こんにちは、田村です。
特に予定がなくても
明日の天気予報を見たりすることって、
サイクリストに限らずありますよね。
先の日曜日、ふと茨城県の予報を見たら、
月曜と火曜、雨降らない……かも?
横型輪行袋、マルトのRK-02Lに
ルック595を放り込んで土浦駅へGO。
あんまり好きじゃない横型輪行袋ですが……
エンド金具を付けておけば、
縦にも置けます。ただ、ハンドルを曲げないで
入れる仕様なので、オーストリッチSL-100など
生粋の縦型輪行袋に比べると、幅が出ます。
それでも、特急の最後尾シートうらに収まったので、
まあまあの実用性です。意外と入れやすくて担ぎやすい。
ただし、付属のベルト類は今いちと感じたので、
すべて他社製に交換して使いました。
自作バッグホルダーのデビューです。
全備重量は10.4kg。
バッグを含む荷物重量は2.1kg。
これで、いちおうはキャンプできる装備が入ってます。
さすがに持っても走っても軽いです。
荷物の軽さはもちろんですが、
やはりデュラエースの軽さが効いてます。
使っていて気持ちいいですし。
使い手も用途も豚に真珠な気がしますが、
まあ、自分の自転車ですから、いいでしょう。
この軽さでディスクブレーキの自転車が
ほしい……先立つ物が(汗)。
バッグホルスターのほうは、
揺れも少なく、きっちりスタッフバッグを
保持してくれます。上りでダンシングすると、
荷物の重さなりに振られる感覚はあるものの、
バッグがゆれて重さをいやに増幅したり、
振動を誘発することはありません。
バッグホルスターが上出来、というよりも、
荷物自体が軽いからでしょうね。
もっとも、上りはともかく、速度が50kmを超えるような
下りが大洗行きではないので(漕げば出るんでしょうが……)、
まだ真価は分かりません……けっきょく、
大洗をめざしているのです。
この日は今年一番の猛暑日になったところが多く、
風向きもよくはなかったのですが、
蒸し暑かろうが向かい風だろうが
大洗に向かっていると、不思議とあまり苦になりません。
骨折空けの2月に土浦〜大洗を走った時は
激しく疲れて遠くも感じたのですが、さすがに今回は
「あれ、もう着くのか」って印象。
距離60kmくらいなので、実際に遠くはないのですが、
自転車の軽さと相まって、あっという間に感じられました。
セコマを見かける度、
北海道にいるみたいだと、
ちょっと胸が熱くなります。ちょっと前まで
北海道を走っていただけに、感慨もひとしお。
蒸し暑いことを除けば、茨城の北エリアは
なんだか道央あたりに似た印象もありますし。
涸沼沿いの細道へ。
ダートも現れますが、これだけ
自転車と荷物が軽いと、楽しく走ることができます。
暑いのに釣り人が多く、
あんこうか岩牡蠣でも釣れんのかな、と(汗)。
自分は釣りという趣味がないのでよくわかりませんが、
暑くても寒くても釣り人は絶えないので、
きっと面白いんでしょうね。
何度でも帰ってくる。
装い新たになった、
まいわい市場とガルパンギャラリーへ。
グッズが大量に揃ってて驚きました。
明日、買って帰ろうと思い、まずは
キャンプ場へ。
先客もちらほら。
平日なのに……人のことは言えない(汗)。
スタッフバッグを降ろして、
装備一式を展開。
いちおう、着替えも火器もあるのです。そして、
今回は新たな夜の過ごし方を試します。
輪行袋を広げてタープに。
このRK-02Lは、ほとんど平面に開くので、
こんなこともできるかなと思って選んだのです。
実際はマチがあるので、あまりキレイに
張れませんでしたが、顔周りへの夜露や
少々の雨なら防ぐことができそうです。
輪行袋にはロープを通す
グロメットがないので(当たり前)
小石や松ぼっくりをくるんで縛ります。
ビビィと呼ばれる、
防水のシュラフカバーとシルクシーツ、
そして軽量マットを組み合わせて寝床とします。
さすがに土の地面に直で置くのは抵抗あるので、
グランドシートも引きました。
キャンプ場の環境、状況が分かってると、
このあたりの目処がついて安心です。
鹿児島〜宗谷岬の時は、ほとんどのキャンプ場が
初見で利用でしたし、天候も読みようがないので、
こうした突っ込んだ装備は試せなかったです。
クッカーはチタンカップのみ。
肉を焼くだけなら、十分ですな。
日が暮れていく……。
日の出と時を同じくして、雨音で
目が覚めました。
これはイカンと思い、速やかに撤収。
不便と思われがちなUL装備ですが、
展開と撤収が楽なのも美点でしょう。
6時前には大洗駅に移動し、
迷うことなく輪行で帰宅。
ガルパングッズは次回にお預けですが、
遠からずまた来るでしょうし、
ガルパン列車3号車に当たったのが
うれしかったです。
こうして、思い立って大洗でキャンプし、
とっとと帰ってきました。
幸い、バッグホルダーはなんの異常もなく、
務めを果たしてくれました。
形状やサイズに改良の余地はあるなと思いましたが、
軽さを突き詰めるなら、その意味もあるそうと実感。
いんちきタープとゴロ寝スタイルは……
次回も積極的に採用するかといえば、微妙。
虫除けと蚊取り線香(もちろん現地で買った)の
おかげで虫刺されなどはありませんでしたが、
特に開放感が大きいわけでもないのが真実。
それをタープの売りにする記事などを目にしますが、
テントもツエルトでも、寝るまでは外に敷いた
グランドシートの上で過ごすから、おんなじです。
わかってましたが、実感できたのは
それだけで価値あるかなと。
この時期は、防寒より涼しさを求めたいですが、
その面でもタープ+ゴロ寝は不利。
誰も見やしないとはいえ、タープの下で
着衣を脱ぐわけにもいきませんし(汗)。
必ずしもキャンプ向きの天気や装備では
ありませんでしたが、それでも気軽に
出かけることができるのが、大洗の魅力であり、有り難さ。
お礼をいわせていただきます!
ありがとう〜。