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シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

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カテゴリ:おしらせ( 474 )

旅の途中 鹿児島編

こんにちは、田村です。

5月14日より、自分史上二十数年ぶりの
ロングツーリングに出かけております。

昨今わりとマジメに働いたので少しお金に余裕があり、
それでいて今後は仕事の予定がほとんどないという(汗)、
千載一遇のチャンス。
なんとか妻に最長で一ヶ月の外出許可をもらうことができ、
念願だったバイクパッキングでの長めなキャンプツーリングに
出かけたのであります。
いちおう30日分の走行ルートは考えたのですが、
本当に何日走れるかは分かりませんし、いつ召還命令が
発せられるかもしれません。一日一日を大切にしようと思いつつ、
旅立ったのでした。
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羽田発7:55のスカイマーク鹿児島行きに搭乗。
料金は1万2000円くらい。ジェットスターだと
7000円くらいでも行けるのですが、出発が成田空港であることと、
自転車料金が2000円も取られるようになったので、
今回はスカイマークを選択しました。
しかも、以前は1000円必要だった自転車預け料金が
無料になっていました。機内でドリンクサービスもあったし、
機材もきれいだし、新生スカイマーク、案外いいいかも。
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ほぼ定刻通りに到着し、
10時には自転車を受け取りました。
空港に足湯があるのが、鹿児島空港のおもしろいところ。
ヒコーキ輪行だと、緩衝材入りの輪行袋を使う方も多いですが、
自分はこのとおりいつものSL-100です。
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自分の中でほぼ納得いくカタチになった
キャノンデール+オルトリーブの前後バックに、
納得できるキャンプ道具を詰め込んで出発。
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初日の行程。
台地の上にある鹿児島空港から走り出し、
90kmほど南の知覧をめざしました。
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国道10号に出て錦江湾を南下。
噴煙を上げる桜島が出迎えてくれます。
気温も湿度も高いので、あまりクッキリは望めませんが、
旅の初日が快晴に恵まれたことがうれしいです。
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ザビエル上陸の碑。
鹿児島は本当に史跡や名勝の多いところで、
道すがらにぽんぽん現れます。それぞれ見ていたら
時間がいくらあっても足らない、と自分に言い聞かせます。
観光と行程を消化することのバランスが難しいですね。
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鹿児島市街を抜けたら、
指宿スカイラインへ。
「ツーリングマップル」を見ていて、景色いいかも〜と思って
選んだ道筋ですが、けっこう上りが多くてグッタリ。
手元の気温計で30度にもなったので、体が
暑さに対応できてない感じ。期待通り、眺望は
なかなかでしたが……。
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道中、展望台が三カ所あり。
なかにはカメラやスマホを置くための台が
設けてあったりして、二十年前はこんなの
考えられなかったよな〜と、妙に感慨深くなりました。
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指宿スカイラインを出れば、下りで
あっというまに知覧へ。島津氏の城下町で、
本州の城下町とは雰囲気がかなり異なります。
石垣で個々のお屋敷が囲まれています。
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知覧茶の販売所も多数あり。
お茶でカテキン決めるのが好きな妻に送ってやります。
「出先でいろいろお土産送るからさ〜」と、
泣きつくように旅立ちの許可を得たので(汗)、
まずはひとつ、実践したわけです。
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知覧と言えば、特攻の基地があったことでも有名。
いつか訪ねたいと思っていた、特攻平和会館へ。
薩摩半島の知覧が陸軍の基地、
大隅半島の鹿屋が海軍の基地でした。
知覧の特攻平和会館には、四式戦闘機「疾風」が
展示されており、それを見たいのが訪問のきっかけでした。
この疾風、以前は京都のヘンな(?)美術館に展示されていた時期があり、
中学生の修学旅行で見たことがありました。
(そのために班分けリーダーになって、美術館へ行くことを決めた)
だから、疾風とは30年以上ぶりの再会だったりして、
妙に感慨深い時間を過ごしました。
特攻に身を捧げた先人たちの残した
さまざまな展示物に心を打たれたのは言うまでもなく……。
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17時くらいにキャンプ場へ。
知覧の町外れにある、山なぎ公園キャンプ場。
3年ほどまえに作られたらしく、紙の地図には
あまり載ってません。利用料金は500円。
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小屋があり、中で寝たり、
充電したりすることもできます。
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親切なおじさんが管理人さん。
地元の方が楽しむパークゴルフ場として
竹林を拓きつつ、旅人に向けたキャンプ場としての
設備も整えたそうです。
自分のバイクパッキング式のスタイルを見て、
これでキャンプ道具一式が収まっていることに
驚かれていました。その反応が「待ってました」って感じで
うれしかったりして(照)。
しかし、この後、管理人さんがドローンを飛ばし出し、
動画を撮影してフェイスブックにアップするというのには
驚きました。プロのカメラマンも使ってるDJI製のドローンで、
そのハイテクツール活用ぶりに驚きました。
ただものじゃありません。
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立木と遊具を使って、
ツェルトを設営。初めてのキャンプ場だと、
ポールなしでツェルトが張れるか、いつも不安があるのですが、
まあなんとかなるものですね。
遊具のキリンさんも、管理人さんが作ったみたい。
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設営を終えたら、知覧の
街に戻って、温泉に入りました。
こうした入浴施設は本当に助かります。
なるべくなら身ぎれいにしていたいですし、
それが体のトラブルを減らし、
キャンプを快適に過ごすポイントだと思います。
料金が350円ほどとリーズナブルなのも嬉しかったです。
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Aコープで夜と朝の飲食物を調達。
こうしたスーパーの存在も助かります。
バイクパッキング式だと、食料はほとんど携行できないので
(持つと重くなって、走りの可能性が減る)
毎日こうして買い出しするようになります。
地元のスーパーは、品揃えが東京とは違って
なかなかに買い物が楽しいです。
コンビニだと、どこもだいたいおなじですが……。
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鹿児島なんだから、ということで
少しリッチに黒毛和牛やさつま揚げなどを購入。
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油だけは持ってきてるので、
それをクッカーに垂らして焼きます。
固形燃料でも、けっこう美味しく焼けますよ。
自分の場合、夕食=ビールのつまみで
炭水化物なしですが(汗)。
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こうして、旅の初日は
想定以上にすべてがうまくいきました。
キャンプ場にはライダーさんがひとりいましたが、
静かな方でお互いに干渉することもなく、
快適な一夜を過ごしたのでした。
この年ですから、旅に出たからと行って
無闇に人とふれあいたくもないですし、
そんなに他人に興味もないので(汗)
ひとりで気持ちよく眠れれば、それがうれしいものだなと。
昼は暑く、夜はけっこう冷えるのがこの季節ですが、
7℃対応のシュラフなので、問題ありませんでした。
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朝食は、袋麺に適当な具を
突っ込んだモノで済ませます。
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ツェルトやシュラフなど、各種のギアを
乾かしながら収納していきます。
どう詰めればよいかも、だんだん自分のスタンダードが
できつつも、常にちょっとずつ変わってますね。
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二日目(5/15)は、このような行程。
薩摩半島から大隅半島に渡ります。
航路を除いた走行距離は80kmほど。
記憶をひもといてみても、キャンプの場合は
走行距離が100km以下だと余裕があって
幸せになれると思います。むろん、個々の脚と
想定コースの地形・風向き、立ち寄り箇所によりますが……。
ちょっと後に、190km走ったりして
ヤバい感も体験しましたが、それはまた後日。
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二日目のシンボルとなった開聞岳。
知覧を後にして南下すると、ほどなくして現れます。
茶畑越しに見ると、なんだか静岡県に
いるような気分になります。薩摩富士とも呼ばれるだけありますね。
桜島と対をなす、鹿児島のシンボルです。
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うっかり農道を選んだりすると、
けっこうなアップダウン……。
展望は非日常的でイイのですが。
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開聞岳の南麓を進む道は、
なかなかに変化があり楽しめました。
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西大山駅。
沖縄にゆいレールができるまでは、
「JR」とくくらなくても日本最南端だった鉄道駅です。
おっきな観光バスでたくさんの人が訪れてました。
駅舎もない素朴な無人駅ですが、この景観は
見事ですね。思わず、サイクリングやめて
鉄道旅をしたくなります(汗)。
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この日も快晴。
それを有効活用すべく、発電パネルを展開。
今回、電力の地産地消に務めるべく、用意しました。
これでモバイルバッテリーに充電し、
スマホやカメラに給電するのです。
それら電子機器を使わなければいいのですが、
そうもいきませんし……。
このソーラーチャージャーはけっこう性能がよく、
3000mAhほどのモバイルバッテリーが
残量1/4から4時間ほどで満タンになりました。
このチャージャー自体かさばるし、それなりに重いので、
本当にウルトラライトを優先するなら不要ですが、
いざとなれば電力を自給できる可能性があるというのは
けっこうな安心感があるものです……

