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シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

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カテゴリ:おしらせ( 457 )

南房総ラン

こんにちは、田村です。
冬らしいスカッとした好天が続きますね。
先の日曜日は、ここ3、4年の恒例となった
走り納めランとして、南房総へ行ってまいりました。
T地さん主催による、FCYCLEのイベントです。
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今年の予定ルート。
安房鴨川まで輪行し、海沿いを千倉まで走り、
千倉から丘陵の林道に入り、
再び海沿いに出たら道の駅で海の幸をいただく……
という癒し系のサイクリングです。

走行距離も短いですし、グルメという
文字通りのエサがありますので、娘を誘ったところ、
珍しく「行く!」とのこと。
最近、映画を観るにもプラモを買いに行くにも、
常に娘を誘っていて、妻には
「そんなに娘に依存してどうすんの」と
叱られております(汗)。

さて、当日は新宿駅7時18分発の房総特急に乗って、
安房鴨川へ一直線の予定です。

6時半前に家を出て、
池袋駅で自分と娘の自転車を9分で輪行袋にしまい、
意気揚々と山手線に乗り込みました。
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「ラブライブ!だ〜」と、
うかれながら山手線に乗り込むものの……
新宿駅ふたつ手前の高田馬場で運行停止。
なんでも、線路に人が入ったとか。

まれですが珍しくもない出来事なので、
すぐに復旧するだろうと思っていましたが、
実に40分も停車!
線路に入った人物が行方不明になったとかで
安全確認に時間がかかったそうです。
これだけ山手線が止まるのは珍しいですね。

ちょうど目の前に、外国人さんのカップルが乗っていて、
日本語がよく分からないらしく、
車内のアナウンスの意味を教えてくれ、と
自分に問いかけてきました。
片言の英語で、線路に人が入って止まったこと、
復旧時間は分からないこと、西武線で新宿には
行けるけど、JRの駅とは離れてること……などを伝えました。
本当に片言しか英語を話せない自分ですが、
いざとなればナントカなるものです。
そんな自分を見て、娘は
「とーちゃん、英語話せるんだ」と感心しきり。
少々鼻が高くもなりましたが、
「私はぜったい外人サンの前には座らない」とも
誓ってました(汗)。

さて、目当ての特急には乗車できなくなりました。
そこで、千倉駅を目的地に変えて検索すると、
新宿発の別の特急が館山まで行くことがわかりました。
これを利用して千倉駅の先の和田浦まで輪行し、
鴨川から走ってくるであろう仲間と
合流することにしました。
けっこう遠い南房総ですが、特急が
複数走っているので助かります。
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内房線に入ると、量産型ながら
渋い駅舎が現れて和みます。
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館山で特急を降りて、
普通列車に乗り換えます。この乗り換えや
改札を通る時は、娘に輪行袋を持ってもらいます。
たいていは自分が両肩に輪行袋を下げるのですが、
狭いところは通れないものですから。
しかし、9歳とはいえ小柄な娘に輪行袋を背負わせると
ちょっと虐待っぽい光景です(汗)。
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普通列車のホームに出ると、
抜けるような青空が広がっていました。
行程の破綻で気がめいってましたが、
こんな清々しい天候に恵まれると、
やっぱり来てよかったなと思います。
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もう11時近くになってしまいましたが、
なんとか和田浦駅に到着。観光案内所のような
スペースが併設された立派な駅舎です。
この日も自分の自転車はルック。選んだのは、
軽いので輪行が楽だから、です。
レーシングバイクは最良の輪行車です(汗)。
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ほどなくして、仲間がやってきました。
T地さん筆頭に総勢8人となり、
千倉を目指して走り出します。
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漁港を眺めながら
のんびり進んで行きます。
南房総とはいえ、天候次第では
かなり寒くなるだろうと思い、娘には
キッズ用のジオラインを着せましたが、
幸い、気温も10℃くらいまで上がり、
風も穏やかです。
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プラウダ戦を思い起こさせる
ローズマリー公園でひと休み。
鬼のT地氏には珍しく(?)、今回のルートは
平坦中心で休憩も多く、娘にも楽しめる設定でした。
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くじらコロッケなるものを
いただきました。
ビーフコロッケよりは淡白な味わいでしょうかね。
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海沿いを離れて、だんだんと
細道に入っていきます。
どうしても娘が遅いので足をひっぱるのですが、
ペースを合わせてくれるみなさんに感謝です。
こう見ると、先頭で集団をコントロールしているように
見えなくもない(笑)。
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いよいよ林道に入ります。
その荒れ具合と素堀のトンネルが有名な
畑林道です。
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わずかな標高差ですが登りもあり、
娘の息が上がります。汗をかくと冷えるので、
上着を脱がせたりして、ゆるゆると進みます。
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竹林で休憩。
みなさんをお待たせしつつ、
人見知りで無愛想な娘にハラハラします。
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舗装されてはいますが、
枯れ枝や小石がゴロゴロしています。
ひっ、とか、うっ、とか小さな悲鳴を上げつつ、
それなりに楽しそうに走る娘。
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畑林道名物のトンネル。
怖いような迫力があります。
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トンネルを抜けても、
両側から伸びる木々のために
トンネルが続いているような印象。
まったく交通量がない林道ですが、
埋もれずに開通しているということは
たまにメンテナンスもしてるのでしょうか。
南房総というと海のイメージが強いですが、
ちょっと内陸に入ると、ずいぶん印象が違う
風景を楽しませてくれます。
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「手が痛い、手が痛い」と
叫びながら激坂を下る娘。
STIレバーがまだ大きすぎるので、
荒れた路面はフラットハンドルのほうが
ふさわしかったですね。しかし、娘にまで
用途ごとの自転車を揃えるほど
親バカじゃありません(汗)。
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林道を抜け出ると、すぐにシーサイド。
時刻はまだ14時でしたが、少しでも
日が陰ると寒く感じられます。
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千倉の道の駅に到着。
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「はな房」さんで豪勢なランチに突入。
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刺身を平らげ……
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タレが染みこんだアラ煮をつつき……
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金目の煮付けをいただきます。
毎度のことながら、味もボリュームも
大満足のメニューです。特にボリュームは盛大で、
何人かは持参したタッパーで、アラ煮や釜飯を
持ち帰るほどです。
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この道の駅には、漁船を模した遊具(?)があり、
娘のリクエストではじめて登ったところ、
なかなかの見晴らしでした。
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パンパンのお腹を抱えて、
千倉駅まで20分ほど走り、
本日のランは終了。途中で合流したこともあり、
走行距離はたった30kmほどでしたが、
チビ連れでグルメ重視のサイクリングは
このくらいがちょうどいいのかもしれません。

企画していただいたT地さんはじめ、
ご一緒していただいたみなさまに
あらためてお礼申し上げます。

東京までの列車の旅がまた長いのですが、
今日は(今日も?)アニメ好きの仲間に囲まれて
話が弾みます。
「どんなアニメが好きなの?」と、娘にも
話を振っていただきつつ、無愛想な娘は
「……」って感じ(汗)。
「“おそ松さん”が好きなんだろ」と突っ込むと
「言うな〜」と親父を叩く始末。

ところが、オジさんたちの会話はちゃんと聞いてたらしく、
最終兵器彼女の一話がどうのとか、
愛里寿の色紙が……とか、
しっかり覚えていたのには驚きました。

さて、今日はもう大晦日です。
みなさんにとって、どんな一年でしたでしょうか。
自分としましては、サイクリングとフィギュア作り(汗)の双方で
さまざまなことを学ぶことができた一年でした。

今年一年、ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。
by cyclotourist | 2015-12-31 11:06 | おしらせ | Comments(7)

【フィギュア系】ホビーラウンド終了

こんにちは、田村です。

ここのところ目標としていたイベント、
ホビーラウンドがようやく終了しました。
日曜日に東京ビッグサイトで開催されたのですが、
やはり本番ギリギリまで準備に追われました。
もっとも、以前のようにイベント当日まで
二徹するとか、そんな絶望的な状況になることはなく、
少しは学習したゼと思います。
単に出品点数が少なかったのも理由ですが。
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イベント四日前になって、
ようやく「リボンの武者」たちの複製を開始。
幸い、ひとつの型で一発抜きなので簡単。
申請数も少ないので、あっという間に複製は終わりました。
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1/35のフィギュアとしては
部品点数が多すぎる感じですが、
抜きと塗装のしやすさを優先した結果です。
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とっとと整形し、見本用に塗装します。
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瞳の塗装が絶望的に難しいのですが、
0.3mmのコピックで誤摩かします。
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顔に見えないこともない、
というレベルですが……。
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展示見本と提出用に
それぞれ二体塗装しました。
スカートの模様とかヨレヨレですが、
もはや自分の肉眼では視認できないサイズなので
できちまえば気になりません(汗)。
先達たちの作品の素晴らしさに、
あらためて驚くばかりです。

こういった小サイズだと、デジタル造形のほうが
メリットがありそうですね。もっとも、趣味のフィギュア作りで
パソコンに向かいたくはないな、と個人的には思います。
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テケ車に搭載。
夏に大洗でテケのプラモデルを買ってから、
夢見てきた状態をやっと実現できました。
デキがデキなので、満足感はあんまりないですが(汗)。
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本当に小さい。
テケ車が小さいので今回はアレですが、
もう少しオーバースケールに作ったほうが
作業的にも見栄え的にもイケるかもしれません。
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こうして、ホビーラウンドに持っていく
見本がようやく揃いました。
しかし、これで準備が終わったわけではありません。
仕事の合間にせっせとレジンを流して量産しつつ、
残る二大作業に取りかかります。
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浅草橋のシモジマに出かけ、
キットを収める箱を買ってきます。
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その足で、旧知の編プロさんに乗り込み、
イラストレーターなどのDTPソフトを使わせてもらいます。
箱に貼るラベルや説明書を作るのです。
そして、厚かましくも複合機でプリントさせていただきます。
家のインクジェットプリンタでは、時間もコストも
たいへんですからね(汗)。
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そして迎えたイベント当日、
販売部長の娘とともに会場へ向かいます。
もう娘もすっかり慣れたもんで、
「ワンフェスに比べたら売れないでしょ」とか、
生意気なことを言うようになりました。
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8時にビッグサイト着。
幕張のワンフェスに比べれば、
ずいぶんと近いので助かります。
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個人ディーラーの卓は100ほどと、こじんまり。
1000者以上も出展するワンフェスに比べると
ずいぶんと寂しい印象は拭えませんね。
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段ボールに白布を貼って、
さくっと設営完了。
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開場前に、ラジオ体操が
実施されたのには笑いました。
しかし、実際にやってみると体がすっきりして
なかなかいいものでした。
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開場すると、さすがに多くの方がやってきます。
ドール(お人形さん)のイベントと併催なので、
女性の方も多いです。
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こういうお人形さんの、
服や小物を売ってるんですね。

以前お世話になってたG社では、ドールの本も
出していたので、おぼろげにその世界の存在は
知ってましたが、熱心なファンの多さは
フィギュア以上かも。一着2万円くらいする服が
あっという間に完売してるディーラーさんもありました。
ちなみに、ドールは「買う」とか言っちゃいけなくて、
「お迎えする」と表現するようです……。

