なので、雨天の確率は
低いことがわかります。
コース後半は、全国的に見ても
温暖といえる気温に恵まれる(ことが多い)のが想像できます。

氷点下まで考慮した分厚い防寒着を用意する必要はなさそうで、
一般的な冬用ジャージとインナー、グローブ、シューズカバー、
それにネック&イヤーウォーマー、レインウェア上下が
あれば、対応できそうです。

200kmブルベですから、電撃戦が成功すれば
夜間走行をしないで済みます。仮に持久戦になって
制限時間一杯使っても、夜間走行はせいぜい3時間でしょう。

つまり、マッドガードやハブダイナモを装備した
ツーリング車を投入する必要性は低く、
軽装備のロードがふさわしい状況といえそうです。

これで状況判断と決心ができたわけです。
あとは、当日の行動あるのみ!

……と、こんな感じで戦略を練るのもブルベの
醍醐味だと思います。まあ、得てして予想が外れて
難儀したりするのですが、それも含めてブルベですよね。

ちなみに、『ランドヌールVol.2』には
主催者から提供していただいた「BRM106いちご200」の
情報と走行ノウハウを掲載しております。

ぜひお読みください! と言いたいところですが、
地域によっては、開催日までに書店で手に入れづらいことも
あると思いますので、特別に「BRM106いちご200」の
情報だけ公開しちゃいます!
d0211129_13561193.jpg
こんな情報がたくさん載ってる『ランドヌールVol.2』、
ぜひご購読ください!
by cyclotourist | 2012-12-28 14:04 | Comments(5)

『ランドヌールVol.2』発売開始です

こんにちは、田村です。
d0211129_18214518.jpg
ついに、編集部に『ランドヌールVol.2』が
届きました。
こんなマニアックな本の第二号を作ることができ、
我ながら驚きつつ、本当にうれしいです。
これも一号をご購読いただいた
読者の皆様のおかげです。あらためて御礼申し上げます。

『ランドヌールVol.2』の巻頭特集は、
達人たちの流儀〜すべて見せます! 装備と冬春スタイル〜
です。
関東と関西のそれぞれから、
ブルベの経験法が豊富な「達人」の皆さんを取材させていただき、
その自転車、装備、服装などを、
詳細に教えていただきました。何度もブルベを走り、その経験が
生み出した個性豊かなスタイルは必見です。
取材させていただいた僕も、本であらためて拝見すると
「なるほどな〜」と唸るばかりです。

特に、これからブルベを始める人にとっては、
防寒対策のよしあしが完走を
左右するといって過言ではありません。
達人たちの服装には、冬春のブルベを攻略するための
ヒントがたくさん詰まっています。

そして、続く特別企画は……
d0211129_18285949.jpg
2013年ブルベ開催スケジュール&
コース情報です!

来年に開催されるブルベのほぼすべてが
分かります! 一覧できます!100以上のコース図と解説入りです!
新コースあり、新クラブあり、そして新しい仕組みのブルベあり!
これからの一年間にわたって、
ランドヌールのみなさんにお役立ていただける
はずです。ぜひご覧下さい。

*開催内容は変更されることがありますので、
 ブルベに参加を検討する際は、
 必ず各主催クラブやオダックス・ジャパンのホームページの
 情報をご確認ください。
d0211129_1834143.jpg
今回もランドヌールのみなさんに
いっぱい協力していただきました。
ありがとうございます!
d0211129_18343887.jpg
モデルの山本マサミさんをはじめ、
3人が「2度目のブルベに挑戦」。ある者は初完走を夢み、
またある者はさらなる距離をめざして走る……
それぞれの先に待つ運命は!?
ぜひ誌面でご確認ください(笑)。

そして、神保町の大型書店、「書泉グランデ」さんが
今回もフェアを開催していただくことになりました。
『ランドヌールVol.2』も明日から店頭に
並べていただける予定です。
お近くの方は、どうぞお立ち寄りください。

しかも、『ランドヌールVol.2』や弊社の自転車本を
お買い上げいただいた方には、缶バッジのプレゼントがあります!
d0211129_18382130.jpg
グランデさんと、マキノさん、ケルビムさんのご協力のもと、
サイクルモードでプレゼントさせていただいた
缶バッジが限定復活です。
なお、数には限りがありますので、なくなり次第の
終了となります。

神保町のお近くにお越しの際は、
どうぞ書泉グランデさんにお立ち寄りください。


『ランドヌールVol.2』は
全国の書店様に近日中に並ぶ予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。
by cyclotourist | 2012-12-27 18:42 | Comments(5)