こんなウンチクを語ってると、いつまでも行程が
進まない(汗)。そのあたりは、いずれ本で。
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山川〜根占のフェリーに乗船。大隅半島へ。
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さきほどまで麓にいた開聞岳を、
錦江湾越しに見ながら南下。
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「本土最南端」のAコープ。
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いろいろ買い込みます。
距離的にはすぐ先の「さたでいランド」という
キャンプ場に向かうのですが、
標高差300mあります。よって、一度キャンプ場に
行ってから買い出しに戻る、というのがシンドイのです。
買った飲食物をポケッタブルリュックに入れる、というのが
いつもの方法ですが、今回はけっこう上ることになるので
シートポストバッグからシュラフなど(軽くてデカい物)を出して
リュックに入れ、空いたシートポストバッグにビールなどを
収める、という入れ替え作戦を採ります。
さらに、平常よりビール本数を減らし、
アルコール対重量比に優れる焼酎も採用(汗)。
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あの岩肌の上まで……
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苦労しただけ、眺望はすばらしいキャンプ場。
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食べて飲んでアニメ見て(汗)。
自宅と同じかそれ以上の快適さ。
けっこう風が強めなことと、ツェルトを張る制約で
完全に平坦な場所は選べませんでしたが、
二日目の夜も幸せでございました。
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夜が空ければもう三日目。
5/16でございます。
天気予報は曇り一時雨。
朝は15℃ほどだったが、標高と風のせいか、
けっこう肌寒い。まあ、冬なら気温10℃もあれば
アツアツなので、結局は自分の
装備次第なんですよね。
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本日のハイライトは、
なんといっても佐多岬です。
ツーリストなら誰でもめざしたくなる、
九州最南端の岬。四半世紀前(こわ……)の
自分もそうでした。
今日の行程は、さたでいランド〜佐多岬〜鹿屋です。
距離は88km。
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昔は有料で自転車は原則通行禁止だった
佐多岬への道も、いまは一般道。
四半世紀前の訪問時(と、言えるほど年とったんだな……)は、
ゲートの人が、「いいよ、行っちゃいな」と
旅人フレンドリーに通してくれたのでした。
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アップダウンとお猿さんが
多い道を進むことしばし……
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佐多岬の碑。
こんなのもなかったな〜。
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オートバイのツーリスト。
なんで「日本一周」とか、わざわざ
プレートを張出してアピールするんだろうなあ……。
自分もそうだけど、ヒマで遊んでるだけだよね、
と思うのです。まあ、別にいいけど、ちょっと恥ずかしい。
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岬の灯台自体は変わらないけれど、
周辺は歩道やレストハウスなどを建設中。
残されたガジュマルの木(?)が見覚えあるなあ……。

なぜ、こうした突端の岬を目指したくなるんですかね。
なんとなく、行った感が得られるし、征服欲?
佐多岬の前後では、サイドバッグ装備のサイクリストを
ぱらぱら見かけました。

僕も、二十数年ぶりに佐多岬を訪れました。
その当時、ココをひとつの目標にしつつ、東京から
三ヶ月くらい走ったのでした。
そして時はめぐり、今回は佐多岬を
気持ちのうえでのスタート地点として、
新しい旅をバイクパッキングという新しいスタイルで
楽しんでみたいと思っております。

-------
いま(5/22)、とある街のホテルで連泊していて、
自宅からパソコンを送ってもらったので、
こうしてブログを更新いたしました。
本当は「九州編」にして、四国に渡るまでを
書いちゃいたかったのですが、キリがなく
長くなりそうなので、このへんで……。
by cyclotourist | 2017-05-22 20:53 | おしらせ | Comments(4)

新ベロクラフトさんに行ってきた

こんにちは、田村です。

ツーリングを応援する自転車ショップ、
ベロクラフトさんが高田馬場に移転し、
新装開店いたしました。
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ベロクラフトさんにおんぶに抱っこで
お世話になり続けている自分としては、
さっそく、新しい店舗を拝見してきました。
JRや地下鉄の高田馬場駅からほど近く、
早稲田通り沿いにあります。
自分は池袋に住んでいるので、自転車だと10分少々の
至近距離になりました。
もともとCWSさんの店舗だったので、ご存知の方も
多いことと思います。

ランドナーやスポルティーフといった
伝統的なツーリング車の復権にとって、
ベロクラフトさんと店長の大槻さんの
果たしてきた実績は、非常に大きいと思います。
吉祥寺から移転することで、店舗面積は1.5倍になり、
大槻さん含め三人のスタッフが迎えてくれます。
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広い店内の一角には、アラヤさんのコーナーが登場。
ツーリング車からロードまで
ラレー・アラヤのラインナップが勢揃い。
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トーエー、ケルビム、ロイヤルノートンの
オーダー見本車も展示されています。
ケルビムはステンレスのロードで、凝りに凝った逸品。
こうしたオーダーの受付も、これまで同様に
大槻さんが対応してくれます。
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吉祥寺時代と同じ什器で
おなじみのツーリング用品も充実。
こうしたバッグ類を、手に取って確かめられるのは
本当に貴重な機会です。
自分がハマってるバイクパッキング用の
各種バッグも揃っております。
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各種用品も幅広い品揃えに。
ツーリング用のマニアックなものに加え、
ロード・クロスバイク向けユーザーの
最新アイテムも並んでいるので、
自分にとってはこれまで以上に
心強い存在になってくれそう。
生粋のツーリストが満足できるのはもちろん、
今時のナウいギアも同時にチェックできるのは
うれしいかぎりです。
吉祥寺ベロクラフトを愛好していたコアなファンも、
CWS高田馬場を利用していたライトユーザーも、
双方に新しい発見があるのではないでしょうか。
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従来のCWS店としての
取り扱いモデルも継続しているため、
ロードバイクやクロスバイクの完成車も豊富。
たとえばジャイアントのエニーロードや、
ビアンキ、ジオスといったメジャーどころのブランドからも
ツーリング指向のモデルをセレクトしています。
一方、吉祥寺で扱っていた小径車はなくなり、
CWS吉祥寺店が引き継ぐそうです。

スタッフも品揃えも増えていますが、
オーダー車の受付やツーリング車の込み入った相談は
これまで同様に大槻さんが担当されるので、
遠方から来店される際は、大槻さんが
在店しているか確かめてからのほうが
いいかもしれませんね。

移転初日に訪ねた自分は、ご多忙にもかかわらず、
大槻さんに自分の自転車をメンテしてもらいました(汗)。
これで、週末からのツーリングにも
安心してでかけることができそうです。
これからもよろしくお願いします!
by cyclotourist | 2017-05-12 14:32 | おしらせ | Comments(3)

一年ぶりのブルベ その2

こんにちは、田村です。

フレッシュは24時間イベントなので、
必ず夜通し走ることになります。
景色も見えないし、気温は下がるし、
なにもいいことはないのですが、ナイトランが
好きな人ってけっこういるらしいですね……。
自分は、ひさしぶりということもあり、ガクブルです。
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田村市あたりのラーメン屋さんで小休止。
喜多方で食べず、田村で田村が食べるという(汗)。
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夜が更けるにしたがって、
コンビニで買うものが怪しくなってきます。
そんなに眠気に悩まされるほうではないのですが、
眠くなるのが怖いので、予防的に買ってます。
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日付が変わる頃に
いわき市に到達。
道は磐越東線沿いで、本来なら
夏井川の渓谷に沿った風光明媚なところですが、
ライトの光を返す反射板しか見えません(泣)。
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漆黒のエリアを抜けて、
いわき市の駅前に出てきてみると、
なんて都会なんだろうと感じます。
常磐線ですから、電車に飛び乗りたくもなりますが、
時刻は2時……。もう走るしかありません。
新潟からここまで、ずっと南東に進んできて、
弱いながらも追い風に恵まれてきました。
いわき市から南下するので、風向きが
悪くなるかと覚悟していましたが、ほとんど無風で
助かりました。
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気温はどんどん低下し、
10度くらいになりました。
日中が30度でしたから、この気温差は手強いです。
幸い、比較的多めに予備のウェアを持参していたので
事なきを得ましたが、こうした着たり脱いだりのための
停止時間がバカにならないんですよね。
魔法少女みたいに一瞬で着替えたいものです。
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最近はイートインを設けたコンビニが
多くなって助かります。深夜はスペースを
閉じるところも多いですが、こちらは我々のために
開放してくれました。たしか小名浜の
コンビニだったかな。感謝です。
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5時前には明るくなりました。
日が出るとだんだん向かい風になってきたうえ、
平坦だと思ってた国道6号線は意外と
小刻みにアップダウンがあります。
もうすっかり惰性で走ってるだけで、
早く9時になって24時間が経過してくれと
願うばかり。しかし、他のメンバーは淡々と
ペダルを回して行きます。タフだなあ……。
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大甕(おおみか)で7時を迎えました。
22時間かけて、距離340kmほどを走ってきたわけです。
フレッシュには、最後の2時間で25km以上走るという
ルールがあります。きっと、24時間たっぷり走らせるため
なのでしょう。まったくニクい……。
しかし、もう何も怖くありません。
大甕から大洗までは30km弱ほどですから、
その香りまで感じ取れる距離です。
好きな街の吸引力によって、不思議と元気が沸き上がり、
向かい風もアップダウンも苦にならなくなります。
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キタ━(゚∀゚)━!
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商店街の外れで24時間を迎え、
セイコーマートでゴールとしました。
本当に新潟から走ってこられるとは、感無量。
前夜のメイドバーで、メイド長さんが
「がんばってくださいね」と言ってくれたことが
心の支えだったのは言うまでもありません(汗)。
自分の脚もよくもってくれました。
なによりも、終始、頼もしかった仲間に感謝です。

こうして、不安しかなかった新潟〜大洗370kmを
無事に走りきることができたのでした。
もう走らなくていいんだ……という安堵感でいっぱい。
道中のシンドサをリアルに記憶していたら、
きっと二度とブルベは走らないと思うのですが、
思い出はすぐに美化されてしまうのが
困ったものです(汗)。

