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シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

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カテゴリ:製作中( 71 )

BD-1でポタリング

こんにちは、田村です。

ここ数年、自分のなかでロングライド志向が
強まっているせいか、どうもサイクリングの
「自由度」が減っているなあとも考えております。

思い立ったら走りに行く、気の向くまま、
当意即妙で道を決める……そんな
アドリブ感もサイクリングの楽しみだと思います。
でも、ある程度の距離を走ることをめざすと、
事前の準備が欠かせなくなってきます。
立ち寄りスポットも絞らざるを得ません。

準備の面では、「ルートラボ」などで走行ルートを作成して、
それをハンディGPSに転送しておき、
現地では小さな画面を見ながら走る……というのが、
面倒だなと思うこともあります。
もちろん、そんなハンディGPSがあるからこそ、
見知らぬ道を効率よく走ることができるわけで、
いまさら手放すことはできませんし、
ルートを事前に考えることも楽しみではあるのですが、
たまには、昔のように、もっと気軽に走るのもいいかな、と。
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そんなわけで、今日は
ふらっと輪行サイクリングへ。
天気も回復し、珍しく(?)そこそこ早起きもできたので、
池袋〜日暮里〜柏〜(特急)〜水戸と電車を乗り継ぎ、
水戸から水郡線に乗車しました。
水戸と郡山を結ぶ、単線が基本の非電化ローカル線ですが、
車両は新しく、しかも三両編成。
水戸から9時すぎに乗ったのですが、
乗車率も高く、席はほとんど埋まってました。
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水郡線はほとんど乗ったことがないので、
駅名が新鮮です。
「なかふにゅう」とか、なにかの本で
ネタになっていたような。
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今回、降りる駅は
常陸大子(ひたちだいご)と決めていましたが、
それ以外はノープランなので、
ツーリングマップルを持参しました。
最近は、ハンディGPSオンリーか、該当ページの
コピーを持っていくだけでしたが、
今日は丸々一冊。荷物にはなりますが、
どこへ向かおうと問題ないという安心感は
ありますね。スマホやハンディGPSでも
用を足すわけですが、紙の地図を
俯瞰したときの分かりやすさは、やはり安心です。
電池切れの心配もないですし(笑)。
列車に乗っていても、地図を見ながらだと、
沿線の道筋や地形がよくわかり、楽しいものです。
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車窓からは久慈川を
間近に望むことができます。
帰路は、久慈川沿いの国道118号を走るのが
手っ取り早いかなと思っていましたが、
車窓から眺める限り、意外と交通量があり、
しかも車線の関係で川沿いは走れそうにないことが
見て取れ、違う道を行こうと思いました。
地図を見ながら、列車の中で
行程を考えるのは楽しいものです。
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少し列車が遅れ、
常陸大子駅に着いたのは11時。
これでも自宅を7時に出たのですが、
やっぱりローカル線は時間がかかりますね。
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常陸大子の駅舎は改修中で、
沿線の中核駅らしいですが、
まるで様子がわかりません。
さて、いよいよ自転車の出番です。今回は……
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BD-1です。
折りたたみミニベロの定番モデル。
昨年からは、本来の名である「Birdy」として
再スタートしましたね。
自分のコレは数年前に購入したのですが、
あんまりサイクリングで出番がなく、
普段使いが中心でしたが、気軽な輪行サイクリングには
やっぱり適した自転車です。
輪行袋への出し入れを含め、1分で準備できるのは
折りたたみ自転車ならでは、ですね。
今回はフラットペダルのままですし、
駅や買い物移動も楽チンです。
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自分には珍しく、
このBD-1は、けっこういわゆるカスタマイズを
施してます。前後のサスは加茂屋さん製に交換済み。
ノーマルより、リバウンドが穏やかなところが
気に入ってます。
軽量ホイールやシートピラーに交換し、
コンポもXTベースにしてあります。
自分で交換したので、あんまり快調ではありませんが(汗)。
タイヤもパナレーサー・ミニッツライトの細いものに
しているのですが、これはけっこうピーキーなので、
BD-1の持ち味であるクロスバイク的な
気楽さはスポイルしてるかも知れません。
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駅前には、1970年まで
水郡線を走っていたという
蒸気機関車が展示してありました。
屋外展示ながらとてもキレイで、
今にも走り出しそうです。
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さて、駅前を通る国道461号を左手に進み、
最初にしてほとんど唯一の目的地に向かいます。
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10分少々で到着。
ここは……旧上岡小学校です。
平成13年に閉校となったのですが、
往時の姿をそのまま保存していて、
近年はさまざまな映画やテレビのロケ地として
活用されているのです。
やっぱり今回も舞台訪問サイクリングなのです(笑)。
この学校こそ、ガルパン劇場版で
主人公たちが髀肉の嘆をかこちながら、
捲土重来を期した伝説の舞台。
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なんかスゴい痛車が停まってるし。
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とても風情のある
平屋の木造校舎です。
土日祝日には、無料で一般公開されています。
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階段を利用した
雛飾りがお出迎え。
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講堂です。
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職員室です。
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校長室。
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小さな放送室。
すべてガルパン劇場版で見た通り。
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すてきな教室。
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校舎の配置図です。
明治44年に立てられたという最初の校舎に加え、
昭和12年と昭和38年に増築された
計三つの校舎で構成されています。
山裾に沿って立体的に増築されているので、
なんだか山城のような趣き。
それでいて、すべて平屋で教室は5つしかありません。
ある意味、ぜいたくな造りですね。
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校庭の片隅には、
名シーン(?)の舞台となった
にわとり&うさぎ小屋がありました。
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校舎の裏手には、
主人公たちがキャンプしていた場所も。
僕もキャンプしたい。
そういえば、二十数年前のツーリングでは、
小学校に忍び込んで、テント張って
寝たこともありましたね。水場があるし、
夜は無人なんでキャンプに最適なんですよね。
今やったら間違いなく通報されます(汗)。
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実に素敵な上岡小。
校舎はもちろん、什器や展示物も往時のままで、
いまにも児童の声が聞こえそうでした。
現実にはガルパンおじさんばかりです(笑)。

