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シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

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九州〜四国バイクパッキング旅・熊本編

こんにちは、田村です。

仕事もフィギュア作りもひと段落した
ゴールデンウィークあけから、計画は始動しました。
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九州と四国を走ろう!

我が新しい翼であるキャノンデールCAAD12 DISCは
「バイクパッキング」専用車となりつつあります。
もっぱら大洗でキャンプ旅を実践してきました。
そして自転車と装備に確かな手応えを感じたのであります。
体力と気力を除けば、
もう不安や不満はありません(今のところ)。
ヒマな今なら、一週間単位の旅ができます。
時間はあります。問題は……お金です。

妻の了解を得るのも懸案ですが、つまるところそれも
「あんたロクに稼いでないのに、遊びに行くお金はあるの?」
というお叱りなので、お金がからんでくるわけです(汗)。

四国にしろ九州にしろ、空路にしても鉄路にしても、
片道で2〜4万円の交通費が必要です。
仕事ならともかく、遊びでお金を湯水のように使うことが
できる某都知事のような状況ではありません。
僕のような貧乏人ほど、節約を考えず無駄にお金を
使うものですが(汗)、今回はちょっと考えました。

LCC、いわゆる格安航空会社の利用です。
サイクリング仲間のばっきーさんがジェットスターを
活用していて、香川へうどんを食べに行ったりしているのを
うかがっていましたので、自分も真似しようと思ったのです。

いくつかあるLCCのなかでも、ジェットスターの価格は
驚くほど安く、九州も四国も6000円以下でチケットを
取ることができます。ただし、日によって金額は上下します。
ジェットスターは九州と四国への便が充実していて、
福岡はもちろん、熊本、大分、鹿児島、高松、松山へ
飛ぶことができます。

ネックは、コチラ側が成田空港ということと、
預け荷物にいちいち料金加算があること。
最低限の加算が、預け荷物15kgで+1050円です。
まあ、この重量に収まるのが、バイクパッキングの魅力。
成田への交通費や加算を割り引いても激安なので、
今回はジェットスターの利用を前提として
行程を考えてみました。
家人にも「6000円で行けるんで」と言い訳できますし(笑)。

バイクパッキング、つまりはキャンプツーリングなので、
宿泊地の選択肢は広いですし、お金もさほどかかりません。
必要な装備を整えるのに要した金額を考えると、
まともな宿に何泊もできる費用がかかってるのですが(汗)、
それは言わない約束です。
旅を安く上げるのが主目的ではなく、
キャンプそのものを楽しいと思えるから、キャンプするのです。
もちろん、結果として安上がりの旅が可能にもなりますし、
長い目で見れば、装備への投資も回収できる気もしますが、
自転車の旅は、けっこう贅沢な旅ではあると思います。

さて、まずは旅の入り口と出口を決めなければなりません。
思い切って鹿児島まで高飛びして、東京まで
走って帰る……なんてプランも頭をよぎりましたが、
一週間では難しいですし、よしんば可能であっても、
魅力的な峠をパスした効率重視のルートしか組めないでしょう。

四国は未体験の峠が多く
(全国的に知らない峠ばかりですが。汗)
四国カルストの入り口である地芳峠や、
四国最高標高といわれる落合峠は体験したいところ。
そのためには、あんまり九州内の行程が長くなると
一週間では収まりません。
ちょっと都合もあって、さすがに一週間以上は
自宅兼仕事場を空けることは難しいですし……。

となると、スタート地点は熊本が適当かなと思いました。
別府へ抜けるルートを選べば、絶景の宝庫でもある阿蘇外輪山を
走ることができますし、フェリーで四国の八幡浜に
上陸できるのも好都合です。

熊本〜阿蘇〜別府 約150km
八幡浜〜地芳峠〜仁淀町 約170km
仁淀町〜京柱峠〜祖谷 約120km
祖谷〜落合峠〜高松 約100km

これなら、前後に一日ずつ余裕を見ても
一週間に収まりますし、なんとなくそれなりに
九州と四国を横断した気分になれる行程です。

こうして熊本入りを考え出すと、
やはり地震が頭をよぎります。
大きな災害に遭った地域を、単なる遊びの
サイクリングで、のほほんと通過してよいものかどうか……。

冷静に考えれば、そんな今だからこそ
熊本を訪れて、観光でも遊びでも何でもして
お金を落としていくべきなのかもしれません。
でも、サイクルツーリングだとそんなにお金を使いませんし、
バイクパッキングのキャンプ旅ならなおさらです。
でも九州を走りたい……。

