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シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

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カテゴリ:おしらせ( 466 )

『自転車で100kmをラクに走る』

こんにちは、田村です。

足かけ一週間の旅から戻りました。
家のカギが変えられたりしてたらどうしよう……
という不安も杞憂に終わり、無事に帰宅できました(汗)。
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献本が届いておりました。
私の新しい著書、
自転車で100kmをラクに走る
でございます。
技術評論社という老舗出版社が
ラインナップしている、趣味の新書シリーズです。

ご担当いただいた編集さんが、最初に打合わせをした際、
「距離100kmって、やっぱり最初の目標じゃないですか」と
おっしゃっていたことから生まれた一冊です。
副題に「~ロードバイクでもっと距離を伸ばしたい人に」と
あるとおり、自分にとっては珍しく、というかむしろ初めて、
ロードバイクを中心に扱った内容です。

とはいっても、賢明な本ブログの読者さんなら
お察しのとおり、サイクリングに求められる基本的な
スキルやノウハウは、どんな車種でも共通です。
本書の内容も、これまで自分が出させていただいた
ロングライド系の装備ノウハウやプランニングのヒントを、
ロードバイクという切り口であらためて
解説したものです。

100kmって、長いと思いますか? 短いと思いますか?
あらためて考えると、僕は長いなあと思います。

ブルベとかに慣れてしまうと、
100kmなんて余裕余裕と思い上がってしまいますが、
コースや装備をちゃんと自分で計画して、
予定どおりに、しかもツラい思いをしないで
走りきるためには、さまざまなノウハウが必要です。
そして100kmを走りきった経験があれば、
いずれ200kmだろうと1000kmだろうと走れるようになり、
必要な装備やノウハウもほとんど共通です。

本書を書いてあらためて思ったのは、
サイクリングは旅であり、時間をどう使うかを考える
一種のゲームみたい、ということでした。
走った距離は、過ごした時間の結果です。
時間を水平面の距離に置き換えるか、
標高の上下に費やすか、それとも
グルメや立ち寄りに充てるか……。
風向きや地形を読み、
いかにして時間に余裕を持たせるかという、
自分を主人公にした実験的なゲームなのです。
そんなゲームを有利に進めるためのヒントを、
この一冊に集めてみました。

競技として自転車に取り組むなら、
真剣で継続的な練習が欠かせないと思います。
けれども、サイクリングで走る距離を伸ばすためには、
練習と気負って取り組む必要はありません。
自転車の装備のちょっとした工夫や、
コンビニを活用する補給プランのほうが
役立ちます。
今回の本もやっぱり非体育会系なので(笑)、
自転車の選び方や装備のうんちくが多くを占めます。
担当編集さんには「チート技ばかり」と
指摘されましたが(汗)、
それが「100kmをラクに走る」秘訣です。
練習して速くなる、というのは競技の世界だから
求められることであって、趣味で楽しむサイクリングは
経験とノウハウが圧倒的に大切なのです。

とはいえ、はじめて100kmを走る、といった
リアルな経験を、僕が味わうことはできません。
二十年以上前に体験してしまいましたから、
それを思い出せと言われても無理があります(汗)。

本書には、「はじめての100km」といった初々しい
リポートを載せたいなあと当初から思っていたのですが、
周りを見回しても、僕と似たような
距離不感症気味のオッサンばかり(汗)。

そこで、M,マキノサイクルファクトリーの坂西さんに
「まだ100km走ってない人、どなたか紹介して」と
相談したのです。マキノさんのお客さんなら、
たとえ初心者でも志の高い方がいらっしゃるのではないかと……。
年齢性別不問ですので、本に協力してくれる方を
ご紹介してくださいと坂西さんにお願いしたところ……
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なんと、声優さんを連れてきてくれました!
東城咲耶子(とうじょうさやこ)さんという、
アニメやゲームで活躍中のうら若き女子!
この秋から放映されるアニメ「ろんぐらいだぁす!」にも
出演が予定されているお方なのです。

一年ほど前にマキノのオーダーロードを
手に入れた東城さん。これまでの最長走行距離は
70km程度とのこと。
そんな彼女と、我孫子から大洗まで100km少々、
ガチでサイクリングを体験してきました。
どんな結果になったのか、ぜひ紙面で
ご確認ください。やっぱり100kmって
大変な距離だし、いろんなノウハウが必要なんだなと
僕自身、たいへん勉強になった体験でした。
ある意味、東城さんの体験リポートが
本書最大の売りかもしれません(笑)。
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『自転車で100kmをラクに走る』は、
本日頃から全国書店様に並ぶ予定です。
価格は1280円+税。オールカラーです。

どうぞよろしくお願いします!
by cyclotourist | 2016-05-25 11:11 | おしらせ | Comments(0)

【フィギュア作り】ワンフェス本申請とか

こんにちは、田村です。

ここのところ我ながら積極的に
ツーリングに出かけておりますが、
フィギュア作りのほうもサボってはいません。
誰もサボるなとは言ってないですし、
むしろ他のことをしたほうが身のためかも
しれませんが、今夏のワンフェスに申し込んだ以上、
「当日版権本申請」という関門をクリアしなければ
なりません。

次回のワンフェスは、7月24日に開催されるのですが、
いわゆる版権モノのフィギュアは、その展示販売許可を得るため
5月9日までにほぼ完成した原型の写真を
提出(Webにアップロード)しないとならないのです。
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申請したガルパン三人娘。
すでに完成させていたクラーラはともかく、
愛里寿たんと、まほ殿はまだまだ完成度が低いのですが、
申請しないことには話にならないので、
なんとかとりあえず形にした、という状態です。
8日と9日はキャンプツーリングを予定していたので、
7日に申請を完了したのでした。
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以前作った、吉備桃恵さんも
少し改修した上で、申請しました。
自衛隊岡山地方協力本部のキャラなのですが、
こちらは申請が通るかどうか、微妙な気がします。
防衛省が判断するんですかね!?
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とりあえずでも申請を済ませて
ホッとしていると、娘の厳しいチェックが入ります。
「……ヘン」
指摘だけはしても、改善策が皆無なので困ります。
まあ、自分でもいろいろヘンだとは思っているので、
改修に入っております。
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直し出すとキリもなく、
手足のバランスや胸の形などを大改修。
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ほとんど全パーツを
手直しすることに……。
自分で言うのもナンですが、日々眼が肥えつつあるので、
作ったものが作ったそばからショボく見えてくるという、
いいのか悪いのかよく分からない状況です。
この理由は、毎週末に通っている「模型塾」で、
毎回のように新たな発見があるからです。
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前々回は、体全体の
ポーズについて。
「ポーズのキモは微調整が決めて」とのこと。
センスとか経験だよ、と言われなくてよかったです(汗)。
先生である東海村さんの説明は非常に論理的で、
階段を一段ずつ上るように工程を明確に分けて
説明してくれるので、理解しやすいです。
理解はしたつもりでも、自分がフィギュアに反映できるかは
別問題なのですが(汗)。
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カラダの各ブロックを
アルミの針金でつないでポーズをつけた状態。
右が先生のワルキューレ風オリジナルキャラ、
左は自分が作ってる継続高校の隊長さんです。
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ご説明のほとんどは、著書でも
説かれていることなのですが、実技を
目の当たりにできるのが新鮮。
串を駆使して(汗)、くるくると上手に
ポリパテを盛っていく技に驚きました。
ポリパテって、削るだけの素材だと思ってましたが、
盛りでもあるていどは造形できるんですね。
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まさに見よう見まねで
進めていきますが、なかなかどうして……。
しかし、エポパテよりは硬化時間が圧倒的に
短いので、結果としてポリパテのほうが完成が
早まるのではないかと思いました。丈夫ですし。
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次回はもう顔の説明に入るとのことで、
自宅で少し作業を進めました。
経験上、スカートを作らないと、全体の
ポーズのよしあしが分かりづらくもあり、
せっせとパテを盛り削り。
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先週までに、このくらい
形にしておきました。
誰なんだかまったく分からない状態ですが(汗)、
この段階くらいまではドンドン形になっていくので、
楽しい工程ではあります。
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そして先週の模型塾は、
ついに顔の造形に進みました。
アニメ顔とリアルの違い、今風の絵柄でポイントになる
鼻や口の解釈や造形方法など、
たいへんに目からウロコが落ちました。

しかし、あまりにも内容が濃く、自分の手の動きと
実際の仕上がりにつなげるには時間がかかりそうです……。
曲がりになりも10体くらいフィギュアを作ってる
自分でも難しく感じますから、この講座で本当に
はじめてフィギュアを作る人は、よっぽど
自宅で試行錯誤しないと、完成まで
もっていけないんじゃないかと思いました。
もっとも、自分も最初の頃はヒドいデキだったので
(今もそうなんでしょうが…汗)
理解できた範囲内で形にすればいいんでしょうね。
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また自宅で作業を進め、
次回の模型塾に備えます。
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次回は「髪」の解説とのこと。
とっても気になります。
いつまでもハゲのままじゃ可哀想ですからね(汗)。

しかし、フィギュアは一体つくるのに
相当の時間がかかります。完成した! という喜びを
味わえるまでのスパンが長いのです。
そこで……
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気分転換にプラモデルを買ってきました。
手のひらサイズの「ジークフリード」。
マクロスΔの主役機でございます。
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30分もすれば完成。
多色成型とすばらしいシールのおかげで、
いわゆるパチ組みでそれらしくなります。
しかしまあせっかくなので……
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エンジンだけ塗って、
スミ入れをしてみました。
凹モールドが繊細なので、スミ入れの効果絶大。
完成させる喜びを味わうことができました。

実は今週からすっかりヒマになってしまい、
模型作りと「艦これ」しかしてません(汗)。

せっかくなので、明日から一週間くらい
旅に出ようと思います。
模型塾を休むことになるのは断腸の思いですが、
こんな機会もまあ滅多にないので、
ちょっと出かけてきま〜す!