ちなみに、ウチの妻とそのご母堂は裁縫が得意なので、
帰宅後に「ドール用の服を作れば売れるぜ」と言ったら、
「そんなヒマあるわけないでしょ。あんたじゃあるまいし」と
逆ギレされました(汗)。
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会場がさほど広くない分、
見て回るのは楽です。こちらは
GATEの小悪魔。上手だなあ。
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ガルパンも多くの方が出展してました。
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ボークス主催のイベントなので、同社の
プラモデルやフィギュアがたくさん展示されてました。
写真はDo 335プファイル。とても精巧で驚きます。
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μ'sのメンバーも勢揃い。
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マキちゃん可愛い。
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ボトムズのコーナーも。
時代がむせています。
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ボークスの社長さん(?)が回ってきて、
お菓子を配っていきました。娘は大喜び。

さて、そうこうしているうちに、手前どもの
フィギュアもぼちぼち売れていき、驚くべきことに
「リボンの武者」が完売!
こんなん売れないだろ〜と、我ながら思っていたので、
10個しか用意しなかったのですが、うれしい誤算です。

一方で、過去最高の出来映えを誇る
(そりゃ歴が浅いので、作るたびに良くなるのは道理。汗)
アイズたんは5個しか売れませんでした(泣)。
ワンフェスに比べると、圧倒的に来場者が少ないので
当然なのかも知れませんが、「ダンまち」は
自分が思ってるほどはフィギュア的には人気が
ないのかもしれません……。
他に「ダンまち」キャラを出展してるディーラーさんも
皆無でしたし。一方で、やはり「艦これ」は強いようで、
多くのディーラーさんが展示してました。
ちなみに、ディーラーブースでは、
ライブライブ!やアイマスは見かけませんでした。
このイベントでは許可が降りなかったのでしょうか……。

こんな感じで、売り上げ金額的には
ワンフェス出展の実に四分の一くらいしか
なかったのですが、やっぱりイベント出展は
気分が高揚して楽しいものです。
作るモチベーションになりますし、四分の一の売り上げでも
出展料や材料費は十分にまかなえたので
御の字でしょう。
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売上金を流用して、
マキちゃんのフィギュアを購入。
ボークス製の、「きゃらぐみん」という
多色成型ガレージキットです。
きっと、自分のフィギュア作りの参考にもなるでしょう。
マキちゃん可愛いし(照)。

こんな感じで、滞りなくイベント出展は完了。
次の2月のワンフェスは出ないので、
その次、7月のワンフェスに向けて
また何か作りたいな〜と妄想している今日この頃です。

追伸
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今月発売の「サイクルスポーツ」。
また記事を書かせていただきました。
冬ライドに関するウェア選びや実走リポート、
そして、おすすめエリア紹介を担当させて
いただきました。冬は装備やプランニングのノウハウが
いちばん求められる季節なので、
役に立つ情報がきっとあると思います。
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「冬のオススメエリア」という記事では、
関東方面を自分が書き、関西方面をTさんに
ご執筆いただきました。感謝です。
自分は大洗を走行エリアとして紹介したのですが……
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「ガールズ&パンツァーの舞台としても人気」。
この一言を書きたかっただけという(笑)。
by cyclotourist | 2015-12-21 19:23 | おしらせ | Comments(5)

冬の大三角形

こんにちは、田村です。

先日、とある編集部で打合わせしたところ、
「初日の出ラン向けのコースを紹介して」みたいな
お話をいただきました。
初日の出といえば、銚子の犬吠埼ですよね、と、
軽く返事をしたものの……
日の出を見に銚子へ行ったことはありません(汗)。

銚子は、サイクリングと鉄道趣味でも、
なんどか訪れたことがある大好きな場所ですし、
ブルベで、早朝の銚子にゴールしたことはありますが……。
本当に日の出を見に行くってことは、
ナイトランが必須ですよね!?

経験してないことを書く気はないですし、
なんでも経験することは楽しいものです。
そんなわけで、先週末は銚子をめざしました。
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計画したのはこんなルートです。
さすがに都内の夜間走行は避けたいので
(昼間でも国道6号は走りづらいですし)
我孫子まで輪行することに。

あらためて計画してみると、いろいろ面白いです。
この時期、銚子の日の出は6時半過ぎのようです。
我孫子から銚子までの距離は約100km。
その少し前、6時までには銚子に着くとして、
我孫子を何時に出ればいいか?

日中であれば、早めにスタートすれば無難ですが、
この季節のナイトランでは、長時間の休憩や
ゆっくりすぎるペースでは体が冷えてしまいます。
かといって、気合いを入れて走る気もしません(笑)。
早く着きすぎても凍えますし、かといって、
日の出に遅れては元も子もありません。
ちょうどいいスタート時刻とペースが求められます。
そんなわけで、100kmを6時間で走ると決め、
我孫子駅に0時ちょうどくらいに着くように、
家を出ました。
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我孫子駅の南口です。
マキノさん側の北口は何度も降りてますが、
こちらに出るのは初めてかも。
しかし、この時間帯の電車に乗ると、
酔っぱらいばかりでイヤですね。
若い男女が、送る送らないとか、また遊ぼうとか
言ってるのが耳に入ると、自然に手がグーになります(汗)。
我孫子駅に着く頃は日が変わって土曜日になりましたが、
車中は金曜日でしたから、致し方ありません。
こっちはシラフで、酔っぱらいに囲まれていると……
いつも、いかに自分が周りに迷惑をかけていたか
わかりました(汗)。
なにはともあれ、コンビニで水などを買ってから、
0時15分頃に走り出しました。
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手賀大橋を渡って、
手賀沼南岸の自転車道に入ります。
大洗ランで走ったばかりで、また来るとは。
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夜の自転車道は本当に暗いですね。
ライトと白線が頼りです。
いきかう人も皆無で、さびしい限り。
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ほどなくして、利根川自転車道に
スイッチしますが、点々と
ゲートが現れるので注意が必要です。
むろん、昼間なら遠方から視認できるのですが、
夜間では緊張します。路面状態も変わりますし。
一般道を走ったほうがよかったかも……。
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利根川自転車道に慣れてないとこもあり、
本道と出口を間違えそうになることも。
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軽飛行機が展示してある
コンビニが! 昼間なら寄りたかった。
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月がどんどん昇っていきます。
走り出した時から、気温はずっと5℃くらい。
寒さを感じず、汗もかかないような適当な
ペースで走り続けます。走行風が冷たいので、
ずっと、上下ともレインウェアを着てます。
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500mおきに距離表が出てきます。
河口まで25km。対岸の工場群から昇る
煙を見ると、追い風のようですが、体感的には
ほとんど無風です。
事前の天気予報で、降水確率ゼロ、しかも
追い風が期待できると判断して出発したのですが、
まあ、無風なだけで幸いです。
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南東を振り向くと、オリオン座が
くっきりと見えました。
夜の自転車道は退屈ですが、星はキレイです。
写真では真っ暗に近いですが、
冬の大三角形も視界に入ってそう。
どれがどれだか、知識不足なので分かりませんが(笑)。

基本的にナイトランは退屈で、ペースを上げづらく、
つまんないものですが(僕としては)、
4時くらいになってくると妙に気分が高揚してきます。
この日も、走り出してしばらくは、「まだ○kmか……」みたいな
後ろ向きの気分だったのですが、
夜が更けてくると、気づいたら「もう○km走ったのか」といった
いい方向に気分がたかぶってきます。
周りに誰もいないことをいいことに、
アニソンも口をついて出てきます。

体質というか経験的に、この高揚時間帯は長くなく、
明け方には眠気が襲ってくるのですが、
この日は家を出る前に2時間ほど仮眠したので、
眠気はまるでなし。これが一番の幸いです。
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銚子まで14kmのところで、
自転車道は終了です。
我孫子から80km弱、そのうち
実に50km以上も利根川自転車道だったので、
さすがにほっとします。時刻は4時半。
シューズカバーを着けたり、一服したりで、
3、4回は停車しましたが、気分的には連続走行。
それでもこの時間ですから、いかに
ゆっくり走っていたか……。それだけにお腹も減らず、
おにぎりを一個食べただけです。
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銚子の市街に入ると、気温が
少し上がった気がします。街灯がうれしい。
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時間に余裕もありそうだったので、
とあるコンビニでカップ麺。
イートインじゃないのが残念ですが、
カップ麺の暖かさが心身に沁み渡りました。
野良っぽい猫がいて、自分にまとわりついたり、
コンビニの中に入っちゃたりしてて、
微笑ましいひと時でした。
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銚子市外から犬吠埼は数km。
犬吠埼手前の君ケ浜に差しかったのは5時40分過ぎ。
まったくもって予定どおりに行程を
消化したのにホッとしつつ、
もう水平線が明るくなりつつあって、びっくり。
日の出ショーを楽しむためには、
かなり早めに現着する必要がありますね。
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5時50分、無事に
犬吠埼に到着。光ってる灯台を
こんなに近くで見たのは初めてかも。
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持参したダウンジャケットを着込んで、
日の出待機モードに入ります。
じっとしてる時の防寒着は、ダウンジャケットに
限ります。軽くて小さくなるので携帯できますし。
ただ、走行中にはまったく不向きです。
すぐに汗を吸ってロフト(かさ)が減るので、
空気量が減って寒くなります。念のため。
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4、5人が、同じように
日の出を待ってました。
そして、日の出の時間が近づくとともに、
ぱらぱらと人が集まってきました。
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6時40分過ぎ、キラリと
太陽が姿を見せ始めました。
ここからは、急速に明るくなり、水平線に
漂っていたモヤをかき消しつつ、左右に光線を発しながら、
ぐんぐん昇っていきます。
旭日旗のデザインって、まさに日の出の
印象を図案化していたんだなと、妙に納得。

ネタというか、記事のために実行した
日の出ランでしたが、体験してみると
かなりイイものでした。
元旦に実行するのが理想的なのでしょうが、
天候や体調、睡眠が取れたかどうかなどを考えると、
日付を決めず、条件が揃った時に
実行するのが無難だろうなとは思いました。

さて……いつもなら寝てるような時間に、
すでに目的を達成してしまいました。
せっかくなので、銚子電鉄の沿線めぐりなど。
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関東屈指の激渋駅、外川駅。
銚子電鉄の終点です。
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いつまでも昭和な空間。素敵です。
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自分の守備範囲外ですが、
「舞台」だったりします。
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犬吠駅です。
銚子電鉄は不思議なローカル線で、
妙に観光客狙いのダサい駅と、
味わいのある木造駅舎が交互にあります。
この犬吠駅は、ぬれ煎餅の実演販売を
してることでも有名ですね。しばらく時間をつぶして、
8時半過ぎになったら、お店が開きはじめたので、
お土産として、ぬれ煎餅を買いました。
娘が好きなんですよね。
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なんだか、車両が
いちだんとボロく、もとい、味わい深くなってます。
以前はラッピング電車とか走っていたのですが。

さて、日の出を見たら、とっとと輪行で
帰ろうかと思っていたのですが、思いのほか
眠くなく、疲れも感じません。
ふと、揺れるススキを見ると、南風っぽい……。

銚子から大洗までの距離は、約100km。
条件がよければ、今回も行っちまうかと思ってたので、
ここからは、いつもの(汗)舞台サイクリングです。
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銚子大橋で利根川の対岸へ。
茨城県に入るのです。
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鹿島を過ぎて、もはや
「いつもの」と言いたくなるセイコーマートに
立ち寄ります。時刻は11時過ぎ。前々回の
大洗ランと同じ豚丼をいただきました。