サドルバッグ到着

こんにちは、田村です。

今日は寒かったですね〜。
GPSとサイクルコンピュータ、双方とも
午前中に0℃を表示。寒いわけだ。

そんななか、絹自転車製作所さんを
訪問してきました。
d0211129_19424771.jpg
埼玉県、というより
奥武蔵といった里山にある
ハンドメイド自転車の聖地です。

本誌『シクロツーリストVol.3』などで
紹介させていただいた工房ですが、それらの
取材はライターさんに担当してもらったので、
僕は初めての訪問でした。広い工房にびっくり!
d0211129_1948863.jpg
あるじの荒井さん。
“日本らしい自転車”について、
真摯な想いを語っていただきました。
ちなみに、写真は工房で自炊中の様子。
僕も住み込んでフレーム作りを教わりたいものです。

さて、往復100km走って編集部に戻ると……
d0211129_21193550.jpg
先日オーダーしていた
suewのサドルバッグが到着してました!
d0211129_21212144.jpg
愛用してきたオルトリーブの
サドルバッグLより、ひと周り大きい印象。
d0211129_21223587.jpg
ベルトで、シートレールと
シートピラーに装着。
写真はかなり容量を絞った状態。
d0211129_2123194.jpg
もう少し入れてみた状態。
ブルベに僕が必要とする装備が
余裕で収まります。
左右二対のストラップで絞れるので、
容量に合わせてしっかりホールドできます。
d0211129_21275047.jpg
オプション設定の
ショックコードループ&ショックコードを
付加してもらいました。
脱いだレインウェアの一時収納に便利です。

そして、さらにテールライトのホルダーを
付けてもらいました。
オプション設定にない仕様ですが、
suewの清藤さんにお願いしたところ、快諾してくれました。
d0211129_2132038.jpg
こんな感じで
クリップ付きのテールライトを付けることができます。

オルトリーブではこうしたホルダーがなく、
それでも後方からの視認性を高めたかったので、
今まではベルトに無理矢理付けてたのですが、
これならスマートかつ確実です。

なお、ブルベでは「テールライトは車体に装着」という
規則があります。ですので、これは二灯目の
テールライトとなります。長時間の夜間走行を経験すると、
フロントと同じかそれ以上に、テールライトの
重要性を実感します。そんな時、後ろからいちばん
目立つ位置にあるサドルバッグに付ける
テールライトは、効果絶大だと思います。

そして、このホルダーは……
d0211129_21372699.jpg
ブルベカードに対応した
内ポケットのフラップを兼ねているのです!

「ブルベカードが入るポケットがあるといいなあ…」と、
お願いするともなく言った僕の
つぶやきを、清藤さんはしっかり覚えていてくれ、
こんな形で実現してくれたのです。

こうした配慮をしていただけることは
既製品ではありえないですし、オーダーならではだと思います。

とはいえ、このホルダー+ポケットは
既存のオプション設定にない仕様なので、
興味ある奇特な方がいらっしゃったら、
suewさん(代表の清藤さん)にお問い合わせくださいね。
なお、構造上、開口部の巻き込みを少なくした
最大容量に近い状態の時は、ホルダーが
上を向くこともあります。
d0211129_2144140.jpg
バッグが大柄なので、サドル下面と
タイヤのクリアランスが少ない場合は、
装着が難しいサイズではあります。

しかし、ディスクホイールでサドルバッグが付いてると、
なんかヘンですね……。
やっぱブルベ本番ではGOKISOホイールに戻そう……。

帰宅までの7kmしかまだ走ってませんが、
まずは好印象のsuewサドルバッグ。
オルトリーブに比べ、手で揺すると左右に動きますが、
走ってるとさほど気になりません。
重い工具などは、ツールボトルに入れるので、
ダンシングしても(ちょっとしかしてませんが)
あまりイヤな存在感はありません。

後ろの開口部だけでサイズを調節するオルトリーブでは、
うまくパッキングしないと
中で荷物がガタガタしましたが、
こちらは後ろと下側からベルトで締めることができるので、
荷物をよりしっかりホールドできます。

こんな感じで好印象でしたので、
来る1月6日のブルベで実戦投入してみようと思います。
走るモチベーションが増えたなあ!
by cyclotourist | 2012-12-25 22:12 | おしらせ | Comments(6)