追記
ここのところサイクリングの度に
複数回のパンクをやらかしていた自分ですが(汗)、
デフォルトの銘柄不明リムテープがよじれやすく、
ニップル穴が露出しそうだったのが原因、と思われ。
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先週のキャンプから帰還後、
よれにくくて丈夫なシマノ製リムテープに交換。
やっぱり頼れるシマノ、です。
これでもう大丈夫、きっと一週間パンクなしで
旅ができる……はず。できるといいなあ。
by cyclotourist | 2016-05-17 13:52 | おしらせ | Comments(9)

ツェルトでキャンプ!

こんにちは、田村です。

ゴールデンウィーク最後となる日曜日、
再び大洗を目指しました。
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バイクパッキングでキャンプ、
その第二弾です。
手持ちのアピデュラのバッグをフル装備した
我がキャノンデールCAAD12 DISC。
もはやこのスタイルがデフォルトな自転車です。
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出発前に自宅で重量を計測。
14.6kgです。自転車が8,5kgほどなので、
バッグと搭載アイテムの重量は6kg少々です。
今回、ジャージ上下とパンツなど着替えも搭載したのですが、
すばらしく軽量です。それに大きく貢献したのが、
ファイントラック製ツェルトの採用です。

以前も本ブログで紹介しましたが、
自分が使ってるテントは、アライテントのトレックライズ0。
とても使いやすく居住性も高いのですが、
重量は1440gあり、それなりにかさばりもします。
一方、新しく導入したツェルトは、
本体とペグ、ガイドラインなど一式で366gに過ぎません。
寸法も小さく、フレームバッグに余裕で収まります。

この軽量化、省スペース化のおかげで、
着替えを積みながらも、トータル重量を
抑えることができました。
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今回は石岡から走り出します。
近郊の峠を三つばかり登ってから
大洗を目指すという、フェイントが入った
難易度の高いコースです。
コースプランナーは、トシさん(千葉のYさん)。
ちょっと自分には思いつかない素敵なコース設定で、
大洗にはサイクリングの大切なものが
すべて詰まっていることを、あらためて教えていただきました。
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輪行が苦にならないのも、
バイクパッキング式スタイルの魅力。
外すのはサドルバッグだけで、フロント・フレームバッグなどは
取り付けたままで輪行袋に入ります。

サイドバッグとキャリアを用いる、従来型キャンプツーリングの
最大の弱点が、輪行だと思います。
4サイドにもなると、鉄道での輪行は大変めんどうで、
労力も時間もかかり、それが自分が
キャンプから遠ざかる理由でもありました。
バイクパッキング式なら、普段のサイクリングと
ほとんど同じ気軽さで出かけることができます。
ちなみに……
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前回のキャンプでは、
シートステーにゴム板を巻いて
サドルバッグの揺れを抑えましたが、
今回はサドルバッグ側にあらかじめ
ゴム板を接着しておきました。
このバッグ先端部の形状が、キャノンデールCAAD12の
シートステー接合部にぴったり合うのが魅力です。
もちろん、たまたまですが(笑)。
ちなみに、CAAD12のトップチューブは角断面で、
トップチューブバッグやフレームバッグの
収まりが良好なのもうれしいところです。
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石岡駅で自転車を組み立てていると、
同じように輪行でやってきたロード乗りさんに
注目されます。バッグの価格や装備の内容が気になったようで、
いろいろ質問を受けました。
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トシさんの自転車です。
「リストラップ」というサドルバッグが
荷物のメインスペース。僕も現物は初めて見たのですが、
汎用的なドライバッグを収納、ホールドする構造です。
容量を柔軟に調節でき、防水性も抜群でしょうから、
よく考えられたバッグだと思います。
フロントバッグやフレームバッグは、お手持ちのものを
工夫してアッセンブルしてます。
「フロントバッグがややふらつく」とトシさん本人は
おっしゃってましたが、総重量は自分の自転車とほぼ同じで、
十分に軽快なツーリングが楽しめる仕様になってました。

ブルベを始めた頃は、こうしたバッグ類や装備を
参加者各自が工夫しているのを見るのが楽しみでしたが、
最近のブルベでは、なんとなくスタンダードみたいなのが
確立され、変化に富んだ自転車を
あんまり見なくなった印象があります。

一方、キャンプを前提にしたバイクパッキングは、
まだまだ見る機会が少ないですし、各社のバッグの
評判も分からないことが多いですから、
工夫の余地がたくさんあって面白いと思います。
キャンプ道具自体も人それぞれで興味深いです。
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石岡の街をあとにすると、
すぐに山並みが迫ってきます。
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標高250mほどの峠を越えます。
ピークには、乗越峠と看板あり。
地形図には名前が載ってない峠ですが、
ロード乗りと何人かすれ違ったので、
地元では有名な峠なのかもしれません。
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いったん下って登り返し、
もうひとつ峠越え。
こちらの団子石峠は、地形図にも名前が出てますね。
いずれも10%を超える勾配が現れましたが、
木陰が多く気持ちのよい峠路でした。
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茨城県のオアシス、
セイコーマートで休憩。
ここで、駅前で出会ったサイクリストと再会。
軽装のロードの方と、だいたい同じペースで
走れていることに満足感を覚えます。
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3人で道祖神峠へ。
下った先で分かれ、我々は
大洗を目指します。大洗が近づくと、
どこをどう走っても見覚えのある道ばかりで
(実際はそんなことないのですが)
帰ってきた〜という気持ちが高まります。
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16時前に大洗着。
走行距離は85kmほどでしたが、
これからが本日のメインイベントです。
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大洗キャンプ場へ。
以前利用した大洗シーサードキャンプ場も悪くは
ありませんでしたが、こちらのほうが静かな立地です。
ゴールデンウィーク最終日ということもあり、
僕ら以外の利用者は一人だけとのこと。
1300円の利用料をお支払いし、さっそく設営します。
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ツェルトです。
輪行袋よりコンパクト。
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立木を利用すれば
極めて簡単に設営できました。
自立式テントに比べると、設営場所や方法を
選ぶのは確かですが、工夫次第で、
どんな場所でも張ることができそうです。
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一枚布を下面で結ぶだけの構造なので、
床に穴が空いてます。
自分の使い方ですと、ツェルトを被ったりは
しないので、せめて床に隙間がない
筒状のほうが望ましいのですが……。
なにかで繋いでしまおうか検討中です。
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別途持参した、
銀マット代わりのエマージェンシーシートを敷いた上に
モンベルのスリーピングマットを置きました。
もちろん、シュラフも持参してます。
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テントに比べると居住性は
限定的ですが、条件がよければ
快適に眠ることができそうです。
なかに入ったまま調理するとか、
昼間も一日過ごすとか、そうした使い方は
無理でしょうけど。

自転車ツーリングの場合、登山ほど
厳しい自然環境のなかでキャンプすることはないので、
これで十分ではないでしょうか。
ツェルトの軽さ・小ささによって得られる
走行中の快適さや、搭載量の余裕がうれしいです。
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トシさんは、テントとツェルトの中間的な
シェルターを持参。こちらも狭いですが、
寝るには必要にして十分なスペースです。
ちなみに、5000円で買えるシロモノだとか。
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設営後、潮騒の湯へ。
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すばらしい色紙。
露天風呂に入り、心身ともにさっぱりしたら……
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居酒屋「しゅんさい」さんへ。
島田愛里寿たんのいるお店ですね。
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お店の中には、控えめながら
ガルパンコーナーがありました。
冷たいビールと美味しいツマミで小腹を満たしたら……
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ウスヤさんで揚げ物を買い出し。
ちょうど閉店間際でしたが、ほかの常連さんが
買い物をしていたので、それに便乗させていただきました。
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夜の静かな大洗も素敵です。
ちなみに、自転車は押し歩き。
当然です。飲んだら乗るな、ですからね。
キャンプ場は磯前神社のすぐ裏手なので、
歩くのも苦になりません。
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ツェルトといえ、もはや自分の家。
自分の家が大洗にあるという、夢の実現。
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買い出した揚げ物やビールで
酔いを深めます。なんという幸福感。
トシさんとの話も尽きません……ふと、
もう一張りのテントを見るともなく見ると、
同年輩くらいのご婦人が一人で食事をしている様子。
そこで、「一緒に食べませんか?」と
声をかけることに……。