さて、さっそく目的を達成してしまいましたが、
天気もよいですし、気ままに走り出します。
なんとなく、大洗まで行ければいいなと考えてましたが、
途中で輪行してもいいし、地図を見ながら進みます。
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国道は避けたいなと思っていたので、
アップルラインという広域農道に入ってみます。
方向としては、水戸方面に向かってるので、
大洗に近づくルートではあります。
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日陰の路肩には、
まとまった量の雪が残ってました。
さほど標高がない地域とはいえ、
あなどれません。
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道が山肌に出ると、
ところどころで視界が広がります。
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そして勾配がきつい(汗)。
看板には10%とありましたが、
そこまで急ではない印象でしたが、
汗をかくに十分な坂道。
ウェアのジッパーを開き、ふうふう進みます。
気ままなポタリングのつもりが……。
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道の分岐が現れるたび、
地図を開いて進路を確認します。
当たり前といえば当たり前なのですが、
最近はルートを読み込ませたハンディGPS頼みで
走っていたので、温故知新的で新鮮です。
地図を見ることで、進路をその場で確認し、決めるという
当たり前のことが新鮮で楽しい……自分がこう思うくらいですから、
今時のロード乗りは、こうした従来の
サイクリングを経験することは少ないのかも知れませんね。
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県道をつないで進み、
標高350mほどの小さな峠を越えます。
地図には「タバッコ峠」と面白い名前が。
現地には特に案内などありませんでしたが、
帰宅してから峠の事典で調べてみると、
「たば」とは「たわ」と同義で、たわんだ地形のこと、
らしいです。たしかに、山肌の鞍部を
越えるような峠でした。常陸大宮市に入ります。
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高部という小さな街では、
洋風の洒落た建築が目立ちました。
いつでも輪行すっかと思いながら走ってましたが、
国道を離れたことで水郡線とも離れてしまい、
輪行することもなく、淡々と先へ進みます。
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国道293号に差しかかると、
セイコーマートがありました。久々のコンビニ。
ここ、以前にブルベで利用したこともあるような……。
ブルベの記憶って、コンビニばかりですね(汗)。
時刻は思いのほか過ぎていて、14時40分。
ハンドルにGPSもサイコンも着けておらず、
腕時計も使ってないので、うっかりしてましたが……。
やっぱり、ロードに比べると速度が稼げない印象ですが
(今日は追い風に恵まれたのに)
今回はそれも気になりません。
ホットシェフの豚丼を食べ(そればっか)、
淡々と進みます。
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時間とともに先へ進み、那珂川へ。
水戸の市街地が見えてきましたが、しばらく川沿いを進み、
市街地を避けて大洗をめざします。
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那珂川を越えると、
鹿島臨海鉄道の高架が。
これに沿っていけば確実に大洗に着く、と
思って進んでいたら、舗装が途切れました(汗)。
けっこう未舗装区間が長く(3kmくらい?)疲れました。
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大洗の街に入ったのは17時。
すっかり日が陰ってきましたが、
「帰ってきた」と安堵感が沸き上がります。
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大洗磯前神社へ。
元旦ランでは混雑を恐れて寄らなかったので、
今回はちゃんと参拝し、交通安全の
お守りをいただきました。
ちなみに、上岡小で見かけたデッカい痛車を
ここでも見かけました。行動が同じ(笑)。
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愛里寿たんの看板は、
お店が休みで仕舞われてました(泣)。
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つり具屋さんのクラーラにご挨拶して……
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串カツで軽く補給。
「これ揚がってるよ、お茶どう?」と、
気さくに声をかけてくれるのがうれしいです。
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日が暮れると急速に寒くなったので、
とっとと撤収します。
今回は大洗でゆっくりしたいなと思い、
輪行メインのポタリングのつもりだったんですが、
結局は時間が押してしまい、大洗では
あんまりゆっくりできませんでしたが、
それがまた再訪のモチベーションになったりします。
また近いうちに来ちゃうんでしょね〜。
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常陸大子スタートで、なんだかんだで
80kmほど走りました。
今回のポタリング(?)は、
サイクリング仲間のトシさんが
しばらく前に実践されていて、
それをいいな〜と思っていて、真似たのでした(汗)。
ちなみに、上図のようにルートは残したかったので、
ログを取るためにハンディGPSは稼動させていましたが、
ずっとポケットに入れてました。
おかげで、というのも文明の利器に失礼(?)ですが、
ちょっと懐かしい感じがする
サイクリングを楽しむことができた一日でした。
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大洗駅から輪行で家路に。
ガルパン列車、3号車も登場したんですね〜!
by cyclotourist | 2016-02-22 00:06 | 製作中 | Comments(10)

【フィギュア作り】アイズたん作ってます その5

こんにちは、田村です。

期待の超大作が、ついに公開されました。
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『ガールズ&パンツァー劇場版』です。
娘と見に行ったので、特典の
ミニイラスト色紙を二枚頂戴して幸せ。
「おもしろかったね〜」と、親子とも笑顔で
劇場を出ることができた、ひさびさの映画です。
もう3回は劇場で見たいですね。
また大洗に行きたくなっちゃいましたし、
フィギュアも戦車プラモも、
あと10年は制作意欲が続きそうです。

そんなガルパン熱に浮かされつつ、
「ダンまち」ヒロインのアイズたんを
複製している今日この頃です。
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先だって、複製用のシリコンとレジンキャストは購入済み。
国内も国外も通販はあまり利用しないのですが、
こうした重量物は通販がありがたいです。
自転車で運ぶのは大変ですからね。
とりあえず、シリコンは5kg用意しました。

複製作業は、イベントに合わせて
半年に一度くらいしかしないので、
方法やコツを忘れてしまいがちです。
そんな痴呆症っぽい自分のために、
複製手順の記録を残しておくことにします。
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部品点数が多いので、
いくつかの型に分けます。
どの部品をひとつの型にまとめるか、
どのような向き、位置関係で配置するか、
机の上で入念に考えます。

レジンを流し込むと、凸部には必ず空気が貯まるので、
それを逃がしやすい配置が求められます。
また、部品の大きさや点数はもちろん、
特に厚みによって必要なシリコンの量が
決まってくるので、厚みがある部品は
なるべく同じ型に入れ込んでしまいたいところです。
とりあえず、いちばんカサがある
胴体と髪の型作りから始めました。

サイクリングでは、元気な序盤のうちに
手強い峠を越えてしまうプランニングが
セオリーだと思いますが、こうしたフィギュアの複製作業も、
手間がかかる部品から始めていくのが
精神的に楽なような気がします。
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まず、A4くらいの雑誌のうえで、
粘土を棒で平らに伸ばします。
もうずっと使ってる粘土なので、
硬くて伸ばしづらいのですが、レンジで少し温めると
柔らかくなって便利です。
粘土をレンジで温めるという行為は
マトモではないと思いますが……。
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伸ばした粘土の上に、
原型やブロックを仮に並べてスペースを確認。
原型とブロックの間は、1cmくらいの
マージンが必要だと思います。
あまりカツカツに収めると、流したレジンが
漏れやすくなったりして、後で苦労します。
いろいろ配置を工夫すれば、
もっと小さな型に収めることができて、
高価なシリコン(1kg3000円くらい)を節約できると思いますが、
この工程でリスクを負うのは怖いので、
無難で余裕のある型作りが賢明だと思います。
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いったんブロックを外して、
原型を埋めていきます。
部品の最大幅のところまで埋めるのが
セオリーですが、胴とか髪とか、複雑に
うねった形状を埋めるのはけっこう大変。
あわせて、レジンを流し込むための湯口や
空気を逃がす経路も、プラ棒や針金を
埋めることで確保しておきます。
この髪が本当に一発で抜けるのか確信が持てず、
我ながら不安なのですが……。
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部品の埋め込みが完了し、
周囲にブロックを立てました。
空きスペースには、棒で凹型をつけておきます。
これで少しでも型ずれを防ぎます。
いよいよ、シリコンゴムを流し込みます。
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シリコンゴムや硬化剤の計量に
キッチンスケールが必須です。
以前、キッチンスケールをシリコンやレジンで
どろどろにして妻の逆鱗に触れたので、
今回はラップでくるんで汚れを防止します。
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古いシリコン型を刻んだものを用意。
これを混ぜることで、新しいシリコンの量を
節約するという懐かしいワザです。
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全面にシリコンを流したら、
原型と接触しないような場所に
刻んだシリコン片を投入。
こんな涙ぐましい努力をしつつも、
胴と髪を含む型の容積は思いのほか巨大で、
2kgくらいのシリコンを要しました。
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6〜8時間くらいで硬化したら、
粘土を外します。
原型が粘土側に持っていかれるとマズいので、
ちょっと緊張する工程です。
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シリコンや部品にくっついた
粘土をチマチマとっていきます。
けっこう面倒くさく、「艦これ」をやりながらが
ちょうどいい単純作業です。
また、部品の上に流れ込んでしまってる
シリコンを見つけたら、カッターで削ぎ落とします。
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離型剤を筆塗りします。
この離型剤が透明なので、
塗ったところとそうでないところが判別しづらいのが
難点。塗り忘れがあると、次の工程で流す
シリコンと一体化してしまい、すべてが無に帰します。
以前、スプレータイプの離型剤を使ったら、
激しく一体化して悲しいことになったので、
ここはしっかり筆で塗るのがよいと思います。
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最初の片面と同じようにシリコンを流し、
固まったらブロックを外します。
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型を開ける緊張の一瞬。
離型剤が効いていて、部品にシリコンが
回り込んだりしていなければ、
すんなり割れてくれます。
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無事に型を開くことができました。
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原型を取り外します。
なにはともあれ、原型さえ無事なら
やり直すこともできます。
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レジンや空気が流れる経路を
切り開いていきます。
針金やプラ棒を埋めていても、
部品と接する箇所や、型の上面に抜ける箇所は
当然ながら貫通してないので、あらためて
カッターで切り開くわけです。
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レジンを流し込むところは、
特に広くしておきます。
ここの「溜まり」が広いほど、レジンを
流しやすいですし、各部に行き渡りやすくなると思います。
もっとも、最終的には捨てる箇所なので、
無駄なレジンを増やすことにもなり、悩ましいところ。
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型を保護し、レジン離れをよくするため、
スプレー式の離型剤を吹いておきます。
シリコンとレジンはくっつかないので、
ここで離型剤を吹かなくても大丈夫な気もしますが、
まあ念のために。
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いよいよレジンを流してみます。
型は、板で挟んだ上で
ゴムバンドで閉じています。
ゴムバンドの掛け方で、型が歪んだり、
隙間が生じたりするので、意外と気が抜けません。