以前は、ルートも食べるモノも、なるべく
未体験を選んでましたが、最近は歳のせいか(汗)
保守的というか、前例主義というか、
イイと思ったものを繰り返す傾向がありますね……。
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とはいえ、少しルートを変えてみます。
前回、雨のため利用した鹿島鉄道ですが、
その車窓から見た北浦がいい雰囲気だったので、
湖畔の道に入り込んでみます。
数百メートルだけダートが現れましたが、
まあロードでも大丈夫。本当は、こんな寄り道こそ
ツーリング車の世界なのですが……。
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湖畔すれすれの素敵な道。
胸がスカっとします。
この写真、こんど本を書く時は使おう(笑)。
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涸沼まで進んでいくと、
湖畔越しに筑波山(だよね?)が見えました。
空気が澄んでるのが、冬の魅力です。
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こうして、13時半には大洗に到着。
早起きは三文の得といいますが、
ナイトランもだいぶ得ができますね。
都合200km走ったことになりますが、
気分的には二日間なので、だいぶゆっくりできます。
眠くなったら地獄、というか中止したほうがいい
ナイトランですが、うまくいけば面白いものです。
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もちろん、劇場版の舞台を
記憶のままにポタリング。
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いままではスルーしていた街並が、
新鮮な感動を与えてくれます。
あと3回は劇場版を見て、もっと舞台を
理解した上で再訪したいですね。

やはり、ガールズ&パンツァーの劇場版公開効果は
抜群のようで、前回(劇場版公開前)の訪問とは
段違いに同好の士が多いです。
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役場の周囲も、歩いたり、
レンタサイクルだったり、クルマだったり、
いろんな手段で訪れてる人がちらほら。
とはいえ、公開中の今はまだ、ここでアレがどうこうとか、
そういうネタばれになりかねないことを
書くのも無粋ですよね(汗)。
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駅では、ガチなロード乗りも。
エモンダのお兄さんに、いろいろ話しかけられ、
「僕は土浦から来たんですよ。120km走りました〜」と、
うれしそうに言われ、小心者のボクは
「ああ、すごいですね〜」と答えておきました(汗)。

こんな感じで、ナイトラン+大洗を満喫したのでした。
そして……
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見事な冬の大三角形が
完成したのでございます(笑)。
by cyclotourist | 2015-12-08 00:44 | おしらせ | Comments(11)

また秩父へ

こんにちは、田村です。

日ごとに寒くなりますね。
でも、夏よりは走りやすいと感じます。
夏の暑さは根性勝負みたいなところがありますが、
冬の寒さは、ウェアやプランニングで
カバーできるところが多いと思います。

さて、先週の土曜日は、仲間たちと
奥武蔵を走って秩父をめざしました。
今年は、このエリアを5、6回走ってますね……。
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今回は西武線の武蔵横手駅まで輪行して、
奥武蔵グリーンラインに直登、峠をなめつつ
定峰から秩父高原牧場に向かった後に、
秩父市街へ降りるという、鉄板ルートを選びました。
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8時過ぎに武蔵横手駅に到着。
宇宙に吸い込まれそうな青空に恵まれ、
日頃の行いのよさを実感します(笑)。
豊島区在住なものですから、池袋から乗って
乗り換えなしで一発です。ありがたいような、
他のみんなに申し訳ないような……。
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駅前で組み立て。
この日は、ツーリング仲間のトシさん、
ブルベ仲間のYさん、隊長さん、そしておなじみ(?)
ばっきー氏とご一緒しました。
今回のルートは、距離は50kmほどに過ぎないのですが、
それでいて、スペック上は獲得標高が
1600mもあります。
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武蔵横手駅から走り出すと、
ほとんど国道を走ることなく、奥武蔵グリーンラインへ
つながる林道に入ることができます。

しかし、この序盤の林道の勾配がきつい、きつい。
2kmほど勾配10%超がつづきます。このため、
巨漢のばっきー氏は参加を躊躇していたのですが、
なにをおっしゃる的なパワフルな走りを発揮し、
まったく足を着くことなく登ってきます。

実は、絶対に足を着くだろうなと思ってましたし、
仮にぜんぶ歩いても奥武蔵グリーンラインは近いので、
時間的には問題ないプランを組んでいたのですが……。
氏の体重は、自分の倍ほどもあるのですから、
いかに出力と根性が優れているのかが分かります。
聞けば、最近にパワーメーターを導入されたそうで、
坂でどれだけの出力を発揮できるか
確かめるのが楽しみだったとか。
おそるべき物欲と探究心です(笑)。
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奥武蔵グリーンラインの直下まで登ってくると、
道が山肌に抜け出て視界が広がります。
すっかりカラダも暖まり、冬ならではの
スカットした眺望がうれしくなります。
夏よりも爽快です。
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奥武蔵グリーンラインに出て、
北向地蔵にご対面です。
男女の逢瀬を取り持つ縁起地蔵なのだとか。
ふ〜ん、と、悔しいような空しいような(笑)。
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今日は行程に余裕があるので、
気になるモノが目に入ったら、
止まってゆっくり見ていきます。写真の「天文岩」は、
江戸時代の天文学者が学んだ岩窟なのだとか。
さぞ、昔は星がきれいに見えたんでしょうね。
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顔振峠の茶屋に到着。
奥武蔵の山並み越しに、小さく富士山が
見えました。ここまで晴れ渡り、空気が澄んでいる
顔振峠は初めてかもしれません。
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顔振峠に着いたのはまだ10時過ぎでしたが、
茶屋に入って山菜ソバをいただきました。
暖かいものが本当に美味しく感じられる季節になりました。
この平九郎茶屋の女将さんはいつも
愛想よくもてなしてくれ、なごみます。
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ゆるいアップダウンをこなしていくと、
刈場坂峠に到着です。標高は818m。
いつも、ああ関東平野は広いな〜と感じる光景ですが、
この日はとてつもなく視界がクリアで、
日光の男体山や、筑波山まで望むことができました。
居合わせた親切なおじさんが、いろいろと
山の名前を教えてくれたのでした。
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白石峠です。刈場坂峠から
走ってくると、白石峠も定峰峠も、
ほとんど下り勾配の途中です。
標高のピークとなることが多い峠も、
経路が違えば印象が変わる好例ですね。
白石峠は、ときがわ町から直登するサイクリストが多く、
この日も続々と上がってきました。そっちの道も
悪くはありませんが、ツーリング、サイクリングを楽しむなら、
今回の僕らのルートがふさわしいかなと思います。
練習のために走る、という考えがないもので(汗)。

さて、今日の5人のメンバー中、実に4名が
アニメ好きです。年代も近いので、興味をもつ
アニメも似通ってきます。
なかでも、この日のばっきー氏は雄弁で、走ってる間中、
「ダグラム? 全75話。Xネブラ対応型だからダグラムは強かった。でも、相手もXネブラに対応してきたから、ダグラムはターボパックでさらに対抗。あの、最初からラストシーンが出てくるのがいいよね〜」
「炎のにおい、染みついて〜、むせる!」
とか、お話をうかがっているうちに、
気がつけば次々と峠を越えていくのでした。
やっぱり仲間と一緒のサイクリングは楽しいものです(笑)。
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感覚的にはあっという間に
定峰峠に到着。ここで奥武蔵グリーンラインは
ひとまず終了とし、北へ転進するわけですが、
せっかくの茶屋でひと休みしていきます。
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さすがにあまりお腹は減ってないので、
みそおでんをいただきました。
ふうふうほおばっていると、こちらの女将さんが
「これ持ってっていいよ」と、チラシを差し出します。
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村コン……。開催要項を見ると、
残念ながら(?)39歳まで。しかし、よく見ると
「学生服を着て楽しみましょう!」
「制服やジャージなど学校というテーマに合った服装で参加できる方」
とか、書いてあります。本気?
なんとマニアックというかフェチっぽいというか……。
行ってみたいとか思ってませんよ(汗)
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さて、定峰峠を北へ下り出したら、
すぐに分岐する林道へ入ります。
これが秩父高原牧場へ最短で(たぶん)
行き着く道なのですが、
わずかながら未舗装部分があったり、草木が
落ちていたりと野趣あふれる道なのです。
本当はツーリング車が似合う道ですが、
ロードでも十分に走れてしまいます。
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ぐいっと登り返して再び稜線に出ると、
牧場はもうすぐ。開放的な牧場風景が広がります。
この頃になると、さすがのばっきー氏も
少々お疲れのようで、ソフトクリームの話ばかり。
牧場の美味いソフトクリームを心の支えに、
がんばっているようです。
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高原牧場に到着。
しかし、無情にもソフトクリームの売店は休止中。
週末は開いてると思ったのに……季節柄でしょうか。
ばっきー氏に申し訳ないかぎり。
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牧場を後にしたら、
皆野方面へ豪快に下ります。
距離わずか3kmで標高300m以上も下る急勾配です。
丘陵の谷間をすりぬけて行く道はスリリング。
目に入る景色も非日常的で、
峠ランの締めくくりにふさわしい道です。
初めてこの道を見つけた時は、本当に
感動したものです。
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ちなみにこの日は、
一部で定評あるDeFeetのグローブを着用。
ぱっと見、ただの軍手で、構造的にも
軍手そのものなのですが、なんと3000円もします。
しかし、生地のキメが細かく、そこそこ防風性がありつつ、
レバーなどの操作感が抜群。
なかにインナーグローブをはめているので、
初冬(気温10℃前後)なら保温性も十分。
好みがわかれるネオンカラーばかりの製品ですが、
よく目立つ実用的な色ともいえます。
この性能なら3000円でも納得。気に入りました。
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武甲山が大きく迫ってきたら、
秩父の街です。いよいよです。
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今回の裏テーマ、「心が叫びたがってるんだ。」の
舞台めぐりにモードチェンジ。
いまも公開中の劇場アニメですよ。
写真のへんてつもない廃コンビニが
愛おしく見えるのが、舞台訪問の醍醐味です。
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なんか見たことある、という
家並みや道筋がぽろぽろと現れます。
トシさんはすでに「ここさけ」舞台サイクリング経験済みで、
いろいろと案内していただきました。
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「ここさけ」で、ひときわ印象深い
舞台である、札所十番の大慈寺。
レンタサイクルに乗った同好の士が
かわるがわる訪れていました。
ちょっと駅からは離れてますから、
自転車が便利ですね。
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西武線の横瀬駅です。
ここから走り出す奥武蔵ランも
経験しましたが、まさかこの駅が
アニメの舞台になるとは。
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ちゃんとヒロインが待ってました。
おとーさんが○○○から出てくるところを
見ちゃったら、やっぱり話しちゃうよね(汗)。
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駅の売店に入ってみたら、
店員さんが「こんなの興味ありますか?」と、
ここさけポストカードを見せてくれました。
「はい、もちろんです」と、お話を聞くと、
横瀬駅、大慈寺、そして牧水の滝を回ってきたら、
ポストカードをくれるそうな。ていねいに道を
教えてくれました。
さっそく、羊山公園の脇にある牧水の滝をめざします。
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牧水の滝から伸びる遊歩道。
ここも印象的なシーンに登場してました。
ベンチをローアングルで撮影する隊長殿。わかります。
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横瀬駅に取って返し、
三カ所の撮影画像をお見せすると、
ご覧のようなポストカードをいただきました。
埼玉県はこうしたアニメ舞台ツーリズムを推進していて、
関連するアンケートも依頼されました。
なんにせよ、タダでなにかいただけると
うれしいものですね(笑)。
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当然のように、シメは高砂ホルモンです。
おもいのほか行程が順調だったので、
開店1時間前の16時には着いてしまいました。
さすがに早すぎるよね〜と言っていたら、
続々と来店者が現れ、お店の方が
出してくれたベンチが埋まっていきます。
16時半を待たずして満席。開店前に満席なのは
いつものことですが、ホルモン人気おそるべし。