最後に、みなさんの愛機を紹介します。
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リーダー・ゆんさんの
キャノンデール・シナプスカーボン。
サドルバッグはレベレイトデザイン。各所に設けた
収納スペースが、ブルベの見本のような仕様です。
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ばっきー氏のサーヴェロ。
スラムeTapがうらやましすぎる。
楕円チェーンリングにパワーメーター付きの
クランクと、やりたい放題。
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YUKI隊長殿のリドレー・エクスキャリバー。
ただ一人、ショートケージの
ディレイラーなのが男らしいです。
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ワタクシはキャノンデール・CAAD12 DISC。
ブルベをコレで走ったのは初めてでしたが、
やはり油圧ディスクブレーキの心強さは絶大。
下りで疲れにくいというのは、アップダウンのある
コースでは本当にありがたいです。
オルトリーブのシートポストバッグは、
ブルベ装備の収納には過大ではありますが、
激しい気温差に備えた多めのウェア類や輪行袋を
余裕で収めることができました。

なにはともあれ、一年ぶりで骨折以来初の
ブルベはかなりシンドイものでしたが、
完走できてうれしい限りでございます。
by cyclotourist | 2017-05-10 20:39 | おしらせ | Comments(7)

一年ぶりのブルベ その1

こんにちは、田村です。

最近どうもバタバタしていて、
ブログをマメに更新する気になりません(汗)。
心身ともにおおむね元気ではあるのですが
時間に余裕がないと、プラスαの物事には
なかなか手が付かないんですよね……。

そんな自分的に珍しい繁忙期も
ようやくひと段落してきました。
そして、ゴールデンウィーク中は、
一年ぶりにブルベを走ってまいりました。
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チームで24時間走るブルベ、
「フレッシュ」でございます。
このフレッシュにはなぜか縁があって、
今年で6回目の挑戦となります。
ちなみに、完走できたのは過去二回のみ(汗)。
それでも毎年走りたくなるのは……なんなんでしょうね。
バカなのかも知れません(大汗)。

いろいろとややこしいルールがあるフレッシュですが、
コースを自分たちで設定できることが大きな魅力です。
今回、ランドヌ東京のフレッシュなので
川崎が最終目的地なのですが、走行ルートのゴールは
必ずしも川崎でなくても構わないルールです。
スタートから最終目的地に近づくよう、
仲間と24時間力をあわせ、距離360kmを走れば
OKといわれています。

さて、今回のメンバーは、写真左から
物欲大王の最重量級ランドヌール・ばっきーさん
沈着冷静なリーダー・ゆんさん
骨折空けのブルベでドキドキの自分
一昨年に過酷な宇治行きを共にしたYUKI隊長殿
です。この4名で走ります。

スタートは新潟駅の南口。なぜ新潟かというと、
ばっきー氏の故郷であり、氏のご希望で決定。
決して、自分が新潟古町のメイドバーを
訪問したかったからではありません。
まあ、前泊したので行きましたけどね(笑)。
二年ぶりの訪問にも関わらず、メイド長さんが
自分たちを覚えていてくれ、いたく感動しました。
こんなことを書いていたらいつまでも
フレッシュに進まないので、ほどほどにしておきますが、
本当に、スキルの高いメイドさんです。
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想定ルートはこちら。
日本海に面した新潟から、本州を横断して
太平洋岸の大洗をめざします。
もちろん、川崎に近づくのが目的なので、
余力があればもっと南下するつもりではありますが、
大洗までで370kmあります。

骨折してから10ヶ月、もう歩行もサイクリングも問題ありませんが、
まだ無理すると痛みますし、昨年末から
サイクリングを再開したものの、一日で100kmくらいの
距離しか走ってません。
そんな状況なので、360kmも走れるかまったく
自信はなかったのですが、それはそれで心構えとしては
悪くないとも思いました。
いつになく緊張感をもって挑むことができましたし、
どこでDNF(リタイア)しようと、言い訳が
たちやすいじゃないですか(笑)。
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9時にスタートして、
序盤は国道49号線をゆるゆると
西進していきます。
もともと平地が大好物で、今年絶好調の
ばっきー氏が先頭を引いてくれるのですが、
ともすると時速30kmを越えそうなので、
なんども「もっとゆっくり走ってくれ〜」と
泣訴哀願しました。
このあたりが、チーム走の難しいところで、
自分のように足を引っ張るヤツがいると、
ソロより効率が下がっちゃうんですよね(汗)。
しかし、自分の場合、平地で高速巡航が苦手、
無理すると足がもたないので、致し方ありません。
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国道459号に入ってからは、
クルマも少なく風情があります。
この道を走りたかったので、チェックポイントを増やしたのですが、
やはり正解だったと思います。
もっとも、喜多方に出るまでに峠がポコポコあるので、
ペースはなかなか上がりません。
楽しい道を走るのがツーリングの醍醐味ですが、
制限時間があるブルベだとそうも言っていられないのが
キツイところであり、走りがいがあるところでしょうか。
最近の自分が、ちょっとブルベから距離を置いてしまったのも、
距離を伸ばすこと重視のコース取りで走るのが
ちょっと苦手に思えてきたからでもあります。
だから、こんな素敵な道を選べるフレッシュなら
走ろうかと思った次第でもあります。
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80kmほど走ると、福島県入り。
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180度折り返しの連続で、
500mくらいまで標高を上げて行きます。
晴天に恵まれ、路上では気温30度近くあるのに、
路肩には雪が残っていたりします。
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ピークを越えると、
飯豊の山並みを望むことができました。
さすが2000m級の山地、輝く残雪がすばらしい。
大町あたりから眺める北アルプスに
勝るとも劣らない景観です。
少し下ったあたりには桜が咲いていたりして、
国道459号は変化に富んだ道筋。おすすめです。
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アップダウンを経て喜多方へ。
喜多方に設定したPCに着いたのは16時過ぎ。
走行距離120kmを越えました。
ここでラーメンでも食べて、輪行で家路につけば
幸せな一日だったな〜と思えるのですが、
完走に必要な距離のまだ三分の一というのが
なんとも……。
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猪苗代湖に上る頃には
日が暮れました。
幸い、ルート沿いに磐越西線・東線が伸びているので
いつでも輪行できる? のが救い(汗)。

しかし、幸いというか何というか、
疲れはするものの、どこかが痛いとか辛いとかはなく、
DNFして帰宅するきっかけがつかめません(笑)。
日が暮れてからは景色も見えませんし、
もう止めてもいいや〜と思いつつも、
誰もそんなコト言い出しませんので、
とぼとぼ走り続けます。
あ〜、ブルベってこうだったよなと思い出すのでした。
やれやれ……。

果たして、大洗に帰ることができたのか……
じゃなくて、フレッシュ完走できたのか?
生温く続きます。
by cyclotourist | 2017-05-09 20:27 | おしらせ | Comments(0)

久々の大望峠と嶺方峠、そして木崎湖

こんにちは、田村です。

バイクパッキング仕様での
キャンプツーリングにどっぷりハマっている
今日この頃ですが、先日は待望の信州へ。
ようやく、思う存分に信州を走れる
シーズンがやってきました。
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長野駅スタート。
今回も、共にバイクパッキング道を
探求するトシさんと一緒です。
東京やその近郊から、8時前に長野駅に着けるのが
新幹線のスゴいところです。

以下、ハイライトをダイジェストでお届け。
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大望峠。
長野駅から西へ30kmほど。
申し分ない晴天に恵まれ、
連なる白亜の北アルプスを遠望。
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みんな大好き、嶺方峠。
おそらく7回目の訪問ですが、
過去最良の展望に恵まれました。
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そして、小熊黒沢林道へ。
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さすがにキツかったけれど、
やはり上って良かったと思える
絶景が待っています。
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木崎湖でキャンプ。
湖面を渡る風が思いのほか強く、冷たく、
マジで無人駅やトイレへの避難を考えましたが……
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大町の「しまむら」で
売れ残りの秋冬物ウェアを調達して
なんとか人心地。
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トシさん持参の
炭焼きグリルで豪快に肉を焼く。
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最小限の調理器具でも
しっかりお米を炊いて、焼肉丼に。

今回も、さまざまな体験ができた
一泊二日のショートキャンプ旅。
もうすっかり病み付きになった旅のスタイルです。

詳細はまたいずれ、リポートしたいと思います!
by cyclotourist | 2017-04-27 22:21 | おしらせ | Comments(2)

オルトリーブ シートパック再改良

こんにちは、田村です。
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先日の雨天サイクリングでは
自転車が思い切り汚れました。
昨日、天気が良かったので、
洗車したのですが、
どうしても気になるのが、
我がキャノンデール・CAAD12ディスクと
オルトリーブ シートパックの相性がいまいちであることです。

じゃあ、以前から使っていたアピデュラに戻せばいいのですが、
オルトリーブのほうがフロントバッグの使い勝手は
格段に優れているので、手放したくありません。
さりとて、前後のバッグでブランドが異なるのは
個人的には受け入れづらいので、
なんとかサドルバッグもオルトリーブを使いたいのです。
防水性や、所有欲を満たす作りのカッチリ感も魅力ですし。
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走行中のひとコマ。
あんまりお見せしたくないほど、カッコ悪いです。
荷崩れしてバッグ半ばで座屈しつつあり、
タイヤに擦りそう(実際、ギャップなどで少し擦った)。
後端のロールアップを巻き直し、
ベルトをキツく締めると改善はされるのですが、
やはりタレ気味です。

こうした大型サドルバッグは、前に傾斜した状態で
付くのが望ましいと思います。
(トシさんの赤いスペシャライズドみたいに)
前に傾斜していることで、自然と重量物が
フレーム側に寄るので垂れ下がりにくいですし、
荷物を出し入れする際も、ポロポロ落ちたりしないので
なにかと便利です。
バイクパッキング用のサドルバッグだけでなく、
たとえばオルトリーブのサドルバッグLなども、
前傾した状態に取り付けるのがベターです。