そんな自分への言い訳づくりとして、
熊本で1日だけ、ボランティアをすることに決めました。
事前に熊本県の社会福祉協議会に電話したところ、
いまは自治体によっては県外からのボランティアを
積極的に受け入れているとのことで、
熊本市も募集していました。
そこで、地元(池袋)の社会福祉協議会で
ボランティア保険に加入しつつ、
(天災対応で一年間600円ほど)
熊本市災害ボランティアセンターのWebを読んで、
靴や持ち物を用意。
そして、天気予報とにらめっこしつつ、
ジェットスターのチケットを予約しました。
さすがに最低価格では購入できず、
追加料金込みで11,250円に。

18日の16時半に成田発、18時半に熊本着のフライト。
着いた日は寝るしかありませんが、
さすがにサイクリング後にボランティアするのも
しんどそうなので、初日は移動日と割り切りました。
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成田空港第二ターミナル駅まで
京成線で輪行移動。
ジェットスターは第三ターミナルを利用します。
ばっきー氏に「第三ターミナルは遠い」とうかがっていたので、
覚悟して歩き出します。所要15分だとか。
カートに輪行袋を載せているので、さほど疲れませんが……
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通路が本当に長い……。
途中に二ヵ所も休憩所があるほど(笑)。
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ジェットスターのカウンターに着くまで、
ゆっくり歩いたので20分はかかりました。
夕方発の便ということもあり、時間に余裕をもって
行動したのでよかったです。
早朝便を利用するなら、池袋に住む自分には
ウエイティングスペースでの前泊が必要になりそう。

飛行機輪行について不安を感じる人も多いですよね。
自分は楽観的なので、いつもの鉄道輪行と同じ収納方法で
預けています。輪行袋も愛用のSL-100です。
さて、カウンターに輪行袋を預けにいくと、
大型荷物の受け入り口は別にあるとのことで、
少し離れた場所へ。
そこで輪行袋を渡すと、「空気抜いてますか」と
聞かれました。
「はい、空気圧低くしてますよ」と、自信を持って返答。
実際、6気圧しか入れてませんし。
すると、係員が「確認させてください」と。
袋を空けさせられ、タイヤを指でつまみます。
こんな確認、JALやANAでは体験したことがありません。

「もっと抜いてください」
「なぜですか」
「規則ですから」
「どこまで抜けばいいんですか」
「私の指でタイヤが凹むくらいに」
「これで十分に空気圧は低いですよ。僕の指なら凹みますし、そもそも、貨物室も与圧されているから、本当は空気を抜く必要はないはずです」
「航空会社に言われてる規則ですから」
「ジェットスターの規則なんですか?」
「そうです」

言い合っても仕方ないので、先方が納得するまで
空気を抜きました。だいたい2、3気圧になった感じ。
「私の指でタイヤが凹むくらい」なんて基準が
規則とは思えないんですが、仕方ありません。
要は、走り出す時に空気を入れるのが
面倒くさいんですよね……。
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こんな感じのやりとりがあり、
タイヤと同じくらい気持ちも凹みましたが、
出発ゲートへ進みました。
ジェットスター・ジャパンの機材は
ぜんぶが新造のエアバスA320。
LCCの定番と言える小型ジェット旅客機ですね。
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定刻どおり飛び立って、まずはひと安心。
シートピッチは狭いものの、窓際席になったので、
地上の様子がよく分かります。
離陸後しばらくの上昇中は、筑波山や霞ヶ浦が
見えました。きっと大洗も視界に入っていると思うのですが、
はっきりは分かりませんでした。
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熊本空港着もほぼ定刻。
着陸前後はフラップやスポイラーが大きく作動するので、
見ていて飽きませんね。
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輪行袋を受け取り、
空港ビルの外で組み立てます。
当然と言えば当然ですが、自転車や装備に
異常はありませんでした。
何度も書いてますが、油圧式のディスクロードでも
輪行はなんの問題もありません。

今回もアピデュラのバッグ類を装備していますが、
さらにリュック(容量13リットル)を背負います。
ここには、ボランティア作業時に必要と思われる
トレッキングシューズ(安全靴がわり)や着替えなどを
納めました。
ボランティア終了後は、リュックごと送り返します。
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ささっと組み立てて、
熊本空港から走り出します。
空港は標高200mくらいの丘の上にあるので
市街までは下り基調の道が続きます。
そして、熊本市街を抜けて、上熊本の先にある
崇城大学をめざします。距離は20kmほど。
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熊本市外に入る頃には、
とっぷりと暗くなりました。
大通りをひんぱんに路面電車が行き交う街です。
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崇城大学の敷地に開設されている
ボランティアヴィレッジに到着。
あらかじめ予約していたので、スムーズに受付完了。
一泊500円で、この収入は寄付するそうです。
大学生のボランティアさんが運営にあたっているようですが、
Webでの予約システムや現地での対応が
とても洗練されていました。
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指定されたエリアにテントを設営。
野球場ふたつ分くらいの広い敷地に
テントがびっしり張られています。
到着した時点で暗かったので周辺がよく分かりませんが、
普段は駐車場みたいです。