言うまでもなく、深い考えもなにもなく声をかけたのですが、
同席していただいた彼女のお話があまりにディープでした。
北海道からやってきて、キャンプ場に宿泊しながら
大洗でとある仕事をやっているとか……。
安く泊まるには、キャンプしかないとのことで、
遊びでキャンプしている自分たちとは
次元が違うのです。
そして、滞在が長いだけに、大洗の事情に
詳しいこと詳しいこと。
さらに、「ボトムズ最高」とか言っていたような……。
自分も酔っていたので正確には覚えてないですし、
束の間ご一緒したご婦人の個人情報を
書くのもアレなので書きませんが、
トシさんと二人してプロトカルチャー的な衝撃を受けつつ、
ほどほどで宴会を切り上げて床についたのでした。
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翌朝、6時過ぎに目覚めました。
トシさんが電気式の蚊取り線香を貸してくれたおかげで、
蚊など虫には襲われませんでしたが、
早朝からカラスの活動が盛んで、その鳴き声に起こされました。
トシさんのシェルターは内部の結露が多かったようですが、
自分のツェルトはほとんど濡れず、透湿性は良好でした。
ただの一枚布なのに1万7000円もするだけはあります。
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昨晩は出番がなかった火器を使って、
パスタで朝食。昨日の残りのハムカツを
トッピングして、朝からハイカロリーです。

こうして、無事にツェルトで一夜を
過ごし、朝を迎えることができました。
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そして、新しい旅が
はじまるのです!
by cyclotourist | 2016-05-12 12:07 | おしらせ | Comments(9)

みんなで大洗に帰ろう!

こんにちは、田村です。

4人で三国峠を堪能した翌日は、
あらたなメンバーを二人加えて大洗へ。
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土浦から大洗をめざしました。
土浦まで輪行すると、大洗までの距離が
70kmくらいに短縮されますし、
霞ヶ浦沿いの自転車道(クルマも通りますが)に
即アクセスでき、ほとんど登りがないコースを
柔軟に組めます。
今回は、「ファントム無頼」世代の諸先輩の
ご趣向を反映し、百里基地(茨城空港)を経由する
コースを採用いたしました。

目的地がなぜ大洗かは、もはや説明は不要でしょう。
舞台サイクリング研究会東京支部長(自称)の
私としては、京都からお越しの会長殿に
ぜひとも大洗を体験して欲しかったのです。
ファラート(自転車)フォー!
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霞ヶ浦湖畔を追い風に乗って快走!
先頭のサイクリストが妙にちっちゃいですが、
我が娘です(笑)。小学4年生になりました。
この日は全域で風向きがよさそうで、しかも
平坦なのが分かりきってますから、
「大洗、行く?」と聞いたら、「行く!」とのこと。
ガルパン劇場版を3回見せた甲斐があるというもの(笑)。
もうお一人の新メンバーは、
当ブログにもコメントをくださるTさん(ZENONさん)。
堂々6機の大編隊で大洗をめざします。
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どうしても遅れがちな娘ですが、
今回のように風向きがよくて平坦なら、
時速20kmで巡航できるようになりました。
ご同行のみなさんに「すごいね〜」とほめていただき、
当人も満更でないようす。
オタクな現代っ子は、ほめて伸ばすしかないですね(汗)。
学年で一、二を争うほど背が低い(約130cm)ので、
24インチのジュニアロード(アンカー)が今もピッタリです。
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湖畔を離れるために
北へハンドルを向けると、
なにやら怪しげなレールが……。以前から
気にはなっていたのですが、
千葉のYさん(トシさん)情報によると
10年ほど前に廃線となった鹿島鉄道の跡とのこと。
これはあらためて探索せねばなりますまい、というか
その予定もすでにあったりするのですが、
この日はチラ見に留めます。
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広々とした農村風景。
茨城県らしい、穏やかな地形が広がります。
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ほどなくして、百里基地に近づきます。
フェンス沿いに小道が続き、これを
基地の北側まで走っていきます。
クルマも人通りもなく、なんとなく
緊張感が高まるエリアです。
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百里基地のゲートをくぐり、
「見学させてください」と申し出て受付すると
(身分証明書が必要)
歴代の空自戦闘機が展示されたエリアへ
立ち入ることができます。
写真のF-104が個人的にはいちばんカッコいいと
思います。ほかにF-86、T-80、F-1、T-2、
そしてF-4が展示されています。
特にF-4は記念塗装機と偵察機型の2機があり、
みなさんの視線を集めていました。

娘も、戦闘機の大きさに驚いてはいましたが、
さほど興味はないようす。
「これ、戦う時は手とか足が出るんだよ〜」と、
マクロス風味の冗談を振ってやりましたが、
「お父さん、アニメ見過ぎ」と、軽くいなされました(汗)。
いつもは、上空をF-15やF-4が飛んでいるのですが、
ゴールデンウィークは訓練も少ないそうです。
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さて、百里基地の展示機を拝んだ後は、
近くのコンビニでお昼休憩。
お歴々の先輩方はもちろん、娘も
すっかり馴染んじゃってます。
けっこう元気に走り続ける娘ですが、
子供だけに疲れやすいのは分かっているので、
1時間に一回は停まって休むようにしました。
そんなのんびりペースにも合わせてくれた
諸先輩に感謝です。
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涸沼が見えてくると、
大洗に近づいた実感が湧きます。
いつもは閑散としている涸沼ですが、
この日はジェットスキーやBBQを楽しむ人々で
賑やかな印象でした。
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14時半頃、大洗に到着。
マリンタワー前の定位置に自転車を並べ、
お約束の記念撮影に興じます。この日も自転車は多彩。
写真左から、
サーリー・ペーサー
ケルビム・クロスオーバル
ビゴーレ・山と旅の自転車
マキノ号
アンカー・ジュニアロード
ラレー・カールトン
です。
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約70kmを走破した娘。
意外と元気なので、今日のように条件が良ければ
もう100kmくらいは走れそうです。
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あとは気の向くまま、
ガルパン名シーンの舞台をなぞっていきます。
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大洗磯前神社へ駆け上がります。
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鳥居越しの大海原が
目にしみるほど鮮やかでした。
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あいかわらず見事な絵馬の数々。
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社畜さんチーム……
自衛官候補生……
切実な願いの数々に胸が締め付けられます。
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圧巻の力作。
こういうのって、絵馬を持ち帰って、
自宅で書いてから持参するのでしょうか?
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キリコの生存も確認できました。
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神社の裏手から赤い歩道橋に出て、
商店街に戻ります。
この歩道橋からの眺めも、
劇場版で印象深いシーンでした。
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ウスヤさんへ。本日も大盛況。
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ハムカツや串カツをいただきます。
娘は、父に負けず劣らず揚げ物が大好きです。
だから身長の割にけっこう重いのですが、
本人も気にしてるので決して指摘しないでください(汗)。
さすがに小学生が自転車で訪れるのは珍しいようで、
立ち寄るお店では、「お嬢ちゃんすごいね〜」と
声をかけられており、照れながらも喜んでました。
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大洗駅の横手で輪行準備。
みなさん、おつかれさまでした。
次にお会いできるのは信州でしょうか、京都でしょうか?
お別れは寂しくもありますが、
次の旅への期待も高まります。
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我々は20時過ぎに池袋に到着。
基本、娘の輪行支度も自分がするのですが、
袋から出したりベルトを外したり、少しでも
手伝おうとする娘の姿勢は悪くないです。
嫌われないていどに、また
連れ出してやろうと思いました。

こうして、京都からの会長来訪を口実にした(?)
二日間のサイクリングは無事に終了しました。
自分の仕事にはあんまり関係ないゴールデンウィークですが、
お仲間と一緒に走ることができるチャンスとして、
やっぱり貴重な休日ですね。

翌日の6日は平日なのでフツーに仕事っぽいことをして、
7日はフィギュア教室に通ったり、ワンフェス申請をしたり。
そして8日は、また大洗へ行ったので(笑)、
あらためてリポートしたいと思います。
by cyclotourist | 2016-05-10 08:54 | おしらせ | Comments(6)