秩父のホルモンは、トシさんと自分以外は
初体験でしたが、幸い、ご満足いただけたようでした。
ばっきー氏が、白飯と共に豪快に肉をかっこむ姿は
とても絵になるものでした。
最近、サイクリングをシメルのは
グルメに限るなあ〜と、不惑を過ぎてようやく
気づきました(汗)。
なんにしても、やっぱり秩父は最高です。
明日にでもまた訪れたいほどです。

お付き合いいただいたみなさま、
ありがとうございました。
by cyclotourist | 2015-12-02 21:11 | おしらせ | Comments(10)

【フィギュア作り】防衛少女 その2

こんにちは、田村です。

楽しかった大洗ランから、もう一週間が
経ってしまいました。ふう……。

自分がブログに書くことは、基本的には。
楽しいことや面白い(ツラいことも含めて)と思った
サイクリングや、趣味のあれこれだけにしてます。

もともとは、『シクロツーリスト』の情報告知の
ためにはじめたブログですし(いちおう今も…)、
仕事がらみのことを書くこともありますから。

でも、フツーに生活してれば、
やっぱりいろいろな出来事が起こり、思うことがあります。
楽しいことも、悲しいことも、悔しいこともあります。
信じられないほど恥知らずな人もいれば、
ほれぼれするほど素晴らしい人もいます。

「だからなに?」と、怒られそうな書き出しですが、
ちょっと前フリしとかないと、
フィギュア作りのブログを書く気になれないので、
書いておきました。
じゃあ書くな、という説もあるのですが(汗)、
生存報告を兼ねて、一週間に一回くらい
ブログを更新しておくことにします。
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半月前、ここまで
カタチにしていた防衛少女。
岡山地方協力本部のイメージキャラに
心を鷲掴みにされて、衝動的に作りはじめたのでした。

カタチがシンプルなうちは、脳内で形状が補完され、
それなりにまとまっているように見えるものです。
しかし、作業が進むに連れ、加速度的に
気になるところが増えてきて、
あっちを直し、こっちを直し……。
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シンプルなデザインのキャラだから、
順調なら一週間くらいで
できるかなと思っていたけれど、
まるでそんなことはなく(汗)。

作業しないで、走っていたり飲んでいたり、
少しは仕事したりしていて、集中できなかった
時間が多かったのも事実ですが(まあ、それが普通)
思いのほか、イラストに近づけるのが難しく……。

盛った切った削ったの作業は、手さえ動かせば
あっという間に進むのですが、
イラストに近づけるために、どこをどうすればいいかが、
なかなか自分の中で理解できなかったのです。
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結局、胴体を二分して
上体のソリを調整したり……。
イラストは、思いのほか、肩と胸を張って、
後ろにそってる気がするのです。
しかし、上体がそってるのか、
腰を前に出してるからそう見えるのか、
脚の開きかたでそう見えるのか……。
イラストと雰囲気が違う、というのは分かっても、
近づけるためのアプローチに迷って試行錯誤。
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もちろん、顔や髪にも手こずってます。
顔は、上に向けて思い切って面積を広げ、
いわゆる鉢が開いたカタチにします。
大きな目が離れてるのが、いまっぽい
キャラの特徴のような?
ここまで鉢が開いてると、ぱっと見はヘンですが
前髪をつけると、意外と気になりません。
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特徴的なツインテール。
ここも、いちど作った髪を、
切ったり削ったりで、違和感のない
大きさとカタチを探していきます。
最初からそれが見えていれば、パテの盛り一発で
済むのでしょうが、現物合わせの試行錯誤で
匍匐前進のように進むしかできません。
時間はかかりますが、手を動かすのは
そぼくに楽しいものです。
ゴールが見えないからこそ、
ゴールに近づこうとするんだな、とか(笑)。
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とはいえ、えりなどは、
なるべくパテ盛り一発で
カタチにします。後工程でカタチを出すのは
非常に手間がかかりますので。
もっとも、たいていは後で
作り直しになるのですが(汗)。
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結局、上体も腰も足も、
ぜんぶ修正して、イラストに近い
ポーズを探していきます。
足の開きを増やしたので、スカートも作り直しです。
しかし、スカートを外していると、
「ストライクウイッチーズ」そのものですね(汗)。
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ポーズがだいたい決まったところで、
服のシワなどを作っていきます。
なんどやっても、自然なシワを作るのは
難しいです。というか、できない……。

やはり、現物を参考にしたいので、
グーグル様で「タイトスカート しわ」とかで
検索すると、あられもない画像が出てくるので、
娘が家にいるときは作業できません(汗)。

あんまりリアルに作ると(作れないけど)生々しいし、
シワがないとオモチャっぽい……。
さじ加減が難しいところです。
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現状、こんな感じです。
靴をようやく作り出したのですが、
その靴で立ち角度が変わるので、
再び足を各部で切断してポーズを調整したという……。
でもなんとなく、可愛らしく見えてきたと
自己満足しております。
まあ、そう思い込まないと。

さて、ちまたで話題のガンプラがあります。
「ガンダムビルドファイタイーズトライ」の最終回で
華麗に登場した「すーぱーふみな」です。
ちなみにデザインは、防衛少女と同じ
島田フミカネ氏ですね。

放映時からサイコーだぜ〜と思っていたのですが、
ついにキットが発売されました。
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こちらでございます。
まさかのMS少女。
今月に入って発売されたものの、
バンダイがその需要を甘く見ていたのか、
ネットでは定価以上の価格がつくという……。
しかし、自宅近くの模型店「豊島工芸」に行ったら、
ちゃんとありました。さすがリアル店舗。
左にちらっと写ってるのは、娘に買わされた
ぷちっがい。というよりもむしろ、
すーぱーふみなも、さも娘が欲しいから、
みたいなテイで買ったのでした(汗)。
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思ったより部品点数が多いです。
娘にはさんざ買ってやったガンプラですが、
自分で作るのは二十年ぶりくらいです。
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顔パーツです。
眼と眉(!)が別パーツ。
しかも、逆テーパーが絶対に型から抜けない(と思う)
インジェクションキットで、こうした顔の形状を
見事に再現していることに驚きます。

自分が二年の月日をかけて(笑)、会得した(?)
口角から鼻周りにかけての逆Rが見事。
ガンプラで実質的な美少女キットが出るのって、
ファースト時代の微妙なキット以来ではないでしょうか。
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後頭部パーツに目をセット。
白い部品にシールを貼るようになってます。
(塗装用に別パーツもあり!)
自作では思いもつかない構成です。
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眼球の表面となる透明パーツ。
なるほど〜。
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まつげもシール。
貼りやすさを考慮してくれてるためか、
側頭部まで及ぶ大きなシールなのですが……
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前髪パーツを付けると、
実に自然な印象。
うっわ〜、かわいいよフミナ先輩!
まったく塗装しないで、この仕上がりです。
バンダイおそるべし。神のような技術……。

プラモデルを塗装しない、ということに
若干の抵抗があるくらいには旧世代モデラーですが、
ここまで見事な「パチ組み」が可能な
キットを製品化できるのは、世界でも
バンダイだけではないでしょうか。
近年のガンプラに慣れてる方には当然なのでしょうが、
おいちゃん世代には驚愕です。
しかも、実質的にフィギュアな(?)キットでさえ……
プラモデル技術すごい。
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パチパチと部品を切り出せば、
スッスと組み上がります。
腰のエプロンとカチューシャは
ゴムっぽい素材でやわらかく、
劇中の仕様(?)どおり。
すごい、すごい、バンダイ神だ〜と叫びながら
作っていたら、娘に「うるさい」と言われました。
スパッツの色はシールなので、
さすがにチープですが、まあいいでしょう。
左足だけに黒いラインがあるんですね。
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武装の部品が多いのは驚きましたが、
ここでも塗装なしで雰囲気が再現できる
パーツ構成に驚くことしばしば……。
逆に、本気で接合部の整形や塗装を
しようとすると、とほうもなく大変そう。
可動との両立も難しいでしょうし。
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2時間ちょっとで完成。
ぼさっと立たせてると微妙ですが……
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バンダイチャンネルで
最終回を再生しながら、
劇中のポーズを再現。
可動域が広く、かなり近いポーズを
とらせることができます。
間接などがロボット形状(あたりまえですが)であることを
考えれば、驚くべき可動域かと思います。
ゴムのエプロンに付けたスカート装甲が
やや取れやすいですが、またすぐ付きますし、
問題ないです。
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かわいいし(照)。
目の透明パーツもいい感じ。
自然に光を反射してハイライトができます。

驚くべきことばかりのガンプラですが、
いちばん驚くべきは、
これで1800円という価格でしょう。
300円だった昔のガンプラに比べると
高価なわけですが、フィギュアとして考えると
コストパフォーマンスは抜群です。
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同じ1/144のビルドバーニングガンダム(製作:娘)と比較。
もはや、なにが1/144がわからない
フミナちゃんですが、フィギュア的には1/8スケールくらいで
なかなか手頃なボリュームです。

近年のガンプラを知らない自分がいうのも
説得力がありませんが、
この「すーぱーふみな」は、30年におよぶ
ガンプラ史上に残る名作ではないでしょうか。
迷作、という人もいるかもしれませんが(汗)。

自作のフィギュアは、「やった、できた!」という
達成感が数ヶ月に一度しかないので、
たまには気楽にプラモデルを作るのもいいですね。
勉強になりますし。

とりあえず、もう一個買っておこう(笑)。
by cyclotourist | 2015-11-15 22:43 | おしらせ | Comments(8)

第二次大洗ラン

こんにちは、田村です。

二週連続の大洗もうで、行ってまいりました〜。
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またまた柏駅に集合。
この日は、大阪からK村さんが参加。
今回の大洗ランの主賓です。

あの暑かった夏、「けいおん!」や「響け! ユーフォニアム」の
舞台を訪ねた時に、ご一緒してくれたのが、
K村さんでした。
今度は逆に関東へ遠征していただくことになり、
大洗へご案内することになったのでした。
先週の第一次大洗ランは、その下見だったのです。

そして先の日曜日に、本番とも言える
第二次大洗ランを決行したのですが……
無情にも降水確率は60%以上。
いちおう晴れ男と自負できる自分ですが、
7時の集合時点で、すでに空はどんより……。

お集まりいただいたのは、
先週に引き続いてのトシさんと、
宇治訪問をご一緒したミウラSVさん、隊長さん、
そしてK村さん。
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K村さん、大洗訪問の正装といえるジャージです。
自分を加えて総勢5名で走り出します。
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前回と同じように、手賀沼の
南岸に伸びるサイクリングロードを快走。
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利根川を越えて茨城県に入り、
新利根川沿いの直線路へ。
しかし、時とともに空模様は怪しく……。
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2時間くらいで小休止。
小雨模様ですが、無風に近い好条件で、
前回より楽に速く走ることができ、
快調に行程を消化してます。
空模様は悪いですが、ペースは良好です。
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ミウラSVさんのケルビム百式号。
金色のフレームと、シルバーの
カンパの取り合せが美しいロードです。
d0211129_2232373.jpg
K村さんのロードは、
ビゴーレのアルミ+カーボンバックフレーム。
前傾姿勢の強いスパルタンな仕様です。
d0211129_2264990.jpg
ダートがあるルートですが、
ロードでも問題ないのは確認済み。
しかし、雨模様のダートは、
本来ならガード付きの自転車で走りたいですね。
というかむしろ、雨のなかを走りたい自転車というのは
存在しない気がしますが(汗)。

