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シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

cyclo.exblog.jp

帰ってきました

こんにちは、田村です。

一昨日、無事に帰宅いたしました。
結局、一ヶ月少々の時間をかけて、
鹿児島県の佐多岬から、北海道の宗谷岬まで走るという、
日本縦断ぽいツーリングとなりました。
当初からおぼろげに考えていた行程ですが、
この歳で実現できるとは、いろんな物事に感謝です。
いちばん感謝すべきは、これだけ家を空けることを黙認してくれた
妻子の存在なんでしょうね(汗)。
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宗谷岬にて。
やっちゃった感が満載のお約束写真ですが、
根が子供なんで、ついつい(汗)。
ご存知「日本最北端の地」ですが、本当は
択捉島が最北端とのこと。同島をサイクリングできる
日がくるといいのですが……。

それでは、後半の行程を
簡単に振り返ってみます。

日時:6月3日
行程:新潟滞在
天候:曇り
宿泊:ホテル(α-1新潟)
走行距離:0km
観光スポット:古町のメイドバー(汗)
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この日は前日からホテルに連泊。
このホテルは、自転車を室内に入れることを
快く了解してくれるので、安心です。
ちょうど新潟にやってきていた仲間と合流し、
メイドバーに繰り出したりして英気を養いました。
一人でキャンプツーリングなどしてると、人との会話が
「スイカでお願いします」くらいしかない日が多いので、
たまに旧知の仲間と会うとはしゃいじゃいますね(汗)。

日時:6月4日
行程:新潟〜鶴岡
天候:曇り一時雨
宿泊:ホテル(α-1鶴岡)
走行距離:145km
観光スポット:笹川流れ
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淡々と日本海沿いに北上。
写真は笹川流れという、新潟県最北部の景勝地です。
岩を豪快に切り開いて道が通っております。
当初、村上から内陸に入って朝日スーパーラインでも
走りたいなと思ってましたが、天候がイマイチですし、
道の状況もよくわからないので、シンプルに北上。
やはり天候が悪化して本格的に降られ、
鶴岡市街のビジネスホテルに逃げ込みました。

日時:6月5日
行程:鶴岡〜秋田
天候:曇り
宿泊:ホテル(アルファイン)
走行距離:131km
観光スポット:酒田山居倉庫、鳥海山遠望
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この日も淡々と北上。
写真は酒田の山居倉庫。初めて見た時は
お〜と思った記憶がありますが、いま見ると
特段のことはないような(汗)。
基本、国道7号を走るだけなので面白みは少なく、
鳥海山もあまり姿を見せてくれず……。
秋田空港近くのキャンプ場を狙っていたのですが、
電話すると一週間前に予約が必要とか言われ、
もう面倒になってこの日もビジネスホテルに
泊まりました。

日時:6月6日
行程:秋田〜青森
天候:晴れ
宿泊:船中(青函フェリー)
走行距離:234km
観光スポット:大潟富士、五能線
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快晴に恵まれました。
男鹿半島に寄るか、はたまた十和田湖に駆け上がるか
迷ったのですが、どちらもちょっと面倒に感じられ、
この日もシンプルに北上。JR五能線沿いに
海岸美を楽しみました。そして、やはり早く北海道へ
上陸したく思ってしまい、数時間のナイトランを敢行して
一気に青森へ。そのまま、青函フェリーの深夜便に
乗り込みました。
しかし、3時間30分の乗船時間では
ゆっくり眠れるはずもなく……。

日時:6月7日
行程:函館〜長万部
天候:曇り
宿泊:キャンプ(長万部公園)
走行距離:160km
観光スポット:函館、駒ヶ岳
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やや寝不足のけだるさと共にあった
北海道初日。函館市外をポタリングしてから
国道5号で北上を開始したのですが、
クルマの多さに辟易して、駒ヶ岳の南麓ルートへ。
まあ、結局は国道5号に戻るのですが、
進むごとに姿を変える駒ヶ岳は見事でした。
長万部のキャンプ場に着く頃には小雨が降ってきましたが、
東屋の下にツェルトを張ることができたので
ひと安心。ほっとして入浴などに繰り出すと、
リアのシフトワイヤーが切れました(泣)。どうも、
能登半島の千里浜でコケて自転車を倒したあたりから
調子がわるかったんですよね。
もちろん、自分が予備のワイヤーなんて
持ってるはずがありません。

日時:6月8日
行程:長万部滞在
天候:雨
宿泊:キャンプ(長万部公園)
走行距離:0km
観光スポット:札幌へ鉄道で往復
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ちょうど悪天候だったこともあり、
走ることは取りやめ。そして、
長万部駅から始発の特急に乗って札幌へ行き、
シフトワイヤーを買ってきました。
600円ほどのワイヤーを買うために、
往復で1万円かかりました(汗)。もっと近場でも
シフトワイヤーくらい入手できたと思いますが、
探すのが面倒なので、朝イチに札幌へ向かった次第。
写真は、キャンプ場に戻って、その東屋の梁に
自転車をひっかけてシフトワイヤーを通している様子。
このキャノンデール・CAAD12ディスクは、最近の
ロードの多くがそうであるようにワイヤー類を
フレームに内蔵しているので、通すのが
とっても面倒でした。