レジンはガソリン臭がきついので、
廊下で作業してます。これをしだすと
「またか……」と、妻子にニラまれるのですが、
フィギュアの売り上げ代金を献上するようにしてからは
大目に見てもらえるようになりました(汗)。
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十分に硬化したら、
ゴムバンドを外して、型を開きます。
180秒硬化タイプを使ってるのですが、
気温が低い時期は、120秒硬化タイプのほうが
効率よさそう。
なんにせよ、最初の複製品を取り出す時は、
期待と不安で胸が高鳴ります。
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取り出した複製品。
小さな欠損はありますが、かなり良好な状態。
心配だった後ろ髪がうまく抜けてくれ、ひと安心です。
型作りなど複製の作業自体は、あまり面白いものでは
ありませんが、「ちゃんと抜けた!」と確かめられた時は
達成感を味わうことができます。
真のゴールは遥か先なのですが(汗)。
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尖った房が多い前髪は、
やはり先端が欠けています。
そこで、空気の抜け道を
型に追加していきます。
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不要なランナーやバリだらけに……。
でも、部品自体が欠けてるよりはマシですから
いたしかたありません。
このあたりが、ただ重力でレジンを流してる
素人仕事の限界ですね。
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こんなことを繰り返し、
結局、アイズたんの型は3つになりました。
ようやく全部品が複製でき、これから見本作りと
量産に入ります。

「リボンの武者」のほうも、なんとかせねば……。
by cyclotourist | 2015-11-26 13:03 | 製作中 | Comments(9)

夢の一台

こんにちは、田村です。

おかげさまで、拙著『自転車で一日500km走る技術』が
店頭に並びはじめました。
見かけましたら、ぜひお手に取ってみてくださいませ。

本書でもさんざん強調しているのですが、
サイクリングは自転車ありき、の趣味であり、
スポーツだと思います。
自転車の性能と機能が、乗り手の可能性を
広げてくれるわけです。特に、自分のように
体力も根性も乏しいオタク中年ですと、
頼りになるのは自転車と装備だけです。

そんなわけで、分不相応にたくさんの自転車を
所有してきました。用途ごとに適した車種がほしいですし、
オーダー車だと、希望どおりの自転車が
カタチになるので、要求性能に加えて、
物欲も満たされます。

しかし、我が家の自転車連合艦隊にも
欠けているモノがあります。まあ、いろいろ欠けてるのですが、
興味がありつつも手に入れることができなったのが、
ふたつ。それは……。

近代的なカーボンロードと、
デュラエースorレコードといった
最上級のコンポーネントです。

雑誌の仕事などしていると、そんな仕様の
自転車に乗る機会にも恵まれたものですが、
一時的に借りるだけでは真価が分かりませんし、
「試乗車」だと思い入れみたいなのが
生まれませんから、どうもシンクロ率が
上がらないんですよね。

さりとて、「欲しい」から何でも買えるほど
懐に余裕がないのは言うまでもないですし、
バリバリの最上級フレームやコンポを
自分風情が手に入れるのは、
なんだかおこがましくも感じてました。
オーダーフレームやミドルクラスのコンポのほうが
コストパフォーマンスは格段に
高いですしね。
また、走行性能面でも、
スチールのマキノ号と電動アルテグラで
十分すぎるほど満足しておりました。
もちろん、ツーリングならツーリング車がいいですしね。

そんなわけで、近代的なカーボンロードや
デュラ&レコードには無縁な人生を
送ってきました。

しかし、ひょんなことから、
高嶺の花的なカーボンフレームを
格安で譲っていただくことになったのです。
サイズも自分にぴったり。
もちろん、フレームだけでは走れませんので、
ふさわしいコンポやホイールを買わねばなりません。

そんなわけで……
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ルック595+9000系デュラが
我がフリートに加わりました!

「ええ!? お前がルック?」という声が
聞こえてきそうですね(汗)。

自分でも、恥ずかし恥ずかし恥ずかし恥ずかしと
転び回りたいくらいなのですが、
やはり一度は最上級というものを体験したいですから、
思い切ってフンパツしました。
前述のとおり、フレームは棚ぼたでしたが、
9000系デュラ+C24ホイールに30万前後を
費やしました。
最近はパテとか瞬間接着剤しか買ってませんでしたから(照)、
それに比べると、自転車趣味はお金がかかるなあと実感。
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しかし、いいものはイイ!
見た目が一部で不評の4アームクランクの
9000系デュラですが、
変速性能は素晴らしいの一言。
絶品です。自分が使ってきた電動アルテ(6700系)より
変速はスムーズで快適です。
スポルティーフで使ってるカンパのアテナも11速ですが、
はっきり言って雲泥の差。
人生初のデュラは、やっぱりすごかったです。
ちなみに、チェーンリングは52×36T。
ちょっと見栄はりましたが、
スプロケットも28Tと大きいです(笑)。
あの三船さん曰く、前後とも大きいギヤを組合わせたほうが
抵抗が少ないとか。その言葉をちゃっかり覚えていて
実践したのです。
その見た目から、食わず嫌いの人も多いらしい
9000系デュラですが、やっぱりいいものはいいです。
もちろん、ツーリング車に似合うとは思いませんが……。
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2、3年前まで、ルックの旗艦を
ながく務めた595。ほぼ新車状態です。
ラグでつないだカーボンフレーム。
エアロっぽい異形フレーム全盛の現代では、
トラディショナルといえるカタチではないでしょうか。
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それでいて、上下異径のフォークコラムや
エラストマー内蔵のEシートポストなど、いま見ても
先進的な仕様もいっぱい。
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黒×シルバーのメカも、
このフレームカラーなら似合う……と思います。
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組んでいただいたのは、
本誌や本ブログではおなじみのスペシャリスト、
ベロクラフトの大槻さんです。ありがとうございました。
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完成車状態の重量は、
あっさりと7kgちょうど。
加速や登坂はもちろん、輪行も
楽になることは間違いありません。
10kg超のツーリング車に慣れた自分にとっては、
思わず笑みがこぼれる軽さです。

で、さきほどベロクラフトさんから帰宅。
お店から自宅まで16kmほど走っただけですが、
やっぱり加速がきびきびしてますね。
そして、思ったより乗り心地もマイルドで好印象です。
バリバリのカーボンロードのなかには、
自分が乗った範囲だけでも、妙にカンカン乗り味が硬かったり、
突き上げが鋭い感じのモデルも多かったですが、
この595は快適性も高いですね。
その一方で、スチールのマキノ号と格段に違う、
というほどの性能差は感じなかったり……。
峠や長距離を早く走ってみたいです。

しかし、自分はこの自転車で何をするのでしょう?(笑)

レースに出るわけではないですし、やっぱりブルベ?
「大阪〜東京」のリベンジもしたいですね。
でも雨の日は乗りたくないし、コレに荷物を積んだら
台無しでしょうし……。

間違いなく「豚に真珠」的な一台ではありますが、
新しい経験をもたらしてくれるものと
期待しております。

家族のみんなには内緒ですよ(汗)。


【今日のひびき出版】
オタク趣味と健康的なサイクリングが
共存しております。ひきつづき、
「飛鷹」の改装を継続中です。
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ジャケットからのぞく、シャツ(?)の
袖を別パーツ化。
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立体感が増しますし、
これで塗り分けもバッチリですが、
もうちょっとシャープに仕上げねば。

明日は、関西方面へ輪行の予定です。
お天気が心配だなあ……。
by cyclotourist | 2014-06-20 15:50 | 製作中 | Comments(11)

