ブログトップ

シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

cyclo.exblog.jp

ハンドメイドバイシクル展

こんにちは、田村です。

先週末は、毎年恒例の
ハンドメイドバイシクル展が開催されました。
d0211129_11183230.jpg
会場も恒例の科学技術館。
冬晴れに恵まれた北の丸は爽快でした。
d0211129_11194364.jpg
例年よりカッコいい入り口ゲート。
入場無料なのもうれしいところ。
さすが競輪の補助事業です。
d0211129_1121310.jpg
入ってすぐのブースでは、
ハンドメイド自転車の製造工程を
解説するパネル展示と映像がありました。
こうした企画は過去あんまりなかったですね。
多くの人が見入ってました。
それでは、いくつかの展示を紹介します。
d0211129_11223628.jpg
マキノさんの「1960年代風レードレーサー」です。
バンド止めのワイヤーやシフターが今見ると新鮮。
往年の名管レイノルズ531を使っています。
ブースにいらっしゃった工場長さんに
「貴重なパイプを加工するのって大変ですか」
と聞いたところ、
「どんなパイプも同じ。失敗は許されませんよ」
とのこと。プロらしい頼もしいお言葉でした。
d0211129_1128391.jpg
山音製輪所さんです。
古式ゆかしい装備のランドナー。
最近はオーダーも多くなってきたそうで、
依頼の半分くらいがツーリング車だとか。
やはり、東叡社で磨いた腕が評価されてるのだと思いました。
d0211129_11303677.jpg
細身の横長キャリア。
バッグが左右に垂れないように、
とこリクエストに応えて作ったそうです。
d0211129_11311750.jpg
宮古のビルダー、モリアイさんの新作。
トップチューブが2本、
ダウンチューブは3本です!
d0211129_11323029.jpg
3本のダウンチューブには
ボトルが収まります。結果として、
ディスクブレーキの強い制動力に
対応できるデザインになったそうです。
自分が持ってたケルビムのランブラーに似てますが、
よりスパルタンな印象でした。
d0211129_1135392.jpg
こちらはヒロセさんの「ヘビーデューティーツーリング」。
クロスドシートステーのフレームに、
工夫盛りだくさんの前後キャリアを装着。
輪行時、リアキャリアはたたむことができ、
付属のローラーで転がせるような構造です。
d0211129_11382712.jpg
フロントサイドのキャリアは
径12mm以上のパイプで作られてます!
フツーの8mmパイプが細く見えます。
耐久性はもちろん、共鳴振動対策もばっちりでしょう。
d0211129_1142749.jpg
ケルビムさんはステンレス製ロードを
中心に展示。ステンレスは
クロモリより硬いので薄くできるそうで、
展示車のフレーム単体重量は1.35kgとか。
驚異的な軽さです。特別感のあるステンレスフレームですが、
ケルビムではラインナップの柱のひとつになったそうです。
d0211129_1144396.jpg
お待ちかね(?)の東叡社。
カップリングのデモンタブルツーリング車です。
505mmと小さなフレームながら、
26HEの小さな車輪を採用することで、
ヘッドチューブも十分にながいスマートな
シルエットを実現しています。
d0211129_1284521.jpg
オーダー主を教えていただいて、
○に○○だとは思いましたけど……。
個人的には、輪行でもデモンタの優位性は
感じませんが、こうしたリアキャリア付きの場合は、
デモンタが便利かも知れませんね。
ブースに立たれていたビルダーさんには
「田村くん、最近だいじょうぶなの?」と
心配されてしまいました(汗)。
d0211129_11504670.jpg
超高性能ハブGOKISOの展示。
GOKISOは、ブルベの現場でよく見かけるようになりました。
近藤社長自らのご説明に、多くの来場者が
うなってました(その価格も含めて……)。
d0211129_11525470.jpg
TANGEのパイプです。
あらたに同パイプの代理店となった
エンマバイシクルさんの展示。
「プレステージ」など、熱処理されたクロモリパイプが特徴。
以前、プレステージを使ったMTBを
持っていた自分には、同パイプは「硬い」という印象が強いです。
これでロードやスポルティーフを作れば、
よく進む自転車になりそうですね。