南房総ツーリング

こんにちは、田村です。

今日はT地さんのお誘いで
南房総「走り納め」ツーリングに参加、
さきほど無事に帰って参りました。

T地さんは、老舗自転車フォーラム「FCYCLE」の
管理人をなさっておられまして、
積極的にツーリングオフ会を企画されてます。
で、僕ごときも時々いっしょに
遊んでもらっているのです。

今日のツーリングは、安房鴨川駅を起点として、
南房総のマニアックな道を60kmほど走り倒し、
千倉の道の駅で海の幸をたらふく食べるという内容で、
今年で12年目になる恒例行事とか。
昨年もお邪魔させていただきました。

集合場所の安房鴨川駅へは、
新宿から特急が出ており、3時間若でアプローチできます。
その特急は何度も乗ったことがありますが、
便利なものの、萌え度は低い車両、路線です……。

ふと、幻の東京湾一週サイクリング計画を思い出しました。

ブルベで知り合った好青年(もちろん? アニメ好き)の方と、
三浦半島の久里浜と房総の金谷をつなぐ
東京湾フェリーを使って、東京湾を反時計回りに
走る定番コースです。
しかし、天候やお互いのスケジュールに恵まれず
いまだ実現できていませんでした。

そこで、今日は東京湾フェリーを使って
房総に上陸、鴨川をめざすことにしました。
前夜、鴨川が舞台の「輪廻のラグランジェ」というアニメを観て、
気合い十分。でもこのアニメ、観ていて「?」が
多くて……。

我が家から久里浜までは80km弱。
乗船時間は40分。
下船した金谷から鴨川までは約30km……。
待ち合わせは9時40分。

午前3時に家を出れば間に合うはず!
こんなことを考えたのは、もちろん新装スポルティーフの
ハブダイナモを夜間走行で試したかったからです(笑)。

めざましのおかげで2時半に目覚めたものの、
アニメ観ながらビールを飲みまくったので、
とても起き上がれない。とりあえず1時間ほど二度寝。
そして4時過ぎに家を出ました。
これでも7時20分のフェリーに乗れば、
なんとか集合場所の鴨川に集合時間ちょい過ぎに
着けるはず……と思ったんですが。
d0211129_2149363.jpg
都区内でも北のほうに住んでるので、
多摩川を越えて神奈川県に入るまでが長い……。
早朝なのでクルマは少ないものの、
信号の数は減りません。さいわい追い風に恵まれたものの
思ったよりペースは上がらず。
d0211129_21505536.jpg
みなとみらいの日本丸。
もう6時すぎ……。
d0211129_21511274.jpg
山下公園の氷川丸。
久里浜までは港町の連続ですので、男子としては
せっかくならいろいろ見ておきたいものです。
d0211129_2153135.jpg
なんて思ってブイブイ走ってると、
横須賀の手前でスポークが……切れた!
とりあえず、切れたスポークをほかのスポークに
巻き付けて。こんな日に限ってニップル回しを
持って来てないし(泣)。
実は以前、後輪にワイヤーロックを絡ませたことがあって、
そのダメージが遠因かなあ……。

ホイールはけっこう振れ出したものの、
走れるのは間違いないので先へ。
d0211129_21553821.jpg
キタ〜!
横須賀にて海自が誇るヘリ空母「ひゅうが」を見る。
大きい! 頼もしい! 誇らしい!
すっごい迫力です。
d0211129_21572898.jpg
対岸には潜水艦と、米海軍のイージス艦も。
d0211129_21583441.jpg
ちょっと先の三笠公園へ。
日本海海戦の勇者……公園の開園前で
近づけませんでした……。
d0211129_2159172.jpg
ようやく着いた久里浜のフェリー乗り場。
狙っていたフェリーは、10分前に出ちまった……。
途中、おにぎりを一個買って食べただけで走り続けたのに〜!
もっとも、信号で数十回止まり、
寄り道、トラブル、貧脚……。
もっといいコースがあったのかなあ。
d0211129_222241.jpg
次のフェリーまで時間ができたので、
海軍カレーらーめんを食べる。ご当地物らしく(?)
まずくもさほど美味しくもありません。
d0211129_2223882.jpg
乗船。
d0211129_2225646.jpg
10時、金谷で下船し、最短経路で
鴨川へ向かう道を走る。
ほのぼのした里山を抜ける走りやすい道。

