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シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

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ひさびさのブルベ BRM1024東京200ヤビツ峠

こんにちは、田村です。

先週の土曜日は、ひさしぶりに
ブルベを走ってきました。
どれだけひさしぶりかというと、
自分が主催させていただいた
BRM704東京200小諸の、試走以来です。
試走したのは6月下旬でしたから、
実に4ヶ月ぶりなのであります。
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朝5時半からのブリーフィング。
すっかり日の出も遅くなり、まだ薄暗いです。
参加させていただいたのは、
ランドヌ東京のBRM1024東京200ヤビツ峠です。
スタート地点は川崎。
自宅の池袋から、この時間にココまで
来るのがけっこうシンドイのですが、
年内にもう一回くらいブルベを
走っておこうと思い、重い腰を上げました。
実は、試走ではなく、本番のブルベを走るのは、
今年は初めてだったりします(汗)。
旧知の某Hカメラマン氏が参加するというので、
ひさしぶりにぎゃふんと言わせたろうかい、という
よこしまな気持ちもあったのですが、氏はDNF(泣)。
しかし、続々と集まる参加者を見ていると、
走る気持ちが盛り上がってきます。

このヤビツ峠ブルベを主催するのは、
ランドヌ東京スタッフきっての健脚なSさんです。
それだけに、都心発着では珍しいほどの山岳コースで、
獲得標高が約3000mあります。
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川崎をスタートし、
相模原から半原越で秦野へ入り、
かのヤビツ峠を越えて……以下、略。
時計回りにぐるっと戻ってくるコースです。

非常に経験豊かなSさんだけに、
注意喚起や心構えについてのブリーフィングが
たいへん充実しており、とても参考になりました。
「危ないところの後こそ、気が緩んで事故を起こす」という
アドバイスは、肝に命じたいと思いました。
そして、いまの自分には完走は
無理なんじゃね? と、あらためてビビったのでした。

なにはともあれ、いちおうスタッフとして
車検のお手伝いなどさせていただき、
全員の出走を見送った後に走り出します。
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今回はルックを選択。
マキノ号がちょっとドック入りしており、
さりとてスポルティーフが必要なほど
装備が必要ではないので、軽量なルックです。
軽いからと言って、坂を軽やかに走れないのは
重々承知しているのですが(汗)、
登りが多いコースだと、やはり選びたくなる自転車です。

いつもは見栄を張って(?)、23Cのタイヤを
履かせていたルックですが、今回は25Cに交換。
平地での転がりのよさや、下りでの安定感は
25Cのほうが勝っている気もします。
同銘柄(コンチネンタル4000SII)の25Cは、
23Cより10gしか重くないですし、ロングライドであれば
やっぱり太めのタイヤのほうが
ラクをできる気がします。自分の場合。
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キューシートは、これまで常に
ラミネート加工したものを
ハンドル周りに吊るしていたのですが、
今回は首から下げるビニールケースに。
理由は、ラミネート加工が面倒なのと(汗)、
最近、目が悪くなって、小さい文字が見えづらいから(大汗)。
ハンドルにつけても、ぐっと顔を近づけないと
見えづらくなってしまい、だったら、首から吊るして
ジャージの中に入れ、必要な時に取り出して
顔に近づけたほうが見やすいかな、と。
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30kmほど走ると、ようやく
信号が少なくなり、山が近づいてきます。
都市部発着ブルベの宿命で、
平坦区間は信号ストップが多く、時間が稼げません。
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はじめての半原越です。
標高は488mの小さな峠ですが、
林道らしく雰囲気のよい静かな道です。
現地の標識や資料によると、
蚕など産物の往来があったり、武田信玄に破れた
北条勢が逃げ込んだとか、古来から
知られた道のようです。
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途中、勾配が10%を越える区間もありましたが、
ツーリング的には癒し系の道でした。
時間制限のあるブルベでは、癒されている
余裕もなく、せっせと走るしかありませんが(汗)。
小さな切り通しを抜け、やや荒れた路面に
気をつけながら慎重に下っていきます。
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距離50kmほどでPC1です。
途中、用を足すためにコンビニに寄ったこともあり、
PCで出会った参加者は3名ほど。
20名少々の参加者がいらっしゃいましたが、
ほとんど追いつけません。
この時期のブルベ、しかも山岳コースに出る人は、
すっかりカラダができているベテランさんが
多いのかもしれません。
時間の余裕も30分ほどしか作れず、
早くも「完走は無理かもしれん」と、気分は後ろ向き。
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PC2はヤビツ峠の麓にある
デイリーヤマザキ秦野藤棚店でした。
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なぜか「風の谷のナウシカ」が
充実してるコンビニでした。