日時:6月9日
行程:長万部〜倶知安
天候:晴れのち雨
宿泊:ホテル
走行距離:89km
観光スポット:羊蹄山
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長万部から海沿いを
離れてニセコ方面へ。
国道5号も、長万部を過ぎると長閑になります。
空も晴れてきて、羊蹄山が眼前に迫ります。
テンション上がり、昼過ぎには倶知安に着いたのですが、
にわかに暗雲たれ込めて激しい雨が……。
倶知安にある無料キャンプ場へ行ったのですが、
立木が少なくいまいちツェルトが張りにくいことと、
住み着いてるようなキャンパーが複数組みいて
なんとなく萎えたので、駅前のビジネスホテルを
取りました。

日時:6月10日
行程:倶知安滞在
天候:雨
宿泊:ホテル
走行距離:0km
観光スポット:宿とスーパーの往復のみ
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朝から本降りで、走る気力を喪失。
フロントに電話して、連泊することに。
昼間っからビール飲んじゃいました。

日時:6月11日
行程:倶知安〜栗山
天候:曇り一時雨
宿泊:キャンプ
走行距離:149km
観光スポット:小樽、銭函、札幌
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いまいち天気は冴えませんが、
沈殿してるわけにもいきません。
余市、小樽、札幌を駆け抜け、
栗山という街でキャンプ。
小樽や札幌は一大観光地ですが、
そそくさと通り抜けました。

日時:6月12日
行程:栗山〜富良野
天候:晴れ
宿泊:キャンプ
走行距離:130km
観光スポット:夕張国道
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最北端をめざすなら、
小樽からそのまま海沿いを北上すれば
手っ取り早いのですが、寄り道したくなって
夕張方面へ。夕張と富良野を結ぶ国道は
80kmも人家皆無な区間が続きますが、
ようやく天候も回復したので、清々しい気持ちで
走ることができました。
富良野では「北海道イチ予約が取りづらい」とも
言われる人気キャンプ場を利用。
市街から標高300mくらいアップする場所にあるので、
オーナーから「坂が地獄だよ」とおどされましたが、
別段たいした坂じゃありません。
気温が3℃まで下がったのは想定外でしたが……。


日時:6月13日
行程:富良野〜上士幌
天候:晴れ
宿泊:キャンプ
走行距離:163km
観光スポット:狩勝峠
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富良野から一転して南下し、
狩勝峠へ。霧に包まれることが多い峠ですが、
この日は上々の天候に恵まれ、
ダイナミックな眺望を拝むことができました。

日時:6月14日
行程:上士幌〜上川
天候:曇りのち雨
宿泊:ホテル
走行距離:121km
観光スポット:タウシュベツ橋梁、三国峠
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これが見たくて足を延ばしました。
国鉄士幌線のタウシュベツ橋梁です。
廃線になった路線の、そのまた旧線に架かっていて
ダムに沈むことで有名な遺構です。
当初、ここを訪れる予定はなかったのですが、
たしか七尾かどこかでホテルに泊まった際、テレビで
このタウシュベツ橋梁の崩壊が進んでる……という
報道を耳にして、じゃあ今のうちに行くか、と
アドリブでルートを変更したのでした。
なお、タウシュベツ橋梁に至るダート林道は、その通行に
森林管理所の許可が必要です。
そのため、朝イチで上士幌にある森林管理所に出向いて
許可証とゲートのカギを借り受けました。
本来、その返却のために再び上士幌に
戻らないとならないのですが、居合わせたクルマの
方に返却をお願いして、そのまま北上。
首尾よく三国峠を越えたのですが、下りに入ると
雨が降り出す始末。なんとか上川まで降り、
この日もビジネスホテルに逃げ込んだのでした。

日時:6月15日
行程:上川〜名寄
天候:曇りのち雨
宿泊:キャンプ
走行距離:100km
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国道40号で
シンプルに北上。塩狩峠などありますが、
基本的に距離の荒稼ぎができるような
平坦な道が続きます。しかし、この日も曇り空。
早々に走行を切り上げ、名寄の無料キャンプ場で
タープを自作したりして、小雨降る夜を
それなりに快適に過ごしました。