前回の大洗キャンプで好感触を得たツェルトですが、
こうした設営環境では使いづらいことが
容易に予想できたので、自立式テントである
トレックライズゼロを持参しました。
どこでも簡単に張れますし、居住性も高いです。
そして、ツェルトも、実は持ってきています。
ボランティアのためにここで二泊させてもらった後は、
テントを送り返して軽量化、
ツェルトで旅を続けようと思います。
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近くのコンビニで物資を調達し、
テントのなかで晩酌開始。
周りにキャンパーがたくさんいるわけですが、
さすがに静か。眠くなるまで酔いを深めます。
ツェルトだと、なかでの晩酌は難しいので、
やはりテントだと夜のひとり時間が過ごしやすいです。
写真で赤く光っているのは、電気式の蚊取り線香。
先日の大洗キャンプでトシさんに貸していただき、
それのおかげか蚊に刺されませんでしたので、
さっそく自分も買ったのでした。

22時を過ぎて、ぼちぼち眠くなってくると、
テントサイトのすぐ隣から女性の話し声が聞こえます。
自分のテントは隅っこにあり、フェンスを隔てた
向こう側は、学校の寮みたい。その
洗濯場所かなにかなのでしょうか。
人の出入りが感じられ、そのたびに女性の声が
聞くともなしに耳に入ります。

「でっかいね」
「なにか挟める?」
「挟めるよ」

いったいなにがデカくて、なにが挟めるのでしょう(汗)。
歌なんかも聞こえてきて、それがなぜか「タッチ」。
若者に今でも支持されてるんですね〜。
そのうち、洗濯が終わったのか人の気配が消え、
いい感じで酔いも回ってきたので、
気持ちよく眠ることができました。
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翌19日、6時前に自然と
目が覚めました。
連泊するのでテントなどは張りままとして、
リュックを背負ってキャンプ村を後にします。
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市街の中心部にある公園が
ボランティアの受付場所になっています。
9時から受付なのですが、7時には着いてしまいました。
公園の地下に有料(100円)の駐輪場があり、
利用させてもらいます。ここでSPDシューズを
トレッキングシューズに履き替えました。
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時間があるので、近場を散歩。
写真は、熊本城の入り口に建つ
加藤清正像。東京品川にも清正公があったりするので、
なんとなく親近感を覚える武将です。
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その清正が建てた熊本城は、
報道されているとおり大きな被害を
受けていました。城内は立ち入り禁止ですが、
お堀沿いに見て回るだけで、激しく崩れた
石垣や塀が散見されます。ただ、清正が造った
箇所は壊れなかったとも言われています。
時間はかかるでしょうが、もとのような
勇姿を取り戻してほしいものです。

さて、9時前に再びボランティアの受付場所へうかがうと
もう長い列ができていました。
9時までに100人くらいは集まったようす。
ゴールデンウィーク後、ボランティアが減ったと
新聞で報道されていましたが、平日なのに
これだけの人数が集まるのはすごいとも思います。

集まった人々は、25人ずつくらいに分けられ、
作業内容や配慮すべき点について
市のスタッフから説明を受けます。
こうした「オリエンテーション」、
そして作業を割り振る「マッチング」、
数人ずつの小グループに分ける「グルーピング」などが
システマチックに行われていきます。
ボランティアへの作業依頼が市民から多くあり、
「○○○の片付け、男性3人、女性1人を派遣」といった
手配書が作成されており、集まったボランティア志望者に
次々と作業が割り振られていきます。

待つことしばし、市街から少し離れた南区へ
50人が派遣されることになり、自分もこの
グループに入りました。
バスで南区のとある災害ボランティアセンターに移動。

バスからぼんやり街を
眺めていると、ブルーシートを屋根に被せた
家がちらほらと見えます。熊本市街の中心部では
お城以外に大きな被害が目立ちませんでしたが、
郊外に出ると、危険であることを示す赤い紙が
張られた家が点々と現れます。

