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シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

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ルックでリュック【発動編】

こんにちは、田村です。

ひさびさのキャンプツーリングを
堪能してまいりました。
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お昼前に新幹線を降り立ったのは、新尾道駅。
めざすは「しまなみ海道」です。
メンバーは、ご存知ベロクラフト店長の大槻さんと、
同店スタッフの鈴木さん、そして
ベロオレンジやTAの代理店である
エムズ・コレクションのTさん。
駅前で、それぞれの自転車を組み立てます。
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大槻さんの自転車は、
気鋭のビルダー寒川氏による「コーナー」。
ブルベなどロングライド仕様の快走車に、
フロントバッグ、サドルバッグ、そしてフレームバッグを装備。
フレームバッグは、テントのポールなど
長物を入れるのに使っているとのこと。
防寒着がかさばる今回は、小さなリュックも併用です。
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鈴木さんはベロオレンジのツーリング車。
帆布製の前後バッグに、こちらも
小さなリュックを併用されています。
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Tさんのツーリング車は
ロイヤルノートン。
フロントバッグとサドルバッグは
容量が大きなものですが、フレームサイズが
非常に大きいため似合ってます。
これにサルサのエニシングケージを取り付け、
テント本体を収めておりました。リュックはなしです。
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不肖ワタクシは、場違い感のある
ルック595で臆面もなく参上。
「ルックでリュック」という駄洒落を
言いたいがためのセレクト?
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尾道のフェリー乗り場へサクッと移動。
この日は通り雨が降ったり、
まぶしく陽が射したりと
めまぐるしく天候が変わりましたが、
気温は10℃ほどあり、この季節としては上々です。
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大槻さんが考えてくれた
コースプランはこんな感じ。
いわゆる「しまなみ海道」のメインルートに
弓削島は含まれませんが、そこのキャンプ場で
まず最初の夜を迎える予定です。
「しまなみ海道」は四度目の訪問となりますが、
弓削島は未見なので楽しみです。
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尾道から乗ったフェリーの案内板。
こうした渡船はもちろん、島々には
サイクリスト向けの案内がたくさん。ほとんどが
多言語で表記されていました。
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向島に上陸。
尾道の目の前にある島なので、
乗船時間は数分です。
ちなみに、女子力が高そうな複数の女子がレンタサイクルで
乗船されていたので、怪しまれないよう
好青年を装って(?)、今日はどこまで行くの〜?と
声をかけたところ、「決めてない」とのこと。
気分次第なのか、体力の限り走るという意味なのか?
オヤジには行き先を言いたくなかった
だけかもしれませんね(汗)。
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向島の南岸に架かる
因島大橋の下を通過。
自転車・歩行者用のレーンに
アプローチします。
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因島大橋は二層構造になっていて、
下が歩行者と軽車両用です。
長さ1,270mのこの橋で、因島へ渡ります。
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因島の東岸を進むことしばし。
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「本因坊秀策囲碁記念館」です。
江戸時代の棋聖は因島うまれだったんですね。
大槻さんと鈴木さんは囲碁好きで、
ここを訪問することが、今回の旅における
大きな目的だったとか。
まるで囲碁を知らない自分とTさんは、
外でぽかんと待っておりました(汗)。
棋聖が使った盤などが展示されていたそうです。
う〜ん、やっぱりいろんなことに
興味をもっていたほうが、旅は充実しますね。
帰ったら「ヒカルの碁」でも読んでみっか。
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造船の島として有名な
因島ですが、東岸はのどかな漁港が
点在する素朴な光景が広がります。
けっこう登りもありましたが、
みなさん「ウルトラライトキャンプツーリング」仕様ですので、
普段のサイクリングと同じ感じで軽快に走ります。
自分だけ特に反則のような自転車ですが……。
この日は、小雨が降ったり、ひょうがパラついたりと
めまぐるしく天気が変わりました。
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さっと陽が射すと、
本州のほうに大きな虹が出ました。
写真ではごく薄い色合いですが、
肉眼では非常に鮮やかに見え、
おお〜と四人から同時に声があがりました。
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因島のほぼ南端まで走り、
弓削島へ渡るフェリーを待ちます。
造船所と漁港の狭間にあるような
フェリー乗り場でしばし時間をつぶしていると……
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近くの岩壁に自衛艦が停泊してました。
「てんりゅう」です。船形が太く、
レーダーやヘリ格納庫など装備が充実してます。
あとで調べてみると、訓練支援艦だそうです。
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尾道から乗ったフェリーと
似たような小さなフェリーに乗って、
すぐ目の前に見えてる弓削島へ。
時刻はもう16時過ぎです。
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どんなお店があるか
一抹の不安があった弓削島ですが、
立派なスーパーがありました。
キャンプ場へ着く前に、タイミングよく買い出しが
できそうでホッとしました。
今回、自分の自転車とリュックでは
搭載量が非常に限られており、食材は
「棒ラーメン」を2パックのみ携行しました。
ですので、食料の現地調達が欠かせません。
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両手一杯に買い物。
半分はビールです。
我ながらうれしそうだ(笑)。
ちなみに、ステムデザインのウールニッカをはいてます。
これは暖かくて大正解。
しかし、買ったものを入れるスペースが
自転車にもリュックにもないため、
ビニール袋を手で持ったまま
キャンプ場まで走るというヒドい有様に。
スーパーからわずか2kmほどと、キャンプ場が近かったので
なんとかなりましたが、
やはり搭載量の拡張性がないとダメですね。
同じく大量にビールを買っていたT氏は、
ポケッタブルのリュックを
買い出し品の収納に使ってました。そうすべきですね。
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松原という、その名のとおり
松林に囲まれた浜辺が
キャンプ場でした。すばらしいロケーションです。
そして、利用者は当然のように我らのみ。
さらに、利用料は四人で100円と激安!
本日の走行距離は40kmほど。スタートが遅く、
キャンプ場へ余裕を持って着くことを考えれば、
まあこんな走行距離で十分です。
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さっそく荷を下ろし、
テントを貼って寝床を構築します。
みんな独り用のソロテントです。
この季節、蚊などイヤな虫のたぐいが
皆無なのがうれしい。
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なにはともあれカンパイ!
アルコール100%の燃料ボトルは誰のでしょう(笑)。
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「ウルトラライト」ですので、
火器や食器類は、最低限かつ必要と思われる
ソロ用です。そうしたギアにこだわるのも
キャンプの大きな楽しみのひとつですね。
共同装備を分担して持ち寄るとか、
全員分の料理を手分けして作るとか、
大学サイクリング部的なかったるいグループ作業はなく、
個々に自立した装備で自分の分の寝床と食事だけを
作るのがウルトラライト流であり、
大槻さん流のキャンプスタイルのようです。
よって、レトルト系の食材や
スーパーで買った総菜が中心になりますが、
十分に美味しく満ち足りるものです。
キャンプってめんどくさい、と思う人も多いようですが、
おそらくそのイメージは古いです。
各種ギアは軽量でコンパクト、取り扱いも楽になり、
持つ喜びと使う楽しさを味あわせてくれます。
もっとも、真冬のキャンプはいかがなものかとも
思いますが(笑)、すぐに結果は出るでしょう。身をもって。
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ワンカップを湯煎し、
熱燗にする鈴木さん。
なんども口をつけては、
「まだぬるい」「まだだ」「うん、まあまあ」と、
こだわってたのが印象的。
ビールしか飲まない自分ですが、
その真摯な姿には心を打たれました(笑)。