オルトリーブのシートパックは、MTBを主な対象としてるようで、
ホリゾンタルに近いフレームに
付けづらいことは、以前のブログに書いた通り。
それを敢えて自分のロードに付けたいと思うのは
ワタクシのワガママではあるのですが、
ベルトのカットオフなどの小改造で
なんとか実用に堪えうる程度に装着できるように
なったわけですが、やはりイマイチであることが
実走で明らかになったわけです。

だらしない状態の写真を見ると、
シートピラーを巻くベルトと、
サドルレールに通すベルトの位置が、
それぞれよろしくないと気付きました.
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二ヵ所のベルトの位置は、
サドルレール下のベルト位置を
後方にずらせば解決するのでは、と思いました。
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テープを貼ったあたりに
ベルトの固定部を後退させれば
自分の自転車によりフィットする……はず。
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標準の内部プレートには
ベルト固定部を後退させるスペースがありません。
そこで、あらたに1.5mm厚の塩ビ板で作ることにしました。
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オリジナルの形状を写しつつ、
ベルト固定部を広げたプレートを自作。
塩ビ板はほどよく柔らかいので、丈夫なハサミがあれば
ざくざくと簡単に切り出すことができます。
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これで、ベルト固定部を3cmほど
後退させることができました。
あわせて……
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底面の中敷きを用意。
シール付きのベルクロで
バッグ内に固定します。ベルクロは、荷物を入れる際に
シートが浮き上がらないためのものなので、
後端に一枚貼っておけば十分でしょう。
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ついでに、シートポストに触れる箇所に
ゴムシートを貼りました。これで密着感が増すはず。
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結果は上々。
サドルレールの後端から引っ張り上げることで
バッグ全体を前傾させることができました。
底面の中敷きも効果絶大で、短い筒物が多い荷物を
ざっくりと放り込んでも、バッグが座屈しなくなりました。
自転車を左右にゆすってみると、明らかにバッグの
安定感も増しております。
オルトリーブのサドルバッグLとか、アピデュラのサドルバッグには
最初から底面の中敷きがあるのに、なぜこの
シートパックだけないのかが不思議なくらい。

この手の既存製品の勝手な改造はリスクがあるので
雑誌の記事などではなかなか紹介できませんが(汗)。

さて、個人的には満足いくサドルバッグに仕上がったので、
搭載すべき荷物を再吟味してみます。

実は、5月から先の仕事案件が現状でほとんどなく、
目出たく(?)リアルニートになりそうなのです。
そこで、あるていどまとまった期間、バイクパッキングで
旅に出たいな〜と、しばらく前から妄想しています。
目下、女城主(つまり妻)に泣訴哀願交渉中です(汗)。

ここのところ、一泊二日のショートキャンプばかりですが、
複数泊となると、用意すべき荷物が増えます。
おもに充電器のたぐいです。
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普段使っている充電器やUSBモバイルバッテリーは
左の黒い三つですが、
あらたに右の三つを購入しました。
エネループは2本充電できれば十分、
(ハンディGPSでしか使わないので)
USB充電器は店頭でいちばん小さそう、かつ
充電電流がそれなりに高い物を購入。
USBモバイルバッテリーは、少し容量が減りますが
(5000mAh→3350mAh)
よりコンパクトなものを選びました。
こうした機器に、普段はあまり興味がない自分なのですが、
詳しい方なら、もっと優れ物を知ってるかも、ですね。
ぜひ教えて下さい(汗)。
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ヴィクトリノックスはナイフしか使わないので、
思い切って小型カッターで代用することに。
74g→8gと大幅な軽量化に成功(笑)。
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日焼け止め、虫除け、チェーンオイルは、
それぞれミニボトルに移し替えて
携帯することに。
ちなみに、隙間の多いツェルトだと
これからの季節は虫除けが欠かせないのですが、
朗報がありました。なんでも昨年から
ディート(虫除けの効果成分だけど毒性あり?)の
基準が緩和されて、従来は12%までだったのが
30%までOKになったみたい。
(たぶん、デング熱とかを予防するため)
ディート30%の虫除けは、まだあまり店頭に並んでませんが、
いずれ見つけて買い替えたいと思います。
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こうして再吟味した装備を
完全搭載してみました。
爪に灯りをともすような努力が功を奏し(?)
複数泊に備えた内容でもフレームバッグなしで
十分に収めることができました。
自転車込みの全備重量は、14.27kgとなりました。
もう少し自転車が軽ければいいのですが……。
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サドルバッグの中身。
キャンプに必要な道具は、基本的に
すべてサドルバッグに収めてみました。
緑色のスタッフバッグに入れたのは着替え。
これが669gもあって、いちばん重くてデカい……。
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フロントバッグはレインギアと
ミニ三脚、充電器など、日中も出し入れする可能性が
あるものを選びました。充電器は、昼食などで入った
お店でも使わせてもらうんですよ(許可をいただければ)。
スペースにはまだ余裕があるので、
たすきがけしてるカメラや補給食などを
追加で入れることもできます。
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意外と大容量で役立つのが
ツールボトル。
チューブ2本と最低限の工具を中心に、
使うことがありそうなビスや交換用の
ディレイラーハンガーなどを入れてます。
チェーン切りの有無は分別のしどころですが、
純正品を使ってる限り、出先で切れた経験がないので、
割愛しています。ワイヤー類やシューなども同様。
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トップチューブバッグは
お守りと補給食、カメラの予備電池など。

従来スタイルのキャンプツーリングと異なり、
キャンプ時の食料や豊富な調理器具を
持つことはできませんが、それらがなくても(ないからこそ)
十分に快適で楽しい旅ができることを
実感しつつある今日この頃です。
また、ポケッタブルリュックを用意しているので、
夜〜朝の間に消費する食材(おもにビール。汗)の
調達と一時的な運搬をこなすことはできます。

自分としてはかなり完成度が高まったと自負する
装備内容ですが、実践がダメ出しをしてくれるはず。
リアルニートになって旅立つ前に、
再び大洗か木崎湖あたりへ出かけたいと
目論んでいる今日この頃なのです。
by cyclotourist | 2017-04-13 16:17 | おしらせ | Comments(3)