こんな天気だと、せっかく関西からお越しいただいた
K村さんに申し訳ない気持ちでしたが、
「おもしろい道やね〜」と、言ってくださるので
救われるような思いでした。
d0211129_22111226.jpg
しかし、天候は好転せず。
再び利根川沿いに出る頃には、
かなり本降りに……。しかも、こうした土手沿いは
雨をしのげるところもなく……。
d0211129_22123991.jpg
潮来の手前のコンビニで
やっと小休止。
前回は11時に着いたコンビニに、
今回は10時過ぎに到着。だからペースは
よいのですが、この雨……。
レインウェアを着るタイミングを逃したこともあって
(うう、自分の判断ミスですね…)
全員がシューズまで濡れてしまいました。

柏から60kmほどの地点。まだ行程の
半ばくらいでしたが、ここで
輪行にシフトすることに衆議一致。
利根川の向こうにある佐原駅を目指すことに。
ブルベならいざしらず、フツーの
サイクリングで雨を押して走り続ける必要は
ないですから。
その準備があるにしても、ね。
d0211129_22193346.jpg
1km近くもある水郷大橋を越えます。
土地勘のある隊長殿の
アドバイスで歩道を進みました。
ここから、前回と異なる未体験のはじまりです。
そう考えると、計画変更もワクワクしてきます。
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ほどなくして佐原駅に到着。
江戸時代、水運で栄えたそうで、
あの地図の神様(?)、伊能忠敬が住んでいた
街として有名のよう。街並を観光したいところですが、
それはまたいずれ…ということで、
とりあえず輪行の支度を済ませ、
列車の待ち時間を昼食に充てることに。
11時過ぎでしたので、まあちょうどいいかと。

立派な駅の、立派な観光案内所で
駅からいちばん近い食事処を聞きました。
「お肉があるから、お兄さんたち向きよ」と
教えてもらった店へ、なんの期待もせずに
向かったのですが……
d0211129_2229456.jpg
大当たり!
写真は「豚の蒲焼き重」(1000円)です。
5人ともコレにしたのですが、とろとろに柔らかい
豚肉が絶品。軟骨まで軽く噛み切れるほど。
僕は前歯が差し歯なので、硬そうなものは
食べないことにしてるのですが、この豚肉は
すばらしく食べやすく、美味しかったです。
「このために佐原に来てもいい!」と、
みなが納得の味わいでした。
駅からすぐのお店なので、ぜひ探してみてください。
なんだか最近、サイクリングでのグルメが
楽しくなってきました。これが不惑なんでしょうか。
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12時過ぎ。妙に満ち足りた気分で、
JR成田線の車両に乗り込みます。
雨脚は弱くなりませんが、もう輪行なので
関係ありません(笑)。
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鹿島神宮駅で、待望の(?)
鹿島鉄道大洗線に乗り換え。
残念ながらガルパン車両ではありませんでしたが、
もう舞台へ一直線です。
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平成4年に製造された車両だそうで、
それなりに古めかしいです。
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天気の悪さはいかんとも
しがたいですが、前回、
沿線沿いにサイクリングしましたので、
車窓からの光景も興味深いです。
立ち寄ったセイコーマートが垣間見えたり、
高架に乗ってからは、自転車よりも
上から目線(?)で辺りを見渡すことができ、
大洗まで飽きることはありませんでした。
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大洗駅に到着。
14時でしたので、やっぱり自転車より速い(笑)。
ガルパン車両を発見し、雨をものともせずに
撮影にはげむK村さん。
大洗訪問7回目(たぶん)の自分も
うれしいことは言うまでもなく、
ふつふつと心がたぎってきます。
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列車で大洗に入るのも
いいものです。
そう思わせてくれる、おもてなしが
駅にもあふれています。
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輪行袋を駐輪場に置いて
(自転車だから、いいっすよね?)
バスを駆使して舞台めぐりへ。
歩くには、ちょっと広い街ですから。
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バスだと、フェリーターミナルを通り、
アウトレットの海側に着くんですね。
これも新鮮。
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あとはだいたい、前回と同じ(笑)。
ガルパンギャラリーで、展示されてる
グッズやプラモデル作品(超絶見事)で目を保養し、
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大洗磯前神社に参拝。
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「むせる」ソルジャーも健在。
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コンビニで買った傘を差しながら、
おもに第四話の戦跡を見て歩き。
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早くも16時には、
あんこう鍋に突入。
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今週も見事な
あんこう鍋。ここでツーリング仲間が
2名合流し、総勢7名の変則二個小隊で
大いに食べまくり……
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帰路はガルパン列車で水戸へ……。
お目当てのラッピング車両に
出会った……というのが、
写真に残されているのですが、
なぜか記憶がまるでなく……
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乗り換える水戸駅でも、
ひとしきりガルパン祭りを
楽しんだ様子がデジカメに残されているのですが、
記憶には残っておらず……。
いつの間にか、自宅で寝てました。
自宅でよかったです。

楽しい仲間と一緒に、楽しいひと時を過ごすと、
なぜか記憶を失くしてしまうという、
不思議な病が自分にはあるようです(汗)。

この大洗訪問の前日には、
K村さんとサイクルモードを見て回ったり、
翌日にはマキノサイクルファクトリーさんを
訪問したりと、前日談も後日談もあるのですが、
それはまたのブログ更新で……。

なんにしても、一緒に遊んでくれた
仲間たちに感謝感謝でございます。
本当にありがとうございました。

失礼な振る舞いが多々あったかと思いますが、
それはナゾの病のせいで……すいません(汗)。

秩父が叫んでるし、宇治も続きますし、
西宮の喫茶店は健在で
勇者はうどんを食べてますから、
こんなサイクリングが当分続きそうです〜。

え、仕事ですか? はい、がんばります。
本当です。
by cyclotourist | 2015-11-11 23:19 | おしらせ | Comments(7)

第一次大洗ラン

こんにちは、田村です。

先の日曜日、ひさしぶりに
自転車で大洗へ行ってまいりました。
ぼちぼち、あんこう鍋の季節ですし、
劇場版「ガールズ&パンツァー」の公開を前に、
気合いを入れ直しておこうかと(笑)。
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池袋から160kmほどの
道のりでございます。
以前は、霞ヶ浦や茨城空港を経た
内陸部(?)にルートを取りましたが、
今回は、柏からぐんぐん東へ行って、
潮来から北上するルートを走ってみました。
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手賀沼の南岸に伸びる
サイクリングロードです。
道幅が広く、走りやすいですね。
今回のメンバーは、ツーリング仲間のトシさん、
ブルベ仲間のばっきーさん、
そして……
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東叡社の新人さん、
森くんもお誘いしました!
今年の6月にご入社。そのために
故郷の富山県から上京してきたという、
将来有望な青年です。なんと21歳!
自分の半分ですよ〜。
そんな若者ながら、森くんは実に趣味が渋く、
この日はBSのツーリング車、ユーラシアで登場。
端正なフロントバッグは、なんとご自身が
業務用ミシンを駆使して作ったものだそう。
すごい、有望すぎる……。
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手賀沼を過ぎて利根川を越えて
茨城県に入ってからは、
新利根川に沿った細道を進んでみました。
平地なのはもちろん、直線的な道筋が
20km近くも続くという、ここ関東平野か
北海道でしか味わえないような道でした。
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ところどころ砂利道も。
ロードでも問題ない路面でしたが、
やはり太めのタイヤをはいたツーリング車が
生き生きしますね。
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潮来が近づくと、
大小の河川をいくつもまたぎます。
平地ばかりのルートは変化に乏しいだろうなと
思ってましたが、河川が峠みたいに
地域の区切りになってるみたいで、
橋を越えるたびに新しい街に
入っていきますので、意外と飽きません。
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鹿島を過ぎて、ちょうどお昼頃に
セイコーマートで休憩。
北海道でシェアNo.1のコンビニですが、
茨城県にも多いんですよね。
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ホットシェフの豚丼をいただきます。
もうこれだけで気分は北海道。
トシさんとばっきーさん、そして自分の三人は
大喜び。サイクリストの喜びなんて安いもんです(笑)。

ふと、森くんを見ると、ご自身で作った
おにぎりを食べていました。
あらかじめ食事を用意している……えらい。
なんとも正統的なツーリストです。
コンビニに頼り切ってる自分としては
頭が下がる思いでした。
森くんは、コンビニが少ない山間部で
足と心を磨いてきたのです。
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鹿島以北は、鹿島鉄道大洗線に
沿ったルートを開拓。
まったく走ったことがないエリアですが、
鉄道が近くにあると安心です。
仮にGPSがなくても迷いにくいですし、
いざとなれば輪行もできますしね。

しかし、鹿島〜大洗の運行本数はかなり少ないようで、
30kmくらい、沿線を走ったのですが、
列車を見たのは一度きりでした。

このあたり、鹿島灘に面した地域は、
北風が強いというイメージがあります。
大洗をめざすと、当然ながら向かい風です。
幸い、この日は全行程にわたって風が穏やかで、
向かい風に悩まされることはありませんでした。

朝5時に自宅を出て、5時半に王子で森くんと集合。
その後、7時半に柏でトシさんとばっきーさんと合流し、
大洗に着いたのは15時でした。
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大洗では、ガールズ&パンツァーの舞台を
軽くひとめぐり。
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アウトレット内のガルパンギャラリー。
売店では新アイテムも登場しており、
娘へのお土産と言ういいわけで
アンツィオ高校のポーチを買ったり……。
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ここを戦車が……とか、
うかれて話すオヤジ三人を
ぽかーんと見つめている森くんが
印象的でした(笑)。
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大洗磯前神社で、
旅の無事を感謝します。
ここの見所と言えば……
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奉納された「痛絵馬」でしょう。
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大作多し。
質量ともに、神田明神に勝るとも劣りません。
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「リボンの武者」も!
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小林源文先生みずから!
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なぜかキリコ……。
トシさんが、「むせる……」と絶妙のコメント。
四十歳代のオヤジトリオにはツボでしたが、
森くんが置いてけぼりなのは言うまでもなく(汗)。
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商店街を通り抜けて、駅前へ。
こちらの食事処で本日の最終目的である
あんこう鍋をいただくことに……の前に、
自転車を輪行袋に入れちゃいます。
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古式ゆかしい
フォーク抜き輪行を披露する森くん。
お見事でした。
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お待ちかねの、あんこう鍋。
四人前となると、さすがに迫力があります。
グロいと言えばグロいあんこうですが、
その独特の味覚と食感が
自分は大好きです。
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ばっきーさんと一緒だと
どんな鍋も、ちゃんこ鍋に見えてしまう(笑)。
こんなに大盛りの鍋も、
お腹を空かした4名のサイクリストの前では
敵ではなく、1時間もかからずシメの雑炊まで
平らげたのでした。

ぱんぱんのお腹を抱えて、大洗駅から乗車。
20分ほどで水戸に着いたら、
常磐線の特急に乗り換えます。上野まではわずか70分。
最近は常磐線の特急が品川まで直通するので、
東京の南のほうに住んでいる方にも
便利になりましたね。