0.007%の旅 大阪〜東京ラン その2の1

こんにちは、田村です。

みなさん走ってますか?
フィギュア漬けの生活を送っていた
ワタクシですが、半年ぶりに「大阪〜東京」を
走って参りました。

耐久ランの代名詞ともいえる区間ですが、
やはり目指したいのは24時間以内での完走です。
昨年11月に走った際の所要時間は……
27時間54分
でした。
目標には遠くおよばず、
かろうじて完走しただけでした。

あれから季節はめぐり、
早くもサイクリングのベストシーズン到来です。
4月中旬から、虎視眈々と「大阪〜東京」を
再走する機会を狙っておりました。

晴天であることはもちろん、
全行程にわたって西風、つまり追い風が
吹きそうな日であることが
決行の理想的な条件です。
気温が下がりそうな日もダメです。
前回は寒さにもやられましたから。

「いい風が吹きそうだったら大阪いくから」
家人にそう告げ、常に自転車は玄関にスタンバイ。
天気・風向き予報とにらめっこする
日々が続きました。

しかし、なかなか好条件はやってきませんでした。
「よし、明日はいける」と思える日もありましたが、
そんな時に限って二日酔いだったり、
寝坊したり……。無駄に臥薪嘗胆です。

「あれ、大阪いくって言ってなかった?」
「まだ家にいるの?」
妻にも娘にも、狼少年のような扱いを受ける日々が
続きましたが、ようやく汚名を返上する日がやってきました。

5月9日、ついに大阪へ。もちろん往路は輪行ですよ。
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11時すぎに新大阪駅に到着。
山陽新幹線ではいまだ現役の500系。
やっぱりいちばんカッコイイ新幹線だと思います。
この勇姿を見ると、大阪に来たなと実感。
さいわい体調はまずます。
前夜、家で階段からすべり落ちて(汗)、
肩とお尻を強打したのですが、
自転車に乗る分には問題なさそうです。

さて、前回の「大阪〜東京」は、
ほぼ28時間もかかったわけです。
目標である24時間のほぼ1.2倍です。

フツーに考えると、4時間も短縮することは
不可能です。かなり練習を積んだとしても、
半年で脚力を1.2倍にすることは不可能に近いでしょうし、
自分は練習どころか、ここ三ヶ月は
フィギュア漬けでしたから(汗)。

しかし、それを戦略と装備と天運で
なんとかしようと思ったわけです。

戦略とは、行程計画にほかなりません。
さいわい、前回の様子がGPSログで詳細に
わかりますので、それをもとに対策を練ります。
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当初、自分が立てた進行予定と
前回の記録は下記のとおりです。

地点走行距離予定実際の時刻
梅田0km12:0012:01
清滝T20km12:5013:04
木津34km13:3013:37
伊賀67km15:0014:58
柘植80km15:4015:43
関96km16:2016:22
四日市124km17:3017:21
蟹江150km18:4018:50
熱田160km19:0019:24
本宿204km21:0021:29
豊橋223km21:5022:11
弁天島248km23:0023:27
掛川292km1:001:46
小夜の中山303km1:302:16
新金谷307km1:402:45
宇津ノ谷T3292:4km04:04
静岡340km3:104:32
興津356km3:505:33
由比362km4:106:14
沼津393km5:308:03
三島400km5:508:29
箱根峠415km7:1010:02
小田原436km8:0011:03
茅ヶ崎462km9:1012:35
戸塚478km9:5013:30
横浜490km10:2014:05
川崎501km10:5014:44
品川514km11:2015:25
日本橋521km11:4015:54

でした。
四日市までは、ほぼ予定どおりだったんですね。
大阪〜東京のルートは、鈴鹿越えが定番のようですが、
自分は距離がもっとも短くなる伊賀越えを
選びました。で、全行程は521kmです。

これを24時間で走るためには、
だいたい21.7kmの平均速度が求められます。
速い人には余裕でも、自分には
かなり高い目標です。

自分の行程計画は、平均速度22.5kmほどで
各地点間を計算しつつ、箱根越えにプラス80分、
予備に20分を見込み、23時間40分での
ゴールを目指したものでした。

で、実際は4時間もオーバーするという
お粗末な結果だったわけですが、
その内容を検討したところ……

なんと16回も休憩してるのです!
合計時間は227分!
ほぼ4時間です。

そこで思ったわけです。
休憩時間を限りなくゼロに近づければ、
次は24時間以内で完走できるのではないかと!

もちろん、補給や生理現象のため、
休憩を完全にゼロにすることはできません。
心理的にも時々は停まりたくなりますし。

そこで、先月走った600kmブルベ(試走)では、
なるべく休憩を少なくするよう意識しました。
すると、がんばれば4時間は休憩なしでも
走れることがわかりました。

実際の大阪〜東京では、3時間おきくらいに
コンビニに寄るとして、各ストップ時間を
5分に収めれば、それだけで2時間も
節約できそうです。
あとの2時間は……風まかせかな(汗)。
ま、すべては机上の計画です。
前回は愛知県内の渋滞でペースダウンしていたので、
そのあたりの通過時間を調整するため、
スタート時間を変えようかなとも思いましたが、
そのままのほうが前回の経験が活きるとも
思ったので、同じように正午12時スタートと
決めました。
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スタート地点の大阪、梅田新道です。
金色の道路元標と半年ぶりに対面。
自転車はマキノ号。
ジャージはツンデレ重巡です(照)。
近くのコンビニで着替えました。
輪行袋や普段着は宅急便で自宅へ。
今回、デジカメすらも送り返しました。
ただし、スマホは持ってます。
そのスマホで写真を撮ってくれる人を
探してたら、スタート時間がちょっと遅れて
12時10分になりました。
さいわい、風向きは良好。
狙いどおりの西風に背中を押されて、
日本橋めざしてスタートです!

【次回予告】
風情もグルメも休憩もなし。
刻々と過ぎる時間、変る風向き、押し寄せる眠気……。
ただひたすらにペダルを回すタムラを待っていたのは?
by cyclotourist | 2014-05-11 19:04 | 製作中 | Comments(9)

ブルベの準備……

こんにちは、田村です。

いま、5日の午前3時すぎです。
なぜこんな時間にブログを更新しているのかと
いいますと……。

話がさかのぼること半日少々。
愛機のスポルティーフで、一部でおなじみの
マニアックショップ、バイシクルショップ玄さんへ。
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BBのベアリングを
交換していただきました。
先日のツーリングで、ペダリング時に
軽い違和感を覚えるようになり、
念のために交換していただくことに。
パーツが入荷したと連絡をいただき、
子守りをほっぽらかして参上。
自分のアテナはパワートルク形式なのですが、
ベアリング交換はかなり面倒な作業のようでした。
外したベアリングは、指で回すとコリコリしました。
新品は、しっとりした回り心地。
やはり少々傷んでいたようです。
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チェーンも交換していただきました。
カンパの11速は、チェーン交換に専用工具が必要なので、
自分では手が出ません。
チェーンがチェーンリングの歯からわずかに浮くように
なっていたようで、こちらもやっぱり伸びていたようです。
結果として、チェーンの交換のほうが、
ペダリング時の違和感解消には効果があったようです。
それにしても、カンパの交換部品はお高いですね……。

さて、どうしてここまで自転車の完調を
期したかといいますと、翌日(今日)にブルベの試走を
控えていたのです。600kmでございます。
スタッフをしていると、本番は走れないことがあります。
そのため、ブルベ主催クラブのスタッフには、
本番前の二週間以内に、試走と言う形で
コースを走る機会が与えられるのです。

600kmですよ、600km。
そんな距離を走ったのは、昨年の秋以来です。
もともと自分には自信がありませんから、
頼れるのは自転車と装備だけです。
ですので、完調であることが必須なのです。
しかも、今回は宿なし600kmを想定。