見ず知らず同士の車中ですから、シャイな自分は
となりの人と話すこともなく過ごしていたのですが、
他の席からは話し声も聞こえます。
若い女性も二人くらいいて、そのうち一人の声が
とても気になります。

口というより喉からそのまま抜け出たような
透明感のある声が心地よく、口調も上品です。
ちらりと見ると、二十代半ばくらいの小柄な女性。
隣あわせたオジさんと出身地などを
話し合っているようですが、その素敵な声を
聞いていると、なんだか胸がトキメキます。
最近だと「艦これ」の大鳳とか、ガルパンのミカの
声を担当されてる能登麻美子さんみたいな声。
こんなところでアニメを思い浮かべてるのも
何ですが、こんな素敵な声の人と
一緒に作業できたら幸せだな〜と。

一方、別の意味で異彩を放つご婦人も……。
初老といった年配に見受けられますが、
サンダル履きでテレテレのワンピースを着用。
いま、家を出てきましたといった感じで、
両手に買い物袋を提げているあたり、
とてもボランティア作業をするようには見えません。
その太ましい体格とあいまって、
「おそ松さん」のデカパンを連想させ、
一種異様なオーラを漂わせています。
いかにも面倒を引き起こしそうで、
正直、近寄りたくない印象。

で、南区の災害ボランティアセンターに到着。
こんどは3人ずつの小グループに分けられ、
実際の作業内容の説明を受けます。
グループ分けはなんとなく並んだ順によって
無作為に決定されます。そこはかとなく能登さん声の
女性に近づきたいなと思いつつも……
やっぱりデカパンおばさんと同じグループに
なってしまいました(泣)。だいたいこういう時って、
こういう巡り合わせになるのです。

さて、30歳くらいのイケメン風男子を加えた
我が3名構成のグループ。まずはリーダーを決めます。
男子と顔を見合わせ、おばさんはナイと暗黙の了解。
二人でジャンケンし、負けた自分がリーダーということに(汗)。

スタッフから作業内容をうかがい、
必要な道具などを受け取ったら、今度はマイクロバスに乗って
作業現場に向かいます。
道具は、一輪車、スコップ、ハンマー、そして土嚢袋や軍手など。
割り当てられた作業は、民家の庭に集められた
壊れたブロック塀の片付けでした。
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ブロックを適当な小ささに砕き、
土嚢袋に詰めていきます。
こうしないと、回収してもらえないのだとか。
モビルスーツがあれば一瞬で終わる
作業だなとか思いつつ、ハンマーでブロックを割り砕き、
せっせと土嚢袋に詰めます。
土嚢袋一枚は40〜50リットルの容量があると思いますが、
見る見る使い果たし、ボランティアセンターから
追加で土嚢袋を運んでもらうなどして、計100袋くらいに
詰めました。

で、例のデカパンおばさんは、
サンダルのまま作業しようとするので、
まずは借りてきた長靴を履いてもらいます。
なにより怪我を防ぐのがリーダーの仕事、と
言われてましたので、気が気じゃありません。
もうひとつ、こまめな補給を心がけるべしと
ロングライドの本に書いてあるようなことを
言われていたのですが(笑)、こちらは自分が心配する
必要はありませんでした。

おばさんはもう積極的に休みまくりで、
「そんなマジメにやっちゃだめよ〜」と
僕らにも頻繁に休憩をうながします(汗)。
そして、手持ちのお弁当をさっさと平らげ、
「食べた後に動くと胃下垂になるわよ〜」と
また休憩に入ります。

かと思うとせっかちなところもあり、
もう何時なんだから撤収の準備をしようとか、
他のグループはどうなってんのかとか、
あんな小柄な子(能登さん声)は
ちゃんと仕事できるのかしら〜と、
人の心配ばかりしています。
そして、人やクルマが近くを通るたび、
「災害ボランティアで〜す。よろしくお願いしま〜す」と
気勢を上げます。みんなギョッとして目を向けます。
なにがよろしくなんだ……。

イケメン男子と苦笑しつつ、
やや危険と思われるブロック割りは自分と二人で分担し、
おばちゃんには袋詰めを担当してもらいます。
聞いてもないのに話すところでは、
おばちゃんは飛騨高山の農家さんだそうで、御歳67歳だとか。
なんかの豆を作ってるとかで、自分が
まったく知らない農業の話は、それはそれで
興味深いものではありましたが、
口を動かすより手を動かしてよと思うことしばし。