森くんとは上野駅でお別れ。
「楽しかったです。また誘ってください」と、
最後まで礼儀正しい好青年でした。

次は秩父にでも誘おうかな〜……またアニメの舞台だ(笑)。
by cyclotourist | 2015-11-04 13:08 | おしらせ | Comments(8)

ひさびさのブルベ BRM1024東京200ヤビツ峠

こんにちは、田村です。

先週の土曜日は、ひさしぶりに
ブルベを走ってきました。
どれだけひさしぶりかというと、
自分が主催させていただいた
BRM704東京200小諸の、試走以来です。
試走したのは6月下旬でしたから、
実に4ヶ月ぶりなのであります。
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朝5時半からのブリーフィング。
すっかり日の出も遅くなり、まだ薄暗いです。
参加させていただいたのは、
ランドヌ東京のBRM1024東京200ヤビツ峠です。
スタート地点は川崎。
自宅の池袋から、この時間にココまで
来るのがけっこうシンドイのですが、
年内にもう一回くらいブルベを
走っておこうと思い、重い腰を上げました。
実は、試走ではなく、本番のブルベを走るのは、
今年は初めてだったりします(汗)。
旧知の某Hカメラマン氏が参加するというので、
ひさしぶりにぎゃふんと言わせたろうかい、という
よこしまな気持ちもあったのですが、氏はDNF(泣)。
しかし、続々と集まる参加者を見ていると、
走る気持ちが盛り上がってきます。

このヤビツ峠ブルベを主催するのは、
ランドヌ東京スタッフきっての健脚なSさんです。
それだけに、都心発着では珍しいほどの山岳コースで、
獲得標高が約3000mあります。
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川崎をスタートし、
相模原から半原越で秦野へ入り、
かのヤビツ峠を越えて……以下、略。
時計回りにぐるっと戻ってくるコースです。

非常に経験豊かなSさんだけに、
注意喚起や心構えについてのブリーフィングが
たいへん充実しており、とても参考になりました。
「危ないところの後こそ、気が緩んで事故を起こす」という
アドバイスは、肝に命じたいと思いました。
そして、いまの自分には完走は
無理なんじゃね? と、あらためてビビったのでした。

なにはともあれ、いちおうスタッフとして
車検のお手伝いなどさせていただき、
全員の出走を見送った後に走り出します。
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今回はルックを選択。
マキノ号がちょっとドック入りしており、
さりとてスポルティーフが必要なほど
装備が必要ではないので、軽量なルックです。
軽いからと言って、坂を軽やかに走れないのは
重々承知しているのですが(汗)、
登りが多いコースだと、やはり選びたくなる自転車です。

いつもは見栄を張って(?)、23Cのタイヤを
履かせていたルックですが、今回は25Cに交換。
平地での転がりのよさや、下りでの安定感は
25Cのほうが勝っている気もします。
同銘柄(コンチネンタル4000SII)の25Cは、
23Cより10gしか重くないですし、ロングライドであれば
やっぱり太めのタイヤのほうが
ラクをできる気がします。自分の場合。
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キューシートは、これまで常に
ラミネート加工したものを
ハンドル周りに吊るしていたのですが、
今回は首から下げるビニールケースに。
理由は、ラミネート加工が面倒なのと(汗)、
最近、目が悪くなって、小さい文字が見えづらいから(大汗)。
ハンドルにつけても、ぐっと顔を近づけないと
見えづらくなってしまい、だったら、首から吊るして
ジャージの中に入れ、必要な時に取り出して
顔に近づけたほうが見やすいかな、と。
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30kmほど走ると、ようやく
信号が少なくなり、山が近づいてきます。
都市部発着ブルベの宿命で、
平坦区間は信号ストップが多く、時間が稼げません。
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はじめての半原越です。
標高は488mの小さな峠ですが、
林道らしく雰囲気のよい静かな道です。
現地の標識や資料によると、
蚕など産物の往来があったり、武田信玄に破れた
北条勢が逃げ込んだとか、古来から
知られた道のようです。
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途中、勾配が10%を越える区間もありましたが、
ツーリング的には癒し系の道でした。
時間制限のあるブルベでは、癒されている
余裕もなく、せっせと走るしかありませんが(汗)。
小さな切り通しを抜け、やや荒れた路面に
気をつけながら慎重に下っていきます。
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距離50kmほどでPC1です。
途中、用を足すためにコンビニに寄ったこともあり、
PCで出会った参加者は3名ほど。
20名少々の参加者がいらっしゃいましたが、
ほとんど追いつけません。
この時期のブルベ、しかも山岳コースに出る人は、
すっかりカラダができているベテランさんが
多いのかもしれません。
時間の余裕も30分ほどしか作れず、
早くも「完走は無理かもしれん」と、気分は後ろ向き。
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PC2はヤビツ峠の麓にある
デイリーヤマザキ秦野藤棚店でした。
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なぜか「風の谷のナウシカ」が
充実してるコンビニでした。

さて、ヤビツ峠と言えば、
関東の山好きロード乗りには聖地みたいな
峠ですね。ところが、自分はこの日が初体験。
このあたり、埼玉よりのエリアに住んでる
自分には訪れづらいんですよね……。
どんな峠なのやら、とビビる目の前を
びゅんびゅんロードが走っていきます。
練習的な走りをほとんどしたことがない自分には
異次元の速さです。

ちなみに、マジで速い人たちは、藤棚から
30分台でヤビツ峠に至るとか(主催のSさんも)。
そういったレベルの方の1.5倍は
時間がかかる自分ですので、
ここまでに貯めたわずか30分の余裕が
消えてしまうのは間違いなさそうです……。
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しばらくは住宅街を進みます。
なんだよツマンナイ峠だなと
ぼやきたくなりましたが……
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道は次第につづら折りとなり、
林間を進んでいきます。
勾配もさほど険しくなく、
マイペースで走る分には
気分のよい峠です。
次々と他のロード乗りに抜かれていくのは
情けなくもありますが、この先の長い道のりを
思えば、無理はできません。
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視界が広がる区間も。
平地に広がる住宅の屋根がキラキラ光り、
海原のようにも見えました。
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頂きが近づくと、
紅葉も始まっていました。
気温は20度ほどと快適ですが、登りでは
さすがに汗が噴き出します。
この季節は、ウェア選びが難しいですね。
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11時すぎに到着。
標高は761mです。
よく写真で見た標識に自転車を立てかけ、
いそいそと撮影。
予想どおり50分もかかりましたが、
やっぱり峠はいいものですね。達成感にしばし浸ります。
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峠の自販機は、
水とスポーツドリンクだけ、
200円と妙に高い……。
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宮ヶ瀬湖に至る、
いわゆる「裏ヤビツ」の道を下っていきます。
渓谷沿いで景色の変化に富んでます。
こちらから登ってくるサイクリストもたくさん。
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宮ヶ瀬湖が見えてきましたが、
さすがに疲れてきました。
朝が早いこともあって、朝食を
とってなく、それでいてPCでもおにぎりを
ひとつ食べただけだったので、
ちょっとハンガーノック気味だったかもしれません。
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ほどなくして出現した
サンクスに立ち寄り、
カップ麺をいただきました。
こういう険しいルートで、PC以外のコンビニによると
時間が厳しくなるのは承知しているのですが、
致し方ありません……。
ひさびさのブルベということもあり、
補給のカンというか、タイミングの取り方を
誤ったかもしれません。
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とぼとぼと上野原方面へ向かいます。
このあたりもアップダウンが多く、
地味ながら確実に足が削られる区間でした。
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牧馬峠を越えて、上野原へ。
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街外れのコンビニが指定された
通過チェックでは、参加者の
カッコいいパナソニックORCD01を見かけました。
このタイプの自転車には珍しく(?)
カンパで組まれていましたが、そのシルバーと
フレームの白がマッチして、美しいなと思いました。

ここで走行距離はようやく120kmほど。
いい加減、疲れてきましたし、やはりペースは上がりませんし、
思うように時間も貯まりません。
中央線が近いこともあって、ここ最近の自分なら
「もういいや。輪行、輪行〜」と
諦めてしまうような状況ですが……
本日は、輪行袋を持ってきてないのです!
持っていたら、きっとリタイアするだろうと
思っていたので(汗)。
ある意味、計算どおりな自分を呪いながら、
甲武トンネルをめざして走り出します。
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この日は、新しいシューズでした。
だいぶ前に買っておいたのですが、
いつものマヴィック製がだいぶボロくなったので、
この派手なノースウェーブ製を選びました。
しかし、新しいシューズを
ブルベに投入するのは止めたほうがいいかも……。
事前に20kmほどは走って、違和感がないことを
確かめたつもりだったのですが、
だんだんヒールキャップの当たりや、甲のベルトの
締め具合が気になるようになり、
少しずつ痛くなってきました。
とはいえ、走らないと慣れないでしょうし、
難しいところです。
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16時前に、なんとか
甲武トンネルに到着。
長さ1kmもあるので恐れていましたが、
路肩が広く交通量が少なく、
登り勾配もほとんどなかったので
安心して通過することができました。
いよいよ東京都に戻ってきました。
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15時半くらいに、ようやく
最後のPCに到着。
やっと1時間の貯金ができましたが、
もう日が傾いてきました。
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改装中の武蔵五日市駅です。
輪行袋をもっていたら、衝動的に
電車に乗っていたかもしれません(汗)。
ああ電車に乗りたい乗りたいと思いながら、
信号の多い街道を進んでいきます。
もうゴールまでほとんど平坦なのですが、
疲労と信号ストップでペースは上がりません。
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多摩都市モノレール。
これを見ると、いつも
「とある」を思い出して、少し元気が出ます(笑)。
「加速するその痛みから、誰かをきっと守れるよ〜」と、
気分だけは光の速さでゴールをめざすのです。

そんなわけで、堂々11時間58分で
完走いたしました。
明るいうちに帰れたらいいな〜なんて
夢も見ていましたが、しっかり1時間は
ナイトランになっちゃいました。
なにはともあれ、ひさびさにブルベを
走ることができ、大きな達成感が
胸を駆け巡ったのでした。
あいついで帰着した参加者と
共に健闘を称えあるのは、やっぱりブルベ本番
ならではの醍醐味ですね。

さて、ゴール受付を続けるスタッフのみなさんに
ご挨拶し、とぼとぼ家路に着きます。
川崎〜池袋の、「たった20km」が
なんとも骨身に沁みたのは
言うまでもなく……。
自宅では夕食が用意されていたものの、
半分も食べることができませんでした。
いつもは3リットルいけるビールも、
1リットルで十分(美味しかったですけど)。

「今日は200kmも走って疲れたんだよ……」

あまりにもグッタリしてる自分を見た娘が、
ぽつりとひと言。
「とーちゃん、一日で500kmとかいう本、書いてなかったか」

ぎゃふん!
by cyclotourist | 2015-10-26 12:28 | おしらせ | Comments(6)

護衛艦「いずも」を見てきました

こんにちは、田村です。

今年の3月に就役した護衛艦「いずも」を
ご存知でしょうか?
日本ではほとんどの艦艇が「護衛艦」と
呼ばれていますが、
フツーはヘリ空母とか軽空母とかに
ジャンル分けされる大型艦です。

先週、そんな新鋭艦を横浜で拝んできました。
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横浜みなとみらいの
大さん橋に接岸した「いずも」。
全長248m、基準排水量1万9500トンの巨艦です。
訪れたのは14日。この週末に観艦式があり、
それにあわせて催された「FLEET WEEK」という
イベントで公開されたのでした。
そんな「いずも」を見学する前に……
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赤レンガパークのイベント会場へ。
白い大型客船は「飛鳥II」。
大さん橋の反対側に「いずも」がいるのですが、
それが見えないほど、飛鳥IIも大きいですね。