しかし、T地さんが考えたコースを
鴨川から走っていたら、もはや14時の食事時間までに
合流できないことは明らか。
幸い、ルートデータをGPSに入れていたので、
どこかでショートカットして追いかければ……。
d0211129_2262721.jpg
d0211129_22619100.jpg
裏道、細道、林道、農道?
ベテランのT地さんらしいコースを
ひとりで走り続けます。本当にこの先をみんなが
走っているのだろうか? いつ合流できるだろ?
不安と期待が入り交じった意外と楽しい気分で
房総の里山を走り続けることしばし……。
d0211129_2292840.jpg
12時半、ようやく合流〜!
よかったよかった。

金谷から60kmほど走って……
d0211129_22105934.jpg
千倉の道の駅で待望の食事!
またたくまに食べ過ぎて、
重いお腹を引きずるようにして千倉駅へ。
d0211129_22133176.jpg
新装スポルティーフで初輪行。
ハブが変わった影響で、微妙に
ホイールとフレームの収まり具合も変わったようで、
少し手間取りました。輪行に必要なのは慣れですね。
d0211129_22155634.jpg
輪行の醍醐味はこれ。
『シクロツーリスト』でおなじみのIさんと、
『ランドヌール』でおなじみになりつつあるSさんと。


テーマ(今日は個人的な艦船とグルメ)があるツーリングは
メリハリが効いて充実します。

しかし、早起きと長距離で思いのほか疲れてしまい、
いつもなら時間を持て余す普通列車での
帰路は、爆睡してしまいました。
by cyclotourist | 2012-12-23 22:27 | おしらせ | Comments(7)

フレッシュ2013

こんにちは、田村です。

昨日から娘とその母親が二人で旅に出て、
束の間の独身生活を楽しんでおります。
いつも一階の自室に引きこもってるのですが、
今日は二階のリビング(らしきスペース)で
好き勝手にふるまえて嬉しいです。
無線LANもよくつながるし、「バンダイチャンネル」で
快適にアニメが見れてご機嫌です(笑)。

さて、年に一度の特別なイベント「フレッシュ」(Fleche)を
ご存知でしょうか?

「当たり前でしょ!」「なんじゃそりゃ?」と
大きくふたつに分かれそうですね。
たいていの物事はそうだと思いますが(笑)。

フレッシュとは、普通のブルベとは異なり
「チーム」で走ります。
走るのは、24時間で距離360km以上。そして、
ゴール受付は決まっているものの、
コースは各チームで考え、申請します。

普通のブルベは単独走、規定コースが基本ですから、
まったく違うといえば違います。

詳しくは、オダックス・ジャパン
ホームページに規則や歴史が載っております。

今年はAJ千葉さんがフレッシュを開催し、
僕も初めて参加させていただき、とっても楽しくも
たいへんな思いを体験させてもらいました。

で、来年はオダックス近畿さんが開催することが
オダックス・ジャパンのホームページで
公表されております。
現状では、4/26開催、としか分りませんが、
オダックス近畿さん主催ですから、
京都府か大阪府のどこかがゴール受付だと
容易に想像されます。
もしかしたら、来る『ランドヌールVol.2』に
なんらかの情報が掲載されるかも知れません(笑)。
もっとも、年明けにはオダックス近畿さんが
公式情報を発表されることと思います。

来年もフレッシュを走りたいな〜、でも僕にゃあ
友達が少ないしな〜と嘆いていたら、
天の声か、「フレッシュ一緒にどう?」と
お声がかかりました。うれしいな〜。

京都ないし大阪まで360km以上走るとなると、
東からなら静岡県のどこかから、
西からなら岡山県か広島県あたりからも
アプローチできます。
もっとも、360km「以上」なので、がんばれば
東京からだって行けるかも? 僕じゃあ無理ですが、
今年のフレッシュでは600kmも走った
チームもあります。すごい……。

まだ詳細情報がわかりませんし、実際に
申し込みできるか、参加できるかも分りませんが、
フレッシュのコース私案を考えてみました!
d0211129_19174050.png
http://yahoo.jp/YfJ1_E
テーマは「お城めぐり」です(笑)。
(ルートラボの貼り付けがうまくできない…)

東海道も中山道も、名城街道です。
せっかくなら、寄りたいなあ、と。峠もないし。

でも、中京〜近畿の土地勘が薄い僕には
ベストコースを引くのは難しそう。

kojimaさん、アドバイスしてくれるとうれしいがや!