従来は、600kmを走る際は、ほぼ必ず中間地点に
仮眠用のホテルを取っておいたのですが、
スポルティーフの快適性を試すためと、
自分比で早いゴールタイムを期すために、
あえて宿を取らずに走ることにしたのです。
もし30時間くらいで走りきれれば、眠気も
こらえきれるだろうという見込み。
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電源を必要とする装備を準備。
GPSはeTrex30J。
単三対応で、エネループプロなら24時間もつことが
わかっています。しばらく前までは、同じガーミンのエッジ800Jも
使っていましたが、10時間ほどしか電源がもたず、
しかも専用の内蔵バッテリーなので、USB給電の
準備が必要。そのわずらわしさと、400km前後で
フリーズする現象が時おり起きるので、もう使うのをやめました。
勾配や気温などは、自分が使ってるタイプの
サイクルコンピュータでもわかりますし。
こちらのボタン電池も、本体とセンサーの双方を
新品に交換しました。
ヘルメット用ライト、予備(二灯目)ライトのボルト300も
フル充電。メインライトはハブダイナモのエデュルクスで、
テールも点灯できますので、
電装系の準備はこれで完璧、のはずです。
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キューシートを自分なりに見やすく整理し、
プリントアウトしたらラミネート。
もちろん、GPXデータをGPSに
インストールしました。
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携行する工具やチューブを点検。
複数の自転車を使い分けていると、
チューブのサイズが違ったり、必要な工具を
入れ忘れたりしがち。なんどしくじったことか(汗)。
ガードの固定ビスに対応するスパナも入れ
(ロードだと要らないので、忘れがち……)
今回は完璧です。
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スポルティーフでは、使用頻度が低いものを
サドルバッグに入れております。
輪行袋、レインパンツ、シューズカバー、レイングローブなどを
収納。週末は寒気が流れ込むそうで、関東全域も
乱れがちな天候が予想されたので、
雨具類もフルパッケージ。レインジャケットと
替えのアンダーウェアはフロントバッグに収納です。
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準備が整ったコクピット周り。
フロントバッグの容量は
実は半分くらいしか使ってません。
道中の補給食スペースとして活用するためです。

これらの用意を日中に済ませました。
これまで以上に万全の態勢です。
運動不足とはいえ、体調もよいですし、
今年初の600kmブルベ挑戦に向け、
モチベーションも十分に高まっておりました。
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原稿を書いたり、フィギュアを作ったりしつつ(汗)、
21時までには晩酌を軽く済ませ、
22時には布団にもぐりこみました。
スタート地点は川崎、時刻は5時ですから、
3時には起床する予定。

ところが……
眠れなかったのです!

どんな環境でも眠れることだけは
わりと自信があったのですが、
うとうとして目覚めたのは0時。
ブルベに備えてビールを半減したのが
まずかったのでしょうか。
いったん目が覚めてしまうと、眠いはずなのに
寝付けません。遠足前の子供状態です。
けっきょく、家を出るはずの3時すぎまで
眠れませんでした。

睡眠が浅く、それもたったの2時間だけで、
600kmブルベが走れるのか?
しかも、今回は宿無し……。
とりあえずスタートして、調子が悪かったら
東京近郊を出ないうちに
輪行で帰ろう、眠気がこらえがたくなったら
健康ランドに入るという手もあるし……。

こんなことを考えているうちに、
どんどん家を出る気力がうせ、しかも今さら
眠くなってくる始末……。
考えちゃダメなんですよね。

というわけで、DNSを決意。
Do not start、出走停止です。
おはずかしいかぎりの体たらくですが、
自分への戒めとしてブログに記しつつ、
再挑戦の機会をうかがいたいと思います。
とりあえず、寝ます……。

今日走られるみなさん、どうかお気をつけて!
by cyclotourist | 2014-04-05 04:04 | 製作中 | Comments(9)

MTBでブルベ?

こんにちは、田村です。

ブルベがあちこちで始まりましたね。
今年は何本走れるかな。

昨年から、ブルベの主催クラブのひとつである
ランドヌ東京でスタッフの
お手伝いをしております。
スタッフになると、当日は参加できないこともあるため、
本番前に試走をかねての認定走行の機会があります。

ランドヌ東京の今年いちばん最初のブルベは
「BRM111東京200km曽我梅林」でした。
111というからには、1月11日開催なのです。

本当は昨年内に試走したかったのですが、
めずらしく時間がとれず、実際に試走したのは
1月10日。本番の前日になってしまいました(汗)。
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朝6時の川崎市民ミュージアム前です。
暗いし、寒いし、寂しいし〜!
(は艦これセリフ調なのですが…)
実際、池袋からだとスタート地点に
スタート時間までに着くのが大変なのです。

気づきました? ぼんやり写っている自転車に?

今回、いつかは試してみたかった
「MTBでブルベ」を実行いたしました。
試走とはいえ、200kmは200kmです。

ブルベの参加者は9割がロードに乗ってますが、
小径車やツーリング車の方もいます。
そして……MTBの方もいるのです。
MTBで驚くほど速い方もいますし、
ファットタイヤのMTBや、
ジーンズ+メッセンジャーバッグでMTBという方も
います。

自転車には目的に応じた車種があります。
舗装路を速く走りたいならロード、
長距離を快適に走りたいならツーリング車、
といったように「正解」みたいなのがあります。

しかし、僕は気になって仕方なかったのです。
なぜ、MTBでブルベを走る方がいるのだろう? と。
そして、先日の交換試乗会で乗らせていただいた
ジーパン・ランドヌールな方のMTBが
予想外に乗りやすかったのです。

「MTBでブルベなんてありえない」

僕もそう思ってました。
でも、体験しないで安易に批判するのは
どうかとも思います。もしかしたら、
想像できないメリットがあるのかも知れませんし。
戻ってきたMTBにたくさん乗りたいですしね!

実は、ランドナーに対しても、ちょっと前までの
僕は魅力がわかりませんでした。
わからないというより、知らなかったのです。
でも、乗ってみると素敵でした。
自転車選びは、どうしても現時点でメーカーが
力を入れている車種に偏りがちですが、
ベターな車種は人それぞれなんだろうなと、
最近になって実感している次第でございます。

思い起こせば、初めて200kmという距離を
その日のうちに走ったのは、19歳ごろでした。
ブリヂストンの5万円くらいのMTBで……。

それなら、MTBでブルベもありなんじゃないか?
いやいや、やっぱりありえないでしょ。

考えていても答えは出ません。
走ればわかるはずです。レッツゴー!
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ゴールドウインの最強ウインタージャケットに
モンベルのレインジャケットを重ね着し、
派手なネックウォーマーで完全武装。
一歩間違えば変質者です。今日はひとりだし……。
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走り出して、ほどなくして「すき屋」へイン!
だって、寒いし、朝食まだでお腹減ったし……。
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美味しかったです。本日のグルメは終了!
この時点での平均速度は11km。やば……。
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ゴーというタイヤノイズ。
自転車は往々にして、荒れた
路肩を走らざるを得ないわけですが、
MTBはさすがに安心感が高いです。

でも……やっぱりスピードは出ませんね。
同じくらいの心拍数で、ロードに比べると
3〜4kmは時速が落ちます。まあ、時速30kmで
巡航しなくてもブルベは認定完走できますから、
基本的には問題ないでしょう、たぶん……。
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中原街道をぬけ、束の間の
郊外エリア。
走りやすくはなりますが、なんとも寒々しい光景です。
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寒いとトイレが近くて……。
PC外での休憩がかさみ、平均時速はなかなか上がりません。
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ようやく国道1号に出たのは、
9時40分過ぎ。
さすがに少しは温かくなり、
レインジャケットを脱ぎます。
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ほどなくして国道1号から
分岐して北上、曽我梅林へ。
2月開催だった去年は梅が咲き誇ってましたが、
今年は……。でも、観光渋滞がないのがメリットです。
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10時10分くらいにPC1着。
クローズ10分前です(汗)。
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ミニストップはイートインスペースが
あるので、この季節はうれしいです。

では、我がMTBをあらためてご紹介いたします。
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BSアンカーが誇るネオコットフレームの
XNC7です。メカはXTメイン、ホイールは
マヴィックのクロスライド。貴重なVブレーキ対応の
完組みホイールです。そしてサスはオミットして
東京サンエスのカーボンフォークを採用。すべては
限られた予算で軽量化を図るためです。
そして、重量は9.5kg。スチールフレームのMTBとしては
かなりいい線ではないでしょうか。
し・か・も、今回はブルベに向けて最終兵器を投入。
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マキシスの超軽量タイヤです。
名称どおり、実測重量もほぼ285g。
ほとんどロードタイヤ並みです。