ディスクロードで三国峠へ

こんにちは、田村です。

今回のゴールデンウィークは、
いつになくサイクリング三昧でした。
ゴールデンウィークの序盤は宇治スタートでフレッシュを走りましたが、
先日は逆に宇治から先輩サイクリストをお迎えして、
三国峠をご一緒してきました。
シクロツーリストに大人気の、信州と秩父を画す峠です。
最大の魅力は、ダイナミックな切り通しの峠であることと、
秩父側に18kmも続く未舗装路です。
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久しぶりの三国峠は、
我がディスクロードの内なる可能性を
試すにはもってこいのサイクリングとなりました。
この日のために、タイヤをグラベルキング32Cに交換し、
装備はアピデュラの大型サドルバッグとフレームバッグに
搭載。日帰りなので、フツーはこんな大容量の搭載スペースは
要らないのですが、峠でカップ麺など食べたいと思って
火器を搭載。また、降水確率が直前まで
かなり高かったので、レインウエアも完備。

生粋のロード乗りの方にはもちろん、ベテランのツーリストにも
眉をひそめられかねないスタイルですが、
個人的にはディスクロードとバイクパッキング式のバッグ類に
大きな可能性を感じております。

先のキャンプでは、大型サドルバッグ、フロントバッグ、
フレームバッグ、トップチューブバックといった
アピデュラ4点セットを装着し、十分に軽快な
キャンプツーリングを体験することができました。

今回はバッグをサドルバッグとフレームバッグのみとして、
林道ダートでの安定感を味わってみたいと思いました。
本来、ダートでは自転車の運動性を損なわないように
リュックを背負うのが定番なのですが
ホールド感のよいサドルバッグと、自転車の重心に近い
フレームバッグなら、けっこういけるのではないかと。

というかむしろ、ロードバイクでダートを走るなんてコトは
一般的にはあまりおすすめできませんが、
僕にとってこのロードはツーリング車そのものなので、
その汎用性の高さをいろんなシーンで試したいと
思った次第です。
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輪行で信濃川上駅へ。
朝、家を出た時は台風のような豪雨でしたが、
信濃川上駅に到着した10時頃にはすっかり晴れました。
宇治からお越しの会長さん、千葉からお越しのKさん、Yさんと
合流し、それぞれの自転車を駅前で組み立てます。
舞台サイクリング研究会の例会ですが、
この日は舞台巡りはありません(汗)。
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4人それぞれ
個性が異なる自転車で参上。
左下が会長の26×1.5インチの「山旅車」のタイヤ、
左上がKさんの650×35Bのランドナータイヤ、
右上がYさんの700×40Cのツーリングタイヤ、
右下が自分の700×32Cのグラベルロードタイヤ。

いずれもダート走行を考慮した太めのタイヤながら、
規格やコンセプトが違うのが面白いところですね。
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頂きが白い北アルプスを背にして、
ゆるゆると三国峠へ向かいます。
三国峠は標高1740mもあるのですが、信濃川上駅が
すでに標高1100mもあり、アプローチは容易です。
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峠までは全舗装で20km少々、
峠から麓までの18kmはダートですが、そのあとは
三峰口駅まで再び舗装路を25kmほど走ることになります。
つまり、ダート走破だけを考えたMTBなどでは、
ちょっとかったるいコースなのです。
かといって、細いタイヤのロードでは、
ダートがまるで楽しめません。
自転車選びと装備が試されるコースといえるでしょう。
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さて、峠に向かっていると、
この日はたくさんのシティサイクルと出会いました。
乗っているのは、ほとんどがアジア系の外国人さん。
このあたりはレタスの産地として有名で、
そこで働いている方でしょうか。
しかし、出勤(?)時間には遅いですし、
なんだろうな〜と思いながら進んでいくと……
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秋山の集落の外れで、
時ならぬ人だかり。お祭りのようです。
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7年に一度という、
秋山の諏訪御柱祭りです。
いつもは行き交うクルマもまばらな県道が、
この日はお祭りのメインルートになっているのでした。
なぜかメイドさんやゴスロリ調に仮装した
ゴツいおっちゃんたちに驚きつつ、自転車を押して
進んでいくと……
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「持ってけ」と、お菓子と
スポーツドリンクをいただきました。
気前のいい振る舞いに感謝しつつ先へ進もうとすると
「せっかくだから曳いてけ」と言われ……
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レーパン姿で御柱に結ばれた縄を
つかむことに(汗)。
わずかな時間でしたが、晴れの場を
共有させていただきました。
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お祭りエリアを通過し、梓山のヤマザキストアに寄ります。
峠の登りが本格的に始まる直前にあるので、
いつも助かります。年中無休です。
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その場で食べるパンと、
峠でいただくカップ麺、そして
カップ麺に欠かせない水を調達。
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2リットルの水を
登山用のウオーターボトルに詰め替え、
フレームバッグへ。いい感じで収まりました。
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お店を後にすると、ほどなくして
林道になり、本格的な登りの始まり。
勾配は5〜6%とマイルドなので、
会話しながら楽しく進んでいける峠路です。
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雰囲気のよい峠路を
一気に走りきってしまうのは勿体ないので、
しばしば停まって自転車談義。
写真は会長のビゴーレ「山と旅の自転車」。
MTBベースのツーリング車です。
宇治から3日間の遠征となるので、
前後バッグ+リュックという装備です。
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Kさんのケルビムランドナー。
とにかくフレームサイズが大きいので、
650Bの車輪が小さく見えます。
長いヘッドチューブにWレバーを設けています。
このサイズに合わせたフロントバッグをオーダー中とのことで、
できあがりが楽しみですね。
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ぽつぽつと
山桜が咲いていました。
あっという間に散ってしまう桜ですが、
場所を変えれば長く楽しめますね。
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アピデュラのサドルバッグは、
その巨大な外観に反して、
さほど揺れません。ダンシングしても
違和感は少なく、フレーム剛性が高い自転車なら
快適に走ることができます。
大型バッグはキャリアで支えるもの、という
固定観念を覆してくれました。
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12時半過ぎ、峠に到着。
過去最高の青空が迎えてくれました。
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心に残る切り通し。
やっぱりいいな〜、ここ。
初めて訪れた会長とKさんも大満足。
ほかの峠のほとんどは、登り量が多くて長く険しいほど
達成感が高まるものですが、この三国峠は、
ちょっとのがんばりで最大限の喜びを、
気前よく感じさせてくれます。
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サドルバッグから火器を取り出して、
湯を沸かします。
こうした休憩や下りに備えて
長袖ジャケットも持参したのですが、
まるでいらないほどの好天に恵まれました。
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湯を沸かしてカップ麺を
いただくだけですが、
ツーリングに潤いが生まれます。
みなさんの湯も沸かしたので、ほとんどの水を
使い切ることができ、下りの前に軽量化も成功です(笑)。
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ありがとう三国峠……。
それではいざ……
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見せてもらおうか、
グラベルキングSKの性能とやらを!
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結果、十分に快適です。
さほど太くはないので無理は禁物ですが、
径が大きいので小石やギャップに弾かれることが少なく、
安定感があります。
当然ながらディスクブレーキも申し分なく効き、
セミブロックパターンのタイヤをがっちり制動します。
フロントバッグがないことも好影響だと思います。
以前、650×32Bのランドナーでも下りましたが、
正直なところ、今回のほうが快適です。
もちろん、下りだけならMTBのほうがラクですが。
(自分の26インチでも段違いに)

ロードでも、というかむしろ、最新のロードのほうが、
タイヤさえ変えれば、ランドナーより
ダートも楽に下ることができるという事実……。

ランドナーのスタイルも大好きな自分としては
若干複雑な気持ちですが、個人的には
いつわらざる感想です。

実際、スポルティーフはともかく、
ランドナーはここ数年で出番がめっきり少ないです。
フロントバッグの便利さも、GPSとウエアのポケットで
かなり代替できますし……。
とか考えていると、ランドナーが不要な気もしてきますが、
結局のところ、ロードがランドナー化してるというか、
基本性能と汎用性の高さに秀でたロードが、
ランドナーの機能と役割を包含しちゃってるんでしょうね。
あらためて言うまでもないのかもしれませんが……。

僕はスタイル「だけ」では自転車を選べないので、
ランドナーのあの様式美あふれるスタイルで走るなら、
本当に剛性と軽さやメカにこだわったランドナーを
あらためてオーダーする必要がありそうです……。

さて……

せっかくの中津川林道を、せっかく遠方からの先輩と走ってるのに、
こんなふうに自転車の実験をしているようなオタクには、
やはり罰が下るようです。
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前輪がパンクしたでゲソ!
サクッと直しつつも、どうも原因が分からないのです。
タイヤの表裏を確認しても異物が見当たらず、
チューブの穴はごく小さいので、石が原因の
貫通かリム打ちパンクだろうと判断し、
チューブを交換して再発進。