ま、一案ですからまだ現実性はありませんが、
ルートラボでこんなこと考えていると、
あっという間に時間がたっちゃいますね。

明日は房総ツーリングの予定です。

スポルティーフ改の実力や防寒装備を
試せそうで楽しみだなあ……って、食い気より物欲。
自分でもヘンなモチベーションです(笑)。
by cyclotourist | 2012-12-22 19:21 | 製作中 | Comments(6)

オーダー車で振り返る3年間

こんにちは、田村です。

いよいよ今年も残りわずかですね。
まだまだしないといけない仕事はあるはずなのに、
頭はなんだかボーッと店じまいモードで、
来し方行く末を考えちゃったりします。
d0211129_1105849.jpg
思い起こせば3年半前、この一台を手に入れてしまったことが、
今に続くオーダー車中毒のはじまりでした。
トーエイのランドナー(650×32B)です。

2009年の9月にエイ出版社から刊行された
『旅する自転車の本』の記事にあわせてオーダーしたものです。
初めてのオーダーでしたので、ベロクラフトの大槻さんに
おんぶに抱っこでご指導を仰ぎ(今もですが)、
すてきな一台を作ってもらいました。

それまで乗ってきたメーカー完成車とは
ひと味もふた味も違う乗り味、そして端正なスタイルに
魅了されてしまい、自転車に対する接しかた・楽しみかたが
大きく変わるきっかけになりました。

ラグ付きのスタンダードフレームで、
総予算は30万円弱だったと思います。
最近になって、周囲の失笑を買いつつ(?)
WレバーをSTIレバーに変更して実用性をアップさせ、
未舗装の林道を含むツーリングで活躍中です。

ちなみに、フレームカラーの青は
ブルートレインのつもりでしたが、思ったより
明るく仕上がり、それはそれで気に入ってます。

d0211129_1111507.jpg
2010年の6月に完成した
ロイヤルノートンのキャンピング(650×42B)です。

キャンプツーリングが昔っから好きだったものの、
MTBとか、MTB系のパーツを使ったモダンなツーリング車でしか
キャンプツーリングをしたことがありませんでした。

「いつかは伝統的な4サイド」と漠然と考えていたスタイルを
実現したのが、この一台です。
こちらも、ブロデュースはベロクラフト大槻さんです。
オーダーと実際のツーリングの様子は
2010年の8月に刊行された『自転車と旅Vol.2』に
掲載させていただきました。当時、フリーという立場で
この実業之日本社のムックの編集長だったんです。一時的に。

クロスドシートステーや、
サイド枠付きのキャンピングキャリアなどを採用し、
思い描いていたキャンピングそのものに仕上がりました。
そのキャリア製作にけっこう費用がかかり、
40万円ほどかかりました。

太いタイヤのおかげで乗り心地はマイルドです。
サイドバック4つとフロントバッグを備えたスタイルは
戦車のような迫力に満ちてます。
しかし、リアキャリアのかなり後方にバッグを付ける
このスタイルは、荷が重いとしばしば
自励振動、共振現象を発生させ、高速走行は不安でした。

そしてなにより、そうしたスタイルで
旅に出ることができるのは、年に一度あるかないか……(悲)
ランドナーをすでに所有していたこともあり、
もっとも乗車頻度が少ない一台になっております。

フレームカラーのオレンジは、緑のバッグを前提にして
湘南電車のつもりです(笑)。

d0211129_1129198.jpg
2011年の4月に完成した
トーエイのスポルティーフ(700×27C)です。

「舗装路の峠越え」という、もっとも
身近(?)なツーリングシーンに合わせて
作ってもらいました。プロデュースしてくださったのは
バイシクルショップ玄の吉澤さんです。

ランドナーで用いたパイプ、カイセイ022より
ワンランク薄くて軽い8630を使ってもらい、
カンパニョーロのアテナ11スピードなどモダンな
パーツで組んでもらうことで、9kg半ばの重量に収まった
軽量スポルティーフです。
こちらは今に続く『シクロツーリスト』の第二号で
紹介させていただきました。

重量7kg台が当たり前のロードに比べると、
「軽量」なんて恥ずかしくて言えませんが、
日帰り〜宿泊まりの数泊ていどのツーリングでは
ベストといえる存在になりました。

やはり、狙って行かない限りダートには遭遇しませんし、
仮に少々のダートだったとしても、27Cなら問題なし。
実際、大弛峠の長野側をコレで下ったこともあります。
(激しく後悔しましたが)
というわけで、最近のツーリングでは
いちばん活躍した一台です。
こちらも製作費用は40万円ほどでした。

フレームカラーは山手線をイメージ。
まあ、好きにしろって感じですね(笑)。
d0211129_1143878.jpg
2011年の11月に完成した、
ケルビムの次世代型ツーリング車、ランブラーです。
当初、700×27Cでしたが、現在は25Cに。

