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シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

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MTBで三国峠へ

こんにちは、田村です。

すっかり夏のような
陽気になりました。本格的に暑くなる前のいまが、
晩秋と並んでサイクリングのベストシーズンかも
しれないですね。
そんなわけで、せっせと走ってきました。
今回はソロです。
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輪行袋をひもといたのは、
秩父鉄道の終着駅、三峰口です。
7時過ぎに家を出て、9時過ぎには
到着できました。秩父エリアへのアクセスのよさが、
数少ない(?)豊島区民のメリットです。
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みなのちゃんに見送られて出発。
今日のサーヴァントは、MTBのアンカーです。
めざしたのは、みんな大好きな三国峠。
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三峰口から淡々と峠を目指し、
峠からは粛々と駅に戻る
往復コースを走ります。
本来、こういうピストン往復のコース設定は、
輪行をつかうツーリングではあんまり選びませんね。
せっかくなら、起点と終点を違う駅にしたほうが
変化に富んだ風景を楽しむことができます。
しかし今回は、あえて往復にしました。
その理由は、ダート(未舗装路)の登りと下りを
たっぷり味わいたかったからです。

よく知られているように、秩父側から三国峠に至る
中津川林道は距離18kmほどのダートが続き、
信州側の川上村は舗装路になります。
これまでは、信州側の舗装路で登り、
下りをダートにあてる行程ばかり走ってました。
そのほうが楽ですからね。
でも今回は、サスペンションを導入したMTBと、
己の実力を計るために、
あえて登りと下りもダートを走りたいと思ったのです。
すると、必然的に往復コースとなるわけです。
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まずは国道140号をせっせと走ります。
ほどなくしてループ橋が現れます。
なんど走っても、ちょっと足がすくむ道ですね。
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しばらくしたら左に曲がり、
中津峡に沿った県道を進みます。
秋の紅葉が有名なエリアですが、
この季節の新緑も見事。目が洗われるような緑です。
途中、よく整備されたトイレや東屋もあり、
おにぎりなんかを食べたりして、マイペースで進みます。
というよりも、舗装路でMTBは走りが重すぎて、
自分ではのんびりしか走れません。
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三峰口駅から30kmくらい走って、
ようやく林道がはじまります。
峠までは18km。もう少し先からダートが始まるので、
だいたい16kmはダートが続きます。
この林道入り口で標高は750mくらい。
三国峠は標高1740mですから、だいたい1000mアップです。
時刻は11時30分すぎでした。
さぼらずに走れば、14時には峠につくだろうと予測します。
所要2時間半のうちわけは、
1000mの標高差(距離込み)で所要100分ほど、
ダートであることを考慮し、+小一時間です。
手強い登りが待つ場合、自分なりの
予測をつけてから走り出さないと、心が折れてしまいます。
予測さえ立てば、時間が解決してくれる……と
自分に言い聞かせて走るのです。
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ダートが始まってしばらくは、
勾配5%に満たないゆるい坂道が続きます。
快晴でしたが、木陰のおかげで過ごしやすい気温です。
ただ、オートバイがけっこう多いのには閉口しました。
静かに走ってくれればいいのですが。