ほどなくして、再びパンク。
また直すも……パンク。
さすがに予備チューブがなくなり、パッチで直すも、
複数箇所が傷んだようで空気が抜けます……。
そこで、Yさんが手持ちのチューブを提供してくれました。
さいわい、お借りしたチューブが厚手だったせいか、
ようやくパンクの神様が去ってくれたようで、
それからは走り続けることができました。
自分の無用なトラブルでお待たせしてしまったみなさま、
本当に申し訳ありません。

ちなみに、昨日、タイヤをもとの25Cに戻したのですが、
その際、いくら確認しても、パンクの原因が分かるモノや状況は
タイヤやチューブ、リムテープに見当たりませんでした……。
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こんなありさまでしたから、
ダートが終わって麓に出た時は、
心底ほっとしました。
15時には三峰口に着くかなと思ってましたが、
自分のパンクのせいで、林道を出た時点で
15時を回ってしまいました(汗)。
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滝沢ダムです。
いつも、自分は国道をそのまま走っていたのですが、
Yさんの案内でダム南岸の旧道へ。
この日は通行止めではなく、登り返しやトンネルが
ほとんどない、気持ちがよい道を楽しむことができました。
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途中、停まった時に
自転車の激しい汚れにあらためて驚きました。
これは、マッドガードがあるランドナーなら
避けることができるので、もっと長距離や悪天候なら、
ちゃんとタイヤに沿ったマッドガードを備えた
ランドナーが強みを発揮するでしょう。
ちなみに、クリアランスがカツカツのフロントフォークには、
やっぱり擦りキズが付きました。
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三峰口駅まであと数kmというところで、
今度は会長がパンク。
これはきっと、田村の自責の念を和らげるための、
優しい計らいなのです(笑)。
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17時を回った頃、
ようやく三峰口駅に到着しました。
陽が長くなったので助かります。
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お花畑駅で降り、西武線へ乗り換え。
鉄道むすめの「みなのちゃん」も、すっかり
おなじみです。
自分のせいで時間が押してしまったため、
打ち上げが短くなってしまったのは痛恨の極みでしたが、
西武秩父駅前のB級グルメの店で英気を養い、
翌日のサイクリングに備えたのでした。

というわけで、翌日の舞台訪問サイクリングに続きます。


パンク連発は返す返すも情けない出来事でしたが、
ディスクロードとバイクパッキングは、
ダート林道でも十分に通用することは実感できました。
晴天に恵まれ、路面がほぼドライだったことも
好印象につながったと思います。

ロードに太めのタイヤを入れることの是非や、
クリアランスの有無、その大小による安全性などは、
くれぐれもご自身で判断してくださいね。
by cyclotourist | 2016-05-07 20:07 | おしらせ | Comments(8)

フレッシュ2016

こんにちは、田村です。

24時間360km以上をチームで走るブルベ、
「フレッシュ」を今年も体験してまいりました。

最近、とんとブルベがご無沙汰ですが、
フレッシュはやはり走りたくなります。
DNF続きですし(汗)。

早いもので、5回目のフレッシュとなりました。

2012年 仙台〜銚子
 初フレッシュ。先輩方のお導きで、無事に完走

2013年 掛川〜京都
 自分が考えたヘンなコースのせいで、DNF(リタイア)

2014年 名古屋〜鎌倉
 諸事情でDNS(出走取りやめ)。チームは無事に完走

2015年 新潟〜川崎
 メイド喫茶で飲み過ぎて(?)、DNF

つまり、3年連続で完走できなかったという、
お寒い結果が続いておりました。
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今年は宇治〜静岡の
約370kmのコースを計画。
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ランドヌ東京のスタッフ仲間と
某Hカメラマン、そして自分の4名でスタート。

いろいろとカツカツではあったのですが、
無事に24時間を走りきり、フレッシュを
完走することができました。
300km以上の距離を走るのは久しぶりでしたし、
まるで自信はなかったのですが、
ベテランの仲間と追い風に恵まれたのが
幸いでした。

またあらためてリポートいたします!
by cyclotourist | 2016-05-03 22:36 | おしらせ | Comments(3)

グラベルキングSK

こんにちは、田村です。

そろそろゴールデンウィークの過ごし方が
気になる頃合いになってまいりました。
年中ゴールデンウィークのような自分ですが、
ここのところは本の原稿書きや撮影でバタバタ気味で
(近いうちに書名などアナウンスさせていただきます)
仕事がひと段落する(ハズ)ゴールデンウィークを
楽しみにしております。

昨年のゴールデンウィークは、遠方からお越しの
サイクリストと一緒に、湘南や秩父を走りました。
そして今年は、信州のあの峠を
ご一緒させていただく予定があります。
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ツーリストに絶大な人気を誇る
三国峠です。信州と秩父の境にあり、
秩父側は18kmも続くダートです。

ここを訪れる時は、自転車選びが大切です。
信州側はロードやスポルティーフが最適な
全舗装の道ですが、それではダートが
下りにくくなってしまいます。
ダートを重視するなら、MTBが
いちばん走りやすいのですが、舗装路の走りが
かったるくて疲れます。
つまるところ、ランドナーのような
ほどほど太いタイヤをはいた自転車が
三国峠にはふさわしいのですが、
正直、ランドナーはどっちつかずの印象が
否めないと感じている今日この頃です。
自分のランドナーは少々重い(11kg強)こともあって、
最近は出番が減ってしまいました。
アルミとかカーボンフレームでより軽く、
自転車としての基本性能が
もっと高いランドナーがあれば言うことないのですが……
……あるかも知れません。
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自分のメインフリートに加わった
キャノンデールのCAAD12 DISC。
柄に似合わず(?)カッコよさげな写真は、
島田カメラマンに撮っていただいたもの。
今度の本に掲載する予定です。

このCAAD12 DISCは、ディスクロードと呼ばれる自転車ですが、
自分にとっては完全にツーリング車です。
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現在は、コンチネンタルGP4000SIIの25Cという
タイヤを常用しております。25Cですが、
幅を実測すると28mmくらいもあります。
それで、十分なクリアランスがあります。
ロードにとって余計なクリアランスは、
フレーム寸法が冗長な証かも知れませんが、
それでも十分に軽く剛性が高いのですから、
汎用性の高さとして評価したいですね。
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試しに、グランボアの30Cタイヤを
入れてみました。問題ありません。
そこで……
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パナレーサーの
グラベルキングSKというタイヤを購入。
700×32Cです。「SK」とはSemiKnobのことで、
低いブロックパターンがあります。
シクロクロス用ほど大きなブロックではなく、
まさにオンオフ兼用でランドナーのタイヤみたいです。
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重量は329g。ほぼカタログどおりです。
GP4000SIIに比べると
100gほど重くなりますが、32Cであることと
パターンがあることを考えれば、十分に軽量です。
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ホイールにセットしてみました。
GP4000SIIの25Cが名目より太いので、
グラベルキングSKの太さが目立ちません。
実測で30mm幅ほどです。
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入りました。
さすがにクリアランスは2mmほどしか残らず、
ドロが詰まりそうですが、三国峠のダートは
閉まった砂利道なので、晴れてれば問題なさそうです……
たぶん。実際はどうなんでしょうね。
ガードがあるランドナーも泥は大いに詰まります。
ドロはけを重視するならMTBかシクロ車が
いいのでしょうが、そうなると舗装路がかったるいという、
最初の話に戻ってしまいます(汗)。
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後輪のクリアランスは十分です。
ディスクブレーキでシートブリッジがないので
異様にすっきりして見えますね。
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サイドが茶色なので
違和感があるかな〜と思いましたが、
自転車がほとんど無彩色なので、
あんまり浮いた印象は受けません。

こうしたグラベル仕様のロードが
林道ツーリングでどのような走りを体験させてくれるか
今から楽しみです。
さすがにキャンプはしませんが、ダートにおける
アピデュラの大型バッグの使い勝手も
試してみたいところです。

ブツを試す、ということに
サイクリングの喜びを見いだすのは、
やっぱり根がオタクだからなんでしょうね(汗)。
by cyclotourist | 2016-04-19 12:12 | おしらせ | Comments(7)

春爛漫の秩父

こんにちは、田村です。

本格的に春です。
暖かくなってくると、無性に秩父へ行きたくなります。
先の日曜日、今年もT地先輩たちと一緒に
春爛漫の秩父を堪能してきました。
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走ったのはこんなコース。
西武線の横瀬駅から走り出し、
丸山林道で奥武蔵の峠群に突入。
コンパクトに登ったり下ったりを繰り返す
このエリアらしいコースです。
距離は60kmもないのに、獲得標高は1600mを超える
お得な(?)内容です。
今年に入ってからというもの大洗ばかりめざしてましたが、
ひさしぶりに秩父を走ってきました。
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ちょっと山小屋風の横瀬駅に集合。
この日のメンバーは、T地さん、Yさん、トシさん、僕、そして……
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古式ゆかしいフォーク抜き輪行で登場したのは
東叡社の森くんです。
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Yさんのパナソニックロード。
90年代から愛用されているようで、
欧州でパナが活躍していた当時そのままの
レーシングカラーがカッコいいです。
ザ、ロードレーサーという雰囲気。