しばらくすると、ブロックの袋詰めに飽きたのか、
おばちゃんは庭の草むしりを始めます。
勝手にそんなことやっていいのかと一抹の不安は
ありましたが、草むしりには非常に熱心で、
庭が見る見るキレイになっていきます。
「無我の境地になるのよね〜」とのこと。
さすが農家、こうした作業は慣れてるんでしょうね。

さて、実質11時ごろから始まった作業は、14時半に終了。
15時に迎えのバスが来るので、それまでに
切り上げるのです。
ちょうどほとんどのブロック塀を
袋に詰め終わったので、それなりにやり遂げた感はあります。
こちらにお住まいのご婦人が、冷えた飲み物を
何度も差し出してくれたのが本当にうれしかったです。
ご自身がいちばん大変だと思うのに、
「すごい人と組んじゃって大変ね〜」と、
気遣ってまでいただきました(汗)。

南区のボランティアセンターに戻ったら、
作業内容をスタッフに報告。しばらくすると、
熊本市街に戻るバスがやってきます。
点呼してグループごとにバスに乗り込むのですが、
おばちゃん一人で勝手にバスに乗り込んで
新聞を読んでるかと思えば、いつの間にか消えて、
僕らがあたりを探していると、
「血圧測ってもらってきた」と、理解のおよばない
行動を取ったりするので、作業そのものより
おばちゃんの管理で疲れたのでした。
能登さん声の人と話したかったよ……。

市街のボランティアセンターに戻って、
おばちゃんと分かれた時は本当にホッとしました。
一緒に作業したイケメン男子いわく、
「ああいう人と一緒だからこそ、ギスギスしなくてよかった」
とのこと。人間ができてるな〜と恐れ入りました。
たしかに、ヘンに真面目な空気感のなかで
黙々と作業するよりは、
気が楽といえば楽だったのかもしれません、
お兄さんは、クルマ車中泊で日本一周中だとか。
お互いの旅の無事を祈って、解散したのでした。
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アウトドアショップへ立ち寄り、
ジェットボイルのガスカートリッジを購入。
さすが大都市熊本、東京となんら変わらぬ充実した
品揃えのお店でした。
飛行機輪行ではガスなどが持ち込めないので、
こうして現地で調達する必要があるのです。
これで明日からのバイクパッキング旅を
温かい食べ物や飲み物で潤わせることができます。
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ボランティアヴィレッジに戻り、
夜を過ごします。無料で使えるシャワーもあり、
汗を流すことができて幸せ。
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ここでは火器使用禁止なので、
またもコンビニ調達のビールとツマミで晩酌。
なにはともあれ、ボランティアをさせていただくという、
最初の目的は達成することができました。
あのおばちゃん、今ごろはどうしてるんだろう……
知ったことではありません(汗)。

翌日からは、いよいよバイクパッキング旅です。
胸を高鳴らせつつ、眠りについたのでした。
by cyclotourist | 2016-05-26 11:14 | おしらせ | Comments(4)
Commented by ばっきー at 2016-05-26 18:13 x
田村さん、続きも楽しみにしてます。
ボランティアのオバチャンのお話、大変面白いですね(笑)

ジェットスターのタイヤの空気の話ですが、ジェットスターの場合、必ずタイヤを触って確認するというの昨年ぐらいからマニュアル化されたようです。

実際に指で触ってみてヘコむぐらいの空気圧にしてないと預かってくれなくなりました。議論してもラチがあかないので、そういうものだと割り切って空気を抜いて輪行してます。おかげで空気の入れやすい携帯ポンプが必須になってしまいました。

松山空港のように空港にスポーツ車用の空気入れを常備しているところが増えてくれると嬉しいんですけどね。
Commented by cyclotourist at 2016-05-26 22:35
ばっきー様
コメントありがとうございます。
面白がっていただければ、
おばちゃんも本望でしょう(笑)。
ジェットスター、おかげさまで
活用させていただきました。
アドバイス、感謝です。
ちなみに、帰路の高松空港では、
タイヤ空気圧への突っ込みは
ありませんでした。適当ですね。
Commented by ばっきー at 2016-05-27 08:22 x
ジェットスターですが、確かに帰りの地方の空港(千歳、高松、松山)とかではタイヤを触ってチェックする所まではされたことはありませんね。

ただ、成田では必ずタイヤを触ってチェックしてきますので、成田だけはマニュアル化されているみたいです。ちょっと感じ悪いですよね、あれ。
Commented by cyclotourist at 2016-05-27 09:27
ばっきー様
コメントありがとうございます。
なるほどですね〜。まあ、
あれだけ安いですから、たいていのことは
我慢できますし、辛抱しないと
バチが当たりますよね(笑)。
これからも活用したいと思ってます。
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