こんにちは、田村です。
本作りが佳境になってくると、
編集という立場だと意外と待ち時間が
できたりします。
デザインや文字入れのアップ待ちだったり、
あれを進めるにも、これを待ってから……みたいな。
そんなわけで、ついついフィギュア作りを
進めてしまいます(汗)。
ノリと勢いで(笑)はじめた
クラーラさん。
もう一回パテを盛り足して、各部に
ボリュームを持たせます。
前面もそうですが、
意外と背面に盛り足す必要がある……と思います。
足は、そろそろ暫定でも切り離さないと、
パテの盛りも削りもやりにくいですね。
体のパテが固まる間に、
顔も進めることに。
なんといっても、人形は顔、ですからね。
とりあえず、目の辺りを彫り込みます。
芯として小さく丸めただけの物体を、
だんだん顔に近づけないことには落ち着きません。
アニメキャラはとにかく目が大きいので、
思い切って彫り込んでいいと思います。
鼻、口元、輪郭を近づけるため、
パテを盛り足します。
この盛り足したときは、なんどやっても
「石仮面」みたいになってしまい、
精神的に早く通過したい工程です(汗)。
固まってきたら、目のあたりを
書き込んで、さらに削ってみます。
とにかく、目が入るスペースを確保することが、
顔を顔っぽくしていく近道のような気がします。
もう一回盛り足して、
目が入るスペースを増やしつつ、
上広がりの、いわゆる鉢が開いた
顔面にしていきます。しかし、髪がないと
あからさまにヘンなので、
勢いで髪も作り出すことにします。
この頃には、仕事の合間というよりも、
フィギュア作りの合間に仕事しているような状況ですが(汗)。
顔にリップクリームを塗って、
後で外せるようにしてから
(だいたい固着して外せませんが…)
パテを盛って、髪を形作っていきます。
クラーラさんは、かきあげたような
独特な前髪をお持ちです。なにかのついでに、
妻に「こういう髪型って、どうやってんの?」と聞いたら、
「知るわけないでしょ。アニメなんだから」と
切って捨てられました。
「うわ、女子力ひくいな」と、うっかり言ってしまったら
「女子力より生活力よ。まったくあんたは……」と
激怒されてしまったので、そそくさと自室に戻ります。
とりあえず、板状にしたパテを
くっつけて、後ろ髪の
ベースとします。
針金の芯がいるほどロングヘアーではありませんが、
一発で作るのは自分には難しいので
とりあえず暫定的にパテをくっつける次第です。
なんとなく似てきたような?
パテが少し固まってきたら、
もう少し、カタチを整えます。
二日でここまできました。
まあ、ここまでは早くできるようになりました。
冬に強いプラウダ高校のメンバーだけに、
春がくるまでには、完成させたいですね。