総勢5名となり、9時頃に横瀬駅をスタートです。
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秩父の象徴、武甲山さんを見ながら
高度を上げていきます。
それにしても、森くんの出で立ちが渋い。
まるで70年代からタイムスリップしてきたような……
圧倒的にいちばん若いのに(笑)。
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丸山林道に入ると、
そこかしこで山桜が迎えてくれます。
都内では葉桜になりましたが、秩父ではまさに満開。
T地さんいうところの「サイクリングのかきいれ時」です。
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みなさん登りが速い。
大野峠、高篠峠を平らげて、白石峠へ。
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11時前に白石峠着。
丸山林道方面から進んでくると
ただの鞍部なのですが、ときがわ町から登ると
ここがピークになります。この日も、ときがわ町側から
たくさんのサイクリストが登っては下っていきました。
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僕らも、ときがわ方面へ下りはじめ、
途中で分岐に入って七重へ向かいます。
秩父の里山は、花の彩りが豊かです。
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七重から林道をぐんぐん登り、
堂平山の北へ向かいます。
このあたりは林業の最前線といったエリアで、
まっすぐ伸びた杉林が続きます。
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林道のピークでは、
バーベキューを盛んに行っている方々が。
香ばしい匂いに食欲が刺激されますが、
我々は手持ちの補給食で我慢。
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レンタサイクルで登ってきた方が
いたのには驚きました。
アシストなしのガチなシティサイクルです。
乗り手の方は、ハイキングへ向かいました。
なんという健脚なんでしょう……。
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気持ちよく下って、
白石の集落で県道に落ち合います。
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三たび林道に入り、
秩父高原牧場がある稜線まで登り返します。
最近では「大洗に帰ろう」というサイクリングばかりでしたが、
秩父も自分にとっては「帰ってきた」感が強いエリア。
輪行すれば、首都圏全域から訪れやすいのが魅力です。
関東近郊で、これだけ峠が楽しめるエリアは珍しいでしょう。
同じ大洗信者のトシさんと一緒だと、
ガルパンの話を心置きなく続けることができ、
登りのしんどさもまったく感じませんでした。
ちなみに……
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地理院地図の3D機能で俯瞰すると
こんな感じのエリアです。本当に平地が少なく、
起伏に富んだ複雑な地形でありながら、
林道が縦横無尽に走っているのです。
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妙に仲良くなってしまった
T地さんと森くん。きっと、フィルムカメラとか
サンツアーのメカについて
語り合いながら登ってきたのでしょう。
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牧場の売店も大にぎわい。
晩秋からお休みだった
ソフトクリーム屋さんも復活し、大人気。
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我々はおそばを頂き、
小腹を満たします。
時刻は13時半を回り、ぼちぼち
気もそぞろになってきます。
なぜなら……16時過ぎにホルモン屋さんへ
突入するのが、秩父ランの最優先事項だからです。

当初、牧場からさらに北上し、二本木峠あたりも
登り下りする予定でしたが、最優先事項を最優先するため
皆野へ直で降りることに衆議一決。
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お気に入りのパノラマラインを
急降下します。12%を超える斜度で
一気に下り降りる道ですが、こんな時は
ディスクロードの有り難みを実感します。
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皆野へ降りてきました。
ここで、我々は二個小隊に分かれ、
一方は温泉へ、もう一方はアニメ舞台巡りへ。
もちろん自分は後者です。
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トシさんと「あの花」の舞台へ。
この日の秩父橋も、同好の方がちらほら。
名作の人気は根強いですね。
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ほどちかい下水道センターへ。
自分はここを訪れるのは始めてでしたが、
トシさんの案内で広場へ入っていくと……
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あの秘密基地のモデルになったと
いわれる小屋に到着。
最近になってきれいに塗り直されたようで、
中には思い出ノートもありました。
劇中の炭焼き小屋とはだいぶイメージが違いますが、
間違いなく聖地として認知されているようです。
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あの公園や定林寺をひと巡り。
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見事な絵馬。
日付が元旦というのが、ガチ度を示してますね。
私も、つるこ、イチオシです。
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黒い自転車は、光が
バキッと当たらないと、本当に目立ちませんね……。
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羊山公園へ。こちらも桜が見頃で、
多くの方が訪れていました。
有名な芝桜の時期は、大混雑するので
サイクリングどころではありませんので、
ちょうどよいタイミングでした。
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こちらは「ここさけ」の舞台ですね。
峠あり、風情あり、グルメあり、そして舞台あり。
秩父にはサイクリストに大切なものが
ぜんぶ詰まってるんです。
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高砂ホルモンで小隊は合流し、
山のような肉を平らげました。
この日は「アゴの肉」というのが入ったとかで、
ジューシーな焼き肉と野趣あふれるホルモンの食感の
両方を思う存分に味わいました。

こんな感じで、今年も秩父のシーズンが始まりました。
みなさまもぜひ!
by cyclotourist | 2016-04-13 11:14 | おしらせ | Comments(6)

ツェルト買いました

こんにちは、田村です。

妻子にクソニート呼ばわりされている
可哀想な自分ですが(汗)、最近は
けっこう忙しいんです。
そりゃあ、ちゃんと会社にお勤めの方に比べると
自由になる時間をでっちあげてますが、
しばらくサイクリングができてないと、
欲求が不満して過去を振り返るわけです。
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楽しかった大洗への
バイクパッキング式キャンプツーリング……。
美味しかったウスヤの串揚げ……。
先日、あらためてガルパン劇場版を見てきたのですが
(忙しくないじゃん、という突っ込みはヤメて)
自分が利用した大洗ビーチキャンプ場は、
かばさんチームが利用してたっぽい、です。
一方、定休日で利用できなかった神社裏の大洗キャンプ場は
アリクイさんチーム他が利用してたみたいですね。
大洗は平地ですから、暑くなる前に再訪したいものです。

アピデュラのバッグを利用し、その軽快さに感動を禁じ得なかった
バイクパッカースタイルですが、
人間は可能性のケモノといいましょうか、
さらなる可能性を探りたくなります。

仕事でパソコンに向かってるのをいいことに、
あらためて主要なキャンプ装備の重量を確かめてみました。
重い順に主要な装備を並べると……

テント(ポールなど一式)1440g
バッグ類合計800g
ジェットボイル551g
マット502g
シュラフ424g
ツールボトル424g
輪行袋一式416g
レインジャケット326g
レインパンツ242g
USB電源161g
シューズカバー130g
ランタン124g
ポケッタブルリュック71
シート51
シェラカップ49
スプーン・フォーク38
水ボトル35

自転車のライトなどは除いてますが、
計5784gでした。
重量の内訳をグラフにしてみると……
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エクセルのグラフ機能なんて、まったく
ひさしぶりに使いましたが、算数が苦手な
自分には分かりやすいです。
実に1/4の重量をテントが占めています。

バッグの総重量が第二位ですが、
サドル、ハンドル、トップ、フレームバッグの合計ですから、
十分に軽量ですし、これ以上に軽いのを
見つけることは難しいでしょう。
なんといっても、買ったばかりですし。
ジェットボイルも550gとかさんでますが、
カートリッジやコッフェル込みということを考えると
十分に軽量です(自分のはSOLというタイプ)。

となると、やはりテントが課題になります。
しかし、自分が使ってるアライテントのトレックライズ0は、
前々回のブログでも書きましたが、
自立式など希望条件を満たすテントとしては
いまもかなり軽量な部類に入ります。
これより200gくらい軽いモデルもあるみたいですが、
5万円以上の投資が必要です。
しかもインナーがメッシュになるのがほとんどで、
トレックライズ0をすでに持っている自分には、
費用対効果がよいとは思えません。