雨のちキャンプ時々峠

こんにちは、田村です。

ここのところ、天候がめまぐるしく変わりますね。
初夏のような陽射しが差したかと思えば、
冬のように冷たい雨が降り注いだり……。

季節の変わり目を実感する今日この頃ですが、
自転車の機能やバッグなど装備の
雨天耐性を試すには最高のシーズン……かもしれません。
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そんな先日、今年二度目の
大洗キャンプを楽しんできました。
新しく買ったアイテムがあると、
怪しい雲行きでも、走る気になるのは
我ながら苦笑を禁じ得ません。
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JR常磐線で輪行し、土浦駅に降り立ったのは9時少し前。
共にバイクパッキング道を探求する
トシさんと集合し、一泊二日のキャンプツーリングに出発です。
9時という、少し遅めの時間に集合したのには理由があって……
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土浦の駐屯地が、9時半から
開放される日なのでした。
駐屯地の見事な桜を眺める機会なのですが、
残念ながら小雨が降っており、来場者はまばら。
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駐屯地にあるコンビニを物色したり……
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展示されている車両を見学。
これは、ガルパン劇場版で一気に知名度が
上がったと思われる軽戦車、M24チャーフィーです。
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M4シャーマン。
ちょっと前まで強敵だった戦車を貸与され、
我らが陸自で使うことになるとは……。
当時の隊員はどんな想いだったのでしょうか。
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99式自走155mmりゅう弾砲という、
比較的新しい装備も。試作車とのこと。砲身がなが〜い。
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三式戦車は、あいかわらず
さりげなく鎮座しておりました。
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茨城地本の自衛官募集ポスター。
3人娘の「アイピース」(空のひばり、海ののばら、陸の小梅)
だそうです。
なんだかワルキューレっぽい?
資料などの展示館では、このポスターが
無料で頒布されていて、
かなりお持ち帰りしたかったのですが、
搭載スペースに余裕が少ないバイクパッキング仕様なので
涙を呑んで断念。雨だしね……。
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そう、雨なのです。
土浦駐屯地を小一時間で辞して
再び走り出しても、一向に雨は止みません。
予報では、時と共に上がるハズだったのですが……。
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霞ヶ浦の南岸を回り込むように走って
大洗をめざすコースへ。
今回は、往路・復路とも、トシさんがコースをプランニング。
トシさん、昨年は30回も大洗を訪れたという、
もはや「大洗に帰ろう」の達人です。
自分は霞ヶ浦の南岸を経験したことが
ほとんどないのですが、最近になって
自転車道が再整備されたようです。
走りやすいのですが、例のごとく向かい風基調。
そして止まない雨なのです。
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トシさんに撮ってもらった一枚。
カメラが濡れてなにがなにやら……ですが、
雨天が予想されたので、さすがに
完全雨天装備を身にまとっております。
(この時、レイングローブだけ外してます)
最近は、その軽量・コンパクトさが便利で、
モンベルのU.L.サイクル レインジャケットというのを
常用しているのですが、本格的な降雨だと
心もとないことが判明。
独自の防水透湿性素材を使ってるとのことですが、
撥水性は低いし、一時間もしないうちに
裏地までしっとり浸水してきました。
汗による濡れではなく、明らかに染みてる感じ。
やはり、以前から使ってるゴアテックスの
サイクル レインジャケットのほうが優秀でした。
今年から新色も加わったようだし、買い替えようかな……。
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ざぶんざぶんと波打つ湖面。
向かい風含みの横殴りの風に
翻弄されながら、のたのたと霞ヶ浦南岸を進みます。
思わず休んで一服したくなるけれど、
休むと濡れはじめたウェアが冷えるという、
まことに心細い状況。ここ最近の自分なら、
もうとっくに輪行モードにチェンジですが、
実は今回、雨に見舞われたのが少しうれしくもあり……。
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ほぼ完璧な防水性を発揮するオルトリーブのバッグ。
それが実感できただけでうれしい(笑)。
しかし、濡れてベルト類が緩むのか、または
内部の荷物が圧縮されてたるむのか、
だんだんバッグが下降してくるのが気がかり。
やはり、もう少しベルトの位置や内部のプレートなどを
加工する必要がありそう。
しかし、この額面最大容量16.5Lのサドルバッグに
キャンプ道具のほとんどが収まるのですから、
よい時代になったものです。
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フロントのアクセサリーバッグ。
今回はレインパンツ、レイングローブ、シューズカバーの
収納スペースにしたので、それらを着用した状態では
カメラと、土浦駐屯地で買ったお菓子などが入ってるだけです。
こちらも防水性は完璧ですが、ロールアップで開くので、
やはり出し入れはやや不便ですね。
左右をロールアップするアピデュラなどの
フロントバッグよりは格段に開けやすいですが。
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トシさんも自分もディスクロードなので、
シューとリムの削りかすが混ざった、
あのドス黒い雨垂れの汚れが発生しないのはうれしいところ。
制動力の低下もほとんど感じられず、
雨天での安心感は、やはりディスクブレーキの
大きなメリットですね。
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しかし、なかなか雨は上がらず……。
霞ヶ浦を離れ、北上をはじめると
風向きは割とよくなったのですが、それだけに、
雨雲を引き連れて走っていたのかも……。
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結局、鉾田を過ぎて涸沼あたりに
至るまで振り続けられ、コース終盤で
ようやく雨が上がりました。駐屯地の見学時間を除いて、
5時間くらいは降られ続けられたわけで、
とんだ自転車(のテスト)日和だぜ……。
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ほぼ距離100kmを走って、
大洗に到着したのは16時40分頃。
何度訪れても、ここで写真を撮ってしまいます。
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アウトレットモールからは、
「まいわい市場」の看板が撤去されてました。
近隣の施設に移転するとか……。
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泥水やチェーンオイルで
すっかりハードな汚しが
施されてしまいました。
黒い自転車でも意外と汚れが目立ちますね。
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受付終了の17時間際に、
ようやくキャンプ場に到着。
ほっとして、やれやれという感じでツェルトを設営。
地面はびしょびしょですが、水はけはよさそうです。
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トシさんもツェルトを採用。
自分のはファイントラック製、トシさんのはモンベルです。
トシさんは、地面にエマージェンシーシートを広げて
その上にツェルトを置きますが、自分はツェルトのなかに
エマージェンシーシートを敷いてます。
ツェルトの汚れやキズを防ぐ意味では、トシさんの敷き方が
有効だと思いますが、外部からの浸水を抑えるには
自分の敷き方が適していると思います。どうなんでしょう?
もっとも、もう雨は降りそうにないので、ひと安心です。
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大洗温泉に入ってサッパリ。
夕方以降、500円とリーズナブルな
料金で入浴できます。
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入浴後、うすやさんに寄って
いつものように揚げ物を大人買い。
近くの山郷ちゃんの酒屋さんでお酒も調達し、
もう何も怖くない状態でウキウキとキャンプ場に戻ります。
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布切れ一枚でも、我が家は我が家。
居場所がちゃんとあるっていう安心感は、
自宅や宿泊まりと同じかそれ以上のものがあります(笑)。
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いざ宴会モードへ。
いつもは徹頭徹尾ビール派の自分ですが、
寒そうなので日本酒も用意。
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トシさんの調理器具は、
メスティンという長方形のクッカーと固形燃料。
燃焼皿は、プラモでおなじみ「万年皿」という
面白いチョイス。
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自分も同じように湯沸かし。
先日のブログで紹介した固形燃料用の
器具を駆使……結局は、熱燗してるだけですが(汗)。
ガルパン唯一の悪役(?)、文科省のお役人が
ラベルに描かれた日本酒を湯煎するのは、
なかなかに倒錯した喜び……。
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オートバイでいらっしゃってる
キャンパーさんが合流し、ほどほどに賑やかな
宴会が続きました。
なんでも、アーティストが演奏する楽曲を
音符に起こすという仕事をしているそうで、
世の中にはいろんな職業があるんだなと感じ入りました。
自営業なので、しょっちゅう大洗でキャンプしてるそうです。
なんだかどこかで聞いた話だ(汗)。
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21時にはツェルトに入り、
シュラフに潜り込んで就寝。
自分のツェルトは狭いので、なかに入ったら
寝るだけです。しかし……寒い!
酔いの勢いで寝付いたものの、なんどか目が
冷めてしまいました。あげく、骨折した左足が
寒さのせいで痛み出す始末……。

今回、もう春だろうと勝手な思い込みで、
気温7度前後対応の、比較的コンパクトなシュラフを
選んできたのですが、これが大失敗。
やはり、冬用のを持ってくるべきでした。
この晩は、おそらく気温3度くらいまで冷え込んだでしょう。
2月にキャンプした時は、ちゃんと0度帯対応の
シュラフを持ってきたので、そのくらいまで気温が
下がってもぬくぬくでしたが、
今回は寒さを舐めてました。しかも、マットが短くて
足先が出てしまうのも寒さに拍車をかけました。
やはり足先を温めたいので、マットを動かし、
必然的にシートについてしまう肩のあたりには
スタッフバッグなどを敷いて過ごしました。
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ついに輪行袋を広げて
シュラフの足先を突っ込みました。
昔から「輪行袋はいざとなれば寝袋になる」みたいな
記事が散見されましたが、あんまり効果ないですね(汗)。
こんなことをゴソゴソしてる間に、なんとなく
体が温まって、再び寝付くことができましたが、
やはりシュラフをケチっちゃあイカンなと身に染みました。
今回はじめて使った軽量のエアマット(ニーモ・テンサー)は、
長さはともかくとして、
その保温力や体の収まり具合は良好でした。
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なにはともあれ夜明けを迎え、
朝食と撤収作業を同時進行。
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もろもろの具材でパワーアップした
チキンラーメンをいただきます。自分の場合、
結局はこの程度しか調理しないことが多いので、
固形燃料で十分だと実感できました。
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トシさんのゴトクが不安定そうだったので、
ふとした思いつきで自分のエンド金具をお貸出し。
これがメスティンにジャストフィット。
我々は賢いのです!
風防も兼ねそうな形状なので、
もうこれでいいじゃん? という話になりました。
実践を繰り返すと、いろんな発見があるものです。
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二日目は晴天。
朝日を浴びながらサイクリング開始です。
d0211129_12244883.png
大洗から西進し、筑波連山の
北にある峠エリアを越えて
石岡に出るという渋いコース。距離は90kmほど。
「軽量なバイクパッキングなら、峠も走らなきゃ」という
トシさん。男前なのです。
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北関東の平野には、
北海道を思わせる爽快な道が表れます。
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垂れ下がってくるサドルバッグ。
荷物を詰め直したりして、タイヤとの
クリアランスを保ちます。やはり、この手のバッグは、
自分のロードのようなホリゾンタルフレームとの
相性がいまいちであることは否めません。
スローピングフレームか、トシさんのルーベのように
シートステーの位置が低いフレームデザインのほうが
フィットさせやすいです。
そのほうがバッグも前下がりにできるので、
安定感も増すように思われます。
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標高500mほどの一本杉峠まで
ヒイヒイ言いながら上ります。
どんな峠も飛ぶように上ることができた
あの頃が懐かしい……そんな時はなかったか(汗)。
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一本杉峠を過ぎて稜線に出ると、
パラグライダーの発着場が表れます。
木々がはらわれ、ストーンと視界が広がり、
その高度感には足がすくみます。周辺が真っ平らな平地なので、
500mほどの標高でも驚くほどの見晴しが広がります。
茨城の峠には、信州とはまた違う魅力があります。
なんにせよ、久々の峠越えはやっぱり良いものです。
ここのところの仕事生活で心中に溜め込んだ
負のオーラが消えていくようでした。
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麓に降りたら、恋瀬川サイクリングロードなどを
伝って石岡駅へ。さくっと輪行してそれぞれの
家路についたのでした。

茨城のような平地メインのエリアは、
いろんなコースが考えられるので、
目的地は同じ大洗でも、
毎回いろんな景色が楽しめるのが魅力ですね。

今回の一泊二日で、我がバイクパッキングの改良点や
装備の適否にあらためて気付かされました。
次回はもっと快適なキャンプ旅を実現できるはず……
そんな伸び代を感じることができ、実践できるのも
バイクパッキングという新しいスタイルの魅力だと思うわけです。

ちなみに……

輪行が楽しいサイクリングを味わうための手段に過ぎないように、
(決して輪行それ自体が目的じゃない)
バイクパッキングも、キャンプツーリングを快適に楽しむための
手段のひとつです。そこを勘違いしてしまうと
単にデカいバッグを付けたヘンなロードバイク乗りに
なってしまうので、
気をつけたいと思います(自省、自省)。
by cyclotourist | 2017-04-11 12:57 | おしらせ | Comments(0)

バイクパッキング改 その2

こんにちは、田村です。
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遅まきながら、オルトリーブの
バイクパッキング用バッグを導入しました!