さて、その手前の群衆は……
Tridentのトークイベントが目的です。
なにを隠そう、そのトークがある日と時間を狙って、
私も横浜へ赴いたのでした。

「いずも」はともかく、Tridentをご存じないという方も
万にひとりくらいはいらっしゃるかも知れないです。
杞憂だと思いますが、念のために解説しますと、
TVアニメ『蒼き鋼のアルペジオ ‐アルス・ノヴァ‐』の
声優さん3人からなるユニットがTridentです。
アルペジオも知らん! と言われると
話が進みません(汗)。

メンバーは、渕上舞さん(イオナ役)、沼倉愛美さん(タカオ役)、
山村響さん(ハルナ役)です。
アルペジオにはフネがいっぱい出てくるので、
FLEET WEEKにふさわしいゲストと言えましょう。
ちょうどアルペジオの劇場版が公開中ですし(観ました)。
ちなみに、白いシャツと膝下丈のタイトスカートという、
海自の制服姿で登場されてました。
入隊希望者が続出しそうです。

30分のトークショーは、海自に関するクイズや
お三方それぞれの護衛艦体験などを軸に進められ、
なかなか微笑ましいものでした。
しかも、みなさん可愛い(照)。
映像で観るよりずっと可愛いです。
最近の声優さんは、演技がうまいのはもちろん、
歌って踊れて、トークもできるんだなあと驚きました。
渕上舞さんが「きゅーそくせんこー」と
イオナの名台詞(?)を披露した時は、
会場が大きくどよめきました。
声優さん押しのファンたちは、ノリが熱いです。
個人的には、沼倉愛美さんがますます気になりました。
ユーフォのヒロインのお姉ちゃん役も
いい味出してましたね。

当ブログの読者様を
あんまり置きっぱなしにするのも
アレなので(汗)、「いずも」へ向かいましょう。
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大さん橋はそれ自体が
400mもある巨大な建物なので、
さすがの「いずも」も小さく見えます。
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しかし、近づくとさすがに大きいです。
空母らしい背が高い艦型とあいまって、
圧倒的な迫力があります。
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手荷物検査を受けてから、
車両用のランプで乗艦します。
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驚くほど広い格納庫。天井も高い。
ヘリコプターなど最大14機を搭載できるそうです。
自転車で移動したいくらいです(笑)。
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前部エレベーターがある区画。
本来なら、このエレベーターに乗って、
飛行甲板に出ることができるらしいですが……
この日はエレベーターが定期点検中とのことで、
見学は格納庫のみでした。なんと……。
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後部の舷側エレベーター。
旧海軍の空母では採用してませんでしたが、
ついに「いずも」で採用です。
これなら、エレベーターからはみ出るような
大きな機体も運べる訳ですね。
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機関の説明パネル。
こんなところにも二次元キャラが。
最近の自衛隊は、こっち方面も積極的ですね。
隊員となりうる若年層へのアピールが狙いでしょうか。
もちろん、おじさんの私もうれしいです(汗)。
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「いずも」にふさわしい
モチーフが盛り込まれたロゴマーク。
実はこれ……当ブログにも、ときおりコメントを
寄せてくださるラブライバーなサイクリスト、
まりきちさんによるデザインが採用されたもの。
快挙なのです。
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舷側エレベーターは
艦外への張り出しが大きいです。
30ノットも出るフネですから、空気抵抗も
大きくなりそう。あと、ぶつけそう。
もちろん、メリットのほうが大きいから
採用されたんでしょうね。
飛行甲板に出ることが
できないのが残念でしたが、
すごいフネだなあと実感することができました。
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少し離れた新港埠頭では、
潜水艦救難艦「ちはや」と、
訓練支援艦「くろべ」が
そろって一般公開されてました。
こちらも見逃すテはありません。
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白い小さな潜水艦(?)を搭載。
深海救難装置だそうです。
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「くろべ」の速射砲。
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「くろべ」の後部甲板。
オレンジ色のミサイルは標的機。
これを発射、管制して、他の護衛艦の
対空ミサイル射撃の訓練をするそうです。
こうした訓練支援艦は、日本だけが
所有するそうです。なんだか贅沢な気もしますが、
我がフリートもMTBやミニベロなど専用車種(?)が
増えてますから、気持ちはわかります(笑)。
なんでも専用品がほしくなるのは
サイクリストも同じだな〜と思ったり。
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甲板上の自衛官募集コーナー。
若者を狙って、自衛官が声をかけてました。
もちろん、自分には声がかかりません。かかるわけがない(汗)。
この日は、渕上舞さんが「ちはや」の一日艦長を、
沼倉愛美さんと山村響さんが「くろべ」の
一日艦長を勤めてました。
そんなこともあってか、若者の来場者が
目立ちました。
自分も、「ちはや」艦上で渕上舞さんを
お見かけできたのはラッキーでした。

アルペジオ劇中では、
「千早艦長のフネ(のメンタルモデル)」として
登場するイオナちゃん。そのイオナ役の渕上舞さんが
「ちはや」の艦長になるという、なんとも
心憎いイベントでした。

さて……
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三日後の17日、
私は再び横浜におりました(笑)。
この日が「いずも」公開の最終日。
やっぱり飛行甲板も体験したいですから……
と、言いつつ、やっぱりまずは赤レンガパークへ。
この日は、Tridentのミニライブがあるのでした。
声優沼に急速潜航しつつあります(汗)。

小雨まじりのあいにくな空模様でしたが、
土曜日でしかもライブとあって、前回に数倍する
多くのファンたちが詰めかけてました。
三曲披露され、そのうち一曲は
舞鶴音楽隊がバッグバンドという豪華編成。
目にも耳にも幸せな時間でした。
歌はもちろん、踊りもキビキビしていて
カッコよかったです。
無料でこんな幸せなイベントが楽しめるなんて、
自分がオタクでよかったです(笑)。

ちなみに、この日は娘も同行したのですが、
娘は「2次元のほうがいい」とバッサリ……。
背が低いので、お三方の姿を
満足に観ることができなかったのが
悔しかったようです。
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いざ、「いずも」へ。
この日はエレベーターも稼動しております。
写真は、びっしり来場者を載せて
降りてきたシーン。思いのほか静かに
するすると降りてきました。
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入れ替わりに私たちがエレベータに乗り、
ついに飛行甲板に上がります。
デデデデデン……気分はマクロス。
四隅のワイヤーロープによって上下させてるようですが、
動きは滑らかで、ほとんど揺れません。
30トン輸送できるそうです。
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驚くほどの広さ。
全長248m全幅38mに及ぶ船体に
全通している飛行甲板です。
見上げると大きく感じた艦橋も、
飛行甲板の上では小さく見えます。
「学校より広い」と、娘も目を見張ってました。
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ステルス性とレーダーの照射角の兼ね合いなのか、
艦橋はのっぺりと平面的ともいえる形状。
いかにもモダンな印象ですが、
プラモデル的には物足りないかも?
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固有の武装はシンプル。
「ひゅうが」型は、VLSがありますが、
「いずも」はより航空機運用に特化してます。
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艦橋の後部。
さすがに艦橋内に入ることはできませんでした。
Tridentのお三方(この日は「いずも」の一日艦長)の声で、
「甲板を走らないでください」など、
アナウンスがありました。
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艦尾や艦首の端にも、
安全装備なのか柵のようなものが
いろいろありました。
当然ですが、固定翼機の運用は
考慮してないみたいです。

小学生の頃から、「飛龍」とか「瑞鶴」とか、
プラモデルで旧海軍の航空母艦に
親しみとあこがれを抱いていた自分としては、
海自に空母型の艦艇が登場したことは
そぼくに快挙だなあと思います。
基本、のんぽりで只の中二病なので、
政治的とか軍事的なことは分かりませんが、
固定翼機の艦上機が発艦する、
本当の日本の空母を
いつかは見たいなと思ってます。
もう10年くらい前だと思いますが、
横須賀でアメリカのモノホンの空母を
見学した時は、
こんなフネを10隻以上も持ってる国は
圧倒的にすごいなと驚いたものです……。
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「いずも」を見学した後は、
娘によってなかば強引に、すぐ近くの
遊園地に連れて行かれました。
自分の趣味に付き合わせた後ですから、
断れません……。
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自分が苦手な絶叫系の
アトラクションを嬉々として楽しむ娘。
こちらは怖い上に、けっこうな料金なので
泣きそうになりました。
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観覧車も高度ありすぎで怖い……。
あらかわ遊園の素朴なそれとは大違い。
しかし、「いずも」ほか停泊する護衛艦を
俯瞰できたのは興味深かったです。

そんなわけで、ひさしぶりに
自転車ともフィギュアとも関係のない、
日常系のリポートでした〜。
by cyclotourist | 2015-10-20 19:53 | おしらせ | Comments(4)

大菩薩峠

こんにちは、田村です。

ひさしぶりに「山サイ」してきました。
目指したのは、大菩薩峠です。
同名の時代小説で有名なので、
ある意味、舞台訪問サイクリングかも?
しかし、さすがに中里介山は読んだことがありません(汗)。
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ルートはこんな感じ。
大菩薩峠は、甲州の塩山と、東京最西部の奥多摩を
結びます。
走行距離は55kmくらいになりますが、そのうち、
登山道は6kmくらい。
現在は、柳沢峠が両地域を結んでますが、
江戸時代は、大菩薩峠が街道だったとのこと。
昔の人はスゴいですね。
今の大菩薩峠はハイキングコースですが、
「山サイ」のコースとしても定番で、
1991年に発行された名著『MTBツーリングブック』(山海堂)では
中級コースとして紹介されています。
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思いっきり平日の木曜日、
塩山駅に降り立ちました。
降水確率ゼロ%の晴天予報が、背中を押しました。
天気予報を見てから旅立ちを決めるという、
ヒマな自営業ならではの行動です(汗)。

塩山駅に到着したのは7時49分。
池袋から始発に乗れば、もう20分ほど早く着くのですが、
それだと4時台に家を出ないとならないので尻込みし、
5時に出て乗ることができる
電車を選んだ次第。なんにせよ、
この季節はもう日が短いですから、早めに走り出さないと……。

「え〜、塩山から走るんか……」と、
ベテランの方は嘆きそうですね。
塩山駅から走り出すと、裂石という国道・県道分岐地点を経て、
登山口の入り口である上日川峠まで、
激坂の連続となります。
ふたつ新宿よりの甲斐大和駅から上日川峠を
めざしたほうが、少々距離は伸びても効率的です。

前述のたいへん男らしい名著では
「塩山から裂石まではバスで体力の消耗を避ける」
とありますし、
我らがバイブル(?)、『シクロツーリストVol.10』の
上日川峠の紹介記事でも、
「厳しいだけなので登りにはお勧めしない」
とあります。これは、自分より速くて経験豊富な
Nさんご執筆の記事なので、間違いない内容です。

じゃあなんで、キミは塩山スタートにしたのかと
言いますと、特に深い考えも計画もないのですが……
二十年前の自分が、塩山から裂石を経由して、
大菩薩峠を訪ねているのです。
かなり記憶があいまいなのですが、
裂石にある雲峰寺を見学したことは覚えています。

雲峰寺は、戦国時代の武田氏の遺品(孫子の旗とか)が
保存されている古刹で、当時ハタチくらいの自分は
ゲームや小説の影響で武田勝頼(信玄の跡継ぎ)に
ロマンを感じていたので、見に行ったんです。