そこで、以前から気にはなっていた、
「ツェルト」という、もうひとつの選択肢を考えます。
基本的にはビバーク用の簡易シェルターなのですが、
「キャンプ生活」といったレベルの快適性を手放せば、
選択肢に入るアイテムです。
でも、使ったことないし……
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買ってしまいました。
これが仕事のストレス解消なのです(汗)。
ファイントラックのツエルト1という製品です。
価格は17,280円。さすがにテントに比べれば安価ですが、
新幹線で大阪に行ける金額と思えば、安くはないですね。
(交通費と比べるのもヘンですが……)
一緒に、専用のガイドラインも買いました。
同社のサイトから購入したのですが、
驚いたのが、封筒に入って届いたこと。
写真でもわかるように、輪行袋より小さいのです。
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テントと比べてみました。
この小ささは驚きます。
まあ、本当に自分の用途で使えれば……の話ですが。
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本体実測重量はわずか225g。
ガイドラインが40g、必要なペグ8本が
手持ちのもので101gです。計366g。
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広げてみます。
輪行袋のSL-100よりもはるかに
薄い生地です。
(輪行袋と比べるのヘンですが……)
これだけ薄い生地だと、作るのも
縫うのも大変なのは間違いないです。
透湿性もあるそうなので、すごいです。
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ツェルトだけにフロア(底面)は開放式で、
閉じる場合もヒモで結ぶだけ。
基本的には一枚布です。
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狭いリビングで張ってみました。
張ったというか、本来は必須である四隅の
ペグ打ちができませんので、広げて
ガイドラインの片方を娘に持ってもらっただけです。
いちおうキャンプ経験がある娘が
「ペグ打てば? 後でパテで埋めなよ」とか、
大胆な意見を述べたのには驚きましたよ……。
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入ってみました。
これは……まったく張れてないことを考慮しても、
狭いですね。テントに比べると隙間だらけですので、
仮に寒さはシュラフで補うとしても、
暖かい季節は虫がイヤかも……。それも
スプレーなどで補えばいいのでしょうか。
そもそも、ポールとして使うストックを持たない
サイクリングでは、張れる場所も限られるでしょう……

とか、マイナス思考で考えたら、
こうした割り切ったウルトラライトアイテムを
使うことはできないんでしょうね。
実際、自分が利用するのはキャンプ場ですから、
立木や自転車(?)を利用してガイドラインで
吊ることは可能でしょうし、「寝る時に入ればいい」と
割り切れば、ビール飲むとかあれやこれやは、
ツェルトの外ですればいいんです。
もともと、ヤバい状況での登山家アイテムなので、
自立式テントに匹敵する使いやすさや
優れた居住性などを求めてはいけないのだと思います。

なんといっても、このツェルト一式(ガイドラインやペグ込み)で
重量は……わずか366g!
使っているテントに比べ、実に、1074gもの
軽量化が可能なのです。

これって、メカに20万円かけてデュラに換装したり、
それに近い金額でホイールをキシリウムプロディスクに
替えるよりも、はるかに軽くなるんですよ!

しかも、走行性能を損なうバッグの中身が
軽くなるのですから、「走り」の快適化には
絶大な効果があるはずです。

それでいて、バス停で寝ちまう的な
破れかぶれな状態ではなく、いちおうは
キャンプというテイが取れるはずです、たぶん。
そのあたりは自分のスキル次第でしょうが、
サイクリングの場合、厳しい環境を避けることが
プランニングで十分に可能なので、
登山はもちろん、ハイキングよりも
ツェルトのようなライトアイテムを利用しやすいんじゃなイカ?
と、夢想しております。

こうしたツェルトを使っているキャンパーを
見かけたこともありましたが、その時は、
不便だろうな〜としか、思うことができませんでした。
しかし、バイクパッカースタイルで軽さの
恩恵を実感したので、試したくなりました。
走りと宿泊のトータルというか差し引きで、
「快適」という結果が出ればいいんだろうな、と。

考えてるだけじゃ意味がありませんので、
近々、実践したいと思っております。

思う存分に走って、キャンプ場で原稿書いて、
ツェルトの中でフィギュアを磨いたりするのが、
今の夢かもしれません(汗)。

なんにしても、二十年ぶりに
キャンプツーリングに燃えてキタ〜、のであります。
by cyclotourist | 2016-04-05 22:50 | おしらせ | Comments(6)

バイクパッカー実践

こんにちは、田村です。

モノ頼みの物欲オジさんにも
春がやってきました。
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新しい自転車と新しいバッグが可能にする、
「バイクパッキング」という
新しいキャンプツーリングのスタイル。

アピデュラのバッグにキャンプ道具一式を積載し、
近場を10kmほど怪しく走ってみたのですが、
さすがに大型サドルバッグは揺れますね。
発進時や立ち漕ぎ時は気になります。そこで……
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サドルバッグが当たるシートステー部に
ゴムを巻いてみました。
タイヤからはがしたトレッドゴムです。
(モノによっては、はがしやすい)
これによってサドルバッグがズレにくくなり、
揺れをかなり抑えることができました。
見た目的にはアレですが、とりあえずヨシとします。

しかし、時あたかも小学校は春休み。
娘が家でゴロゴロしている今日この頃です。
妻も(妻「が」?)働いているので、プチニートの自分は
子守りを厳命されていたのですが、
「お願い、一泊だけ。二日目はなるはやで帰るから」と
泣訴哀願して外出許可をもらい、
いそいそと出かけてまいりました。

積載したキャンプ道具は前回のブログどおりです。
冬用のシュラフが見つかったので、
それだけ詰め替えました。
もちろん、リュックは使わず、すべての荷物は
アピデュラの各バッグとジャージのポケットに収納。
総重量15kg少々に収まった
バイクパッカーの小さな旅がはじまるのです。
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めざしたのは、またも大洗(汗)。
今回は筑波を経由してみます。
不動峠、風返峠、道祖神峠という
筑波の三大峠(?)を盛り込んだ野心的な160kmコースです。
いずれも300〜400m程度の峠ですが、
従来のキャンプツーリングなら絶対に
走ろうと思わなかったコースです。
そもそも、自宅から自走でキャンプツーリングするのは
二十年ぶりです(たぶん)。
最近も年に一、二回はキャンプしてましたが、
いずれも輪行スタート。
あの重装備で都市部を走るのはイヤですからね。
もっとも、その輪行も従来スタイルでは
超大変だったわけですが。
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草加まで北上してから東へ。
三郷のあたりで江戸川を越えます。
菜の花の香にむせます。
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新大利根橋を渡り、
茨城県に入ります。
向かい風基調であまりペースは上がりませんが、
春らしい穏やかな気候です。
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とある学園都市を突っ切ると、
筑波山がくっきり見えてきました。
これまで、こうした交通量がある道をキャンピングで
走るのは非常に緊張しました。
左右に張り出したサイドバッグが気になりますし、
路面のちょっとした凹凸にハンドルが取られがちです。

しかし、今回のバイクパッカースタイルだと、
左右への張り出しがないため、いつもと
ほとんど同じ感覚で走ることができます。
発進時に、ギヤが少し重い印象があるくらい。
15kgていどの重量は、日帰り装備のランドナーと
だいたい同じくらいですから、
ロードらしい軽快感は薄れるものの、
走りづらいということはまったくありません。
自分がキャンプツーリングしているんだということを
忘れてしまうくらいです(笑)。
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つくばりんりんロードを経由して、
どんどん筑波山に近づきます。
廃線跡の自転車道路は気持ちがいいですね。
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北条の街から峠路に入ります。
平日なのにロード乗りがちらほら。
勾配6〜8%くらいを淡々と登ります。
坂だから汗もかきますが、ギヤが足りないということはなく、
それなりにスイスイと進んでいくことができます。
従来型キャンピングだと、フロントトリプルのお世話に
なったものですが、36×28Tで十分に進みます。
ときおりダンシングを交えても、いやなバッグの揺れや
フレームのたわみは感じません。

キャンピングこそ、実はフレーム剛性が重要なので、
CAAD12のような高剛性アルミフレームが
ふさわしいのかもしれません。
こんなレーサーをキャンピングとして使ってるのは
我ながらなんだかなあ〜とも思いますが(汗)
相性はバツグンです。
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不動峠で道が分岐します。
北上する道に入って風返峠へ向かいます。
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風返峠についたのは13時すぎ。
現地標識だと「し」の送り字が入るんですね。
自宅を7時前には出て、
ようやく走行距離は100kmほど。
重さはさほど苦になりませんが、弱い向かい風のせいで
だいぶ時間がかかってしまいました。
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転げ落ちるような激坂を
ディスクブレーキに感謝しつつ下り、
石岡側のふもとに出ます。
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展望が広がる区間も。
北関東らしいのびのびした景観です。
直線的な下りになると、自分でも時速50kmは
出てしまいますが、走りは安定感を失いません。
荷物の分散搭載でバランスがよい効果か、高速でも
不安はありませんでした。
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セイコーマートを見つけて休憩。
思わず例の豚丼を食べてしまったのですが、
さすがに時間が気になります。17時までが、
大洗キャンプ場の受付時間なのです。