昨秋に登場してから、バイクパッキング用の
本命か? と期待していた製品です。
前回ブログで紹介した装備軽量化・省スペース化も、
オルトリーブのバッグをより効果的に
使うためなのでした。

まずは、装備(荷物)の見直しを続けます。
前回、固形燃料を使うことで、調理器具(クッカーなど)の
軽量化・省スペース化を図ったわけですが、
結果はいまいち。しかし、ふと気がつきました。
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もうガスカートリッジが不要なので、
それを収めることができるのが長所だった
胴鍋型の縦長クッカー(写真左)を使う必要は
ないのでは? と思い至りました。
そこで、以前から使っていた
ユニフレームのアルミ角形クッカーを
ひっぱり出してきました。これは、大小の角鍋が
セットだったのですが、小さいほうだけを使います。
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エバニューのチタン製カップを
入れてみました。
角鍋に丸い鍋を入れるのはヘンかもしれませんが、
きれいに収まりました。
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カップで湯を沸かす際に必要となる
(固形燃料の限られた熱量を活かすために)
フタをアルミ板で自作。
市販のちゃんとしたフタだと、カサが出て
角鍋に収まりきらないのです。
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真鍮線で取っ手も付けました。
ほとんど模型工作の世界(笑)。
これで、400g強あったクッカー一式の重量が、
384gになりました。微々たる違いですが、
角形にしたことでバッグに収めやすい形状・大きさに
なった……ような気がします。
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続いて、100円ショップの
燃料をテスト。これが使えれば、
旅先での燃料調達に困らずに済みそうです。
エスビットだと6個で600円しますが、
100円で3個入りと安いですし。
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お米を一合炊いてみます。
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きれいに炊けました。
燃料は半分くらい燃やせばいい感じ。
エスビットより安くて燃焼時間も長いという、
すばらしい結果です。
お米の炊き方にはいろいろノウハウがあるかと思いますが、
30分くらい浸水させておくことと(水は一合あたり200ccちょっと)、
火を消した後、10分くらい蒸らすのがポイントだと思います。
別途、チタンカップで湯を沸かせば
お味噌汁やスープも同時にいただけるので、
それなりに文化的な食生活が実現できそうです。
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続いて、輪行用具一式をシェイプアップ。
輪行袋の本体はSL-100です。
SL-100付属のストラップは薄くて使いづらいので、
いつもはL-100付属のものに換えていたのですが、
SL-100付属に戻します。少し不便でも、ここは軽さを取ります。
タダのヒモでも要は足すのですが、あんまり
切り詰めると、みすぼらしくもなりそうなので……。
あと、サドルカバーを割愛。これで30g減少。
縦型の場合、サドル後端が地に着くので、
汚れやキズを防ぐためにサドルカバーを常備していたのですが、
輪行の時だけコンビニ袋など被せておけば問題なさそうです。
そして、エンド保護金具にはめるシャフトを、
塩ビパイプに交換。135mmで切ったので、スペーサーも不要です。
これで10gくらい軽くなりました。
なお、エンド保護金具本体はオーストリッチのアルミ製です。
マルトなどの樹脂製に換えると5gくらい軽くなります。
これも持ってるのですが、使用時にずれることが
多い印象なので、アルミ製を継続使用します。
これらによって、420gあった重量を
351gまで減らすことができました。
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こうして、キャンプに必要な装備を
自分なりに最適化しました。
テントの代わりにツェルトを採用した時点で
大幅に軽量かつコンパクトになったのですが、
新しいバッグを使う前提として、
まずは装備をもう一回、見直した次第です。
ちなみに、
LEDランタンを自転車ライトで代用することも考えましたが、
安全装備の貴重な電源を別の用途で消費するのも
不安だったので、LEDランタンは引き続き持つことにします。
ナイフ(ビクトリーノックス)は、魚肉ソーセージを切るくらいしか
使うことがありませんが、なければないで
不便なこともありそうなので、持つことにします。
そして、これらを収めるべく導入したのが……
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オルトリーブのシートパックとアクセサリーパックです。
シートパックは公称最大容量16.5リットル。
重量は456gで、価格は21,500円。

これまで使っていたアピデュラのバッグは
公称最大容量17.5リットル、重量は400g、
価格は17,399円。

つまり、オルトリーブのシートパックは、
少し小さくて少し重くて少し高価という、
スペック上は微妙な位置づけです(汗)。

アクセサリーパックは、本来はハンドルバーバッグ用の
アタッチメントなのですが、単体でもハンドルに装着可能。
公称容量は3.5リットル、重量は200g、
価格は9,000円です。

今回、このふたつは、ベロクラフトさんで
現物を確かめてから購入しました。
(以前、サイスポ誌の取材でも触れましたが)
バイクパッキング用のバッグは、オルトリーブに限らず、
その多くがMTBでの使用をメインに考えて
デザインされているように思います。
だから、比較してシートポストの出代が小さい
ロードバイクやツーリング車では、装備しづらいことが
非常に多いと思います。
そこで、自分の自転車に装着可能かどうか、
店頭での確認が欠かせません。

そして、オルトリーブのシートパックは、
自分のキャノンデールCAAD12ディスクに付けるのは、
かなり難しいことが分かりました。
付くことは付くのですが……。
同社のハンドルバーバックも自分のハンドル幅には過大で、
左右ロールアップなので付くことは付くのですが、
せっかくの容量が活かせないなら、
アクセサリーバッグだけでいいかな、と判断した次第。

じゃあ、満足に付かないシートパックをなんで
買ったんだという話ですが(汗)、
ひとつは、調整次第で付くかも知れないこと。
次に、どうしてもロードに付かなければ
MTBで使えばいいと考えたこと。
そして最後にして最大の理由は、デザインと信頼感が魅力で、
単純に欲しかったから、です(笑)。
ぶっちゃけ、今まで使っていたアピデュラのセットから
フレームバッグを除けばいいのですが、
オルトリーブも使ってみたかったのです。
アピデュラもカッコいいと思ってますが、
やっぱりオルトリーブならではの、見るからに
上質で堅牢な作りは魅力です。
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オルトリーブ(下)とアピデュラ。
オルトリーブは細身で前後に長く、
アピデュラは全体的にボリューミー。
シートポストをベルクロで巻きつつ、サドルのヤグラ下に
ストラップを通すという装着方法は
どちらも共通です。
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愛用しているアピデュラ。
サドルバッグ先端の形状が
自分のCAAD12ディスクのシート集合部形状と
抜群にフィットします。まったく偶然ですが、
シートポストの出が短いせいもあって(汗)
シートステーで下からバッグを支えるような案配になって、
安定感が向上しているように思えます。
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オルトリーブのシートパック。
かろうじて吊るせますが、
シートポストに密着せず、ベルクロが上手く巻けません。
根本的にシートポストの出が足りず、シートステーに
つかえてしまう状態です。
店頭で試したので分かっていましたが、
バッグの前側に樹脂製のプレートが入っているため、
それがつっかえてしまうのです。

買った以上、これで諦めるわけはありません。
あくまで自己責任で、と念押しするのも無粋ですが、
さっそく改造に着手します。
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内部プレートやベルトを外します。
オルトリーブのバッグは、縫い目をなくして
本体を完全防水にするためか、
各部にビス留めが多用されてますが、この
シートパックも例外ではありません。だから、
このようにバラバラにすることができます。
プレートは1mm厚くらいの塩ビ版のような素材。
シートポスト側のベルトとバックルは、
アルミ製の台座に固定されていました。
この堅牢な作りは流石といったところですが、
軽さや柔軟性という面ではマイナスでもあります。
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プレートの前側を大胆に
切り落とします。
自分のシートポスト長やフレーム形状に
合わせて変形、成形すればベストですが、
とりあえず、干渉しないことを優先。こうすれば、
どんな形にもフィットします(無理矢理ですが)。
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シートポストの下側の
ベルトも切り落としました。
巻けるほどシートポストの長さがないですし、
荷重を受ける場所でもないです。二本あっても、
振れ留めの効果も限定的だと思います。
だったら、一本でいいかと。
我ながら思い切りました。
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おかげで、48gも
軽くなりました。それで良いのか、という
突っ込みもあろうかと思いますが(汗)、
さっそく装備を収めてみます。
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まずはシートパック。
シュラフ以外の大部分を収めます。
今回、ワンセットの着替えも入れてみます。
着替えは、ひとつのスタッフバッグには入れず、
あえていくつかに分けることで、バッグに生じる
デッドスペースを埋めるように突っ込んでいきます。
クッカーが矩形になることで、やはり収納しやすく
なったように思います。
他の装備はたいてい筒型ですが、大小の違いを考慮して、
細い先端部から広い後部まで満遍なく
詰めていきます。この手のバッグは、内部に
大きな隙間があると、吊るした際に形を
保てず(この点、サイドバッグは適当でもいいのが長所?)、
見た目も悪いし、揺れやすくなります。
後部をロールアップした際に、
パンパンになるように詰めていきます。
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フロントバッグには、シュラフと
荷物が増えた時に使う
ポケッタブルリュックを入れただけです。
実際は、もう少し細々とした物を入れそうですが、
フロントはなるべく軽くしたいところです。
キャンプ仕様の場合、前後左右のバッグに
荷物を分散するのがセオリーでもありましたが、
こと走行性能に関していえば、前が重くて
いいことはないと思います。
荷物重量が10kg以上とかになる場合は、
前側にも分散せざるを得ないと思いますが。
なお、このアクセサリーバッグは上部のロールアップなので
走行中は無理でも、自転車にまたがったままで
荷物の出し入れができるのが魅力です。
ようやく、フロントバッグを付けることで得られる
「使い勝手」というメリットも生まれそうです。
当然といえば当然ですが、バイクパッキングでは
左右ロールアップで、単なる筒のような
割り切ったバッグが多用されているので、
やっぱり普通に上から出し入れできる
バッグはいいなあと思いました。
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フレームバッグは使わないと決めたので
(今回のオルトリーブ仕様では)
大きめなゼファールのツールボトルを用意。
チューブ交換用具一式や最低限の工具類、お守りに加え、
LEDランタンとナイフも入りました。