今回のハンドメイドバイシクル展は、
去年よりも展示スペースが広くなり、今まで以上に
たくさんのビルダーさんが軒を連ねてました。
自分の知らないブランドも多くなって、
すっかり時代から置いてけぼりにされた感あり(泣)。
なかでもいちばん驚いたのは……
d0211129_11594319.jpg
EMERALD BIKES(エメラルドバイク)さん。
TTポジション用のロードバイクを展示。
なかなかカッコいいと思ってビルダーさんに話しかけると……
d0211129_1215934.jpg
なんと、某E出版社の編集者、
トモヒロ氏がビルダーなのです!
誌面などで、ホビービルドされてるのは知ってましたが、
まさかハンドメイドバイシクル展に出るほどとは。
恐れ入りました。ある意味、今回の展示で
いちばん衝撃的でした。
「ちゃんとロウ回ってますよ〜」と笑顔で
語るトモヒロ氏がまぶしすぎました。

う〜ん、やっぱり自分もフレーム作ろうかな。
1/8スケールくらいで(笑)。

お邪魔したのは日曜日の午前中。
その後に用があったので早めに退出してしまい、
あまり出展者や来場者のみなさんと
お話しできなかったのが残念でしたが、
今年もなにかと刺激に満ちた
ハンドメイドバイシクル展でした。
by cyclotourist | 2015-01-30 12:10 | おしらせ | Comments(8)
Commented by こじま at 2015-01-30 12:48 x
フィギア製作は卒業して、次は目指せビルダーかな?今年の目標は。
Commented by ミウラSV at 2015-01-30 18:02 x
今年は若手ビルダーさんも多く、例年より楽しめました。
フレーム制作の映像も飽きずに見ておりました。
毎回こうだといいなぁと。
Commented by 北山 at 2015-01-30 20:42 x
ヒロセさんの「ヘビーデューティーツーリング」が
ワタシ的にはツボですね。
ホイールはちょっと大きめに見えますが、
650Bなのでしょうか。
ハンドルの形状も面白いし、
機械式ディスクもありでしょうね。
しかし、手先の器用な田村さんなら、
フレームも自作してしまいそう(笑)
Commented by 輪太郎 at 2015-01-30 21:50 x
ものすごく久しぶりの自転車ネタって感じで嬉しいです。これからもヨロシクお願いします。1年前にチタン軽量リジッドMTB(フォーククロモリ)を作りましたが、12月、型落ちが安くはいるとのことで、ラピエールのフルサスカーボン油圧ディスク車を衝動買い。12月と1月の2ヶ月でこの2台を使い、何と18回、山でMTB遊びをしました。やっぱり自転車がスキです。そして、冬はMTBが良いです。
Commented by cyclotourist at 2015-01-30 23:23
こじま様
いつもながら軽く毒のある
コメントありがとうございます(笑)。
ビルダーは恐れ多くて無理です。

ミウラSV様
コメントありがとうございます。
今年の展示は活気がありましたね。
会場でお会いできず残念でした。

北山様
コメントありがとうございます。
ヒロセさんのは、29erだったと
思います。型にはまらないカタチが
できるのも、ハンドメイドの魅力ですね。
でも、自分は作れませんよ〜。
フィギュアと違って人命かかってますし。

輪太郎様
コメントありがとうございます。
変なブログ更新ばかりですいません……。
MTB活動、お盛んですね。
ラピエールのMTBとは貴重ですね。
ますますの活動、祈ってます。
Commented by やっぱりSW at 2015-01-31 09:10 x
てっきりハチイチスケールでとっくの昔にミクミク号を製作済みかと思ってました。そんじゃとりあえずは、総合負荷の低いお嬢さん号から始めては如何~?
Commented by 輪太郎 at 2015-01-31 11:44 x
デモンタは元々、車に積むための仕組みではないですかね。輪行では、普通のガードなしのロードなんかで不便さはないですよね。でも、友人でデモンタを2台乗り継いだヤツ(両方、パナソニック)がいます。やっぱり、それなりの価値はありそうですね。
Commented by cyclotourist at 2015-02-01 21:36
やっぱりSW様
さすがに娘を実験台にはできません(笑)。

輪太郎様
コメントありがとうございます。
そうですね、デモンタはクルマ積載用が
元祖みたいです。
ガードがない自転車は輪行が簡単なので
もちろんデモンタの必要性はありませんが、
ガードやキャリア付きの場合、
輪行時は便利なのかも、しれないです。
そのうち他に欲しい自転車がなくなったら、
デモンタも試してみたいですね。
<< スパイクタイヤ購入 ミクちゃん出撃す >>