ブルベは舗装路なので、もちろんスリックタイヤも
検討したのですが、26インチで軽いスリックタイヤって
ないんですよね……(あれば教えてください)。
路面抵抗よりも、回転抵抗と重量そのものの軽さを
重視したチョイスです。というか、
某MTBで速い人のパクリなのですが(汗)。
しかし、このタイヤは高かった……。
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サイクルコンピュータなしでGPS一基のみ。
ライトもひとつ(リュックに予備あり)。
キューシートはファイルリングでハンドルから手前に
吊るします。最低限のブルベ装備ですが、
今回はじめて、トップチューブバッグを使いました。
前から買っていたのですが、僕のロードはフォークコラムの
スペーサーが少ないので、うまく付かないんですよね。
ようやくMTBで日の目を見ましたが、
結果としてはなくてもよかったかな。
フレームが細いので座りが悪く、ダンシングの時に
足に触れるのと、容量が限られているので、
ジャージのポケットで代用できるようなものしか
入りません。タ○コの出し入れには便利でした(汗)。
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国道1号を折り返し、134号へ
進みます。
淡々と一人で走るのは寂しいものですが、
MTBでマイペースに走るにはよかったかも。
湘南大橋で気温は4度。止まると寒いから止まれません。

ドロップハンドルに比べ、フラットハンドルの短所は
ポジションを変えにくいことですが、
持ち方で意外とストレスを分散できます。
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シフトレバーに指が届く、普通の握りかた。
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バーエンド握り。
ダンシングや気分転換に。
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ハンドルのステム寄りを握って
エアロポジション?
このMTBはそれなりに前傾姿勢なのですが、
ロードに比べれば立ってます。
ですので、よく悩まされる肩凝りや手の平の
圧迫感は少ないですね。すべては速度と引き換えという
気もしますが……。
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130km地点の通過チェック。
ようやく三浦半島です。
ぽつんと一台の自転車が寂しいです。
この商店は、ちょっとした高台にあって見晴らし良好です。
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三浦港です。
サイクリストが多いことで知られる三浦半島ですが、
さすがに平日の冬は少なめでした。
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神奈川系ブルベでお馴染み(?)
湘南国際村への登りです。
勾配はきついですが、距離は2kmほど。
MTBの超ワイドレシオにモノをいわせ、
ゆるゆると登っていけば時間が解決します。
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三浦半島を抜け、横浜方面へ向かう頃には
たそがれ時。明るいうちにゴールしたいなという希望は
今回も無理でした。
で、写真は磯子あたりからの立ち寄り場所。
数kmほどブルベのルートを逸れると……
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新磯子の海釣り施設あたりから、
対岸の石川島で艤装中の護衛艦「いずも」が遠望できるのです!
チカチカと溶接のアークが見えます。
比較対象がないので実感が少ないですが、
かつての航空母艦「飛龍」を越え、「翔鶴」に匹敵する
全長となる大型護衛艦です。
日が暮れ切るまえに見れて幸いでした。
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どうにかこうにかゴールしたのは
18時過ぎ。実に12時間半に及ぶ旅でした。
ほ〜。なにはともあれ、MTBで200kmを走りました。

遅い、というか、自分の脚力ではスピードを出せませんが、
MTBでもブルベは走れることがわかりました。
体へのダメージはなく、ロードより楽なくらい。
ただ、遅いので、600kmなど仮眠時間などを
稼ぎたい距離のブルベは難しいですね、僕の場合。

というわけで、MTBでのブルベを試してみました。
積極的に勧める車種ではありませんが、
「ロードじゃなきゃダメ」「ツーリング車じゃないとダメ」
というわけでもないということだけは
わかりました。
自分が気に入った自転車で走るのが一番ですね。

未舗装の林道を含むコースなんかがブルベで
採用されたら、MTBの面目躍如なんですけどね。
僕が完走できるかは別にして(汗)。
by cyclotourist | 2014-01-13 19:19 | 製作中 | Comments(11)

三船さんとロングライド!

こんにちは、田村です。

寒い日が続きますね。
みなさんお変わりありませんでしょうか。
こちらは『ランドヌールVol.5』の製作が佳境を迎えつつあり、
それなりに毎日まじめに仕事しております。

そんな中、夢のような時間を過ごしてきましたので
ご報告いたします。

なんと、あの三船雅彦さんと一緒に走ってきました!
2008年まで、国内外のロードレースで
活躍してきた元トップ選手です。
レース界にはとんと疎い僕ですが、そんな僕でも
三船さんという名前を聞くだけで
背筋が伸びてしまうようなお方です。

いまはチーム監督やレース解説など多方面で
活躍されている三船さんですが、恐れ多くも
『ランドヌール』にて連載を担当していただいております。
三船さんはブルベを超積極的に走ってらっしゃるのです。

そこで、僕のような軟弱な一般人と一緒に走っていただき、
その経験を誌面に載せるのも意義あることでは……と、
わかったようなよくわからないような理由をつけて、
三船さんに「一緒に走って」とお願いしたのです。
本当に編集者は厚かましいですね。
でも、三船さんは「おもしろそうですね」と
言ってくださったのです!

そして、先週の火曜日に夢を実現させてまいりました。
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当日は、京都府田辺市の三山木駅に集合。
ベンチが霜にうっすら覆われるほど寒い日でしたが、
僕の心はドキドキしてホットです。
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じゃ〜ん、三船さん登場!
いいのか、こんな2ショットをお願いして!?
はにかんだ僕の笑顔が
我ながら気色悪いです(汗)。
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まずは駅近くのコンビニで
飲みものや補給食を買い出し。
三船さんの一挙手一投足が
気になります。だって、三船さんと同じ時間を
過ごせるなんて、ブルベの現場ではスタート地点だけ。
ぜったいに普通ではご一緒できない方ですから。
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予想外の飲み物を買い、
手際よくボトルに入れ替える三船さん。
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アイウェアをアウターケーブルに
ひっかける三船さん。
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真似してみました(汗)。
走りを真似することはできなくても、
こうした仕草だけでも参考になることでいっぱい。

いよいよ出発です。
田辺から信楽に向かい、茶畑や山深い林道を抜けて
戻って来る90km弱のコースです。
現役時代、毎朝のように練習で走っていたそうです。
毎日この距離を、午前中に走り終わっていたそうです…。
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流して走っているだけで、
なにかが違います。
はだけたウインドブレーカーにも、
実は意味があったりします。
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まとまった登りに差しかかると、
ご覧のようにウインドブレーカーを脱いでしまいます。
もちろん、真似できませんので、僕は
ジッパーを降ろすだけ。冬場は汗冷えが大敵。
登りが続くと分っていたら、早めにウェアを調節し、
汗をかかないようにするのです。
おっと、あまりココに貴重なノウハウを書いてしまっては、
『ランドヌール』を読んでいただく読者に
申し訳ないですね(汗)。
d0211129_17371060.jpg
けっこう本格的な峠越えあり。
すでに僕の心拍数はレッドゾーンですが、
三船さんは汗ひとつかかず、心拍数も
驚くほど低いのです。
むろん、三船さんと自分を比べること自体が
おそろしく厚かましく浅ましいことなのですが、
一緒に走らせていただくと「すべてが違う」のです。
戦艦大和と手漕ぎボートくらい違います。

「登りはマイペースで。できない? それは……」
おっと、またしても貴重なノウハウを書いてしまうところでした。
『ランドヌール』にとっておかなくちゃ(笑)。
選手経験がある人には当たり前のことでも、
僕なんかには役に立つことばかりです。
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常に視界には三船さんが。
こんなチャンス、そうはありません。
読者のみなさんの替わりに(という大義名分で)
この奇跡的に幸運なプチ・ロングライドを
満喫してまいりました。
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信楽駅前の大ダヌキ。
陶器の町として有名です。
ここでコンビニ休憩。40kmほどの一気走りは、
僕にはけっこうきついのでした。
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グローブは……なるほど。
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こうした振る舞いを真似るだけでも、
速くなったような気がします。
実際、こうした乗車中以外の行動が、
ブルベではグロス時間の短縮や効率化に
効果的だったりすると思います。
もちろん、ふだんのツーリングにも応用できます。
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後半のワタクシはこんな状態ですが、
大義名分どおり、数々のノウハウを死中から(?)
持ち帰ったと思います。
三船さん、おつきあいありがとうございました。

2月上旬発売予定の『ランドヌールVol.5』の誌上では、
今回の三船さんとのプチロングライドを
なるべく忠実に、そのままに再現する予定です。
どうぞご期待ください……と、思っていたら、
三船さんのブログでいち早くリポートされてますね!
さすが、自転車が速い人はブログも速い!?