なんとなくトラディショナルだった前3台とは
ガラリと変わり、斬新なデザインと装備をもった自転車です。
ケルビムのショーモデルだったランブラー零号機に
ひと目惚れし、その量産初号機として作ってもらいました。
短足の僕に合わせてサイズダウンしたためか、
一部で「ショーモデルよりカッコ悪いじゃん」と
言われてしまいましたが、やむを得ません(泣)。

電動メカ、ハブダイナモ、ディスクブレーキなどを装備した
この一台をオーダーした最大の理由は
「ブルベ」を知ったことです。

想像できない長距離、夜間走行、雨天走行などに
対応するため、世にもゴージャスな仕様となりました。
重量は10kg代半ばと、少々かさみました。
これは『シクロツーリストVol.6』や、
続いて創刊した『ランドヌールVol.1』に掲載しました。

優雅で女性受けする(ほんとですよ!)デザインですが、
フレーム剛性はかなり高く、乗り味はツンデレ風です。
このランブラーのおかげで、今年は200〜600kmの
ブルベを走りきることができました。

製作費用は……ずいぶん高くなっちゃったんで
誌面にはハッキリ書かなかったのですが、
内蔵工作してもらったフレーム代と
パーツ代などをぜんぶ積み上げると
70万円近くになりました……。ひえ〜。
d0211129_1201986.jpg
今年の7月下旬に完成した最新鋭機、
マキノサイクルファクトリーのロードです(700×25C)。

どっぷりとハマったブルベを少しでも楽に
走るために、なりふり構わずオーダーしました。
プロデューサー坂西さんの
「硬いフレームのほうが疲れない」という考えを、
スチールフレームで追求してもらった一台です。
これは9月に刊行した『ランドヌールVol.1』や、
これから出る同第二号で紹介しております。

軽い、速い、疲れない(いずれも自分比)という
ブルベを走るためには理想的な一台です。
勢い余ってGOKISOホイールを採用し、
久しぶりにキャッシングしました(汗)。
メカは電動アルテグラで、その分、総重量は
けっこう重くなっちゃったのですが
(GOKISOにして総重量9kg弱)
フレーム自体は1500gとスチール最軽量級です。

坂西氏いわく「やりたい放題よくばった仕様」のフレーム価格は
約29万円。こちらもひぇ〜という感じですが、
一部消耗品に相当するパーツ代を
経費で落とすことに成功し、なんとか事なきを得ました。

なにはともあれ、今年下半期の手強いブルベの数々を
走ることができたのは、このマキノ号の
性能に負うところが大です。

d0211129_12155553.jpg
今月、仕上がったばかりの
リニューアル・スポルティーフです。

先の山手線号の電装系をハブダイナモに換装し、
吉澤さんをして「二日かかった。二度とやりたくない」と
言わしめた電装コード類の内蔵(カーボンブラシ追加)を
実現していただきました。
ぱっと見、ハブダイナモ装着車には見えないでしょ?
これでフロントライトとテールランプの双方で
電源切れを心配せずに済むようになりました。

ケルビム号、マキノ号と快速指向の強い自転車を
ブルベに実戦投入してきましたが、
「太いタイヤでフロントバッグありのほうが総合的に速い(=楽)」
という、ブルベの泰斗、ヤン・ハイネ氏の意見に影響され(惑わされ?)
愛用のスポルティーフを改装してもらったのです。

もちろん、ふだんのツーリングでも電装が強力であるに
越したことはないですから、より頼もしい旅の相棒となりました。
この一台は、来るべき『ランドヌールVol.2』に掲載したのですが、
完成が締め切り直前だったため、触り程度です。
続刊で改装の効果などを紹介したいと思っております。

ちなみに、フレームカラーのモチーフは
東北新幹線「はやぶさ」です。
改装費用は17万円ほどかかり(けっこうパーツ替えたので…)、
まだ10万円しか払ってません(汗)。


今年は加速度的に自転車が家計を圧迫し、
経済的にも心情的にも火宅の人になり果てました……。
来年はどうなることやら。このままでは
子供の親権がなくなりそうで寂しいわい。

でも、年に一台くらいは、今後もオーダーしたいものです。
浮気性なんですかね〜。そのうち作る車種がなくなって、
ひとりで乗るタンデムとか、贈る相手がいないミキストとか、
作ってしまいそうな自分が怖いです(笑)。


勝手に5段階評価
(★が多いほど好印象)