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さて、今回はハイドレーションバッグを使ってみました。
チューブで給水できるアレですね。
ダートではボトルが出し入れしづらいので、
ハイドレーションのほうが楽かな〜と。
モンベルをのぞいたら、タンク容量3Lに加え、
ジャケットと補給食が入りそうな荷室をそなえた
適当な軽量モデル(キャメルバッグのオクテインXCT)が
あったので、買っておいたのです。
ボトルみたいに落とす心配がないので安心。
しかし、吸わないと水が出ないので、
息が乱れてる時は、意外と水が飲み難いですね。
飲み方やタイミングを、ボトルの時とは
変える必要がありそう。あと、水が少々まずくなる気が(汗)。
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5、6km進むと、
道はがけぞいを這うように伸び、
勾配も増してきます。10%越えを交えつつ、
7%くらいの坂道が峠まで続きます。
途中でおにぎりを食べたり、写真を撮ったりしつつも、
自分としてはダラダラせずにせっせと進みます。
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先へいくほど、路面の
砕石も大きめになってきます。
これまで、タイヤの空気圧を3気圧くらいに
していたのですが、高すぎるらしいので、
今回は2.5気圧にして走り出しました。
そして、路面が荒れてくる中盤以降、少し空気を抜いて、
感覚的には2気圧くらいにしてみました。
たしかに、タイヤが路面に食いつく感じが増して、
登りやすくなった気がしました。しかし、ロードや
ツーリング車に慣れてると、2気圧なんて
途方もなく低く感じられ、パンクが少々こわいですね。
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多くのサイクリストに愛された三国峠の勇姿。
やっぱり見事、ほれぼれします。何度でも訪れたいです。
ほぼ予測どおり、13時55分に着きました。
ダートの登りはさすがにしんどく、峠が見えた時は
ほっとしました。
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舗装された信州側は
広々としています。
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峠のベンチで、
おにぎりを二つ食べました。20分ほどお休みです。
電車のなかで朝食として二つ、
中津峡で一個、林道に入ってから一個と、
この日はおにぎりばかり食べました。
サイクリング中も、やっぱりお米が食べたくなります。
しかし、キャメルバッグの荷室が少々狭く、
おにぎりがつぶれてしまいました。
さりとて、これより荷室が大きなモデルだと、
バッグ自体も重くなるので、
選択がなやましいところです。
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信州側に広がる山塊。
あっちへ行きたいな思う気持ちをおさえ、
今回は素直に往復します。
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いよいよ下り。
さすがに空気がひんやりしていたので、
ジャケットを着込んで再スタートです。
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さっきまで汗をかきかき登っていた道を、
楽々と下ります。
サスと2.25インチの太いタイヤのおかげで、
まったく労せずして進みます。
本当に楽で、体を休ませることができます。
ダートの下りでは、MTBさまさまです。
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ここでロード!?
実は峠の手前ですれ違ったのですが、
追いついてよく見せてもらうと、
ルックのシクロクロス車でディスクブレーキです。
こういうモデルもルックはあるんですね。
タイヤは28Cのパナレーサー・グラベルキングでした。
なんでも、ぶどう峠から、林道を経て
中津川にやってきたとか。すっごいロングライドです。
さすがにダートはゆっくり下ってるようでしたが、
こうしたグラベル系のロードが
普及しつつあるんだなと実感しました。奥武蔵でも
何台か見かけましたし。