だいぶ好意的に書いていただいてますが、
実態は……お恥ずかしい限りです。
by cyclotourist | 2014-01-12 17:55 | 製作中 | Comments(4)

冬ブルベの防寒対策

こんにちは、田村です。
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

今年はよい年にしたいものですね。
本当に……。
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ご近所の神社にお参りし、
交通安全のお守りをいただいてきました。

さて、昨年の新年ごろのブログを見返してみると、
年明け早々のブルベに備えて
防寒対策などをつづっております。

今年は……
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同じことをしております(笑)。
写真はラミネート加工したキューシートです。
実は、明日の夜から開催されるブルベ、
BRM102近畿400kmに参加予定です。
新年早々に400kmで夜スタート……。
自分でも頭おかしいんじゃないかと思いますが(汗)、
エントリーリストを見ると70人以上も参加する様子。
舞台は四国なのに、東京からの参加者も多いようで、
心強いやら驚くやら……。
ちなみに、うちの妻子は実家に帰っちゃいました……。
みなさんのご家庭は大丈夫なんですかね……。
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この季節のナイトランですから、
持てうる限りの耐寒装備を投入します。
ゴールドウインのウインタージャージと
ウインタービブタイツの出番です。
先日の走り納めでも着用し、
保温と防風効果の高さは実感済み。
これがあれば、インナーの重ね着は最低限で
済みそうです。
防寒対策はレイヤード(重ね着)が基本と言われますが、
モコモコしてしまうのは
自転車では避けたいところです。
こうした厚手のサイクルウェアは重いのが難点ですが、
重さじゃ〜計れない〜こんなおもい〜♫
って時もありますからね。
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光電子インナーとブレストウォーマー、
厚手のくつした、インナーグローブ、レイングローブ、
シューズカバー、ヘッドバンド、手ぬぐい……などです。
このあたりは、『ランドヌールVol.2』でも紹介した
アイテムです。
今年は買い直したアイテムがほとんどなく、
うれしいような寂しいような……。

ちなみに先日、コンパクトなダウンジャケットを
買いました。ツーリングの休憩中に愛用してますが、
今回は持っていかないことに。あまり休んでいるようでは
完走は覚束ないので。しかし後で悔やみそうな気も……。
う〜ん、あと一枚、なにか持ってくかな……。
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降水確率は低いですが、
レインウェアは持参。
これで防寒の最終防衛戦を構築します。
ちなみに、こうしたレインウェアは、
乾燥機で乾かしたほうが撥水力が回復するらしいです。
試したところ、たしかに表面が新品のような
手触りになりました。

たぶん、0℃前後でも走っている限りは問題ない装備だと
思いますが、今度のBRM102は、20時スタートです。
そして400kmなので、丸一日走ることになります。
真冬にひと晩中走ったことなんかありませんので、
どうなることやら……。
止まって外で長時間休んだらヤバいでしょうね。
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ウェア以外の装備も再点検し、整理しました。
写真はダウンチューブ下に付ける
ツールボトルと中身です。
予備チューブ2本、お守り、チェーンオイル、
予備パーツ類(ストラップ、ビス、クリートひとつ、チェーンのコマ、
アンプルピン、ブレーキシューなど)、
タイヤレバー、イージーパッチ類、チェーン切りなどを
収めております。いまのところ、これらで対応できないような
メカトラブルには見舞われたことがありません。
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冬場はドリンクボトルが一本で十分ですので、
替わりにツールボトルをもう一本。
(せっかくケージが三つあるので)
こちらには、予備の電池とクリーム類や
アミノバイタル(結局あまり飲みませんが)、
使わない時のヘルメット用ライトなどを収納をします。
電池は、単三エネループ4本がメインのライト(EL540)用、
単四エネループ3本がヘルメットのライト用です。
乾電池は現地調達も可能ですが、
やはり充電式のニッケル水素電池のほうが
容量が大きいの安心です。ちょっとエコな気もしますし。
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寒いと足が回らないことが多いです。
それっと心拍が上がらないから?
今回、ひさしぶりに心拍計も使おうと思って
テストしたら作動せず。電池交換したら認識しました。
あぶない、あぶない……。
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参加申し込み書や予備のキューシートも忘れずに、と。
あと、大切な補給食などは、
スタート前に現地で買おうと思ってます。
念のため、貼る使い捨てカイロも買おうかな……。

ちなみに、こうした自分のウェアや持ち物を記しているのは、
みなさんの参考になれば……という気持ちもありますが、
実は自分の備忘録としての役割が大きかったりします(汗)。
日記みたいなものです。まあ、ブログって
そういうものでしょうね。
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いつも迷うのが、収納および携帯方法です。
今回は、小さめのサドルバッグに輪行袋一式と
念のためのエマージェンシーシートを収め、
小さいリュックにレインウェア類を
収めることにします。
以前は、大きなサドルバッグになんでもかんでも
詰め込むことが多かったのですが、
リュックの併用も悪くないです。特に寒い時期は
背中にあまり汗をかきませんので。
もっとも、フロントバッグに最適化された
ツーリング車ならリュックを使う必要はないのですが。
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ドッグ入りして最終整備中のマキノ号。
今回はのんびり走ってると寒さで辛そうなので、
ロードで短期決戦(自分比)を狙います。
実際は自転車に関わらずいつもダラダラしちゃうのですが、
妄想では速く走るつもりなのです、いつも……。

とりあえず、ハード面の装備は万全……のはず。

コースは、高松〜室戸岬の往復です。
どうなることやら、身を以て体験してきます!
by cyclotourist | 2014-01-01 17:01 | 製作中 | Comments(12)

福岡へ行ってまいりました

こんにちは、田村です。

本ブログやメールにて
アンケートをお願いしておきながら、
先の週末は留守にしておりました。
ご対応が遅れまして、もうしわけありません。

さて、どこへ行っていたかといいますと、
福岡でございます。あるお方へお会いするために。
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ひさしぶりに飛行機を利用しました。
眼下には雪化粧をはじめた
富士山がくっきり!
基本、鉄道で移動するほうが好きなのですが、
飛行機でもたまにはこんな絶景に
会えるんですね。
しかし、荷物チェックで
ゴム糊とチェーンオイルがはねられ、
泣く泣く(というほどでもないか)パージ。
鉄道輪行のままの気持ちで油断してました。

福岡では、博多駅にほど近い場所で
あるお方とお会いすることになっておりました。
時間は夕方の約束。
でも、せっかくの福岡ですので、
10時には福岡空港着としました。
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来期の大河ドラマは
黒田如水が主人公なんですね〜。

地下鉄、JR九州本線、甘木鉄道を乗り継いで
目指したのは……。
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大刀洗です。
旧駅舎とT-33の組み合わせがシュールです。

大刀洗は、福岡県の真ん中あたりにある街です。
以前、福岡のブルベに出た際に通りがかって、
いつかは再訪したいなと機会をうかがっていたのです。
その目的は、こちら。
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大刀洗平和記念館です。
ここには、世界で唯一現存するという、
九七式戦闘機と零戦三二型が展示されているのです。
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零戦三二型です。
角張った翼端が特徴ですね。以前は
名古屋空港に展示されていた機体なので、
ご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか。