さて、ヤビツ峠と言えば、
関東の山好きロード乗りには聖地みたいな
峠ですね。ところが、自分はこの日が初体験。
このあたり、埼玉よりのエリアに住んでる
自分には訪れづらいんですよね……。
どんな峠なのやら、とビビる目の前を
びゅんびゅんロードが走っていきます。
練習的な走りをほとんどしたことがない自分には
異次元の速さです。

ちなみに、マジで速い人たちは、藤棚から
30分台でヤビツ峠に至るとか(主催のSさんも)。
そういったレベルの方の1.5倍は
時間がかかる自分ですので、
ここまでに貯めたわずか30分の余裕が
消えてしまうのは間違いなさそうです……。
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しばらくは住宅街を進みます。
なんだよツマンナイ峠だなと
ぼやきたくなりましたが……
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道は次第につづら折りとなり、
林間を進んでいきます。
勾配もさほど険しくなく、
マイペースで走る分には
気分のよい峠です。
次々と他のロード乗りに抜かれていくのは
情けなくもありますが、この先の長い道のりを
思えば、無理はできません。
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視界が広がる区間も。
平地に広がる住宅の屋根がキラキラ光り、
海原のようにも見えました。
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頂きが近づくと、
紅葉も始まっていました。
気温は20度ほどと快適ですが、登りでは
さすがに汗が噴き出します。
この季節は、ウェア選びが難しいですね。
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11時すぎに到着。
標高は761mです。
よく写真で見た標識に自転車を立てかけ、
いそいそと撮影。
予想どおり50分もかかりましたが、
やっぱり峠はいいものですね。達成感にしばし浸ります。
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峠の自販機は、
水とスポーツドリンクだけ、
200円と妙に高い……。
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宮ヶ瀬湖に至る、
いわゆる「裏ヤビツ」の道を下っていきます。
渓谷沿いで景色の変化に富んでます。
こちらから登ってくるサイクリストもたくさん。
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宮ヶ瀬湖が見えてきましたが、
さすがに疲れてきました。
朝が早いこともあって、朝食を
とってなく、それでいてPCでもおにぎりを
ひとつ食べただけだったので、
ちょっとハンガーノック気味だったかもしれません。
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ほどなくして出現した
サンクスに立ち寄り、
カップ麺をいただきました。
こういう険しいルートで、PC以外のコンビニによると
時間が厳しくなるのは承知しているのですが、
致し方ありません……。
ひさびさのブルベということもあり、
補給のカンというか、タイミングの取り方を
誤ったかもしれません。
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とぼとぼと上野原方面へ向かいます。
このあたりもアップダウンが多く、
地味ながら確実に足が削られる区間でした。
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牧馬峠を越えて、上野原へ。
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街外れのコンビニが指定された
通過チェックでは、参加者の
カッコいいパナソニックORCD01を見かけました。
このタイプの自転車には珍しく(?)
カンパで組まれていましたが、そのシルバーと
フレームの白がマッチして、美しいなと思いました。

ここで走行距離はようやく120kmほど。
いい加減、疲れてきましたし、やはりペースは上がりませんし、
思うように時間も貯まりません。
中央線が近いこともあって、ここ最近の自分なら
「もういいや。輪行、輪行〜」と
諦めてしまうような状況ですが……
本日は、輪行袋を持ってきてないのです!
持っていたら、きっとリタイアするだろうと
思っていたので(汗)。
ある意味、計算どおりな自分を呪いながら、
甲武トンネルをめざして走り出します。
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この日は、新しいシューズでした。
だいぶ前に買っておいたのですが、
いつものマヴィック製がだいぶボロくなったので、
この派手なノースウェーブ製を選びました。
しかし、新しいシューズを
ブルベに投入するのは止めたほうがいいかも……。
事前に20kmほどは走って、違和感がないことを
確かめたつもりだったのですが、
だんだんヒールキャップの当たりや、甲のベルトの
締め具合が気になるようになり、
少しずつ痛くなってきました。
とはいえ、走らないと慣れないでしょうし、
難しいところです。
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16時前に、なんとか
甲武トンネルに到着。
長さ1kmもあるので恐れていましたが、
路肩が広く交通量が少なく、
登り勾配もほとんどなかったので
安心して通過することができました。
いよいよ東京都に戻ってきました。
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15時半くらいに、ようやく
最後のPCに到着。
やっと1時間の貯金ができましたが、
もう日が傾いてきました。
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改装中の武蔵五日市駅です。
輪行袋をもっていたら、衝動的に
電車に乗っていたかもしれません(汗)。
ああ電車に乗りたい乗りたいと思いながら、
信号の多い街道を進んでいきます。
もうゴールまでほとんど平坦なのですが、
疲労と信号ストップでペースは上がりません。
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多摩都市モノレール。
これを見ると、いつも
「とある」を思い出して、少し元気が出ます(笑)。
「加速するその痛みから、誰かをきっと守れるよ〜」と、
気分だけは光の速さでゴールをめざすのです。