そんなわけで、過去の自分を見つめ直し、
今の自分と向き合うために、塩山から
走ることにしました。
今も昔も、動機が中二病的です(笑)。
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今回の愛機はアンカーのMTBです。
駅の北口で、輪行袋をほどきます。
5月の王滝以来、ほとんど乗ってなかった
MTBの出番を作りたかったのも、
大菩薩峠をめざした理由のひとつ。
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タイヤやサスなどは、王滝を走った仕様のまま。
あいまいな記憶でも、本の情報でも
大菩薩峠越えで担ぎはなさそうですが、
念のため、ボトルケージは外してきました。
かわりに、ハイドレーションパックを背負うことに。
その荷室とサドルバッグに、
レインウェア一式と長袖ジャージ、輪行袋、ライト類、
補給食などを収納しました。

シューズの選択は少し迷ったのですが、
舗装路の登りが多いことと、登山道でも
担ぎなどはない(たぶん)と思われるので、
走りを優先してSPDシューズとしました。
本来は、トレッキングシューズ+フラットペダルが
無難だとは思います。
自分は「山サイ」の経験が少ないので、装備など
あんまり参考にしないでくださいね。

さて、8月に訪れた塩山は、気温40度に届くかという
猛烈な酷暑でしたが、この日は気温15度ほど。
日陰にいると寒さを感じるほどで、
季節の移ろいは早いものです。
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駅を後にして青梅街道に出ると、
すぐにコンビニがあります。
ここで水とおにぎりを購入。
水は1.5リットルほどをハイドレーションに入れ、
残りはその場で飲みました。
荷物を詰め直したりしていると、
あっという間に時刻は8時半に。
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青梅街道をそのまま北上すれば
裂石に至るのですが、国道だけにクルマが
やや多いので、住宅地を並走する県道に入ります。
「一葉のみち」とあります。樋口一葉の両親が、
塩山に住んでいたそうです。
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裂石の分岐に着いたのは
9時40分。
覚悟していたとはいえ、いきなり激坂が続くので、
足が悲鳴を上げました。
塩山駅の標高は400mほど。裂石は900mほど。
距離9kmほどで500mも上がるので、
道中の勾配はしばしば10%を越えました。

勾配や距離にはあまり関係なく、
10分の走行で100mの標高を稼ぐのが、
登りにおけるマイペースだと思ってましたが、
今年はそれが発揮できないようになってきました。
悲しいことですが、フィギュアばかり作ってる報いですね(汗)。
10分100mというペースは、
サイクリングならまあまあのレベルでしょうか。
数字のキリがよく、所要時間の計算が楽なので
重宝していたのですが、
今後は見直す必要がありそうです……。

なにはともあれ、裂石の分岐で自販機休憩。
平日だからか、茶店にひと気はありませんでした。
トイレで用を足してから、いよいよ上日川峠へ向かいます。
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県道に入ると、すぐに
雲峰寺の参道が現れます。
さすがに今回は寄りません。
昔の自分は、こんなシンドイ登りのあとに、
よくお寺を見学する気になったものだ……。
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ほどなくして人家が途切れ、
木立のなかを進みます。
ときおり、ハイカーらしき人を乗せたタクシーが通りますが、
交通量は非常にすくないです。
県道に入ってからもぐんぐん登りますが、
勾配に緩急があり、足と息が楽になる場所もあります。
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数百メートルごとに、
距離案内が立ってます。
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ところどころ視界が広がり、
クリスタルラインや大弛峠があるであろう
山並みを望むことができます。
はるか下には、柳沢峠に至るループ橋が見えました。
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11時頃、小腹が空いたので
おにぎりをひとつほおばります。
山梨限定だという「まぜごはん」。
もっちりとして美味でした。
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11時20分、ロッジがある
上日川峠に着きました。
ここで標高は1600mくらい。
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いよいよ登山道に入りますが、
なお1kmほどは舗装路が続きます。
大菩薩峠まで、所要75分という案内と、
「熊出没注意」の看板があり、念のため
熊鈴をパックに吊るして進みます。
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11時40分、「福ちゃん荘」に着きました。
かわいい名前の山小屋ですが、
武装した赤軍派が立てこもったあげく
逮捕された「大菩薩峠事件」の舞台だそうです。
自分が生まれる前の事件ですね。
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福ちゃん荘から先は、舗装が途切れます。
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数分進むと、木々の合間に
富士山が現れました。
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さらに進むと、
登山道らしい少々ガレた道となり、
押したほうがラクな区間が多くなります。
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舗装路に備えて4気圧ほどにしていたタイヤから
少し空気を抜き、だいたい3気圧くらいに。
もっと空気を抜いたほうが接地感が向上すると
思いますが、パンクがこわいので高めにしておきました。
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乗ってるとすぐに息が上がりますが、
押してると寒さを感じるので、
レインジャケットをはおりました。
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半分くらいは乗車できるので、
ハイカーに追いついてしまいます。
養護学校の生徒さんと引率の方々と思われる
20人くらいのグループが見えてきたので、
抜かないように降りて押していたら、
「どうぞお先に」と、道を譲ってくれました。
さらに
「自転車なら乗らなきゃ」と、はやされた(?)ので、
彼らが見えなくなるまで乗車。
だいぶ引き離したところで、自転車を降りて
弾んだ息を整えたのは言うまでもありません(笑)。
なにはともあれ、登りでも乗車できる区間があるほど、
緩やかで整った登山道です。
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木々が少なくなり、
笹原が広がるようになると、
峠は間近です。
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山小屋「介山荘」を抜けると……
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大菩薩峠に到着。
雲ひとつない青空が迎えてくれました。
標高は1897m。
12時20分に到着しましたので、
上日川峠からは所要1時間ほど。
案内板にあった標準所要時間よりも
早く着くことができ、ほっとひと安心。
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塩山方面の眺望が見事です。
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奥多摩方面も望むことができます。
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山菜うどんをいただきました。
700円です。
峠に出ると少し風が出てきたので、
暖かい食べ物が身にしみます。
大菩薩嶺までは、峠からさらに1時間ほど
かかるようですが、自分は峠から下りに入り、
小菅村をめざします。
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塩山側より道は細く荒れていて、勾配も急。
乗車するのは怖い区間も現れます。
乗車技術が高い方なら、
ほとんど乗って下れる道だと思いますが、
転んだり落っこちては元もコもないので、
自分が少しでも「怖いな〜」と感じた箇所は、
無理せずに押して進みます。
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紅葉が少しずつはじまっています。
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午後になると、早くも日差しが傾きはじめ、
木々の間に差し込みます。
日の当たるところと影になるところの
明暗差が激しく、路面が見づらくなりますね。

自分のアイウェアは調光タイプで、
明るいと色が濃くなるのですが、こうした山道のように
明暗がコロコロ変わると、レンズの調光が
追いつかず、いっそう路面が見えづらく感じました。
クリアタイプのレンズがふさわしいかもしれません。
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下り出して30分ほどで、
「フルコンバ」と標識がある
尾根の鞍部のような場所に出ました。
おもしろい地名ですね。
この陽当たりのよい場所で、おにぎりを
食べたりして一服。
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フルコンバの先には、
細い木橋がありました。
自転車を押していけなくもないですが、
担いだほうが歩きやすいです。
幸い、自転車を担いだのは、ここともうひとつあった
橋だけで済みました。
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フルコンバから先は、それまでと
道の造りががらっと変わり、
勾配が緩いつづら折りになります。
路面に大きな石が少なくなることもあって、
快適に乗車できるようになりました。
もっとも、急なコーナーを曲がる技術はないので、
そのたびに、足を着いて自転車の向きを変えました(汗)。
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快適に下っていくと、
三叉路に見えなくもない場所に出ました。
もうあと1km足らずで、林道に出そうな地点。
左へ降りていく道筋がハッキリしていたので、
そちらへ進んだところ、ハンディGPSに表示されている
予定ルートから逸れてしまいました。

地図を見たところ、進み出した左の道も
下界まで通じているようですが、念のため、
分岐まで戻ってみます。すると、ハンディGPSの
表示ルートの方向にも、道らしきものが見えます。
しかし、地図にその道はない……。

机上のパソコンでルートを引いた際は、
「ルートラボ」の画面に表示されている道をトレースしました。
だから、その表示どおりである
ハンディGPSのルートに従っていこうと思い、
左へ行くのはやめ、道らしく見える方向へ
入っていくことにしました。

結果的に、この道は登山道ではないようで、
最初の100mくらいこそ、踏み跡があり、
ゴミもあったので「間違いない」と思って進んだのですが、
次第に落ち葉と枯れ枝でルートが
見えなくなってしまいました……。
不安に思いつつも、ハンディGPSのルートを頼りに
15分ほどガサガサ進んでいくと……
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崖の切れ目から、
ひょっこり林道に出ることができました。
こんな場所に登山道の入り口があるわけはないので、
やはり道を間違えたんだと思います。
この時点で14時20分でした。

帰宅後、「ルートラボ」と地形図を照合しました。
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「ルートラボ」の画面です。
これですと、尾根から一気に林道へ
出る道筋になってます。よくもわるくもこのとおりに、
自分は進んでしまった訳です。
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同じ場所を地形図で見ると、
当初、自分が入った左の道が、尾根を避けて
川筋に下がってから林道に出ています。
こちらのほうが正しかった訳です。
やはり、Webの地図は怪しい(?)場合があり、
現地では、紙の地形図か、ちゃんとそれに準拠した
GPS地図データを信用したほうが
いいんだな……と、教訓になりました。
また、「ルートラボ」でGPSファイル用のルートデータを
作る際にも、地形図を参照しながら
線を引かないとダメだなと、反省です。

ちなみに、自分のハンディGPSで使ってる地図は
登山用の「TOPO」なので、
現地でちゃんと正しい登山道も表示されていたのですが、
ルートラボで作成したルートを
信じてしまいました……要は自分の判断ミスですね。

結果として、十分に明るい時間に車道に出ることができ、
大きなトラブルにはなりませんでしたが、
やっぱり、自分のような未熟ものが
ひとりで山に入るのはリスクがあります(汗)。
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小菅村に至る林道は、
半ばくらい未舗装でした。
しかし、登山道に比べれば鏡のように
滑らかに感じられます。
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1kmくらい下っていくと、
本来は出るはずだった
登山道の入り口がありました。
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車道に出てしまえば、さすがに
自転車は速く、15時前には
小菅村の集落に入りました。
やっぱり人里はホッとします。
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下り基調の道を走り続けて
奥多摩湖へ。
青梅街道に出るとトンネルが多いので、
前後のライトがかかせません。
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奥多摩駅に着いたのは15時45分頃でした。
ここでサイクリングは終了。
MTBを輪行袋にしまって、
家路についたのでした。

距離55kmしか走ってなく、しかも山道は
6kmほどに過ぎないのに、クタクタです。
感覚的には、舗装路を200km以上走った
疲労感がありました。

たまには「山サイ」もいいもんだなと思いつつ、
道を間違えたこともあって、
自分一人で実行するのは止めたほうがいいな、
とも思いました。

けっきょく、20年前に大菩薩峠を越えた時の
記憶はあまり蘇ってきませんでしたが、
きっと、同じように疲労と反省に包まれたんだと思います。
成長してませんね〜。
by cyclotourist | 2015-10-11 15:37 | おしらせ | Comments(5)