トーエイ・ランドナー
 乗り心地:★★★★★
 巡航性能:★★★☆☆
 加速性能:★★★☆☆
 夜間走行:★☆☆☆☆
 雨天走行:★★★☆☆
 積載能力:★★★★☆

ロイヤルノートン・キャンピング
 乗り心地:★★★★★
 巡航性能:★★★☆☆
 加速性能:★★☆☆☆
 夜間走行:★☆☆☆☆
 雨天走行:★★★☆☆
 積載能力:★★★★★

トーエイ・スポルティーフ
 乗り心地:★★★★☆
 巡航性能:★★★★☆
 加速性能:★★★☆☆
 夜間走行:☆☆☆☆☆
 雨天走行:★★★☆☆
 積載能力:★★★☆☆

ケルビム・ランブラー
 乗り心地:★★★☆☆
 巡航性能:★★★★☆
 加速性能:★★★★☆
 夜間走行:★★★★★
 雨天走行:★★★★★
 積載能力:★☆☆☆☆

マキノ・バンザイプロデュース号
 乗り心地:★★★★☆
 巡航性能:★★★★★
 加速性能:★★★★★
 夜間走行:★★★☆☆
 雨天走行:☆☆☆☆☆
 積載能力:★☆☆☆☆

トーエイ・スポルティーフ改装後
 乗り心地:★★★★☆
 巡航性能:★★★★☆
 加速性能:★★★☆☆
 夜間走行:★★★★☆
 雨天走行:★★★★☆
 積載能力:★★★☆☆
by cyclotourist | 2012-12-21 13:00 | おしらせ | Comments(12)

ソフトシェル

こんにちは、田村です。

校了後の恒例行事が、机周りのお掃除です。
d0211129_16334210.jpg
掃除開始直後。
ちょっと絶望的な気分になります。
悪戦苦闘すること2時間……
d0211129_16342660.jpg
だいぶスッキリしました!
d0211129_16363567.jpg
発掘された色校紙。
最終的には採用されなかった、
まぼろしの表紙デザインたちです。

さて、話はまったく変わるのですが、
新しい服を買いました。
d0211129_16405317.jpg
この黒いジャケットです。
昨晩飲み過ぎて、死んだ魚のような目でごめんなさい。

マウンテンハードウェアというアウトドアブランドの製品です。
僕はここのデザインがわりと好き。

で、少々くたびれてきた
同ブランドのレインジャケットの替わりを求めて
原宿にあるショップへ行ってみました。
すると、もう同じ製品はなくなったみたいで、
別の製品をすすめてくれました。それが
エフュージョンフーデッドジャケットという
上で着ているものです。

これ、見ても触っても着ても、まったく
防水素材とは思えません。ポリエステル100%で
ストレッチ性が高く、ただのジャージとしか思えません。
いわゆる「ソフトシェル」というジャンルの
ウェアらしく、おもにトレイルランニング用だとか。

「これ、本当に防水なんですか」と店員に
聞くこと3度。
だって、レインウェアって
ガサガサしてるか、ビニールっぽい素材を使ってる
じゃないですか。これは、くどいようですが、
ただのジャージ風です。

「完全防水です」と、力強く答える店員さんを
信頼し、ちょっとお高かったけど買ってみました。
d0211129_17121539.jpg
本当にくどいですが、
どう見てもタダのジャージ。
d0211129_17121115.jpg
勇気を出して、
水道を流してみました。
d0211129_17131789.jpg
ほ、ほんとに防水だ!
水を弾き、まったく染みません。

ジッパーに防水加工がしてあるため、
その周辺が硬いものの、着心地は
限りなくジャージです。冬用のサイクルジャケットと
おなじ印象です。蒸れる印象もないです。

いま、アウトドア業界では、こうした
「ソフトシェル」で防水防風のウェアが
流行ってるみたいです。

数年前にはありませんでしたよね?
あったのかな?
少なくとも、サイクルウェアでは、こうした
ソフトシェルで完全防水の製品はまだないと思います。
(僕の知ってる限られた範囲では)

風圧があり、他のスポーツでは考えられないほど
長時間にわたって雨に打たれるのが、サイクリングです。
姿勢も独特です。

実際のサイクリングシーンで、この「ソフトシェル」が
どれだけ防水性を発揮するか、今から楽しみです。

ま、晴れるに越したことはないのですが(笑)。


ちなみに、本ブログをご覧なってて
記憶力が確かな方は覚えているかもしれませんが、
僕はモンベルのトレントフライヤージャケットという、
ゴア使用では最軽量(約200g)のレインウェアも持ってました。