そこで、道祖神峠は割愛し、国道6号に出て
とっとと大洗へ向かうことにしました。
走行距離は減りませんが、獲得標高が減るので同じことです。
珍しく身の丈にあった冷静な判断が出来ました。
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傾き出す日差しに少し焦りながら、
せっせとペダルを回します。
自分と自転車の影を見て、そういえばキャンプ道具積んでんだなと
思い出すくらい、もう違和感がありません。
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向かい風成分が強く、
涸沼にもさざ波が立ってます。
走り心地にはすっかり慣れましたが、
バッグが推進力を発揮するわけではないので
(なんかバーニアとか補助ロケットっぽいですが。笑)
やっぱり疲れてきます。たかが150km、とか
思いそうになるときもありますが、やっぱり100km以上は
立派なロングライドです。ワタクシごときが疲れるのは
当たり前でしょう。
「大洗に帰ろう、大洗に帰ろう……」と
心の中でつぶやきながら、トボトボ進みます。
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16時20分くらい、
ようやく帰ってきました(笑)。
10日ぶりの大洗です。
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大洗磯前神社の裏手にある
大洗キャンプ場へ。予約不要と聞いてましたので、
居合わせた管理棟のおじさんに
「今晩よろしく〜」と声をおかけすると
「明日は休みなんで、今日は泊まれないよ」と
衝撃の事実。今日は火曜日。水曜日が休場日とのこと。

我ながら、う・か・つ。

聞けばビーチのほうにもキャンプ場があるとのことで、
電話番号を教えてもらい、さっそく電話。
そちらの大洗サンビーチキャンプ場も
17時まで受け付けてるそうで、あと20分……。

電話、誰も出ないし〜。
「近いから、行ってみれば大丈夫だよ」とのこと。
その言葉を信じたいので信じて、
再びマリンタワー沿いの道に出て、サンビーチへ。
国道51号の下、「潮騒の湯」の奥にある
大洗サンビーチキャンプ場へ滑り込みます。
17時まであと数分、間に合った……
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「本日の業務は終了しました」
無情な札が下がる管理棟……。
受付は16時までだとか。
ここまで来て、輪行で日帰りとか悲しすぎるし、
さりとて、この歳でガチのステルスキャンプも
ためらわれるし、うっかりブログにも書けません。

ふと、終了札を見ると、管理人さんの携帯番号が
書いてありました。
一縷の望みをたくし、プルプルと電話すると
「……はい」
「管理人さん好きじゃ〜、じゃなくて、キャンプさせてください!
お金は明日払いますから、お願いします、お願いします!」
「……いいですよ」
 やった。
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松林のなかの
海を見下ろすキレイなキャンプサイトです。
さっそくバッグから装備を取り出し、
設営します。
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自立型のテントなので、
ものの2分もあれば完成します。
アライテントのトレックライズ0という定番モデルです。
もう7、8年くらい、とても満足して使ってます。
1300gくらいあり、今はもっと軽いのもあるみたいですが、
自立式、ダブルウォール(フライがある)、長辺に入り口、
インナーがメッシュじゃない、という自分の希望を
満たしているテントは他に見当たりません。
知ってたら教えてください。

なにはともあれ、マットやシュラフ、火器を放り込んでひと段落。
まさに「帰ってきた」感が湧いてきて安心です。
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「潮騒の湯」に入ってサッパリ。
劇場版のサービスシーン(?)を思い出しますね。
洗い場でも「ダー様が……」「プラウダの……」とか、
ガルパンおじさんたちの会話が飛び交ってました(笑)。
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ウスヤさんへ買い出しに。
串カツやメンチカツを10点くらい大人買いしても
800円というリーズナブルさ。
住みたい街ナンバーワンですね。
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夜の静かな商店街もいいものです。
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キャンプ場から1kmも
離れてないところにセイコーマート。
至れりつくせり。
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すっかり暗くなった
キャンプ場に戻ってきました。
ランタンの灯りに浮かぶテントはいいものです。
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ひとり楽しく晩酌。
料理しないんならバーナーなんて
いらないじゃん、という突っ込みは甘んじて受けます(汗)。

潮騒はともかく、国道が近いこともあって
あまり静かなキャンプ場ではありませんでしたが、
買ってきたビールが空になる頃には
いい具合に酩酊状態。
気温5℃くらいまで下がったと思いますが、
ジャージの上にレインジャケットを羽織って
テントに入ってれば快適でした。
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輪行袋を枕に就寝。
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6時前に起床。
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魚肉ソーセージを
トッピングした華麗なカップヌードルと、
ツマミの残りが朝食。
こんなモノを食べるためにバーナーを
持ってきたのかと言われると赤面するしかありませんが、
さりとてまったく火器がないのも
キャンプっぽくないですし……。
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撤収します。
順次、シュラフやフライシートなどを干しながら
収納していきます。
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管理人さんがいらっしゃらないので、
とりあえず近場サイクリングに出かけます。
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那珂川を越えて、ひたちなか市へ。
バレー部のお二人がお出迎え。
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サイクリング仲間のトシさんが
「渋い」と教えてくれた那珂湊駅へ。
微妙な萌えキャラが地元物産をアピール。
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駅舎も渋いけれど、
留置されている車両がいろいろ渋い。
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キハ20……
自分よりお年を召した気動車です。
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那珂湊の街をしばしポタリング後、
また大洗へ。9時頃キャンプ場に戻ったら、
ちょうど管理人さんがやってきたので、
利用料をお支払いしつつ、突然の利用を謝しました。
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大洗駅へ。名残惜しいのですが、
二日目はトッとと帰ることを条件に許された
プチ家出でしたので、輪行します。
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そして、このバイクパッカースタイルの
走行性と並ぶ利点が、輪行のしやすさだと思います。
それを確かめるためにも、輪行です。
ちょうど列車の時間にも間があり、
各作業工程の写真を撮ったので、紹介します。
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サドルバッグと、ハンドルの
GPSとライトを外します。
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輪行袋はSL-100。
今も理想的な輪行袋だと思います。
これとフレームカバー二枚、サドルカバー、
エンド金具をひとまとめにしてます。
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エンド金具のスペーサーと、
ブレーキパッドのスペーサー。
油圧ディスク&エンド幅135mmの輪行で必需品。
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サドルバッグ以外は付けたまま。
サドルにカバーを被せ、
シートチューブとトップチューブにカバーを巻きます。
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パッドにスペーサーをセット。
パチッとはまります。これで、
パッドが締まって開かなくなる事態を防ぎます。
以前も書きましたが、
やっぱり「ディスクは輪行できんの?」という
声を聞くので、もいっかい紹介しておきます。
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エンド金具にもスペーサーを入れ、
幅135mmに対応させます。
チェーンを通してからセットすると、
チェーンにテンションがかかってフレームに触れません。
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エンド金具で立たせた状態。
前回の輪行で、リアディレイラーのアウターが
地面に触れて怖い(調整ボルトが折れそう)と書いたところ、
ベロクラフト大槻さんが手を加えてくれました。
アウターをノコン式の分割式に交換することで、
よりスムーズなカーブとしつつ、長さを縮めてくれました。
これでエンド金具で立たせてもアウターが
地面に触れなくなりました。
これぞプロの配慮ではないでしょうか。感謝です。
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車輪でフレームを挟みます。
ディスクローターは左右とも外側。
予想どおり、フレームバッグに当たりますが、
カバーしているので問題ありません。
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できました。
フツーのロードと、手間は変わりません。
従来型のキャンピングだと、キャリアの脱着や
バッグの持ち運びにそれはそれは難儀したものですが、
バイクパッカースタイルなら、いとも簡単でした。
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グローブはフォークにはめておきます。
万一、何かに触れても(相手に)大事ないように。
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縦型輪行袋の空きスペースを利用して、
ヘルメットを入れ込みます。
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準備完了。
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とおりすがりの同好の士に
撮ってもらいました。
輪行袋を肩にかけ、サドルバッグを片手に。
歩きやすく、改札を通るのも楽でした。
キャンプツーリングでこれほど
輪行が簡単にできるとは、あらためて驚きます。

こうして、一泊二日ならぬ一泊1.5日くらいの
小さな旅は終わりました。

これまでのサイドバッグ式キャンプツーリングは、
準備も輪行も走行も、大変に手間がかかるものでした。
それゆえ、キャンプ場では楽しいひと時を送ることが出来ましたが、
一泊くらいの日程では出かける気になれず、
できれば二、三泊はしたいと思ってました。
で、実際はなかなか休みを取れないので、
ますますキャンプツーリングと縁が遠くなりがちでした。

そのすべてを良い方向に変えてくれるのが
今回のようなキャリアレスの
バイクパッカースタイルだと思います。

キャリアがないから軽い、
キャリアがいらないからロードでもMTBでも可能。
(ツーリング車にも応用できるでしょう)
軽いから走りも輪行も楽。
だから、一泊とか限られた日程でも
気負わずに出かけることが出来ますし、
自走メインのロングライドでも、
キャンプツーリングを「やる気」にさせてくれます。

この新しい可能性を、
今後も体験していきたいと思います!
by cyclotourist | 2016-03-30 18:52 | おしらせ | Comments(10)