そんなわけで、堂々11時間58分で
完走いたしました。
明るいうちに帰れたらいいな〜なんて
夢も見ていましたが、しっかり1時間は
ナイトランになっちゃいました。
なにはともあれ、ひさびさにブルベを
走ることができ、大きな達成感が
胸を駆け巡ったのでした。
あいついで帰着した参加者と
共に健闘を称えあるのは、やっぱりブルベ本番
ならではの醍醐味ですね。

さて、ゴール受付を続けるスタッフのみなさんに
ご挨拶し、とぼとぼ家路に着きます。
川崎〜池袋の、「たった20km」が
なんとも骨身に沁みたのは
言うまでもなく……。
自宅では夕食が用意されていたものの、
半分も食べることができませんでした。
いつもは3リットルいけるビールも、
1リットルで十分(美味しかったですけど)。

「今日は200kmも走って疲れたんだよ……」

あまりにもグッタリしてる自分を見た娘が、
ぽつりとひと言。
「とーちゃん、一日で500kmとかいう本、書いてなかったか」

ぎゃふん!
by cyclotourist | 2015-10-26 12:28 | おしらせ | Comments(6)
Commented by 平澤 at 2015-10-26 13:51 x
私も先日ヤビツ初体験しましたが、75分もかかってしまいました。鍛えて田村さんを見習って走りたいと思います。

11/3は行かれますか?
Commented by はじ~ at 2015-10-26 14:51 x
最後の娘さんの言葉、こたえますね(;´Д`)
でも、距離や目的によってペースを変えていたりもするので、距離と疲労度が正比例しなかったり。(24時間超える400km以上は別として)
あと都内って20kmでも信号峠が険しいですよね。
ちょっと前に川崎~青山まで移動したら、バイクなのに1時間も掛かりましたし(T_T)

Commented by やす at 2015-10-26 20:48 x
いつも拝見しています。
田村さんもトンネル恐怖症の方なんですね。
私も「超」がつくほどのトンネル嫌いです。
いつもルート引くときには地図を拡大し
トンネルの有無をこれでもかと調べています。
車では全然怖くないのですが、、、
お仲間がいてなんだかほっとしました。
また甲武トンネルですが走りやすそうですね。
1kmということもあり敬遠していたのですが
今度行ってみます。
Commented by cyclotourist at 2015-10-27 11:42
平澤様
コメントありがとうございます。
自分を見習うのはおススメできませんが(汗)、
時々でも峠を越えていれば、
確実に所要時間は短縮できると思います。
3日は、別件が入りそうで、
参加を見合わせております。

はじ~様
コメントありがとうございます。
200kmは、ルートによっては
300km以上に厳しいですよね。
あと、自分くらいのペースだと、
信号にひっかかる確率が
高いような気がします……。

やす様
コメントありがとうございます。
信号は苦手ですよ〜。
甲武トンネルはマシでしたが、
できればトンネルがない峠を
越えたいものですね。
Commented by モニオ at 2015-10-27 19:30 x
はじめまして、楽しく拝読させていただきました。私も久しぶりのブルべ&初ヤビツでしたがヤビツ峠気に入りました(登坂はだれにも負けない遅さですが)。
PC3からのゴールまでは辛かったです。PC3をクリアした時点で認定にしてほしいと勝手なことを妄想しながらビリでゴールしました。
Commented by cyclotourist at 2015-10-28 21:23
モニオ様
コメントありがとうございます。
ヤビツ峠ブルベ、おつかれさまでした。
R東京には珍しいほど(?)
ハードなルートでしたね。
PC3で終わりにしたかったのは、
まったく同感です(笑)。
なにはともあれ、
完走おめでとうございます。
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