ツーリングやブルベでは、必ず携帯していたのですが、
今年は雨の日が多く、意外なほど出番がありました。
すると、軽さを優先するためにベンチレーション機構などがない
トレントフライヤージャケットは、ちょっと役不足。
で、以前から持っていたマウンテンハードウェアの
レインジャケットを最近は使っていたのです。

こうした「ハードシェル」のレインウェアに
「ソフトシェル」が取って代わるのか、
身をもって試したいと思います。
by cyclotourist | 2012-12-19 17:36 | おしらせ | Comments(4)

ディスクホイール絵柄案

こんにちは、田村です。

携帯ポンプに触れた前回のブログには、
多くのコメントをいただき、みなさんの
関心の高さを実感しました。
いずれ、ちゃんと記事にしたいと思います。

このブログは、本のPRを目的としつつも、
基本的に“遊び”の色合いが濃い個人的なものですので、
個々の製品について誤解を招くような記述や、
僕の理解不足、思い込みも多々あると思います。

ちゃんとした情報は本で発信してる(つもり…?)ですので、
アドバイスのほど、どうぞよろしくお願いします。

さて、懸案の、とは誰も思ってないでしょうが(笑)、
ディスクホイールの絵柄をツラツラと
考えております。

やはり、アニメなど版権物は、個人で遊ぶだけにしても
安易に扱っちゃあなるまいと思いました。
そこで、自分の他の“痛い”趣味や、“痛い”センスを
応用しようと思いつきました。

条件は、フレームロゴと同じ
金色のカッティングシートで
再現できる絵柄としました。
フルカラーの絵とか写真を貼り出したらキリが
ないですからね。
d0211129_20304640.jpg
まずは参考例。
遊びで走る時まで、本のロゴを見せる
必要はないよな〜。無粋というかね……。
もっとも、僕の場合はどこまで遊びで、どこまで仕事なのか
本人でもよく分かってないところがあるのですが(汗)。
d0211129_20312579.jpg
コロンバスの、ひよこみたいなハトを配置。
(マキノ号のフレームはコロンバスLIFE)
かわいいと言えなくもないけれど……。
でも勝手にマーク使っちゃだめか。
d0211129_20322511.jpg
鳥つながりで、「つばめ」。
国鉄特急です。このマークは博物館でしか
見たことありませんが、妙に和風ですね。国鉄なら
誰も実質的に文句いわないでしょうが、
ほとんど同じマークをJR九州が今の「つばめ」に使ってます。
う〜ん、やはり著作権的に微妙でしょうか。
しかも、露骨に鉄道趣味を
アピールしすぎかもしれませし。
d0211129_20324315.jpg
和風つながりで、家紋。
これは田村家の揚羽蝶です。
ぜんぜん自転車と合いませんね……。
版権的にはいちばん問題ないでしょうが、
それ以前の問題といったところで却下ですね。
d0211129_20325938.jpg
個人的に大本命だったのが、コレ。
かつて、帝都の空を守った244戦隊のマークです!
陸軍の戦闘機、「鍾馗」とか「飛燕」に
描かれていた図案です。
たぶん、こっち系ではいちばん有名な
マークだと思います。
使うにあたっては、敬意さえあれば
許されるのではないでしょうか。

画像を合成する前はイケるかもと思ってたのですが、
三角の尾翼用にデザインされたマークですから、
丸いホイールだと収まりがいまいちですね。

このあたりは本職のデザイナーに作業してもらえば、
カッコよくなるのかも知れません。
僕は真ん中に置いてるだけですから(照)。


なんてヒマ潰しをしていると……
下記サイトを発見しました!

「amisports」
http://product.amiami.jp/amisports/

なんと、“あの花”のホイールステッカーが
発売されるみたい。ジャージなんかは“まどマギ”もあり!
すごい、すごすぎる。快挙ですね。

サイクリスト+アニオタという
二重にセグメントされた少数民族にも
資本主義の恩恵がやってきました。いい時代なんでしょうね。

さすがに既製品を買って
ホイールにシールを貼ろうとは思いませんが
(キャラと自転車の色も違うし)
貼ってる自転車を見たら、激しくうらやましく
思うだろうなあ(笑)。

あと、ジャージもたぶん買いません。
以前買った「初音ミク」は、恥ずかしくて結局一回しか
着ませんでしたから。
今では部屋でポスターと化して……それも別に悪くないね!
やっぱり買っとくか(笑)。

みなさんの“痛い”アイデア募集中です!
by cyclotourist | 2012-12-17 19:27 | おしらせ | Comments(10)