こんにちは、田村です。
あんた、そんな模型作りなんて
老後にやんなさい。仕事して、仕事。
それができないなら家事と育児を……と
妻に日々怒られながらも、なにかに突き動かされるように
1/8スケールCV33の製作を進めております。
六角ボルトを買ってきました。
プラモデルのディティールアップ用の
パーツです。
ちまちまランナーから切り出しては、
ちまちま接着していきます。
このパーツは中央が凸状になっていて、
ナットから出てるボルトも再現されているのですが、
ガルパンCGでは単純な六角形なので、
その凸部は削ぎ落としてから使ってます。
実車はどうなんでしょうね。
戦車博物館で現物を拝みたいものです。
ボルトを付けていくと、
そのスペースがないことが分かる
場所もあったりして、修正を迫られることしばし。
プラ版やプラ棒を継ぎ足してスペースを調整します。
行き当たりばったりの現物合わせならではの
紆余曲折ですが、履帯作りを乗り越えた身としては、
もう何も怖くありません。
戦車に通れない道は……
ネックなのが、
マイナスネジ。これも前述のオプション素材シリーズの
「ネジモールド」というのを買ってきたのですが、
大小のサイズがあるうえに、プラスネジも
混ざってるので、使えるのが
ひと袋に4つくらいしかありません(泣)。
あといくつ必要なのか、
ちゃんと確かめてから買い出しに行こうと思います。
写真は、牽引フックです。
1/35スケールだと、とても自作しようと思えませんが、
1/8だとデカいので助かります。
エンジンルームハッチの蝶番です。
もちろん動きませんが、
それっぽく作りました。ちょっと見ると複雑なカタチでも、
少し見てると単純なカタチに分解できることがわかり、
たいした技術を必要とせずに作ることができました。
もちろん、本当にリアルでキレイに作ろうと思うと
死ぬほど大変そうですが、そこはそれ、
ガルパンCGを見て分かる範囲で……という
金科玉条があるので(汗)。
ひそかに楽しみにしていた
リベットを再現するために、車体から
転輪などを外しました。
しかし、あらためて車体を見ると、
いちばん始めに乗りと勢いで作った部分だけに、
隙間と段差と歪みの固まりです。
板の重ね具合もヘンなところが多く、
その修正に追われました。
作りはじめた頃は、本当に完成できるか
我ながら半信半疑だったので、「とりあえず進めっか」的な
荒っぽい工作だったのが悔やまれます。
もっとも、最初からこだわりすぎると、すぐに
力尽きたでしょうから、難しいところ。
サイクリングのペース配分みたいです(笑)。
なにはともあれ、こうしたメカものの自作は、
箱組にはじまり、箱組に終わる……のではないかと
愚考するに至りました。
車体の手直しをやっつけ、
ついにコレの出番。
2mmのアルミ製リベットです。
50個くらいで100円。
こんな小さなリベットが、どんなモノを
作るためにあるのか分かりませんが、
これを東急ハンズで見つけた時は
軽くガッツポーズが出たものです。
原寸大のペーパークラフトを
当て紙にして、リベットの位置を
シャーペンで記していきます。
ずっとこのシャーペンを使っているのですが、
0.9mmというのが根本的に舐めてますね(汗)。
リーマーで突いた印を
ピンバイスで開口していきます。
そして、実際の戦車作り同様に(?)
リベットを差し込んでいきますが、
差し込んだだけでハンマーで叩いたりはしません。
さくさくリベットが再現できて快感!
本物のリベットなので当然といえば当然ですが(笑)。
アルミなので塗るのがもったいないほどキレイ。
あっという間に50本近くのリベットがなくなったので、
とりあえずパスタを食べてから、というか寝てから
リベットを買い出しに行こうと思います。