長距離の舗装路に加え、ダートが混ざった行程は、
本来はランドナーなどツーリング車が真骨頂とする
シーンでしたが、こういう先進的なロード系の
自転車を見ると、いろんなアプローチがあるんだなと
あらためて思いました。
少なくとも、自分のMTBよりはツーリング向きですね。
基本的に、ダートの下り以外は、ツーリングで
MTBであることのメリットは少ない気がします……。
もちろん、トレイルなどMTBでしか行けない
フィールドもあるけれど。
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復路は駅まで下り基調。
16時20分頃には着きました。
走行距離は95kmくらいになって、さすがに
時間はかかりましたが、下りで十分に休むことができたので、
体に残る疲労は少なく感じました。
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西武秩父駅からは、特急です。
この日は、行きも帰りも、クラシックカラーの
編成に乗ることができて得した気分?
しかし、行きも帰りも、同じ(!)ご夫人グループと
同じ号車に乗り合わせ、うるさいおしゃべりが
延々と続くのには参りました(泣)。

先々週の御荷鉾スーパー林道ランでは
ダートが短いのが残念でしたが、
今回は30km以上、ダートを堪能できました。
サスが付いたアンカーの乗り味や挙動にも、
体がなんとなく馴染んできた気がします。

さて、今週末は、いよいよ「王滝」です。
うっかりエントリーしてしまった100kmイベントなのですが、
制限時間(10時間)内で走りきれるか不安でしょうがなく、
その瀬踏みとしても、今回は三国峠を
中津川林道で往復してみたのです。

中津川林道のダート区間は、
往復でだいたい34kmほどのようです。
GPSログでその区間の平均時速を見ると……
時速9.9kmです。う〜ん、微妙な数字。
王滝の林道に様相が似てると思われるのは、
中盤の勾配がきつい区間です。
そこの登りは平均時速6.6km、
下りは平均時速19.1kmでした。

こんなわけで、ワタクシの実力は、
王滝100kmが完走できるかどうか、
かなり怪しいモノであることが判明しました(汗)。
王滝は距離がより長い分、後半はタレルでしょうし、
本番だからといって、実力以上の
走りができるとは思えませんし、ね。

まあ、ビビっていても仕方ないので、
開き直って楽しんでこようと思います。
ちなみに、王滝での前泊&後泊はキャンプを予定。
宿が取れなかったのが理由だったりしますが、
ひさしぶりのソロキャンプも楽しみなのであります。
by cyclotourist | 2015-05-18 15:20 | おしらせ | Comments(6)
Commented by 輪太郎 at 2015-05-18 20:25 x
素晴らしいサイクリングですね。やってみたいです。やっぱり、オイラはMTBは好きです。今は3台ですが、チタニアの軽量チタン(カンチ、リジッドフォーク仕様)、ラピエールカーボンフルサス(油圧ディスク)、アンカーアルミ(最近、Vから油圧ディスクに交換)です。チタンは、1.5のラインパターンタイヤでオンロードに振っています。オンロードをのんびり走るサイクリングに良いです。
Commented by すどう at 2015-05-19 09:18 x
いよいよ来週、王滝ですか。
きつそうだけど、楽しそうですね。
中津川のように、五月蠅いオートバイが入ってこないのが良いですね。
レポート、楽しみにしております。
Commented by たかはし at 2015-05-19 17:23 x
9月の王滝に向けて練習しまくりですね〜・・・
と思って読んでいたら、参加は5月ですか!!
5月は、登りは急で、下りは緩くかなり漕ぐことになるという
精神的にきつ〜いコースですが、がんばってください。
(後半に、がれがれの激しい登りがあります)

空気圧ですが、私は王滝では前2.0、後2.2にしていました。
速い知り合いは、前後1.7とのことでした。
(多分チューブレスで準備されていると思いますが・・・)
Commented by cyclotourist at 2015-05-20 23:55
輪太郎様
コメントありがとうございます。
輪太郎さんはMTBざんまいですね。
仕様次第でいろいろ可能性が
広がるのがMTBの魅力かもしれないですね。

すどう様
コメントありがとうございます。
オートバイはいないでしょうが、
参加者で大渋滞でしょうね(笑)。
できる範囲内でがんばってきます。

たかはし様
コメントありがとうございます。
経験者ならではのアドバイス、
感謝です! 空気圧も参考になります。
下りが緩いと、漕がないといけないんですね(汗)。
体力以上に精神的に弱いので、
こまったもんです。
Commented by ルックルック at 2015-05-24 05:43 x
おはようございます。
ルックルックと申します。

たまたまブログを見つけました。
先日、中津川林道でお会いしたルックのシクロに乗っていた者です。
シクロツーリストの編集長の方だったんですね。(驚)
また、お会いした時に宜しくお願いします〜
それでは、本日のSDA王滝頑張ってください。

追記)
峠200選、持ってます。(笑)
Commented by cyclotourist at 2015-05-25 15:02
ルックルック様
コメントありがとうございます。
中津川林道でお見かけした時は
びっくりしました。すっごい健脚ですね。
こちらこそ、またよろしくお願いいたします。
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