いよいよ、新たなバイクパッキング仕様、
「改」の完成です。
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まったくフツーに見えませんか?
キャンプ仕様には見えないと思いますし、
もはや「バイクパッキング」と、ことさら強調する必要も
薄れるほど、さりげないスタイルに見えると思うのですが、
どうでしょうか?
バッグもフレームもホイールも黒いので、
よくも悪くも地味? でも、それがいい!
キャンプツーリングといっても、僕が楽しむのは
基本的に短期ですし、たとえそうでなくても
わざわざ日本一周してるテイをアピールしたり、
なんかアドベンチャーしてるような感を出したり、はために
そう思われるようなスタイルは、もはやちょっと
恥ずかしいなと思うわけです。
装備の軽量化・コンパクト化と、それに見合ったバッグを
使うことで、さりげないキャンプ旅が
できるなあと期待しております。
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総重量は13.38kgになりました。
着替え(700g以上!)を搭載してこの重量ですから、
上出来ではないでしょうか。
実際は、充電器具や虫除けをさらに積むので、
プラス1kgぐらいにはなるでしょうけど。
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シートパックは最大容量にせず、
かなりロールアップすることができました。
改造のお陰で、シートポストにも密着。
懸案の固定具合ですが、自転車を揺らせば
バッグもそれなりに揺れるものの、許容範囲と思われます。
アピデュラより少し揺れ幅が大きそうですが、
このあたりや、改造による影響は
実走してからリポートしたいと思います。

そうです、天気のいい日は、こんな自転車&バッグいじりよりも、
本当は走りにいきたいものですね。
近々、この装備・仕様で
キャンプツーリングを実践したいと思います。
貧脚を補ってくれるか、夜は快適に過ごせるのか……
楽しみだな〜。
by cyclotourist | 2017-03-25 23:49 | おしらせ | Comments(7)

伊豆サイクリング

こんにちは、田村です。
先の週末は、再び伊豆を走ってきました。
今度は仲間と一緒に、一泊二日の小旅行。
毎年、FサイクルのT地さんが主催してくれる
南伊豆の集合ランに参加するのです。

昨年7月に骨折してからというもの、
いつになったら仲間と一緒に走れるのだろうかと、
一日千秋の思いで時を過ごしていました。
願いにも似たその思いを、
ようやく果たせる時がきたのです。
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東京7時過ぎ発の
こだま号に乗り込んで、三島へワープ。
普通列車でも十分に行ける距離ではありますが、
新幹線はゆっくりお弁当が食べられるのが魅力です。
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一時間ほどで三島駅に到着。
その北口に出ます。前回で学んだのですが、
新幹線ホームだと北口がとても近いのです。
仲間との待ち合わせは沼津駅なのですが、
乗り換えが面倒なので(歩くのがまだ少し不自由)、
三島駅で自転車を組み立て、走り出します。
天気は上々ですが、富士には雲がかかっており、
姿が見えません……。
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20分ほどで沼津駅に到着。
ちょうどラッピングバスが停まっていました。
周辺のお店にはサンシャイン!!のポスターが
目立ちますね。沼津もすっかり「聖地」化してます。
先に到着していたトシさんとも合流。続いて……
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京都から北山さんが到着。
初日はアニメ大好きな三人でサイクリングです。
内浦を経由して、西伊豆スカイラインを目指します。
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沼津から20kmほど南下すると
内浦です。まずは淡島を遠望。
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内浦はもうサンシャイン!!の
舞台が山盛りなのですが、今日はチラ見に留めます。
沼津を走り出したのが9時半で、
宿がある妻良に18時までに着くのが目標。
その距離は約100km。標高900mの仁科峠が
待ち受けていますから、あまり余裕はないのです。
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と言いつつ、最低限の舞台は
巡ってみます。なんのヘンテツもない
バス停に同好の士がわらわらと(汗)。
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真城峠への上りに入ります。
海抜ゼロ地帯から一気に標高500mまでアップ。
序盤にしていちばんシンドイ区間です。
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50分弱で到着。
トシさんも北山さんも健脚なので当然ですが、
自分もだいぶ回復してきたことを実感します。
こうして仲間と一緒に峠に上れる日が
再びやってきました。こんなにうれしいことはない!
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真城峠からさらに上っていきます。
途中、戸田港を見下ろせるスポットがあり、
休みながらしばし鑑賞。
夏みたいに汗だらだらにならないので、
冬の峠越えは大好きです。それができるのも、
積雪の心配が少ない伊豆の魅力です。
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標高700mほどの戸田峠に到着。
13時少し前に到着できたので、
ここから西伊豆スカイラインに入ります。
もし、13時を大幅に回るようだと、妻良着が
暗い時間になってしまうので、ショートカット+輪行も
視野に入れていたのですが、どうやら18時には
着けそうな目処が立ってきました。
自分のペースもまずまずで、さほど足をひっぱらずに
済みそうです。
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西伊豆スカイラインの
絶景ポイントに到着。うれしいことに、
富士山が頭を見せてくれました。
ここで富士山が見えないと、
わざわざ京都からお越しの北山さんに申し訳ないと
心配していたのですが、本当によかったです。
もう少し雲が流れてくれれば、富士の全貌や
南アルプスの壁も見えるのですが、まずは
上出来の景色ではないでしょうか。
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富士をなんども振り返りながら、
淡々と先をめざします。
西伊豆スカイラインは、その最高地点の仁科峠まで
アップダウンが続きます。
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力走するお二人。
頼もしいサイクリストです。
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14時半ころに仁科峠に到着。
標高は900mほどもあるのですが、
好天と上りのおかげで寒さに苦しめられることは
ありませんでした。
ここからは延々20kmの下りで松崎に出ます。
先日、この周辺でサイクリストの事故もあったことなので
慎重にも慎重を重ねて下っていきます。
ディスクブレーキが心強いです。
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松崎に降りると、反対車線に
見覚えのある方を発見。
あわてて追いかけてみると、
以前にフレッシュなどブルベで
何度もご一緒させていただいた、けーこさんでした。
この日は、所属するブルベ主催クラブの試走だとか。
ケルビムのオーダーロードが素敵です。
うれしい偶然でした。気をつけて〜と
互いにエールを交わして別れます。
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松崎は「なまこ壁」で知られる港町です。
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蛇石峠に到着。
ここを越えれば、妻良はすぐそこ。
もう早くビールが飲みたくて仕方ありません(汗)。
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妻良に到着したのは17時50分ころでした。
まさに想定どおり! ようやく、
自分の予想と実際のペースが一致する感覚を
取り戻したような気がします。
昨年は、同じ時間に三島をスタートして、
16時には到着していたわけですが(汗)。
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宿にはすでに皆さん到着済み。
総勢8人が集合です。
ひさしぶりにお会いする方も多く、
うれしい限りです。
ぱっぱとお風呂に入って浴衣に着替えたら……
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お刺身を心ゆくまで楽しみます。
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伊勢エビも登場。昨年は
不漁とのことでお目にかかれませんでしたが、
やっぱりコイツがいると華やかですね。
ビールも進みます。8人で
大瓶を24本以上平らげたみたいです。
しかし、自分はだいぶセーブしましたよ。
最近、飲んでやらかしてしまうことが多いもので(汗)。
おかげで、翌朝は比較的すっきりと目覚めました。
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昨夜の伊勢エビが
お味噌汁に変身して登場。
ご飯もおかわりして、二日目のランに向かいます。
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また来年もお願いします、と
宿の女将さんにご挨拶して出発。
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小さな峠をひとつ越えて、
石廊崎をめざします。が、止まる度に
自転車談義が始まってなかなか前に進みません(汗)。
それが仲間と走らせていただく
大きな楽しみでもありますし。
以下、勝手にみなさんの自転車を紹介。
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トシさんのスペシャライズド・ルーベエリート。
昨年末に導入された最新モデルです。
ご存知の方も多いと思いますが、2017年の
新型ルーベは、フォークコラム上部に
「フューチャーショック」という20mmトラベルの
サスペンションを組み込んでいて、従来のロードとは
次元が違う振動吸収性を発揮します。
シートポストをしならせる構造も秀逸で、
本当に乗り味のやさしい自転車です。
ルーベエリートは標準仕様では機械式ディスクブレーキですが、
トシさんは油圧式に換装しています。
タイヤは32Cが入りますし、ツーリング車として
非常に優れている一台だと思います。
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北山さんの「山と旅の自転車」。
京都が誇るビゴーレさんのセミオーダー車で、
26インチのMTBをベースにしたツーリング車です。
走るシーンを選ばないモダンな一台。
メカはMTB用をアッセンブルされているので、
そのクルクル回せる軽いギヤ比が、
昨日はとても羨ましく思えました。
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あるびさんのトーエイ・ランドナー。
いつもキレイで旅行車のお手本といった感じ。
昨日はダート林道を越えていらっしゃったとか。
ディレイラーなどは初代XTRを装備していて、
高い実用性がうかがえます。
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やすごんさんのサーリー・クロスチェック。
カンパのエルゴパワーでシマノのメカを操作する仕様。
リクセンカウルのアタッチメントを利用した
前後バッグの装備スタイルなどが合理的です。
汎用性が高いサーリーのスチールフレームは、
乗り手によってさまざまに姿を変えるのが面白いです。
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すどうさんのトーエイ・ランドナー。
26インチの車輪を採用しています。
以前は26インチがもっともリムやタイヤの選択肢が
広かったものですが、あっという間に650Bなどが
主流に返り咲いてしまい、本人も嘆いております。
氏はブルベの猛者でもいらっしゃるので、
バッグなどは様式美にとらわれず、
合理的に選んでいるのがうかがえます。
その一方、チェーンリングはシイテイズ謹製の
エルス風というのが激渋。お高いらしいです。
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会津若松からお越しの大先輩、
ku-riさんのアプレ・ランドナー。
浅草のオオマエジムショさんのブランドですね。
フレーム制作はライジンとのこと。
とてもキレイなラグレス仕上げで、MTBだけじゃなくて
こうした旅行車も得意なんだなと知ることができました。
ハンドル位置を高めるために、あえて
スローピングを採用したとのこと。そうした希望どおりに
フレームを作ってもらえるのが、オーダー車の醍醐味ですね。
タイヤは650×42Bで、いかにも乗り心地がよさそう。
フロントバッグは、大学生の頃から使っている物だそうです。
また、リアディレイラーのワイヤーの取り回しを工夫されており、
輪行時に地面と接触しない構造になっております。
名古屋由来のすぐれた加工です。
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T地さんのケルビム・ランドナー。
なにかと突っ込みどころ……もとい、見所が多い
ロー仕上げ(未塗装)フレーム。これが、もはや氏の
アイデンティティです。メカはサンツアー中心で、
コマンドシフターをご愛用。その効能を語らせてしまうと
いつも長くなりすぎて困ってしまうほど(汗)。
巨大なフロントバッグの中身も気になるところですが、
ご本人の愛がたっぷり注ぎ込まれた一台なのは
間違いありません。いつも素敵なオフを企画していただき
ありがとうございます。
あと、先日は酔っぱらって大迷惑をかけまして、
あらためてお詫びいたします(大汗)。
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自分はキャノンデール・CAAD12ディスク。
ここ最近、こればっかり乗ってますね。
ホイールのゾンダDBも気に入ってます。
サドルバッグは、これまでミニベロで使ってた
縦長タイプを付けてみました。足が短いので
シートポストの出しろは少ないのですが、
ブレーキ本体がシートステーにないので、
吊るすスペースに余裕があるのです。
ここに輪行袋と宿用のパンツなどを収めてます。
このサイズ・形のバッグだと、輪行時に外さずに済みます。
トップチューブバッグには
補給食や歯ブラシなどを突っ込み、
ウインドブレーカー兼用のレインジャケットなどの防寒着は
ジャージのバックポケットに突っ込んでます。
カメラもポケット内で、リュックなどは背負ってません。
自分でいうのもナンですが、宿泊まりのパッキングとしては
かなりコンパクトだと思います。その分、
ジャージの着替えなどは持ってきてないですけど、
冬なら許されるのではないでしょうか……。
むしろ、ここまで軽装にしないと、昨日の西伊豆スカイラインを
走りきれる気がしないのが今の自分なのです。
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自転車のことを書き出すと
いつまでもブログが更新できないので(汗)
先を急ぎます。道中は春らんまんムードで、
さすがは南伊豆といった風景が広がります。
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海岸線に出て、石廊崎をめざします。
開放感溢れる青い海と空。それだけで
胸がわくわくします。
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石廊崎です。この日は
伊豆諸島もよく見えました。
しかし、突端まで行くには階段の上り下りがあるので、
自分は上の方から眺めるだけに留めました。
自転車はだいぶイイのですが、歩くのが
不安なんですよね……。
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下賀茂の桜は、
すでにだいぶ散っており、葉桜でした。
これはこれで悪くないですね。
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菜の花畑の香にむせたり……
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田牛(とうじ)の竜宮窟で
水上戦闘機を脳内ARしたり……
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ペリーって、ヒトの国を
無理矢理に開国させたくせに、
なんでこんなに有り難がられてんだろうと
疑問に思ったり……
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無事に伊豆急下田駅に到着。
各自、輪行袋に自転車を収納して、
家路に着いたのでした。

