ブログトップ

シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

cyclo.exblog.jp

房総で林道サイクリング

こんにちは、田村です。

新アルテグラ34Tの力を実感するべく、
さっそく出かけてきました。
まさに新しいオモチャを得た子供状態で、
うきうきと房総半島へ向かいました。
d0211129_11500760.jpg
ほとんど通学客で占められた朝のJR内房線で
上総湊駅へ。この内房線も、以前はかなり奥まで特急列車で
行くことができたのですが、現在は特急がほとんど走ってない?
自宅がある池袋からだと、ぜんぶ普通列車のほうが早着する
ありさま。そのぶん、3時間近くも乗車することになり、
8時半頃に上総湊駅に着いた時点で少し疲れ気味。
東京湾フェリーを利用したほうがよかったかも……。
d0211129_11554383.jpg
とはいえ、内房線の駅舎は、古い平屋タイプが多くて
旅情がわきます。
d0211129_11580114.jpg
さっそく輪行袋をほどき、我がグラベルロードである
メルクスのストラスブール71を組み立てます。
油圧ディスク+スルーアクスル、さらにシャドーディレイラーという
最新仕様の輪行にもだいぶ慣れてきました。
d0211129_11592714.png
今回走ったルートの概略。
広い千葉県の真ん中あたりといったところでしょうか。
上総湊の近くに伸びる林道と、
保田から入る長狭街道(県道34号)に並走して伸びる
林道群をつないで走ってみることにしました。
なんどかぶらついたこともあるエリアですが、
林道の状況はひんぱんに変わるので、
それが不安と楽しみをもたらします。
d0211129_12033275.jpg
上総湊駅にほど近いコンビニに寄って、
トイレと補給食の買い出しを済ませます。
林道は基本的に無人となるので、十分な
飲料と食べ物を携行するのが必須です。
d0211129_12052228.jpg
国道から分かれ、竹岡の林道へ。
狭い手掘りのトンネルが迎えてくれます。
d0211129_12063258.jpg
序盤から道は荒れ放題。
d0211129_12082840.jpg
ここ三日間は晴れていたはずなのに、
堆積した泥がふかふかでリムまで埋まることも。
ディープリムって、泥道に埋まっても
脱出しやすいというメリットもありますね。
d0211129_12102517.jpg
2kmほど進んだところで、
道が沼に溶け込んでしまいました……。
行く手にガードレールが見えたので
進みたくもありましたが、この水かさのなかを
SPDシューズで歩く気にもなれず、
あっさり引き返しました。
昨今の台風の影響もあるのでしょうが、この竹岡林道は
もうだいぶ前から道としての機能を
失ってる感じですね。対岸に新道を開削してるような
工事現場も見受けられました。
d0211129_12142152.jpg
気を取り直して国道に戻り、保田まで走ってから
長狭街道へ。ゆるゆると150mくらいまで
標高を上げていきます。
d0211129_12154856.jpg
横根峠を越えた先で分岐路に入り、
林道山中線にアプローチ。入り口からダートです。
通行不能箇所があると案内板に出てましたが、
通行止めとは書かれてないので、慎重に進んでいきます。
d0211129_12171203.jpg
なかなかの勾配でぐいぐい上っていきます。
路面はえぐれたり陥没箇所が多いものの、
路盤自体はしっかりしてます。
35Cのタイヤでも十分に進んでいけ、
しかもリア34Tの効果はやはり絶大で、
体力を温存させてくれます。
もっとも、少しでも転びそうと感じたところは、
無理せずに押し歩くことにしました。
d0211129_12224894.jpg
サドルバッグに入れておいた水とパン。
ダウンチューブのボトルにも水を入れてますが、
ダートを走るとどうしても飲み口が汚れるので、
サドルバッグに入れておいた水を
飲むことが多いです。出し入れの手間はかかりますが、
ちょうどよい休憩になります。
MTBならハイドレーションを背負うところですが。
d0211129_12253881.jpg
ダート4、5kmほどで一本目の林道は終了。
県道をまたいで次の林道へ進みます。
d0211129_12262469.jpg
林道大山線です。一般道から分岐する入り口こそ
やや勾配が急でしたが、しばらくすると稜線に近い
なだからな道筋となります。
d0211129_12273498.jpg
さきほどの山中線より路面自体は整っているものの、
枝が大量に落ちています。
スポークやシートステーに枝を
なんども巻き込んだので、
金属製のガードがある自転車だと
ちょっと(かなり)気を使うと思います。
d0211129_12304010.jpg
携帯電話が通話可能であることを示す
看板が随所にありました。一般の人も
それなりに通る林道のようです。
一台だけオートバイとすれ違いました。
d0211129_12315735.jpg
ゆるゆると標高300mくらいまで上ります。
紅葉は始まったばかりで、房総は暖かいエリアなんだなと
実感します。
どこまでも静かで、自分の息づかいとタイヤが路面を
噛む音だけが響きます。
ひとりでいることの寂しさが逆に
気持ちよかったりします。
d0211129_12345474.jpg
大山線、横尾線、高山線と林道の名称が
変わっていきますが、基本的に道なりで
進んでいくことができます。
もちろん、ハンディGPSにはルートを表示させてますし、
ややこしい区間を参照できるよう、いちおう紙の
地図も携行しています。
d0211129_12364633.jpg
履かせているタイヤは35CのグラベルキングSK。
幅2インチを超えるMTB用のタイヤに比べると
悪路でのグリップ力は限定的ですが、
スピードさえ出さなければ相当に荒れた道でも
進んでいくことができます。
空気圧は3〜4くらいにしてます。
もっと下げればダートでの安定感が増しそうですが、
舗装路の走りが重くなるのもかったるいので、
そのあたりの案配が悩ましいところではあります。
今回のようなダート林道と舗装路の組み合わせとなる
コースの場合は、やはりグラベルロードが
総合的に判断して快適ですね。従来のランドナーが
はるかに軽快になったような自転車です。
d0211129_12410839.jpg
道が尾根の直下に出ると舗装が復活。
ここまでで計15kmほどのダートを走りました。
うまくつなげれば、近場でもそれなりの距離がある
ダートが楽しめることを再確認できました。
もっとも、近場とはいえ、房総はアクセスがよくないので、
新幹線を使える長野方面のほうが
自宅から速達できたりするのですが(汗)
これからの寒い季節は房総や伊豆といったエリアの
出番です。
d0211129_12453731.jpg
亀山湖に通じる一般道に復帰したのは
14時すぎ。ダートを走ると時間が経つのが早い早い……
というか、自分が遅いのですが(汗)。
d0211129_12465990.jpg
亀山湖の直前で痛恨のパンク。
ダート終わった〜という安心感が招き寄せた
トラブルかも知れません。
パンクには強かろうと思っていたグラベルキングですが、
サイドを何かが貫通してました。
この自転車での初パンク……。
d0211129_12485406.jpg
予備チューブのバルブがリム高さに対して短く、
「しまった」と、一瞬いやな汗が出ましたが、
延長バルブを持っていたので事なきを得ました。
d0211129_12510844.jpg
亀山湖に着いたのは15時。走行距離は60kmほど。
本当に日が短くなったものです。
d0211129_12522158.jpg
亀山湖畔の稲ヶ崎キャンプ場を下見。
今回は日帰りですが、いつか利用したいと思っています。
設備もロケーションも良好で、ここなら快適な
夜が過ごせそうです。
d0211129_13083708.jpg
至近の上総亀山駅から輪行するつもりでしたが、
一時間半も列車がないことが判明。
JR久留里線の終着駅なのに、いつのまにか無人駅に……。
居合わせた紳士としばらく世間話などしていたのですが、
さびれゆく地元の昨今を嘆いてました。
そのうち、10kmほど先の久留里駅からなら
列車が増えることに気付いたので、再スタート。
d0211129_13110787.jpg
d0211129_13112989.jpg
久留里駅も渋い駅舎。
ここが始発の列車をつかまえ、木更津経由で帰宅したのでした。