しかし、日が暮れるとともに、
自分でさえ熱燗が飲みたくなるほど寒くなってきました。
キャンプ場に着くとすぐに、
ダウンジャケットをはおり、さらに
上下ともレインウェアを重ね着したものの、
深々と冷えてきます。
当初、近くの温泉施設へ行こうと
みなで話していたものの、湯冷めでもしたら
まずいし、動くのもおっくうになったので
初日は入浴なしに。
18時くらいになると、
サイクルコンピュータの気温表示は5℃。
そんなに気温は低くないものの、海っぺりのせいか
風がやや強く、体感気温はもっと寒い感じ。
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19時過ぎには、
めいめいテントのなかへ。
キャンプの夜はお開きが早いのです。
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リュックを枕にして、
シュラフに潜り込みます。
着れるものは全部着込み、
着替えのレーパンさえも靴下のように重ね着。
自分のシュラフは+1℃以上に対応するものですが、
果たしてどうなることやら。
とりあえず、ビールをたくさん飲んだおかげで、
寝付きはよかったです(笑)。

次回予告
少しずつ、だが確実に下がり続ける気温。
おもらし寸前で往復するトイレ。
心地よい酔いがもたらす天国と地獄の果てに、
無事に夜明けを迎えられたのか?
次回【覚醒】編をお楽しみに!?
by cyclotourist | 2015-02-23 00:04 | おしらせ | Comments(5)
Commented by 輪太郎 at 2015-02-23 16:06 x
やりましたね。実はオイラも弓削島は未経験なんですよ。3月には行きたいですね。あと岩城島も。メインのしまなみは何度も行っていますから。続編も楽しみです。
Commented by すどう at 2015-02-23 16:13 x
やっぱり、良いですね。
のんびりゆったりサイクリング&キャンプ、
久しぶりにエスパースのテントでキャンプしたいと思いました。
Commented by ミウラSV at 2015-02-23 22:03 x
おぉっ、いきなり発動編!
しまなみ海道イイですね。関東からだとなかなか行けませんが、いつかは行ってみたいところの一つです。
皆さんのテントの灯りが風情があっていいです。ビール持ってる写真が一番楽しそうに見えます。(笑
Commented by スノーレオパード at 2015-02-24 04:37 x
晴れて最高の景色ですね。フェリーもいい。
キャンプの解放感、いいですね。
一昨年だったかな、宿に泊まったら、食いきれないほどの刺身がでてきて、本当に残しちゃいました。
はっさく大福、美味しかったなあ。
みなさん、お気をつけて。
Commented by cyclotourist at 2015-02-24 10:36
輪太郎様
コメントありがとうございました。
「しまなみ海道」は、橋よりも
島々が魅力的だなあと、あらためて思いました。

すどう様
コメントありがとうございます。
今年はあと何回もキャンプしたいなと
思っております。

ミウラSV様
コメントありがとうございます。
思い切って一度は訪ねてみてください。
後半もいろいろ楽しいコトありましたので、
リポートいたします。

スノーレオパード様
コメントありがとうございます。
非グルメの自分も、海が近い
土地を走ると、やっぱりお魚が
食べたくなります。
次回は焼き網くらい持っていきたいですね〜。
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