ご一緒していただいたみなさんに、
あらためてお礼申し上げます。
どちらかというと、ボッチも好きな自分ですが、
やっぱり仲間とのサイクリングは楽しいですね。

次は秩父かな〜。大洗も冬のうちに再訪したいし、
九州や四国へも……。
ようやくサイクリングが楽しめるカラダに戻り、
いまは行き先を考えるのが楽しくて仕方ありません!
by cyclotourist | 2017-03-07 19:01 | おしらせ | Comments(6)

八丈島サイクリング その2

こんにちは、田村です。

とりあえず、八丈島リポートの続きなど。
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島の南半分を走って(35kmくらい)、
島の中心部に戻ってきたのは15時くらい。
歴史資料館に寄ったりしたので、やはりだいぶ時間が経ちました。
もう半分の北側も初日に走ってしまうつもりでしたが、
ちょっと微妙な時間。距離は20kmくらいだし、北側には
峠らしい峠はないので、走りたいなあとは思いましたが、
万一暗くなるとキャンプが面倒ですし、子連れで無理は禁物なので、
島一周の続きは翌日に回すことに。
そこで、再び八丈ストアを訪れて、
夕食と翌朝の食材などを調達します。
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島寿司、くさや、モツ煮込みなど。
ほとんど親父の酒のつまみメニューですが、
娘も珍味系が大好きなので、異存はありませんでした。
あと、大した調理はしませんが、カセットガスを調達。
飛行機輪行だと、ガスカートリッジが携行できないので、
スーパーなどで調達できる一般的なカセットガスを
使えるバーナーを、今回は持ってきています。
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自分用のツェルトを設営。
娘とはいえ、狭いテントで一緒にギュウギュウ詰めで
寝るのは避けたいので、個別装備です。
これで娘をツェルトに回したら軽く虐待っぽいですが(汗)、
さすがにそんなことはせず、娘がテント、自分がツェルトです。

ツェルトを張るには二本のガイドラインが必要で、
それを結ぶ立ち木などが適当な間隔で必要なのですが、
ちょうどいい場所になかったので、
ガイドラインの一方は立てかけた自転車に結んでます。
狭くて床から地面が見えるツェルトを見て、娘は
「とうちゃん、ほんとにこれで寝るの?」と軽く驚いてましたが、
慣れてしまえばどうということはありません。
しかも、冬なら虫の心配もないですし(←甘かった)。
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カセットガスでモツ煮を湯煎したり、
妙にワサビが効いた島寿司を食べたりしてるうちに、
だんだんと暗くなってきます。
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暗くなったら寝るだけです。
写真には映りませんでしたが、空には
無数の星が輝き出しました。
「うわ〜星ってこんなにいっぱいあるんだ〜」と、
都会育ちの娘には新鮮だったようです。

そうこうしているうちに、向かいのテントに入った娘が
「ホームシックになった!」とか騒ぎ出して、
いきなり自宅に電話して母親と話し出したのには
ビビりましたが、ほどなくして寝についたようでした。
母親は、娘と二人でキャンプなんて大丈夫なの〜!?と
出発まで心配してましたが、なにも問題なんかないんですよ。
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翌朝は6時前に起床。
風が強く、ツェルトがはためく音に起こされました。
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娘と一緒に朝食作り。
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といっても、パスタだけです。
こんなものでも、温かい食べ物はうれしいです。
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 7時過ぎにはサイクリングスタート。
途中、宇喜多秀家のお墓や居宅跡をちらみしつつ、
島の中央を横断して西海岸に出てから、
時計回りに走って行きます。
薄曇りですが、日が高くなると、風が弱まってひと安心。
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宇喜多秀家と豪姫の像。
関ヶ原で敗軍の将となった秀家は、
豪姫を置いて八丈島に流刑になり、
実に50年もこの島で過ごして没したそうです。
岡山に帰りたかったことと思いますが、
案外、島の生活も気に入っていたのかもしれませんね。
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溶岩が広がる千畳敷。
沖に浮かぶのは八丈小島。
昔は人が住んでいたそうですが、今は無人島です。
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島の北側の道は、
ゆるやかなアップダウンが連続。
のんびり走る分には、さほど疲れない快走路です。
道は一部を除いて十分に幅員のある二車線で、
路面もキレイで走りやすいです。
もちろん、信号もクルマも少ないのが魅力。
そんなわけで、お昼前にはあっさり一周完了。
一泊二日なら、本来は八丈富士に登るのがお薦めだと思いますが、
いまの自分に登山は無理なので、それは
勘弁してもらいました。
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植物園の遊具を楽しむ娘。
この元気さは子供ならでは。おっさんは見守るのみ。
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キョンという、中国原産の
小さな鹿のフレンズ……じゃなくて(汗)
小さな鹿そのものが飼育されてました。
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底土野営場に戻って、
明日葉つけ麺なるものを茹でてランチ。
さわやかで美味。
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流人の碑。
復路の飛行機は17時過ぎだったので、
もてあまし気味の時間を散策に充てました。
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16時すぎに羽田からの便が到着。
A320です。燃料補給もせず、
てきぱきとお客さんとコンテナを入れ替えて1時間ほどで離陸。
我々を乗せて羽田へ飛んだのでした。

こうして、八丈島キャンプツーリングは
滞りなく終了。滞りはなかったのですが、自分も娘も
キャンプ場でなぞの虫に顔を刺されてしまいました。
自分はともかく、娘の顔がけっこう腫れてしまったことで、
帰宅後は妻に「あんた娘をなんて目に遭わせんの!」と、
いたく叱られたのでございました(汗)。
冬でも虫除けはあったほうがいいな、と教訓になりました。

なにはともあれ……

伊豆諸島というと大島がサイクリングのメッカですが、
八丈島もかなりイイと知ることができました。
次の機会があれは、
八丈島からヘリコプターか船で渡ることができる、
青ヶ島も訪ねてみたいな〜と思っております。
by cyclotourist | 2017-03-01 15:40 | おしらせ | Comments(8)