もともとダート林道は好物のひとつですが、
オンオフどちらも軽快なグラベルロードを手に入れたことで、
今までより積極的に出かけるようになりました。

グラベルロードとはつまり、
要は太いタイヤが入るだけのロードバイクなので、
中途半端な車種だともいえますが、
遊びの幅を広げてくれるのは間違いないです。
また、特定の競技を志向してない数少ない
スポーツ自転車だともいえます。
ツーリング指向の方がこれから自転車を選ぶなら、
グラベルロードは間違いない選択肢として
定着していくのではないかな? と思っております。



by cyclotourist | 2017-11-05 13:23 | おしらせ | Comments(4)
Commented by 輪太郎 at 2017-11-05 22:40 x
このエリア、林道が豊富にあるんですね。正直、山奥の林道は怖いけど、あまり人里離れてない林道、地道は良いと思います。グラベルキング35c、良いですね。僕もドロップの油圧ディスク車があるけど、クロスバイク(Vブレーキ、スペシャの7万ぐらいのアルミ車)に、32~35cを履かせたいとは思っています(今は28c)。行きつけのショップに相談しようかな。ただ、4月以降は無職ですから、お金は減る一方。お金の使い方は相当、慎重になっています。ふぅ。でも、今の28cは32か35cにはしたいですね。
Commented by cyclotourist at 2017-11-07 13:27
綸太郎様
コメントありがとうございます。
ツーリングにおいては、タイヤが太いほど
ルートの選択肢が増えて楽しいのですが、
MTBくらい太くなると、舗装路が
しんどくなるのが悩ましいですね。
このところ自分も金欠なので(汗)
千葉など近場エリアに林道があるのは
うれしい限りです。
Commented by mtb_rider38 at 2017-11-13 15:54 x
トピークエクステンダーのバルブとの接続ネジ切り部分は樹脂製なので、数回で破損しますよ。
このエクステンダー一本に頼って痛い目に会いましたよ。
それから、ロングバルブのチューブを持参しています。
Commented by cyclotourist at 2017-11-13 17:41
mtb_rider38様
コメントありがとうございます。
そうですか、慎重に使います。
やっぱり、リム高さにちゃんとあった
バルブ長のチューブを用意するのが基本ですね。
<< 娘と伊豆サイクリング 新アルテグラでリア34T実装 >>