日時:6月16日
行程:名寄〜天塩
天候:曇りのち晴れ
宿泊:キャンプ
走行距離:123km
観光スポット:音威子府、日本海
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音威子府の先で国道40号に
別れを告げ、日本海沿いへ。
国道より海沿いにある農道に出ると、
「あ〜これが北海道だよね」と誰もが思える
光景が広がりました。遠く、利尻富士も見えたりします。
天塩のキャンプ場はライダーハウスも併設されてましたが、
天気がよければ外でツェルトのほうが快適です。
居合わせた二人のサイクリストはライダーハウスを
利用してましたが、自分としては
見知らぬ人との相部屋は苦手なので、
キャンプがいちばん。でなければ、ホテルがいいです。
ライダーハウスや徒歩宿は、北海道の節約旅行に
欠かせない存在と言われてますが、
自分は節約するためにツーリングしてるわけじゃないので、
そういう宿は利用しないのです。


日時:6月17日
行程:天塩〜宗谷〜稚内
天候:曇りのち晴れ
宿泊:ホテル(輪行移動して名寄にて)
走行距離:144km
観光スポット:抜海駅、ノシャップ岬、宗谷
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風向きがよく、感覚的には
あっというまに稚内に着いてしまいました。
数日前から、このままトットと走りきっちゃうのが
もったいないなと考えるようになってましたが、
「一ヶ月の外出許可」も過ぎてしまってるので、
断腸の思いで宗谷へ。岬よりも、写真の宗谷丘陵を
訪れることが念願でした。
タウシュベツ橋梁も宗谷丘陵も、言ってしまえば
ガルパン劇場版の舞台だったりするのですが、
それがモチベーションとなって、僕をここまで
走らせてくれたのは偽らざる事実です。
オタクなめんな、といったところでしょうか(汗)。

こうして、佐多岬から宗谷岬まで走りました。
走行距離は4200kmほど。
ありきたりな、珍しくもない日本縦断ではありますが、
不惑をとっくに越えたおっさんになっても、
こんな旅ができること・できたことは、本当にうれしいです。
所要35日のうち、キャンプ泊が19日。
後半、天候が不順になってしまい、思いのほか
ホテルの利用が増えたのは致し方ないですね。
去年、骨折で半年も自転車に乗れなかったのですが、
その借りは返すことができたように思いますし、
自転車と装備にこだわって、その優秀性や実用性も
たっぷり確かめることができました。
さらに最適化することも可能だなと思えました。

宗谷岬を経て、稚内に戻ってからは、
輪行+フェリーで帰宅しました。
それはそれで、どったんばったん大騒ぎで
いろいろあったのですが、またあらためて。

みなさんもよい旅を!
そして、その力になれるような本を、
近未来的に作り出したいなと思っております。
by cyclotourist | 2017-06-23 12:15 | おしらせ | Comments(4)
Commented by ミウラSV at 2017-06-23 20:19 x
長旅、お疲れ様でした&ご無事の帰還おめでとうございます。
梅雨入りとも重なったとはいえ比較的天気には恵まれたのでしょうか。それにしても日々100km余りの走行、すっかり快復したようで良かったです。
しばらくは大人しくせざるを得ないかもしれませんが、素晴らしい旅を満喫した分は家族サービスに努めて、またツーリングの機会を模索してください。
Commented by 輪太郎イワタ at 2017-06-24 09:52 x
素晴らしいツアーですね。この時間、家を空けることを認めてくれた家族が素晴らしいのか、それとも・・・(笑)。でも、時間もいるし、経費もかかる。このツアーを本とかムック本の記事にするとかで、経費回収できたら良いですね。ボクはこのような長期の旅は考えないけど、うらやましくはありますね。2泊程度のサイクルツアーをたくさんしたいです。
Commented by はじ~ at 2017-06-24 17:35 x
1カ月以上にわたる日本縦断おつかれさまでした。
青森あたりからUターンするのかと思ってましたが、まさか北海道まで。
それもガルパンがモチベーションだったのですね。
だから、、、というわけではないですが、帰りのフェリーで大洗着。
触発されて持っているテントを2度ほど展開してバイクパッキングに使えないかなー、想像してました。
今回のバイクパッキング体験を基にした本の出版、楽しみに待っています。
Commented by cyclotourist at 2017-06-26 14:59
ミウラSV様
コメントありがとうございます。
天気は、そうですね、恵まれたと思います。
35日のうち、雨で停滞したのは2日間だけでした。
それでも道中ではけっこう降られ、
これはやっぱり泥除けあったほうがよかったかな、
いやどうだろう……と悩ましい日々でした。
貴兄と一緒にキャンプできる日を
楽しみにしております。

輪太郎様
コメントありがとうございます。
お金のことを考えると旅が侘しくなるので(汗)、
現地ではあんまり考えないことにしましたが、
やはりキャンプ泊のおかげで、
期間の割りにはずいぶんと安く上がってます。
あと、二泊でも一ヶ月でも
装備も体力もあんまり要求は変わらないことも
再確認できました。輪太郎さんも
充実したツーリングを体験して下さいませ。

はじ~様
コメントありがとうございます。
ガルパンは本当に心身に効く作品です(笑)。
テントお持ちでしたら、バイクパッキングや
キャンプツーリングの世界は目の前ですね。
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