そして主役ともいえる九七式戦闘機ですが、
「撮影禁止」でした。こうした施設で
撮影禁止とは珍しいです……。

大刀洗には、「東洋一」と呼ばれた
陸軍の飛行場があったそうで、その歴史を
語り継ぐために記念館が作られたそうです。
先の戦争中は多くの特攻隊が飛び立ったことでも知られ、
そうした搭乗員たちが残した手紙や色紙も
展示されています。
読んでいると、さすがに胸に迫るものがあり……。
自転車を持参して、物見遊山気分で訪れたのですが、
記念館を出る頃にはなんとなくしんみり。

大刀洗周辺には、掩体壕が残っているらしく、
それら飛行場の遺跡を探しながら
サイクリングでもしようかと目論んでいたのですが、
ぶらぶら遊ぶ気分が消えてしまったので、
再び鉄道で博多駅に戻りました。

さて、気持ちを切り替えて
博多駅で輪行解除。わずか3kmくらい走って
訪ねたのは……。
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オダックス・ジャパンの会長である
岩本さんです。
今の日本におけるブルベをまとめているのが、
こちらの岩本さんなのです。
AJ福岡を立ち上げ、昨年からオダックス・ジャパンの
会長に就任された方です。

九州のブルベにお邪魔すると、
ほぼ必ず(?)お会いできる岩本さんですが、
九州以外にお住まいのランドヌールにとっては、
なかなかお会いする機会がない方だと思います。
そして、来期からオダックス・ジャパンの仕組みも
変るそうですし、今後のブルベがどうなるのか、
気になる方が多いと思います。
そこで岩本さんにインタビューを申し込んだところ、
快く引き受けていただいた次第なのです。

「会長ってなに?」的な、僕のアホのような
質問にも真摯に答えてくれた岩本さん。
まさに九州男児といった風格で、
竹を割ったような潔さに満ちてました。
そんなインタビューの収穫は、
来るべき『ランドヌールVol.5』でお披露目したいと
思いますので、ご期待ください。
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AJ福岡を支える
ランドヌールのみなさん。
ありがとうございました。

お話をうかがった後は、AJ福岡さんの
忘年会に参加させていただきました。
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こちらでも2次元系の
サイクリング文化が
育まれているようです。
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盛りもお味も
すばらしかったです。
ちょっと東京の居酒屋は負けたかも。
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なぜか鍋に投入されそうになる
コマ図ホルダー。
これ、自分の手ですね。すいません……。

気さくな方に囲まれ、楽しい時間を
過ごさせていただきました。
あらためてお礼申し上げます。
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次の朝は、京都駅にいました(笑)。
次回のブログ更新をお楽しみに〜。
by cyclotourist | 2013-12-16 18:07 | 製作中 | Comments(0)

紀伊半島を走ってきました

こんにちは、田村です。

またしばらくブログ更新を
さぼってしまいました。
何を隠そう、今月中に
『ランドヌールVol.4』を出させていただくべく、
お仕事週間に突入しております。

仕事にも身が入ろうというものです。
なぜなら……

「BRM907近畿600km紀伊半島一周」を
奇跡的に完走してきたからです!

6日の金曜日は、
スタート&ゴール地点にほど近い
泉佐野に前泊いたしました。

すると……。
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オダックス近畿の
みなさんと宴会でございます。
いいのか? 600km走る前夜に飲んでいいのか?

いいんです。うれしくってうれしくって、
痛飲いたしました。
もう、これだけで関西に来た甲斐があると
いうものです。本当に。
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翌朝、奇跡的に
二日酔いにならず、集合場所へ。
関空の目の前という、素敵な
スタート地点です。
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今回はマキノ号+GOKISOで出陣。
速く、そして楽にゴールするための
指定席のような最高の相棒です……間違いなく。

し・か・し!

紀伊半島はナカナカどうして
甘くありませんでした。

コース序盤は、路地裏のような道が多いです。
関東のブルベでは
体験したことがないほどの
細道をくねくねと走っていきます。
僕は大好きな雰囲気でした。
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JR西日本では、
国鉄時代の電車がフツーに走っていて
新鮮です。
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和歌山電鉄のレールも
またぎました。
ふと見ると、おもちゃ電車といちご電車が勢揃い。
これはラッキー、と意気揚々と紀伊半島に
差しかかっていきますが……。
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地味なアップダウンと、妙な
蒸し暑さでペース上がらす……。
気温は25℃ほどで、過ごしやすいはずなのですが。
ちょっと登っては下り、下ってはまた登り……。
その繰り返し。登るといっても数十mなので、
事前のコース確認ではナメてたのですが、
果てしない繰り返し、波状攻撃です。

しかも、600kmだけに、PCが遠い遠い……。
PC1の田辺のコンビニまでは、実に120kmほど。
もちろん、途中で休んじゃいました。
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「何度繰り返すことになっても、必ずあなたを守ってみせる」
繰り返す坂から守ってくれる魔法がほしいですね。
最近、ドリンクボトルにも甘い炭酸飲料を
入れちゃいます。食欲はもちろん、味覚がおかしくなって
スポーツドリンクが飲みたくない時も
飲めるのでオススメ、かもしれません。
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さて、紀伊半島はトンネルも実に多いです。
登ってはトンネルを抜け、
下って街に入り、抜けるとまた登り……。

「半島」って、意外とシンドイんですよね。
伊豆半島しかり、能登半島しかり。しかも、
紀伊半島はでっかいです。
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とろとろ走ってると、
プシュッと音がして一瞬でパンク。
見事な貫通パンクです。
このエクステンザRRx1は非常に重量も転がりも軽いので
「最高だ!」と思ったのですが、
やはりリスクもありますね。運の問題ではありますが。
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190kmほども走ると、
前方に空母のような島影が登場。
島ではなく、潮岬です。
20年ぶりの訪問ですが、岬まで行ける
余裕もなく(コース外なので)、PCがある
串本の街へ。
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オダックス近畿のスタッフさんに
教えていただいた、おすすめのお店へ。
トビウオ丼です。サンマのような味わいで
とても美味しゅうございました。
後ろのオジ様は、お店の主。ビール飲んでるのが
超うらやましかったです。

しかし、後から考えてみると、
グルメなんぞしている余裕は1mmもなかったのでした……。
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奇勝、橋杭岩を眺めてると、
あっという間に日が暮れました。
もうだいぶ日が短くなりましたね。
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三重県に入る頃には、
本格的に雨が降ってきました。
290km地点の尾鷲に仮眠用の
ホテルを用意していたのですが、そこまでの
道のりがシンドイ、シンドイ……。

8月にSR600こそ走りましたが、
普通のBRMの600kmブルベは7月にDNFしたまま。
そして20年ぶりの紀伊半島は、
実に手強く、走っても走っても終わらない
大陸のような広さでした。

いずれ詳細をリポートさせていただくとして、
結果として、39時間43分で
ゴールしました。
600kmブルベの制限時間は40時間です。
残すところ17分とは、
まさに首の皮いち枚、薄氷の完走です。
いま思えば、色々と勉強になったと思える
ブルベでしたが、なんど途中で帰ろうと思ったことか(汗)。

なにはともあれ、これで今年も
200、300、400、600kmの各ブルベを完走し、
スーパーランドナー(SR)認定の条件をクリアしました。
今年はDNFが多く、SRは無理かもなあと
思っていたのですが、なんとかなりました。

僕より2ヶ月も早くSRをクリアしていた
某Hカメラマンにも、これで示しがつくというものです。

紀伊半島一周から、今日で(もう日が変わった…)
5日目です。階段を上ったりすると、
まだ足に疲労が残っているのがわかります。

ああ、これで今年のブルベは終わった、
なんて思っていたのですが……。

今晩から、
BRM913宮城1000km」という
トンデモないブルベを走ってきます。

だいぶ前にエントリーをお願いしたのですが、
あっという間に埋まってしまったようで
キャンセル待ちになっており、自分も
すっかり忘れていたのですが(汗)、
つい先日「エントリーできます」と連絡が……!

どうなる、どうするオレ!?
というか、『ランドヌールVol.4』は大丈夫か?

とりあえず、今晩はぼちぼち寝ます……。
by cyclotourist | 2013-09-13 00:52 | 製作中 | Comments(10)